JP2003284217A - 露出増設ボックス - Google Patents

露出増設ボックス

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JP2003284217A JP2002086986A JP2002086986A JP2003284217A JP 2003284217 A JP2003284217 A JP 2003284217A JP 2002086986 A JP2002086986 A JP 2002086986A JP 2002086986 A JP2002086986 A JP 2002086986A JP 2003284217 A JP2003284217 A JP 2003284217A
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Manabu Yano
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付ねじの自動組み付けが容易で、かつねじ
を保持する構造を設けるための金型の変更が少なくてす
む露出増設ボックスを提供する。 【解決手段】 露出増設ボックスは後板2の周縁から周
壁3が前方に突設されて一面が開口した箱状に形成され
たボックス本体1を備える。周壁3には、化粧プレート
の位置決めのために、化粧プレートの後部が当接する位
置決め片4が左右の内周面にそれぞれ2つずつ突設され
ている。また、周壁3の左側の内周面には位置決め片4
にそれぞれ対向する2つのねじ固定片6がそれぞれ突設
されている。取付ねじSは、位置決め片4を設けた周壁
3と交差しかつ位置決め片4に沿う方向に配置された形
で位置決め片4とねじ固定片6との間に挟持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線器具を取り付
けるための露出増設ボックスであって壁面のような施工
面上に露出した状態で施工面に固定される露出増設ボッ
クスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、既設の建物において壁面等の
施工面に配線器具を増設するために、施工面上に露出し
た状態で固定される露出増設ボックスが用いられてい
る。この種の露出増設ボックスとして、図9に示すよう
なものがある。この露出増設ボックスは、矩形状の後板
2の周縁から周壁3が前方へ突設されて前面が開口した
箱状に形成された合成樹脂成形品からなるボックス本体
1を備える。
【0003】この露出増設ボックスを壁面に取り付ける
にあたっては、ボックス本体1は後板2の長手方向を上
下へ向けて固定される。このとき、ボックス本体1に
は、周壁3に囲まれた位置に配線器具を保持する取付枠
(図示せず)がボックス本体1の前面の開口を跨ぐ形で
2本の取付ねじSによってねじ止めされ、さらに、取付
枠とボックス本体1との前面を覆う化粧プレート(図示
せず)が装着される。化粧プレートの位置決めのため、
ボックス本体1には、図10に示すように周壁3よりも
前方へ突出した位置決め片4が設けられている。
【0004】従来、取付枠を固定する取付ねじSの紛失
を防ぐため、図11に示すように取付ねじSを収納袋B
に入れて粘着テープTを用いてボックス本体1に収納袋
Bを貼着していた。
【0005】しかし、取付ねじSを収納袋Bに入れて粘
着テープTで止める構成を採用すると、収納袋Bと粘着
テープTとが別途必要となり、これらは施工後に廃材と
なってしまう。
【0006】そこで、収納袋Bや粘着テープTのような
別部材を用いず、図12に示すように、ボックス本体1
の後板2の前面に突設されたねじ保持部5によって取付
ねじSを保持する露出増設ボックスが提案されている。
この露出増設ボックスにおいては、ねじ保持部5は後板
2の上下方向の中間部において左右に2個並設されてい
る。図13に示すように、各ねじ保持部5はそれぞれ後
板2から前方に突設され1つの円筒形の一部をなす3枚
のねじ保持片5aからなる。ねじ保持部5の対向する部
位同士の間の幅寸法W1(図14参照)は取付ねじSの
脚部S1の外径W2(図16参照)よりもやや小さく形
成されていて、取付ねじSの頭部S2を脚部S1よりも
前方へ向けてねじ保持片5aに囲まれた位置に取付ねじ
Sの脚部S1を導入し図16の矢印Aの方向に押し込む
ことによって図15に示すように取付ねじSがボックス
本体1に保持される。ねじ保持部5の配置が上記の例と
異なる露出増設ボックスとして、図17に示すようにね
じ保持部5が左側の周壁3に沿って上下に並設された露
出増設ボックスや、図18及び図19に示すように、上
述した図12及び図15の例よりもねじ保持部5が後板
2の下端に近い位置において左右に並設された露出増設
ボックスも提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにねじ保
持部5が設けられた図12乃至図19の露出増設ボック
スにおいては、出荷前に取付ねじSをボックス本体1に
自動組み付けしている。しかし、ねじ保持部5は周壁3
に囲まれた奥に位置していて、組み付けの際に取付ねじ
Sの位置決めのために基準となるものが無く、かつ取付
ねじSの脚部S1を頭部S2に対して後板2に向けてね
じ保持部5に導入するから、仮に取付ねじSの頭部S2
を誘導するガイドを設けたとしても、組み付けの際に取
付ねじSの脚部S1の先端をねじ保持部5の位置に合わ
せにくく、自動組み付けは容易ではなかった。
【0008】本発明は上記事由に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、取付ねじの自動組み付けが容易で、
かつねじを保持する構造を設けるための金型の変更が少
なくてすむ露出増設ボックスを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、後板
の周縁から全周に亘って前方へ突出する周壁を備え前面
が開口した箱状のボックス本体を備え、配線器具を保持
する取付枠が取付ねじによって固定される取付部と、前
記ボックス本体の前面を覆う化粧プレートが装着される
プレート受け部とを前記ボックス本体に備え、施工面に
前記後板の後面を対向させた形で施工される露出増設ボ
ックスであって、それぞれ前記周壁の内周面に突設され
前記化粧プレートの後部が当接するように前記ボックス
本体に一体に設けた複数個の位置決め片と、前記取付ね
じを前記位置決め片を設けた前記周壁と交差しかつ前記
位置決め片に沿う方向に配置した形で前記取付ねじの一
部を前記位置決め片との間に挟持するように前記ボック
ス本体に一体に設けたねじ固定片とを備えることを特徴
とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ボックス本体は直方体状であって、前記位置決
め片は前記周壁のうち互いに対向する一対の壁にそれぞ
れ2箇所ずつ設けられ、各一方の壁に設けられた各位置
決め片の間の距離は、前記周壁において各位置決め片が
設けられた壁と交差する壁のうち各位置決め片に近い側
の壁と各位置決め片との間の距離よりもそれぞれ長く、
前記取付枠を前記ボックス本体に固定する際に用いられ
る前記取付ねじは2本であって、各ねじ固定片はそれぞ
れ1つの壁に設けられた2つの前記位置決め片の間に設
けられていることを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ボックス本体は直方体状であって、前記位置決
め片は前記周壁のうち互いに対向する一対の壁にそれぞ
れ2箇所ずつ設けられ、前記取付枠を前記ボックス本体
に固定する際に用いられる前記取付ねじは2本であっ
て、各ねじ固定片は一方の壁に設けられた各位置決め片
に対してそれぞれ設けられていることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ボックス本体は直方体状であって、前記位置決
め片は前記周壁のうち左右一対の壁にそれぞれ2箇所ず
つ設けられ、前記取付枠を前記ボックス本体に固定する
際に用いられる前記取付ねじは2本であって、各ねじ固
定片は、下側に位置する前記位置決め片に対してそれぞ
れ設けられていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】(実施形態1)本実施形態におけるボック
ス本体1は合成樹脂成形品であって、図3及び図4に示
すように、矩形状の後板2の周縁から周壁3が突設され
て前面が開口した箱状に形成されている。このボックス
本体1は壁面に対し、後板2の長手方向を上下に向けて
固定される。
【0015】周壁3の上壁3Uの前端において左右方向
の中間部からは、取付部10がボックス本体1の開口面
に沿って下方へ延設されている。また、周壁3の下壁3
Dの前端において左右方向の中間部からは、別の取付部
10がボックス本体1の開口面に沿って上方へ延設され
ている。さらに、前後に開口した筒状の筒状部10aが
各取付部10の先部から後方へそれぞれ突設されてい
る。筒状部10aの内周には前側の開口を後側の開口よ
りも小さくする段が2段設けられていて、取付ねじSが
螺合するナットN(図2参照)は後方から筒状部10a
に挿入され2つの段の間に保持される。また、取付部1
0の前後への撓みを防止するために、各取付部10の左
右の縁部には上下において筒状部10aと周壁3とに連
続する支持部10bがそれぞれ後方へ延設されている。
【0016】周壁3において後板2の4隅の前方には、
前端が周壁3の他の部位の前端よりも前方へ突出したプ
レート受け部9がそれぞれ設けられている。各プレート
受け部9において、周壁3の他の部位の前端よりも前方
へ突出した部分の上下左右の外周は周壁3の上下左右の
外周よりも内側に位置している。また、各プレート受け
部9の前面には、後述する化粧プレートの係合爪と係合
する係合穴9aがそれぞれ設けられている。
【0017】また、それぞれ前後に延びて後端が後板2
に連続し前端が周壁3の前端よりも前方へ突出した位置
決め片4が周壁3の内周面において左壁3L及び右壁3
Rに2つずつ突設されている。ここで、各位置決め片4
において、同じ側に設けられた他の位置決め片4との間
の距離L2が最も近いプレート受け部9との間の距離L
1よりも長くなる位置に各位置決め片4は設けられてい
る。また、各位置決め片4は上下及び左右において対称
な位置に設けられている。
【0018】露出増設ボックスの施工の際、ボックス本
体1には、周壁3に囲まれた位置に配線器具を保持する
取付枠がボックス本体1の開口面に跨る形で2本の取付
ねじSによって取付部10にねじ止めされ、さらに図5
に示すようにボックス本体1と取付枠と取付ねじSとの
前面を覆って配線器具の機能部をボックス本体1の前方
に露出させる化粧プレートPが装着される。ここで、機
能部とは、スイッチにおける操作部やコンセントにおけ
る栓刃挿入口などを指す。ここにおいて化粧プレートP
の上下左右の外周はボックス本体1の開口面の外周と重
なる。化粧プレートPの周縁にはプレート周壁P1が後
方へ突設されていて、プレート受け部9と位置決め片4
の前端とにプレート周壁P1の内周が当接することによ
って化粧プレートPはボックス本体1に対して位置決め
される。位置決め片4には、左壁3L及び右壁3Rの左
右への撓みを防止する効果もある。また、化粧プレート
Pには係合爪P2が後方に突設されていて、プレート受
け部9に設けられた係合穴9aと係合爪P2との係合に
よって化粧プレートPはボックス本体1に保持される。
【0019】また、ボックス本体1には、取付枠を固定
する取付ねじSを保持するため、左上の位置決め片4の
下側と左下の位置決め片4の上側とにはそれぞれ後板2
に連続し位置決め片4と対向するねじ固定片6が周壁3
から突設されている。ねじ固定片6と位置決め片4との
隙間の幅寸法W3(図3参照)は取付ねじSの脚部の外
径W2よりもやや小さく設定されている。また、ねじ固
定片6の後板2の前面からの高さ寸法h1は位置決め片
4の高さ寸法h2よりも低く設定され、ねじ固定片6の
前端は後板2付近に位置している。
【0020】また、ねじ固定片6の先部と位置決め片4
の先部との間において周壁3の左壁3Lに沿って延びた
ねじ受け片7が後板2から前方へ突設されている。ねじ
固定片6と位置決め片4とは、ねじ受け片7によって連
結されてねじ保持片8を形成している。各ねじ受け片6
の高さ寸法は、ねじ固定片6と位置決め片4との間に挟
持された取付ねじSの脚部S1がねじ受け片7に当接し
頭部S2が後板2に当接した状態で、取付ねじSの脚部
S1が後板2の前面に略並行になるように設定されてい
る。
【0021】また、後板2には、壁面等の施工面に露出
増設ボックスをねじ止めするための6つのボックス固定
用穴11が横に3個ずつ並べて上下2列に設けられてい
る。上の列の左右のボックス固定用穴11と下の列の中
央のボックス固定用穴11とは上下に長い長穴状に形成
され、その他の3個のボックス固定用穴11は左右に長
い長穴状に形成されている。
【0022】上述したボックス本体1に取付ねじSを保
持させるには、図6に示すように取付ねじSの頭部S2
を脚部S1よりも左壁3Lから離れる方向へ向けた状態
で、取付ねじSの脚部を位置決め片4に当接させて図6
の矢印Eの方向に押圧することによりねじ固定片6と位
置決め片4との間に導入し、取付ねじSの頭部S2が後
板2に当接し取付ねじSの脚部がねじ受け片7に当接す
るまで圧入する。ここにおいて図1及び図2に示すよう
に取付ねじSが位置決め片4とねじ固定片6との間に挟
持される。ここで、取付ねじSをねじ固定片6と位置決
め片4との間に導入する際に工具を用いてもよい。
【0023】上記構成によれば、化粧プレートPの位置
決めのために従来から設けられている位置決め片4をね
じ固定片6とともに取付ねじSを挟持するために兼用し
ているから、1本の取付ねじSを保持するためにはねじ
固定片6を1つ設けるだけでよく、1本の取付ねじSを
保持するためのねじ固定片6を2つ設ける場合に比べ、
取付ねじSを保持する構造を設けるための金型の変更が
少なくてすむ。
【0024】取付ねじSをボックス本体1に組み付ける
に当たっては、ねじ固定片6の一方とともにねじ保持片
8を形成する位置決め片4に取付ねじSの脚部S1を当
接させることによって容易に位置決めすることができ
る。また、取付ねじSを各ねじ保持片8に対して共通の
向きで保持させることができるから、ボックス本体1に
取付ねじSを保持させる際にボックス本体1や取付ねじ
Sを回転させる必要が無い。従って、従来例で述べた図
12乃至図19の露出増設ボックスのように取付ねじS
の頭部S2に対して脚部S1を後板2へ向けてボックス
本体1に保持させる露出増設ボックスや、場所ごとに取
付ねじSを異なる向きに向けて保持させる露出増設ボッ
クスに比べ、取付ねじSの自動組み付けが容易である。
【0025】また、各位置決め片4において、同じ側に
設けられた他の位置決め片4との間の距離は最も近いプ
レート受け部9との間の距離よりも長く、かつ各ねじ固
定片6はそれぞれ同じ側の壁に設けられた2つの位置決
め片4の間に設けられているから、ねじ固定片6を位置
決め片4とプレート受け部9との間に設ける場合に比
べ、自動組み付けの際に周壁3や他の位置決め片4が邪
魔になりにくく、比較的広い場所を使用できるから、自
動組み付けに用いる機械として取付ねじSを保持する部
品が特に小型でない機械でも使用することができる。
【0026】なお、上記実施例においては、ねじ固定片
6は左壁3Lに設けたが、右壁3Rに設けてもよい。
【0027】(実施形態2)本実施形態において、各ね
じ固定片6は図7に示すように左壁3L及び右壁3Rに
おいてそれぞれ下側に位置する各位置決め片4に対して
それぞれ設けられている。言い換えると、左壁3L及び
右壁3Rにおいてそれぞれ下側に位置する各位置決め片
4がねじ保持片8を構成する。図8に示すように、各取
付ねじSは、ボックス本体1の上下方向における中間よ
りも下において、頭部S2に対する脚部S1の向きが各
ねじ保持片8において互いに逆向きになるようにそれぞ
れ保持される。その他の構成は、実施形態1と同様であ
る。
【0028】ところで、一般に建物内では商用電力用の
電源線は天井に敷設されることが多いから、露出増設ボ
ックスにおいて配線器具に接続される電線はボックス本
体1の上部から導入されることが多い。本実施形態の構
成によれば、上側の位置決め片4に対してねじ固定片6
を設ける場合に比べ、挟持された取付ねじSがより下方
に位置するから、ボックス本体1の上部から電線を導入
し配線器具に接続する際に、電線を持つ手が取付ねじS
に当たりにくく、施工が容易である。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、化粧プレートの位置
決めのために従来から設けられている位置決め片を、取
付ねじを保持するために兼用するので、1本の取付ねじ
に対して設けるねじ固定片は1つでよいから、1本の取
付ねじを保持するためのねじ固定片を2つ設ける場合と
比べ、ねじを保持する構造を設けるための金型の変更が
少なくてすむ。また、取付ねじの脚部を位置決め片とね
じ固定片との間に導入する際は、取付ねじの脚部を位置
決め片に当接させることによって容易に位置合わせをす
ることができるから、取付ねじの自動組み付けが容易で
ある。
【0030】請求項2の発明は、位置決め片に対してボ
ックス本体の上下の端部から離れた側にねじ固定片を設
けることになるから、位置決め片に対してボックス本体
の上下の端部に近い側にねじ固定片を設ける場合に比
べ、取付ねじの脚部を位置決め片に沿わせて位置決め片
とねじ固定片との間に導入する際に周壁が邪魔になりに
くく、自動化に比較的広い場所を使用できるから、自動
組み付けに用いる機械として取付ねじを保持する部品が
特に小型でない機械でも使用することができ、取付ねじ
の組み付けの自動化が容易である。
【0031】請求項3の発明は、取付ねじを2箇所のね
じ固定片において互いに同じ向きで保持させることがで
きるから、ボックス本体に取付ねじを保持させる際にボ
ックス本体や取付ねじを回転させる必要が無い。従っ
て、ねじ固定片ごとに取付ねじを異なる向きに向けて保
持させる場合に比べ、取付ねじの自動組み付けが容易で
ある。
【0032】請求項4の発明は、ボックス本体において
配線器具に接続される電線が導入されることの多い上部
から離れた側である下側の位置決め片に対してねじ固定
片を設けるので、上側の位置決め片に対してねじ固定片
を設ける場合に比べ、電線をボックス本体に導入する際
に電線を持つ手が取付ねじに当たりにくく、施工が容易
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1において取付ねじを保持し
た状態を示す正面図である。
【図2】同上において取付ねじを保持した状態を示す断
面図である。
【図3】同上を示す正面図である。
【図4】同上を示す断面図である。
【図5】同上において化粧プレートが装着された状態を
示す断面図である。
【図6】図1のC−C断面図である。
【図7】本発明の実施形態2において取付ねじを保持し
た状態を示す正面図である。
【図8】同上において取付ねじを保持した状態を示す断
面図である。
【図9】従来例を示す正面図である。
【図10】同上を示す断面図である。
【図11】同上の要部を示す正面図である。
【図12】別の従来例を示す正面図である。
【図13】同上の要部を示す斜視図である。
【図14】図12のB−B断面図である。
【図15】同上において取付ねじが保持された状態を示
す正面図である。
【図16】図15のD−D断面図である。
【図17】更に別の従来例において取付ねじが保持され
た状態を示す正面図である。
【図18】更に別の従来例を示す正面図である。
【図19】同上において取付ねじが保持された状態を示
す正面図である。
【符号の説明】
1 ボックス本体 2 後板 3 周壁 4 位置決め片 6 ねじ固定片 S 取付ねじ P 化粧プレート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後板の周縁から全周に亘って前方へ突出
    する周壁を備え前面が開口した箱状のボックス本体を備
    え、配線器具を保持する取付枠が取付ねじによって固定
    される取付部と、前記ボックス本体の前面を覆う化粧プ
    レートが装着されるプレート受け部とを前記ボックス本
    体に備え、施工面に前記後板の後面を対向させた形で施
    工される露出増設ボックスであって、それぞれ前記周壁
    の内周面に突設され前記化粧プレートの後部が当接する
    ように前記ボックス本体に一体に設けた複数個の位置決
    め片と、前記取付ねじを前記位置決め片を設けた前記周
    壁と交差しかつ前記位置決め片に沿う方向に配置した形
    で前記取付ねじの一部を前記位置決め片との間に挟持す
    るように前記ボックス本体に一体に設けたねじ固定片と
    を備えることを特徴とする露出増設ボックス。
  2. 【請求項2】 前記ボックス本体は直方体状であって、
    前記位置決め片は前記周壁のうち互いに対向する一対の
    壁にそれぞれ2箇所ずつ設けられ、各一方の壁に設けら
    れた各位置決め片の間の距離は、前記周壁において各位
    置決め片が設けられた壁と交差する壁のうち各位置決め
    片に近い側の壁と各位置決め片との間の距離よりもそれ
    ぞれ長く、前記取付枠を前記ボックス本体に固定する際
    に用いられる前記取付ねじは2本であって、各ねじ固定
    片はそれぞれ1つの壁に設けられた2つの前記位置決め
    片の間に設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の露出増設ボックス。
  3. 【請求項3】 前記ボックス本体は直方体状であって、
    前記位置決め片は前記周壁のうち互いに対向する一対の
    壁にそれぞれ2箇所ずつ設けられ、前記取付枠を前記ボ
    ックス本体に固定する際に用いられる前記取付ねじは2
    本であって、各ねじ固定片は一方の壁に設けられた各位
    置決め片に対してそれぞれ設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の露出増設ボックス。
  4. 【請求項4】 前記ボックス本体は直方体状であって、
    前記位置決め片は前記周壁のうち左右一対の壁にそれぞ
    れ2箇所ずつ設けられ、前記取付枠を前記ボックス本体
    に固定する際に用いられる前記取付ねじは2本であっ
    て、各ねじ固定片は、下側に位置する前記位置決め片に
    対してそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の露出増設ボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009284738A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Panasonic Electric Works Co Ltd 配線ボックスの施工方法及び配線ボックス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009284738A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Panasonic Electric Works Co Ltd 配線ボックスの施工方法及び配線ボックス

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