JP4113226B2 - 配線用ボックス - Google Patents

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本発明は、コンセントやスイッチ等の配線器具を収容し、建物を構成する柱に設置される配線用ボックスに関するものである。
一般に壁においては、羽目板やボードを取り付けるために壁裏の柱の前面に胴縁材を設置することがある。胴縁材を柱の前面に設置するにあたっては、ボックス本体の前面を胴縁材の表面と略同一平面上に位置させるようにして配線用ボックスを当該柱に設置する必要がある。なぜなら、ボックス本体の前面が胴縁材の表面よりも前方に位置すると胴縁材の表面に沿って羽目板やボードを設置することが困難となり、逆にボックス本体の前面が胴縁材の表面よりも後方に位置すると配線用ボックスに配線器具を取り付ける際の作業性が低下するためである。
そこで、ボックス本体の前面と胴縁材の表面を容易に略同一平面上に位置させるようにすることができる配線用ボックスとして、例えば特許文献1に記載のものが提案されている。図6(a),(b)は、同公報に記載の配線用ボックス30を柱31に取り付けた状態を示す斜視図である。同図に示すように、配線用ボックス30のボックス本体32の側面には、ボックス本体32の前面に平行し、且つボックス本体32の後面側を向いた段差面33が形成されている。また、ボックス本体32の前面と段差面33との間の距離Dは、柱31の前面(壁表側の面)に設置される胴縁材(図示せず)の厚みと略同一の寸法に設定されている。このため、ボックス本体32の前面を前記胴縁材の表面と略同一平面上に位置させるようにして配線用ボックス30を柱31に設置する場合には、図6(a)に示すように、段差面33を柱31の前面に当接させさえすればよいようになっている。
特開平9−298821号公報
一方で、胴縁材を使用しないで柱の前面に沿って壁材を設ける場合には、ボックス本体の前面を柱の前面と略同一平面上に位置させるようにして配線用ボックスを当該柱に設置する必要がある。なぜなら、ボックス本体の前面が柱の前面よりも前方に位置すると柱の前面に沿って壁材を設けることが困難となり、逆にボックス本体の前面が柱の前面よりも後方に位置すると配線用ボックスに配線器具を取り付ける際の作業性が低下するためである。
上記従来の配線用ボックス30を柱31に設置するにあたってボックス本体32の前面を柱31の前面と略同一平面上に位置させるようにする場合には、ボックス本体32の側面のうち段差面33が形成された面を柱31の側面に当接させて取り付けることは困難であり、無理に取り付けても安定が悪い。このため、図6(b)に示すように、段差面33が形成されていない面を柱31の側面に当接させて設置する必要があり、設置上の制約があった。このような制約があると、配線用ボックス30を柱31に設置する際の作業性の低下を招くという問題があった。
本発明は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、ボックス本体の前面を胴縁材の表面と略同一平面上に位置させるようにして柱に設置する場合にあってはその位置決めを容易化することができ、ボックス本体の前面を柱の前面と略同一平面上に位置させるようにして柱に設置する場合にあってはその設置上の制約を少なくすることができる配線用ボックスを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、配線器具を装入可能な開口を前面に有する有底箱状に形成され建物を構成する柱に固定されるボックス本体と、ボックス本体の側壁外面にあって前面より底面側に後退した位置に突出して形成された固定座と、前記柱の側面に当接して固定される当接面とを備えた配線用ボックスであって、前記固定座の側面には、前記柱の側面に当接して固定される当接面を備え、前記固定座の側面と隣り合う上面及び下面には、前記柱の前面に設置される胴縁材の厚みと略同一の寸法だけ前面から退いた位置を表示する位置表示部を備え、前記固定座の前面には、前記ボックス本体の前面と同一面を表示する表示部を備え、前記当接面を柱の側面に当接させた状態でボックス本体の柱に対する位置を前後に調整可能であり、ボックス本体の前面を柱の前面と略同一平面上に位置させて設置可能であると共に、前記位置表示部を柱の前面に位置合わせして前記当接面を前記柱の側面に固定することによりボックス本体の前面を柱の前面から前記胴縁材の厚さ分突出させて設置可能であることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の配線用ボックスにおいて、前記位置表示部は、前記当接面に近接して位置することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の配線用ボックスにおいて、前記位置表示部は、外向きに凸の形状をなすことを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の配線用ボックスにおいて、前記ボックス本体の前面と同一面を表示する表示部を、前記固定座の前面の上下方向において位置が相違する少なくとも二箇所に備えたことを要旨とする。
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
請求項1〜3に記載の発明によれば、ボックス本体の前面を胴縁材の表面と略同一平面上に位置させるようにして柱に設置する場合にあってはその位置決めを容易化することができ、ボックス本体の前面を柱の前面と略同一平面上に位置させるようにして柱に設置する場合にあってはその設置上の制約を少なくすることができる。また、位置表示部の視認性を向上させることができる。加えて、保管時などに嵩高となるおそれが少ない。
請求項4に記載の発明によれば、ボックス本体の前面を柱の前面に対し常に平行にして配線用ボックスを設置することが可能である。
以下、本発明を具体化した一実施形態について図面に基づき説明する。
図1〜図3は本実施形態における配線用ボックス10を示す図で、図1(a)は正面図、図1(b)は側面図、図2及び図3は斜視図である。これらの図に示すように、配線用ボックス10は、ボックス本体11と、ボックス本体11の側面に形成された固定座12から主に構成されている。なお、本明細書における上下、前後、左右は、特に断らない限り図1にそれぞれ矢印で示す配線用ボックス10の上下軸、前後軸、左右軸に沿う方向をいう。
ボックス本体11は、矩形板状の底壁13と該底壁13の周縁から延出して形成された側壁14とを有しており、前記底壁13に対向する面(前面)には、コンセント、スイッチ等の配線器具を装入可能な開口が全面にわたり形成されている。すなわち、ボックス本体11は有底無蓋の四角箱状をなしている。
ボックス本体11には、成形時の離型を容易にするために抜き勾配が設けられている。すなわち、側壁14の外面は配線用ボックス10の前後軸に対し僅かに傾斜して形成されている。ただし、図3に示すように、右側の長側壁14aの外面の一部には配線用ボックス10の上下軸及び前後軸に平行な面状をなす平坦部15が形成され、この平坦部15においては抜き勾配がゼロになっている。なお、平坦部15は上下方向の幅が狭い幅狭の形状をなし、そのうえ限られた部位(本例では上下二箇所)のみに設けられているので、この平坦部15により配線用ボックス10の成形時の離型が妨げられるおそれはない。
ボックス本体11の隣り合う側壁14外面の稜にはそれぞれ、稜の延びる方向に沿って突条16が形成されている。これら突条16は外向きに凸の形状をなし、ボックス本体11の前端から後方に向かって中途まで形成されている。図1(b)に示すように、各突条16の後端16a(位置表示部)とボックス本体11の前面との間の距離D1は、後述する胴縁材の厚み寸法と等しく設定されている。図1(a)に示すように、突条16は、当該突条16の設けられた稜を間に挟んで隣り合う側壁14の外面同士の交線Lよりも内側に位置し、交線Lよりも外側に突出しないようになっている。
前記側壁14のうち底壁13の長辺に形成されて相互に対向する一対の長側壁14aには、前後方向に延びる細長の孔17がそれぞれ形成されている。一方、底壁13の内面にはボス部18が突設されている。ボス部18はねじ孔18aを有しており、コンセント、スイッチ等の配線器具(図示せず)をねじ止めして取り付けられるようになっている。
前記固定座12は、一対の長側壁14aのうち左側の長側壁14aの外面に突出して形成されている。固定座12は、図1(b)に示すように、長側壁14aの外面にあってボックス本体11の前面より底面側(底壁13の側)に後退した位置に形成されている。そして、建物を構成する柱に配線用ボックス10を設置する際には、通常この固定座12の側面を柱の側面に当接させて固定するようになっている。すなわち、ボックス本体11が柱に固定されるときに柱の側面に当接される当接面は、固定座12の側面によって通常構成されている。
固定座12には、同固定座12を柱の側面に当接させた際にボックス本体11の前面と同一面を柱に表示する突部19が三つ設けられている。これら突部19は上下方向に等間隔おきに設けられており、そのうち中央に位置する突部19が設けられた箇所は、配線用ボックス10の上下方向中央に一致している。
また前記固定座12の上下二箇所の稜にも、その稜の延びる方向に沿って突条20がそれぞれ形成されている。これらの突条20も外向きに凸の形状をなし、固定座12の後端から前方に向かって中途まで形成されている。図1(b)に示すように、各突条20の前端20a(位置表示部)とボックス本体11の前面との間の距離D2は、前述の距離D1と同一であり、後述する胴縁材の厚み寸法と等しく設定されている。
次に、上記のように構成された配線用ボックス10の作用を説明する。
配線用ボックス10を柱に設置するにあたっては、配線用ボックス10の設置後にその柱の前面(壁表側の面)に沿って直接壁材を設ける場合とその柱の前面に胴縁材を設置してその胴縁材の表面に羽目板やボードを取り付ける場合で設置の仕方が異なってくる。
まず前者の場合には、図4(a)に示すように、ボックス本体11の前面と柱21の前面を同一平面上に位置させるようにして配線用ボックス10を柱21に設置する。この場合には、固定座12の側面を柱21に当接させて突部19の前端を柱の前面に整合させることによって、ボックス本体11の前面を柱21の前面に位置合わせする。こうして配線用ボックス10の前後方向の位置を決定した後、長側壁14aの孔17から柱21にビス22をねじ込むことで、ボックス本体11の前面が柱21の前面と略同一平面上に位置した状態で配線用ボックス10が柱21に設置される。
次に後者の場合には、図4(b)に示すように、ボックス本体11の前面を柱21の前面から胴縁材の厚さ分突出させた状態で配線用ボックス10を柱21に設置する。この場合には、固定座12の側面を柱21に当接させて突条16の後端16a及び突条20の前端20aを柱21の前面に位置合わせする。こうして配線用ボックス10の前後方向の位置を決定した後、長側壁14aの孔17から柱21にビス22をねじ込むことで、ボックス本体11の前面が柱21の前面から胴縁材の厚さ分突出した状態で配線用ボックス10が柱21に設置される。
なお、図5に示すように、固定座12の設けられていない右側の長側壁14aの外面、すなわち、ボックス本体11の右側面を柱21に当接させた状態で配線用ボックス10を柱21に設置することも可能である。この場合は、ボックス本体11の右側面が当接面を構成する。図5では、ボックス本体11の前面を胴縁材の表面と同一平面上に位置させるべく、突条16の後端16aを柱21の前面に位置合わせして設置した場合を例示しているが、ボックス本体11の前面を柱21の前面に位置合わせして設置することも勿論可能である。このとき、柱21に当接する右側の長側壁14aの外面には、配線用ボックス10の上下軸及び前後軸に平行な平坦部15が設けられているので、配線用ボックス10の上下軸及び前後軸は柱21の側面に対して確実に平行になるようになっている。
さらには、図示しないが、ボックス本体11の上側面又は下側面を柱21に当接させて配線用ボックス10を柱21に設置することも可能である。この場合は、ボックス本体11の上側面又は下側面が当接面を構成する。このとき配線用ボックス10は、ボックス本体11の上側面又は下側面に穿設された孔23から柱21にビスをねじ込むことで柱21に固定される。
本実施形態によって得られる効果について、以下に記載する。
・ 突条16の後端16aとボックス本体11の前面との間の距離D1及び突条20の前端20aとボックス本体11の前面との間の距離D2は、配線用ボックス10の設置後に柱21の前面に設置される胴縁材の厚み寸法と等しく設定されている。従って、突条16の後端16a又は突条20の前端20aを柱21の前面に位置合わせすることによって、簡単にボックス本体11の前面と胴縁材の表面を同一平面上に位置させることができる。
・ 配線用ボックス10は、ボックス本体11の前面を柱21の前面と同一平面上に位置させる場合であっても、ボックス本体11の前面を胴縁材の前面と同一平面上に位置させる場合と同様に、固定座12の側面を柱21に当接させて設置される。すなわち、ボックス本体11の前面を柱21の前面と同一平面上に位置させるようにして配線用ボックス10を柱21に設置する場合であっても、その設置上、特段の制約が生じることはなく、設置の際の作業性が低下するおそれはない。
・突条16は、ボックス本体11の隣り合う側壁14外面の稜に設けられている。このため、配線用ボックス10を固定座12の側面を柱21に当接させて設置する場合であっても、またボックス本体11の右側面、上側面又は下側面を柱21に当接させて設置する場合であっても、常にいずれかの突条16の後端16aが柱21の側面に近接して位置するようになっている。従って、突条16の後端16aを柱21の前面に対して位置合わせすることが容易である。
・ 固定座12の上下の稜に突条20を設けているので、固定座12の側面を当接させて配線用ボックス10を柱21に設置する場合に、その突条20の前端20aを柱21の側面に特に近接して位置させることができる。よって、固定座12の側面を当接させて配線用ボックス10を柱21に設置する場合に、突条20の前端20aと柱21の前面とを容易に位置合わせすることができる。
・ 本実施形態では、突条16をボックス本体11の稜に設けている。例えば突条16をボックス本体11の側面に設けた場合には、その突条16の設けられた側面を正面に見ない限り当該突条16の後端16aを視認することは困難であるが、本実施形態のように稜に設けた場合には、その稜を間に挟んで隣り合う二つの側面のいずれかを正面に見たときに当該突条16の後端16aを視認でき、視認しやすい。よって、突条16の後端16aを柱21の前面に位置合わせする際の作業性が向上する。
・ 本実施形態の場合、位置表示部が、外向きに凸の形状をなす突条16の後端16a又は突条20の前端20aによって構成されている。そのため、指触によってもその位置を確認することができる。
・ 本実施形態では、突条16が、当該突条16の設けられた稜を間に挟んで隣り合う側壁14の外面同士の交線Lよりも内側に位置し、交線Lよりも外側に突出しないようになっている。これが前記交線Lよりも外側に突出していると、ボックス10の側面と別のボックス10の側面とを合わせるようにしたときに、突条16が干渉して側面同士を密着させることができないために嵩高になってしまう。それに対し本実施形態の場合は、ボックス10の側面同士を密着させることができるので、上記のような理由で保管時などに嵩高になるおそれはない。
・ 位置表示部である突条16の後端16aを、上下方向で位置が相違する二箇所に有しているので、上下方向で位置が相違する二箇所においてボックス本体11の前後方向の位置合わせをすることができる。よって、上部と下部で前後にずれた傾斜状態でボックス本体11が柱21に固定されるのを防ぐことができる。
・配線用ボックス10は、上下方向で位置が相違する三箇所に突部19を有している。このため、上下方向で位置が相違する複数の箇所において柱21の前面に対しボックス本体11の前面を位置合わせすることができる。よって、上部と下部で前後にずれた傾斜状態でボックス本体11が柱21に固定されるのを防ぐことができる。
なお、前記実施形態を次のように変更して構成することもできる。
・ 突条16,20を省略し、それら突条16の後端16a又は突条20の前端20aに相当する位置に点状の突起を設けるようにしてもよい。この場合は、突起を柱21の前面に位置合わせすることで、ボックス本体11の前面と胴縁材の表面を同一平面上に位置させることができる。なお、突起に代えて凹部でもよいし、稜と面一な印でもよい。
・ 固定座12にある突条20を省略してもよい。このように突条20を省略しても、ボックス本体11の稜に設けた突条16の後端16aを柱21の前面に位置合わせすることによってボックス10の前面を胴縁材の表面と同一平面上に位置させることができる。
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
(1)配線器具を装入可能な開口を前面に有する有底箱状に形成され建物を構成する柱に固定されるボックス本体と、前記柱の側面に当接して固定される当接面とを備えた配線用ボックスであって、
前記柱の前面に設置される胴縁材の厚みと略同一の寸法だけ前面から退いた位置を表示する位置表示部を備え、前記当接面を柱の側面に当接させた状態でボックス本体の柱に対する位置を前後に調整することによって、ボックス本体の前面を柱の前面から前記胴縁材の厚さ分突出させて設置すること、及びボックス本体の前面を柱の前面と略同一平面上に位置させて設置することがともに可能であることを特徴とする配線用ボックス。このように構成すれば、ボックス本体の前面を胴縁材の表面と略同一平面上に位置させるようにして柱に設置する場合にあってはその位置決めを容易化することができ、ボックス本体の前面を柱の前面と略同一平面上に位置させるようにして柱に設置する場合にあってはその設置上の制約を少なくすることができる。
(2)前記ボックス本体の前面と同一面を表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の配線用ボックス。なお、「表示部」とは前記実施形態では「突部19」をいう。このように構成した場合、柱の側面に記された罫書き線や柱の前面などに表示部を整合させることによって、ボックス本体の前面を所望位置に容易に位置させることが可能である。
(3)前記ボックス本体の前面と同一面を表示する表示部を上下方向において位置が相違する少なくとも二箇所に備えたことを特徴とする上記(2)に記載の配線用ボックス。このように構成した場合、ボックス本体の前面を柱の前面に対し常に平行にして配線用ボックスを設置することが可能である。
(a)は実施形態の配線用ボックスを示す正面図、(b)は同左側面図。 実施形態の配線用ボックスを示す左前方からの斜視図。 実施形態の配線用ボックスを示す右前方からの斜視図。 実施形態の配線用ボックスを柱に取り付けた状態を示す斜視図。 実施形態の配線用ボックスを柱に取り付けた状態を示す斜視図。 従来の配線用ボックスを柱に取り付けた状態を示す斜視図。
符号の説明
10…配線用ボックス、11…ボックス本体、12…固定座、14…側壁、19…表示部としての突部、20a…位置表示部としての突条の前端、21…柱。

Claims (4)

  1. 配線器具を装入可能な開口を前面に有する有底箱状に形成され建物を構成する柱に固定されるボックス本体と、ボックス本体の側壁外面にあって前面より底面側に後退した位置に突出して形成された固定座と、前記柱の側面に当接して固定される当接面とを備えた配線用ボックスであって、
    前記固定座の側面には、前記柱の側面に当接して固定される当接面を備え、前記固定座の側面と隣り合う上面及び下面には、前記柱の前面に設置される胴縁材の厚みと略同一の寸法だけ前面から退いた位置を表示する位置表示部を備え、前記固定座の前面には、前記ボックス本体の前面と同一面を表示する表示部を備え、前記当接面を柱の側面に当接させた状態でボックス本体の柱に対する位置を前後に調整可能であり、ボックス本体の前面を柱の前面と略同一平面上に位置させて設置可能であると共に、前記位置表示部を柱の前面に位置合わせして前記当接面を前記柱の側面に固定することによりボックス本体の前面を柱の前面から前記胴縁材の厚さ分突出させて設置可能であることを特徴とする配線用ボックス。
  2. 前記位置表示部は、前記当接面に近接して位置することを特徴とする請求項1に記載の配線用ボックス。
  3. 前記位置表示部は、外向きに凸の形状をなすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配線用ボックス。
  4. 前記ボックス本体の前面と同一面を表示する表示部を、前記固定座の前面の上下方向において位置が相違する少なくとも二箇所に備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の配線用ボックス。
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