JPH064627Y2 - 筐体連結具 - Google Patents
筐体連結具Info
- Publication number
- JPH064627Y2 JPH064627Y2 JP2742189U JP2742189U JPH064627Y2 JP H064627 Y2 JPH064627 Y2 JP H064627Y2 JP 2742189 U JP2742189 U JP 2742189U JP 2742189 U JP2742189 U JP 2742189U JP H064627 Y2 JPH064627 Y2 JP H064627Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- housings
- connector
- shaped
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は筺体連結具に係わり、特に複数個の筺体をずれ
がなく安定的に連結設置するための筺体連結具に関す
る。
がなく安定的に連結設置するための筺体連結具に関す
る。
［従来の技術および考案が解決すべき課題］ アパート・マンション等の集合玄関に用いるインターフ
ォンの玄関子機の露出取り付け用筺体を必要に応じて多
数個に増設する際、取り付け用筺体２は第７図に示すよ
うに、壁面に固定するための取り付け用穴３が設けられ
ており、この取り付け用穴３から壁面にねじ等をねじこ
んで固定していた。
ォンの玄関子機の露出取り付け用筺体を必要に応じて多
数個に増設する際、取り付け用筺体２は第７図に示すよ
うに、壁面に固定するための取り付け用穴３が設けられ
ており、この取り付け用穴３から壁面にねじ等をねじこ
んで固定していた。
ところがこれら取り付け用筺体２は同一壁面上に並置す
るようには製造されておらず、先に設置した筺体２に筺
体２を追加設置すると隣接する筺体２の間に第７図に示
すような間隙４（斜線部）や第８図に示すようなわらい
５（斜線部）と呼ばれるずれを生じる欠点があった。あ
るいは、取り付け用筺体２を複数個並置し取り付け穴３
からねじをねじこんで止めると、上記と同様なずれを生
じた。
るようには製造されておらず、先に設置した筺体２に筺
体２を追加設置すると隣接する筺体２の間に第７図に示
すような間隙４（斜線部）や第８図に示すようなわらい
５（斜線部）と呼ばれるずれを生じる欠点があった。あ
るいは、取り付け用筺体２を複数個並置し取り付け穴３
からねじをねじこんで止めると、上記と同様なずれを生
じた。
［考案の目的］ 本考案は上記の点を解決するためになされたもので、複
数個の取り付け用筺体を、筺体から取り出した筺体連結
具を用いて、ずれがなく安定的に連結固定する筺体連結
具を提供することを目的とする。
数個の取り付け用筺体を、筺体から取り出した筺体連結
具を用いて、ずれがなく安定的に連結固定する筺体連結
具を提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するために、本考案による筺体連結具
は、複数個の筺体を連結設置するための筺体連結具であ
って、筺体連結具の平面はＨ字形をなし、Ｈ字形の横線
部の正面はアーチ形であり、筺体の後壁の一部に一体的
に成型して成る。
は、複数個の筺体を連結設置するための筺体連結具であ
って、筺体連結具の平面はＨ字形をなし、Ｈ字形の横線
部の正面はアーチ形であり、筺体の後壁の一部に一体的
に成型して成る。
［実施例］ 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳述する。
第１図に示すように、本考案による筺体連結具１の平面
はＨ字形であり、Ｈ字形の左右一対の縦線部１０の側面
は側壁１１を成す。Ｈ字形の横線部１２の正面１３は切
り欠き１４によりアーチ形を成す。第３図に示すよう
に、本考案による筺体連結具１は、筺体２の後壁の一部
に一体的に成型されており、筺体２の後壁の一部から取
り出して使用する。筺体連結具１を取り出した跡は、取
り出し跡２０として残るが（第４図参照）、筺体２の後
壁の一部であり、筺体２には玄関子機が嵌合されるので
使用時には美観的にも強度的にも全く問題はない。筺体
２の一部から取り出された筺体連結具１は、第２図に示
すように、側壁１１の対角線位置にはそれぞれ爪部１
５、１６を備えており、かつ、対向する側壁１１は左右
対称である。側壁１１の対角線位置にある爪部１５、１
６はいずれも、筺体２から筺体連結具１を取り出しやす
いよう設けられた突起部で、容易に切取る（あるいは折
り取る）ことができる。そのため実際に筺体連結具１と
して使用する際には、爪部１５、１６は切取られ（ある
いは折り取られ）、第１図に示すように、縦線部１０の
上下面は平らとなる。筺体連結具１を含む筺体２は、プ
ラスチック等の合成樹脂成形品が好適であるが、板金等
の他の材料も同じく好適である。
はＨ字形であり、Ｈ字形の左右一対の縦線部１０の側面
は側壁１１を成す。Ｈ字形の横線部１２の正面１３は切
り欠き１４によりアーチ形を成す。第３図に示すよう
に、本考案による筺体連結具１は、筺体２の後壁の一部
に一体的に成型されており、筺体２の後壁の一部から取
り出して使用する。筺体連結具１を取り出した跡は、取
り出し跡２０として残るが（第４図参照）、筺体２の後
壁の一部であり、筺体２には玄関子機が嵌合されるので
使用時には美観的にも強度的にも全く問題はない。筺体
２の一部から取り出された筺体連結具１は、第２図に示
すように、側壁１１の対角線位置にはそれぞれ爪部１
５、１６を備えており、かつ、対向する側壁１１は左右
対称である。側壁１１の対角線位置にある爪部１５、１
６はいずれも、筺体２から筺体連結具１を取り出しやす
いよう設けられた突起部で、容易に切取る（あるいは折
り取る）ことができる。そのため実際に筺体連結具１と
して使用する際には、爪部１５、１６は切取られ（ある
いは折り取られ）、第１図に示すように、縦線部１０の
上下面は平らとなる。筺体連結具１を含む筺体２は、プ
ラスチック等の合成樹脂成形品が好適であるが、板金等
の他の材料も同じく好適である。
［考案の作用］ つぎに本考案による筺体連結具の作用を説明する。
２個の筺体２を連結設置する場合についてみると、第４
図に示すように、連結設置する筺体２の後面側壁の２ヵ
所に筺体連結具１を用いて挟持する。後面からの概観
は、第５図に示す通りである。第６図に示すように、Ｈ
形の筺体連結具１の切り欠き１４を下にして（第１図の
矢印方向に）２個の筺体２の後面側壁にある溝２４に嵌
合させる。筺体２の後面側壁にある溝２４には、Ｈ形の
筺体連結具１を支持する突起２１、２２、２３が突出し
ているので、筺体連結具１のＨ形の形状、アーチ形の形
状、切り欠き１４および筺体連結具１自身の弾力性によ
り、筺体連結具１による２個の筺体２をずれを生じさせ
ず密着させて連結する。
図に示すように、連結設置する筺体２の後面側壁の２ヵ
所に筺体連結具１を用いて挟持する。後面からの概観
は、第５図に示す通りである。第６図に示すように、Ｈ
形の筺体連結具１の切り欠き１４を下にして（第１図の
矢印方向に）２個の筺体２の後面側壁にある溝２４に嵌
合させる。筺体２の後面側壁にある溝２４には、Ｈ形の
筺体連結具１を支持する突起２１、２２、２３が突出し
ているので、筺体連結具１のＨ形の形状、アーチ形の形
状、切り欠き１４および筺体連結具１自身の弾力性によ
り、筺体連結具１による２個の筺体２をずれを生じさせ
ず密着させて連結する。
以上の実施例は２個の筺体を連結設置する場合である
が、３個以上の筺体の連結設置についても同様に好適で
ある。
が、３個以上の筺体の連結設置についても同様に好適で
ある。
また、連結しない場合にも、筺体２には玄関子機が嵌合
するので使用時には美観的にも強度的にも全く問題はな
い。
するので使用時には美観的にも強度的にも全く問題はな
い。
［考案の効果］ 以上の実施例からも明らかなように、本考案による筺体
連結具は、複数個の筺体を連結設置するための筺体連結
具であって、筺体連結具の平面はＨ字形をなし、Ｈ字形
の横線部の正面はアーチ形であり、筺体の後壁の一部に
一体的に成型して成るので、単独使用にも好適であり、
別のねじや接着剤等の追加部品が不用で、複数個の取り
付け用筺体を、筺体から取り出した筺体連結具を用い
て、ずれがなく安定的に連結固定することができる。
連結具は、複数個の筺体を連結設置するための筺体連結
具であって、筺体連結具の平面はＨ字形をなし、Ｈ字形
の横線部の正面はアーチ形であり、筺体の後壁の一部に
一体的に成型して成るので、単独使用にも好適であり、
別のねじや接着剤等の追加部品が不用で、複数個の取り
付け用筺体を、筺体から取り出した筺体連結具を用い
て、ずれがなく安定的に連結固定することができる。
第１図は本考案による筺体連結具を示す斜視図、第２図
はそれが筺体から取り出された状態を示す斜視図、第３
図は本考案による筺体連結具を筺体から取り出す前の両
者の関係を示す図、第４図は本考案による筺体連結具の
使用例を示す図、第５図はその背面図、第６図はその部
分拡大図、第７図および第８図は従来の筺体連結の状態
を示す図である。 １……筺体連結具 １０……縦線部 １１……側壁 １２……横線部 １４……切り欠き １５、１６……爪部 ２……筺体
はそれが筺体から取り出された状態を示す斜視図、第３
図は本考案による筺体連結具を筺体から取り出す前の両
者の関係を示す図、第４図は本考案による筺体連結具の
使用例を示す図、第５図はその背面図、第６図はその部
分拡大図、第７図および第８図は従来の筺体連結の状態
を示す図である。 １……筺体連結具 １０……縦線部 １１……側壁 １２……横線部 １４……切り欠き １５、１６……爪部 ２……筺体
Claims (1)
- 【請求項１】複数個の筺体（２）を連結設置するための
筺体連結具であって、前記筺体連結具の平面はＨ字形を
なし、前記Ｈ字形の左右一対の縦線部（１０）の側面は
側壁（１１）となり、前記Ｈ字形の横線部（１２）の正
面（１３）はアーチ形であり、前記筺体（２）の後壁の
一部に一体的に成型して成ることを特徴とする筺体連結
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2742189U JPH064627Y2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 筐体連結具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2742189U JPH064627Y2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 筐体連結具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02118975U JPH02118975U (ja) | 1990-09-25 |
| JPH064627Y2 true JPH064627Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31249899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2742189U Expired - Lifetime JPH064627Y2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 筐体連結具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064627Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0739269Y2 (ja) * | 1991-04-11 | 1995-09-06 | 日東工業株式会社 | 電気機器収納用箱の連結装置 |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP2742189U patent/JPH064627Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02118975U (ja) | 1990-09-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |