JP2003290129A - 内視鏡形状検出装置 - Google Patents

内視鏡形状検出装置

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JP2003290129A JP2002101740A JP2002101740A JP2003290129A JP 2003290129 A JP2003290129 A JP 2003290129A JP 2002101740 A JP2002101740 A JP 2002101740A JP 2002101740 A JP2002101740 A JP 2002101740A JP 2003290129 A JP2003290129 A JP 2003290129A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動できるコイルの数に制約されないで、コ
イルの位置検出により内視鏡挿入形状の検出ができる内
視鏡形状検出装置を提供する。 【解決手段】 内視鏡の挿入部内に配置されるコイルC
1〜C30はグループA、B、Cの10個づつに分けら
れ、それぞれ発振周波数が異なる10個の発振器O1〜
O10に接続されたタイミング回路P1〜P30を制御
回路51からのコイル駆動タイミング信号INTMT0
1〜30により10個づつ、つまりタイミング回路P1
〜P10、P11〜P20、P21〜P30、…、とい
う具合に間欠的にONして、各グループA、B、Cに属
するコイルC1〜C10、C11〜C20、C21〜C
30を順次、間欠的に駆動することにより、コイルの数
が多い場合にも対応できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁界を発生するコイ
ルを用いて内視鏡形状を検出して表示する内視鏡形状検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁界を発生するコイルを用いて体
内等に挿入された内視鏡の形状等を検出し、表示手段に
より表示を行う内視鏡形状検出装置が用いられるように
なった。
【0003】従来の内視鏡形状検出装置における磁界を
発生するソースコイル(単にコイルともいう)の駆動に
おいては、全てのコイルを同時に連続波で、個々のコイ
ルで周波数を少しづつ変えて駆動していた。
【0004】例えば、図11に示すようにコイルとして
10個のコイルC1、C2、…、C9、C10があった
場合、従来では、10個の発振器O1、O2、…、O
9、o10によりアンプAを介して増幅し、コイルCk
(k=1、…、10)をそれぞれを異なる周波数f1、
f2、…、f9、f10で駆動していた。この場合における
コイルC1〜C10の駆動波形を図12に示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図12で示すように各
コイルCkを連続で駆動する場合、各コイルCkの磁界
出力を上げようとして電流を増やすと、消費電力も大き
くなり、さらに電力の損失としてコイルCkでの発熱も
大きくなる。また、全てのコイルC1〜C10を同時に
駆動する場合、各コイルCkに対して異なる駆動周波数
を割り当てるため、コイルCkの数が増えると、割り当
てる周波数チャンネルを増やさなければならない。
【0006】現実的に使用できる周波数帯は限られてお
り、あまりチャンネル数が大きくなると、チャンネル間
の周波数間隔が狭くなり、受信信号の周波数の分離処理
をする際、周波数分離機能が不十分となり、位置検出の
精度が低下するため、駆動できるコイルの数に制約があ
った。
【0007】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、駆動できるコイルの数に制約され
ないで、位置検出して内視鏡挿入形状の算出ができる内
視鏡形状検出装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】内視鏡挿入部に複数のコ
イルを配置し、複数のコイルに駆動信号を印加し、発生
する磁界を検出して各コイルの位置を検出することによ
り、内視鏡挿入部の形状を検出する内視鏡形状検出装置
において、前記複数のコイルを複数のグループに分け、
各グループに属するコイルをグループ分けに応じて駆動
タイミングが重ならないように間欠的に駆動する間欠的
駆動手段を設けたことにより、コイルの数等に制約され
ないで内視鏡挿入形状を検出できるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図9は本発明の第1実
施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた内視
鏡システムの構成を示し、図2はコイルユニットに内蔵
されたコイルの配置例を示し、図3は図1における内視
鏡形状検出装置の構成を示し、図4は図3の受信ブロッ
ク及び制御ブロックの構成を示し、図5は受信ブロック
等の構成を示し、図6は2ポートメモリ等の動作をタイ
ミング図で示し、図7はコイル駆動回路部の構成を示
し、図8はコイル駆動タイミング信号のタイミング波形
を示し、図9はグループ分けしたコイルに間欠的に印加
される駆動信号の波形を示す。
【0010】図1に示すように、本発明の第1の実施の
形態を備えた内視鏡システム1は、内視鏡検査を行う内
視鏡装置2と、内視鏡検査の補助に用いられる内視鏡形
状検出装置3とを備え、この内視鏡形状検出装置3は、
ベッド4に横たわる患者5の体腔内に電子内視鏡6の挿
入部7を挿入し、内視鏡検査を行う際の挿入補助手段と
して使用される。
【0011】電子内視鏡6は、可撓性を有する細長の挿
入部7の後端に湾曲操作ノブを設けた操作部8が形成さ
れ、この操作部8からユニバーサルコード9が延出さ
れ、ビデオイメージングシステム(またはビデオプロセ
ッサ)10に接続されている。この電子内視鏡6は、ラ
イトガイドが挿通されビデオプロセッサ10内の光源部
からの照明光を伝送し、挿入部7の先端に設けた照明窓
から伝送した照明光を出射し、患者等を照明する。照明
された患部等の被写体は照明窓に隣接して設けられた観
察窓に取り付けた対物レンズにより、その結像位置に配
置された撮像素子に像を結び、この撮像素子は光電変換
する。
【0012】光電変換された信号はビデオプロセッサ1
0内の映像信号処理部により信号処理されて標準的な映
像信号が生成され、ビデオプロセッサ10に接続された
画像観察用モニタ11に表示される。
【0013】この電子内視鏡6には鉗子チャンネル12
が設けてあり、この鉗子チャンネル12の挿入口12a
から複数個の磁気発生素子としてのソースコイル14
a、14b、…、14p(以下、符号14iで代表す
る)を有するプローブ15が挿通されることにより、挿
入部7内にソースコイル14iが設置される。
【0014】このプローブ15の後端から延出されたソ
ースケーブル16は、その後端のコネクタ16aが内視
鏡形状検出装置3の装置本体としての検出装置21に着
脱自在に接続される。そして、検出装置21側から高周
波信号伝達手段としてソースケーブル16を介してソー
スコイル14iに駆動信号を印加することにより、ソー
スコイル14iは磁界を伴う電磁波を周囲に放射する。
【0015】また、患者5が横たわるベッド4の付近に
配置されるこの検出装置21には、(センス)コイルユ
ニット23が上下方向に移動(昇降)自在に設けられ、
このコイルユニット23内には複数のセンスコイルが配
置されている。
【0016】より具体的に説明すると、図2に示すよう
に例えば中心のZ座標が第1のZ座標である例えばX軸
に向いたセンスコイル22a−1、22a−2、22a
−3、22a−4と、中心のZ座標が第1のZ座標と異
なる第2のZ座標であるY軸に向いたセンスコイル22
b−1、22b−2、22b−3、22b−4と、中心
のZ座標が第1及び第2のZ座標と異なる第3のZ座標
であるZ軸に向いたセンスコイル22c−1、22c−
2、22c−3、22c−4の12個のセンスコイル
(以下、符号22jで代表する)が配置されている。
【0017】センスコイル22jは、コイルユニット2
3からの図示しないケーブルを介して検出装置21に接
続されている。この検出装置21には使用者が装置を操
作するための操作パネル24が設けられている。また、
この検出装置21には検出した内視鏡形状を表示する表
示手段として液晶モニタ25がその上部に配置されてい
る。
【0018】内視鏡形状検出装置3は、図3に示すよう
に、ソースコイル14iを駆動する駆動ブロック26
と、コイルユニット23内のセンスコイル22jが受信
した信号を検出する検出ブロック27と、検出ブロック
27で検出した信号を信号処理するホストプロセッサ2
8とから構成される。
【0019】図4に示すように、電子内視鏡6の挿入部
7に設置されるプローブ15には、上述したように、磁
界を生成するための複数個のソースコイル14iが所定
の間隔で配置されており、これらソースコイル14i
は、駆動ブロック26を構成するソースコイル駆動回路
部(単にコイル駆動回路部ともいう)31に接続されて
いる。
【0020】コイル駆動回路部31は、後述するように
3つに分けた10個ずつのソースコイルをそれぞれ異な
る周波数の正弦波の駆動信号で間欠的に駆動し、それぞ
れの駆動周波数はコイル駆動回路部31内部の発振器の
発振周波数設定部の周波数設定データで決定される。そ
の周波数設定データは、ホストプロセッサ28において
内視鏡形状の算出処理等を行うCPU(中央処理ユニッ
ト)32によりPIO(パラレル入出力回路)33を介
してソースコイル駆動回路部31による駆動周波数を設
定することができる。一方、コイルユニット23内の1
2個のセンスコイル22jは、検出ブロック27を構成
するセンスコイル信号増幅回路部34に接続されてい
る。
【0021】センスコイル信号増幅回路部34では、図
5に示すようにセンスコイル22jを構成する12個の
単心コイル22kがそれぞれ増幅回路35kに接続され
て12系統の処理系が設けられており、各単心コイル2
2kで検出された微小な信号が増幅回路35kにより増
幅されフィルタ回路36kでソースコイル群が発生する
複数周波数が通過する帯域をもち不要成分を除去して出
力バッファ37kに出力された後、ADC(アナログ・
デジタル・コンバータ)38kでホストプロセッサ28
が読み込み可能なデジタル信号に変換される。なお、検
出ブロック27は、センスコイル信号増幅回路部34及
びADC38kより構成され、センスコイル信号増幅回
路部34は増幅回路35k、フィルタ回路36k及び出
力バッファ37kより構成される。
【0022】図4に戻り、このセンスコイル信号増幅回
路部34の12系統の出力は、12個の前記ADC38
kに伝送され、制御信号発生回路部40から供給される
クロックにより所定のサンプリング周期のデジタルデー
タに変換される。このデジタルデータは、制御信号発生
回路部27からの制御信号によりローカルデータバス4
1を介して2ポートメモリ42に書き込まれる。
【0023】なお、2ポートメモリ42は、図5に示す
ように、機能的には、ローカルコントローラ42a、第
1のRAM42b、第2のRAM42c及びバススイッ
チ42dよりなり、図6に示すようなタイミングによ
り、ローカルコントローラ42aからのA/D変換開始
信号によりADC38kがA/D変換を開始し、ローカ
ルコントローラ42aからの切り換え信号によりバスス
イッチ42dがRAM42b、42cを切り換えながら
第1RAM42b、42cを交互に読み出しメモリ及び
書き込みメモリとして用い、書き込み信号により、電源
投入後は、常時データの取り込みを行っている。
【0024】再び、図4に戻り、CPU32は、制御信
号発生回路部27からの制御信号により2ポートメモリ
42に書き込まれたデジタルデータをローカルデータバ
ス43、PCIコントローラ44及びPCIバス45
(図5参照)からなる内部バス46を介して読みだし、
メインメモリ47を用い、後述するように、デジタルデ
ータに対して周波数抽出処理(高速フーリエ変換:FF
T)を行い、各ソースコイル14iの駆動周波数に対応
する周波数成分の磁界検出情報に分離抽出し、分離した
磁界検出情報の各デジタルデータから電子内視鏡6の挿
入部7内に設けられた各ソースコイル14iの空間位置
座標を算出する。
【0025】また、算出された位置座標データから電子
内視鏡6の挿入部7の挿入状態を推定し、内視鏡形状画
像を形成する表示データを生成し、ビデオRAM48に
出力する。このビデオRAM48に書き込まれているデ
ータをビデオ信号発生回路49が読みだし、アナログの
ビデオ信号に変換して液晶モニタ25へと出力する。液
晶モニタ25は、このアナログのビデオ信号を入力する
と、表示画面上に電子内視鏡6の挿入部7の挿入形状を
表示する。
【0026】CPU32において、各ソースコイル14
iに対応した磁界検出情報、すなわち、各センスコイル
22jを構成する単心コイル22kに発生する起電力
(正弦波信号の振幅値)と位相情報が算出される。な
お、位相情報は、起電力の極性±を示す。
【0027】また、本実施の形態では図1に示すように
検出装置21には、体内に挿入された挿入部7の位置を
確認したりする為に、体外での位置を表示させるための
体外マーカ57と、患者5の腹部などに取り付ける等し
て、患者5の体位が変化しても(患者5の)特定の方向
から常に挿入形状を表示させるため等で使用する基準プ
レート58を検出装置21に接続して使用することもで
きる。
【0028】体外マーカ57は内部に1つのソースコイ
ルが収納されており、この体外マーカ57のケーブル5
9の基端のコネクタ59aは検出装置21に着脱自在で
接続される。
【0029】そして、このコネクタ59aを接続するこ
とにより、プローブ15内のソースコイルの場合と同様
に体外マーカ57のソースコイルも駆動され、コイルユ
ニット23で検出された体外マーカ57のソースコイル
の位置も挿入形状と同様にモニタ25に表示される。
【0030】また、基準プレート58は、そのディスク
形状部分の内部にそのディスク面上に例えば3個のソー
スコイルが配置され、これら3個のソースコイルに接続
されたケーブル60の基端のコネクタ60aは検出装置
21に着脱自在で接続される。
【0031】これらの3個のソースコイルの位置検出に
より、それらが配置されている面が決定される。そし
て、その面に垂直な方向から挿入部7を見た場合に観察
される挿入形状となるように挿入形状の描画を行うのに
使用される。
【0032】また、図4に示すように本実施の形態で
は、検出装置21にはプローブ15のコネクタ16a、
体外マーカ57のコネクタ59a、基準プレート58の
コネクタ60aがそれぞれ接続されるコネクタ受け21
a、21b、21cが設けてあり、各コネクタ受け21
a、21b、21cはソースコイル駆動回路部31に接
続される。
【0033】次に図7を参照して本実施の形態における
コイル駆動回路部31の構成を説明する。なお、以下で
は簡単化のためにソースコイルを単にコイルと略記し、
また説明を分かり易くするためにi番目のコイルをCi
で示す。
【0034】本実施の形態では、例えば、30個のコイ
ルC1〜C30をコイルC1〜C10、コイルC11〜
C20、コイルC21〜C30の3つのグループA、
B、Cに分け、各グループA、B、Cに属する10個の
コイルは同時に、かつグループが異なるものでは間欠的
に駆動するようにする。
【0035】この場合、30個のコイルC1〜C30全
てが挿入部7内に配置される場合であっても良いし、3
0個のコイルC1〜C30は挿入部7内に配置されるも
のと、体外マーカ57、基準プレート58等の補助機器
に使用されるものとを含めた場合に適用しても良い。
【0036】そして、グループAのコイルC1〜C10
を駆動する時にはグループB、CのコイルC11〜C2
0、C21〜C30はその駆動を休止する。また、グル
ープBのコイルC11〜C20を駆動する時にはグルー
プA、CのコイルC1〜C10、C21〜C30はその
駆動を休止する。同様にグループCのコイルC21〜C
30を駆動する時にはグループA、BのコイルC11〜
C20、C11〜C20はその駆動を休止する。
【0037】このような駆動制御を行うようにホストプ
ロセッサ28は制御回路51に制御信号を送り、制御回
路51はタイミング信号INITMT01〜30によ
り、コイル駆動回路部31を構成するタイミング回路
(切替回路)P1〜P30の切替タイミングを制御し、
以下に説明するように駆動波形を生成する。
【0038】具体的には、10個の発振器O1〜O10
はグループA、B、CのコイルC1、C11、C21〜
C10、C20、C30にそれぞれ出力端が接続された
アンプA1、A11、A21〜A10、A20、A30
の入力端にそれぞれ接続されたタイミング回路P1、P
11、P21〜P10、P20、P30の切り替えを制
御回路51が出力するコイル駆動タイミング信号INT
MT01〜INTMT30で制御するようにしている。
【0039】より具体的に説明すると、例えば発振器O
1の発振信号はグループA、B、Cにそれぞれ属するコ
イルC1、C11、C21を駆動するための切り替えス
イッチとして機能するタイミング回路P1、P11、P
21に入力され、制御回路51からのコイル駆動タイミ
ング信号INTMT01或いは11或いは21が出力さ
れたタイミング回路P1、P11、P21がOFFから
ONに切り替えられる。
【0040】また、発振器O2の発振信号はグループ
A、B、Cにそれぞれ属するコイルC2、C12、C2
2を駆動するための切り替えスイッチとして機能するタ
イミング回路P2、P12、P22に入力され、制御回
路51からのコイル駆動タイミング信号INTMT02
或いは12或いは22が出力されたタイミング回路P
2、P12、P22がOFFからONに切り替えられ
る。
【0041】また、発振器O3、…、O10の発振信号
も同様にタイミング回路P3、13、23、…、P1
0、P20、P30に入力されるような構成である。
【0042】この場合、グループA、B、Cにそれぞれ
属するコイルC1〜C10、C11〜C20、C21〜
C30を間欠的に駆動するように、制御回路51はコイ
ル駆動タイミング信号INTMT01〜10、11〜2
0、21〜30を間欠的にタイミング回路P1〜P1
0、P11〜P20、P21〜30に時間的に重ならな
いように順次出力する。
【0043】具体的には、図8に示すように制御回路5
1は時刻t1からTの時間だけ2値化されたコイル駆動
タイミング信号INTMT01〜10を出力し、その直
後の時刻t2からTの時間だけコイル駆動タイミング信
号INTMT11〜20を出力し、その直後の時刻t3
からTの時間だけコイル駆動タイミング信号INTMT
21〜30を出力し、その直後の時刻t4からは時刻t
1以降と同様にコイル駆動タイミング信号INTMT0
1〜10を出力する。
【0044】この場合、例えばコイル駆動タイミング信
号INTMT01〜10を時刻t1から時間Tの出力直
後の時刻t2に次のコイル駆動タイミング信号INTM
T11〜20を出力するが、実際には前のコイルC1〜
C10に印加された信号の振幅が十分に小さくなったタ
イミングで次のコイル駆動タイミング信号INTMT1
1〜20を出力するようにする。
【0045】このようにして、例えばコイル駆動タイミ
ング信号INTMT01〜10が出力されることによ
り、タイミング回路P1〜P10はOFFからONとな
り、発振器O1〜O10の発振信号がそれぞれタイミン
グ回路P1〜P10を通り、後段側のアンプA1〜A1
0で増幅されて駆動信号となり、コイルC1〜C10に
印加され、コイルC1〜C10の周囲に磁界を作り、そ
の磁界はコイルユニット23のセンスコイル22jで検
出されることになる。
【0046】同様にコイル駆動タイミング信号INTM
T11〜20が出力された場合にはコイルC11〜C2
0が駆動され、コイル駆動タイミング信号INTMT2
1〜30が出力された場合にはコイルC21〜C30が
駆動される。従って、グループA、B、Cにそれぞれ属
するコイルC1〜C10、C11〜C20、C21〜C
30は図9に示すように間欠的に駆動されるようにな
る。
【0047】このようにコイルC1〜30を10個づつ
のグループA、B、Cに分けた場合、異なるグループに
属するコイルでは駆動タイミングが重ならないため、例
えばコイルC1とコイルC11、コイルC21に同じ周
波数を割り付けることができ、従来と比較すると、同じ
チャンネル数で3倍の個数のコイルを駆動することがで
きる。
【0048】ホストプロセッサ28は制御回路51を介
して駆動するタイミングに同期して、センスコイル22
jに接続された検出ブロック27側を制御し、グループ
A、B、Cを間欠的に駆動した場合にセンスコイル22
jを介して検出ブロック27によりコイルC1〜C1
0、C11〜C20、C21〜〜C30の位置検出を行
う。
【0049】つまり、周期的に3つのグループA、B、
Cに属する各コイルC1〜C10、C11〜C20、C
21〜〜C30を順次駆動するが、駆動するタイミング
は異なっているので、ホストプロセッサ28は検出ブロ
ック27で検出された信号がどのコイルに対応する信号
が受信されているかが分かるので、各コイルの位置デー
タを確実に算出することができる。
【0050】本実施の形態では、駆動するコイルを複数
のグループに分けて、時間的に重ならないように間欠的
に駆動するようにしているので、少ない周波数チャンネ
ン数で駆動できるコイルの数を増大することができる。
【0051】従って、挿入部7内に配置されるコイルの
数を増大して短い間隔でコイルを配置でき、従って挿入
部7が屈曲された場合においてもその屈曲された場合に
おける挿入部7の各位置をコイルの位置検出により精度
良く検出することができる。つまり、挿入部7の形状を
精度良く検出できる。
【0052】また、連続駆動する場合に比較して間欠的
に駆動することにより、各コイルに流す駆動信号の電流
値を大きくして、位置検出精度を増大したり、実用的な
精度で位置検出ができる有効検出範囲を広げることもで
きる。また、有効検出範囲が同じで良いような場合に
は、各コイルで消費されるエネルギを低減化できると
か、コイルによるエネルギ消費による温度上昇を抑制す
ることもできる。
【0053】また、発振器の数を従来例に比べてグルー
プ分けした数で除した複数分の1(上記の場合には1/
3)で済み、回路規模を小さくできる。従って、低コス
ト化できると共に、小型化することもできる。
【0054】(第2の実施の形態)次の本発明の第2の
実施の形態を図10を参照して説明する。本実施の形態
は第1の実施の形態とはコイル駆動回路部31が一部異
なる構成にしており、本実施の形態におけるコイル駆動
回路部31Bを図10に示す。図10に示すように発振
器O1〜O10の発振信号はアンプA1〜A10でそれ
ぞれ増幅されて駆動信号となり、切替回路K1〜K10
を経てコイルC1〜C30に出力できるようにしてい
る。切替回路K1〜K30には制御回路51からのコイ
ル駆動タイミング信号INTMT01、11、21〜I
NTMT10、20、30が印加される。この場合制御
回路51は第1の実施の形態の図8に示したようなタイ
ミングでコイル駆動タイミング信号INTMT01、1
1、21〜INTMT10、20、30を出力する。
【0055】例えば制御回路51は時刻t1からTの時
間だけ2値化されたコイル駆動タイミング信号INTM
T01〜10を出力し、この場合にはコイル駆動タイミ
ング信号INTMT01によりアンプA1を経た駆動信
号は切替回路K1を経てコイルC1に印加され、またコ
イル駆動タイミング信号INTMT02によりアンプA
2を経た駆動信号は切替回路K2を経てコイルC2に印
加され、…、さらにコイル駆動タイミング信号INTM
T10によりアンプA10を経た駆動信号は切替回路K
10を経てコイルC10に印加される。つまり、グルー
プAのコイルC1〜C10が同時にそれぞれ異なる周波
周で駆動される。
【0056】同様にコイル駆動タイミング信号INTM
T11〜20を出力した場合には、グループBに属する
コイルC11〜C20が同時にそれぞれ異なる周波周で
駆動され、さらにコイル駆動タイミング信号INTMT
21〜30を出力した場合には、グループCに属するコ
イルC21〜C30が同時にそれぞれ異なる周波周で駆
動される。つまり、この場合にもコイルC1〜C30は
第1の実施の形態と同様に駆動されるようになる。
【0057】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
とほぼ同様の効果を有すると共に、アンプA1〜A10
を切替回路K1〜K10の前段側に設けたことにより、
アンプの数を削減でき、より回路規模を小さくできる。
【0058】なお、上述の実施の形態では、例えば30
個のコイルC1〜C30を3グループに分けた場合で説
明したが、グループ分けする数を増やすことにより、割
り当てる周波数の数を減らすこともできる。例えば、グ
ループ分けする数をコイルの数と同じにして、単一の周
波数の駆動信号で間欠的にコイルを駆動することもでき
る。
【0059】また、第1及び第2の実施の形態におい
て、電子内視鏡6の鉗子口からプローブ15を挿通させ
ることにより、ソースコイルを電子内視鏡6の挿入部7
内に配置する構成としているが、電子内視鏡6の挿入部
7内に予めソースコイルを一体に組み込んでおく構成で
も良い。また、電子内視鏡に限らず、ファイバ式の内視
鏡でも良い。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡挿入部に複数のコイルを配置し、複数のコイルに駆
動信号を印加し、発生する磁界を検出して各コイルの位
置を検出することにより、内視鏡挿入部の形状を検出す
る内視鏡形状検出装置において、前記複数のコイルを複
数のグループに分け、各グループに属するコイルをグル
ープ分けに応じて駆動タイミングが重ならないように間
欠的に駆動する間欠的駆動手段を設けているので、コイ
ルの数等に制約されないで内視鏡挿入形状を検出でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた内視鏡シス
テムの構成を示すブロック図。
【図2】コイルユニットに内蔵されたコイルの配置例を
基準の座標系で示す図。
【図3】図1における内視鏡形状検出装置の構成を示す
ブロック図。
【図4】図3の検出ブロック及びホストプロセッサの構
成を示す図。
【図5】検出ブロック等の構成を示すブロック図。
【図6】2ポートメモリ等の動作のタイミング図。
【図7】コイル駆動回路部の構成を示す回路図。
【図8】コイル駆動タイミング信号のタイミング波形を
示す説明図。
【図9】グループ分けしたコイルに間欠的に印加される
駆動信号の波形を示す図。
【図10】本発明の第2実施の形態におけるコイル駆動
回路部の構成を示す回路図。
【図11】従来例におけるコイル駆動部の構成を示す
図。
【図12】従来例におけるコイル駆動波形を示す図。
【符号の説明】
1…内視鏡システム 2…内視鏡装置 3…内視鏡形状検出装置 4…ベッド 5…患者 6…電子内視鏡 7…挿入部 8…操作部 10…ビデオプロセッサ 12…鉗子チャンネル 14i、C1〜C30…(ソース)コイル 15…プローブ 16…ケーブル 21…検出装置 23…コイルユニット 22j…センスコイル 24…操作パネル 26…駆動ブロック 27…検出ブロック 28…ホストプロセッサ 31…(ソース)コイル駆動回路部 32…CPU 32a…判定手段 32b…表示色選択手段 51…制御回路 57…体外マーカ 58…基準プレート A1〜A30…アンプ O1〜O10…発振器 P1〜P30…タイミング回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 AA00 BB00 CC06 DD03 FF21 FF50 HH51 HH60 JJ17 NN05 WW11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡挿入部に複数のコイルを配置し、
    複数のコイルに駆動信号を印加し、発生する磁界を検出
    して各コイルの位置を検出することにより、内視鏡挿入
    部の形状を検出する内視鏡形状検出装置において、 前記複数のコイルを複数のグループに分け、各グループ
    に属するコイルをグループ分けに応じて駆動タイミング
    が重ならないように間欠的に駆動する間欠的駆動手段を
    設けたことを特徴とする内視鏡形状検出装置。
  2. 【請求項2】 前記各グループに複数のコイルが存在す
    る場合には、複数のコイルをそれぞれ異なる周波数の駆
    動信号で駆動するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の内視鏡形状検出装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のコイルは内視鏡挿入部の外部
    に配置される補助機器にも使用されることを特徴とする
    請求項1記載の内視鏡形状検出装置。
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