JP2003245243A - 内視鏡形状検出装置 - Google Patents
内視鏡形状検出装置Info
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Abstract
ことができる内視鏡形状検出装置を提供する。 【解決手段】 電源が投入されると、受信ブロックの動
作チェック等を行った後、周波数グループの選択処理に
進み、この処理ではソースコイルを駆動する周波数グル
ープ情報を取得し、その後手動選択が選択されないと自
動選択となり、ソースコイルを駆動しない駆動停止状態
で、センスコイルで検出されるノイズによる磁界を検出
して、各周波数グループにおける振幅の標準偏差値等か
らその最大となるノイズEgi(i=1〜3)を求め、
それが最小となる周波数グループGsltに相当する周
波数グループでソースコイルを駆動することにより、簡
単にノイズの少ない環境で形状検出の動作を行うことが
できるようにした。
Description
検出素子とを用いて内視鏡の挿入形状等を検出して表示
する内視鏡形状検出装置に関する。
用いて体内等に挿入された内視鏡の形状等を検出し、表
示手段により表示を行う内視鏡形状検出装置が用いられ
るようになった。
は、磁界を用いて内視鏡形状を検出し、検出した内視鏡
形状を表示する装置が開示されている。そして、体内に
挿入される内視鏡の挿入部内に所定の間隔で配置した複
数の磁界発生素子を駆動してその周囲に磁界を発生さ
せ、体外に配置した磁界検出素子により各磁界発生素子
の3次元位置を検出して、各磁界発生素子を連続的に結
ぶ曲線を生成して、モデル化した挿入部の3次元的な画
像を表示手段で表示する。
体内に挿入された挿入部の先端部の位置や挿入形状等を
把握でき、目的とする部位までの挿入作業等を円滑に行
えるようにしている。
生させて形状を検出する場合、精度良く位置検出及び位
置検出に基づく挿入部形状の算出を行うためには、検出
位置に影響を与えるようなノイズが少ない環境で形状検
出を行うことが望まれる。しかしながら、従来例におい
ては、簡単に行うことができなかった。
みてなされたもので、簡単にノイズの少ない環境で形状
検出を行うことができる内視鏡形状検出装置を提供する
ことを目的とする。
鏡挿入部の内部に磁界発生素子及び磁界検出素子の一方
の素子を複数配置し、被検体の外部に他方の素子を複数
配置して、内視鏡挿入部の内部に配置された一方の素子
の各位置を前記他方の素子の位置を基準に用いて検出手
段によって検出することにより、内視鏡挿入部の形状を
推定してその形状を表示手段で表示する内視鏡形状検出
装置において、前記複数の磁界発生素子を駆動する交流
信号の駆動周波数を選択可能とし、前記複数の磁界発生
素子を駆動しない駆動停止状態で検出されるノイズの周
波数成分を検出するノイズ検出手段と、前記ノイズ検出
手段で検出されたノイズの周波数成分が少ない駆動周波
数の交流信号で前記複数の磁界発生素子を駆動する駆動
制御手段と、を設けたことにより、簡単にノイズの影響
の少ない駆動周波数で複数の磁界発生素子を駆動でき、
従ってS/Nの良い形状検出ができるようにしている。
の実施の形態について述べる。図1ないし図18は本発
明の1実施の形態に係り、図1は1実施の形態を備えた
内視鏡システムの構成を示し、図2はコイルユニットに
内蔵されたコイルの配置例を示し、図3は図1における
内視鏡形状検出装置の構成を示し、図4は図3の受信ブ
ロック及び制御ブロックの構成と接続検知機構の構成と
を示し、図5は受信ブロック等の構成を示し、図6は2
ポートメモリ等の動作をタイミング図で示し、図7は検
出装置及び操作パネルの構成等を示し、図8は検出装置
に内視鏡等を接続した場合の接続表示機能を示し、図9
は電源投入により内視鏡の挿入部形状の検出動作が行わ
れるまでの主要な処理手順を示し、図10は図9の受信
ブロックの動作チェックの処理の詳細な処理手順を示
し、図11は図9における環境ノイズを測定してノイズ
の少ない駆動周波数グループを選択する詳細な処理手順
を示し、図12は1つのソースコイルを駆動する駆動回
路の基本的な回路構成を示し、図13は駆動タイミング
グループにより駆動期間及びチェック期間が異なる駆動
信号の波形例を示し、図14及び図15は改良前と改良
後(本実施の形態)における信号線が短絡した場合のチ
ェック作用の説明図を示し、図16(A)及び図16
(B)は改良前と改良後(本実施の形態)における本体
内部で信号線が断線した場合のチェック作用の説明図を
示し、図17及び図18は改良前と改良後(本実施の形
態)における接続部が断線した場合のチェック作用の説
明図を示す。
内視鏡システム1は、内視鏡検査を行う内視鏡装置2
と、内視鏡検査の補助に用いられる内視鏡形状検出装置
3とを備え、この内視鏡形状検出装置3は、ベッド4に
横たわる患者5の体腔内に電子内視鏡6の挿入部7を挿
入し、内視鏡検査を行う際の挿入補助手段として使用さ
れる。
入部7の後端に湾曲操作ノブを設けた操作部8が形成さ
れ、この操作部8からユニバーサルコード9が延出さ
れ、ビデオイメージングシステム(またはビデオプロセ
ッサ)10に接続されている。この電子内視鏡6は、ラ
イトガイドが挿通されビデオプロセッサ10内の光源部
からの照明光を伝送し、挿入部7の先端に設けた照明窓
から伝送した照明光を出射し、患者等を照明する。照明
された患部等の被写体は照明窓に隣接して設けられた観
察窓に取り付けた対物レンズにより、その結像位置に配
置された撮像素子に像を結び、この撮像素子は光電変換
する。
0内の映像信号処理部により信号処理されて標準的な映
像信号が生成され、ビデオプロセッサ10に接続された
画像観察用モニタ11に表示される。
が設けてあり、この鉗子チャンネル12の挿入口12a
から例えば16個の磁界発生素子(またはソースコイ
ル)14a、14b、…、14p(以下、符号14iで
代表する)を有するプローブ15が挿通されることによ
り、挿入部7内にソースコイル14iが設置される。
ースケーブル16は、その後端のコネクタ16aが内視
鏡形状検出装置3の装置本体としての検出装置(装置本
体とも記す)21に着脱自在に接続される。そして、検
出装置21側から高周波信号伝達手段としてソースケー
ブル16を介して磁界発生手段となるソースコイル14
iに高周波信号(駆動信号)を印加することにより、ソ
ースコイル14iは磁界を伴う電磁波を周囲に放射す
る。
配置されるこの検出装置21には、(センス)コイルユ
ニット23が上下方向に移動(昇降)自在に設けられ、
このコイルユニット23内には複数の磁界検出素子(セ
ンスコイル)が配置されている(より具体的に説明する
と、図2に示すように例えば中心のZ座標が第1のZ座
標である例えばX軸に向いたセンスコイル22a−1、
22a−2、22a−3、22a−4と、中心のZ座標
が第1のZ座標と異なる第2のZ座標であるY軸に向い
たセンスコイル22b−1、22b−2、22b−3、
22b−4と、中心のZ座標が第1及び第2のZ座標と
異なる第3のZ座標であるZ軸に向いたセンスコイル2
2c−1、22c−2、22c−3、22c−4の12
個のセンスコイル(以下、符号22jで代表する)が配
置されている)。
3からの図示しないケーブルを介して検出装置21に接
続されている。この検出装置21には使用者が装置を操
作するための操作パネル24が設けられている。また、
この検出装置21には検出した内視鏡挿入部の形状(以
下、スコープモデルと記す)を表示する表示手段として
液晶モニタ25がその上部に配置されている。
に、ソースコイル14iを駆動する送信ブロック26
と、コイルユニット23内のセンスコイル22jが受信
した信号を受信する受信ブロック27と、受信ブロック
27で検出した信号を信号処理する制御ブロック28と
から構成される。
挿入部7に設置されるプローブ15には、上述したよう
に、磁界を生成するための16個のソースコイル14i
が所定の間隔で配置されており、これらソースコイル1
4iは、送信ブロック26を構成する16個の互いに異
なる周波数の駆動信号を生成するソースコイル駆動回路
31に接続されている。
コイル14iをそれぞれ異なる周波数の正弦波の駆動信
号で駆動し、それぞれの駆動周波数はソースコイル駆動
回路部31内部の図示しない駆動周波数設定データ格納
手段或いは駆動周波数設定データ記憶手段に格納された
駆動周波数設定データ(駆動周波数データとも記す)に
より設定される。この駆動周波数データは、制御ブロッ
ク28において内視鏡形状の算出処理等を行うCPU
(中央処理ユニット)32によりPIO(パラレル入出
力回路)33を介してソースコイル駆動回路部31内の
駆動周波数データ格納手段(図示せず)に格納される。
は複数組用意されており、実際に位置検出の動作を行う
前に、環境ノイズを測定し、その結果から最も環境ノイ
ズが少ない駆動周波数グループの駆動周波数を選択設定
できるようにしている。一方、コイルユニット23内の
12個のセンスコイル22jは、受信ブロック27を構
成するセンスコイル信号増幅回路部34に接続されてい
る。
5に示すようにセンスコイル22jを構成する12個の
単心コイル22kがそれぞれ増幅回路35kに接続され
て12系統の処理系が設けられており、各単心コイル2
2kで検出された微小な信号が増幅回路35kにより増
幅されフィルタ回路36kでソースコイル群が発生する
複数周波数が通過する帯域をもち不要成分を除去して出
力バッファ37kに出力された後、ADC(アナログ・
デジタル・コンバータ)38kで制御ブロック28が読
み込み可能なデジタル信号に変換される。なお、受信ブ
ロック27は、センスコイル信号増幅回路部34及びA
DC38kより構成され、センスコイル信号増幅回路部
34は増幅回路35k、フィルタ回路36k及び出力バ
ッファ37kより構成される。
増幅回路部34の12系統の出力は、12個の前記AD
C38kに伝送され、制御ブロック28内の制御信号発
生回路部40から供給されるクロックにより所定のサン
プリング周期のデジタルデータに変換される。このデジ
タルデータは、制御信号発生回路部40からの制御信号
によってローカルデータバス41を介して2ポートメモ
リ42に書き込まれる。
ように、機能的には、ローカルコントローラ42a、第
1のRAM42b、第2のRAM42c及びバススイッ
チ42dよりなり、図6に示すようなタイミングによ
り、ローカルコントローラ42aからのA/D変換開始
信号によりADC38kがA/D変換を開始し、ローカ
ルコントローラ42aからの切り換え信号によりバスス
イッチ42dがRAM42b、42cを切り換えながら
第1RAM42b、42cを交互に読み出しメモリ及び
書き込みメモリとして用い、書き込み信号により、電源
投入後は、常時データの取り込みを行っている。
制御信号発生回路部40からの制御信号により2ポート
メモリ42に書き込まれたデジタルデータをローカルデ
ータバス43、PCIコントローラ44及びPCIバス
45(図5参照)からなる内部バス46を介して読みだ
し、メインメモリ47を用い、後述するように、デジタ
ルデータに対して周波数抽出処理(高速フーリエ変換:
FFT)を行い、各ソースコイル14iの駆動周波数に
対応する周波数成分の磁界検出情報に分離抽出し、分離
した磁界検出情報の各デジタルデータから電子内視鏡6
の挿入部7内に設けられた各ソースコイル14iの空間
位置座標を算出する。
内視鏡6の挿入部7の挿入状態を推定し、スコープモデ
ルを形成する表示データを生成し、ビデオRAM48に
出力する。このビデオRAM48に書き込まれているデ
ータをビデオ信号発生回路49が読みだし、アナログの
ビデオ信号に変換して液晶モニタ25へと出力する。液
晶モニタ25は、このアナログのビデオ信号を入力する
と、表示画面上に電子内視鏡6の挿入部7のスコープモ
デルを表示する。
iに対応した磁界検出情報、すなわち、各センスコイル
22jを構成する単心コイル22kに発生する起電力
(正弦波信号の振幅値)と位相情報が算出される。な
お、位相情報は、起電力の極性±を示す。
検出装置21には、体内に挿入された挿入部7の位置を
確認したりする為に、体外での位置を表示させるための
体外マーカ57と、患者5の腹部などに取り付ける等し
て、患者5の体位が変化しても(患者5の)特定の方向
から常にスコープモデルを表示させるため等で使用する
基準プレート58を検出装置21に接続して使用するこ
ともできる。
ルが収納されており、この体外マーカ57のケーブル5
9の基端のコネクタ59aは検出装置21に着脱自在で
接続される。
とにより、プローブ15内のソースコイルの場合と同様
に体外マーカ57のソースコイルも駆動され、コイルユ
ニット23で検出された体外マーカ57のソースコイル
の位置もスコープモデルと同様にモニタ25に表示され
る。
形状部分の内部にそのディスク面上に例えば3個のソー
スコイルが配置され、これら3個のソースコイルに接続
されたケーブル60の基端のコネクタ60aは検出装置
21に着脱自在で接続される。
より、それらが配置されている面が決定される。そし
て、その面に垂直な方向から挿入部7を見た場合に観察
されるスコープモデルとなるようにスコープモデルの描
画を行うのに使用される。
態では、検出装置21にはプローブ15のコネクタ16
a、体外マーカ57のコネクタ59a、基準プレート5
8のコネクタ60aがそれぞれ接続されるコネクタ受け
21a、21b、21cが設けてあり、各コネクタ受け
21a、21b、21cはソースコイル駆動回路31に
接続される。
クタ受け21aにはコネクタ16aの接続の有無を検出
する接続検知機構80が設けてある。コネクタ16a内
にはソースコイル14a〜14pに接続される接続ピン
p1〜pnの他に共通ピンpcと接続検知用ピンpkが
設けてあり、ピンpkはピンpcに接続されている。
p1〜pn、pc及びpkにそれぞれ接続されるピン受
けp1′〜pn′、pc′及びpk′が設けてあり、ピ
ン受けpc′はグランドに接続されている。
により電源端Vcに接続されるとともに、CPU32の
接続検知用ポートに接続されている。そして、CPU3
2はこのピン受けpk′のレベルが電源端Vcのレベル
の“H”レベルか、グランドの“L”レベルかにより、
プローブ15が検出装置21に無接続の状態か接続状態
かを判断するようにしている。
15が接続された状態では、ピン受けpk′はコネクタ
16a側の導通したピンpk及びpcを経てグランドに
接続されたピン受けpc′と接続され、従ってこのピン
受けpk′のレベルはグランドの“L”レベルとなり、
プローブ15が接続された状態であると判断する。一
方、プローブ15が接続されない状態では、ピン受けp
k′のレベルは電源端Vcのレベルの“H”レベルとな
り、無接続と判断する。
様な接続検知機構が設けてある。そして、CPU32は
プローブ15(を設けた内視鏡)、体外マーカ57、基
準プレート58が接続された場合には、後述する図8
(A)のモニタ25の例えば右下の隅の接続状態表示部
25aに接続された内視鏡接続アイコン、体外マーカ接
続アイコン、基準プレート接続アイコンの表示を行う。
接続されていない場合にはそのアイコンを表示しない。
ースコイル14i(ここでは、14iで示すが、プロー
ブ15内のソースコイル14iの他に、体外マーカ57
のソースコイル、基準プレート58のソースコイルも含
む)の位置データの異常を監視する判定手段32aの機
能を備えている。この判定手段32aは、次の異常判定
を行う。
所定の範囲内であれば有効、範囲外であれば無効と判定
する。 b)ソースコイル14iによる磁界を検出するセンスコ
イル22jにより検出された起電力を、予め設定した基
準値と比較し、基準値を超えるものは位置検出可能、基
準値以下なら位置検出不可能と判定する。 c)図示しないソースコイル断線短絡検知手段の検知結
果が断線または短絡ならば異常、それ以外ならば正常と
判定する。
コイルの位置データの異常を判定する。さらに判定手段
32aは、プローブ内のソースコイルについて次の異常
判定を行う。
マーカ57の3次元位置の表示の際に、判定結果に応じ
て表示形態を変更することにより操作者に分かるように
表示するようにしている。
ン、体外マーカ接続アイコン、基準プレート接続アイコ
ンを表示する場合、判定結果により、表示色選択手段3
2bの機能を通してモニタ25に表示する制御を行う。
従って、操作者は図8(A)の右下の接続状態表示部2
5aに表示されるアイコンの表示色により、所定の精度
以上で検出された状態であるか否かを容易に知ることが
できるようにしている。
25aで表示色を変更して表示する他に、モニタ25の
表示面に表示されるスコープモデルと、体外マーカ57
のマーカ位置との表示に関しても有効検出範囲内か否か
に応じて表示色を変更するようにしている。
の場合には、各ソースコイル14iの位置検出により、
補間等してスコープモデルで表示するため、例えば有効
検出範囲内に存在する部分のスコープモデルと、有効検
出範囲外に存在する部分のスコープモデルとをそれぞれ
異なる表示色で表示するようにしている。そのため、上
記判定手段32aによる判定結果は、例えばビデオRA
M48に格納される画像データに反映されるようにして
いる。つまり、CPU32は挿入形状等の画像データを
ビデオRAM48に格納する場合、ビデオRAM48の
R,G,Bのプレーンには、判定結果に応じて格納す
る。
デル全体が有効検出範囲内の場合には、所定の色、例え
ば灰色で表示されるように、ビデオRAM48のR,
G,Bのプレーンにその画像データが格納される。一
方、スコープモデルの一部が有効検出範囲外の場合に
は、その部分が例えば黄色で表示されるように、ビデオ
RAM48のGとRのプレーンにその部分の画像データ
が格納される。体外マーカ57の場合もほぼ同様に、そ
の体外マーカ57が有効検出範囲内か否かに応じて、そ
の体外マーカを表示するマーカの色を変更する。
に表示されるスコープモデルや、体外マーカ57などの
表示色からそれらが有効検出範囲内に存在して所定の精
度以上で検出できている状態か、所定の精度未満の状態
かを簡単に知ることができるようにしていることが特徴
となっている。
あっても、ソースコイル側を駆動しても、センスコイル
により検出信号が検出できないような場合には故障と判
断するようにしている。
すコネクタ16aとそのコネクタ受け21a、コネクタ
59aとそのコネクタ受け21b、コネクタ60aとそ
のコネクタ受け21cは漏れ磁界によるスコープモデル
への影響及びチェック時のノイズの影響を軽減するため
に、2重、或いは3重に磁気シールド機能の高い金属
(例えば珪素鉄板等の強磁性材質の金属)で覆い、漏れ
磁界等を軽減するようにしている。
の検出装置21に設けられている操作パネル24を示
す。図7(B)に示すようにこの操作パネル24には、
(図7(C)に示すようなメインメニューの)メニュー
バーの表示を行うためのメニューボタン51、リセット
操作を行うリセットボタン52と、上下、左右の矢印に
よりスコープモデルを回転などさせてビューアングルを
変更したり、機能選択(上下の矢印)、項目選択(左右
の矢印)を行うビューアングル/セレクトボタン53
(なお、以下では、簡単化のため、↑↓及び→←ボタン
等で説明する場合がある)と、スコープモデルの拡大/
縮小や、日時、地域変更を行う+、−の表示のズームボ
タン54(+及び−ボタン等で説明する場合がある)
と、1画面と2画面の表示の指示を行う1画面/2画面
ボタン55と、スコープモデルの表示の開始位置の設定
を行うスコープポジションボタン56とが設けてある。
より詳しい機能は以下のようになっている。
する。(メニューバー50を非表示させた場合、設定さ
れた機能の状態を記憶装置に記憶させる)。日時、地域
の設定画面内の項目の選択。 (b)リセットボタン52の機能 メニューバーにより各項目の機能を設定している状況に
おいて、各メニュー項目の設定値をメニューバーが表示
される前の状態に戻す。日時、地域設定画面において、
各項目の機能の設定値を日時、地域設定画面に入る前の
状態に戻す。
3の機能 ←↑↓→ボタンでスコープモデルの回転。↑↓ボタン
で、メニューバーのフォーカスの移動。←→ボタンで、
サブメニューの表示、選択。及び日時、地域設定画面に
おいてメニューボタン51で選択された項目の機能の選
択。
項目の機能の設定。 (e)1画面/2画面ボタン55の機能 視点位置/向きの異なる2画面の表示。
能 体外マーカを患者の肛門位置等の表示を開始したい位置
にもって行き、スコープポジションボタン56を操作す
ることにより、その位置からスコープモデルの表示を開
始させる設定。
ク26として、複数の駆動信号の駆動周波数グループ
(例えば後述するように3つのグル−プG1,G2,G
3)を用意している。
コイル14iを駆動する場合、使用可能な3つの駆動周
波数グル−プから、最も環境ノイズの少ない駆動周波数
グループを自動的に或いは手動で選択してスコープモデ
ルを算出できるようにしていることが主要な特徴となっ
ている。
置本体)21内部のCPU32は電源が投入されると、
図示しないプログラムに従って図9に示すような処理を
行う。この場合、実際にソースコイルの位置検出の通常
動作を行う前に、環境ノイズを測定して、最も環境ノイ
ズが少ない駆動周波数グループを選択する駆動周波数グ
ループ選択処理手段32cの機能を持つ。
と、CPU32はプログラムに従って自動的に環境ノイ
ズを測定する制御処理を行い、その結果から最も環境ノ
イズが少ない駆動周波数グループを判断して、その駆動
周波数グループで実際にソースコイル14iを駆動する
ように駆動制御(選択設定)する処理を行う。次に図9
を参照して本実施の形態の作用を説明する。電源が投入
されると、装置本体21の内部のCPU32はステップ
S1の制御回路基板の検出、受信系調整データ取得の処
理を行う。
内部の制御回路基板を構成するPCIデバイス情報テー
ブルのマッピング確認の処理、PCIコンフィギュレー
ションの確認処理、制御回路基板のレジスタ初期値の確
認等の処理を行う。その後の受信系調整データの取得の
処理を行う。
(H)のエラーが有るか否かの判断を行う。これに該当
する場合には、ステップS3に移り、使用停止とする。
例えば、全画面にエラー表示を行う。この場合には、電
源を切る等して、メンテナンス等で対処する。なお、本
実施の形態では、不具合、故障に応じてエラー表示を複
数用意し、エラーの内容に応じて表示する画面を変更す
ることにより、ユーザに対して、表示された画面からど
のような不具合、故障などが起こったかを分かり易いよ
うにし、使い勝手のよい装置を実現するようにしてい
る。
無い場合には、ステップS4の受信系の動作チェックを
行う。この受信系の動作チェックは、図10のステップ
S41に示すように装置本体21に設けた(図示しな
い)チェックコイルのコイルステータスの確認を行う。
例えば後述するソースコイルの故障検知と同様な方法で
チェックコイルの故障検知を行い、コイルステータスを
確認する。
否かの判断を行い、これに該当する場合には、ステップ
S43に移り、高レベルのエラーとして、例えばエラー
コードをE1として表示し、このチェック動作を終了す
る。一方、異常でない場合には、ステップS44に示す
ようにチェックコイル駆動モードに設定して、チェック
コイルを駆動する。
信系の動作を調べるためにコイルユニット23内の各セ
ンスコイル22jで受信したチェックコイル駆動時のデ
ータのADCデータを求め、周波数解析(FFT)を行
い、そしてステップS46に示すように各センスコイル
22jにより検出した振幅値Ajj′を求める。なお、
以下ではセンスコイルの数を16個として説明する。
し、j′は測定回数を示す。そして、次のステップS4
7でj′が15以下かの判断を行い、15以下の場合に
はステップS45に戻り同じ処理を繰り返す。j′が1
6になった場合には、ステップS48に進み、15回測
定した振幅値Ajj′の平均値Ajを求める。さらに次
のステップS49でjが16以下かの判断を行い、16
以下の場合にはステップS45に戻り、全てのセンスコ
イル22jでその振幅値を求める。
で検出した場合の振幅値を求めた場合には、次のステッ
プS50で全てのセンスコイル22jで求めた振幅値A
1〜A16が予め調べた正常な場合の上限値Ahと下限
値Alとの間にあるか否かを判断する。
Alとの間にある場合には正常と判断してチェック動作
を終了する。一方、ステップS50の条件に該当しない
場合にはステップS51に移り、高レベルのエラーとし
て例えばエラーコードをE1として表示し、このチェッ
ク動作を終了する。
図9に示すステップS5の処理に進み、ステップS5で
はエラーレベルが高レベルか否かの判断を行い、高レベ
ルの場合にはステップS6に移り、ステップS3の場合
と同様に使用停止とする。一方、高レベルでない場合に
はステップS7に進み、周波数グループの選択処理に移
り、この処理の後にステップS8の通常動作、つまり、
(自動の場合における)環境ノイズが最も少ない周波数
グループ(或いは手動設定による周波数グループ)によ
り、ソースコイルの位置検出及びスコープモデル表示の
動作を行う。
の処理を図11を参照して説明する。ステップS7の処
理が開始すると、図11のステップS11の周波数グル
ープ情報の取得の処理が行われる。
現在設定されている選択情報であり、これは自動と手動
とがある。また、前回選択された(手動設定で選択され
た場合を含む)周波数グループGpre(具体的には3
つのグループG1/G2/G3の一つ)、そして、環境
ノイズの測定回数N(N:10〜1000で10ステッ
プ刻み)を含む。
行い、この手動を選択した場合には、ステップS13に
進み、周波数グループとして前回選択した選択値Gpr
eを選択設定して、この処理を終了する。
させるような場合には手動選択で行う方が有効な場合が
ある。例えば複数台を同時に自動を選択して動作させる
と、同じ周波数グループを選択してしまう状態となる場
合があり、このような場合には手動で選択した場合が良
い場合がある。本実施の形態ではこのような場合にも対
処できるように手動選択も行えるようにしている。
動選択となり、この場合にはステップS14の駆動モー
ドを駆動休止モードにする(そして、環境ノイズを測定
し、その結果、最も少ない周波数グループで駆動するよ
うに自動選択(自動制御)する)。
を駆動しない状態、具体的には制御回路基板内のジェネ
レータコマンドレジスタの内容を駆動信号を発生しない
状態に設定する。そして、ソースコイル14iを駆動し
ない駆動停止状態で、環境ノイズの測定を開始する。こ
の場合、図4で説明したように装置本体21にコネクタ
部分は磁気シールドされているので、装置本体からの漏
れ磁界を軽減した状態で環境ノイズを測定することがで
きる。
の(駆動停止)状態で各コイルユニット23のセンスコ
イルで検出した信号に対して、ADCデータを取得し、
そのデータに対して周波数解析を行う。そして、次のス
テップS16で周波数解析で得られたセンスコイルN
o.をi、周波数No.をj、測定回数をkとした場合
におけるセンスコイルで検出された振幅値Aijkを算
出する。
がN回以下の場合には、ステップS15に戻り、測定を
繰り返す。そして、本装置で設定可能な例えば24個の
(駆動に用いることができる)周波数での検出された振
幅値をN回測定する。N回の測定が終了すると、ステッ
プS18で各センスコイル毎に24個の周波数に対して
検出された(時間的に変動する分布特性を示すような)
振幅に対して標準偏差を求め、その振幅の標準偏差をノ
イズ値Aijとする。
16以下かの判断を行い、16以下の場合にはステップ
S15に戻り同様の処理を行う。一方、16個のセンス
コイルでの測定を行った場合にはステップS20に進
み、周波数毎に、全センスコイル分のノイズ値Aijの
平均値を求め、周波数ノイズ値Ajとする。次にステッ
プS21で周波数Noが24以下かの判断を行い、24
以下の場合にはステップS15に戻り同様の処理を行
う。
た場合には、ステップS22に進み、周波数ノイズ値A
jにおける1〜8までの最大値を周波数グループG1の
ノイズEg1とする。また、次のステップS23に進
み、周波数ノイズ値Ajにおける9〜16までの最大値
を周波数グループG2のノイズEg2とする。また、次
のステップS24に進み、周波数ノイズ値Ajにおける
17〜24までの最大値を周波数グループG3のノイズ
Eg3とする。
プ毎のノイズ値を比較し、最小のグループGsltを選
別する。この最小のグループGsltを選別したら、ス
テップ26でGslt>Gpreかの判断を行い、これ
に該当する場合には、ステップS27に進み、実際に駆
動する周波数グループをGpreに設定する処理を行
い、その後この選択処理を終了する。
は、ステップ28に移り、Gslt>G1かの判断を行
い、これに該当する場合には、ステップS29に進み、
駆動する周波数グループとしてG1に設定する処理を行
い、その後この選択処理を終了する。
合には、ステップS30に移り、Gslt>G2かの判
断を行い、これに該当する場合には、ステップS31に
進み、駆動する周波数グループをG2に設定する処理を
行い、その後この選択処理を終了する。
は、ステップS32に進み、駆動する周波数グループと
してGp3に設定してこの選択処理を終了する。その
後、選択された駆動周波周グループで通常動作を行うこ
とになる。
jを駆動してその位置検出、スコープモデルの算出など
を行う前に、環境ノイズを検出して、最もノイズの低い
駆動周波数グループを検出し、その駆動周波数グループ
で実際の位置検出等を行うように制御するようにしてい
るので、簡単にS/Nの良い、従って精度の良い位置検
出や、スコープモデルの検出などを行うことができる。
位置検出、スコープモデルの算出などを行う前(より具
体的には環境ノイズの検出前)に、受信系、特にセンス
コイルが正常に機能するか否かをチェックコイルにより
チェックし、正常に機能する場合にその後の通常動作に
向けた処理を行うようにしているので、内視鏡形状検出
装置の信頼性をより向上できる。
うに内視鏡6に設けたプローブ15の後端側のソースケ
ーブル16が装置本体21に接続された場合、ソースケ
ーブル16の内部で短絡したり、接続部で接触不良(断
線)等した場合を検知できるように改良したチェック手
段を備えている。
まで検出できなかった故障モードを検出できるようにし
て、より信頼性の高い内視鏡形状検出装置を実現するよ
うにしている。本実施の形態の構成及び作用をより明確
にするために、改良前の構成と改良後の構成及び作用を
説明する。
場合の駆動回路61等の構成を示す。装置本体(以下の
図では簡単化のため、単に本体と略記)21内で生成し
た駆動信号は演算増幅器(オペアンプと略記)Oで増幅
された後、出力トランスTの1次側に印加され、絶縁さ
れて2次側から、さらにリレーReを経てソースケーブ
ル16を介して(スコープ6内の)ソースコイル14に
印加される。
ては、出力トランスTに接続された接点a,a′が切替
接点c、c′とそれぞれONし、ソースコイル14には
個別線を経て駆動信号が印加され、共通線を経てリター
ンする。なお、駆動停止時も接点a,a′の状態に設定
される。
チェックタイミングのリレー切替信号により、リレーR
eが切り替えられ、切替接点c、c′はチェック用の抵
抗Rの一端に接続された接点bとグランドに接続された
接点b′とONする。
V)に接続され、その一端は図示しないコンパレータに
接続され、この抵抗Rの一端の電位を検出して、所定の
範囲内にあるか否かを判定することにより、短絡の有無
或いは解放(断線)をチェックする。
がほぼ82Ω、ソースコイル14は直流抵抗がほぼ60
〜100Ωであり、また出力トランスTの2次巻線の直
流抵抗はほぼ5Ωである。つまり、出力トランスTの2
次巻線の直流抵抗はソースコイル14や抵抗Rに比べて
はるかに小さな値(約1/10)である。
としてのソースコイルの直流抵抗とチェック用の抵抗R
とで電源端の電圧を分圧した値は、(モードにもよる
が)正常な場合には、ほぼ1.2V〜1.6V程度とな
り、この電圧範囲で検出された場合には正常であると判
断される。
端等が断線した場合には電源端の電圧で検出されるし、
またソースコイル14の両端が短絡した場合にはグラン
ドレベルの電圧となり、それぞれ正常な電圧範囲でない
故障であると判断できる。
14iの数に応じて図14及び図15に示すように各ソ
ースコイル14iを駆動及びチェックできるようにして
いる。
ソースコイル14iの数が多いため、ソースコイル14
iを複数の組(以下ではA、B、C)に分け、駆動する
タイミングをずらして駆動する。
4iを駆動できるようにしており、一度に8個のソース
コイルを駆動するようにしている。つまり、図13
(A)に示すようにグループA,B,Cで3組に分けた
ソースコイル14iに駆動信号をそれぞれ印加して駆動
する駆動期間Td(が重ならないように)を変えて、各
グループA,B,Cに属するソースコイル14iを駆動
するようにしている。
tを設けてチェックを行うようにしている。この場合、
改良前では、各グループ内では、駆動期間Tdとチェッ
ク期間Ttは同じタイミングであったが、本実施の形態
では図13(B)に示すように同じ駆動グループI(I
=A,B,C)内においては、1番目、2番目、…8番
目まで(ソース)コイルにおけるチェック期間Tt1,
Tt2、…が重ならないようにずらしている。
置本体の駆動回路61の出力部とソースケーブル16及
びスコープ6内に配置されるソースコイル14iを示
す。なお、図14及び図15では、簡単化のためソース
コイル14iの代わりにグループA、Bに属するソース
コイルをc1、c2、…とc1′、c2′、…で示す。
また、ソースケーブル16内の各ソースコイルc1、c
2、…、c1′、c2′、…にそれぞれ接続された信号
線をk1、k2、…とk1′、k2′、で示す。
ループAに属するものは、O1、O2、…、T1、T
2、…、Re1、Re2、…で示し、グループBに属す
るものは、′を付けて示している。
め、2つのグループA、Bのみ示し、またソースコイル
等は2つのみを示しているが、実際には各グループIは
8個のソースコイルを駆動できるようになっている。
ての信号線k1、k2、…におけるリターン側の信号線
はソースケーブル16の(本体に接続する)接続部の手
前の位置で共通化されて本体のコネクタに接続する構成
にすると共に、ソースケーブル16のスコープ側の接続
部においても共通化されている(より厳密には、図18
に示すような構造である。つまり、信号線k1、k2、
…、k1′、k2′は複合同軸線で形成され、各グルー
プでシールド側(リターン側)を両端でそれぞれ1点に
まとめている)。
部のコネクタの接点ピンの本数を半分にして、コネクタ
形状が大型化するのを防止し、小型軽量で接続作業等の
操作を容易に行えるようにしている。なお、図14はリ
ターン側の信号線を(本実施の形態のように)共通化し
て、チェックタイミングを従来例のままとした改良前の
構成の場合を示す。
チェック期間Ttが共通であったため、同じ駆動グルー
プI内でソースコイルに接続された信号線における共通
化していない側の個別線が短絡した場合には、その故障
を検出できなかった。
うにグループA内のソースコイルc1とc2に接続され
た信号線k1、k2の個別線側が短絡した場合には、
(同じ抵抗値の)抵抗R1及びR2が並列に接続され、
かつソースコイルc1とc2とが並列接続された状態と
なるため、2点鎖線で示すようなチェック用電流が流れ
る回路が形成される。そして、この場合にはコンパレー
タで検出される電位は1つのソースコイルc1を検出す
る場合と等価な状態となり、従ってその故障を検出でき
ない。
(B)で示したように同じグループI内において、チェ
ック期間Ttが重ならないようにずらして、図15に示
すようにチェックすることになる。
1においては、リレーRe1では接点b、b′がONで
あるが、ソースコイルc2をチェックするためのリレー
Re2では接点a、a′側がONとなっている。つま
り、図15の2点鎖線で示すようなチェック用の電流が
ながれる閉回路が形成される。
も同じ)の2次巻線の直流抵抗はソースコイルc1等や
抵抗R1等に比べて有るかに小さい値であるので、図1
5の場合には、抵抗R1は(R2と並列に接続されな
い)単独の状態で、かつ近似的には、この抵抗R1の一
端に出力トランスT2の2次巻線の小さな抵抗が接続さ
れた状態と見なせる状態となる(より厳密には出力トラ
ンスT2の2次巻線にソースコイルc1とc2とが並列
接続された状態と等価となる)。
一端にゼロに近い抵抗を直列に接続した場合にその抵抗
R1の一端の電位をコンパレータで検出する状態とな
る。この場合のチェック用の電流が流れる回路は近似的
には2点鎖線で示すようになる。
レベルであり、正常な範囲から逸脱している(短絡状態
の)故障であると判断される。なお、異なるグループ間
で個別線が短絡した場合には、グループ内の場合と同様
に故障であると検出できる(改良前でも検出できる)。
同じグループ内で(個別線側の短絡でなく)本体内の共
通線が断線した場合には、図16(A)の状態になる。
ここで、断線位置をクロスの符号で示している。
ック用の電流回路が形成される。つまり、断線が存在し
ても断線が存在しないような等価回路が形成され、断線
を検出できない。
Re1とリレーRe2を切り替えるチェック期間がずれ
るようにしているので、リレーRe1とリレーRe2の
接点状態は図16(B)のようになり、この場合にはリ
レーRe1で接点b、b′側がONの時には、リレーR
e2では接点a,a′側がONされるようになるため、
グランド側に流れる回路が形成されない(つまり閉回路
が形成されない)ことになり、コンパレータは電源端の
電圧を検出して、(断線状態の)故障であると判断でき
る。
ーブルとの接続部C1或いはソースケーブル16とソー
スコイルとの接続部C2とが断線或いは接続不良となる
可能性もある。どちらの場合にも、基本的には同じとな
るので、接続部C1の場合で説明する。
チェック期間Ttをそれぞれ異なるように設定した場合
には、2点鎖線で示す回路が形成される。つまり、抵抗
R1側からソースコイルc1を通った後、ソースコイル
c2と出力トランスT2を通ってグランドに流れる経
路、ソースコイルc2の位置で分岐してソースコイルc
3と出力トランスT3の2次巻線を通ってグランドに流
れる経路、…が形成される。
のソースコイルc2〜c7を並列接続したものを直列に
接続したものと近似的に等価となり、7個のソースコイ
ルc2〜c7の並列接続の抵抗値が小さくなるため、正
常と判断してしまう可能性がある。
イミングのチェック期間でチェックを行う他に)さらに
全てのチュック期間を同じにしてチェックを行うモード
も備えている。例えば最初は図13(B)に示すもの
で、24個のチェックを行いその後に、異なるグループ
の場合も含めて同じチェック期間でチェック動作を行う
ようにしている。
成は、図18に示すようになり、チェック用の電流が流
れる閉回路が形成されない。このため、検出される電位
は電源端となり、故障であると判断できる。
プで1回ずつ、チェックを行えば良い。つまり、3グル
ープにおいて、それぞれ1回チェックを行えば良い。
6の挿入部7内に配置されるソースコイルを実際に駆動
する前に、駆動に使用する複数の駆動周波数グループで
環境ノイズを測定して、その結果により最も環境ノイズ
が少ない駆動周波数グループのものでソースコイルを駆
動するようにしているので、環境ノイズの影響の少ない
精度の良い位置検出及びスコープモデルの表示ができ
る。
を発生するソースコイルを配置し、体外のコイルユニッ
ト23側に磁界を検出するセンスコイルを配置した構成
としたが、両者を入れ替えても良い。つまり、挿入部7
側にセンスコイルを、コイルユニット23側にソースコ
イルを配置するようにしても良い。
ャンネルにソースコイルを内蔵したプローブを挿入する
ことで内視鏡挿入部内にソースコイルを配置する構成と
したが、ソースコイルを内視鏡挿入部に直接組み込み配
置する構成でも良い。
検体に挿入される内視鏡挿入部の内部に磁界発生素子及
び磁界検出素子の一方の素子を複数配置し、被検体の外
部に他方の素子を複数配置して、内視鏡挿入部の内部に
配置された一方の素子の各位置を前記他方の素子の位置
を基準に用いて検出手段によって検出することにより、
内視鏡挿入部の形状を推定してその形状を表示手段で表
示する内視鏡形状検出装置において、前記複数の磁界発
生素子を駆動する交流信号の駆動周波数を選択可能と
し、前記複数の磁界発生素子を駆動しない駆動停止状態
で検出されるノイズの周波数成分を検出するノイズ検出
手段と、前記ノイズ検出手段で検出されたノイズの周波
数成分が少ない駆動周波数の交流信号で前記複数の磁界
発生素子を駆動する駆動制御手段と、を設けているの
で、簡単にノイズの影響の少ない駆動周波数で複数の磁
界発生素子を駆動でき、従ってS/Nの良い形状検出が
できる。
の構成図。
置例を基準の座標系で示す図。
ブロック図。
接続検知機構の構成とを示す図。
機能を示す図。
われるまでの主要な処理手順を示すフローチャート図。
処理手順を示すフローチャート図。
少ない駆動周波数グループを選択する詳細な処理手順を
示すフローチャート図。
本的な構成を示す回路図。
間が異なる駆動波形例を示す図。
説明図。
絡した場合の作用説明図。
体内部の信号線が断線した場合の作用説明図。
説明図。
線した場合の作用説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】 被検体に挿入される内視鏡挿入部の内部
に複数の磁界発生素子及び複数の磁界検出素子の一方の
素子を配置し、被検体の外部に他方の素子を配置して、
内視鏡挿入部の内部に配置された一方の素子の各位置を
前記他方の素子の位置を基準に用いて検出手段によって
検出することにより、内視鏡挿入部の形状を推定してそ
の形状を表示手段で表示する内視鏡形状検出装置におい
て、 前記複数の磁界発生素子を駆動する交流信号の駆動周波
数を選択可能とし、前記複数の磁界発生素子を駆動しな
い駆動停止状態で検出されるノイズの周波数成分を検出
するノイズ検出手段と、 前記ノイズ検出手段で検出されたノイズの周波数成分が
少ない駆動周波数の交流信号で前記複数の磁界発生素子
を駆動する駆動制御手段と、 を設けたことを特徴とする内視鏡形状検出装置。 - 【請求項2】 前記内視鏡挿入部には、前記一方の素子
として、前記複数の磁界発生素子が配置されることを特
徴とする請求項1記載の内視鏡形状検出装置。 - 【請求項3】 前記交流信号の駆動周波数は複数の周波
数群から選択可能であり、前記ノイズ検出手段は各周波
数群に属する各周波数に相当するノイズの振幅成分を検
出することを特徴とする請求項1記載の内視鏡形状検出
装置。
Priority Applications (1)
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