JP5571828B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

本願発明は、発光ダイオードおよび導光柱が並列で複数組配置された車両用灯具に関するものである。
従来より、発光ダイオードからの出射光を、導光柱に対してその一端面から入射させ、その周面から出射させるように構成された灯具が知られている。
そして「特許文献1」や「特許文献2」には、ランプボディとその開口部に取り付けられた透光カバーとで構成される灯室内に、これら発光ダイオードおよび導光柱が並列で複数組配置された車両用灯具が記載されている。
その際、上記「特許文献2」に記載された車両用灯具においては、複数の発光ダイオードが共通の光源支持部材に固定支持されており、この光源支持部材と複数の導光柱とが別々にランプボディに固定支持された構成となっている。
特開2003−185846号公報 特開2004−146169号公報
このように発光ダイオードおよび導光柱が並列で複数組配置された車両用灯具においては、各導光柱の周面からの出射光制御を精度良く行うことができるようにするという観点から、各導光柱の一端面に対して各発光ダイオードが正確に位置決めされる構成としておくことが望まれる。
しかしながら、上記従来の車両用灯具においては、ランプボディに対して光源支持部材と複数の導光柱とが別々に固定支持された構成となっているので、ランプボディの寸法のバラツキが、各発光ダイオードと各導光柱の一端面との位置関係精度に大きく影響することとなる。このため、各発光ダイオードを各導光柱の一端面に対して正確に位置決めすることが困難となり、したがって、導光柱の周面からの出射光制御を精度良く行うことも困難となってしまう、という問題がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、発光ダイオードおよび導光柱が並列で複数組配置された車両用灯具において、各導光柱の周面からの出射光制御を精度良く行うことができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
本願発明は、複数の導光柱および光源支持部材の取付構造に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
ランプボディとこのランプボディの開口部に取り付けられた透光カバーとで構成される灯室内に、発光ダイオードとこの発光ダイオードからの出射光を一端面から入射させて周面から出射させる導光柱とが、複数組配置されてなる車両用灯具において、
上記複数の発光ダイオードが、共通の光源支持部材に固定支持されるとともに、この光源支持部材が、上記ランプボディに固定支持されており、
上記複数の導光柱における上記一端面側の端部に、これら複数の導光柱を連結する第1ブリッジが、これら複数の導光柱との一体成形により形成されており、
上記第1ブリッジに、上記光源支持部材に当接した状態で該光源支持部材に固定支持される固定支持部が形成されている、ことを特徴とするものである。
上記「ランプボディ」は、透光カバーとで灯室を構成する部材であれば、その具体的な構成は特に限定されるものでない。その際、この「ランプボディ」として、リフレクタの機能を備えた構成とすることも可能である。
上記「導光柱」とは、略柱状に延びる導光体を意味するものである。その際、この「導光柱」の断面形状は特に限定されるものではなく、例えば略円形あるいは略矩形等の断面形状が採用可能である。また、この「導光柱」は、直線状に延びるように形成されたものであってもよいし、曲線状に延びるように形成されたものであってもよい。さらに、この「導光柱」が延びる方向についても、その具体的な方向は特に限定されるものではない。
上記「光源支持部材」は、ランプボディに直接固定支持されていてもよいし、例えば、導光柱の周面から出射する光を反射させるためのリフレクタや、灯具の意匠性を高めるためのエクステンション等、他の部材を介してランプボディに固定支持されていてもよい。
上記「第1ブリッジ」は、複数の導光柱を、その一端面側の端部において互いに連結する部材であって、これら複数の導光柱との一体成形により形成されたものであれば、その具体的な形状は特に限定されるものではない。その際、この「第1ブリッジ」は、複数の導光柱の相互間に位置する部分にのみ形成されていてもよし、それ以外の部分にまで延びるように形成されていてもよい。
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用灯具は、灯室内に発光ダイオードおよび導光柱が並列で複数組配置された構成において、複数の発光ダイオードが共通の光源支持部材に固定支持されるとともに、この光源支持部材がランプボディに固定支持された構成となっているが、複数の導光柱における一端面側の端部には第1ブリッジが一体成形により形成されており、この第1ブリッジにおいて複数の導光柱が光源支持部材に固定支持されているので、各発光ダイオードと各導光柱の一端面との位置関係精度に関して、従来のようにランプボディの寸法のバラツキが影響しない構成とすることができる。このため、各発光ダイオードを各導光柱の一端面に対して正確に位置決めすることができ、これにより各導光柱の周面からの出射光制御を精度良く行うことができる。
このように本願発明によれば、発光ダイオードおよび導光柱が並列で複数組配置された車両用灯具において、各導光柱の周面からの出射光制御を精度良く行うことができる。
上記構成において、第1ブリッジにおける光源支持部材への固定支持が、各導光柱が延びる方向と交差する方向にネジを締め付けることにより行われた構成とすれば、簡易な固定支持構造により、各発光ダイオードと各導光柱の一端面との位置関係精度を高めることができる。
上記構成において、第1ブリッジおよび光源支持部材に、各導光柱の一端面を各発光ダイオードに対して位置決めするための位置決め構造が設けられた構成とすれば、各発光ダイオードと各導光柱の一端面との位置関係精度をさらに高めることができる。
上記「位置決め構造」は、各導光柱の一端面を各発光ダイオードに対して少なくとも一方向に位置決めすることが可能なものであれば、その具体的な構成は特に限定されるものではない。
上記構成において、複数の導光柱における上記一端面側の端部とは反対側の端部に、これら複数の導光柱を連結する第2ブリッジが、これら複数の導光柱との一体成形により形成された構成とし、この第2ブリッジに、該第2ブリッジをランプボディに係合させるための係合用突起部が形成された構成とすれば、新たな部材を用いることなく、複数の導光柱が、その両端部において位置決めされた状態でランプボディに支持される構成とすることができる。
上記構成において、第1ブリッジが、各導光柱の一端面から所定距離離れた位置に形成された構成とした上で、各導光柱における一端面から第1ブリッジまでの部分が、その一端面から入射した発光ダイオードからの光を、該部分の周面から出射させることなく各導光柱における第1ブリッジに関して上記一端面とは反対側に位置する部分まで導くように形成された構成とすれば、各導光柱の導光機能を確保した上で、第1ブリッジおよび各発光ダイオードの配置の自由度を高めることができる。
本願発明の一実施形態に係る車両用灯具を示す正面図 上記車両用灯具を図1のII−II線位置において分解して示す断面図 図1のIII 部詳細図 上記車両用灯具の要部を示す分解斜視図 上記実施形態の変形例を示す、図3と略同様の図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る車両用灯具10を示す正面図である。また、図2は、この車両用灯具10を図1のII−II線位置において分解して示す断面図である。
これらの図に示すように、この車両用灯具10は、車両右側後端部に設けられるテールランプであって、ランプボディ12とこのランプボディ12の開口部に取り付けられた素通し状の透光カバー14とで形成される灯室内に、光源ユニット16および導光柱ユニット18が組み込まれた構成となっている。
なお、以下の説明において、「前方」や「後方」等の向きは、車両用灯具10としての向きであって、車両としての向きとは逆になっている。
図3は、図1のIII 部詳細図である。また、図4は、車両用灯具10の要部を示す分解斜視図である。
これらの図にも示すように、光源ユニット16は、上記灯室内の左端部に配置されている。この光源ユニット16は、3つの発光ダイオード22が、共通の光源支持部材24に固定支持された構成となっている。
3つの発光ダイオード22は、いずれも赤色の発光ダイオードであって、上下方向に互いに略等間隔をおいて右向きに配置されている。
これら各発光ダイオード22は、発光チップ22aと、この発光チップ22aを支持する基板22bと、発光チップ22aを覆う透明の樹脂モールド22cと、基板22bから上下両側へ延びる1対の端子22dとからなっている。その際、これら各発光ダイオード22の樹脂モールド22cは、基板22bの表面形状に沿って略矩形板状に形成されたベース部22c1と、このベース部22c1から略半球面状に突出する球面部22c2とからなっている。
光源支持部材24は、灯具前後方向に延びる鉛直面に沿って配置された縦長矩形状の板状部材であって、その上下両端部においてランプボディ12に固定支持されている。
これを実現するため、この光源支持部材24の上下両端部には、1対のブラケット24aが形成されている。これら各ブラケット24aは、光源支持部材24から右方向に延びた後、後方へ折れ曲がり、さらに右方向に延びている。そして、これら各ブラケット24aにおける基端部近傍部位には、該ブラケット24aを前後方向に貫通する矩形状の位置決め孔24a1が形成されており、また、これら各ブラケット24aにおける先端部近傍部位には、該ブラケット24aを前後方向に貫通する円形のネジ挿通孔24a2が形成されている。
そして、この光源支持部材24は、その上下両端部に形成された1対のブラケット24aをランプボディ12に形成された1対のボス12aにそれぞれ当接させた状態で、そのネジ挿通孔24a2を介してネジ42をボス12aに締め付けることにより、ランプボディ12に固定支持されるようになっている。
この光源支持部材24の右側面には、その前端寄りの上下方向3箇所に、各発光ダイオード22を位置決めするための突起部24bが形成されている。これら各突起部24bは、各発光ダイオード22の基板22bを前後両側において部分的に囲むように形成されている。
また、この光源支持部材24の右側面には、その後端部に上下1対のタブ24cが形成されている。上側のタブ24cは、上段の突起部24bの下方近傍に位置しており、下側のタブ24cは、下段の突起部24bの上方近傍に位置している。これら各タブ24cには、該タブ24cを前後方向に貫通するネジ挿通孔24c1が形成されている。
さらに、光源支持部材24の右側面には、1対の金属板26A、26Bが、カシメ等により、該光源支持部材24に取り付けられている。これら1対の金属板26A、26Bは、2つのブラケット24a、3つの突起部24bおよび2つのタブ24cを囲むようにして形成されており、互いに所定間隔をおいて配置されている。
その際、一方の金属板26Aは、右側面の上端縁から下側2つの突起部24bの間の位置まで延びるようなパターンで形成されている。他方の金属板26Bは、右側面における上側2つの突起部24bの間の位置から光源支持部材24の前端面に回り込むようにして右側面の下端縁まで延び、さらに右側面の後端縁まで延びるようなパターンで形成されている。そして、これら各金属板26A、26Bには、光源支持部材24の右側面から後方へ延びる端子部26Aa、26Baがそれぞれ形成されている。
各発光ダイオード22は、その1対の端子22dにおいて、1対の金属板26A、26Bに対して重ね合わされた状態でスポット溶接等により接合されており、これにより、これら各発光ダイオード22を1対の金属板26A、26Bと電気的に接続させるようになっている。なお、これら各発光ダイオード22に対する給電は、金属板26A、26Bの端子部26Aa、26Baを図示しない電源回路に接続することにより行われるようになっている。
導光柱ユニット18は、略水平方向に延びるようにして上下3段で配置された3本の導光柱32と、これら3本の導光柱32を、その一端部である左端部において連結する第1ブリッジ34と、これら3本の導光柱32を、その他端部である右端部において連結する第2ブリッジ36とからなっている。
この導光柱ユニット18は、無色透明の樹脂成形品であって、3本の導光柱32と第1ブリッジ34と第2ブリッジ36とが一体成形によって形成されている。
各導光柱32は、断面略円形の柱状部材であって、中段の導光柱32に対して、上段の導光柱32がやや長く、また下段の導光柱32がやや短く形成されている。これら各導光柱32の後面には、複数のノッチ32aが該導光柱32の略全長にわたって縦縞状に形成されている。そして、これら各導光柱32の左端面には、球面状の凹部32bが形成されている。
第1ブリッジ34は、灯具前後方向に延びる鉛直面に沿って配置された縦長矩形状の板状部材であって、その左側面は、各導光柱32の左端面と面一で形成されている。
この第1ブリッジ34は、その上端部が上段の導光柱32よりも上方まで延びるとともにその下端部が下段の導光柱32よりも下方まで延びるように形成されている。そして、この第1ブリッジ34の上下両端部には、後方へ延びる突起部34aが形成されている。これら各突起部34aは階段状に形成されており、その先端部34a1は上下幅が狭くなっている。その際、これら各突起部34aの先端部34a1は、矩形状の断面形状を有するものとなるが、その大きさは、導光柱ユニット18の第1ブリッジ34に形成された各位置決め孔24a1よりも僅かに小さいサイズに設定されている。
また、この第1ブリッジ34には、その左側面の位置に上下1対のボス34bが形成されている。これら各ボス34bは、第1ブリッジ34の前端面からその後端面よりも後方の位置まで延びるように形成されている。その際、上側のボス34bは、上段の導光柱32の下方近傍に位置しており、下側のボス34bは、下段の導光柱32の上方近傍に位置している。
そして、導光柱ユニット18は、その第1ブリッジ34の上下1対のボス34bを光源支持部材24の上下1対のタブ24cにそれぞれ当接させた状態で、そのネジ挿通孔24c1を介してネジ44をボス12aに締め付けることにより、光源支持部材24に固定支持されるようになっている。
その際、導光柱ユニット18の第1ブリッジ34に形成された各突起部34aの先端部34a1を、導光柱ユニット18の第1ブリッジ34に形成された各位置決め孔24a1に挿入して、該突起部34aを光源支持部材24のブラケット24aに当接させることにより、光源ユニット16に対する導光柱ユニット18の前後方向の位置決めが正確に行われるようになっている。またこのとき、各突起部34aの先端部34a1と各位置決め孔24a1との係合により、光源ユニット16に対する導光柱ユニット18の上下および左右方向の位置決めも略正確に行われるようになっている。そしてこれにより、ネジ挿通孔24c1を介してのネジ44のボス12aへの締付けを円滑に行い得るようになっている。
また、導光柱ユニット18側の各ボス12aと光源ユニット16側の各ネジ挿通孔24c1とを芯出ししたとき、第1ブリッジ34の左側面が、各導光柱32の凹部32bの周囲において各発光ダイオード22の樹脂モールド22cのベース部22c1に当接するように、各ネジ挿通孔24c1の形成位置が設定されている。そしてこれにより、ネジ44の締付けが完了した状態において、第1ブリッジ34の左側面を、各発光ダイオード22のベース部22c1に当接させて、光源ユニット16に対する導光柱ユニット18の左右方向の位置決めがより正確に行われるようになっている。
第2ブリッジ36は、灯具前後方向に延びる鉛直面に対して多少右側に傾斜した状態で配置された縦長矩形状の板状部材であって、その右側面は、各導光柱32の右端面と面一で形成されている。
この第2ブリッジ36には、その右側面の位置に上下1対の係合用突起部36aが形成されている。これら各係合用突起部36aは、円柱状に形成されており、第2ブリッジ36の右側面から右方向に突出するようにして形成されている。その際、上側の係合用突起部36aは、上段の導光柱32の下方近傍に位置しており、下側の係合用突起部36aは、下段の導光柱32の上方近傍に位置している。
ランプボディ12における、これら上下1対の係合用突起部36aと対応する位置には、上下1対の係合溝部12bが形成されている。そして、これら各係合溝部12bに各係合用突起部36aが前方側から圧入されることにより、導光柱ユニット18が、その第2ブリッジ36においてランプボディ12に位置決め固定されるようになっている。
以上詳述したように、本実施形態に係る車両用灯具10は、灯室内に発光ダイオード22および導光柱32が並列で3組配置された構成において、3つの発光ダイオード22が共通の光源支持部材24に固定支持されるとともに、この光源支持部材24がランプボディ12に固定支持された構成となっているが、3本の導光柱32における左端部には第1ブリッジ34が一体成形により形成されており、この第1ブリッジ34において3本の導光柱32が光源支持部材24に固定支持されており、かつ、その第1ブリッジ34および光源支持部材24には、各導光柱32の左端面を各発光ダイオード22に対して位置決めするための位置決め構造が設けられているので、各発光ダイオード22と各導光柱32の左端面との位置関係精度に関して、従来のようにランプボディ12の寸法のバラツキが影響しない構成とすることができる。
具体的には、本実施形態においては、上記位置決め構造として、導光柱ユニット18の第1ブリッジ34に形成された各突起部34aの先端部34a1を、光源支持部材24のブラケット24aに形成された各位置決め孔24a1に挿入して、該突起部34aをブラケット24aに当接させるようになっているので、光源ユニット16に対する導光柱ユニット18の前後方向の位置決めを正確に行うことができる。またこのとき、各突起部34aの先端部34a1と各位置決め孔24a1との係合により、光源ユニット16に対する導光柱ユニット18の上下および左右方向の位置決めも略正確に行われることとなるので、ネジ挿通孔24c1を介してのネジ44のボス12aへの締付けを円滑に行うことができ、これにより組付作業性を向上させることができる。
また本実施形態においては、上記位置決め構造として、導光柱ユニット18側の各ボス12aと光源ユニット16側の各ネジ挿通孔24c1とを芯出ししたとき、第1ブリッジ34の左側面が、各導光柱32の凹部32bの周囲において各発光ダイオード22の樹脂モールド22cのベース部22c1に当接するように、各ネジ挿通孔24c1の形成位置が設定されているので、ネジ44の締付けが完了した状態において、第1ブリッジ34の左側面を、各発光ダイオード22のベース部22c1に当接させることができ、これにより光源ユニット16に対する導光柱ユニット18の左右方向の位置決めをより正確に行うことができる。
このよう本実施形態においては、各発光ダイオード22を各導光柱32の左端面に対して正確に位置決めすることができ、これにより各導光柱32の周面からの出射光制御を精度良く行うことができる。
したがって本実施形態によれば、発光ダイオード22および導光柱32が並列で複数組配置された車両用灯具10において、各導光柱32の周面からの出射光制御を精度良く行うことができる。
しかも本実施形態においては、光源支持部材24の表面に、各発光ダイオード22に給電するための1対の金属板26A、26Bが取り付けられており、これら1対の金属板26A、26Bに対して各発光ダイオード22がそれぞれ電気的に接続されているので、これら光源支持部材24および金属板26A、26Bに回路基板としての機能を持たせることができ、これにより灯具構成の簡素化を図ることができる。
また本実施形態においては、3本の導光柱32における右端部に、これら3本の導光柱32を連結する第2ブリッジ36が、これら3本の導光柱32との一体成形により形成されており、この第2ブリッジ36に、該第2ブリッジ36をランプボディ12に係合させるための係合用突起部36aが形成されているので、新たな部材を用いることなく、3本の導光柱32が、その両端部において位置決めされた状態でランプボディ12に支持される構成とすることができる。
上記実施形態においては、発光ダイオード22および導光柱32が3組配置されているものとして説明したが、2組あるいは4組以上配置されている場合においても、上記実施形態と同様の構成を採用することにより上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記実施形態においては、第2ブリッジ36に形成された上下1対の係合用突起部36aが、ランプボディ12に形成された1対の係合溝部12bに対して前方側から圧入される構成について説明したが、これ以外の構成を採用することももちろん可能である。例えば、上下1対の係合溝部12bの代わりに左方向に延びる上下1対の円筒孔をランプボディ12に形成しておき、これら上下1対の円筒孔に対して上下1対の係合用突起部36aが左側から挿入されることにより、導光柱ユニット18がその第2ブリッジ36においてランプボディ12に位置決め固定される構成とすることが可能である。
さらに、上記実施形態においては、車両用灯具10が、車両右側後端部に設けられるテールランプである場合について説明したが、車両左側後端部に設けられるテールランプである場合、あるいはテールランプ以外の灯具である場合においても、上記実施形態と同様の構成を採用することにより上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
図5は、上記実施形態の変形例を示す、図3と略同様の図である。
同図に示すように、本変形例においても、その基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、光源ユニット116に対する導光柱ユニット118の取付構造が上記実施形態の場合と異なっている。
すなわち、本変形例の導光柱ユニット118は、その第1ブリッジ134が、各導光柱132の左端面から右方向に所定距離離れた位置に形成されており、かつ、灯具前後方向に延びる鉛直面に対して右側に傾斜している。
各導光柱132における左端面から第1ブリッジ134までの左端部分132Bは、略円錐面状の周面を有している。そして、この左端部分132Bは、その左端面に形成された球面状の凹部132bから入射した発光ダイオード22からの光を、該左端部分132Bの周面から出射させることなく各導光柱132の本体部分(すなわち、第1ブリッジ134よりも右側に位置する部分)132Aまで導くようになっている。
その際、各導光柱132の本体部分132Aに形成された複数のノッチ132a、第1ブリッジ134の上下両端部に形成された後方へ延びる突起部134aおよびその先端部134a1、ならびに上下1対のボス134bの構成については、上記実施形態の場合と同様である。
本変形例の導光柱ユニット118においては、その第1ブリッジ134に、各ボス134bの位置から左側方へ延びる位置決め用の突起部134cが形成されている。
一方、本変形例の光源ユニット116は、その光源支持部材124が階段状に形成されており、これに伴い、1対の金属板126A、126Bの配置も階段状になっている。
その際、各発光ダイオード22は、その構成自体は上記実施形態の場合と同様であるが、その配置が階段状になっている点で上記実施形態の場合と異なっている。
そして、本変形例の光源ユニット116においては、その光源支持部材124の上下両端部に形成された1対のブラケット124aが、右方向に平面状に延びるようにして比較的広幅で形成されている。これら各ブラケット124aに、位置決め孔124a1およびネジ挿通孔124a2が形成されている点は、上記実施形態の場合と同様であるが、その位置関係が上記実施形態の場合と逆になっている。
本変形例においては、これら各ブラケット124aに形成されたネジ挿通孔124c1を介してネジ44をボス134bに締め付けることにより、導光柱ユニット118の光源ユニット116に対する固定支持が行われるようになっている。
その際、導光柱ユニット118の第1ブリッジ134に形成された各突起部134aの先端部134a1を、導光柱ユニット118の第1ブリッジ134に形成された各位置決め孔124a1に挿入して、該突起部134aを光源支持部材124のブラケット124aに当接させることにより、光源ユニット116に対する導光柱ユニット118の前後方向の位置決めが正確に行われるようになっている。またこのとき、各突起部134aの先端部134a1と各位置決め孔124a1との係合により、光源ユニット116に対する導光柱ユニット118の上下および左右方向の位置決めも略正確に行われるようになっている。そしてこれにより、ネジ挿通孔124c1を介してのネジ44のボス112aへの締付けを円滑に行い得るようになっている。
また、導光柱ユニット118側の各ボス134bと光源ユニット116側の各ネジ挿通孔124c1とを芯出ししたとき、導光柱ユニット118の第1ブリッジ134に形成された各突起部134cの先端面が光源支持部材124の右側面に当接するように、各ネジ挿通孔124c1の形成位置が設定されている。そしてこれにより、ネジ44の締付けが完了した状態において、各突起部134cの先端面を光源支持部材124の右側面に当接させるようにして、光源ユニット116に対する導光柱ユニット118の左右方向の位置決めが正確に行われるようになっている。
本変形例の構成を採用した場合においても、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
しかも本変形例の構成を採用することにより、各導光柱132の導光機能を確保した上で、第1ブリッジ134および各発光ダイオード22の配置の自由度を高めることができる。
なお、上記実施形態および変形例において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
10 車両用灯具
12 ランプボディ
12a ボス
12b 係合溝部
14 透光カバー
16、116 光源ユニット
18、118 導光柱ユニット
22 発光ダイオード
22a 発光チップ
22b 基板
22c 樹脂モールド
22c1 ベース部
22c2 球面部
22d 端子
24、124 光源支持部材
24a、124a ブラケット
24a1、124a1 位置決め孔
24a2、24c1、124a2、124c1 ネジ挿通孔
24b、34a、134a、134c 突起部
24c タブ
26A、26B、126A、126B 金属板
26Aa、26Ba 端子部
32、132 導光柱
32a、132a ノッチ
32b、132b 凹部
34、134 第1ブリッジ
34a1、134a1 先端部
34b、134b ボス
36 第2ブリッジ
36a 係合用突起部
42、44 ネジ
132A 本体部分
132B 左端部分

Claims (7)

  1. ランプボディとこのランプボディの開口部に取り付けられた透光カバーとで構成される灯室内に、発光ダイオードとこの発光ダイオードからの出射光を一端面から入射させて周面から出射させる導光柱とが、複数組配置されてなる車両用灯具において、
    上記複数の発光ダイオードが、共通の光源支持部材に固定支持されるとともに、この光源支持部材が、上記ランプボディに固定支持されており、
    上記複数の導光柱における上記一端面側の端部に、これら複数の導光柱を連結する第1ブリッジが、これら複数の導光柱との一体成形により形成されており、
    上記第1ブリッジに、上記光源支持部材に当接した状態で該光源支持部材に固定支持される固定支持部が形成されている、ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 上記固定支持部が、上記複数の導光柱の間に形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 上記第1ブリッジにおける上記光源支持部材への固定支持が、上記各導光柱が延びる方向と交差する方向にネジを締め付けることにより行われている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
  4. 上記第1ブリッジおよび上記光源支持部材に、上記各導光柱の一端面を上記各発光ダイオードに対して位置決めするための位置決め構造が設けられている、ことを特徴とする請求項3記載の車両用灯具。
  5. 上記複数の導光柱における上記一端面側の端部とは反対側の端部に、これら複数の導光柱を連結する第2ブリッジが、これら複数の導光柱との一体成形により形成されており、
    この第2ブリッジに、該第2ブリッジを上記ランプボディに係合させるための係合用突起部が形成されている、ことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の車両用灯具。
  6. 上記第1ブリッジが、上記各導光柱の上記一端面から所定距離離れた位置に形成されており、
    上記各導光柱における上記一端面から上記第1ブリッジまでの部分が、上記一端面から入射した上記発光ダイオードからの光を、上記各導光柱における上記第1ブリッジに関して上記一端面とは反対側に位置する部分まで導くように形成されている、ことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の車両用灯具。
  7. 上記複数組の発光ダイオードと導光柱とが、並列に配置されている、ことを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の車両用灯具。
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