JP2003290416A - 遊技機の配線構造及び遊技機の組立方法 - Google Patents

遊技機の配線構造及び遊技機の組立方法

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JP2003290416A JP2002096730A JP2002096730A JP2003290416A JP 2003290416 A JP2003290416 A JP 2003290416A JP 2002096730 A JP2002096730 A JP 2002096730A JP 2002096730 A JP2002096730 A JP 2002096730A JP 2003290416 A JP2003290416 A JP 2003290416A
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substrate
gaming machine
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wiring structure
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Toshio Iwai
利男 岩井
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Kita Denshi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】筐体内部の外観を向上させ、組立や修理,点検
を行う際の作業性を改善し、組立の自動化と軽量化を図
ることができる遊技機の配線構造を提供する。 【解決手段】 遊技機の筐体の内部に設けられた部品に
電源を供給し又は部品間を電気的に接続する配線構造に
おいて、前記筐体の内部に設けられた非導電性部材11
0と、この非導電性部材110に形成され、前記部品の
配置位置に応じて予め配線パターンが決定された導電性
樹脂の配線150と、前記部品と配線150とを非導電
性部材110上の前記配置位置で接続する接続手段とを
有する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、パチンコ機やスロ
ットマシン,ゲーム機等の遊技機にかかり、内部の部品
に電源を供給したり、前記部品に信号を送信したりする
ための配線構造及び前記遊技機の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、遊技機の一種であるパチンコ機
においては、筐体の内部に機構板が設置されており、そ
の機構板に、賞品球タンク、賞品球払出装置、制御装
置、図柄表示装置等の各種の部品を取り付けている。こ
のパチンコ機においては、電源から前記各種の部品に電
源を供給するための電源配線や、前記部品どうしを電気
的に接続して信号の送信を可能にする信号配線等の多く
の電気配線(リード線)が、筐体の内部に配設されてい
る。
【0003】ところが、近年の急速なIC技術の発達及
び通信技術の発達に伴い、筐体内部に組み込まれる部
品、特に電子部品の数や種類が急速に増大していて、こ
れら電子部品を電気的に接続する多数の電気配線が、筐
体内部の大きな容積を占めるに至っている。そのため、
むき出しの電気配線が筐体内部の外観を悪化させるばか
りでなく、遊技機の組立や点検,修理を行う際の作業性
を悪化させ、さらには、遊技機の重量を大きくしている
という問題がある。
【0004】また、筐体内部の外観を向上させ、作業性
を改善させるために、複数の電気配線を一つに束ねて配
線樋に収容する試みもなされているが、筐体内部に配線
樋を設けるためのスペースを確保する必要があるうえ、
今度はこの配線樋が邪魔になって、組立や修理,点検を
行う際の作業性を悪化させるという新たな問題が生じて
いる。さらに、電源配線と信号配線とを一緒に束ねる
と、電源配線から放出される電磁気によって信号配線内
を通る電気信号にノイズが入るおそれがあるという問題
もある。
【0005】また、近年のさらなるコストダウンの要求
に応えるために、パチンコ機等の遊技機においても組立
の自動化をさらに推進する必要があるが、上記した従来
の遊技機では、筐体内の配線構造がネックとなって、筐
体内部への部品の組み込みや配線の自動化がきわめて困
難であるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来の問題点を一挙に解消し、筐体内部の外観を向
上させ、組立や修理,点検を行う際の作業性を飛躍的に
改善するとともに、筐体内部への部品の組み込みや配線
を完全に自動化することが可能で、遊技機の軽量化を図
ることのできる遊技機の配線構造及び遊技機の組立方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、遊技機の筐体の内部に設
けられた部品に電源を供給し又は部品間を電気的に接続
する配線構造において、前記筐体の内部に設けられた非
導電性部材と、この非導電性部材に形成され、前記部品
の配置位置に応じて予め配線パターンが決定された導電
性樹脂の配線と、前記部品と前記配線とを前記非導電性
部材上の前記配置位置で接続する接続手段とを有する配
線構造としてある。このようにすると、筐体内部の外観
に優れ、組立,点検,修理を行う際に作業性の良い配線
構造を得ることができる。また、予め配線パターンを決
定して配線を形成しているので、電気配線を束ねたり、
配線樋に電気配線を収納したりする手間が省け、遊技機
の組立も容易になる。さらに、金属線を用いた電気配線
に比べて導電性樹脂の配線は軽量であるので、遊技機の
重量を軽くすることができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記非導電性部
材が、前記筐体とは別体に形成された基板である配線構
造としてある。この配線構造によれば、予め決定された
配線パターンに従って配線が形成された基板に部品を取
り付けた後、この基板を筐体の内部に収容して取り付け
ることが可能になる。基板への配線の形成及び部品の取
り付けは自動で行うことが可能であるので、遊技機の自
動組立も可能になる。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記接続手段
が、前記部品及び前記非導電性部材に設けられたコネク
タである配線構造としてある。この配線構造によれば、
コネクタを介して部品を前記非導電性部材に着脱自在に
取り付けることで、遊技機の組立が容易になるほか、部
品が故障等したときに、ワンタッチで部品の交換を行う
ことができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、前記遊技機には
スロットマシンが含まれ、前記部品には前記スロットマ
シンの回胴が含まれる配線構造としてある。本発明はパ
チンコ機やゲーム機等の遊技機に限らず、スロットマシ
ンのような比較的内部構造の複雑な遊技機に適用するこ
とで、大幅なコストダウンを図ることができる。また、
回胴の軽量化を図ることもできる。
【0011】請求項5に記載の発明は、前記スロットマ
シンの回転自在な回胴が、非導電性の円板体又は環状体
を複数積層した基板を有し、この基板の中心から径方向
に前記配線を設けた配線構造としてある。このように、
本発明によれば、スロットマシンの回胴のような回転部
分を有する部品にも適用が可能である。請求項6に記載
の発明は、前記基板の外周部分に前記配線に接続された
複数の端子を設けるとともに、隣り合う端子が短絡しな
いように各端子をそれぞれ離間して設け、この端子と前
記回胴上の部品とを電気的に接続した配線構造としてあ
る。この場合、請求項7に記載するように、前記端子
を、前記基板を貫通して突出させるようにしてもよい。
このようにすると、端子が互い違いに基板から外部に露
出又は突出する。そのため、この端子の先端に部品を接
続することが容易になり、短絡の危険性も無くなる。
【0012】請求項8に記載の発明は、前記非導電性部
材の上に非導電性膜を一層又は複数積層し、前記非導電
性部材と前記非導電性膜との間及び/又は前記非導電性
膜と前記非導電性膜との間に、前記配線を形成した配線
構造としてある。導電性樹脂による配線は、数μm〜数
百μm程度まで細くすることができる。そのため、この
配線構造のように非導電性膜を積層し、その間に配線を
形成することで、多数の配線をコンパクトにまとめるこ
とができる。
【0013】請求項9に記載の発明は。前記筐体が、筐
体本体と、この筐体本体に対して開閉自在な扉体とを有
し、前記筐体本体及び前記扉体に前記部品が設けられる
場合において、前記扉体の内部の部品と前記筐体本体の
内部の部品とをそれぞれ個別の非導電性部材上に配置し
て前記配線と接続し、前記扉体側の前記非導電性部材の
前記配線と前記筐体本体側の前記非導電性部材の前記配
線とをフレキシブル配線基板で接続した配線構造として
ある。このように、筐体が筐体本体と扉体とに分かれて
いて、筐体本体及び扉体の両方に部品が設けられるよう
な場合は、筐体本体及び扉体のそれぞれについて本発明
の配線構造を適用し、筐体本体の非導電性部材と扉体の
非導電性部材とをフレキシブル配線基板で接続するよう
にするとよい。このようにすると、扉体や筐体本体の内
部の外観をすっきりとさせ、作業性を向上させることが
できるほか、部品が組み込まれた筐体本体及び扉体の軽
量化を図ることができる。
【0014】請求項10に記載の発明は、前記配線が透
明な導電性樹脂から形成されている配線構造としてあ
る。このようにすると、配線自体を見えなくすることが
でき、筐体内部の外観をさらに向上させることが可能で
ある。
【0015】請求項11に記載の発明は、前記基板の表
裏両面に前記配線を形成した配線構造としてある。この
ようにすれば、基板の表裏両面を有効に利用することが
可能で、多数の部品が集積された遊技機にも本発明を適
用することが可能になる。請求項12に記載の発明は、
前記配線が信号線と電源線とを有し、前記基板の一面側
に前記信号線を形成し、前記基板の裏面に前記電源線を
形成した配線構造としてある。このようにすると、電源
配線から信号線へのノイズ等の悪影響を抑制することが
できる。請求項13に記載の発明は、前記基板に防磁部
材を設け、この防磁部材を介在して前記信号線又は前記
電源線を配置した配線構造としてある。このように防磁
部材を設けることによって、電源回線と信号線及び信号
線と信号線との間のノイズの影響を有効に抑制すること
ができる。
【0016】請求項14に記載の発明は、前記非導電性
部材に、前記部品の一部又は全部を制御するための回路
を形成した配線構造としてある。このようにすると、制
御回路の機能を分散させて、制御対象である部品のすぐ
近くに当該部品専用の制御回路を設けることができ、ノ
イズによる信号の悪影響を抑制することができるほか、
制御回路の分散化と専用化とによって当該部品間の全体
のパフォーマンスの高速化を図ることができる。
【0017】請求項15に記載の発明は、筐体の内部に
部品を配置し、前記部品間を電気的に接続して前記遊技
機を組み立てる遊技機の組立方法において、前記筐体と
別体に非導電性の基板を準備し、前記基板上に、導電性
樹脂の配線を予め決定された配線パターンで形成し、前
記部品の配置位置に応じて前記基板上にコネクタを配置
するとともにこのコネクタと前記配線とを接続し、前記
部品に前記基板上の前記コネクタと接続可能なコネクタ
を設け、前記コネクタを介して前記基板に前記部品を取
り付け、前記部品を取り付けた前記基板を前記筐体に取
り付ける組立方法である。この組立方法によれば、筐体
内部への部品の組み込み及び配線を自動化することがで
き、遊技機の組立のコストダウンを図ることができる。
また、すっきりとした外観の配線構造を得ることができ
るほか、修理や点検の際に作業の邪魔にならない配線構
造を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を、図面
を参照しながら詳細に説明する。 [第一の実施形態]この第一の実施形態では、パチンコ
機やスロットマシン,ゲーム機等の遊技機の筐体が、筐
体本体とこの筐体本体に開閉自在に取り付けられる扉体
とを有していて、前記筐体本体と扉体の双方に、各種の
部品が組み込まれるものとして説明する。
【0019】図1は、本発明の第一の実施形態にかかる
配線構造の説明図で、筐体を構成する筐体本体と扉体の
うち、扉体とこの扉体に組み込まれる部品の分解斜視図
である。図1に示すように、扉体101には、投入され
たコインの選別及び回収を行うコインセレクタ111、
左右一対のスピーカ112、回路基板113、積層基板
114、共通の基板上に設けられた各種のスイッチ類1
15及び照明器具116等(これらを総称するときは、
「部品」と記載する)が所定位置に配置されて収容され
る。これら各種部品は、扉体101と別体に形成された
非導電性の基板110に予め取り付けられた後、この基
板110とともに扉体101の内部に収容され、ボルト
110a等によって扉体101に固定される。
【0020】基板110には、各種部品の配置位置に合
わせてコネクタが配置されているとともに、このコネク
タと接続が可能なコネクタが前記各種部品側にも設けら
れている。そして、各コネクタが、基板110上に形成
された配線150によって電気的に接続されている。す
なわち、コインセレクタ111の配置位置に合わせてコ
ネクタ131が、左右のスピーカ112の配置位置に合
わせてコネクタ132a,132bが、回路基板113
の配置位置に合わせてコネクタ133a,133bが、
積層基板114の配置位置に合わせてコネクタ134
a,134bが、スイッチ類115の配置位置に合わせ
てコネクタ135が、照明器具116の配置位置に合わ
せてコネクタ136a,136b(これらを総称すると
きは、「基板側コネクタ」と記載する)が配置されてい
る。そして、この基板側コネクタに接続される電源及び
信号線の配線パターンが、導電性樹脂の配線150によ
って基板110上に形成されている。
【0021】各部品には、基板110に設けられた基板
側コネクタと接続が可能なコネクタが取り付けられてい
る。すなわち、コインセレクタ111にはコネクタ13
1と接続可能なコネクタが、左右のスピーカ112には
コネクタ132a,132bに接続可能な接続可能なコ
ネクタ122a,122bが、回路基板113にはコネ
クタ133a,133bと接続可能なコネクタ123
a,123bが、積層基板114にはコネクタ134
a,134bに接続可能なコネクタが、スイッチ類11
5を設けた基板にはコネクタ135に接続可能なコネク
タ125aが、照明器具116にはコネクタ136a,
136bに接続可能なコネクタ126a,126b(こ
れらを総称するときは、「部品側コネクタ」と記載す
る)が設けられている。
【0022】したがって、上記の各部品をコネクタ(基
板側コネクタ及び部品側コネクタ)を介して基板110
に取り付け、部品を取り付けた基板110をボルト11
0aで扉体101に取り付けることで、扉体101側へ
の部品の取り付けと配線が完了する。図2に、各部品を
基板110に取り付け、この基板110を扉体101に
取り付けた状態の斜視図を示す。本発明では、基板11
0の上に部品をコネクタ(基板側コネクタ及び部品側コ
ネクタ)によって取り付け、この基板110を扉体10
1に取り付けるようにしているので、遊技機の組立が容
易に行える。また、上記したような各種部品の基板11
0への取り付けは、ロボットハンド等を用いて自動によ
って行うことが可能であり、さらに、基板110の扉体
101への取り付けも自動によって行うことが可能であ
るので、遊技機の組立工程の自動化を促進することがで
き、大幅なコストダウンを期待することができる。ま
た、各種部品間を接続するリード線等の電気配線が存在
しないので、筐体の内部をすっきりさせることができる
ほか、電気配線を束ねたり配線樋に収容したりする必要
がないので、遊技機の組立をさらに容易に行えるように
なる。
【0023】なお、各種部品を収容した扉体101は、
別体に形成された筐体本体にヒンジ102を介して取り
付けられる。筐体本体には、予め各種部品が収容されて
いて、扉体101に収容された各種部品と電気的に接続
する必要がある。そこで、この実施形態の扉体101で
は、基板110に外部接続用コネクタ138を設け、筐
体本体側から基板110に電源の供給や信号の授受を行
うためのフレキシブル基板140と接続できるようにし
ている。
【0024】図3は、基板110上に形成された配線1
50の詳細を説明する模式的な図で、(a)は基板側コ
ネクタと配線150との接続部分を説明するための部分
平面図、(b)は(a)のI-I方向の拡大断面図、
(c)は(a)のII-II方向の拡大断面図、(d)は
(a)のIII-III方向の拡大断面図である。この実施形
態の基板110は、非導電性の樹脂等で形成されてい
る。そして、配線150を構成する複数の信号線151
と電源線152のうち、第一層目の信号線151及び電
源線152が基板110の表面に直接形成されている。
勿論、基板110としてはアルミやステンレスといった
導電性の金属板を用いてもよく、この場合は、短絡を防
止するために、前記金属板の表面に非導電性の樹脂層を
予め形成しておくとよい。
【0025】図3(b)〜(d)に示すように、基板1
10上には、非導電性の薄膜の樹脂層141が複数層
(図3に示す例では7層)形成されている。信号線15
1は、非導電性の基板110と樹脂層141との間及び
樹脂層141と樹脂層141との間に形成されている。
このように、隣接する信号線151と信号線151との
間には樹脂層141が介在しているので、信号線151
間の絶縁状態を良好に保つことができる。また、電源線
152についても、樹脂層141を介在させることで、
信号線151及び他の電源線152との絶縁状態を良好
に保つことができる。また、複数層の樹脂層141を積
層し、この間に信号線151及び電源線152を層状に
形成すると、多数の信号線151及び電源線152を限
られた領域内に集積することができる。
【0026】また、信号線151を流れる電流は、通常
は極めて小さいものであるため、図3(c)に示すよう
に、信号線151の線幅を数μm〜数百μm程度に小さ
くして、小さな領域内に多数集約させることができる。
一方、電源線152には、各種部品の駆動源となる比較
的大きな電流が流れるため、その線幅(断面積)は流れ
る電流に応じて適宜に選択する必要がある。また、1.
5Vや3Vといった数Vオーダーの比較的低圧の電源用
と、数十Vオーダーの中圧の電源用と、100V〜20
0Vオーダーの高圧の電源用とで線幅を異ならせるのが
好ましい。そして、電源線152からのノイズの影響を
可能な限り小さくするために、図3(c)及び図3
(d)に示すように、信号線151と電源線152とは
できるだけ離間させて配置するのが好ましい。
【0027】本発明の配線を形成する導電性樹脂として
は、公知の種々のものを用いることができる。例えば、
導電性樹脂の配線の素材としては、導電性高分子を用い
ることができる。導電性高分子は、高分子にカーボンブ
ラック、金属粉末、金属繊維等が配合された複合材料
で、金属材料に比較して軽量であり、加工性にもすぐれ
ていて、薄膜や繊維状に容易に形成できるという利点が
ある。具体例としては、高分子としてシリコーンゴムを
用い、それにカーボンブラックを配合した導電性ゴムを
用いることができる。他の導電性ゴムとしては、EPD
M(エチレン−プロピレン−ジエンゴム)やウレタン等
のゴムにカーボンブラックや金属粉末(ニッケル粉等)
を配合したもの等がある。
【0028】導電性樹脂を用いた配線パターンの形成方
法としては、スパッタリング法やフォトエッチング法な
ど、例えば半導体製造の分野で公知の種々のものを用い
ることができる。また、例えば、特許第3069942
号等で開示されている方法を利用してもよい。信号線及
び電源線は可能な限り低抵抗であるのが好ましいが、こ
の特許第3069942号には、低抵抗の導電性樹脂が
開示されている。さらに、近年では、ドープされたポリ
アセチレンのように、銀や銅にかなり近い導電性を有す
る導電性樹脂高分子も開発されており、このような導電
性樹脂高分子を用いて配線を形成してもよく、BEDT
−TTF(ビスエチレンジチオロ・テトラチアフルバレ
ン)のような有機超伝導体を用いて配線150を形成し
てもよい。
【0029】また、本明細書において「導電性樹脂」に
は、高分子樹脂中に導電性フィラーを分散して導電性を
付与させた公知の導電性塗料が含まれるものとする。導
電性塗料は、樹脂やフィラーの選択によって極めて広範
な種類の配線を形成することができるという利点があ
る。このような導電性塗料は、半導体の回路製造で利用
されているマスクパターン法や描線法等で基板110上
に配線を形成することができる。
【0030】図4は、基板110に信号線151や電源
線152を形成する他の実施形態を模式的に示したもの
で、基板110の部分拡大断面図である。図4(a)の
例では、基板110の表裏両面に複数層の樹脂層14
1,141を形成し、それぞれの樹脂層141に信号線
151を形成している。このようにすると、基板110
の表裏両面を有効に利用して、より多くの部品に対する
配線を行うことが可能になる。
【0031】また、図4(b)の例では、二枚の基板1
10,110間に、防磁板155を設けている。そし
て、防磁板155の一方の樹脂層141に信号線151
を形成し、他方の樹脂層141に電源線152を形成し
ている。このように、信号線151と電源線152との
間に防磁板155を設けると、電源線152から信号線
151へのノイズの影響を有効に防止することができ
る。もちろん、電源線152の代わりに、防磁板155
の他方の樹脂層141に信号線151を形成し、異なる
種類の信号線151,151間を防磁板155で隔てる
ようにしてもよい。
【0032】図5は、上記構成の扉体101を筐体本体
105に取り付けて、遊技機の筐体100を組み立てた
状態を示す斜視図である。扉体101と同様に、筐体本
体105においても、非導電性の基板160上に導電性
樹脂からなる配線170が形成され、コネクタ等の接続
手段を介して、各種の部品161,162,163が基
板160上に取り付けられている。符号164は、筐体
100の内部に取り付けられた各種の部品161,16
2,163の駆動や制御を行う制御装置で、この制御装
置164も他の部品161,162,163と同様に、
基板160にコネクタ等の接続手段を介して取り付けら
れる。
【0033】基板160には、外部接続用コネクタ16
8が設けられ、扉体101の基板110に設けられた外
部接続用コネクタ138とフレキシブル配線基板140
によって接続されるようになっている。そして、これに
よって、筐体本体105の各種の部品と扉体101の各
種の部品との間で信号の授受を行うことができるほか、
筐体本体105側から扉体101の各種の部品に対して
電源を供給することが可能になる。
【0034】本発明によれば、扉体101内の配線構造
及び筐体本体105内の配線構造のいずれか一方を導電
性樹脂の配線(配線150又は配線170)で形成する
ことで、扉体101又は筐体本体105内部の外観をす
っきりさせるとともに点検や修理,組立を行う際の作業
性を向上させ、かつ、扉体101又は筐体本体105の
軽量化を図ることができるものであるが、扉体101の
配線構造及び筐体本体105の配線構造の双方を導電性
樹脂の配線150,170で形成することで、遊技機全
体として内部の外観及び作業性の向上と軽量化を図るこ
とができるものである。また、扉体101の内部及び筐
体本体105の内部に組み込まれる各種の部品にも本発
明の導電性樹脂の配線構造を適用することによって、各
種部品についても、外観及び作業性の向上と軽量化を図
ることができる。
【0035】[第二の実施形態]本発明は、上記したよ
うなコインセレクタ111、スピーカ112、回路基板
113、積層基板114、スイッチ類115及び照明器
具116のように、筐体本体や扉体に固定的に取り付け
られる部品だけでなく、回転又は進退移動する部品にも
適用が可能である。そして、このような部品に本発明を
適用することで、部品の軽量化を図り、回転や進退移動
の動作の高速化と安定化を図ることができるものであ
る。
【0036】本発明を、回転する部品の一例であるスロ
ットマシンの回胴ユニットに適用した例を、第二の実施
形態として図6〜図12を参照しながら説明する。図6
は、スロットマシンの回胴ユニットの斜視図である。ス
ロットマシン1は、筐体の内部に、図6に示すような回
胴ユニット200を有している。この回胴ユニット20
0は、図柄211が描かれた複数(通常は三つ)の回胴
200a,200b,200cを有している。そして、
この回胴200a,200b,200cの各々は、回胴
支持部材230に回転自在に支持されている。
【0037】図7は、回胴200aの分解斜視図であ
る。なお、他の回胴200b,200cについても同一
の構成であるので、一つの回胴200aについてのみ図
示及び説明をし、他の回胴200b,200cについて
は、図示及び詳しい説明は省略する。回胴200aは、
図7に示すように、図柄211が形成されたリール部2
70と、このリール部270の回転中心に取り付けら
れ、リール部270と一体に回転するリール軸250
と、このリール軸250及びリール部270を回転させ
るステッピングモータ213とを有している。リール軸
250の軸端はステッピングモータ213の回転軸21
5に連結され、ステッピングモータ213は、回胴支持
部材230(図6参照)に取り付けられたモータ支持部
材214に固定されている。
【0038】この実施形態の回胴200aの図柄211
は、エレクトロルミネセンス素子等の自己発光形素子を
用いてリール部270に形成されている。そして、回胴
200aが所定の回転角度位置で停止したときに、この
スロットマシンの筐体に形成された窓側に位置する図柄
211に通電されて、当該図柄211が発光するように
なっている。図柄211に通電を行う通電手段は、図柄
211の各々に対応してリール軸250及びリール部2
70に形成された複数の導電性樹脂の配線と、この配線
の各々に対して通電を行う通電用の配線とを有してい
る。
【0039】この実施形態の通電手段の詳細を、図7,
図8,図9及び図10を参照しながら詳細に説明する。
図8は、リール軸250の拡大斜視図、図9は、公知の
通電ベアリングの斜視図、図10は、リール部270の
分解斜視図である。リール軸250は、図8に示すよう
に、リール部270を取り付ける円板状のリール部取付
部材252と、このリール部取付部材252の回転中心
に取り付けられ、ステッピングモータ213の回転軸2
15に連結される有底筒状の軸体251とを有してい
る。軸体251及びリール部取付部材252は、ともに
非導電性の樹脂で一体に形成されている。リール部取付
部材252には、常に一定の角度関係でリール部270
を取り付けることができるように、複数の位置決め孔2
54が形成されていて、後述するリール部270の位置
決め孔277とこの位置決孔254にボルトが挿通され
てリール軸250にリール部270が取り付けられる。
【0040】リール部取付部材252の表面及び軸体2
51の内周面には、リール部270における図柄211
の各々に電源を供給するための配線257が形成されて
いる。この配線257は、軸体251の軸線方向に延び
るとともに、均等な角度間隔でリール部取付部材252
の中心から径方向に延びている。配線257は、その一
部が、軸体251の外周面に露出するように形成されて
いる。軸体251の外周面に露出する配線257の露出
部259a,259b,259c,259d・・・は、
複数の露出部259a,259b,259c,259d
・・・が同一の円周上に位置しないように軸体251の
軸線方向に位置をずらして配置されている。
【0041】軸体251の外周面には、安定した導電性
を有する複数の通電ベアリング210と、隣り合う通電
ベアリング210が短絡しないように防止する樹脂製又
はゴム製の複数の非導電性シールド209とが交互に嵌
合される。そして、通電ベアリング210の各々は、配
線257の露出部259a,259b,259c,25
9d・・・のそれぞれに電気的に接続するように配置さ
れる。また、モータ支持部材214には、配線支持部材
222が取り付けられている。
【0042】通電ベアリング210は、図9に示すよう
に、内輪210aと外輪210bとを有しており、さら
に、これら内輪210aと外輪210bとに挟まれた内
部に転動体210cを有している。このような構造によ
り、内輪210a及び外輪210bは、それぞれ個別に
回転運動を行うことができる。また、内輪210aの外
周面と外輪210bの内周面との間には、導電性を有す
るC形の金属ワイヤ210dが嵌合されている。この金
属ワイヤ210dの両端は、それぞれ金属ワイヤ210
dの径方向内側に折り曲げられ、内輪210aの外周面
に摺接させられていて、内輪210aと外輪210bと
が電気的に通じた構成となっている。
【0043】もちろん、通電ベアリング210としては
公知の種々のものを用いることができ、上記の構成のも
のには限られない。通電ベアリング210は、内輪21
0aを軸体251に嵌め込み、その内周面と軸体251
の外周面とを、露出部259a,259b,259c,
259d・・・の部分を避けて非導電性の接着材,非導
電性のねじ又は非導電性のピン等で固着するか、導電性
の接着材,導電性のねじ又は導電性のピン等で固着し
て、軸体251に取り付けられる。
【0044】通電ベアリング210は、リール部270
に設けられる図柄211の各々に対応して軸体251に
取り付けられる。例えば、リール部270に21個の図
柄211が設けられる場合は、通電ベアリング210
は、この21個の図柄211の各々に電源を供給するこ
とが可能な数、すなわち、少なくとも21個の通電ベア
リング210が軸体251に取り付けられることにな
る。
【0045】この配線支持部材222の内部には、複数
の図柄211の各々に通電を行うための複数のEL制御
配線221が導電性樹脂で形成されている。このEL制
御配線221の一端は、配線支持部材222に支持され
た弾性を有する配線端子223に、配線支持部材222
の内部で接続されている。また、EL制御配線221の
他端は、配線支持部材222の端面から外部に突出して
いる。そして、配線支持部材222がモータ支持部材2
14に取り付けられたときに、EL制御配線221の各
々に対応してモータ支持部材214に形成された端子2
21aとEL制御配線221の他端とが電気的に接続さ
れるようになっている。
【0046】なお、複数のEL制御配線221の配置に
ついては、例えば図3を参照しながら説明したように、
複数の非導電性の樹脂層を配線支持部材222の内部に
形成してこの樹脂層の間にEL制御配線221を設ける
ようにするとよい。また、EL制御配線221と配線端
子223との接続構造についても、図3を参照しながら
説明したように、ピンとピン孔とによって行うようにす
るとよい。配線端子223は、配線支持部材222側か
ら通電ベアリング210の外輪210b(図9参照)の
外周面まで延び、その先端が導電性の半田,導電性の接
着材,導電性のねじ又は導電性のピン等で通電ベアリン
グ210の外輪210bの外周面に固着されている。
【0047】図10に示すように、リール部270は、
図柄211が取り付けられた環状のリールテープ271
と、このリールテープ271を前後から支持する環状の
リールテープ保持主枠272及びリールテープ保持従枠
273とを有している。リールテープ保持主枠272及
びリールテープ保持従枠273は非導電性の樹脂等で形
成されている。また、図柄211のそれぞれには、EL
に電源を供給するためのリード線218が接続されてい
る。このリード線218は、リール部270の組立時
に、リールテープ保持主枠272に形成された配線に接
続される。
【0048】リールテープ保持主枠272は、回転中心
に配置された中心支持部材274と、この中心部材27
4から径方向に放射状に延びる複数のアーム部275と
このアーム部275によって支持された外輪部276と
を有している。中心支持部材274には、リール軸25
0に形成された複数の位置決め孔254に合わせて、複
数の位置決めピン252が突出形成されている。リール
軸250は、この中心支持部材274にボルトや接着材
等で取り付けられる。
【0049】なお、後述するが、この実施形態のリール
テープ保持主枠272においては、中心支持部材274
からアーム部275を経て外輪部276まで導電性樹脂
の配線が形成され、この配線の外輪部276側の先端に
図柄211のリード線218が接続されるようになって
いるとともに、前記配線の中心支持部材274側の先端
に、リール軸250の配線257(図8参照)が接続さ
れるようになっている。
【0050】上記の態様により、EL制御配線221を
介して所定の図柄211のELを点灯させるための電源
は、当該図柄211に対応して設けられた配線端子22
3、通電ベアリング210,配線257及びリールテー
プ保持主枠272の前記配線を経て、所定の図柄211
のELに供給される。点灯させる図柄211の数が多く
なると、リールテープ保持主枠272やリール軸250
に形成しなければならない配線の数も多くなり重量も大
きくなる。そこで、リールテープ保持主枠272及びリ
ール軸250に形成する配線についても本発明を適用
し、導電性樹脂とすることで、多数の配線をコンパクト
かつ簡単に設けることができる。また、金属線を用いた
電気配線に比べて導電性樹脂の配線は軽量であるので、
リールテープ保持主枠272及びリール軸250の軽量
化を図ることができる。
【0051】次に、図11及び図12を参照しながら、
リールテープ保持主枠272及びリール軸250に本発
明の導電性樹脂の配線を適用した例について説明する。
図11は、リールテープ保持主枠の分解斜視図、図12
は、リールテープ保持主枠の配線とリール軸の配線との
接合部分を模式的に示した図で、前記接合部分を図10
の矢印IV方向に断面した拡大図である。リールテープ保
持主枠272は、非導電性の樹脂で形成された薄板状の
基板272a,272b・・・を複数枚(図11に示す
例では5枚)積層してなっている。
【0052】基板272a,272b・・・は、同一形
状,同一大きさに形成され、リール軸250に取り付け
られる中心支持部材274を形成する中心部274a,
274b・・・と、アーム部275を形成するアーム部
275a,275b・・・と、外輪部276を形成する
外輪部276a,276b・・・とを有している。中心
部274a,274b・・・には、リール軸250の配
線257に接続されたピンが挿入されるピン孔278
a,278bが形成されている。ピン孔278a,27
8bは、一方(例えばピン孔278a)が正極用で他方
(例えばピン孔278b)が負極用で、それぞれ、同一
の円周上に均等間隔で複数形成されている。なお、この
均等間隔で形成された複数のピン孔の全てを、便宜上、
ピン孔278a,278bと総称する。
【0053】一枚目の基板272aに積層される二枚目
の基板272bには、ピン孔278a,278bからア
ーム275bに沿って形成された導電性樹脂の配線28
0a,280bが外輪部276bまで延びている。そし
て、配線280a,280bの外輪部276b側の端部
に、二枚目の基板272bから一枚目の基板272aに
向けて突出する二つの端子280c,280cが設けら
れている。また、一枚目の基板272aの外輪部276
aには、端子280c,280cに対応する部位に、端
子280c,280cが挿通できる二つの端子挿通孔2
79a,279aが形成されている。
【0054】二枚目の基板272bに積層される三枚目
の基板272cには、ピン孔278a,278bからア
ーム275cに沿って形成された導電性樹脂の配線28
1a,281bが外輪部276cまで延び、外輪部27
6cに達したところで、向きを変えて周縁に沿って延び
ている。そして、配線281a,281bの外輪部27
6c上の端部に、三枚目の基板272cから二枚目の基
板272bに向けて突出する二つの端子281c,28
1cが設けられている。また、一枚目の基板272aの
外輪部276a及び二枚目の外輪部276bには、端子
281c,281cに対応する部位に、端子281c,
281cが挿通できる二つの端子挿通孔279b,27
9bが形成されている。
【0055】三枚目の基板272cに積層される四枚目
の基板272dには、ピン孔278a,278bからア
ーム275dに沿って形成された導電性樹脂の配線28
2a,282bが外輪部276cの周縁に沿ってその中
間位置まで延びている。そして、配線282a,282
bの外輪部276d上の端部に、四枚目の基板272d
から三枚目の基板272cに向けて突出する二つの端子
282c,282cが設けられている。また、一枚目の
基板272aの外輪部276a,二枚目の外輪部276
b及び三枚目の基板272cの外輪部276cには、端
子282c,282cに対応する部位に、端子282
c,282cが挿通できる二つの端子挿通孔279c,
279cが形成されている。
【0056】上記構成の各基板272a,272b・・
・を積層し、非導電性の接着材等でこれら基板272
a,272b・・・を接着してリールテープ保持主枠2
72を形成すると、二枚目の基板272bの端子280
c,280c,三枚目の基板272cの端子281c,
281c及び四枚目の基板272dの端子284c,2
74cが一枚目の基板272aから突出する。図柄21
1のリード線は、この端子280a,280b,281
a,281b,282a,282bに接続される。
【0057】リール軸250にも、リール部取付部材2
52の表面及び軸体251の孔内周面に非導電性の樹脂
を複数層積層し、これらの間に導電性樹脂の配線257
a,257b・・・を形成する。また、リール部取付部
材252の表面には、リールテープ保持主枠272の中
心支持部材274に形成したピン孔278a,278b
に対応する位置に、ピン258a,258bを立設して
配線257a,257b・・・と接続する。上記構成の
リール軸250をリールテープ保持主枠272に取り付
けることで、リール軸250の軸体251の外周面に露
出する露出部259a,259b・・・から図柄211
のELまで電源の供給が可能になる。
【0058】[第三の実施形態]図13は、上記の第二
の実施形態のさらに他の実施形態である第三の実施形態
にかかり、リールテープ保持主枠の分解斜視図である。
この実施形態のリールテープ保持主枠372は、非導電
性の樹脂で形成された薄板状の基板372a,372b
・・・を複数枚(図13で示す例では3枚)積層してな
っている。
【0059】基板372a,372b,372cは、同
一形状,同一大きさに形成され、リール軸250に取り
付けられる中心部374a,374b,374cと、ア
ーム部375a,375b,375cと、外輪部376
a,376b,376cとを有している。中心部374
a,374b,374cには、先の実施形態と同様に、
リール軸250の配線257に接続されたピンが挿入さ
れるピン孔378a,378bが形成されている。な
お、この均等間隔で形成された複数のピン孔の全てを、
便宜上、ピン孔378a,378bと総称する。
【0060】一枚目の基板372aの裏面には、ピン孔
378a,378bからアーム375aに沿って形成さ
れた導電性樹脂の配線380a,380bが外輪部37
6aまで延びている。そして、配線380a,380b
の外輪部376a側の端部に、二つの端子380c,3
80cが基板372aの表面側に突出して設けられてい
る。また、一枚目の基板372aの外輪部376aに
は、端子381c,381cに対応する部位に、端子3
81c,381cが挿通できる二つの端子挿通孔379
b,379bが形成されているとともに、端子382
c,382cに対応する部位に、端子382c,382
cが挿通できる二つの端子挿通孔379c,379cが
形成されている。
【0061】一枚目の基板372aに積層される二枚目
の基板372bの表面には、ピン孔378a,378b
からアーム375bに沿って形成された導電性樹脂の配
線381a,381bが外輪部376bまで延び、外輪
部376bに達したところで、向きを変えて周縁に沿っ
て延びている。そして、配線381a,381bの外輪
部376b上の端部に、二枚目の基板372bから一枚
目の基板372aに向けて突出する二つの端子381
c,381cが設けられている。
【0062】二枚目の基板372bの裏面には、ピン孔
378a,378bからアーム375bに沿って形成さ
れた導電性樹脂の配線382a,382bが外輪部37
6bの周縁に沿ってその中間位置まで延びている。そし
て、配線382a,382bの外輪部376b上の端部
に、基板372bの表面に突出する二つの端子382
c,382cが設けられている。
【0063】各基板372a,372b,372cは、
非導電性の接着材によって接着されて、リールテープ保
持主枠372が形成される。この実施形態によれば、各
基板372a,372b,372cの表裏両面を有効に
利用することができ、材料の削減と組立のコストを削減
することができるという利点がある。
【0064】[第四の実施形態]図14は、上記の第三
の実施形態のさらに他の実施形態である第四の実施形態
にかかり、リールテープ保持主枠を構成する一つの基板
の斜視図である。この実施形態のリールテープ保持主枠
は、三枚の基板を積層して形成されるが、図14では、
そのうちの二枚目の基板472bのみを図示し、他の基
板については図示及び詳しい説明は省略する。
【0065】この実施形態においては、二枚目の基板4
72bの中央部474bに、リール部270(図7,図
10参照)に設けられた複数の図柄211のうちの一つ
に、選択的に通電させる制御回路490が設けられてい
る。この制御回路490は、リール部270の回転角度
や、図示しないスロットマシンの制御装置からの指令等
に応じてどの図柄211に通電させるのかを判断するマ
イクロプロセッサ491と、図柄211に通電させるた
めの各種条件が記憶されたメモリ492と、このメモリ
492のバックアップ用電源493と所定の図柄211
に通電するようにスイッチを切り換えるスイッチ回路4
94とを主体として構成されている。
【0066】そして、前記回転角度や指令等の条件がマ
イクロプロセッサ491に入力されたときに、マイクロ
プロセッサ491がこの条件に応じた情報をメモリ49
2内から読み出して、所定の図柄211に通電を行うよ
うにスイッチ回路494に指令を出力する。このように
すれば、図柄211への通電を制御するための専用の制
御回路490を、図柄211の極めて近くに配置するこ
とができ、ノイズによる信号への悪影響を抑制すること
ができる。また、図柄211への通電を制御するための
専用の制御回路490をスロットマシンの制御装置とは
別に独立して設けることで、図柄211への通電処理の
高速化を図ることができる。
【0067】また、図柄211の数に対応した数の露出
部259a,259b,259c,259d・・・や配
線257をリール軸250に形成する必要がなくなり、
リール軸250及びこのリール軸250に形成する電源
線や信号線の数を大幅に減らすことができる。さらに、
制御回路490とスロットマシンの制御装置との間で無
線通信を行うようにすることで、リール軸250に形成
する信号線を省略することも可能になる。
【0068】なお、制御回路490は、基板472bの
中央部474bの上に直接回路パターンを形成して設け
てもよいし、基板472bとは別体の回路基板上に回路
パターンを形成し、この回路基板を基板472bの中央
部474bに取り付けることによって設けるものとして
もよい。また、制御回路490を構成する回路パターン
は、導電性部材によって形成してもよいし、一般的な回
路基板の回路パターンと同様に、金属によって形成して
もよい。
【0069】さらに、上記したように、導電性樹脂で形
成された配線は、線径を数μm〜数百μm程度にきわめ
て細くすることが可能で、狭小な範囲内に多数の配線を
集約させることが可能であることから、この実施形態に
おいては、リール部270に設けられた複数の図柄21
1に電源を供給するため配線481a,481bの全て
を、二枚目の基板472bに形成している。そして、複
数の図柄211に対応して設けられた制御回路490の
図示しない出入力端子と配線481a,481bとが接
続されている。配線481a,481bは、互いに短絡
しないように一定の間隔を保ちながらアーム部475b
に沿って外輪部476bまで延び、円周方向にほぼ均等
間隔で配置された端子481cに接続されている。図柄
211の各々はこの端子481cに接続される。
【0070】本発明の好適な実施形態について説明した
が、本発明は上記の実施形態により何ら限定されるもの
ではない。例えば、上記の説明で使用される基板110
は、ベークライト等の樹脂基板やアルミニウム,ステン
レス等の金属基板のような硬質のものであるが、非導線
性樹脂フィルムのような軟質の材料で形成された基板を
用いてもよい。
【0071】また、導電性樹脂の配線150等は、着色
されたものであってもよいし、透明なものであってもよ
い。さらに、基板と部品とを、それぞれに設けた基板側
コネクタ及び部品側コネクタによって接続するものとし
て説明したが、例えば、部品側にピンを形成し、基板側
にピン孔を形成して、このピン孔に前記ピンを差し込む
ことによって、基板上に部品を装着するようにしてもよ
い。
【0072】また、基板110上に配線を形成した後、
この基板を筐体本体や扉体の内部に収容するものとして
説明したが、筐体本体や扉体に導電性樹脂の配線を直接
形成するようにしてもよい。筐体本体や扉体が金属で形
成されている場合には、配線が短絡しないように、筐体
本体や扉体の配線を形成する部分に、予め非導電性の樹
脂や塗料でコーティングを施しておくとよい。
【0073】さらに、上記の第四の実施形態では、基板
472bの中央部474bに制御回路490を設けるも
のとして説明したが、この制御回路490はアーム部4
75bに設けるものとしてもよい。この場合は、リール
部の回転が偏心しないように、各アーム475bに均等
に回路部品を配置して、制御回路490をアーム475
bに形成するようにするとよい。
【0074】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、筐体
内部の外観が向上し、組立や修理,点検を行う際の作業
性が飛躍的に改善される。また、筐体内部への部品の組
み込みや配線を自動化することが可能になるので、遊技
機の自動組立も容易になる。さらに、扉体や筐体本体の
ほか、これらに組み込まれるスロットマシンの回胴等の
各種部品を軽量にして、遊技機の軽量化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる配線構造の説
明図で、遊技機の筐体を構成する筐体本体と扉体のう
ち、扉体とこの扉体に組み込まれる部品の分解斜視図で
ある。
【図2】各部品を基板に取り付け、この基板を扉体に取
り付けた状態を示す図1の扉体の組立斜視図である。
【図3】基板上に形成された配線の一例を説明する模式
的な図で、(b)は(a)のI-I方向断面拡大図、
(c)は(a)のII-II方向断面拡大図、(d)は
(a)のIII-III方向断面拡大図である。
【図4】基板上に形成する配線の他の形態を示す模式的
な図で、(a)は信号線を基板の表裏両面に形成した例
を示す断面図、(b)は防磁板を介して、基板の一面に
信号線を、他面に電源線を配置した例を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の第一の実施形態にかかる配線構造を有
する筐体の一部を破断した全体斜視図である。
【図6】本発明の第二の実施形態にかかり、遊技機であ
るスロットマシンの回胴ユニットの斜視図である。
【図7】図6の回胴ユニットを構成する回胴の分解斜視
図である。
【図8】リール軸の拡大斜視図である。
【図9】通電ベアリングの構成を説明するための斜視図
である。
【図10】リール部の分解斜視図である。
【図11】リールテープ保持主枠の分解斜視図である。
【図12】リールテープ保持主枠の配線とリール軸の配
線との接合部分を模式的に示した図で、前記接合部分を
図10の矢印IV方向に断面した拡大図である。
【図13】第二の実施形態のさらに他の実施形態である
第三の実施形態にかかり、リールテープ保持主枠の分解
斜視図である。
【図14】第三の実施形態のさらに他の実施形態である
第四の実施形態にかかり、リールテープ保持主枠を構成
する三つの基板のうちの一つの斜視図である。
【符号の説明】
100 筐体 101 扉体 105 筐体本体 102 ヒンジ 110 基板 110a (基板取付用の)ボルト 111 コインセレクタ(部品) 112 スピーカ 113 回路基板 114 積層基板 115 スイッチ類 116 照明器具 122a コネクタ(部品側コネクタ) 122b コネクタ(部品側コネクタ) 123a コネクタ(部品側コネクタ) 123b コネクタ(部品側コネクタ) 125a コネクタ(部品側コネクタ) 126a コネクタ(部品側コネクタ) 126b コネクタ(部品側コネクタ) 131 コネクタ(基板側コネクタ) 132a コネクタ(基板側コネクタ) 132b コネクタ(基板側コネクタ) 133a コネクタ(基板側コネクタ) 133b コネクタ(基板側コネクタ) 134a コネクタ(基板側コネクタ) 134b コネクタ(基板側コネクタ) 135 コネクタ(基板側コネクタ) 136a コネクタ(基板側コネクタ) 136b コネクタ(基板側コネクタ) 138 外部接続用コネクタ 140 フレキシブル配線基板 141 非導電性の樹脂層 150 配線 151 信号線 152 電源線 153 ピン孔 155 防磁板 160 基板(筐体本体側) 161,161,163 部品 164 制御装置 168 外部接続用コネクタ 170 配線(筐体本体側) 200 回胴ユニット 200a,200b,200c 回胴 209 非導電性シールド 210 通電ベアリング 210a 内輪 210b 外輪 210c 転動体 210d 金属ワイヤ 211 図柄 213 ステッピングモータ 214 モータ支持部材 215 回転軸 221 EL制御配線 222 配線支持部材 223 配線端子 230 回胴支持部材 250 リール軸 251 軸体 252 リール取付部材 254 位置決め孔 257 配線 258a,258b ピン 259a,259b,259c,259d・・・ 露出
部 270 リール部 271 リールテープ 272 リールテープ保持主枠 273 リールテープ保持従枠 274 中心支持部材 272a〜272e 基板 274a〜274e 中心部 275 アーム部 275a〜275e アーム部 276 外輪部 276a〜276e 外輪部 277 位置決め孔 278a,278b ピン孔 279a,279b,279c 端子挿通孔 280a〜282c 端子 372 リールテープ保持主枠 372a〜372c 基板 374a〜374c 中心部 375a〜375c アーム部 376a〜376c 外輪部 379a,379b,379c 端子挿通孔 380a〜382c 端子 472b 基板 474b 中央部 475b アーム部 481a,481b 配線 481c 端子 490 制御回路 491 マイクロプロセッサ 492 メモリ 493 バックアップ電源 494 スイッチ回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の筐体の内部に設けられた部品に
    電源を供給し又は部品間を電気的に接続する配線構造に
    おいて、 前記筐体の内部に設けられた非導電性部材と、 この非導電性部材に形成され、前記部品の配置位置に応
    じて予め配線パターンが決定された導電性樹脂の配線
    と、 前記部品と前記配線とを前記非導電性部材上の前記配置
    位置で接続する接続手段と、 を有することを特徴とする遊技機の配線構造。
  2. 【請求項2】 前記非導電性部材が、前記筐体とは別体
    に形成された基板であることを特徴とする請求項1に記
    載の遊技機の配線構造。
  3. 【請求項3】 前記接続手段が、前記部品及び前記非導
    電性部材に設けられたコネクタであることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の遊技機の配線構造。
  4. 【請求項4】 前記遊技機にはスロットマシンが含ま
    れ、前記部品には前記スロットマシンの回胴が含まれる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技
    機の配線構造。
  5. 【請求項5】 前記スロットマシンの回転自在な回胴
    が、非導電性の円板体又は環状体を複数積層した基板を
    有し、この基板の中心から径方向に前記配線を設けたこ
    とを特徴とする請求項4に記載の遊技機の配線構造。
  6. 【請求項6】 前記基板の外周部分に前記配線に接続さ
    れた複数の端子を設けるとともに、隣り合う端子が短絡
    しないように各端子をそれぞれ離間して設け、この端子
    と前記回胴上の部品とを電気的に接続したことを特徴と
    する請求項5に記載の遊技機の配線構造。
  7. 【請求項7】 前記端子を、前記基板を貫通して突出さ
    せたことを特徴とする請求項6に記載の遊技機の配線構
    造。
  8. 【請求項8】 前記非導電性部材の上に非導電性膜を一
    層又は複数積層し、前記非導電性部材と前記非導電性膜
    との間及び/又は前記非導電性膜と前記非導電性膜との
    間に、前記配線を形成したことを特徴とする請求項1〜
    7のいずれかに記載の遊技機の配線構造。
  9. 【請求項9】 前記筐体が、筐体本体と、この筐体本体
    に対して開閉自在な扉体とを有し、前記筐体本体及び前
    記扉体に前記部品が設けられる場合において、前記扉体
    の内部の部品と前記筐体本体の内部の部品とをそれぞれ
    個別の前記非導電性部材上に配置して前記配線と接続
    し、前記扉体側の前記非導電性部材の前記配線と前記筐
    体本体側の前記非導電性部材の前記配線とをフレキシブ
    ル配線基板で接続したことを特徴とする請求項1〜8の
    いずれかに記載の遊技機の配線構造。
  10. 【請求項10】 前記配線が透明な導電性樹脂から形成
    されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに
    記載の遊技機の配線構造。
  11. 【請求項11】 前記基板の表裏両面に前記配線を形成
    したことを特徴とする請求項2〜10のいずれかに記載
    の遊技機の配線構造。
  12. 【請求項12】 前記配線が信号線と電源線とを有し、
    前記基板の一面側に前記信号線を形成し、前記基板の裏
    面に前記電源線を形成したことを特徴とする請求項11
    に記載の遊技機の配線構造。
  13. 【請求項13】 前記基板に防磁部材を設け、この防磁
    部材を介在させて前記信号線又は前記電源線を配置した
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の遊技機の
    配線構造。
  14. 【請求項14】 前記非導電性部材に、前記部品の一部
    又は全部を制御するための回路を形成したことを特徴と
    する請求項1〜13のいずれかに記載の遊技機の配線構
    造。
  15. 【請求項15】 筐体の内部に部品を配置し、前記部品
    間を電気的に接続して前記遊技機を組み立てる遊技機の
    組立方法において、 前記筐体と別体に非導電性の基板を準備し、 前記基板上に、導電性樹脂の配線を予め決定された配線
    パターンで形成し、 前記部品の配置位置に応じて前記基板上にコネクタを配
    置するとともにこのコネクタと前記配線とを接続し、 前記部品に前記基板上の前記コネクタと接続可能なコネ
    クタを設け、 前記コネクタを介して前記基板に前記部品を取り付け、 前記部品を取り付けた前記基板を、前記筐体に取り付け
    ること、 を特徴とする遊技機の組立方法。
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