JP2003290944A - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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JP2003290944A
JP2003290944A JP2002102290A JP2002102290A JP2003290944A JP 2003290944 A JP2003290944 A JP 2003290944A JP 2002102290 A JP2002102290 A JP 2002102290A JP 2002102290 A JP2002102290 A JP 2002102290A JP 2003290944 A JP2003290944 A JP 2003290944A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 レーザビームをガルバノミラーで偏向し、偏
向されたレーザビームをfθレンズで集光してワークを
加工するレーザ加工装置で、ガルバノミラーやガルバノ
スキャナーの温度変化による加工位置精度の低下を回避
することのできるレーザ加工装置を得る。 【解決手段】 本発明に係るレーザ加工装置は、レーザ
ビームをガルバノミラー3a、3bで偏向し、fθレン
ズ5で集光加工するレーザ加工装置において、上記ガル
バノミラーの温度を検出するガルバノ温度検出手段12
と、上記fθレンズの温度を検出するレンズ温度検出手
段11と、このガルバノ温度検出手段及びレンズ温度検
出手段からの温度に基づき、上記ガルバノミラーの偏向
変位動作位置を制御する手段と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工対象物(以
下ワークと称する)をガルバノスキャナーを用いた集光
レーザビームにより熱加工するレーザ加工装置の加工位
置精度の向上に関するものである。
【0002】
【従来技術】ガルバノスキャナーを利用したレーザ加工
装置は、古くはレーザ彫刻機やレーザ刻印機などに始ま
り、一般にはレーザマーカなどとも呼ばれ良く知られて
いる。最近では、多層プリント配線基板や精密電子部品
などの穴あけ製造工程に、従来のドリルなどの工法に替
わり微細、高速でフレキシブルな加工方法として利用が
拡大されている。こうした電子回路や電子部品の高精細
化は、関連する半導体の小型化や集積度の向上とあいま
って近年では特に顕著で、このような技術利用分野では
従来のレーザマーカなどでは全く問題にはならなかった
μm単位の加工位置精度が要求されるようになっている
のは周知である。
【0003】このような超高精度が要求されるレーザ加
工装置の加工精度を向上させる従来技術としては、特開
2000−98271号公報や特開2001−1794
79号公報に開示されているように、主に設置環境周囲
の温度や湿度の変化による加工精度の劣化を、 1) 加工位置のずれを検出して補正処理を行う。 2) ガルバノスキャナーの温度・湿度を一定にして位
置ずれを防止する。 3) 変化する温度を測定し位置ずれを補正する。 といった方法・手段により解決を計っている。他に、加
工レンズの温度変化による位置ずれの補正などの技術も
ある。
【0004】次に、従来のレーザ加工装置の構成を図6
の全体構成図を用いて説明する。図において、1はレー
ザ発振器、2はレーザ発振器1から水平方向出力された
レーザビーム、3aはレーザビーム2を水平面内で偏向
させる第1のガルバノミラー、3bはガルバノミラー3
aで偏向されたレーザビーム2を更に垂直面内で偏向す
る第2のガルバノミラー、4aはガルバノミラー3aを
駆動するガルバノスキャナー、4bはガルバノミラー3
bを駆動するガルバノスキャナー、6は水平面内で移動
(駆動制御)動作されるXYテーブル上に載置されるレ
ーザ加工対象となるワーク、5は偏向されたレーザビー
ム2をワーク6上に指向してほぼ垂直に集光照射するf
θレンズ、7はガルバノスキャナー4を駆動制御動作さ
せるガルバノドライバー、8はレーザ発振器1、ガルバ
ノドライバー7、CCDカメラ9、XYテーブルなどを
集中制御する制御装置、9はfθレンズ5の近くに設け
られたCCDカメラである。
【0005】次に動作について説明する。レーザ発振器
1は制御装置8により制御され、予め定められパルス状
出力のレーザビーム2を出射する。制御装置8は予め定
められたプログラムにより、同時にガルバノドライバー
7を経由してガルバノスキャナー4を駆動制御すること
で、ガルバノミラー3の振り角度を変化させる制御を行
う。而してガルバノミラー3により偏向されたレーザビ
ーム2はfθレンズ5に入射した後、焦点位置でワーク
6に照射され、ワーク6には穴あけなどの加工が施され
る。加工穴のサイズなどはレーザ発振器1のレーザ出力
の大きさを調整したり、1つの穴に対してどれだけのパ
ルスレーザビームを照射するかなどの条件変更が実施さ
れ、加工位置は所定の位置へ集光レーザビームが照射さ
れるようにガルバノミラー3の回転角度、即ち偏向変位
動作位置が制御される。ガルバノミラー3のスキャン範
囲を超える部分の加工を実施する時は、XYテーブルを
動作させてワーク6を移動させたり、加工開始位置の補
正や加工後の穴の観察にfθレンズ5の近傍に設けられ
たCCDカメラ9が使用される場合が多い。
【0006】上記のように構成・動作される従来のレー
ザ加工装置では、周囲環境温度の変化や自己の発熱など
の影響による加工精度の劣化が無いことを長時間に渡っ
て保証するために、 1)加工位置のずれを検出して補正する方法では、XY
テーブル上のワーク6とは別の場所、あるいはワーク6
をサンプルワークに取り替えXYテーブルに搭載し、図
3(a)に示されるテスト穴あけ加工モデルの如く、ガ
ルバノミラーのスキャン範囲において、例えばXY方向
に格子状に配列された線分X1、X2、X3及びY1、
Y2、Y3の交点に予めプログラムされたXYデータを
基準としてレーザ穴あけ加工を実施する。そして、XY
テーブルを動作させCCDカメラ9を用いることによ
り、基準(理想)の穴位置から実際の加工穴位置のずれ
量を計測した後、n次曲線近似などで上記線分位置を補
正したデータを元に制御装置8によりガルバノドライバ
ー7を介してガルバノスキャナー4、すなわちガルバノ
ミラー3を補正制御動作させて加工精度の向上を計って
いる。なお、特開2000−098271号公報は、上
記のような位置補正工程においてレーザビーム2の照射
位置に受光センサーを設けて、人手による位置計測作業
を自動化する発明である。
【0007】2)ガルバノスキャナーの温度・湿度を一
定にして位置ずれを防止する方法では、特開2001−
179479号公報に開示されているように、ガルバノ
スキャナ本体を容器内に気密的に収納して、温度一定エ
アーを供給することにより周囲環境変化に対する加工位
置精度劣化防止を図っている。特開平2−138087
号公報においても、同様にガルバノミラーを密閉構造内
に収納し、温調エアを供給することにより周囲環境変化
に対する加工位置精度劣化防止を図っている。
【0008】3)変化する温度を測定し位置ずれを補正
する方法では、特開平11−277274号公報に開示
されているように、ガルバノミラー取付フレーム温度を
検出し、目標位置に対して角度を補正し、加工精度の向
上を計っている。また、特開平2−255290号公報
に開示されているように、レーザ光の位置・方向を変化
させる平面ミラーの表面温度分布を赤外線カメラで非接
触に測定し、そのときの画像パターンを各々記録してお
き、基準との差異からずれ量を求めて焦点位置を補正す
ることで、加工精度の向上を計っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ガルバノミラーやガル
バノスキャナーは、設置環境温度変化が著しい場合の周
囲の温度変化、加工機の運転・停止が頻繁な場合の加工
機内部のサーボモータ等の発熱による機内温度変化、レ
ーザ加工出力の変化が大きい場合のレーザ発振器の発熱
やレーザビームの吸収による光学部品の発熱による周囲
温度変化、あるいはユニット/部品レベルの温度変化で
加工精度に影響を受ける。すなわち、ガルバノミラーや
ガルバノスキャナーの温度を定常状態が保持できないと
加工精度が低下するため、上記温度変化に対応して頻繁
にガルバノ補正を実施することが必要となり、仮にガル
バノ位置補正工程を自動化しても、その間にレーザ加工
機は本来の穴あけ加工作業が出来ず、加工生産性が落ち
てしまう。なお、ガルバノ補正を実施しないと一定の加
工精度・品質が維持できず、歩留まりの面で加工生産性
は悪化してしまう。また、前述のようにガルバノスキャ
ナー本体の温度のみを一定に管理することは、実用的に
は装置が大型化して高価になるばかりか、温度変化に対
応した精度低下に対しては何ら効果が無く、加工位置精
度の向上への実効的な対策とはならない問題があった。
さらに、温度を測定する方法においても、実加工におい
ては、加工による入熱による温度変化と加工による周辺
温度変化による加工内部品の温度変化があるので、その
どちらか一方でも欠けた状態で加工しても、温度変化に
対応した精度低下に対しては何ら効果が無く、加工位置
精度の向上への実効的な対策とはならない問題があっ
た。
【0010】本発明は、上記従来装置の問題点に鑑み、
その問題点を解消するためになされたもので、安価で精
度が高くかつ生産性の高いレーザ加工装置を提供するも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るレーザ加工
装置は、レーザビームをガルバノミラーで偏向し、fθ
レンズで集光加工するレーザ加工装置において、上記ガ
ルバノミラーの温度を検出するガルバノ温度検出手段
と、上記fθレンズの温度を検出するレンズ温度検出手
段と、このガルバノ温度検出手段及びレンズ温度検出手
段からの温度に基づき、上記ガルバノミラーの偏向変位
動作位置を制御する手段と、を備えたものである。
【0012】また、温度に基づき制御する位置ずれ(Δ
X,ΔY)の補正として、fθレンズの温度変化(Δt
1)によるX方向、Y方向の伸縮率(ゲイン)をGx,G
y、ガルバノミラーの温度変化(Δt2)によるX方向、
Y方向のオフセットをX0,Y0、補正前の加工位置
(X,Y)、とした場合に、 ΔX=Gx*X*Δt1−Gx*X0*(Δt2−Δt1) ΔY=Gy*Y*Δt1−Gy*Y0*(Δt2−Δt1) に基づき求めるものである。
【0013】さらに、加工する際に予めガルバノミラー
への入熱量を算出する手段と、ガルバノミラーに乾燥空
気を吹付ける手段と、を備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明によるレ
ーザ加工装置の一実施の形態を、図1に示される全体構
成図を用いて説明する。図において、1はレーザ発振
器、2はレーザ発振器1から水平方向出力されたレーザ
ビーム、3aはレーザビーム2を水平面内で偏向させる
第1のガルバノミラー、3bはガルバノミラー3aで偏
向されたレーザビーム2を更に垂直面内で偏向する第2
のガルバノミラー、4aはガルバノミラー3aを駆動す
るガルバノスキャナー、4bはガルバノミラー3bを駆
動するガルバノスキャナー、5は偏向されたレーザビー
ム2をワーク6上に向かってほぼ垂直に集光照射するf
θレンズ、6は水平面内で移動(駆動制御)動作される
XYテーブルに載置される被加工物であるワーク、7は
ガルバノスキャナー4a、4bを駆動動作させるガルバ
ノドライバー、8はレーザ発振器1、ガルバノドライバ
ー7、CCDカメラ、XYテーブルなどを集中制御する
制御装置、11はfθレンズ5の横面に取付られた熱電
対などの温度検出器、12はガルバノミラー3bの温度
を非接触で検出するサーモビュアーなどの非接触温度検
出器で、この場合温度検出対象はガルバノミラー3aで
あっても良い。13はコンプレッサー、14はコンプレ
ッサー13から供給される圧縮空気を清浄な乾燥空気と
するフィルター付空気乾燥機、15はフィルター付空気
乾燥機14から出た乾燥空気をガルバノスキャナー4
a、4bやガルバノミラー3a、3bの近傍へ吹きつけ
るためのエアーノズルである。ここで、温度検出器11
と非接触温度検出器12の信号は制御装置8へ取り込ま
れて、集中制御される構成となっている。なお、従来装
置と同様な構成のCCDカメラ9は図上省略してある。
【0015】次に動作について説明するが、通常のレー
ザ加工装置としての動作は従来装置と同様なので省略
し、ここでは本発明の一実施例によるレーザ加工装置の
特徴的な動作部分をこの発明に至った経緯も含めて説明
する。レーザ穴あけ加工の加工位置精度に大きな影響を
及ぼす因子を特定する為に、レーザ加工機が設置されて
ある場所の室内温度101、レーザ加工機内部のfθレ
ンズおよびガルバノミラー近傍の温度102、ガルバノ
ミラーの背面温度103が加工時間(1時間)と共にど
のように変化するかを実験し、その結果を、図2のグラ
フで示す。なお、ガルバノミラーの背面温度103は、
レーザ加工時のレーザビームのパルスエネルギーをそれ
ぞれ25mJ/パルス、50mJ/パルスと変化させた
場合に分けて、それぞれ103a、103bとしてい
る。
【0016】図に示されるように、室内温度101はほ
ぼ一定であるが、それ以外の温度は時間と共に上昇し
て、約1時間後に加工機内や設置場所周辺への発熱吸収
とバランスして飽和(定常)状態となっていることがわ
かる。これはレーザ加工機内部のガルバノ周辺ユニット
の熱容量から試算想定ができるものである。ガルバノミ
ラー温度103a、103bが鋸刃状の曲線を描いてい
るのは、1枚のワークの加工に要する時間が約6分弱
で、加工ワークの交換やワーク交換時の初期位置補正な
どに約10〜15秒を要し、その際レーザ発振が停止す
るので、ガルバノミラーへの入熱負荷が無くなるためで
ある。
【0017】図3は、基準穴に対するテスト穴あけ加工
の状態を示したモデル図である。図において、図3
(a)は、従来装置の動作1)で述べたような通常のガ
ルバノ位置補正制御を実施した直後にテスト用ワークに
一定のプログラムでレーザ穴あけ加工を実施した場合を
示しており、この場合ガルバノミラーの温度は、図2の
時間軸がほぼ0の時点に相当するものであり、温度・湿
度管理された設置環境下において低出力レーザビームに
より数秒ほどのごく短時間に実施された結果である。図
3(b)、(c)は、それぞれガルバノミラー温度が1
03aと103bで、加工を開始して約1時間経過し、
温度上昇がほぼ飽和した時点での同一プログラムによる
テスト加工の結果を示している。なお、図3(b)、
(c)において、黒丸で示す正常な加工位置から、白丸
で示す実際のテスト加工位置は温度変化にほぼ比例して
ずれており、ずれ量は(b)で最大15μm程度、
(c)では最大32μm程度であった。
【0018】これらの実験結果より次の結論を見出し
た。生産性の向上等の観点から加工用のレーザ出力が増
大すると、ガルバノミラーの熱負荷が増大し、ガルバノ
ミラーが熱変形して加工位置精度を低下させる。あるい
は、ガルバノミラーからの熱伝導でガルバノスキャナー
の温度も上昇し、加工位置精度低下を助長させる。ま
た、ガルバノミラー温度上昇に伴う加工位置のずれ量
は、図2のガルバノミラー温度103a、103b及び
図3のテスト加工結果(b)、(c)より明らかなよう
に、ガルバノミラーの温度上昇にほぼ比例している。そ
の位置ずれ量の推移としてほぼ以下の算式に載ることが
わかった。
【0019】ここで、位置ずれ量は、ガルバノミラーへ
の入熱による位置ずれ量(オフセットずれ)及び最終段
のfθレンズの温度上昇による位置ずれ量(伸縮ずれ)
に分けることができる。 位置ずれ量=fθレンズの温度上昇分による位置ずれ量+ ガルバノミラーへの入熱による位置ずれ量・・・式1
【0020】また、補正前加工位置X,Yと、補正後の
実加工位置X’,Y’との関係は、位置ずれ量に伴う補
正する量ΔX,ΔYとすると、 X’=X+ΔX Y’=Y+ΔY ・・・・式2 となる。
【0021】ここで、ガルバノミラーへの入熱による位
置ずれを無視し、fθレンズの温度変化のみに着目した
場合、fθレンズの温度変化(Δt1)による位置ずれ
のX方向、Y方向の伸縮率(ゲイン)をGx、Gy、位置
ずれのX方向、Y方向のオフセットずれをX0、Y0とす
ると、補正する量ΔX、ΔYは、 ΔX=Gx(X−X0)・Δt1 ΔY=Gy(Y−Y0)・Δt1 ・・・・式3 展開すると、 ΔX=Gx*X*Δt1−Gx*X0*Δt1 ΔY=Gy*Y*Δt1−Gy*Y0*Δt1 ・・・・式4 となる。
【0022】なお、式1に基づき、ガルバノミラーへの
入熱による位置ずれ量も考慮する必要があることから、
本実施の形態では、式4に対してさらなる補正を加え
る。つまり、ガルバノミラーへの入熱による位置ずれ
は、fθレンズへの入射位置に反映されることから、ガ
ルバノミラーへの入熱により、fθレンズの温度変化
(Δt1)による位置ずれのX方向、Y方向のオフセッ
トX0、Y0が変化することに着目し、オフセットの要素
となるΔt1を、ガルバノミラーの温度変化であるΔt2
と置き換え、 ΔX=Gx*X*Δt1−Gx*X0*Δt2 ΔY=Gy*Y*Δt1−Gy*Y0*Δt2 ・・・・式5 を得、ここで、fθレンズの温度変化(Δt1)時の補
正は、同様にガルバノミラーのΔt1の温度変化も含ん
でいることから、ガルバノミラーの温度がΔt2とする
と、補正すべきガルバノミラーへの実質的な入熱は、
(Δt2−Δt1)となることから、 ΔX=Gx*X*Δt1−Gx*X0*(Δt2−Δt1) ΔY=Gy*Y*Δt1−Gy*Y0*(Δt2−Δt1)・・・・式6 に基づき補正を行うものである。
【0023】これらの知見から、本実施の形態では、f
θレンズの温度変化、ガルバノミラーの温度変化による
加工位置ずれ量から、上記式6のパラメータを決定し、
その決定したパラメータにより実加工時の偏向変位位置
を制御動作させるようにした。
【0024】さらに具体的には、フローチャート図4、
図5に従って説明する。ガルバノミラーへの入熱による
温度変化がない状態、すなわち、Δt1=Δt2となる加
工エネルギが小さい加工を実施することにより、Gx/
Gyを決定する。fθレンズの温度変化、ガルバノミラ
ーの温度変化による補正を無効とする設定(ST1)
で、加工穴位置のずれ量を計測する。計測方法について
は、fθレンズの温度変化を強制的に発生させ、サンプ
ルワークをXYテーブルに搭載し、図3(a)に示すよ
うに、ガルバノミラーのスキャン範囲において、例えば
XY方向に格子状に配列された線分X1、X2、X3及
びY1、Y2、Y3の交点に予めプログラムされたXY
データを基準としてレーザ穴あけ加工を実施し、XYテ
ーブル10を動作させCCDカメラ9を用いることによ
り、基準(理想)の穴位置から加工穴位置のずれ量を計
測する。(ST2:fθ位置確認プログラム)
【0025】fθレンズの基準温度をT1(℃)とし、
fθレンズの基準温度から強制的に温度変化(T1n)を
与えた場合の温度変化量をΔt1nとすると、 Δt1n=T1n−T1 ・・・・・・式7 の関係が成り立つ。
【0026】そのため、ST2による実際のずれ量は、
計測により、Δt1nの際の各々の基準(理想)の穴位置
からの加工穴位置のずれ量Δx、Δyは、 Δt1n :(Δxn、Δyn) ・・・・・式8 となる。以上、複数の温度変化量におけるずれ量をfθ
レンズの温度変化分を横軸にとり、表にプロットする
と、図4(a)の関係となることから、最小二乗法を使
用して、ずれ量X、ずれ量Y、すなわち式6におけるG
x,Gyを算出する。
【0027】次に、fθレンズの温度変化のない状態に
て、ガルバノミラーに高エネルギを投入し、温度変化を
させ、式6に示したオフセットずれ量を算出する。ここ
で、ST2で実施した「fθ位置確認プログラム」を使
用して、基準(理想)の穴位置から加工穴位置のずれ量
を計測するが、fθレンズの温度変化のない状態を作り
出すことは、高エネルギ加工を実施する関係上、加工機
内の温度上昇は避けられないので、非常にむずかしい。
そこで、位置ずれ量からfθレンズの温度変化による位
置ずれ量をキャンセルするために、fθレンズの温度変
化による補正は有効、ガルバノミラーの温度変化による
補正を無効とする設定とする(ST3)。この設定は、
図2において、加工室内の温度分布が102となって
も、その温度変化による位置ずれ量をキャンセルするこ
とを意味する。
【0028】具体的には、高エネルギ加工を実施しなが
ら、「fθ位置確認プログラム」を使用して、位置ずれ
量及び温度を採取する。(ST4) fθレンズ温度センサからの基準温度(T1℃)を採取
した同じタイミングにおけるガルバノミラー温度センサ
からの温度を、基準温度(T2℃)として定義し、実際
のfθレンズ温度センサからの温度(T2n)との差分を
Δt2nとすると、 Δt2n=T2n−T2 ・・・・・・式9 の関係が成り立つ。
【0029】そのため、ST4による実際のずれ量は、
計測により,Δt2nの際の各々の基準(理想)の穴位置
からの加工穴位置のずれ量Δx1、Δy1は、 Δt2n :(Δx1n、Δy1n) ・・・・・式10 となる。ここで、Δt2n時のずれ量Δx1n、Δy1nが求
まるが、これは、fθレンズの温度変化による補正を含
んでいることから、(Δt2n−Δt1n)について求める
必要がある。以上、複数の温度におけるずれ量をガルバ
ノミラーの温度変化分を横軸にとり、表にプロットする
と、図4(b)の関係となることから、最小二乗法を使
用してずれ量X、ずれ量Yのオフセット、すなわち式6
におけるX0,Y0を算出する。
【0030】以上の処理により式6におけるパラメータ
Gx,Gy、X0,Y0が全て決定したので、続いて実加工
における温度補正動作フローについて、フローチャート
図5を用いて説明する。fθレンズ温度センサ及びガル
バノミラー温度センサに基づく補正が有効となるよう設
定する。(ST11) 加工するプログラムで使用する加工条件から、“使用エ
ネルギ”について抽出し、ガルバノミラーに入熱される
エネルギー量の概算を演算する。(ST12) そして、演算値と所定の基準値を比較し、基準値より大
きい場合にガルバノミラー温度補正ばかりでなくドライ
エアをガルバノミラーへ吹き付けるようにするための
“ドライエア吹付けFLG”をONし、ドライエア吹付
けFLGにより、ドライエア吹付けを実施する。(ST
13,14) すなわち、レーザ出力がさらに大きい場合は、ガルバノ
ミラーやガルバノスキャナー周辺を冷却するため、コン
プレッサー13から供給される圧縮空気を清浄な乾燥空
気とするフィルター付空気乾燥機14を通し、乾燥空気
をエアーノズル15によりガルバノスキャナー3b、4
bやガルバノミラー3a、4aの近傍へ吹きつけるよう
動作させると、温度上昇が抑制され、更なる高精度化に
有利となるが、室温より低い温度で冷却することは、ミ
ラーや部品などの結露を招いたりするため有利でない。
なお、エアーノズルの形状や乾燥空気の吹付け方を変え
たり、ミラーやスキャナーを冷却されやすいように構造
変更することなどは適宜実施可能である。ここで、“ド
ライエア吹付けFLG”の基準値は、実験値により決定
し、予め、データとして、図示しない制御装置内の不揮
発性RAM領域に格納しておく。
【0031】位置決めされるべき位置X、Yに対して、
fθレンズ温度(Δt1)及びガルバノミラー温度(Δ
t2)を考慮し、温度補正する量ΔX、ΔYを式6に基
づき算出する。ここで、Δt1(℃)、Δt2(℃)につ
いては、fθレンズ温度の基準温度(T1℃)、ガルバ
ノミラー温度の基準温度(T2℃)からの温度変化分を
指す。(ST5) そして、計算されたΔX、ΔYを位置決めされるべき
X、Yに対して加えた量を図示していない制御装置のD
Aコンバータへ出力し、ガルバノを動作させる。(ST
6) ST1〜ST6を加工プログラム終了まで繰り返す。
(ST7)
【0032】以上の結果、あらゆるレーザ出力の加工条
件下でも、長時間の連続加工において、加工位置精度を
±5μm以下とすることが可能となった。ガルバノミラ
ー温度上昇と加工位置ずれ量の関係が非線型な部分もあ
り、また温度測定点と変形部分の温度に差があること
や、さらには、測定誤差やバラツキなどにより、これ以
上の加工精度向上は困難であったが、加工品質上問題な
いレベルまでは到達することが出来た。
【0033】また、本実施の形態では、ガルバノミラー
温度は1個所のみで検出しているが、複数箇所の構成で
も良く、ミラーの温度上昇に応じて加工位置がずれるデ
ータの取得は、レーザ加工出力の変化水準(ミラー温度
変化水準)、テスト加工穴あけ数量やピッチなどの水
準、測定方法(CCDカメラなどによる自動計測)など
種々条件や方法があり、位置補正の方法もデータ数、間
引き処理などの要否、使用近似式などの種々条件や方法
があり、制御動作でもリアルタイム、バッチ処理、指令
単位などの諸条件があるが、いずれの構成・動作・方法
・条件にしても本実施の形態によるレーザ加工装置と同
様な効果を奏することができる。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、ガルバノミラーなど
の温度変化による加工位置補正がレーザ加工を停止する
ことなく可能となり、安価で精度が高くかつ生産性の高
いレーザ加工装置ができる効果がある。また、加工条件
に応じて、ガルバノミラーに乾燥空気を吹付ける手段を
有するよう構成したので、特に高出力レーザ加工におい
てはより高精度なレーザ加工装置ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるレーザ加工装置の構
成図である。
【図2】 ガルバノミラー温度と時間の関係をしめした
グラフである。
【図3】 テスト穴あけ加工モデルを示した図である。
【図4】 本発明におけるレーザ加工装置の温度センサ
パラメータ決定フローチャートである。
【図5】 本発明におけるレーザ加工装置の加工時の温
度補正制御フローチャートである。
【図6】 従来のレーザ加工装置の構成図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振器、2 レーザビーム、3 ガルバノミ
ラー、4 ガルバノスキャナー、5 fθレンズ、6
ワーク、7 ガルバノドライバー、8 制御装置、9
CCDカメラ、11 fθレンズ温度検出器、12…非
接触温度検出器、13 空気圧縮機、14 フィルター
付空気乾燥機、15 エアーノズル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 印藤 浩一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 祝 靖彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2H045 AB48 AB54 DA31 DA41 4E068 CB07 CC03 CD06 CD12 CD14 CH08 CJ01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームをガルバノミラーで偏向
    し、fθレンズで集光加工するレーザ加工装置におい
    て、上記ガルバノミラーの温度を検出するガルバノ温度
    検出手段と、上記fθレンズの温度を検出するレンズ温
    度検出手段と、このガルバノ温度検出手段及びレンズ温
    度検出手段からの温度に基づき、上記ガルバノミラーの
    偏向変位動作位置を制御する手段と、を備えたことを特
    徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 温度に基づき制御する位置ずれ(ΔX,
    ΔY)の補正として、fθレンズの温度変化(Δt1)
    によるX方向、Y方向の伸縮率(ゲイン)をGx,Gy、
    ガルバノミラーの温度変化(Δt2)によるX方向、Y
    方向のオフセットをX0,Y0、補正前の加工位置(X,
    Y)、とした場合に、 ΔX=Gx*X*Δt1−Gx*X0*(Δt2−Δt1) ΔY=Gy*Y*Δt1−Gy*Y0*(Δt2−Δt1) に基づき求めることを特徴とする請求項1に記載のレー
    ザ加工装置。
  3. 【請求項3】 加工する際に予めガルバノミラーへの入
    熱量を算出する手段と、ガルバノミラーに乾燥空気を吹
    付ける手段と、を有することを特徴とする請求項1また
    は2に記載のレーザ加工装置。
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