JP2003292552A - オフセットインキ用の樹脂、及びその製造方法 - Google Patents

オフセットインキ用の樹脂、及びその製造方法

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JP2003292552A
JP2003292552A JP2002139245A JP2002139245A JP2003292552A JP 2003292552 A JP2003292552 A JP 2003292552A JP 2002139245 A JP2002139245 A JP 2002139245A JP 2002139245 A JP2002139245 A JP 2002139245A JP 2003292552 A JP2003292552 A JP 2003292552A
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resin
rosin
ink
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softening point
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JP2002139245A
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English (en)
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Akira Hironaka
朗 弘中
Keiichi Sakamoto
圭市 坂本
Kimikatsu Kitatani
公克 北谷
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Resonac Corp
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Hitachi Kasei Polymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルキルフェノール及びホルムアルデヒドを
使用せずに、従来のロジン変性フェノール樹脂と同等以
上の性能が得られるオフセット印刷インキ用樹脂を提供
する。 【解決手段】 重合ロジン(イ)、C5系石油柑脂
(ロ)、不飽和ニ塩基酸(ハ)、多価アルコール
(ニ)、及び多官能アクリレート(ホ)を反応させて、
軟化点が120〜220℃、重量平均分子量が20,0
00〜300,000のオフセットインキ用の樹脂を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポスター、カレンダ
ー、チラシ、カタログなどの印刷に使われる商業オフセ
ットインキや、新聞に使われるオフセットインキ用の樹
脂、及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オフセットインキ用の樹脂には従来か
ら、ロジン、多価アルコール、及びフェノール樹脂を反
応させた、ロジン変性フェノール樹脂が使われてきた。
ロジン変性フェノール樹脂を、目的に応じて更に、重合
ロジンや、不飽和ニ塩基酸や、植物油や、石油樹脂など
を加えて、変性することも従前から行われてきたが、基
本となるロジン、多価アルコール、及びフェノール樹脂
は必須の構成材料となっていた。
【0003】ロジンは原料ソースの違うガムロジン、ト
ールロジン、及びウッドロジンが、また産地の違う中
国、インドネシア、ベトナム、アメリカ、アルゼンチン
産などのロジンがそれぞれ目的に応じて使い分けられて
いた。多価アルコールも、グリセリン、ペンタエリスリ
トール、ジペンタエリスリトールなどが目的に応じて使
い分けられてきた。同様に、フェノール樹脂も、ビスフ
ェノールA系や、p−t−ブチルフェノール、p−オク
チルフェノール、ノニルフェノール、ドデシルフェノー
ルなどのアルキルフェノール系のレゾール樹脂が目的に
応じて使われてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】ロジン変性フェノー
ル樹脂は、優れたインキ性能を与えるものとしてオフセ
ットインキ用に称揚されてきたが、その構成材料である
ビスフェノールAやアルキルフェノールに環境ホルモン
(外因性内分泌攪乱化学物質)の疑いが持たれ、現在も
それらの、環境や生物に及ぼす影響について調べが進め
られているところである。また、フェノール樹脂の構成
成分であるホルムアルデヒドは、臭気とその有害性が問
題となり、塗料、接着剤他多くの分野で排除の方向に向
かっている。
【0005】本発明者らは、この状況に鑑み、鋭意検討
を重ねた結果、C5系石油樹脂及び多官能アクリレート
を樹脂の構成材料として採用することにより、環境ホル
モンの疑いのあるビスフェノールAやアルキルフェノー
ルを用いなくても、また臭気や有害性に問題のあるホル
ムアルデヒドを用いなくても、従来のロジン変性フェノ
ール樹脂と同等以上の性能の得られる新規の樹脂が得ら
れることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0006】
【問題点を解決するための手段】即ち、本発明は重合ロ
ジン(イ)、C5系石油樹脂(ロ)、不飽和ニ塩基酸
(ハ)、多価アルコール(ニ)、及び多官能アクリレー
ト(ホ)を反応させて得られる、軟化点が120〜22
0℃、重量平均分子量が20,000〜300,000
のオフセットインキ用の樹脂に関する。また、この樹脂
を特定の方法で合成する製造方法に関する。
【0007】本発明において重合ロジン(イ)は、ロジ
ンを硫酸などの触媒を用いてダイマー化し、必要に応じ
て未反応のロジンを蒸留などの方法で除くことによって
製造されたもので、ロジンを原料にして自ら製造するこ
ともできるし、市販のものを用いても良い。重合ロジン
の軟化点は概略80〜140℃、ダイマー化率は概略2
0〜80%である。なお、重合ロジンの軟化点及びダイ
マー化率を、重合ロジンにロジンを加えて調整すること
も出来る。
【0008】本発明においてC5系石油樹脂(ロ)は、
従来公知のいかなるものをも用い得るが、例えば丸善石
油化学(株)製マルカレッツT−100A、T−100
AS、T−200A、R−100A、R−100AS、
R−100G、R−100P、S−85A、S−100
A、S−105A、S−110A、U−90A、U−1
00A、三井石油化学工業(株)製ハイレッツG−10
0X、T−100X、C−110X、R−100X、日
本ゼオン(株)製クイントンA100、B170、K1
00、M100、R100、D100、N180、U1
85、G100、G115、P500、C200S、E
200SN、東邦化学工業(株)製コーポレックス21
00などを挙げることができる。なお、C5系石油樹脂
は、重合ロジン(軟化点及びダイマー化率調整のために
加えたロジンを含む、以下ロジンを含むと略す)100
質量部当たり概略1〜50質量部とするのが望ましい。
C5系石油樹脂を配合すると、樹脂のインキ用溶剤に対
する溶解性及びインキの光沢を向上させることができる
だけでなく、インキの乳化率を低減させることもでき
る。
【0009】本発明において不飽和ニ塩基酸(ハ)は、
ロジンの不飽和結合と反応するものであれば従来公知の
いかなるものをも用い得るが、例えば無水マレイン酸、
マレイン酸、フマル酸などを挙げることができる。な
お、不飽和ニ塩基酸は、重合ロジン(ロジンを含む)1
00質量部当たり概略0.5〜10質量部とするのが望
ましく、この範囲内であれば樹脂の軟化点及び重量平均
分子量を所期の範囲に納めることが容易である。
【0010】本発明において多価アルコール(ニ)は、
従来公知のものが用いられるが、例えばエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、ブタンジオール、2−メ
チルペンタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、
ジメチロールプロピオン酸、トリメチロールエタン、ペ
ンタエリスリトール、ジペンタエリスルトールなどを挙
げることができる。なお、多価アルコールは、重合ロジ
ン(ロジンを含む)100質量部当たり概略5〜15質
量部とするのが望ましく、この範囲内であれば樹脂の軟
化点及び重量平均分子量を所期の範囲に納めることが容
易である。
【0011】本発明において多官能アクリレート(ホ)
は、従来公知のものが用いられるが、例えばエチレング
リコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジア
クリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、トリメ
チロールプロパンジアクリレート、トリメチロールプロ
パントリアクリレート、ペンタエリスリトールジアクリ
レート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペン
タエリスリトールテトラアクリレートなどを挙げること
ができる。なお、多官能アクリレートは、重合ロジン
(ロジンを含む)100質量部当たり概略0.1〜20
重量部とするのが望ましく、この範囲内であれば樹脂の
軟化点及び重量平均分子量を所期の範囲に納めることが
容易である。
【0012】本発明において樹脂の軟化点は、120〜
220℃である必要がある。軟化点が120℃を下回る
と、インキのセット、乾燥性が劣るようになる。また、
軟化点が220℃を超えると、インキ用ワニスの調製が
困難となる。なお、本発明における軟化点の測定方法
は、JIS K2207記載の環球法に従うものとす
る。
【0013】本発明において樹脂の重量平均分子量は2
0,000〜300,000である必要がある。重量平
均分子量が20,000未満ではインキ用ワニスに必要
な弾性が得難く、インキのミスチング耐性に劣る。一方
300,000以上ではインキ用ワニスに必要な粘性が
得難く、インキの流動性に劣る。なお、本発明における
重量平均分子量はゲルパーミエーションクロマトグラフ
ィー法で測定したもので、単分散の標準ポリスチレンの
分子量に換算した値である。
【0014】本発明におけるオフセットインキ用の樹脂
は、重合ロジン(イ)、C5系石油樹脂(ロ)、不飽和
ニ塩基酸(ハ)、多価アルコール(ニ)、及び多官能ア
クリレート(ホ)のほかに、所望に応じて例えばガムロ
ジン、トールロジン、植物油、重合植物油、植物油脂肪
酸、植物油脂肪酸のエステル、アルキド樹脂、C5系以
外の石油樹脂などを加えて反応させ、軟化点、分子量、
溶解性、粘度などを調整することも可能である。
【0015】本発明におけるオフセットインキ用の樹脂
は、重合ロジン(イ)、C5系石油樹脂(ロ)、不飽和
ニ塩基酸(ハ)、及び多官能アクリレート(ホ)をまず
反応させ、次いでその反応物と多価アルコール(ニ)を
反応させて製造することができる。また重合ロジン
(イ)、C5系石油樹脂(ロ)、不飽和ニ塩基酸
(ハ)、及び多価アルコール(ニ)をまず反応させ、次
いでその反応物に多官能アクリレート(ホ)を反応させ
て製造することもできる。ただし後者のようにして製造
された樹脂の方が、多官能アクリレートが自己重合する
割合が少なくて微小なゲル状物の生成がなく、インキ用
樹脂として好適であるだけでなく、樹脂の軟化点及び重
量平均分子量を所期の範囲に納めることが容易であると
いう長所をも有する。
【0016】前者の合成の場合は重合ロジン、C5系石
油樹脂、不飽和ニ塩基酸、及び多官能アクリレートを反
応器に仕込み、温度150〜250℃で反応させ、次い
でこの反応物に多価アルコールを仕込み、温度200〜
280℃で反応させる。後者の場合は重合ロジン、C5
系石油樹脂、不飽和ニ塩基酸、及び多価アルコールを反
応器に仕込み、温度200〜280℃で反応させ、次い
でこの反応物に多官能アクリレートを仕込み、温度15
0〜250℃で反応させる。エステル化反応は無触媒で
も良いし、例えば酸化カルシウム、酸化マグネシウム、
酸化亜鉛、酢酸亜鉛などの金属系触媒、又はリン酸、p
−トルエンスルホン酸等の非金属系触媒など適当な触媒
を加えて反応させることもできる。また、縮合水を除去
するために例えばキシレンなどの適当な還流溶剤を加え
て反応させることもできる。
【0017】
【実施例】以下、実施例によって本発明を詳細に説明す
る。なお、仕込みの部は質量部を表す。
【0018】合成例1 撹拌機、水分離器付き反応容器中に重合ロジン(軟化点
140℃、ダイマー化率80%)720部、中国産ガム
ロジン240部、ハイレッツR−100X(三井石油化
学工業(株)製C5系石油樹脂)60部、重合アマニ油
120部を仕込み、窒素ガスを吹き込みながら加熱撹拌
し200℃で無水マレイン酸60部を反応させた後、ペ
ンタエリスリトール130部、酸化マグネシウム1.2
部を仕込み270℃で脱水縮合して酸価が約20となる
まで反応させた。その後230℃で1.6−ヘキサンジ
オールジアクリレート12部を反応させ(樹脂1)を得
た。
【0019】比較合成例1 合成例1と同様の反応容器中に重合ロジン(軟化点14
0℃、ダイマー化率80%)720部、中国産ガムロジ
ン300部、重合アマニ油120部を仕込み、窒素ガス
を吹き込みながら加熱撹拌し200℃で無水マレイン酸
60部を反応させた後、ペンタエリスリトール135
部、酸化マグネシウム1.2部を仕込み270℃で脱水
縮合して酸価が約20となるまで反応させた。その後2
30℃で1.6−ヘキサンジオールジアクリレート12
部を反応させ(樹脂2)を得た。
【0020】比較合成例2 合成例1と同様の反応容器中に中国産ガムロジン900
部を仕込み、窒素ガスを吹き込みながら加熱撹拌し20
0℃で無水マレイン酸15部を反応させた後、230℃
でノニルフェノール系レゾール型フェノール樹脂540
部を3時間で滴下した。その後グリセリン95部、酸化
マグネシウム0.9部を仕込み270℃で脱水縮合して
酸価が約20となるまで反応させて(樹脂3)を得た。
なお、ノニルフェノール系レゾール型フェノール樹脂は
実施例1と同様の反応容器中にノニルフェノール100
0部、パラホルムアルデヒド(純度92%)300部を
仕込み、加熱撹拌し80℃で触媒として10%水酸化ナ
トリウム水溶液10g添加後90℃で4時間保温して合
成した。
【0021】得られた樹脂について、軟化点、酸価の測
定の他、アマニ油ワニスの落球粘度、インキ用溶剤(日
石三菱(株)製AF7号ソルベント)への溶解性、重量
平均分子量を評価した。測定は以下の方法で行い、結果
を表1に纏めた。
【0022】アマニ油ワニス粘度:樹脂とアマニ油を質
量比1:2で混合し、加熱溶解したものを落球型粘度計
で測定した。
【0023】インキ用溶剤への溶解性(AF7号ソルベ
ント溶解性):樹脂をAF7号ソルベントで溶解した後
25℃で放置した時に白濁しない状態で存在できる最大
のAF7号ソルベント量のことで、その時点での樹脂1
g当りに換算したAF7号ソルベント量で表示した。
【0024】重量平均分子量:GPC分析による分子量
(ポリスチレン換算)測定を行った。
【0025】
【表1】
【0026】
【表1】の各々の樹脂について樹脂40部、大豆油20
部、AF7号ソルベント40部を反応容器に仕込み、窒
素ガスを吹き込みながら撹拌昇温して200℃で1時間
保温しワニスを得た。これを100℃まで冷却したとこ
ろでゲル化剤としてALCH−50(川研ファインケミ
カル(株)製)1部を添加し、180℃まで昇温の後1
時間保温しゲルワニスを得た。
【0027】次にゲルワニス60部にカーミン6B18
部を三本ロールミルで練肉し、更にタックが6〜7、フ
ローが25〜28になる様各々のゲルワニス及びAF7
号ソルベントで調整して試験用紅インキを得た。
【0028】
【表2】に各インキの性状と評価結果を示す。なおタッ
ク及びフローはそれぞれデジタルインコメーター
((株)東洋精機製作所製)、平行板粘度計((株)東
洋精機製作所製)を用いて測定した。
【0029】
【表2】
【0030】
【表2】のインキ性能評価は以下の様に行った。
【0031】光沢:インキ0.3ccをRIテスター
(明製作所社製)でアート紙に展色した後、熱風乾燥機
中120℃、5秒で乾燥させ、室温で24時間経過した
時点で光沢計(ガードナー社製)を用いて60°鏡面反
射率を測定した。
【0032】乳化率:リソトロニック(ノボコントロー
ル社製)を用い、25gのインキにイオン交換水を2m
l/minの速度で滴下して、飽和したところでの乳化
率を測定した。
【0033】ミスチング量:インキ1.3ccをデジタ
ルインコメーター((株)東洋精機製作所製)1分当り
2000回転で1分間回転させた時にロール下方に飛散
したミストの量を精秤した。
【0034】
【表2】から、樹脂1を用いたインキは、樹脂2(C5
系石油樹脂非含有)を用いたインキよりも光沢、耐乳化
性に優れ、樹脂3(従来のロジン変性フェノール樹脂)
を用いて同様に調製したインキと性能が同等以上と判断
されるとともに、有害性の疑われるアルキルフェノール
やホルムアルデヒドを含まないことは明かである。
【0035】
【発明の効果】本発明のオフセット印刷インキ用樹脂
は、環境ホルモン(外因性内分泌攪乱化学物質)の疑い
が持たれているビスフェノールAやアルキルフェノール
を用いずに、また臭気や有害性に問題のあるホルムアル
デヒドを使用せずに合成されるものである。しかも従来
のロジン変性フェノール樹脂と同様の樹脂性状に容易に
調整でき、同様の処方で、従来のロジン変性フェノール
樹脂と同等性能のインキを得られるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北谷 公克 徳島県徳島市北田宮3丁目8番40号 日立 化成ポリマー株式会社徳島工場内 Fターム(参考) 4J026 AA08 AC31 BA28 CA02 CA03 4J039 AB08 AD10 AD13 AD18 EA45 GA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重合ロジン(イ)、C5系石油樹脂
    (ロ)、不飽和ニ塩基酸(ハ)、多価アルコール
    (ニ)、及び多官能アクリレート(ホ)を反応させて得
    られる、軟化点が120〜220℃、重量平均分子量が
    20,000〜300,000のオフセットインキ用の
    樹脂
  2. 【請求項2】重合ロジン(イ)、C5系石油樹脂
    (ロ)、不飽和ニ塩基酸(ハ)、及び多価アルコール
    (ニ)をまず反応させ、次いでその反応物に多官能アク
    リレート(ホ)を反応させる請求項1記載のオフセット
    インキ用の樹脂の製造方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111647303A (zh) * 2020-06-30 2020-09-11 湖南科茂林化有限公司 一种胶印油墨用无酚醛松香酯树脂及其制备方法

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