JP2003289935A - 櫛型塗布容器 - Google Patents
櫛型塗布容器Info
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Abstract
行え、しかも液ダレ等の不都合を生じることもなく、ま
た、開封時にはバルブが円滑に働いて液の注出不良を引
き起こす等の不都合のない優れた櫛肩塗布容器を提案す
る。 【解決手段】容器体2の口頸部7に櫛型の吐出塗布具3
を着脱可能に装着してなる櫛型塗布容器であって、塗布
具内流路8を閉塞するとともに、液圧でスリット18が開
くスリットバルブ4を設け、また、スリットバルブ4の
スリット18を開いた状態で維持する栓部材23を着脱可能
に装着した。
Description
し、詳しくは、低粘度の流動性の高い収納液を収納して
も液ダレすることがなく、また、開封直後に液の注出不
良を引き起こす等の虞のない櫛型塗布容器に関するもの
である。
着して、収納液を櫛歯の先端から注出すると同時に櫛歯
により髪をすきながら均一に収納液の塗布を行える櫛型
塗布容器が知られている。
は、収納液が毛染め液等が主流であり、比較的粘度の高
い収納液を扱う場合が多く、その結果問題が生じること
が少なかったが、近年のこれら毛染め液の液質の多様化
或いは毛染め液以外の収納液の多様化に伴い、低粘度の
収納液を扱う場合も多々見られるようになった。
器を傾けた段階で液が不用意に垂れる不都合が生じる場
合があり、改善が要望されている。
で、収納液の粘度にかかわりなく良好な液の塗布を行
え、しかも液ダレ等の不都合が生じることもなく、ま
た、開封時にはバルブが円滑に働いて液の注出不良を引
き起こす等の不都合がない優れた櫛型塗布容器を提案す
るものである。
上記課題を解決するため、容器体2の口頸部7に櫛型の
吐出塗布具3を着脱可能に装着してなる櫛型塗布容器に
於いて、塗布具内流路8を閉塞するとともに、液圧でス
リット18が開くスリットバルブ4を設けてなることを特
徴とする櫛型塗布容器として構成した。
を上記スリットバルブ4上流位置に於いて閉塞し、且
つ、スリットバルブ4のスリット18を開いた状態で維持
するスリット開放維持部25を備えた栓部材23を着脱可能
に装着してなる請求項1記載の櫛型塗布容器として構成
した。
布具3が、上記口頸部7外周に嵌合した装着筒13上方に
内部を容器体2内と連通する流路8とした筒部9を延設
するとともに、筒部9上方に延設した櫛歯10に吐出口11
を開口し、且つ、上記流路8と吐出口11とを櫛歯10に穿
設した分岐流路12を介して連通させてなり、上記スリッ
トバルブ4が、上記筒部9内周に周縁フランジ部19を液
密に嵌着させるとともに、フランジ部19内周縁より立設
した周壁21上端縁より下方へ半球状に凹む頂板部22を延
設し、該頂板部22に放射状のスリット18を設けてなる請
求項1記載の櫛型塗布容器として構成した。
内周下端に周縁部を密嵌して流路8を閉塞する閉塞板部
24上面より、上端がスリット18を押し上げる棒状をなす
スリット開放維持部25を立設し、且つ、閉塞板部24下面
より把手27を垂設した栓部材23を設けてなる請求項3記
載の櫛型塗布容器として構成した。
2が、保形性を有する外層2aと、外層2a内面に剥離可能
に積層した内層2bとからなる請求項1乃至請求項4のい
ずれかに記載の櫛型塗布容器として構成した。
を参照して説明する。
は、容器体2と、櫛型の吐出塗布具3とを備え、該吐出
塗布具3はスリットバルブ4を内臓している。
を介して口頸部7を起立して構成しており、内部に収納
液を収納する。容器体2は図1の実施例の如く合成樹脂
製で、圧搾可能な胴部を備えた通常のボトルタイプのも
のであっても良く、或いは図2に示す如き内層剥離タイ
プのものであっても良い。図2に於いて容器体2は、保
形性を備えた外層2aと、外層2a内面に剥離可能に積層し
た可撓性の内層2bとで構成しており、全体として図1の
容器体と同様の形態をなし、収納液の減少に伴い内層2b
が剥離して収納容量を減少するため、液の減少に伴う外
気の導入を必要とせず、従って、外気に触れるのを好ま
ない収納液の場合に特に好ましく使用できる。
を閉塞して液密に且つ着脱可能に嵌合させたもので、内
部を容器体2内と連通する流路8とした筒部9を備え、
また、筒部9上方に延設した櫛歯10に吐出口11を開口
し、流路8と吐出口11とを、櫛歯10に穿設した分岐流路
12を介して連通させている。
頸部7上面に下面を当接するフランジ14を延設するとと
もに、フランジ14内周縁より垂設した上記筒部9の一部
をなすシール筒15を口頸部7内周に嵌合させて液密性を
図っている。また、上記筒部9はフランジ14内周縁より
上方へ、上下方向中間部に下向き段部16を形成して立設
し、上端縁より頂板17を延設している。また、櫛歯10
は、頂板17上に多数立設し、上部にそれぞれ吐出口11を
開口している。更に分岐流路12は、頂板17に下端を開口
して各櫛歯10内を通り吐出口11と連通させている。
弾力性に富む材質により形成されたもので、上記流路8
を閉塞し、液圧によりスリット18が開く如く構成してい
る。図示例では、フランジ部19を上記下向き段部下面に
嵌合させ、フランジ部19下方に環状部材20を嵌着させ、
フランジ部19内周縁より立設した周壁21上端縁より下方
へ凹む半球状の頂板部22を延設し、頂板部22に放射状の
スリット18を穿設している。環状部材20は、上記下向き
段部16下方の筒部9内周面に凹凸係合手段を介して嵌合
させた環状縦壁20a 上端より内方へ環状横壁20b を延設
した断面鉤型をなし、下向き段部16下面と環状横壁20b
上面との間にフランジ部19を挟持させて固定している。
尚、フランジ部19と環状横壁20b との間にも凹凸係合手
段を設けている。
1の状態から胴部5を圧搾すれば、液圧でスリット18が
開き、収納液が流路8を介して各分岐流路12を通り、各
吐出口より吐出される。同時に櫛歯10を使用して髪をと
かしながらの塗布を行える。胴部5の圧搾を停止すれば
その弾性復元力により胴部5内が負圧化し、自らの弾性
復元力とともに、スリット18が閉じる。また、胴部5内
の負圧化に伴い、スリット18を介して外気が導入され
る。尚、容器体2を図2に示す如き内層剥離タイプのも
のを使用した場合には、液を吐出した後内層が収縮し、
内層に弾性復元力がない為、外気が導入されずそのまま
の状態を維持する。さらには、図示はしないが、特開平
09−175566号に示されるような機能をとること
もできる。
例では上記実施例に於いて栓部材23を備えている。
時容易に開口できる如くするために設けたものであり、
上記流路8を上記スリットバルブ4上流位置に於いて閉
塞する閉塞板部24を備え、且つ、スリットバルブ4のス
リット18を開いた状態で維持するスリット開放維持部25
を備えている。
ル筒15内周に嵌合させた嵌合筒部26の下端縁より一体に
延設した円板状をなしている。また、スリット開放維持
部25は、閉塞板部24上面中央より立設した円柱状をなし
ており、その先端でスリット18の中央部を若干押し上
げ、スリット18の各当接面を離隔した状態で維持させて
いる。また、閉塞板部24下面中央より、板状の把手27を
垂設している。
で流通,販売される。そして、使用する際に吐出塗布具
3を容器体2からはずした後、栓部材23を取り外し、吐
出塗布具3を再び容器体2に装着して使用する。この
際、スリット18は直前まで当接面が離隔した状態で維持
されていたため、液圧により簡単に開く。それからの使
用方法は図1の実施例と同様である。尚、開封使用後残
液を長期間保存して置く場合には、吐出塗布具3を充分
洗浄した後栓部材23を再び装着しておけば、収納液の品
質を落とすことなく保管することができ、特に内層剥離
タイプの容器体2を使用すればその効果はより一層増大
する。
或いはエラストマー等により形成すると良い。
は、既述構成としたことにより、収納液が低粘度で流動
性の富んだものであっても、使用中に液ダレが生じる虞
はなく、また、粘度の高いものにあっても液の吐出、塗
布に支障はなく、使い勝手の良い汎用性に富んだもので
ある。
リット18が使用直前までその当接面を離隔した状態で維
持できるため、開封使用時にスリットが開かないという
不都合を生じることはなく、しかも、残液があった場合
には、再び元の状態で保管できる利点を兼ね備えてい
る。
造が簡単で、組み付作業も容易であり、各櫛歯10より液
が吐出されて均一な塗布を容易に行え、しかも、スリッ
ト18は半球状に凹む頂板部22に放射状に設けられている
ため、一遍に比較的大量の液を吐出口11に流出させるこ
とができる。
手27により着脱が容易に行えるため、開封作業を容易に
行える利点がある。
気と接触するのが不都合な収納液を収納することが出来
る利点がある。
である。
及び栓部材を示す斜視図である。
…口頸部,8…流路,9…筒部,10…櫛歯,11…吐出
口,12…分岐流路,13…装着筒,18…スリット,19…フ
ランジ部,21…周壁,22…頂板部,23…栓部材,24…閉
塞板部,25…スリット開放維持部,27…把手
Claims (5)
- 【請求項1】容器体2の口頸部7に櫛型の吐出塗布具3
を着脱可能に装着してなる櫛型塗布容器に於いて、塗布
具内流路8を閉塞するとともに、液圧でスリット18が開
くスリットバルブ4を設けてなることを特徴とする櫛型
塗布容器。 - 【請求項2】上記流路8を上記スリットバルブ4上流位
置に於いて閉塞し、且つ、スリットバルブ4のスリット
18を開いた状態で維持するスリット開放維持部25を備え
た栓部材23を着脱可能に装着してなる請求項1記載の櫛
型塗布容器。 - 【請求項3】上記吐出塗布具3が、上記口頸部7外周に
嵌合した装着筒13上方に内部を容器体2内と連通する流
路8とした筒部9を延設するとともに、筒部9上方に延
設した櫛歯10に吐出口11を開口し、且つ、上記流路8と
吐出口11とを櫛歯10に穿設した分岐流路12を介して連通
させてなり、上記スリットバルブ4が、上記筒部9内周
に周縁フランジ部19を液密に嵌着させるとともに、フラ
ンジ部19内周縁より立設した周壁21上端縁より下方へ半
球状に凹む頂板部22を延設し、該頂板部22に放射状のス
リット18を設けてなる請求項1記載の櫛型塗布容器。 - 【請求項4】上記筒部9内周下端に周縁部を密嵌して流
路8を閉塞する閉塞板部24上面より、上端がスリット18
を押し上げる棒状をなすスリット開放維持部25を立設
し、且つ、閉塞板部24下面より把手27を垂設した栓部材
23を設けてなる請求項3記載の櫛型塗布容器。 - 【請求項5】上記容器体2が、保形性を有する外層2a
と、外層2a内面に剥離可能に積層した内層2bとからなる
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の櫛型塗布容
器。
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---|---|---|---|
JP2002097323A JP4037145B2 (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 櫛型塗布容器 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005118367A (ja) * | 2003-10-17 | 2005-05-12 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 化粧料塗布具 |
US7874466B2 (en) | 2006-11-07 | 2011-01-25 | The Procter & Gamble Company | Package comprising push-pull closure and slit valve |
JP2016222290A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 株式会社吉野工業所 | 注出キャップ |
JP2017214110A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 株式会社吉野工業所 | 吐出容器 |
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2002
- 2002-03-29 JP JP2002097323A patent/JP4037145B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4514186B2 (ja) * | 2003-10-17 | 2010-07-28 | 三菱鉛筆株式会社 | 化粧料塗布具 |
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JP2016222290A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 株式会社吉野工業所 | 注出キャップ |
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