JP2009284738A - 配線ボックスの施工方法及び配線ボックス - Google Patents

配線ボックスの施工方法及び配線ボックス Download PDF

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Toshiyasu Nakaseki
敏泰 中積
Shoji Nakayama
将司 中山
Masao Matsudaira
将雄 松平
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Abstract

【課題】施工面に形成する固着孔の位置がずれても、配線ボックスを施工面の取付予定位置又は取付予定位置に近接して所定の向きで固定することができる配線ボックスの施工方法を提供する。
【解決手段】内部に配線器具を保持する対称な箱状のボックス本体1の後板11にボックス固定用穴2を形成し、施工面3に取付ねじが固着される固着孔4を形成し、施工面3に前記後板11の後面を対向させ取付ねじをボックス固定用穴2を介して固着孔4に固着することでボックス本体1を施工面3に固定する配線ボックスの施工方法である。後板11に縦長のボックス固定用穴2bと横長のボックス固定用穴2aとを後板11の中央部について点対称となる位置に設ける。固着孔4の穿設予定位置6又はその近傍にそれぞれ固着孔4を穿設し、ボックス本体1の上下の向きを適宜選択し、ボックス本体1を取付予定位置5に又は可及的に取付予定位置5に近接させて施工面3に固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁面等の施工面に露出した状態で固定する配線ボックスの施工方法及び配線ボックスに関するものである。
従来から、建物において壁面等の施工面に配線器具を配設するために、施工面に露出した状態で固定される配線ボックスが用いられている。この種の配線ボックスとして、図15に示すようなものがある。この配線ボックスは、矩形状の後板11の周縁から周壁12が前方へ突設されて前面が開口した箱状に形成された合成樹脂成形品からなるボックス本体1を備えている。
この配線ボックスを施工面3に取り付けるには、ボックス本体1を後板11の長手方向を上下又は左右の所定の向きとなるように固定する。後板11には、壁面等の施工面3に配線ボックスをねじ止めするためのボックス固定用穴2’が設けられ、取付ねじをボックス固定用穴2’を介して施工面3に固着してボックス本体1を固定するものである。
特開2001−144461号公報
上述した従来の配線ボックスにおいては、ボックス固定用穴2’は、径が取付ねじの軸部より大径で頭部より小径の円穴であり、後板11の複数箇所に設けてある。そして、施工面3の配線ボックスを取り付けようとする取付予定位置5において、ボックス固定用穴2’に対応する位置に取付ねじを螺着するための固着孔4をそれぞれ螺設するものである。
しかしながら、施工面3に設ける固着孔4の位置が穿設予定位置6からずれると、配線ボックスを施工面3の取付予定位置5に固定できなかったり、配線ボックスが所定の向きで固定できず傾いてしまったり、ボックス固定用穴2’と固着孔4とが連通せず配線ボックスの固定自体ができない惧れがあった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、施工面に形成する固着孔の位置がずれても、配線ボックスを施工面の取付予定位置又は取付予定位置に近接して所定の向きで固定することができる配線ボックスの施工方法及び配線ボックスを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、後板11の周縁から全周に亘って前方へ突出する周壁12を備え前面が開口し且つ、内部に配線器具を保持する上下対称及び左右対称な箱状のボックス本体1を備え、後板11にボックス固定用穴2を形成すると共に施工面3に取付ねじが固着される固着孔4を形成し、施工面3に前記後板11の後面を対向させ取付ねじをボックス固定用穴2を介して固着孔4に固着することでボックス本体1を施工面3に固定する配線ボックスの施工方法であって、ボックス本体1の後板11に正面視において上下方向を長手方向とする縦長のボックス固定用穴2bと左右方向を長手方向とする横長のボックス固定用穴2aとを該ボックス本体1を180°回転させた時に両ボックス固定用穴2a、2bの位置が互いに入れ替わる位置に設け、施工面3のボックス本体1を取り付けようとする取付予定位置5にボックス本体1を配置した時に前記両ボックス固定用穴2a、2bの位置に対応する位置をそれぞれ取付ねじが固着される固着孔4の穿設予定位置6とし、各穿設予定位置6又はその近傍にそれぞれ固着孔4を穿設し、ボックス本体1の上部を鉛直上向き又は下向きとなるようにボックス本体1の向きを適宜選択し、前記ボックス本体1を前記いずれかの向きにして縦長のボックス固定用穴2b及び横長のボックス固定用穴2aを固着孔4に連通させ、ボックス本体1を取付予定位置5に又は可及的に取付予定位置5に近接させて施工面3に固定することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1の発明において、ボックス本体1の後板11に設ける対をなす縦長のボックス固定用穴2b及び横長のボックス固定用穴2aを二対設けることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、一対の縦長のボックス固定用穴2b及び横長のボックス固定用穴2aを上下に並設すると共に、もう一対の縦長のボックス固定用穴2b及び横長のボックス固定用穴2aを左右に並設することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1に係る発明において、一対の縦長のボックス固定用穴2bと横長のボックス固定用穴2aを右上と左下とに斜めになるように並設すると共に、もう一対の縦長のボックス固定用穴2bと横長のボックス固定用穴2aを左上と右下とに斜めなるように並設することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に係る発明において、ボックス本体1の後板11の穿設予定位置6に対応する位置に目印17を設けることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に係る発明において、ボックス本体1の後板11の中心に確認穴16を設けることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項5に係る発明において、ボックス本体1の後板11の中心から穿設予定位置6までの長さの記載18を設けることを特徴とする。
また請求項8に係る発明にあっては、後板11の周縁から全周に亘って前方へ突出する周壁12を備え前面が開口し且つ、内部に配線器具を保持する上下対称及び左右対称な箱状のボックス本体1を備え、正面視において上下方向を長手方向とする縦長のボックス固定用穴2bと左右方向を長手方向とする横長のボックス固定用穴2aの一対を該ボックス本体1を180°回転させた時に両ボックス固定用穴2a、2bの位置が互いに入れ替わる位置となる上下位置に並設し、別の一対の縦長のボックス固定用穴2b及び横長のボックス固定用穴2aを該ボックス本体1を180°回転させた時に両ボックス固定用穴2a、2bの位置が互いに入れ替わる位置となる左右位置に並設して成ることを特徴とするものである。
また請求項9に係る発明にあっては、後板11の周縁から全周に亘って前方へ突出する周壁12を備え前面が開口し且つ、内部に左右に複数並設される配線器具を保持する上下対称及び左右対称な箱状のボックス本体1を備え、正面視において上下方向を長手方向とする縦長のボックス固定用穴2bとを、、該ボックス本体1を180°回転させた時に両ボックス固定用穴2a、2bの位置が互いに入れ替わる位置となる右上位置及び左下位置の一対と、左上位置及び右下位置の一対設けて成ることを特徴とするものである。
請求項10に係る発明にあっては、請求項8又は9に係る発明において、ボックス本体の後板の穿設予定位置に対応する位置に目印を設けることを特徴とするものである。
請求項11に係る発明にあっては、請求項8乃至10のいずれか一項に係る発明において、ボックス本体の後板の中心に確認穴を設けることを特徴とするものである。
請求項12に係る発明にあっては、請求項11に係る発明において、ボックス本体の後板の中心から穿設予定位置までの長さの記載を設けることを特徴とするものである。
請求項1に係る発明にあっては、施工面に形成する固着孔の位置が穿設予定位置からずれても、配線ボックスを施工面の取付予定位置又は取付予定位置に可及的に近接して所定の向きで固定することが可能となる。
請求項2に係る発明にあっては、一対の横長のボックス固定用穴及び縦長のボックス固定用穴に対応する固着孔の穿設予定位置からのずれが大きくなってしまった時には、もう一対の横長のボックス固定用穴及び縦長のボックス固定用穴に対応する固着孔を穿設して、施工をやり直すことができる。また、二対の横長のボックス固定用穴及び縦長のボックス固定用穴を用いてボックス本体を固定することで、強固に固定することが可能となる。
請求項3に係る発明にあっては、施工面に水平のけがき線や鉛直のけがき線を描いた場合、各けがき線がボックス固定用穴を介して見えて、配線ボックスの施工面への位置決めが容易となると共に容易に所定の向きにすることができる。
請求項4に係る発明にあっては、ボックス固定用穴をボックス本体の中心から左右及び上下にずれた位置に設けているため、左右又は上下の一方に同じだけずれた位置に設けたものよりも中心からの距離を長くして、より離れた二箇所にボックス固定用穴を設けることができて、ボックス本体にかかる力(モーメント)に対しての固定強度を向上させることができる。
請求項5、請求項10に係る発明にあっては、ボックス本体を取付予定位置に配置して、目印に合わせて固着孔の穿設予定位置に印を付けることが可能となる。
請求項6、請求項11に係る発明にあっては、けがき線の交点を確認穴に臨ませて確認することができて、位置決めをより一層容易に確実に行うことが可能となる。
請求項7、請求項12に係る発明にあっては、作業者がボックス本体を施工面に配置することなく、前記長さの記載を見て、けがき線の交点からけがき線に沿って前記長さを測るだけで穿設予定位置に印を付けることが可能となる。
請求項8に係る発明にあっては、施工面に形成する固着孔の位置が穿設予定位置からずれても、配線ボックスを施工面の取付予定位置又は取付予定位置に可及的に近接して所定の向きで固定することが可能となる。
請求項9に係る発明にあっては、施工面に形成する固着孔の位置が穿設予定位置からずれても、複数の配線器具を並設する配線ボックスを施工面の取付予定位置又は取付予定位置に可及的に近接して所定の向きで固定することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
配線ボックスは、配線器具を収納するボックス本体1と、ボックス本体1に装着される化粧プレートとからなるもので、本実施形態におけるボックス本体1は合成樹脂成形品で、図1に示すように、矩形状の後板11の周縁から周壁12が突設されて前面が開口した箱状に形成されている。このボックス本体1は壁面等の施工面3(図2参照)に対し、後板11の長手方向を上下方向(鉛直方向)となるように固定される。
周壁12の上壁12aの前端において左右方向(水平方向)の中央部からは、前後に開口した筒状の取付部13がボックス本体1の開口面に沿って下方へ延設されている。また、周壁12の下壁12bの前端において左右方向の中央部からは、別の取付部13がボックス本体1の開口面に沿って上方へ延設されている。取付部13の筒内には図示しないが配線器具を固定するためのビスが螺合するナットが埋設されている。
ボックス本体1は、上下逆にしても、ボックス本体1の外郭と取付部13の位置が変わらないように上下対称に形成してあり、便宜上図1に示す状態でのボックス本体1の上部が鉛直上向き又は下向きとなるように固定される。
配線ボックスの施工の際、ボックス本体1には、図示しないが周壁12に囲まれた位置に配線器具を保持する取付枠がボックス本体1の開口面に跨る形で二本のビスによって取付部13にねじ止めされ、更に、ボックス本体1と取付枠とビスとの前面を覆って配線器具の機能部をボックス本体1の前方に露出させる化粧プレートが装着される。ここで、機能部とは、スイッチにおける操作部やコンセントにおける栓刃挿入口などを指す。ここにおいて化粧プレートの上下左右の外周はボックス本体1の開口面の外周と重なる。
そして後板11には、壁面等の施工面3に配線ボックスをねじ止めするためのボックス固定用穴2が設けられる。ボックス固定用穴2は、対となる横長のボックス固定用穴2aと縦長のボックス固定用穴2bとを正面視におけるボックス本体1の中心(上下及び左右の中央部)について点対称となる位置に設けるものである。本実施形態では図1に示すように、ボックス本体1の左右方向の一半部(図中右側の半部)において、正面視においてボックス本体1の中心をそれぞれ通り左右方向に伸びる水平な直線14と垂直な直線15を表示し、水平な直線14上に左右方向を長手方向とする横長のボックス固定用穴2aを設け、ボックス本体1の左右の他半部(図中左側の半部)において、ボックス本体1の中心を通り左右方向に伸びる水平な直線14を中央で跨ぐように上下方向を長手方向とする縦長のボックス固定用穴2bを設けている。各ボックス固定用穴2は、穴幅が取付ねじの軸部の径より長く取付ねじの頭部の径よりも短く形成してあり、長手方向の長さは取付ねじの軸部の径の2倍か3倍〜10倍程度に形成してある。
配線ボックスは、図2に示すように施工面3の配線ボックスを取り付けようとする箇所において、ボックス固定用穴2に対応する位置に取付ねじが螺着される固着孔4を螺設し、取付ねじをボックス固定用穴2を介して施工面3に固着することで施工面3に固定されるものである。固着孔4の内面には、取付ねじの軸部の雄ねじと螺合する雌ねじが形成される。
この固着孔4は、上記のようにボックス固定用穴2に対応する位置に形成するのであるが、本発明においてはボックス固定用穴2が長穴であるため、この長穴の任意の位置に形成すればよい。ここで、ボックス本体1を施工面3に取り付けようとする位置を取付予定位置5とし、ボックス本体1を取付予定位置5に配置した時に、各ボックス固定用穴2の中央部に対応する位置を固着孔4の穿設予定位置6とする。
各固着孔4を施工面3の穿設予定位置6に形成すれば、ボックス本体1を取付予定位置5に配置した時に各固着孔4とボックス固定用穴2とが連通し、取付ねじをボックス固定用穴2を介して固着孔4に固着することができて、ボックス本体1を取付予定位置5に固定することができる。
また、一方の固着孔4は穿設予定位置6に形成することができたが、他方の固着孔4は意に反して穿設予定位置6から左右方向にずれた位置に形成してしまった場合には、ボックス本体1の上下の向きを選択して、他方の固着孔4に横長のボックス固定用穴2aを対応させることで、ボックス本体1を取付予定位置5に固定することができる。すなわち、図2に示すように左側の固着孔4aは穿設予定位置6に形成し、右側の固着孔4bは穿設予定位置6から左右方向にずれた場合、ボックス本体1の向きを横長のボックス固定用穴2aが右半部に位置するように向けて取付予定位置5に配置すれば、右側の固着孔4bは穿設予定位置6から左右方向にずれていても横長のボックス固定用穴2aのいずれかの位置で連通するため、各取付ねじを各ボックス固定用穴2を介して固着孔4に固着することができて、ボックス本体1を取付予定位置5に固定することができる。また、図示しないが、右側の固着孔4bは穿設予定位置6に形成し、左側の固着孔4aは穿設予定位置6から左右方向にずれた場合、ボックス本体1の向きを前記と上下逆にして、横長のボックス固定用穴2aが左半部に位置するようしてボックス本体1を取付予定位置5に配置すれば、左側の固着孔4aは穿設予定位置6から左右方向にずれていても横長のボックス固定用穴2aのいずれかの位置で連通するため、各取付ねじを各ボックス固定用穴2を介して固着孔4に固着することができて、ボックス本体1を取付予定位置5に固定することができる。
また、一方の固着孔4は穿設予定位置6に形成することができたが、他方の固着孔4は意に反して穿設予定位置6から上下方向にずれた位置に形成してしまった場合には、ボックス本体1の上下の向きを選択して、他方の固着孔4に縦長のボックス固定用穴2bを対応させることで、ボックス本体1を取付予定位置5に固定することができる。すなわち、図3に示すように右側の固着孔4bを穿設予定位置6に形成し、左側の固着孔4aが穿設予定位置6から上下方向にずれた場合、ボックス本体1の向きを縦長のボックス固定用穴2bが左半部に位置するように向けて取付予定位置5に配置すれば、左側の固着孔4aは穿設予定位置6から上下方向にずれていても縦長のボックス固定用穴2bのいずれかの位置で連通するため、各取付ねじを各ボックス固定用穴2を介して固着孔4に固着することができて、ボックス本体1を取付予定位置5に固定することができる。また、図4に示すように左側の固着孔4aは穿設予定位置6に形成し、右側の固着孔4bは穿設予定位置6から上下方向にずれた場合、ボックス本体1の向きを前記と上下逆にして、縦長のボックス固定用穴2bが右半部に位置するようしてボックス本体1を取付予定位置5に配置すれば、右側の固着孔4bは穿設予定位置6から上下方向にずれていても縦長のボックス固定用穴2bのいずれかの位置で連通するため、各取付ねじを各ボックス固定用穴2を介して固着孔4に固着することができて、ボックス本体1を取付予定位置5に固定することができる。
また、一方の固着孔4は穿設予定位置6に形成することができたが、他方の固着孔4が意に反して穿設予定位置6から上下方向及び左右方向にずれた場合には、ボックス本体1を取付予定位置5に配置して、いずれの向きに向けても縦長のボックス固定用穴2b、横長のボックス固定用穴2aと固着孔4は連通しないため、取付予定位置5に固定することはできない。図5に示すように右側の固着孔4bは穿設予定位置6に形成し、左側の固着孔4aは意に反して穿設予定位置6から上下方向及び左右方向にずれた位置に形成してしまった場合、ボックス本体1の向きを縦長のボックス固定用穴2bが左半部に位置するように向け、右側の固着孔4bと横長のボックス固定用穴2aとを連通させて且つ、ボックス本体1を左右方向にずらして左側の固着孔4aと縦長のボックス固定用穴2bとを連通させれば、各取付ねじを各ボックス固定用穴2を介して固着孔4に固着することができて、ボックス本体1を取付予定位置5から左右方向にずれた位置に、上下に所定の向きで(即ち長手方向を上下方向に向けて、傾くことなく)固定することができる。また図示しないが、前記において、ボックス本体1の向きを縦長のボックス固定用穴2bが右半部に位置するように向け、右側の固着孔4bと縦長のボックス固定用穴2bとを連通させて且つ、ボックス本体1を上下方向にずらして左側の固着孔4aと横長のボックス固定用穴2aとを連通させれば、各取付ねじを各ボックス固定用穴2を介して固着孔4に固着することができて、ボックス本体1を取付予定位置5から上下方向にずれた位置に、上下に所定の向きで固定することができる。
また、各方の固着孔4が穿設予定位置6から上下方向及び左右方向にずれた場合には、同様の要領にて、ボックス本体1を取付予定位置5から上下方向及び左右方向にずれた位置となるものの、上下に所定の向きで固定することができる。
なお本実施形態では、横長のボックス固定用穴2aと縦長のボックス固定用穴2bとを、ボックス本体1の中心を通り左右方向に伸びる水平な直線14上又は該直線を跨ぐように設けているが、特に水平な直線14がボックス本体1の中心を通る必要はなく、横長のボックス固定用穴2aと縦長のボックス固定用穴2bとが(正確には各ボックス固定用穴2の中央部が)、ボックス本体1の中心について点対称となる位置に設けてあれば上記効果が得られる。
次に、他の実施形態について説明する説明する。上実施形態では、ボックス本体1の中心について点対称となる位置に設ける横長のボックス固定用穴2a及び縦長のボックス固定用穴2bを一対設けていたが、本実施形態では二対設けるものである。
図6に示す例では、ボックス本体1の中心から上下にそれぞれ同じ距離離れ左右方向に伸びる直線と、ボックス本体1の中心から左右にそれぞれ同じ距離離れ上下方向に伸びる直線とを仮想し、各直線の右上の交点を中心とする横長のボックス固定用穴2aと、右下の交点を中心とする横長のボックス固定用穴2aと、左上の交点を中心とする縦長のボックス固定用穴2bと、左下の交点を中心とする縦長のボックス固定用穴2bと、を設けて、二対をそれぞれ、右上から左下にかけての斜めと、左上から右下にかけての斜めに並設している。
ボックス本体1の固定は一対の横長のボックス固定用穴2a及び縦長のボックス固定用穴2bにより行うことができるので、もう一対は予備とし、一対の横長のボックス固定用穴2a及び縦長のボックス固定用穴2bに対応する固着孔4の穿設予定位置6からのずれが大きくなってしまった時には、もう一対の横長のボックス固定用穴2a及び縦長のボックス固定用穴2bに対応する固着孔4を穿設して、施工をやり直すことができる。また、二対の横長のボックス固定用穴2a及び縦長のボックス固定用穴2bを用いてボックス本体1を固定することで、強固に固定することが可能となる。また本例では、ボックス固定用穴2をボックス本体1の中心から左右及び上下にずれた位置に設けているため、左右又は上下の一方に同じだけずれた位置に設けたものよりも中心からの距離を長くして、より離れた二箇所にボックス固定用穴2を設けることができて、ボックス本体1にかかる力(モーメント)に対しての固定強度を向上させることができる。
図7に示す例では、一対目のボックス固定用穴2として、ボックス本体1の左右方向の一半部(図中右側の半部)において、正面視においてボックス本体1の中心を通り左右方向に伸びる水平な直線14上に左右方向を長手方向とする横長のボックス固定用穴2aを設け、ボックス本体1の左右の他半部(図中左側の半部)において、ボックス本体1の中心を通り左右方向に伸びる水平な直線14を中央で跨ぐように上下方向を長手方向とする縦長のボックス固定用穴2bを設け、二対目のボックス固定用穴2として、ボックス本体1の上下方向の一半部(図中上側の半部)において、正面視においてボックス本体1の中心を通り上下方向に伸びる鉛直線上に上下方向を長手方向とする縦長のボックス固定用穴2bを設け、ボックス本体1の上下方向の他半部(図中下側の半部)において、ボックス本体1の中心を通り上下方向に伸びる鉛直線を中央で跨ぐように左右方向を長手方向とする横長のボックス固定用穴2aを設け、二対をそれぞれ上下及び左右に並設している。
本例でも、ボックス本体1の固定は一対の横長のボックス固定用穴2a及び縦長のボックス固定用穴2bにより行うことができるので、もう一対は予備とし、一対の横長のボックス固定用穴2a及び縦長のボックス固定用穴2bに対応する固着孔4の穿設予定位置6からのずれが大きくなってしまった時には、もう一対の横長のボックス固定用穴2a及び縦長のボックス固定用穴2bに対応する固着孔4を穿設して、施工をやり直すことができる。また、二対の横長のボックス固定用穴2a及び縦長のボックス固定用穴2bを用いてボックス本体1を固定することで、強固に固定することが可能となる。
また本例では、施工面3に水平のけがき線71と鉛直のけがき線72を描いて、その交点がボックス本体1の中心となるように取付予定位置5を決める際、ボックス本体1の中心を通る水平な直線14上に設けた横長のボックス固定用穴2aを前記水平のけがき線71に対応させると共に、ボックス本体1の中心を通る上下方向に伸びる直線上に設けた縦長のボックス固定用穴2bを前記鉛直のけがき線72に対応させることで、ボックス本体1の施工面3への位置決めが容易となると共に容易に所定の向きにすることができる。更にこの時、図8、図9に示すように、ボックス本体1の後板11の中心に確認穴16を貫通して形成してもよく、これにより、けがき線7の交点を確認穴16に臨ませて確認することができて、位置決めをより一層容易に確実に行うことが可能となる。
次に、他の実施形態について図10に基づいて説明する。本実施形態では、ボックス本体1の後板11に、ボックス固定用穴2の中央部に対応する位置を示す目印17を設けるもので、図10(a)に示す例では、ボックス固定用穴2の幅方向の各側に線状の目印17を設けてあり、図10(b)に示す例では、ボックス固定用穴2の幅方向の各側に三角状の目印17を設けてある。
このようにすることで、ボックス本体1を取付予定位置5に配置して、目印17に合わせて固着孔4の穿設予定位置6に印を付けることが可能となる。また、図11に示すように、ボックス本体1の後板11の中心から穿設予定位置6となるボックス固定用穴2の中央部までの長さの記載18を設けることで、作業者がボックス本体1を施工面3に配置することなく、前記長さの記載18を見て、けがき線7の交点からけがき線7に沿って前記長さを測るだけで穿設予定位置6に印を付けることが可能となる。また、後板11の中心からボックス固定用穴2の中央部までの長さをきりのよい値、例えば丁度cmとなる値等にすることで、より一層作業がし易くなる。
次に、更に他の実施形態について図12に基づいて説明する。本実施形態では、ボックス本体1の後板11の左右各端に、上下に長いスリット19を形成し、このスリット19間に左右方向を長手方向とする直線を描いている。図12に示す例では、上段、中段、下段のそれぞれ左右各端に対をなすスリット19を形成し、各対をなすスリット19間に一本又は複数本の水平な直線14’を描いている。
このようにすることで、水平なけがき線7をいずれかのスリット19から臨ませて、スリット19間に描いた水平な直線14’と前記けがき線7とを連続させることで、ボックス本体1の向きを上下にすることが可能となる。
またこの時、他例として図13に示すように、スリット19を設ける替わりに後板11を透明板で構成することで、水平なけがき線7をスリット19に臨ませることなくボックス本体1の向きを上下にすることが可能となる。
上述した実施形態においては、いずれもボックス本体1は矩形状をして、その上壁12aと下壁12bの中央部にそれぞれ取付部13を設け、配線器具が一個取り付けられるものであったが、図14に示すように、ボックス本体1を幅広とし、上壁12aと下壁12bとにそれぞれ取付部13を三個ずつ設け、配線器具が三個取り付けられる三個口用であってもよく、配線器具の数は特に限定されないものである。
本発明の一実施形態における配線ボックスのボックス本体の斜視図である。 同上の実施形態における一施工例の説明図であり、(a)は施工面の正面図であり、(b)は施工面にボックス本体を配置した状態の正面図である。 同上の実施形態における他の施工例の説明図であり、(a)は施工面の正面図であり、(b)は施工面にボックス本体を配置した状態の正面図である。 同上の実施形態における更に他の施工例の説明図であり、(a)は施工面の正面図であり、(b)は施工面にボックス本体を配置した状態の正面図である。 同上の実施形態における更に他の施工例の説明図であり、(a)は施工面の正面図であり、(b)は施工面にボックス本体を配置した状態の正面図である。 本発明の他の実施形態における一例の配線ボックスのボックス本体の正面図である。 同上の実施形態における他例の配線ボックスの施工例の説明図であり、(a)はボックス本体の正面図であり、(b)は施工面にボックス本体を配置した状態の正面図である。 同上の実施形態における更に他例の配線ボックスのボックス本体の正面図である。 同上の例を示し、(a)はボックス本体の正面図であり、(b)は施工面にボックス本体を配置した状態の正面図である。 本発明の更に他の実施形態を示し、(a)は配線ボックスのボックス本体の一例の正面図であり、(b)は配線ボックスのボックス本体の他例の正面図である。 同上の実施形態における他例の配線ボックスのボックス本体の正面図である。 本発明の更に他の実施形態における一例の配線ボックスのボックス本体の正面図である。 同上の実施形態における他例の配線ボックスのボックス本体の正面図である。 本発明の更に他の実施形態における配線ボックスのボックス本体の正面図である。 従来の配線ボックスの施工方向を説明する図であり、(a)は配線ボックスの正面図であり、(b)は施工面の正面図である。
符号の説明
1 ボックス本体
11 後板
12 周壁
12a 上壁
12b 下壁
13 取付部
14 水平な直線
15 垂直な直線
16 確認穴
17 目印
18 長さの記載
19 スリット
2 ボックス固定用穴
2a 横長のボックス固定用穴
2b 縦長のボックス固定用穴
3 施工面
4 固着孔
4a 左側の固着孔
4b 右側の固着孔
5 取付予定位置
6 穿設予定位置
7 けがき線
71 水平のけがき線
72 鉛直のけがき線

Claims (12)

  1. 後板の周縁から全周に亘って前方へ突出する周壁を備え前面が開口し且つ、内部に配線器具を保持する上下対称及び左右対称な箱状のボックス本体を備え、後板にボックス固定用穴を形成すると共に施工面に取付ねじが固着される固着孔を形成し、施工面に前記後板の後面を対向させ取付ねじをボックス固定用穴を介して固着孔に固着することでボックス本体を施工面に固定する配線ボックスの施工方法であって、ボックス本体の後板に正面視において上下方向を長手方向とする縦長のボックス固定用穴と左右方向を長手方向とする横長のボックス固定用穴とを該ボックス本体を180°回転させた時に両ボックス固定用穴の位置が互いに入れ替わる位置に設け、施工面のボックス本体を取り付けようとする取付予定位置にボックス本体を配置した時に前記両ボックス固定用穴の位置に対応する位置をそれぞれ取付ねじが固着される固着孔の穿設予定位置とし、各穿設予定位置又はその近傍にそれぞれ固着孔を穿設し、ボックス本体の上部を鉛直上向き又は下向きとなるようにボックス本体の向きを適宜選択し、前記ボックス本体を前記いずれかの向きにして縦長のボックス固定用穴及び横長のボックス固定用穴を固着孔に連通させ、ボックス本体を取付予定位置に又は可及的に取付予定位置に近接させて施工面に固定することを特徴とする配線ボックスの施工方法。
  2. ボックス本体の後板に設ける対をなす縦長のボックス固定用穴及び横長のボックス固定用穴を二対設けることを特徴とする請求項1記載の配線ボックスの施工方法。
  3. 一対の縦長のボックス固定用穴及び横長のボックス固定用穴を上下に並設すると共に、もう一対の縦長のボックス固定用穴及び横長のボックス固定用穴を左右に並設することを特徴とする請求項2記載の配線ボックスの施工方法。
  4. 一対の縦長のボックス固定用穴と横長のボックス固定用穴を右上と左下とに斜めになるように並設すると共に、もう一対の縦長のボックス固定用穴と横長のボックス固定用穴を左上と右下とに斜めになるように並設することを特徴とする請求項2記載の配線ボックスの施工方法。
  5. ボックス本体の後板の穿設予定位置に対応する位置に目印を設けることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の配線ボックスの施工方法。
  6. ボックス本体の後板の中心に確認穴を設けることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の配線ボックスの施工方法。
  7. ボックス本体の後板の中心から穿設予定位置までの長さの記載を設けることを特徴とする請求項5記載の配線ボックスの施工方法。
  8. 後板の周縁から全周に亘って前方へ突出する周壁を備え前面が開口し且つ、内部に配線器具を保持する上下対称及び左右対称な箱状のボックス本体を備え、正面視において上下方向を長手方向とする縦長のボックス固定用穴と左右方向を長手方向とする横長のボックス固定用穴の一対を該ボックス本体を180°回転させた時に両ボックス固定用穴の位置が互いに入れ替わる位置となる上下位置に並設し、別の一対の縦長のボックス固定用穴及び横長のボックス固定用穴を該ボックス本体を180°回転させた時に両ボックス固定用穴の位置が互いに入れ替わる位置となる左右位置に並設して成ることを特徴とする配線ボックス。
  9. 後板の周縁から全周に亘って前方へ突出する周壁を備え前面が開口し且つ、内部に左右に複数並設される配線器具を保持する上下対称及び左右対称な箱状のボックス本体を備え、正面視において上下方向を長手方向とする縦長のボックス固定用穴と左右方向を長手方向とする横長のボックス固定用穴とを、該ボックス本体を180°回転させた時に両ボックス固定用穴の位置が互いに入れ替わる位置となる右上位置及び左下位置の一対と、左上位置及び右下位置の一対設けて成ることを特徴とする配線ボックス。
  10. ボックス本体の後板の穿設予定位置に対応する位置に目印を設けることを特徴とする請求項8又は請求項9記載の配線ボックス。
  11. ボックス本体の後板の中心に確認穴を設けることを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれか一項に記載の配線ボックス。
  12. ボックス本体の後板の中心から穿設予定位置までの長さの記載を設けることを特徴とする請求項11記載の配線ボックス。
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