JP3965176B2 - 内視鏡形状検出装置 - Google Patents
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Description
このため、内視鏡の挿入状態の形状を磁界を用いて検出する内視鏡形状検出装置が各種提案され、この内視鏡形状検出装置を内視鏡装置に組み合わせた内視鏡システムが構成されている。
図16に示す内視鏡形状検出装置100は、図17に示す内視鏡111の挿入部112内に挿通して配置されるプローブ113に設けた磁界発生用ソースコイルが発する磁界を検出する複数のセンスコイルを規則的に並べて検出面102を設けたコイルユニット101と、装置本体部103を備えている。
この装置本体部103の内部には、前記プローブ113に設けたソースコイルに駆動信号を供給する送信ブロック、センスコイルから伝送される信号を受信する受信ブロック及びこの受信ブロックで検出した受信信号や前記送信ブロックで生成された駆動信号を基に内視鏡形状の算出処理等を行うCPU(中央処理ユニット)を備えた制御ブロックとを内蔵した制御装置104とが支柱105を介して一体的に構成されている。
なお、前記装置本体部103の前面103fには内視鏡検査の間、患者の体腔内に挿入された内視鏡111と、体腔外との位置関係を表すための複数のマーカから延びるマーカケーブルが接続されるマーカコネクタ109及び磁界を生成する複数のソースコイルを配置したプローブ113が接続されるプローブコネクタ110が設けられ、例えば側面に主電源のON/OFF操作を行うパワースイッチ99が設けられている。
図17に示すように内視鏡検査を行う場合には、患者114が載置される検査ベッド115近傍に、内視鏡装置116及び内視鏡形状検出装置100を配置して、内視鏡システムが構成される。
また、検査ベッド115に隣接して配置された内視鏡形状検出装置100のマーカコネクタ109(図16参照)には、内視鏡検査の間、複数のマーカ122から延びるマーカケーブル121を接続するとともに、プローブコネクタ110に複数のソースコイルが配置されているプローブ113を接続し、このプローブ113を内視鏡111の操作部125の挿入口を介して挿入部112内に挿通する。そして、内視鏡111の挿入部112が患者114内に挿入された場合、モニタ118に挿入形状が表示されるようにしている。 この従来例では、コイルユニット101と制御装置104とを支柱105を介して一体的に構成している。
また、この従来例では、制御装置104内にソースコイルに駆動信号を供給する送信ブロック、センスコイルから伝送される信号を受信する受信ブロック及びこの受信ブロックで検出した受信信号や前記送信ブロックで生成された駆動信号を基に内視鏡形状の算出処理等を行うCPU(中央処理ユニット)を備えた制御ブロックとを内蔵している。
このようにセンスコイルで受信された微弱な信号にノイズが混入すると、センスコイルにより検出される受信信号(検出信号)のS/Nを劣化させ、挿入形状の検出精度を低下させる欠点があった。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、駆動信号等によるノイズの影響を受けにくくして、精度良く形状検出ができる内視鏡形状検出装置を提供することを目的とする。
前記磁界検出素子により検出される信号を少なくとも増幅する増幅手段を備えた受信ブロックを前記送信ブロック及び制御ブロックに対して別体に形成したことを特徴とする。 上記構成により、前記磁界検出素子により検出される信号を、駆動信号を供給する送信ブロック及び制御ブロックとは別体にされた増幅手段で増幅するようにしているので、増幅された信号に対して、仮に駆動信号その他の信号がノイズとして混入してもその影響を軽減でき、S/Nが劣化することなく、精度の良い形状検出ができるようにしている。
図1に示すように、内視鏡システム1は、内視鏡検査を行う内視鏡装置2と、内視鏡検査の補助に用いられる実施例1の内視鏡形状検出装置3とを備え、この内視鏡形状検出装置3は、ベッド4に横たわる患者5の体腔内に電子内視鏡6の挿入部7を挿入し、内視鏡検査を行う際の挿入補助手段として使用される。
この電子内視鏡6は、ライトガイドが挿通され、ビデオプロセッサ10内の光源部からの照明光を伝送し、挿入部7の先端に設けた照明窓から伝送した照明光を出射し、患部等を照明する。照明された患部等の被写体は、照明窓に隣接して設けられた観察窓に取り付けた対物レンズにより、その結像位置に配置された撮像素子に像を結び、この撮像素子は光電変換する。
この電子内視鏡6には、鉗子チャンネル12が設けてあり、この鉗子チャンネル12の挿入口12aから例えば16個の磁気発生素子としてのソースコイル14a、14b、…、14p(以下、符号14iで代表する)を有するプローブ15(図4参照)が挿通されることにより、挿入部7内にソースコイル14iが設置される。
また、この信号処理装置17は、患者5が横たわるベッド4の付近に配置されるコイルユニット18と接続された受信ブロック(或いは検出ブロック)19と信号ケーブル20を介して接続されている。なお、コイルユニット18と受信ブロック19とで受信装置(或いは検出装置)21が形成される。
より具体的に説明すると、図2に示すように例えば中心のZ座標が第1のZ座標である例えばX軸に向いたセンスコイル22a−1、22a−2、22a−3、22a−4と、中心のZ座標が第1のZ座標と異なる第2のZ座標であるY軸に向いたセンスコイル22b−1、22b−2、22b−3、22b−4と、中心のZ座標が第1及び第2のZ座標と異なる第3のZ座標であるZ軸に向いたセンスコイル22c−1、22c−2、22c−3、22c−4の例えば12個のセンスコイル(以下、符号22jで代表する)が配置されている。
そして、信号処理装置17内の制御ブロック27において、各ソースコイル14iの位置の算出処理、各位置の算出により、挿入部形状の推定処理、推定された挿入部形状の画像を表示するための表示処理等を行って、液晶モニタ25に挿入部形状の画像を表示する。
つまり、図3に示すように、本実施例では、内視鏡形状検出装置3は、送信ブロック26及び制御ブロック27を内蔵した信号処理装置17と、この信号処理装置17と別体の受信装置21とが信号伝送を行う信号ケーブル20により接続された構成となっている。 また、受信装置21は、複数のセンスコイル22jを内蔵したコイルユニット18及び受信ブロック19とからなり、受信ブロック19は、センスコイル22jにより検出した信号を増幅すると共に、AD(アナログ・デジタル)変換等の処理を行った後、信号ケーブル20により信号処理装置17の制御ブロック27に送信する構成となっている。
なお、信号処理装置17には使用者が装置を操作するための操作パネル24(図1参照)が設けられている。
図4に示すように、電子内視鏡6の挿入部7内に設置されるプローブ15には、上述したように、磁界を生成するための16個のソースコイル14iが所定の間隔で配置されており、これらソースコイル14iは、送信ブロック26を構成する例えば16個の互いに異なる周波数の駆動信号を生成するソースコイル駆動回路部31に接続されている。
この駆動周波数データは、制御ブロック27において内視鏡形状の算出処理等を行うCPU(中央処理ユニット)32によりPIO(パラレル入出力回路)33を介してソースコイル駆動回路部31内の駆動周波数データ格納手段(図示せず)に格納される。
一方、コイルユニット18内のセンスコイル22jは、受信ブロック19を構成するセンスコイル信号増幅回路部34に接続されている。
なお、受信ブロック19は、センスコイル信号増幅回路部34及びADC38kより構成され、センスコイル信号増幅回路部34は、増幅回路35k、フィルタ回路36k及び出力バッファ37kより構成される。
なお、受信ブロック19全体をシールドケースに収納しても良い。本実施例では、受信ブロック19内においてもADC38kにクロックが印加されるため、そのクロックが微弱な信号を扱うセンスコイル信号増幅回路部34にノイズとして混入しないようにするため、センスコイル信号増幅回路部34のみをシールドするようにしている。なお、センスコイル信号増幅回路部34をシールドする場合、図5に示す増幅回路35k部分のみをシールドするようにしても良い。
また、同様に送信ブロック26においては、外部に放射するノイズを低減するために2点鎖線で示すシールドケース30b内に収納されている。
また、制御信号発生回路部40からのAD変換用のクロックや制御信号(具体的にはAD変換開始信号)も、信号ケーブル20内の信号ラインを介してADC38kに伝送される。
また、算出された位置座標のデータから電子内視鏡6の挿入部7の挿入状態を推定し、内視鏡形状画像を形成する表示データを生成し、ビデオRAM48に出力する。このビデオRAM48に書き込まれているデータをビデオ信号発生回路49が読みだし、アナログのビデオ信号に変換して液晶モニタ25へと出力する。
CPU32において、各ソースコイル14iに対応した磁界検出情報、すなわち、各センスコイル22jを構成する単心コイル22kに発生する起電力(正弦波信号の振幅値)と位相情報が算出される。なお、位相情報は、起電力の極性±を含む。
このような構成による本実施例による作用を説明する。
図1に示すように電子内視鏡6の鉗子チャンネル12内にプローブ15を挿通し、この電子内視鏡6をビデオプロセッサ10に接続すると共に、プローブ15のソースケーブル16を信号処理装置17に接続する。
そして、術者は、電子内視鏡6の挿入部7を患者5の体腔内に挿入する。挿入部7内に設置されたプローブ15に内蔵された各ソースコイル14iは、送信ブロック26からの駆動信号により周囲に磁界を発生する。
発生された磁界は、コイルユニット18の各センスコイル22jにより検出された後、それぞれ増幅回路35kにより増幅される。増幅された信号は、フィルタ回路36k等を経た後、ADC38kによりデジタル信号(デジタルデータ)に変換される。各デジタルデータは、信号ケーブル20を介して信号処理装置17の制御ブロック27を構成する2ポートメモリ42に格納される。
このビデオRAM48に書き込まれたデータは、ビデオ信号発生回路49が読みだし、アナログのビデオ信号に変換して液晶モニタ25へと出力する。液晶モニタ25は、このアナログのビデオ信号が入力されることにより、表示画面上に電子内視鏡6の挿入部7の挿入形状、つまり内視鏡挿入形状を表示する。
本実施例においては、センスコイル22jにより検出される微弱な検出信号は、送信ブロック26及び制御ブロック27を内蔵した信号処理装置17と別体にした受信ブロック19内の増幅回路35kで増幅され、さらにAD変換してデジタル信号に変換された後に、信号ケーブル20により制御ブロック27に伝送されて内視鏡形状表示の処理が行われるようになる。
つまり、本実施例では、センスコイル22jにより検出される微弱な検出信号は、送信ブロック26の駆動信号や制御ブロック27におけるCPU32が動作する際のクロック信号等の影響を殆ど受けることなく、増幅及びAD変換の処理がされることになる。
従って、本実施例によれば、S/Nの良い状態で信号検出から内視鏡形状表示の処理が行われ、精度の良い内視鏡形状表示ができる。
また、本実施例によれば、信号処理装置17と受信ブロック19とを別体にすることにより、それぞれをより適切な位置や小さなスペースに配置することができる。例えば、受信ブロック19部分をコンパクト化できるので、より患者5の近くに配置して、ソースコイル14iにより発生される磁界をより近い位置でS/Nの良い状態で検出することもできる。これに対して、従来例のように一体化されていると、設置の際に大きなスペースが必要となり、設置場所に制約される欠点等がある。
図7は、変形例における制御ブロック27と受信ブロック19間の信号伝送部付近の構成を示す。この変形例では、制御ブロック27の制御信号発生回路部40からのクロック及び制御信号を送る際に、変調回路51により変調して、例えば1本の信号線で受信ブロック19に送信し、受信ブロック19では復調回路52で復調してクロック及び制御信号を再生し、(12個のADC38kからなる)ADC部38に供給する。
そして、このシリアル・パラレル変換回路54において、パラレルデータに変換された後、パラレルデータは、2ポートメモリ42に書き込まれる。
その他の構成は、実施例1と同様である。本変形例によれば、少ない本数の信号ケーブル20により信号の送受信を行うことができる。その他は、実施例1と同様の効果を有する。
図9に示すようにベッド4における患者5が載置される部分におけるほぼ中央付近となる上面には凹部が形成され、平板状に形成されたコイルユニット56が収納されると共に、これに隣接する凹部にも、このコイルユニット56のセンスコイル22jが接続された受信ブロック19が収納されている。
そして、コイルユニット56と受信ブロック19との上面は、カバー57で覆われており、このカバー57の上面は、ベッド4の上面と面一となるようにしてある。
また、本実施例においては、コイルユニット56には、実施例1の場合よりも多数のセンスコイル22jが配置されており、例えばコネクタ部58に設けた選択スイッチ58a58bにより、実際に使用するセンスコイル22jを選択できるようにしている。
例えば、上部消化管等、患者5の上部側の検査を行う場合には、載置される患者5の上部側となる位置に配置された上部側ユニット部Saの12個のセンスコイル22jを使用し、下部消化管側の検査を行う場合には下部側に配置された下部側ユニット部Sbのセンスコイル22jを使用することにより、S/Nが良好な状態で各ソースコイル14iの位置検出を行えるようにしている。
また、受信装置21をベッド4の周囲に配置する手間が不要となる。また、術者は、その周囲に配置される装置が減る分、より操作し易くなる。その他は、実施例1とほぼ同様の作用効果を有する。
図10は第1変形例における受信ブロック19及び制御ブロック27の信号伝送部付近の構成を示す。本変形例は、図8に示す受信装置21において、例えば受信ブロック19内に無線で送受信を行う信号処理を行う無線送受信回路61を設け、ベッド4の側部に立設可能とするアンテナ62により無線(電波)で信号の送受信を行う構成にしている。
受信ブロック19側もほぼ同様の構成にすることにより、両アンテナ62、64により電波で信号の送受信を行えるようにしている。本変形例によれば、信号ケーブル20により受信ブロック19と制御ブロック27(信号処理装置17)とを接続しなくても済むため、良好な操作性を確保できる。その他は、実施例2とほぼ同様の効果を有する。
また、P/S変換回路53の出力信号をLED73で発光させ、この光をPT74で受光してS/P変換回路54に入力する構成にしている。
本変形例も第1変形例とほぼ同様の作用効果を有する。なお、図示しないが、第3変形例として、第2変形例におけるLED71とPT72間、及びLED73とPT74間を光ファイバにより伝送する構成にしても良い。この場合には、LED71とPT72間、LED73とPT74間とが対向しない場合にも適用できる。
図12に示すように本実施例における受信装置21は、コイルユニット81及び受信ブロック19とが隣接するように配置されて略平板形状に形成されている。また、受信ブロック19は(小型のアンテナを含む)無線送受信回路61が接続されている。
この受信装置21の底面側には、検査対象となる患者5の腹部等の表面に、例えば貼り付けることにより着脱自在に取り付ける粘着テープ82が設けてある。なお、着脱自在に取り付ける手段としては、粘着テープ82に限らず、例えばベルト状のものでも良い。
本実施例及び第1変形例の作用効果は、図10の場合と類似しているが、受信装置21が患者5に取り付けられるので、患者5の体位が変わっても、変わる前とほぼ同様の状態で内視鏡形状を表示できるメリットがある。
図15は第2変形例の受信装置21を示す。本変形例は、実施例3において、患者5に例えば貼着で取り付けられるコイルユニット81と、このコイルユニット81と例えばフレキシブルプリント基板85を介して(アンテナ62を含む)受信ブロック19とを着脱自在に接続する構成にしている。
本変形例によれば、内視鏡形状検出に使用したコイルユニット81のみを患者5に取り付けるようにしているので、患者5に与える違和感を軽減できる。その他は実施例3とほぼ同様の作用効果を有する。
また、本変形例の場合には、コイルユニット81を着脱自在とすることにより、この部分は低コストで製造できることになり、この部分を使い捨てタイプ(ディスポーザブル)にすることもできる。なお、両者を着脱自在に接続するフレキシブルプリント基板85のみを使い捨てにしても良い。
なお、受信ブロック19に対して、送信ブロック26からソースコイル14iに供給されるべき駆動信号がノイズとして混入した場合には、検出すべきソースコイル14iによる磁界発生による信号成分の周波数と同じであるため、その影響が大きい。そのため、受信ブロック19を少なくとも送信ブロック26と別体にしたものの場合も本発明に属する。
この場合にも、センスコイル22jにより検出される検出信号を受信ブロック19で検出する構成にする。例えば実施例1の場合に適用すると、ソースケーブル16のコネクタ16aが受信ブロック19に接続されることになる。但し、ソースケーブル16のプローブ15内にはセンスコイル22jが配置されていることになる。
なお、上述した各実施例等を部分的に組み合わせる等して構成される実施例等も本発明に属する。
1.内視鏡挿入部内と、内視鏡の外部にそれぞれ配置され、一方に配置された磁界発生素子に駆動信号を供給する送信ブロックと、前記磁界発生素子により発生する磁界を、他方に配置された磁界検出素子で検出した信号を受信する受信ブロックと、前記受信ブロックからの信号に対して、前記内視鏡挿入部内に配置された前記磁界発生素子若しくは前記磁界検出素子の位置情報から前記内視鏡挿入部の形状を算出する処理を含む制御処理を行う制御ブロックとを備えた内視鏡形状検出装置において、
前記磁界検出素子により検出される信号を少なくとも増幅する増幅手段を備えた受信ブロックを少なくとも前記送信ブロックに対して別体に形成したことを特徴とする内視鏡形状検出装置。
3.請求項1において、別体の前記受信ブロックは、前記制御ブロックと無線で信号伝送を行う。
4.請求項1において、前記受信ブロックは、複数の前記磁界検出素子からなるユニットと別体であり、かつ前記ユニットとは信号ケーブルを介して着脱自在に接続される。
5.請求項3において、別体の前記受信ブロックは、前記制御ブロックと信号をシリアル伝送する。
6.請求項3において、別体の前記受信ブロックは、前記制御ブロックと信号を多重化して伝送する。
8.請求項1において、前記送信ブロックは、シールドケースに収納されている。
9.請求項1において、別体の前記受信ブロックは、検査対象物に着脱自在で取り付ける取り付け手段が設けてある。
3…内視鏡挿入形状検出装置
4…ベッド
5…患者
6…電子内視鏡
7…挿入部
14a〜14p(14i)…ソースコイル
15…プローブ
17…信号処理装置
18…コイルユニット
19…受信ブロック
20…信号ケーブル
21…受信装置
22a−1〜22c−4(22j)…センスコイル
25…液晶モニタ
26…送信ブロック
27…制御ブロック
31…ソースコイル駆動回路部
32…CPU
34k…センスコイル信号増幅回路部
35k…増幅回路
38k…ADC
41…データ伝送ライン
42…2ポートメモリ
代理人 弁理士 伊藤 進
Claims (3)
- 内視鏡挿入部内と、内視鏡の外部にそれぞれ配置され、一方に配置された磁界発生素子に駆動信号を供給する送信ブロックと、前記磁界発生素子により発生する磁界を、他方に配置された磁界検出素子で検出した信号を受信する受信ブロックと、前記受信ブロックからの信号に対して、前記内視鏡挿入部内に配置された前記磁界発生素子若しくは前記磁界検出素子の位置情報から前記内視鏡挿入部の形状を算出する処理を含む制御処理を行う制御ブロックとを備えた内視鏡形状検出装置において、
前記磁界検出素子により検出される信号を少なくとも増幅する増幅手段を備えた受信ブロックを前記送信ブロック及び制御ブロックに対して別体に形成したことを特徴とする内視鏡形状検出装置。 - 前記受信ブロックは、前記磁界検出素子により検出される信号を増幅する増幅手段と、前記増幅手段により増幅されたアナログの信号をデジタルの信号に変換するアナログデジタル変換手段とを有することを特徴とする請求項1記載の内視鏡形状検出装置。
- 前記受信ブロックは、前記送信ブロック及び前記制御ブロックを内蔵した制御装置と信号伝送ケーブルを介して接続されることを特徴とする請求項1記載の内視鏡形状検出装置。
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