JP2003292536A - 低屈折率樹脂組成物およびその硬化物 - Google Patents

低屈折率樹脂組成物およびその硬化物

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JP2003292536A
JP2003292536A JP2002098600A JP2002098600A JP2003292536A JP 2003292536 A JP2003292536 A JP 2003292536A JP 2002098600 A JP2002098600 A JP 2002098600A JP 2002098600 A JP2002098600 A JP 2002098600A JP 2003292536 A JP2003292536 A JP 2003292536A
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acryloyloxy
perfluoro
acrylate
propanol
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JP2002098600A
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Nobuo Taniguchi
信雄 谷口
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紫外線等の活性エネルギー線を照射して速やか
に硬化することが可能であり、その硬化物は機械的な特
性に優れ、かつ可とう性を有し、屈折率が低く、透明性
に優れた、主として光伝送用光学ファイバーのクラッド
層に適用可能である樹脂組成物を開発すること。 【解決手段】トリイソシアネート化合物を合成原料とし
て用いたフッ素原子含有ウレタン(メタ)アクリレート
化合物を合成し、得られたフッ素原子含有ウレタン(メ
タ)アクリレート化合物および光重合開始剤を含有する
樹脂組成物を調製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ある特定の構造を
有するトリイソシアネート化合物にフッ素原子含有モノ
ヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物およびフッ素原
子を含有しないモノヒドロキシ(メタ)アクリレート化
合物を反応して得られたフッ素原子含有ウレタン(メ
タ)アクリレート化合物、およびこのフッ素原子含有ウ
レタン(メタ)アクリレート化合物を含有する低屈折率
樹脂組成物、光ファイバー用コーティング剤およびその
硬化物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバーは石英などの無機ガラス系
とポリメタクリル酸エステル等の合成樹脂系に分けられ
る。どちらの材料も透明性に優れた屈折率の高い芯(コ
ア)部分と、屈折率の低い鞘(クラッド)部分から成り
立っている。クラッド材としては、従来より屈折率の低
いシリコン系化合物(特開昭58−30703)が知ら
れていたが、このクラッド材は機械的強度が不足してい
るという欠点を有している。これに対して近年、一般的
な性質として高度な耐熱性、耐薬品性、耐候性、撥水
性、撥油性、表面潤滑性を有し、とりわけ低屈折率であ
ることが注目されるフッ素化合物の光ファイバークラッ
ド材としての利用が活発化してきた。例えば、コア材と
してポリメタクリル酸エステル化合物を用い、クラッド
材としてフッ素化アルキル基含有(メタ)アクリル酸エ
ステル化合物の重合体、フッ素化アルキル基含有(メ
タ)アクリル酸エステル化合物と他のモノマーとの共重
合体、または、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ(フ
ッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン)、ポリ(フ
ッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン)等の含フ
ッ素重合体を用いる方法が知られている(例えば、特開
昭59−84203、特開昭59−84204、特開昭
59−98116、特開昭59−147011、特開昭
59−204002)。また、フッ素原子含有化合物を
紫外線硬化型樹脂組成物として用いた場合、フッ素含有
化合物を有する樹脂組成物は紫外線硬化による架橋構造
のため機械的強度に優れ、また生産性も向上するといっ
た長所も有するようになる(例えば、特開昭62−25
0047、特開平3−166206、特開平5−327
49)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】含フッ素重合体により
クラッド材を形成する方法においては、高温の状態で未
硬化である含フッ素重合体の溶融物や溶液を被覆するた
め、厚みが不均一になりやすい。またコア部分とクラッ
ド部分との密着性が十分でなく、種々の外的要因、例え
ば屈曲や温度変化によって層間剥離が生じやすいため、
耐久性に問題がある。さらに、含フッ素重合体の溶融物
あるいは溶液を塗布する製造方法においては、クラッド
部分の硬化に長時間を要し、また溶液塗布法において
は、特に溶剤を系外に完全に除去する必要性から、生産
性、安全性、経済性等に問題がある。クラッド材とし
て、硬化物にある程度可とう性を持たせるために、樹脂
組成物にフッ素原子を含有するウレタン(メタ)アクリ
レート化合物を配合することがある(例えば、特開平4
−321660、特開平5−32749、特開2000
−44650)。フッ素原子を含有するウレタン(メ
タ)アクリレート化合物を合成する場合、構造中に水酸
基を1個含有するフッ素原子含有(メタ)アクリレート
化合物とジイソシアネート化合物を反応させるか、ある
いはジオール化合物にジイソシアネート化合物がモル比
で大きくなるように仕込んで反応させて両末端にイソシ
アネート基が残っている化合物を合成し、この化合物に
構造中に水酸基を1個含有するフッ素原子含有(メタ)
アクリレート化合物を反応させる等の方法がある。この
ようにして合成して得られたフッ素原子を含有するウレ
タン(メタ)アクリレート化合物は、通常、反応性希釈
剤として(メタ)アクリル酸エステルモノマーを配合し
て希釈し、コーティング剤として適当な粘度に調製して
使用される。しかしながら、通常、ウレタン(メタ)ア
クリレート化合物を合成するための原料として用いられ
るイソシアネート化合物はジイソシアネート化合物であ
り、硬化物にある程度の可とう性は付与できても、反応
性希釈剤として配合する(メタ)アクリル酸エステル化
合物が単官能モノマーでしかも配合比率が高い場合、機
械的な強度が不十分であることがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため、本発明者は鋭意研究の結果、前記式(3)で表さ
れるトリイソシアネート化合物に、構造中に水酸基を1
個有するフッ素原子含有(メタ)アクリレート化合物と
フッ素原子を含有しないモノヒドロキシ(メタ)アクリ
レート化合物の両方を反応させたフッ素原子含有ウレタ
ン(メタ)アクリレート化合物を合成し、これを用いる
ことによって、樹脂組成物(屈折率が低い。硬化速度が
速い)が得られ、該樹脂組成物を硬化して、透明性に優
れ、さらには機械的強度に優れた硬化物を開発すること
に成功した。すなわち、本発明は、〔1〕式(1)
【0005】
【化6】
【0006】および/または式(2)
【0007】
【化7】
【0008】(式中、RはHまたはCHであり、X
はC2m+1−(CH−、C2m+1
(CH−O−、CFCF(CF)C2n
−(CH−、CFCF(CF)C2n
(CH−O−、H−(CFCF−(CH
−またはH−(CFCF−(CH
−O−(ここで、mは1〜12の整数、nは0〜10の
整数、aは0〜2の整数、bは1〜4の整数である。)
である。)で表されるフッ素原子含有(メタ)アクリレ
ート化合物(A)とフッ素原子を含有しないモノヒドロ
キシ(メタ)アクリレート化合物(B)を、式(3)
【0009】
【化8】
【0010】で表されるトリイソシアネート化合物に反
応させることによって得られるフッ素原子含有ウレタン
(メタ)アクリレート化合物(C)、〔2〕〔1〕に記
載のフッ素原子含有ウレタン(メタ)アクリレート化合
物(C)を含有することを特徴とする樹脂組成物、
〔3〕式(4)
【0011】
【化9】
【0012】(式中、RはHまたはCHであり、Y
は直鎖状あるいは分岐状のC1〜C12のアルキル基、
CH−(O(CH−)−、CHCH
(O(CH−)−、C2j+1−(C
−、CFCF(CF)C j−1
2(J−1)−(CH−またはH−(CFCF
−(CH −(ここで、hは2〜4の整数、
iは1〜4の整数、jは1〜10の整数、kは1または
2である。)である。)で表される単官能(メタ)アク
リレート化合物(D)および/または式(5)
【0013】
【化10】
【0014】(式中、RはHまたはCHであり、Z
は直鎖状あるいは分岐状のC1〜C12のアルキル基、
−CH−(CHOCH)p−CH−、−CH
−(CFOCF)p−CH−、−CH−(CF
)q−CH−または−CHCH−(CF)q−
CHCH−(ここで、pは1〜4の整数、qは2〜
10の整数である。)である。)で表される二官能(メ
タ)アクリレート化合物(E)を含有することを特徴と
する〔2〕に記載の樹脂組成物、〔4〕光重合開始剤
(F)を含有することを特徴とする〔2〕または〔3〕
に記載の樹脂組成物、〔5〕用途が光学用物品であるこ
とを特徴とする〔2〕ないし〔4〕のいずれか一項に記
載の樹脂組成物、〔6〕用途が光ファイバー用コーティ
ング剤である〔2〕ないし〔5〕のいずれか一項に記載
の樹脂組成物、〔7〕〔2〕ないし〔6〕のいずれか一
項に記載の樹脂組成物の硬化物、に関するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるフッ素原子含
有ウレタン(メタ)アクリレート化合物(C)は、前記
式(1)および/または前記式(2)で表されるフッ素
原子含有(メタ)アクリレート化合物(A)とフッ素原
子を含有しないモノヒドロキシ(メタ)アクリレート化
合物(B)を、前記式(3)で表されるトリイソシアネ
ート化合物に反応させることによって得ることができ
る。
【0016】前記式(1)で表されるフッ素原子含有
(メタ)アクリレート化合物(A)の具体例としては、
例えば、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−トリフ
ルオロメチル−2−プロパノール、1−(メタ)アクリ
ロイルオキシ−3−パーフルオロエチル−2−プロパノ
ール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−パーフル
オロ−n−プロピル−2−プロパノール、1−(メタ)
アクリロイルオキシ−3−パーフルオロ−n−ブチル−
2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−
3−パーフルオロ−n−ヘキシル−2−プロパノール、
1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−パーフルオロ−
n−オクチル−2−プロパノール、1−(メタ)アクリ
ロイルオキシ−3−パーフルオロ−n−デシル−2−プ
ロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−パ
ーフルオロ−n−ドデシル−2−プロパノール、1−
(メタ)アクリロイルオキシ−4−トリフルオロメチル
−2−ブタノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−
4−パーフルオロエチル−2−ブタノール、1−(メ
タ)アクリロイルオキシ−4−パーフルオロ−n−ブチ
ル−2−ブタノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ
−4−パーフルオロ−n−ヘキシル−2−ブタノール、
1−(メタ)アクリロイルオキシ−4−パーフルオロ−
n−オクチル−2−ブタノール、1−(メタ)アクリロ
イルオキシ−4−パーフルオロ−n−デシル−2−ブタ
ノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−4−パーフ
ルオロ−n−ドデシル−2−ブタノール、1−(メタ)
アクリロイルオキシ−5−トリフルオロメチル−2−ペ
ンタノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−5−パ
ーフルオロエチル−2−ペンタノール、1−(メタ)ア
クリロイルオキシ−5−パーフルオロ−n−ブチル−2
−ペンタノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−5
−パーフルオロ−n−ヘキシル−2−ペンタノール、1
−(メタ)アクリロイルオキシ−5−パーフルオロ−n
−オクチル−2−ペンタノール、1−(メタ)アクリロ
イルオキシ−5−パーフルオロ−n−デシル−2−ペン
タノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−5−パー
フルオロ−n−ドデシル−2−ペンタノール、1−(メ
タ)アクリロイルオキシ−3−トリフルオロメチルオキ
シ−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキ
シ−3−パーフルオロエチルオキシ−2−プロパノー
ル、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−パーフルオ
ロ−n−ブチルオキシ−2−プロパノール、1−(メ
タ)アクリロイルオキシ−3−パーフルオロ−n−ヘキ
シルオキシ−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロ
イルオキシ−3−パーフルオロ−n−オクチルオキシ−
2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−
3−パーフルオロ−n−デシルオキシ−2−プロパノー
ル、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−パーフルオ
ロ−n−ドデシルオキシ−2−プロパノール、1−(メ
タ)アクリロイルオキシ−3−(2,2,2−トリフル
オロエチルオキシ)−2−プロパノール、1−(メタ)
アクリロイルオキシ−3−(パーフルオロエチル)メチ
ルオキシ−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイ
ルオキシ−3−(パーフルオロ−n−ブチル)メチルオ
キシ−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオ
キシ−3−(パーフルオロ−n−ヘキシル)メチルオキ
シ−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキ
シ−3−(パーフルオロ−n−オクチル)メチルオキシ
−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ
−3−(パーフルオロ−n−デシル)メチルオキシ−2
−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3
−(パーフルオロ−n−ドデシル)メチルオキシ−2−
プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−
(3,3,3−トリフルオロプロピルオキシ)−2−プ
ロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−
(2−パーフルオロエチル)エチルオキシ−2−プロパ
ノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(2−
パーフルオロ−n−ブチル)エチルオキシ−2−プロパ
ノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(2−
パーフルオロ−n−ヘキシル)エチルオキシ−2−プロ
パノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(2
−パーフルオロ−n−オクチル)エチルオキシ−2−プ
ロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−
(2−パーフルオロ−n−デシル)エチルオキシ−2−
プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−
(2−パーフルオロ−n−ドデシル)エチルオキシ−2
−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3
−(パーフルオロ−1−メチルエチル)−2−プロパノ
ール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(パーフ
ルオロ−3−メチルブチル)−2−プロパノール、1−
(メタ)アクリロイルオキシ−3−(パーフルオロ−5
−メチルヘキシル)−2−プロパノール、1−(メタ)
アクリロイルオキシ−3−(パーフルオロ−7−メチル
オクチル)−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロ
イルオキシ−3−(パーフルオロ−9−メチルデシル)
−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ
−3−(パーフルオロ−11−メチルドデシル)−2−
プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−4−
(パーフルオロ−1−メチルエチル)−2−ブタノー
ル、1−(メタ)アクリロイルオキシ−4−(パーフル
オロ−3−メチルブチル)−2−ブタノール、1−(メ
タ)アクリロイルオキシ−4−(パーフルオロ−5−メ
チルヘキシル)−2−ブタノール、1−(メタ)アクリ
ロイルオキシ−4−(パーフルオロ−7−メチルオクチ
ル)−2−ブタノール、1−(メタ)アクリロイルオキ
シ−4−(パーフルオロ−9−メチルデシル)−2−ブ
タノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−4−(パ
ーフルオロ−11−メチルドデシル)−2−ブタノー
ル、1−(メタ)アクリロイルオキシ−5−(パーフル
オロ−3−メチルブチル)−2−ペンタノール、1−
(メタ)アクリロイルオキシ−5−(パーフルオロ−5
−メチルヘキシル)−2−ペンタノール、1−(メタ)
アクリロイルオキシ−5−(パーフルオロ−7−メチル
オクチル)−2−ペンタノール、1−(メタ)アクリロ
イルオキシ−3−(パーフルオロ−1−メチルエチルオ
キシ)−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイル
オキシ−3−(パーフルオロ−3−メチルブチルオキ
シ)−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオ
キシ−3−(パーフルオロ−5−メチルヘキシルオキ
シ)−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオ
キシ−3−(パーフルオロ−7−メチルオクチルオキ
シ)−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオ
キシ−3−(パーフルオロ−9−メチルデシルオキシ)
−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ
−3−(パーフルオロ−11−メチルドデシルオキシ)
−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ
−3−(パーフルオロ−3−メチルブチル)メチルオキ
シ−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキ
シ−3−(パーフルオロ−5−メチルヘキシル)メチル
オキシ−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイル
オキシ−3−(パーフルオロ−7−メチルオクチル)メ
チルオキシ−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロ
イルオキシ−3−(2−(パーフルオロ−3−メチルブ
チル)エチルオキシ)−2−プロパノール、1−(メ
タ)アクリロイルオキシ−3−(2−(パーフルオロ−
5−メチルヘキシル)エチルオキシ)−2−プロパノー
ル、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(2−(パ
ーフルオロ−7−メチルオクチル)エチルオキシ)−2
−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3
−(1,1,2,2−テトラフルオロエチル)−2−プ
ロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−
(1,1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロブ
チル)−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイル
オキシ−3−(1,1,2,2,3,3,4,4,5,
5,6,6−ドデカフルオロヘキシル)−2−プロパノ
ール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(1,
1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8−ヘキサデカフルオロオクチル)−2−プロ
パノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−4−
(1,1,2,2−テトラフルオロエチル)−2−ブタ
ノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−4−(1,
1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロブチル)
−2−ブタノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−
4−(1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,
6−ドデカフルオロヘキシル)−2−ブタノール、1−
(メタ)アクリロイルオキシ−4−(1,1,2,2,
3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8−ヘ
キサデカフルオロオクチル)−2−ブタノール、1−
(メタ)アクリロイルオキシ−5−(1,1,2,2−
テトラフルオロエチル)−2−ペンタノール、1−(メ
タ)アクリロイルオキシ−5−(1,1,2,2,3,
3,4,4−オクタフルオロブチル)−2−ペンタノー
ル、1−(メタ)アクリロイルオキシ−5−(1,1,
2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−ドデカフル
オロヘキシル)−2−ペンタノール、1−(メタ)アク
リロイルオキシ−5−(1,1,2,2,3,3,4,
4,5,5,6,6,7,7,8,8−ヘキサデカフル
オロオクチル)−2−ペンタノール、1−(メタ)アク
リロイルオキシ−3−(1,1,2,2−テトラフルオ
ロエチルオキシ)−2−プロパノール、1−(メタ)ア
クリロイルオキシ−3−(1,1,2,2,3,3,
4,4−オクタフルオロブチルオキシ)−2−プロパノ
ール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(1,
1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−ドデカ
フルオロヘキシルオキシ)−2−プロパノール、1−
(メタ)アクリロイルオキシ−3−(1,1,2,2,
3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8−ヘ
キサデカフルオロオクチルオキシ)−2−プロパノー
ル、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(2,2,
3,3−テトラフルオロプロピルオキシ)−2−プロパ
ノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(2,
2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチル
オキシ)−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイ
ルオキシ−3−(2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,7,7−ドデカフルオロヘプチルオキシ)−2
−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−3
−(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8,9,9−ヘキサデカフルオロノニルオキ
シ)−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイルオ
キシ−3−(3,3,4,4−テトラフルオロブチルオ
キシ)−2−プロパノール、1−(メタ)アクリロイル
オキシ−3−(3,3,4,4,5,5,6,6−オク
タフルオロヘキシルオキシ)−2−プロパノール、1−
(メタ)アクリロイルオキシ−3−(3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7,8,8−ドデカフルオロオク
チルオキシ)−2−プロパノール、1−(メタ)アクリ
ロイルオキシ−3−(3,3,4,4,5,5,6,
6,7,7,8,8,9,9,10,10−ヘキサデカ
フルオロデシルオキシ)−2−プロパノール等を挙げる
ことができる。
【0017】また、前記式(2)で表されるフッ素原子
含有(メタ)アクリレート化合物(A)の具体例として
は、例えば、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−ト
リフルオロメチル−1−プロパノール、2−(メタ)ア
クリロイルオキシ−3−パーフルオロエチル−1−プロ
パノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−パー
フルオロ−n−プロピル−1−プロパノール、2−(メ
タ)アクリロイルオキシ−3−パーフルオロ−n−ブチ
ル−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキ
シ−3−パーフルオロ−n−ヘキシル−1−プロパノー
ル、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−パーフルオ
ロ−n−オクチル−1−プロパノール、2−(メタ)ア
クリロイルオキシ−3−パーフルオロ−n−デシル−1
−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3
−パーフルオロ−n−ドデシル−1−プロパノール、2
−(メタ)アクリロイルオキシ−4−トリフルオロメチ
ル−1−ブタノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ
−4−パーフルオロエチル−1−ブタノール、2−(メ
タ)アクリロイルオキシ−4−パーフルオロ−n−ブチ
ル−1−ブタノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ
−4−パーフルオロ−n−ヘキシル−1−ブタノール、
2−(メタ)アクリロイルオキシ−4−パーフルオロ−
n−オクチル−1−ブタノール、2−(メタ)アクリロ
イルオキシ−4−パーフルオロ−n−デシル−1−ブタ
ノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−4−パーフ
ルオロ−n−ドデシル−1−ブタノール、2−(メタ)
アクリロイルオキシ−5−トリフルオロメチル−1−ペ
ンタノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−5−パ
ーフルオロエチル−1−ペンタノール、2−(メタ)ア
クリロイルオキシ−5−パーフルオロ−n−ブチル−1
−ペンタノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−5
−パーフルオロ−n−ヘキシル−1−ペンタノール、2
−(メタ)アクリロイルオキシ−5−パーフルオロ−n
−オクチル−1−ペンタノール、2−(メタ)アクリロ
イルオキシ−5−パーフルオロ−n−デシル−1−ペン
タノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−5−パー
フルオロ−n−ドデシル−1−ペンタノール、2−(メ
タ)アクリロイルオキシ−3−トリフルオロメチルオキ
シ−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキ
シ−3−パーフルオロエチルオキシ−1−プロパノー
ル、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−パーフルオ
ロ−n−ブチルオキシ−1−プロパノール、2−(メ
タ)アクリロイルオキシ−3−パーフルオロ−n−ヘキ
シルオキシ−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロ
イルオキシ−3−パーフルオロ−n−オクチルオキシ−
1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−
3−パーフルオロ−n−デシルオキシ−1−プロパノー
ル、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−パーフルオ
ロ−n−ドデシルオキシ−1−プロパノール、2−(メ
タ)アクリロイルオキシ−3−(2,2,2−トリフル
オロエチルオキシ)−1−プロパノール、2−(メタ)
アクリロイルオキシ−3−(パーフルオロエチル)メチ
ルオキシ−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイ
ルオキシ−3−(パーフルオロ−n−ブチル)メチルオ
キシ−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオ
キシ−3−(パーフルオロ−n−ヘキシル)メチルオキ
シ−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキ
シ−3−(パーフルオロ−n−オクチル)メチルオキシ
−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ
−3−(パーフルオロ−n−デシル)メチルオキシ−1
−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3
−(パーフルオロ−n−ドデシル)メチルオキシ−1−
プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−
(3,3,3−トリフルオロプロピルオキシ)−1−プ
ロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−
(2−パーフルオロエチル)エチルオキシ−1−プロパ
ノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(2−
パーフルオロ−n−ブチル)エチルオキシ−1−プロパ
ノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(2−
パーフルオロ−n−ヘキシル)エチルオキシ−1−プロ
パノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(2
−パーフルオロ−n−オクチル)エチルオキシ−1−プ
ロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−
(2−パーフルオロ−n−デシル)エチルオキシ−1−
プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−
(2−パーフルオロ−n−ドデシル)エチルオキシ−1
−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3
−(パーフルオロ−1−メチルエチル)−1−プロパノ
ール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(パーフ
ルオロ−3−メチルブチル)−1−プロパノール、2−
(メタ)アクリロイルオキシ−3−(パーフルオロ−5
−メチルヘキシル)−1−プロパノール、2−(メタ)
アクリロイルオキシ−3−(パーフルオロ−7−メチル
オクチル)−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロ
イルオキシ−3−(パーフルオロ−9−メチルデシル)
−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ
−3−(パーフルオロ−11−メチルドデシル)−1−
プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−4−
(パーフルオロ−1−メチルエチル)−1−ブタノー
ル、2−(メタ)アクリロイルオキシ−4−(パーフル
オロ−3−メチルブチル)−1−ブタノール、2−(メ
タ)アクリロイルオキシ−4−(パーフルオロ−5−メ
チルヘキシル)−1−ブタノール、2−(メタ)アクリ
ロイルオキシ−4−(パーフルオロ−7−メチルオクチ
ル)−1−ブタノール、2−(メタ)アクリロイルオキ
シ−4−(パーフルオロ−9−メチルデシル)−1−ブ
タノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−4−(パ
ーフルオロ−11−メチルドデシル)−1−ブタノー
ル、2−(メタ)アクリロイルオキシ−5−(パーフル
オロ−3−メチルブチル)−1−ペンタノール、2−
(メタ)アクリロイルオキシ−5−(パーフルオロ−5
−メチルヘキシル)−1−ペンタノール、2−(メタ)
アクリロイルオキシ−5−(パーフルオロ−7−メチル
オクチル)−1−ペンタノール、2−(メタ)アクリロ
イルオキシ−3−(パーフルオロ−1−メチルエチルオ
キシ)−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイル
オキシ−3−(パーフルオロ−3−メチルブチルオキ
シ)−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオ
キシ−3−(パーフルオロ−5−メチルヘキシルオキ
シ)−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオ
キシ−3−(パーフルオロ−7−メチルオクチルオキ
シ)−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオ
キシ−3−(パーフルオロ−9−メチルデシルオキシ)
−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ
−3−(パーフルオロ−11−メチルドデシルオキシ)
−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ
−3−(パーフルオロ−3−メチルブチル)メチルオキ
シ−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキ
シ−3−(パーフルオロ−5−メチルヘキシル)メチル
オキシ−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイル
オキシ−3−(パーフルオロ−7−メチルオクチル)メ
チルオキシ−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロ
イルオキシ−3−(2−(パーフルオロ−3−メチルブ
チル)エチルオキシ)−1−プロパノール、2−(メ
タ)アクリロイルオキシ−3−(2−(パーフルオロ−
5−メチルヘキシル)エチルオキシ)−1−プロパノー
ル、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(2−(パ
ーフルオロ−7−メチルオクチル)エチルオキシ)−1
−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3
−(1,1,2,2−テトラフルオロエチル)−1−プ
ロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−
(1,1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロブ
チル)−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイル
オキシ−3−(1,1,2,2,3,3,4,4,5,
5,6,6−ドデカフルオロヘキシル)−1−プロパノ
ール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(1,
1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8−ヘキサデカフルオロオクチル)−1−プロ
パノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−4−
(1,1,2,2−テトラフルオロエチル)−1−ブタ
ノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−4−(1,
1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロブチル)
−1−ブタノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−
4−(1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,
6−ドデカフルオロヘキシル)−1−ブタノール、2−
(メタ)アクリロイルオキシ−4−(1,1,2,2,
3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8−ヘ
キサデカフルオロオクチル)−1−ブタノール、2−
(メタ)アクリロイルオキシ−5−(1,1,2,2−
テトラフルオロエチル)−1−ペンタノール、2−(メ
タ)アクリロイルオキシ−5−(1,1,2,2,3,
3,4,4−オクタフルオロブチル)−1−ペンタノー
ル、2−(メタ)アクリロイルオキシ−5−(1,1,
2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−ドデカフル
オロヘキシル)−1−ペンタノール、2−(メタ)アク
リロイルオキシ−5−(1,1,2,2,3,3,4,
4,5,5,6,6,7,7,8,8−ヘキサデカフル
オロオクチル)−1−ペンタノール、2−(メタ)アク
リロイルオキシ−3−(1,1,2,2−テトラフルオ
ロエチルオキシ)−1−プロパノール、2−(メタ)ア
クリロイルオキシ−3−(1,1,2,2,3,3,
4,4−オクタフルオロブチルオキシ)−1−プロパノ
ール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(1,
1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−ドデカ
フルオロヘキシルオキシ)−1−プロパノール、2−
(メタ)アクリロイルオキシ−3−(1,1,2,2,
3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8−ヘ
キサデカフルオロオクチルオキシ)−1−プロパノー
ル、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(2,2,
3,3−テトラフルオロプロピルオキシ)−1−プロパ
ノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3−(2,
2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチル
オキシ)−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイ
ルオキシ−3−(2,2,3,3,4,4,5,5,
6,6,7,7−ドデカフルオロヘプチルオキシ)−1
−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオキシ−3
−(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8,9,9−ヘキサデカフルオロノニルオキ
シ)−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイルオ
キシ−3−(3,3,4,4−テトラフルオロブチルオ
キシ)−1−プロパノール、2−(メタ)アクリロイル
オキシ−3−(3,3,4,4,5,5,6,6−オク
タフルオロヘキシルオキシ)−1−プロパノール、2−
(メタ)アクリロイルオキシ−3−(3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7,8,8−ドデカフルオロオク
チルオキシ)−1−プロパノール、2−(メタ)アクリ
ロイルオキシ−3−(3,3,4,4,5,5,6,
6,7,7,8,8,9,9,10,10−ヘキサデカ
フルオロデシルオキシ)−1−プロパノール等を挙げる
ことができる。
【0018】前記式(1)および/または前記式(2)
で表されるフッ素原子含有(メタ)アクリレート化合物
(A)は、式(6)で表されるフッ素原子含有モノエポ
キシ化合物と(メタ)アクリル酸を反応させることによ
り得ることができる。
【0019】
【化11】
【0020】ただし、Xは前記式(1)および前記式
(2)のものと同じものを表す。
【0021】前記式(6)で表されるフッ素原子含有モ
ノエポキシ化合物としては、例えば、3−トリフルオロ
メチル−1,2−エポキシプロパン、3−パーフルオロ
エチル−1,2−エポキシプロパン、3−パーフルオロ
−n−プロピル−1,2−エポキシプロパン、3−パー
フルオロ−n−ブチル−1,2−エポキシプロパン、3
−パーフルオロ−n−ヘキシル−1,2−エポキシプロ
パン、3−パーフルオロ−n−オクチル−1,2−エポ
キシプロパン、3−パーフルオロ−n−デシル−1,2
−エポキシプロパン、3−パーフルオロ−n−ドデシル
−1,2−エポキシプロパン、4−トリフルオロメチル
−1,2−エポキシブタン、4−パーフルオロエチル−
1,2−エポキシブタン、4−パーフルオロ−n−ブチ
ル−1,2−エポキシブタン、4−パーフルオロ−n−
ヘキシル−1,2−エポキシブタン、4−パーフルオロ
−n−オクチル−1,2−エポキシブタン、4−パーフ
ルオロ−n−デシル−1,2−エポキシブタン、4−パ
ーフルオロ−n−ドデシル−1,2−エポキシブタン、
5−トリフルオロメチル−1,2−エポキシペンタン、
5−パーフルオロエチル−1,2−エポキシペンタン、
5−パーフルオロ−n−ブチル−1,2−エポキシペン
タン、5−パーフルオロ−n−ヘキシル−1,2−エポ
キシペンタン、5−パーフルオロ−n−オクチル−1,
2−エポキシペンタン、5−パーフルオロ−n−デシル
−1,2−エポキシペンタン、5−パーフルオロ−n−
ドデシル−1,2−エポキシペンタン、3−トリフルオ
ロメチルオキシ−1,2−エポキシプロパン、3−パー
フルオロエチルオキシ−1,2−エポキシプロパン、3
−パーフルオロ−n−ブチルオキシ−1,2−エポキシ
プロパン、3−パーフルオロ−n−ヘキシルオキシ−
1,2−エポキシプロパン、3−パーフルオロ−n−オ
クチルオキシ−1,2−エポキシプロパン、3−パーフ
ルオロ−n−デシルオキシ−1,2エポキシプロパン、
3−パーフルオロ−n−ドデシルオキシ−1,2−エポ
キシプロパン、3−(2,2,2−トリフルオロエチル
オキシ)−1,2−エポキシプロパン、3−(パーフル
オロエチル)メチルオキシ−1,2−エポキシプロパ
ン、3−(パーフルオロ−n−ブチル)メチルオキシ−
1,2−エポキシプロパン、3−(パーフルオロ−n−
ヘキシル)メチルオキシ−1,2−エポキシプロパン、
3−(パーフルオロ−n−オクチル)メチルオキシ−
1,2−エポキシプロパン、3−(パーフルオロ−n−
デシル)メチルオキシ−1,2−エポキシプロパン、3
−(パーフルオロ−n−ドデシル)メチルオキシ−1,
2−エポキシプロパン、3−(3,3,3−トリフルオ
ロプロピルオキシ)−1,2−エポキシプロパン、3−
(2−パーフルオロエチル)エチルオキシ−1,2−エ
ポキシプロパン、3−(2−パーフルオロ−n−ブチ
ル)エチルオキシ−1,2−エポキシプロパン、3−
(2−パーフルオロ−n−ヘキシル)エチルオキシ−
1,2−エポキシプロパン、3−(2−パーフルオロ−
n−オクチル)エチルオキシ−1,2−エポキシプロパ
ン、3−(2−パーフルオロ−n−デシル)エチルオキ
シ−1,2−エポキシプロパン、3−(2−パーフルオ
ロ−n−ドデシル)エチルオキシ−1,2−エポキシプ
ロパン、3−(パーフルオロ−1−メチルエチル)−
1,2−エポキシプロパン、3−(パーフルオロ−3−
メチルブチル)−1,2−エポキシプロパン、3−(パ
ーフルオロ−5−メチルヘキシル)−1,2−エポキシ
プロパン、3−(パーフルオロ−7−メチルオクチル)
−1,2−エポキシプロパン、3−(パーフルオロ−9
−メチルデシル)−1,2−エポキシプロパン、3−
(パーフルオロ−11−メチルドデシル)−1,2−エ
ポキシプロパン、4−(パーフルオロ−1−メチルエチ
ル)−1,2−エポキシブタン、4−(パーフルオロ−
3−メチルブチル)−1,2−エポキシブタン、4−
(パーフルオロ−5−メチルヘキシル)−1,2−エポ
キシブタン、4−(パーフルオロ−7−メチルオクチ
ル)−1,2−エポキシブタン、4−(パーフルオロ−
9−メチルデシル)−1,2−エポキシブタン、4−
(パーフルオロ−11−メチルドデシル)−1,2−エ
ポキシブタン、5−(パーフルオロ−3−メチルブチ
ル)−1,2−エポキシペンタン、5−(パーフルオロ
−5−メチルヘキシル)−1,2−エポキシペンタン、
5−(パーフルオロ−7−メチルオクチル)−1,2−
エポキシペンタン、3−(パーフルオロ−1−メチルエ
チルオキシ)−1,2−エポキシプロパン、3−(パー
フルオロ−3−メチルブチルオキシ)−1,2−エポキ
シプロパン、3−(パーフルオロ−5−メチルヘキシル
オキシ)−1,2−エポキシプロパン、3−(パーフル
オロ−7−メチルオクチルオキシ)−1,2−エポキシ
プロパン、3−(パーフルオロ−9−メチルデシルオキ
シ)−1,2−エポキシプロパン、3−(パーフルオロ
−11−メチルドデシルオキシ)−1,2−エポキシプ
ロパン、3−(パーフルオロ−3−メチルブチル)メチ
ルオキシ−1,2−エポキシプロパン、3−(パーフル
オロ−5−メチルヘキシル)メチルオキシ−1,2−エ
ポキシプロパン、3−(パーフルオロ−7−メチルオク
チル)メチルオキシ−1,2−エポキシプロパン、3−
(2−(パーフルオロ−3−メチルブチル)エチルオキ
シ)−1,2−エポキシプロパン、3−(2−(パーフ
ルオロ−5−メチルヘキシル)エチルオキシ)−1,2
−エポキシプロパン、3−(2−(パーフルオロ−7−
メチルオクチル)エチルオキシ)−1,2−エポキシプ
ロパン、3−(1,1,2,2−テトラフルオロエチ
ル)−1,2−エポキシプロパン、3−(1,1,2,
2,3,3,4,4−オクタフルオロブチル)−1,2
−エポキシプロパン、3−(1,1,2,2,3,3,
4,4,5,5,6,6−ドデカフルオロヘキシル)−
1,2−エポキシプロパン、3−(1,1,2,2,
3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8−ヘ
キサデカフルオロオクチル)−1,2−エポキシプロパ
ン、1−(メタ)アクリロイルオキシ−4−(1,1,
2,2−テトラフルオロエチル)−2−ブタノール、1
−(メタ)アクリロイルオキシ−4−(1,1,2,
2,3,3,4,4−オクタフルオロブチル)−2−ブ
タノール、1−(メタ)アクリロイルオキシ−4−
(1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−
ドデカフルオロヘキシル)−2−ブタノール、1−(メ
タ)アクリロイルオキシ−4−(1,1,2,2,3,
3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8−ヘキサ
デカフルオロオクチル)−2−ブタノール、5−(1,
1,2,2−テトラフルオロエチル)−1,2−エポキ
シペンタン、5−(1,1,2,2,3,3,4,4−
オクタフルオロブチル)−1,2−エポキシペンタン、
5−(1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,
6−ドデカフルオロヘキシル)−1,2−エポキシペン
タン、5−(1,1,2,2,3,3,4,4,5,
5,6,6,7,7,8,8−ヘキサデカフルオロオク
チル)−1,2−エポキシペンタン、3−(1,1,
2,2−テトラフルオロエチルオキシ)−1,2−エポ
キシプロパン、3−(1,1,2,2,3,3,4,4
−オクタフルオロブチルオキシ)−1,2−エポキシプ
ロパン、3−(1,1,2,2,3,3,4,4,5,
5,6,6−ドデカフルオロヘキシルオキシ)−1,2
−エポキシプロパン、3−(1,1,2,2,3,3,
4,4,5,5,6,6,7,7,8,8−ヘキサデカ
フルオロオクチルオキシ)−1,2−エポキシプロパ
ン、3−(2,2,3,3−テトラフルオロプロピルオ
キシ)−1,2−エポキシプロパン、3−(2,2,
3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンチルオキ
シ)−1,2−エポキシプロパン、3−(2,2,3,
3,4,4,5,5,6,6,7,7−ドデカフルオロ
ヘプチルオキシ)−1,2−エポキシプロパン、3−
(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,
8,8,9,9−ヘキサデカフルオロノニルオキシ)−
1,2−エポキシプロパン、3−(3,3,4,4−テ
トラフルオロブチルオキシ)−1,2−エポキシプロパ
ン、3−(3,3,4,4,5,5,6,6−オクタフ
ルオロヘキシルオキシ)−1,2−エポキシプロパン、
3−(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,
8−ドデカフルオロオクチルオキシ)−1,2−エポキ
シプロパン、3−(3,3,4,4,5,5,6,6,
7,7,8,8,9,9,10,10−ヘキサデカフル
オロデシルオキシ)−1,2−エポキシプロパン等を挙
げることができる。
【0022】前記式(1)および/または前記式(2)
で表されるフッ素原子含有(メタ)アクリレート化合物
(A)を合成するために、前記式(6)で表されるフッ
素原子含有モノエポキシ化合物と(メタ)アクリル酸と
の反応において、フッ素原子含有モノエポキシ化合物
1.00モルに対する(メタ)アクリル酸の仕込量の割
合は0.90〜3.00モルが好ましく、より好ましく
は1.00〜1.50モルである。式(6)で表される
フッ素原子含有モノエポキシ化合物に(メタ)アクリル
酸を付加させる反応温度は50〜150℃が好ましく、
より好ましくは70〜100℃である。
【0023】反応を促進するために、触媒を用いること
もできる。このとき用いることができる触媒としては、
例えば、トリエチルアミン、ベンジルジメチルアミン等
のアミン類、トリエチルベンジルアンモニウムクロライ
ド、テトラメチルアンモニウムクロライド、トリエチル
ベンジルアンモニウムブロマイド、トリオクチルメチル
アンモニウムクロライド、トリブチルベンジルアンモニ
ウムクロライド、トリメチルベンジルアンモニウムクロ
ライド、トリメチルフェニルアンモニウムブロマイド、
テトラメチルアンモニウムブロマイド、テトラエチルア
ンモニウムブロマイド、テトラ−n−ブチルアンモニウ
ムブロマイド、テトラメチルアンモニウムヨーダイド、
テトラエチルアンモニウムヨーダイド、テトラ−n−ブ
チルアンモニウムヨーダイド等の第4級アンモニウム
塩、トリフェニルホスフィン、トリ−n−ブチルホスフ
ィン、トリ−m−トルイルホスフィン、トリシクロヘキ
シルホスフィン、ジフェニルホスフィナスクロライド、
1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)メタン、1,2
−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン、1,4−ビス
(ジフェニルホスフィノ)ブタン、1,5−ビス(ジフ
ェニルホスフィノ)ペンタン等の有機ホスフィン化合物
を挙げることができる。上記触媒の添加量は、反応混合
物全体に対して0.001〜5.0w%が好ましく、よ
り好ましくは0.01〜3.0w%である。反応時間は
3〜60時間が好ましく、より好ましくは15〜25時
間である。
【0024】この反応により得られる生成物は、通常、
前記式(1)および前記式(2)で表されるフッ素原子
含有(メタ)アクリレート化合物(A)の混合物とな
る。こうして得られたフッ素原子含有(メタ)アクリレ
ート化合物(A)は、必要に応じて過剰の(メタ)アク
リル酸あるいは触媒等を除くために、一旦トルエン等の
非水系溶剤に溶解され、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカ
リ水溶液で洗浄してもよい。アルカリ水溶液で洗浄後、
水あるいは食塩水等で洗浄して残存するアルカリを除
き、溶剤を充分に留去すると、より純度の高い前記式
(1)および前記式(2)で表されるフッ素原子含有
(メタ)アクリレート化合物(A)が得られる。また場
合によっては、減圧蒸留により精製あるいは分留されて
用いられることもある。
【0025】本発明では、フッ素原子含有ウレタン(メ
タ)アクリレート化合物(C)を合成するために、前記
式(1)および/または前記式(2)で表されるフッ素
原子含有(メタ)アクリレート化合物(A)以外に、フ
ッ素原子を含有しないモノヒドロキシ(メタ)アクリレ
ート化合物(B)を、前記式(3)で表されるトリイソ
シアネート化合物に反応させる。ここでフッ素原子含有
ウレタン(メタ)アクリレート化合物(C)を合成する
ときに用いられるフッ素原子を含有しないモノヒドロキ
シ(メタ)アクリレート化合物(B)の具体例として
は、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒド
ロキシブチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブ
チル(メタ)アクリレート、5−ヒドロキシペンチル
(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシペンチル(メ
タ)アクリレート、3−ヒドロキシペンチル(メタ)ア
クリレート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレ
ート、5−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、
4−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、5−ヒ
ドロキシ−3−メチルペンチル(メタ)アクリレート、
シクロヘキサン−1,4−ジメタノールモノアクリレー
ト、2−(2−ヒドロキシエチルオキシ)エチル(メ
タ)アクリレート等を挙げることができる。
【0026】本発明で用いられるフッ素原子含有ウレタ
ン(メタ)アクリレート化合物(C)を合成する方法と
しては、上記のようにして合成したかあるいは市販され
ている前記式(1)および/または前記式(2)で表さ
れるフッ素原子含有(メタ)アクリレート化合物(A)
とフッ素原子を含有しないモノヒドロキシ(メタ)アク
リレート化合物(B)の混合物に前記式(3)で表され
るトリイソシアネート化合物を反応させるか、あるいは
逆に、前記式(3)で表されるトリイソシアネート化合
物に前記式(1)および/または前記式(2)で表され
るフッ素原子含有(メタ)アクリレート化合物(A)と
フッ素原子を含有しないモノヒドロキシ(メタ)アクリ
レート化合物(B)の混合物を反応させるか、あらかじ
め前記式(1)および/または前記式(2)で表される
フッ素原子含有(メタ)アクリレート化合物(A)を前
記式(3)で表されるトリイソシアネート化合物に、前
記式(1)および/または前記式(2)で表されるフッ
素原子含有(メタ)アクリレート化合物(A)のモル数
が前記式(3)で表されるトリイソシアネート化合物の
イソシアネート基のモル数よりも少なくなるような割合
で反応させ、得られた反応物の残っているイソシアネー
ト基に当量のフッ素原子を含有しないモノヒドロキシ
(メタ)アクリレート化合物(B)を反応させるか、あ
るいは逆に、フッ素原子を含有しないモノヒドロキシ
(メタ)アクリレート化合物(B)を前記式(3)で表
されるトリイソシアネート化合物に、フッ素原子を含有
しないモノヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物
(B)のモル数が前記式(3)で表されるトリイソシア
ネート化合物のイソシアネート基のモル数よりも少なく
なるような割合で反応させ、得られた反応物の残ってい
るイソシアネート基に当量の前記式(1)および/また
は前記式(2)で表されるフッ素原子含有(メタ)アク
リレート化合物(A)を反応させる方法を挙げることが
できる。なお、前記式(3)で表されるトリイソシアネ
ート化合物は、市場において入手することが可能であ
る。
【0027】本発明で用いられるフッ素原子含有ウレタ
ン(メタ)アクリレート化合物(C)は、前記式(1)
および/または前記式(2)で表されるフッ素原子含有
(メタ)アクリレート化合物(A)とフッ素原子を含有
しないモノヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物
(B)を、前記式(3)で表されるトリイソシアネート
化合物に反応させて得ることができる。ここで、前記式
(1)および/または前記式(2)で表されるフッ素原
子含有(メタ)アクリレート化合物(A)とフッ素原子
を含有しないモノヒドロキシ(メタ)アクリレート化合
物(B)の割合は、前記式(1)および/または前記式
(2)で表されるフッ素原子含有(メタ)アクリレート
化合物(A)1モルに対してフッ素原子を含有しないモ
ノヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物(B)を0.
01〜100モルとするのが好ましく、より好ましくは
0.2〜1モルとするのがよい。また、前記式(3)で
表されるトリイソシアネート化合物に対する前記式
(1)および/または前記式(2)で表されるフッ素原
子含有(メタ)アクリレート化合物(A)とフッ素原子
を含有しないモノヒドロキシ(メタ)アクリレート化合
物(B)の両方の使用割合は、前記式(3)で表される
トリイソシアネート化合物のイソシアネート基1モルに
対して、反応させる前記式(1)および/または前記式
(2)で表されるフッ素原子含有(メタ)アクリレート
化合物(A)とフッ素原子を含有しないモノヒドロキシ
(メタ)アクリレート化合物(B)のモル数の合計を
0.95〜1.10とするのが好ましく、より好ましく
は1.00〜1.02とするのがよい。
【0028】フッ素原子含有ウレタン(メタ)アクリレ
ート化合物(C)を合成する場合、前記式(1)および
/または前記式(2)で表されるフッ素原子含有(メ
タ)アクリレート化合物(A)とフッ素原子を含有しな
いモノヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物(B)の
水酸基と前記式(3)で表されるトリイソシアネート化
合物のイソシアネート基との反応を促進させるために、
例えば、トリエチルアミン、ベンジルジメチルアミン等
の第3級アミン類、ジブチルスズジラウリレート、ジオ
クチルスズジラウリレート等のジラウリレート化合物を
触媒として用いることができる。触媒の添加量は、原料
の仕込量全体に対して0.001〜5.0w%であるこ
とが好ましく、より好ましくは0.01〜1w%であ
る。反応時間は1〜10時間が好ましい。また反応温度
は20〜120℃が好ましく、より好ましくは30〜8
0℃である。
【0029】なお、本発明で用いられるフッ素原子含有
ウレタン(メタ)アクリレート化合物(C)を合成する
のに触媒を用いる場合、前記式(1)および/または前
記式(2)で表されるフッ素原子含有(メタ)アクリレ
ート化合物(A)とフッ素原子を含有しないモノヒドロ
キシ(メタ)アクリレート化合物(B)の混合物に前記
式(3)で表されるトリイソシアネート化合物を反応さ
せるか、あるいは逆に、前記式(3)で表されるトリイ
ソシアネート化合物に前記式(1)および/または前記
式(2)で表されるフッ素原子含有(メタ)アクリレー
ト化合物(A)とフッ素原子を含有しないモノヒドロキ
シ(メタ)アクリレート化合物(B)の混合物を反応さ
せてフッ素原子含有ウレタン(メタ)アクリレート化合
物(C)を合成する方法の場合は、あらかじめ反応前に
前記式(1)および/または前記式(2)で表されるフ
ッ素原子含有(メタ)アクリレート化合物(A)とフッ
素原子を含有しないモノヒドロキシ(メタ)アクリレー
ト化合物(B)の混合物か、あるいは逆に前記式(3)
で表されるトリイソシアネート化合物にあらかじめ所定
量の触媒を添加して使用してもよく、また前記式(1)
および/または前記式(2)で表されるフッ素原子含有
(メタ)アクリレート化合物(A)、フッ素原子を含有
しないモノヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物
(B)および前記式(3)で表されるトリイソシアネー
ト化合物の混合物に発熱に注意しながら触媒を添加して
使用してもよい。さらに、前記式(1)および/または
前記式(2)で表されるフッ素原子含有(メタ)アクリ
レート化合物(A)を前記式(3)で表されるトリイソ
シアネート化合物に、前記式(1)および/または前記
式(2)で表されるフッ素原子含有(メタ)アクリレー
ト化合物(A)のモル数が前記式(3)で表されるトリ
イソシアネート化合物のイソシアネート基のモル数より
も少なくなるような割合で反応させ、得られた反応物の
残っているイソシアネート基に当量のフッ素原子を含有
しないモノヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物
(B)を反応させる方法でフッ素原子含有ウレタン(メ
タ)アクリレート化合物(C)を合成する方法の場合
は、あらかじめ前記式(1)および/または前記式
(2)で表されるフッ素原子含有(メタ)アクリレート
化合物(A)かまたは前記式(3)で表されるトリイソ
シアネート化合物に所定量の触媒を添加して使用しても
よく、あるいは前記式(1)および/または前記式
(2)で表されるフッ素原子含有(メタ)アクリレート
化合物(A)と前記式(3)で表されるトリイソシアネ
ート化合物の混合物に発熱に注意しながら所定量の触媒
を添加して使用してもよい。逆に、フッ素原子を含有し
ないモノヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物(B)
を前記式(3)で表されるトリイソシアネート化合物
に、フッ素原子を含有しないモノヒドロキシ(メタ)ア
クリレート化合物(B)のモル数が前記式(3)で表さ
れるトリイソシアネート化合物のイソシアネート基のモ
ル数よりも少なくなるような割合で反応させ、得られた
反応物の残っているイソシアネート基に当量の前記式
(1)および/または前記式(2)で表されるフッ素含
有(メタ)アクリレート化合物(A)を反応させる方法
でフッ素原子含有ウレタン(メタ)アクリレート化合物
(C)を合成する方法の場合は、フッ素原子を含有しな
いモノヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物(B)か
または前記式(3)で表されるトリイソシアネート化合
物に所定量の触媒を添加して使用してもよく、あるいは
フッ素原子を含有しないモノヒドロキシ(メタ)アクリ
レート化合物(B)と前記式(3)で表されるトリイソ
シアネート化合物の混合物に発熱に注意しながら所定量
の触媒を添加して使用してもよい。
【0030】上記フッ素原子含有ウレタン(メタ)アク
リレート化合物(C)の合成方法において、通常、前記
式(1)および/または前記式(2)で表されるフッ素
原子含有(メタ)アクリレート化合物(A)、およびフ
ッ素原子を含有しないモノヒドロキシ(メタ)アクリレ
ート化合物(B)が液体の場合は、反応は溶剤を使用し
ないで行うことができる。ただし、前記式(1)および
/または前記式(2)で表されるフッ素原子含有(メ
タ)アクリレート化合物(A)、およびフッ素原子を含
有しないモノヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物
(B)がワックス状かあるいは固体の場合は、前記式
(3)で表されるトリイソシアネート化合物のイソシア
ネート基に不活性な溶剤を反応溶剤に使用して反応を行
うことができる。このとき用いられるイソシアネート基
に不活性な溶剤の具体例としては、例えば、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のよう
なケトン類、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等の
ような芳香族炭化水素化合物を挙げることができる。ま
た後で述べる本発明の樹脂組成物または光ファイバー用
コーティング剤に混合して使用可能な前記式(4)で表
される単官能(メタ)アクリレート化合物(D)および
/または前記式(5)で表される二官能(メタ)アクリ
レート化合物(E)を反応溶剤として用いることもでき
る。
【0031】本発明の樹脂組成物または光ファイバー用
コーティング剤として用いられるフッ素原子含有ウレタ
ン(メタ)アクリレート化合物(C)は単一化合物であ
る必要は必ずしもなく、2種類以上の化合物を合成して
混合して使用してもよい。また、2種類以上の前記式
(1)および/または前記式(2)で表されるフッ素原
子含有(メタ)アクリレート化合物(A)の混合物、お
よび/または2種類以上のフッ素原子を含有しないモノ
ヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物(B)と前記式
(3)で表されるトリイソシアネート化合物を反応させ
てフッ素原子含有ウレタン(メタ)アクリレート化合物
(C)を合成して使用してもよい。
【0032】本発明の樹脂組成物は、本発明で合成した
フッ素原子含有ウレタン(メタ)アクリレート化合物
(C)と前記式(4)で表される単官能(メタ)アクリ
レート化合物(D)および/または前記式(5)で表さ
れる二官能(メタ)アクリレート化合物(E)を粘度、
屈折率等の調整を目的として混合して使用することがで
きる。ここで用いられる前記式(4)で表される単官能
(メタ)アクリレート化合物(D)の具体例としては、
例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、n
−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチルメタアクリ
レート、n−ペンチル(メタ)アクリレート、イソペン
チル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アク
リレート、イソヘキシル(メタ)アクリレート、n−ヘ
プチル(メタ)アクリレート、イソヘプチル(メタ)ア
クリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソ
オクチル(メタ)アクリレート、n−ノニル(メタ)ア
クリレート、n−デシル(メタ)アクリレート、n−ラ
ウリル(メタ)アクリレート、2−メトキシエチル(メ
タ)アクリレート、3−メトキシプロピル(メタ)アク
リレート、4−メトキシブチル(メタ)アクリレート、
2−(2−メトキシエトキシ)エチル(メタ)アクリレ
ート、3−(3−メトキシプロポキシ)プロピル(メ
タ)アクリレート、4−(4−メトキシブトキシ)ブチ
ル(メタ)アクリレート、2−(2−(2−メトキシエ
トキシ)エトキシ)エチル(メタ)アクリレート、2−
(2−(2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ)エト
キシ)エチル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチ
ル(メタ)アクリレート、3−エトキシプロピル(メ
タ)アクリレート、4−エトキシブチル(メタ)アクリ
レート、2−(2−エトキシエトキシ)エチル(メタ)
アクリレート、3−(3−エトキシプロポキシ)プロピ
ル(メタ)アクリレート、4−(4−エトキシブトキ
シ)ブチル(メタ)アクリレート、2−(2−(2−エ
トキシエトキシ)エトキシ)エチル(メタ)アクリレー
ト、2−(2−(2−(2−エトキシエトキシ)エトキ
シ)エトキシ)エチル(メタ)アクリレート等を挙げる
ことができ、さらにフッ素原子を含有する前記式(4)
で表される単官能(メタ)アクリレート化合物(D)の
具体例としては、例えば、2,2,2−トリフルオロエ
チル(メタ)アクリレート、2,2,3,3,3−ペン
タフルオロプロピル(メタ)アクリレート、1H,1H
−パーフルオロ−n−ブチル(メタ)アクリレート、1
H,1H−パーフルオロ−n−ヘキシル(メタ)アクリ
レート、1H,1H−パーフルオロ−n−オクチル(メ
タ)アクリレート、1H,1H−パーフルオロ−n−デ
シル(メタ)アクリレート、3,3,4,4,4−ペン
タフルオロブチル(メタ)アクリレート、2−(パーフ
ルオロ−n−ブチル)エチル(メタ)アクリレート、2
−(パーフルオロ−n−ヘキシル)エチル(メタ)アク
リレート、2−(パーフルオロ−n−オクチル)エチル
(メタ)アクリレート、2−(パーフルオロ−n−デシ
ル)エチル(メタ)アクリレート、1H,1H−パーフ
ルオロイソプロピル(メタ)アクリレート、1H,1H
−パーフルオロイソブチル(メタ)アクリレート、1
H,1H−パーフルオロイソヘキシル(メタ)アクリレ
ート、1H,1H−パーフルオロイソオクチル(メタ)
アクリレート、1H,1H−パーフルオロイソデシル
(メタ)アクリレート、1H,1H−パーフルオロイソ
ドデシル(メタ)アクリレート、2−(パーフルオロイ
ソプロピル)エチル(メタ)アクリレート、2−(パー
フルオロ−2−メチルプロピル)エチル(メタ)アクリ
レート、2−(パーフルオロ−3−メチルブチル)エチ
ル(メタ)アクリレート、2−(パーフルオロ−5−メ
チルヘキシル)エチル(メタ)アクリレート、2−(パ
ーフルオロ−7−メチルオクチル)エチル(メタ)アク
リレート、2−(パーフルオロ−9−メチルデシル)エ
チル(メタ)アクリレート、2,2,3,3−テトラフ
ルオロプロピル(メタ)アクリレート、1H,1H,5
H−パーフルオロペンチル(メタ)アクリレート、1
H,1H,7H−パーフルオロヘプチル(メタ)アクリ
レート、1H,1H,9H−パーフルオロノニル(メ
タ)アクリレート、3,3,4,4−テトラフルオロブ
チル(メタ)アクリレート、3,3,4,4,5,5,
6,6−オクタフルオロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8
−ドデカフルオロオクチル(メタ)アクリレート、3,
3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,
9,10,10−ヘキサデカフルオロデシル(メタ)ア
クリレート等を挙げることができる。
【0033】また、前記式(5)で表される二官能(メ
タ)アクリレート化合物(E)の具体例としては、例え
ば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,
2−プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、
1,3−プロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、
1,8−オクタンジオールジ(メタ)アクリレート、
1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、1,
10−デカンジオールジ(メタ)アクリレート、1,1
2−ドデカンジオールジ(メタ)アクリレート、3−メ
チル−1,5−ペンタンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオールジ(メ
タ)アクリレート、2,2,4−トリメチル−1,6−
ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、2,4,4
−トリメチル−1,6−ヘキサンジオール(メタ)アク
リレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート等を
挙げることができ、さらにフッ素原子を含有する前記式
(5)で表される二官能(メタ)アクリレート化合物
(E)の具体例としては、例えば、ビス(2−(メタ)
アクリロイルオキシ−1,1−ジフルオロエチル)エー
テル、1,8−ジ(メタ)アクリロイルオキシ−3,6
−ジオキサオクタン、1,11−ジ(メタ)アクリロイ
ルオキシ−3,6,9−トリオキサウンデカン、1,1
4−ジ(メタ)アクリロイルオキシ−3,6,9,12
−テトラオキサテトラデカン、1,4−ジ(メタ)アク
リロイルオキシ−2,2,3,3,−テトラフルオロブ
タン、1,6−ジ(メタ)アクリロイルオキシ−2,
2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロヘキサ
ン、1,8−ジ(メタ)アクリロイルオキシ−2,2,
3,3,4,4,5,5,6,6,7,7−ドデカフル
オロオクタン、1,10−ジ(メタ)アクリロイルオキ
シ−2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,
7,8,8,9,9−ヘキサデカフルオロデカン、1,
12−ジ(メタ)アクリロイルオキシ−2,2,3,
3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,
9,10,10,11,11−イコサフルオロドデカ
ン、1,6−ジ(メタ)アクリロイルオキシ−3,3,
4,4−テトラフルオロヘキサン、1,8−ジ(メタ)
アクリロイルオキシ−3,3,4,4,5,5,6,6
−オクタフルオロオクタン、1,10−ジ(メタ)アク
リロイルオキシ−3,3,4,4,5,5,6,6,
7,7,8,8−ドデカフルオロデカン、1,12−ジ
(メタ)アクリロイルオキシ−3,3,4,4,5,
5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10−ヘ
キサデカフルオロドデカン、1,14−ジ(メタ)アク
リロイルオキシ−3,3,4,4,5,5,6,6,
7,7,8,8,9,9,10,10,11,11,1
2,12−イコサフルオロテトラデカン等を挙げること
ができる。
【0034】上記に例示した前記式(4)で表される単
官能(メタ)アクリレート化合物(D)および前記式
(5)で表される二官能(メタ)アクリレート化合物
(E)は、どちらか一方を単独で一種類だけ使用しても
よく、前記式(4)で表される単官能(メタ)アクリレ
ート化合物(D)および前記式(5)で表される二官能
(メタ)アクリレート化合物(E)をそれぞれ数種類混
合して使用してもよい。なお、前記式(4)で表される
単官能(メタ)アクリレート化合物(D)および前記式
(5)で表される二官能(メタ)アクリレート化合物
(E)は、どのような割合で混合しても構わない。ま
た、本発明のフッ素原子含有ウレタン(メタ)アクリレ
ート化合物(C)に対する前記式(4)で表される単官
能(メタ)アクリレート化合物(D)および/または前
記式(5)で表される二官能(メタ)アクリレート化合
物(E)の使用割合は、フッ素原子含有ウレタン(メ
タ)アクリレート化合物(C)100重量部に対して、
前記式(4)で表される単官能(メタ)アクリレート化
合物(D)および/または前記式(5)で表される二官
能(メタ)アクリレート化合物(E)の総量で20〜1
000重量部であることが好ましく、より好ましくは5
0〜300重量部である。
【0035】本発明の樹脂組成物及びその硬化物は、例
えば、次の〜の組み合わせから成るものが挙げられ
る。 (A)成分;1−アクリロイルオキシ−3−(2−パ
−フルオロ−n−ヘキシル)エチルオキシ−2−プロパ
ノ−ル、2−アクリロイルオキシ−3−(2−パ−フル
オロ−n−ヘキシル)エチルオキシ−1−プロパノ−ル (B)成分;2−ヒドロキシエチルアクリレ−ト (D)成分;イソオクチルアクリレート及び2−イソシ
アナートエチル−2,6−ジイソシアナートカプロエー
ト {式(3)で表されるトリイソシアネート化合物} (A)成分;1−アクリロイルオキシ−3−(2−パ
−フルオロ−n−ヘキシル)エチルオキシ−2−プロパ
ノ−ル、2−アクリロイルオキシ−3−(2−パ−フル
オロ−n−ヘキシル)エチルオキシ−1−プロパノ−ル (B)成分;2−ヒドロキシエチルアクリレ−ト (E)成分;1,6−ヘキサンジオールジアクリレート
及び2−イソシアナートエチル−2,6−ジイソシアナ
ートカプロエート (A)成分;1−アクリロイルオキシ−3−(2−パ
−フルオロ−n−ヘキシル)エチルオキシ−2−プロパ
ノ−ル、2−アクリロイルオキシ−3−(2−パ−フル
オロ−n−ヘキシル)エチルオキシ−1−プロパノ−ル (B)成分;2−ヒドロキシエチルアクリレ−ト (D)成分;イソオクチルアクリレート (F)成分;1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケ
トン及び2−イソシアナートエチル−2,6−ジイソシ
アナートカプロエート (A)成分;1−アクリロイルオキシ−3−(2−パ
−フルオロ−n−ヘキシル)エチルオキシ−2−プロパ
ノ−ル、2−アクリロイルオキシ−3−(2−パ−フル
オロ−n−ヘキシル)エチルオキシ−1−プロパノ−ル (B)成分;2−ヒドロキシエチルアクリレ−ト (E)成分;1,6−ヘキサンジオールジアクリレート (F)成分;1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケ
トン及び2−イソシアナートエチル−2,6−ジイソシ
アナートカプロエート
【0036】本発明の樹脂組成物に紫外線等の活性エネ
ルギー線を照射して硬化する場合は、光重合開始剤
(F)を用いる。本発明で用いる光重合開始剤(F)と
しては公知のどのような光重合開始剤を用いても構わな
いが、配合した後の貯蔵安定性のよいことが要求され
る。このような光重合開始剤(F)の具体例としては、
例えば、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプ
ロパン−1−オン、ジエトキシアセトフェノン、ベンジ
ルジメチルケタール、4−(2−ヒドロキシエトキシ)
フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、
1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メ
チル−2−モルホリノ(4−チオメチルフェニル)プロ
パン−1−オン等を挙げることができる。これら光重合
開始剤(F)は1種類だけ使用してもよいが、2種類以
上任意の割合で混合して使用しても構わない。また光重
合開始剤(F)の添加量は、本発明の樹脂組成物または
光ファイバー用コーティング剤全体に対して通常、0.
1〜10.0w%配合するのが好ましく、より好ましく
は0.5〜5.0w%である。また、光重合開始剤
(F)を配合するときには、樹脂組成物を加熱すると光
重合開始剤(F)が溶解し易くなる。この光重合開始剤
(F)を加熱溶解するときの温度は好ましくは30〜8
0℃であり、より好ましくは40〜70℃である。
【0037】本発明の樹脂組成物は、必要に応じてシラ
ンカップリング剤、酸化防止剤、重合禁止剤(例えばハ
イドロキノン、メチルハイドロキノン、ハイドロキノン
モノメチルエーテル等)、光安定剤等の添加剤を添加す
ることもできる。また本発明の樹脂組成物は、前記各成
分を均一に混合することにより得ることができる。
【0038】本発明で得られる樹脂組成物は、一般に基
材に塗布して使用する。その場合、用いられる基材の具
体例としては、例えば、石英ガラス等のガラス類、銅、
アルミ等の金属類、ポリメチルメタクリレート、重水素
化ポリメチルメタクリレート、ポリエチルメタクリレー
ト、ポリスチレン、ポリカーボネート、ABS(アクリ
ロニトリル、1,4−ブタジエン、スチレンの3成分の
共重合体)樹脂等のプラスチック類を挙げることができ
る。また本発明に係わる樹脂組成物を基材に塗布する方
法としては、例えば、刷毛塗り、バーコーター、アプリ
ケーター、ロールコーターあるいはローラーブラシ等に
より直接塗布する方法、エアースプレーまたはエアーレ
ススプレー塗装機等によるスプレー塗布法、シャワーコ
ーターまたはカーテンフローコーター等による流し塗り
法(フローコート)、浸漬法、キャスティング法、スピ
ナーコーティング法等を用いることができる。なお前記
塗布法は、基材の材質、形状あるいは用途等に応じて適
宜使い分けることが望ましい。
【0039】本発明で得られる樹脂組成物を、光ファイ
バー用コーティング剤として基材(例えば光伝送ファイ
バー用芯線)に塗布する方法としては、当業界公知の種
々の方法、例えば、本発明に係わる樹脂組成物を入れた
貯槽に光ファイバー芯線を連続的に浸漬して引き上げ、
紫外線等の活性エネルギー線を照射してクラッド部分を
硬化形成する方法、または本発明の樹脂組成物を連続的
に供給できる口金に光伝送ファイバー芯線を通して連続
塗布し、紫外線等の活性エネルギー線を照射してクラッ
ド部分を硬化形成する方法が挙げられる。光伝送ファイ
バーのクラッド部分を硬化形成する場合、本発明のコー
ティング剤による皮膜の厚さは特に限定されないが、通
常、5〜300ミクロン程度が好ましい。
【0040】なお、本発明でいう光伝送ファイバーの芯
線としては、例えば、石英系、ならびにポリメチルメタ
クリレート、重水素化ポリメチルメタクリレート、ポリ
エチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリカーボネー
ト等のプラスチック系が挙げられる。
【0041】紫外線等の活性エネルギー線を照射して本
発明の樹脂組成物を硬化する場合に用いられる光源とし
ては、例えば、キセノンランプ、カーボンアーク、殺菌
灯、紫外線用蛍光灯、複写用高圧水銀灯、中圧水銀灯、
高圧水銀灯、超高圧水銀灯、無電極ランプ、メタルハラ
イドランプ、あるいは走査型、カーテン型電子線加速路
による電子線等を使用することができる。また硬化を十
分に行うために、窒素ガス等の不活性ガス雰囲気中で紫
外線等の活性エネルギー線を照射することが望ましい。
【0042】本発明の樹脂組成物は、光伝送ファイバー
のクラッド材だけでなく、その低屈折率を利用したガラ
スまたはプラスチック類のコーティング剤、LED(L
ight emittin diode)用封止剤、光学
用レンズの保護コ−ト剤、表面防汚性塗料、光学用物品
のUV接着剤等にも使用することができる。
【0043】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお、本発明は、以下の実施例によって何ら限定さ
れるものではない。
【0044】前記式(1)および/または前記式(2)
で表されるフッ素原子含有(メタ)アクリレート化合物
(A)の合成例 合成例1:3−(2−パーフルオロ−n−ヘキシル)エ
チルオキシ−1,2−エポキシプロパン220.0g、
アクリル酸48.2g、テトラメチルアンモニウムクロ
ライド1.1gおよびハイドロキノンモノメチルエーテ
ル0.1gを仕込み、90〜96℃で18時間攪拌して
反応させた。得られた反応液をトルエン400mLに溶
解し、10重量%炭酸ナトリウム水溶液で2回、15重
量%塩化ナトリウム水溶液で3回洗浄した後、トルエン
を減圧留去してろ過することにより、無色透明な液体2
52.5gを得た(収率98.0%)。得られた反応物
の25℃における屈折率は1.3713であり、25℃
における粘度は180mPa・sであった。なお、得ら
れた反応物は下記構造式{(7)、1−アクリロイルオ
キシ−3−(2−パ−フルオロ−n−ヘキシル)エチル
オキシ−2−プロパノ−ル}および{(8)、2−アク
リロイルオキシ−3−(2−パ−フルオロ−n−ヘキシ
ル)エチルオキシ−1−プロパノ−ル}の混合物であ
る。
【0045】
【化12】
【0046】
【化13】
【0047】フッ素原子含有ウレタン(メタ)アクリレ
ート化合物(C)及び樹脂組成物の実施例 実施例1:200mLのセパラブルフラスコに、1,6
−ヘキサンジオールジアクリレート(商品名:ビスコー
ト#230、大阪有機化学工業株式会社製)60.4g
および2−イソシアナートエチル−2,6−ジイソシア
ナートカプロエート(商品名:LTI、協和発酵工業株
式会社製、前記式(3)で表されるイソシアネ−ト化合
物)11.8gを入れ、さらにジブチルスズジラウリレ
ート0.05gを添加して40℃で攪拌した。この溶液
に、合成例1で得た式(7)および(8)で表されるフ
ッ素原子含有アクリレート化合物43.4gを発熱に注
意しながら40〜50℃の温度範囲でゆっくりと加え、
そのまま40〜50℃で1時間攪拌した後、さらに60
〜70℃で1時間攪拌した。この反応液を40℃まで冷
却し、2−ヒドロキシエチルアクリレート5.2gを発
熱に注意しながら50℃を越えないように加えた。2−
ヒドロキシエチルアクリレートを加えた後、そのまま4
0〜50℃で1時間攪拌し、さらに昇温して60〜70
℃で1時間攪拌して、無色〜淡黄色の透明な粘性のある
反応混合物を得た。なお、このもののNCO価(ウレタ
ン価といい、残存するイソシアネ−ト基を重量%で表し
たもの)を測定したところ0.1w%以下であり、25
℃における屈折率は1.4394であり、25℃におけ
る粘度は81mPa・sであった。
【0048】実施例2:200mLのセパラブルフラス
コに、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート60.
1gおよび2−イソシアナートエチル−2,6−ジイソ
シアナートカプロエート16.2gを入れ、さらにジブ
チルスズジラウリレート0.06gを添加して40℃で
攪拌した。この溶液に、合成例1で得た式(7)および
(8)で表されるフッ素原子含有アクリレート化合物2
9.8gを発熱に注意しながら40〜50℃の温度範囲
でゆっくりと加え、そのまま40〜50℃で1時間攪拌
した後、さらに60〜70℃で1時間攪拌した。この反
応液を40℃まで冷却し、2−ヒドロキシエチルアクリ
レート14.2gを発熱に注意しながら50℃を越えな
いように加えた。2−ヒドロキシエチルアクリレートを
加えた後、そのまま40〜50℃で1時間攪拌し、さら
に昇温して60〜70℃で1時間攪拌して、無色〜淡黄
色の透明な粘性のある反応混合物を得た。なお、このも
ののNCO価を測定したところ0.1w%以下であり、
25℃における屈折率は1.4506であり、25℃に
おける粘度は94mPa・sであった。
【0049】実施例3:200mLのセパラブルフラス
コに、イソオクチルアクリレート(商品名:ライトアク
リレートIO−A、共栄社化学株式会社製)50.4g
および2−イソシアナートエチル−2,6−ジイソシア
ナートカプロエート11.9gを入れ、さらにジブチル
スズジラウリレート0.06gを添加して40℃で攪拌
した。この溶液に、合成例1で得た式(7)および
(8)で表されるフッ素原子含有アクリレート化合物4
3.5gをを発熱に注意しながら40〜50℃の温度範
囲でゆっくりと加え、そのまま40〜50℃で2時間攪
拌した。次いで、この反応液に2−ヒドロキシエチルア
クリレート5.4gを発熱に注意しながら50℃を越え
ないように加えた。2−ヒドロキシエチルアクリレート
を加えた後、そのまま40〜50℃で1時間攪拌し、さ
らに昇温して60〜70℃で1時間攪拌して、無色〜淡
黄色の透明な粘性のある反応混合物を得た。なお、この
もののNCO価を測定したところ0.1w%以下であ
り、25℃における屈折率は1.4268であり、25
℃における粘度は38mPa・sであった。
【0050】樹脂組成物の実施例 実施例4:実施例1で得た混合生成物100.1gに1
−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン2.1gを
配合し、加熱溶解することにより光硬化性樹脂組成物を
調製した。このものの25℃における屈折率は1.44
27であり、25℃における粘度は83mPa・sであ
った。この樹脂組成物をガラス板上に150〜200μ
mの厚さになるように塗工し、窒素雰囲気下、高圧水銀
ランプで900mJ/cmの照射強度で紫外線を照射
して硬化物を得た。得られた硬化物の物性を表1に示
す。
【0051】実施例5:実施例2で得た混合生成物10
0.1gに1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
ン2.0gを配合し、加熱溶解することにより光硬化性
樹脂組成物を調製した。このものの25℃における屈折
率は1.4536であり、25℃における粘度は95m
Pa・sであった。実施例5と同様の方法で硬化するこ
とにより、この樹脂組成物の硬化物を得た。得られた硬
化物の物性を表1に示す。
【0052】実施例6:実施例3で得た混合生成物10
0.2gに1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
ン2.0gを配合し、加熱溶解することにより光硬化性
樹脂組成物を調製した。このものの25℃における屈折
率は1.4298であり、25℃における粘度は38m
Pa・sであった。実施例5と同様の方法で硬化するこ
とにより、この樹脂組成物の硬化物を得た。得られた硬
化物の物性を表1に示す。
【0053】 表1 得られた硬化物の物性 実施例4 実施例5 実施例6 屈折率(25℃) *1 1.4756 1.4852 1.4523 ヤング率(MPa) *2 218 224 156 破断点強度(MPa) *2 12.2 12.7 9.6 破断点伸度(%) *2 9.7 9.2 15.8 透明性 *3 ○ ○ ○ 吸水率(%) *4 0.4 0.5 0.4
【0054】注) *1 屈折率:アッベ屈折率計1Tにより測定した。 *2 ヤング率、破断強度、破断点伸度:JIS K
7113の方法に準じて行った。 *3 透明性:厚さ150〜200μmの硬化物を観察
し、白化した部分の有無の確認を行った。 ○・・・硬化物に白化した部分がない。 *4 吸水率:JIS K 7209の方法に準じて測
定した。
【0055】表1より、本発明の樹脂組成物の硬化物
は、屈折率が低く、ヤング率が高く、破断点強度が高
く、破断点伸度が高く、透明性に優れ、吸水率が低いと
いう硬化物にとって好ましい結果が得られた。
【0056】
【発明の効果】実施例4〜6および表1から明らかなよ
うに、本発明の樹脂組成物は紫外線等の活性エネルギー
線を照射して速やかに硬化することが可能であり、その
硬化物はヤング率、破断点強度が高く、かつ可とう性を
有する。また本発明の樹脂組成物の硬化物は、トリイソ
シアネート化合物にフッ素原子含有モノヒドロキシ(メ
タ)アクリレート化合物およびフッ素原子を含有しない
モノヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物を反応して
得られたフッ素原子含有ウレタン(メタ)アクリレート
化合物を含有しているので屈折率が低く、かつ透明性に
優れるため、光伝送用光学ファイバーのクラッド層に適
用することが可能である。さらに吸水率が低いことか
ら、主に防水を目的とした様々な物品のコーティング剤
としても適用することができる。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H050 AB42Y AB43X BA03 4H039 CA99 CF30 4J027 AG01 AG28 BA07 BA19 BA20 BA21 CD03 4J100 AL03Q AL04Q AL05Q AL08Q AL66Q AL67P BA02Q BA04Q BA05Q BA06Q BA08Q BA15P BA38P BB10Q BB17P BB17Q BB18P CA04 DA62 DA63 FA03 FA18 JA32 JA35

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(1) 【化1】 および/または式(2) 【化2】 (式中、RはHまたはCHであり、XはC
    2m+1−(CH−、C2m+1−(C
    −O−、CFCF(CF)C2n
    (CH−、CFCF(CF)C2n
    (CH−O−、H−(CFCFb−(CH
    −またはH−(CFCFb−(CH
    −O−(ここで、mは1〜12の整数、nは0〜10の
    整数、aは0〜2の整数、bは1〜4の整数である。)
    である。)で表されるフッ素原子含有(メタ)アクリレ
    ート化合物(A)とフッ素原子を含有しないモノヒドロ
    キシ(メタ)アクリレート化合物(B)を、式(3) 【化3】 で表されるトリイソシアネート化合物に反応させること
    によって得られるフッ素原子含有ウレタン(メタ)アク
    リレート化合物(C)。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のフッ素原子含有ウレタン
    (メタ)アクリレート化合物(C)を含有することを特
    徴とする樹脂組成物。
  3. 【請求項3】式(4) 【化4】 (式中、RはHまたはCHであり、Yは直鎖状ある
    いは分岐状のC1〜C12のアルキル基、CH−(O
    (CH−)−、CHCH−(O(CH
    −)−、C2j+1−(CH)k−、CF
    CF(CF)C j−12(j−1)−(CH
    −またはH−(CFCF−(CH −(こ
    こで、hは2〜4の整数、iは1〜4の整数、jは1〜
    10の整数、kは1または2である。)である。)で表
    される単官能(メタ)アクリレート化合物(D)および
    /または式(5) 【化5】 (式中、RはHまたはCHであり、Zは直鎖状ある
    いは分岐状のC1〜C12のアルキル基、−CH
    (CHOCH)p−CH−、−CH−(CF
    OCF)p−CH−、−CH−(CF)q−CH
    −または−CHCH−(CF)q−CHCH
    −(ここで、pは1〜4の整数、qは2〜10の整数
    である。)である。)で表される二官能(メタ)アクリ
    レート化合物(E)を含有することを特徴とする請求項
    2に記載の樹脂組成物。
  4. 【請求項4】光重合開始剤(F)を含有することを特徴
    とする請求項2または請求項3に記載の樹脂組成物。
  5. 【請求項5】用途が光学用物品であることを特徴とする
    請求項2ないし4のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  6. 【請求項6】用途が光ファイバー用コーティング剤であ
    る請求項2ないし5のいずれか一項に記載の樹脂組成
    物。
  7. 【請求項7】請求項2ないし6のいずれか一項に記載の
    樹脂組成物の硬化物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007122035A (ja) * 2005-09-28 2007-05-17 Fujifilm Corp 反射防止フィルム並びに、該反射防止フィルムを用いた偏光板及び画像表示装置

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