JP2003280034A - Tft基板およびそれを用いる液晶表示装置 - Google Patents

Tft基板およびそれを用いる液晶表示装置

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JP2003280034A
JP2003280034A JP2002078930A JP2002078930A JP2003280034A JP 2003280034 A JP2003280034 A JP 2003280034A JP 2002078930 A JP2002078930 A JP 2002078930A JP 2002078930 A JP2002078930 A JP 2002078930A JP 2003280034 A JP2003280034 A JP 2003280034A
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tft
liquid crystal
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crystal display
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JP2002078930A
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Toru Amano
徹 天野
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置のTFTアクティブマトリクス
基板などとして用いられるTFT基板において、通常の
動画表示の動作状態と、静止画表示の待機状態とのいず
れにも適応可能にする。 【解決手段】 シフトレジスタ24aのフリップフロッ
プF1〜Fn+1等を構成するTFT40P,40Nを
バックゲート構造とし、バックバイアス切換え回路25
は、バックゲート電極43P,43Nに、前記TFT4
0P,40Nの動作状態と待機状態とで、バックゲート
電圧VBP,VBNをそれぞれ異なる値とする。したが
って、TFT40P,40Nの閾値電圧のばらつきを補
償するとともに、フローティングボディ効果を抑制する
ことができ、前記動作状態では、高速かつ正確な動作が
可能になり、前記待機状態では、オフ電流を低くして、
消費電力を削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁基板上に作成
されるTFT(薄膜トランジスタ)アクティブマトリク
ス基板およびそれを用いる液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記液晶表示装置等で用いられるアクテ
ィブマトリクス基板のTFTは、従来では、アモルファ
スシリコンで形成されていた。しかしながら、最近で
は、情報携帯端末、モバイルコンピュータ、カーナビゲ
ーションなどの普及に伴い、小型で高精細、高解像度、
高画質なアクティブマトリクス基板が求められるように
なってきた。このため、レーザアニールや固相成長(C
GS)等の技術によって、前記アモルファスシリコンの
TFTの移動度が0.5cm2 /V・sec程度である
のに対して、100〜200cm2 /V・sec程度に
飛躍的に高められる多結晶(ポリ)シリコンTFTをガ
ラス基板上に形成する技術が開発された。この高い移動
度によって、数MHz程度の周波数での駆動が可能とな
っている。
【0003】また、このようにガラス基板上に高移動度
のTFTが作成可能となることで、従来では、画素TF
Tを駆動するアナログおよび/またはデジタルの周辺駆
動回路が、単結晶シリコンチップに形成された後に該T
FTアクティブマトリクス基板上に取付けられていたの
に対して、表示部と同一の基板上に一体形成することが
可能になり、狭額縁化や薄型化が可能となっている。
【0004】しかしながら、このようにガラス基板上に
形成したSOI構造のTFTは、前記単結晶シリコンの
バルク(塊)上に形成したバルク構造のトランジスタに
比べて、閾値電圧Vthの制御が難しく、本来エンハン
スメント型であるはずの特性がディプレッション型にな
ってしまうという問題がある。また、基板がフローティ
ングになっていることで、ドレイン電圧Vd−ドレイン
電流Idの特性が非線形になるフローティングボディ効
果が生じるという問題もある。
【0005】ここで、図10を用いて、前記エンハンス
メント型とディプレッション型との違いを説明する。図
10はTFTのゲート−ソース間電圧Vgsとドレイン
電流Idとの関係を示すグラフであり、図10(a)お
よび図10(b)は前記エンハンスメント型の特性であ
り、図10(c)および図10(d)は前記ディプレッ
ション型の特性であり、また図10(a)および図10
(c)はNchTFTの特性であり、図10(b)およ
び図10(d)はPchTFTの特性である。
【0006】すなわち、前記エンハンスメント型は、た
とえばNchでは、図10(a)で示すように、ゲート
−ソース間電圧Vgsが0より大きく(enhanc
e)なったときにドレイン電流Idが流れ、ゲート−ソ
ース間電圧Vgsが印加されていないときには動作を行
わないノーマリーオフ動作となる。
【0007】これに対して、前記ディプレッション型
は、たとえばNchでは、図10(c)で示すように、
ゲート−ソース間電圧Vgsが0のときでもドレイン電
流Idが流れて動作しており、ノーマリーオン動作とな
る。これは、ディプレッション型では、元々チャネルが
形成されているためであり、ゲート−ソース間電圧Vg
sを前記閾値電圧Vthの絶対値以上にすることで、前
記チャネルに空乏層が形成されてキャリアが枯れ(de
pletion)、ドレイン電流Idが流れにくくな
る。
【0008】したがって、前述のようにTFTの特性が
エンハンスメント型からディプレッション型になってし
まうと、たとえば図11で示すようなCMOSインバー
タを考えた場合、入力信号inがハイレベルであるとき
には、NMOSトランジスタqnがONしても、PMO
SトランジスタqpがOFFして、出力outがGND
レベルになり、通常動作するのに対して、前記入力信号
inがローレベルになると、PMOSトランジスタqp
がONするとともに、NMOSトランジスタqnもON
して、電源Vccから貫通電流が流れ、誤動作するとと
もに、消費電流が増加する。すなわち、前記入力信号i
nのローレベルをVin、NMOSトランジスタqnの
閾値電圧をVthn、PMOSトランジスタqpの閾値
電圧をVthpとすると、Vthn≦Vin≦Vcc−
│Vthp│では、前記貫通電流が流れることになる。
【0009】このCMOSインバータは、前記画素TF
Tを駆動する周辺駆動回路を構成するクロックドインバ
ータ、NAND回路およびNOR回路等の基本であり、
該周辺駆動回路をTFTアクティブマトリクス基板上に
一体形成する場合には、前記誤動作や消費電流の問題
が、特に顕著である。
【0010】ここで、前記SOI構造のTFTの特性
が、エンハンスメント型からディプレッション型に変化
する理由としては、以下のことが考えられる。 1.多結晶シリコンは単結晶シリコンに比べて結晶性が
不均一であること。 2.安価なガラス基板を使用する低温多結晶シリコンで
は、ガラスの耐熱性が600℃程度と低いので、ゲート
酸化膜に熱酸化(1000℃程度)のプロセスが使えな
いこと。 3.ガラス基板からの不純物、または前記ガラス基板と
シリコン層との間に汚染を防止するために設けられる下
地膜の固定電荷。 4.多結晶シリコンの膜厚のばらつきによる膜中の空間
電荷量の増減による閾値のばらつき。 5.フローティングゲート効果によるTFT特性の変
化。
【0011】一方、上述のような問題を解決する典型的
な従来技術として、特開2001−51292号公報が
挙げられる。この先行技術では、バックゲート電極へ電
圧を印加することで、TFTの閾値電圧Vthを制御
し、前記消費電力の低減と動作周波数の向上とを選択す
るようになっている。すなわち、前記閾値電圧Vthを
制御して、TFTを、前記ディプレッション型とするこ
とでON時の電流は増加するけれども動作周波数を向上
し、前記エンハンスメント型とすることで動作周波数は
低下するけれどもOFF時の電流を減少するようになっ
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年では、前記
携帯機器で、一層消費電力を低減して電池寿命を延ばす
ために、たとえば携帯電話の待受け時のように、各画素
への画像データの書込みを停止する(間引く)待機モー
ドが設定されるようになっている。しかしながら、上述
の従来技術では、たとえばアクティブマトリクス基板の
走査信号線駆動回路はその周波数が低いために前記消費
電力の低減を実現する閾値電圧に設定され、データ信号
線駆動回路はその周波数が高いために前記動作周波数の
向上を実現する閾値電圧に設定され、このようなモード
の切換えに対応できないという問題がある。
【0013】本発明の目的は、モード切換えに対応する
ことができるTFTアクティブマトリクス基板およびそ
れを用いる液晶表示装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のTFT基板は、
絶縁基板上に薄膜トランジスタが形成されて成るTFT
基板において、前記薄膜トランジスタをバックゲート構
造とし、前記薄膜トランジスタの動作状態と待機状態と
でそれぞれ異なるバックゲート電圧を印加するバックバ
イアス切換え手段を含むことを特徴とする。
【0015】上記の構成によれば、液晶表示装置のTF
Tアクティブマトリクス基板などとして用いられるTF
T基板において、絶縁基板上に形成されることで、閾値
電圧のばらつきやフローティングボディ効果を生じ易い
薄膜トランジスタに対して、該薄膜トランジスタをバッ
クゲート構造とし、バックゲート電圧を印加すること
で、前記閾値電圧のばらつきを補償し、フローティング
ボディ効果を抑制可能にする。そして、前記液晶表示装
置における走査信号線駆動回路やデータ信号線駆動回路
などの論理回路を制御するスタンバイ信号と同期するな
どして、バックバイアス切換え手段は、前記薄膜トラン
ジスタの動作状態と待機状態とで、それぞれ異なるバッ
クゲート電圧を印加する。
【0016】したがって、前記動作状態では、高速かつ
正確な動作が可能になり、前記待機状態では、オフ電流
が低くなるように設定して、消費電力を削減することが
できる。
【0017】また、本発明の液晶表示装置は、前記のT
FT基板を用いることを特徴とする。
【0018】上記の構成によれば、液晶表示装置のTF
T基板は、高精細、高解像度化等が求められ、アモルフ
ァスシリコンから多結晶シリコン等の高移動度のTFT
が使用されるようになり、前記閾値電圧のばらつきやフ
ローティングボディ効果の影響が大きいので、本発明が
特に好適である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図1〜図8に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0020】図1は、本発明の実施の一形態の液晶表示
装置21の概略的構成を示すブロック図である。この液
晶表示装置21は、大略的に、表示部22を、走査信号
線駆動回路23およびデータ信号線駆動回路24で駆動
する。ただし、前記走査信号線駆動回路23およびデー
タ信号線駆動回路24ならびに後述するバックバイアス
切換え回路25は、TFTアクティブマトリクス基板か
ら成る表示パネル26に一体で形成されており、これら
の回路23〜25ならびに表示部22上のTFT27お
よびスタティックRAM型のメモリ回路28は、多結晶
シリコン薄膜トランジスタで形成される。
【0021】前記スタティックRAM型のメモリ回路2
8は、各画素のTFT27に個別に対応して設けられ、
TFT27によって取込まれた画像データを保持してお
くためのものであり、たとえばTFTから成る2段の縦
続接続されたCMOSインバータの1段目の入力を入出
力とし、2段目の出力を1段目の入力に帰還して構成さ
れる。そして、静止画を表示する場合、このメモリ回路
28に記憶されているデータを用いて表示を行い、後述
するスタンバイ信号STBYがアクティブとなって前記
信号線駆動回路23,24の動作が停止される。
【0022】一方、走査信号線駆動回路23は、前記ク
ロックドインバータ等から成るシフトレジスタ23aか
ら構成され、外部から入力されるスタートパルスSPを
クロックCKに応答して順次シフト出力してゆくこと
で、前記表示部22における各走査信号線に順次選択出
力を導出する。また、データ信号線駆動回路24は、前
記クロックドインバータ等から成り、前記スタートパル
スSPをクロックCKに応答して順次シフト出力してゆ
くシフトレジスタ24aおよびそのシフト出力に応答し
て画像データDATをサンプリングして前記表示部22
の各データ信号線に導出するサンプリング回路24bか
ら構成される。
【0023】図2は、前記クロックドインバータやメモ
リ回路28などを構成するCMOS構成のTFT40
P,40Nの構造を説明するための断面図である。ま
た、図3はその平面図であり、図2は図3の切断面線II
−IIから見た断面である。石英またはプラスチックから
成る絶縁基板41上には、ベースコート膜42が形成さ
れ、そのベースコート膜42上にバックゲート電極43
P,43Nが形成される。これらのバックゲート電極4
3P,43Nは、外部からそれぞれ任意の電圧が印加可
能に構成されている。前記バックゲート電極43P,4
3N上には、第1のゲート絶縁膜44が形成された後、
ソース領域、ドレイン領域、LDD領域およびチャネル
領域を構成する前記多結晶シリコン薄膜のアイランド4
5P,45Nが形成される。その後、前記バックゲート
電極43P,43N上には、第2のゲート絶縁膜46
P,46Nおよびゲート電極47P,47Nが形成され
た後、層間絶縁膜48で被覆される。前記層間絶縁膜4
8に形成されたコンタクトホール49を介して、ソース
電極50およびドレイン電極51が形成される。このよ
うなバックゲート電極43P,43を有するTFT40
P,40Nの構造は、前記特開2001−51292号
公報等に詳しく記載されている。
【0024】注目すべきは、この液晶表示装置21で
は、前記バックゲート電極43P,43Nに、TFTの
動作状態と待機状態とでそれぞれ異なるバックゲート電
圧を印加することで、閾値電圧Vthp,Vthnを制
御する前記バックバイアス切換え回路25が設けられて
いることである。前記シフトレジスタ23a,24aに
はまた、外部から入力されるスタンバイ信号STBYが
入力されており、このスタンバイ信号STBYが待機状
態を表すアクティブのローレベルとなると、後述するよ
うに前記閾値電圧Vthp,Vthnの絶対値を大きく
して、前記貫通電流による消費電力を低減し、前記スタ
ンバイ信号STBYが動作状態を表す非アクティブのハ
イレベルとなると、前記閾値電圧Vthp,Vthnの
絶対値を小さくして、高速かつ正確な動作を可能にす
る。
【0025】図4は、前記シフトレジスタ24aを例と
して、上述のような動作をさらに詳細に説明するための
図である。この図4のTFT40P,40Nにおいて、
前述の図2および図3に対応する部分には、同一の参照
符号を付して示す。シフトレジスタ24aは、相互に縦
続接続されるn+1段のデータフリップフロップF1〜
Fn+1から構成されており、各データフリップフロッ
プF1〜Fn+1のクロック入力端子には共通に前記ク
ロックCLKが入力され、リセット端子には共通に前記
スタンバイ信号STBYが入力される。また、初段のデ
ータフリップフロップF1のデータ入力端子には前記ス
タートパルスSPが入力され、各データフリップフロッ
プF1〜Fnの出力端子からの出力が次段のデータフリ
ップフロップF2〜Fn+1のデータ入力端子に与えら
れるとともに、前記各データ信号線に対応したサンプリ
ング回路24bへのサンプリング出力S1〜Snとな
る。
【0026】そして、前記スタンバイ信号STBYが前
記動作状態を表す非アクティブのハイレベルである間
は、各データフリップフロップF1〜Fn+1はクロッ
クCLKに応答して前記スタートパルスSPを順次セッ
トしてゆく。これに対して、前記スタンバイ信号STB
Yが前記待機状態を表すアクティブのローレベルとなる
とき、クロックCLKの発振は停止され、また各データ
フリップフロップF1〜Fn+1は固定されてリセット
状態になり、消費電力が減少する。
【0027】また、前記各データフリップフロップF1
〜Fn+1は、前記クロックドインバータ構成となって
おり、この図4では、図面の簡略化のために、前記図2
および図3で示すようなTFT40P,40Nから成る
CMOSインバータ構成で示している。このCMOSイ
ンバータは、ハイレベルの電位VCCおよびGND電位
を電源とし、したがってPチャネルTFT40Pのソー
スには前記電位VCCが与えられ、NチャネルTFT4
0Nのソースには前記GND電位が与えられる。また、
これらのTFT40P,40Nのゲート47P,47N
は共通に接続されて入力端となり、ドレインは共通に接
続されて出力端となる。
【0028】一方、バックゲート電極43P,43Nに
は、前記バックバイアス切換え回路25から、バックゲ
ート電圧VBP,VBNがそれぞれ与えられる。前記バ
ックバイアス切換え回路25には、電源として外部から
4系統の電位VCC2,VCC1,GND2,GND1
が与えられており、電位VCC2は前記電位VCCより
も高く、電位VCC1は前記電位VCCよりも低く、電
位GND2は前記電位GNDよりも高く、電位GND1
は前記電位GNDよりも低い。
【0029】前記バックバイアス切換え回路25は、前
記スタンバイ信号STBYに応答して、該スタンバイ信
号STBYが待機状態を表すアクティブのローレベルと
なると、バックゲート電極43Pのバックゲート電圧V
BPをハイレベル側の電位VCC2とするとともに、バ
ックゲート電極43Nのバックゲート電圧VBPをロー
レベル側の電位GND1とする。こうして、閾値電圧V
thp,Vthnの絶対値を大きくして、TFT40
P,40Nを前記エンハンスメント型の特性とし、前記
貫通電流による消費電力を低減することができる。
【0030】これに対して、前記スタンバイ信号STB
Yが動作状態を表す非アクティブのハイレベルとなる
と、バックゲート電極43Pのバックゲート電圧VBP
をローレベル側の電位VCC1とするとともに、バック
ゲート電極43Nのバックゲート電圧VBPをハイレベ
ル側の電位GND2とする。こうして、閾値電圧Vth
p,Vthnの絶対値を小さくして、TFT40P,4
0Nを前記ディプレッション型の特性とし、高速かつ正
確な動作を可能にすることができる。
【0031】このようにして、スタンバイ信号STBY
が前記待機状態を表すアクティブのローレベルとなる
と、従来ではクロックCLKの発振は停止されて各デー
タフリップフロップF1〜Fn+1が固定されるだけで
あったのを、本発明では、TFT40P,40Nを、モ
ード切換えに対応して、ディプレッション型とエンハン
スメント型とに切換えるので、通常動作時における高速
かつ正確な動作を実現しつつ、待機時における前記貫通
電流を抑制し、一層低消費電力化を図ることができる。
【0032】また、液晶表示装置のTFT基板は、前述
のように高精細、高解像度化等が求められ、アモルファ
スシリコンから前記多結晶シリコン等の高移動度のTF
Tが使用されるようになり、前記閾値電圧のばらつきや
フローティングボディ効果の影響が大きいので、本発明
が特に好適である。
【0033】図5は、前記バックバイアス切換え回路2
5の一構成例を示すブロック図である。この例では、イ
ンバータINVと、4つのアナログスイッチASW1〜
ASW4とを備えて構成されている。前記アナログスイ
ッチASW1〜ASW4は、正相の制御信号φおよびそ
の逆相の制御信号/φを入力としており、このため前記
ローアクティブのスタンバイ信号STBYは、そのまま
制御信号φとなり、またインバータINVで反転されて
制御信号/φとなり、アナログスイッチASW1〜AS
W4にそれぞれ入力される。
【0034】前記アナログスイッチASW2,ASW3
は、たとえば図6で示すように構成される。アナログス
イッチASW1〜ASW4は、一対のPMOSFETQ
PとNMOSFETQNとが相互に並列に接続されて構
成されるトランスミッションゲートであり、この図6で
示すアナログスイッチASW2,ASW3では、PMO
SFETQPのゲートに前記制御信号/φが与えられ、
NMOSFETQNのゲートに前記制御信号φが与えら
れ、したがって前記ローアクティブのスタンバイ信号S
TBYが非アクティブのハイレベルとなるとMOSFE
TQP,QNのソース−ドレイン間が導通する。
【0035】これに対して、前記図示しない前記アナロ
グスイッチASW1,ASW4では、PMOSFETQ
Pのゲートに前記制御信号φが与えられ、NMOSFE
TQNのゲートに前記制御信号/φが与えられ、したが
って前記ローアクティブのスタンバイ信号STBYがア
クティブのローレベルとなるとMOSFETQP,QN
のソース−ドレイン間が導通する。
【0036】アナログスイッチASW1の入力INとし
ては前記ハイレベル側の電位VCC2が与えられてお
り、アナログスイッチASW2の入力INとしては前記
ローレベル側の電位VCC1が与えられており、アナロ
グスイッチASW3の入力INとしては前記ハイレベル
側の電位GND2が与えられており、アナログスイッチ
ASW2の入力INとしては前記ローレベル側の電位G
ND1が与えられている。
【0037】したがって、アナログスイッチASW1,
ASW2の出力OUTの並列出力である前記P型のTF
T40Pのバックゲート電極43Pへのバックゲート電
圧VBPは、前述のように、スタンバイ信号STBYが
アクティブのローレベルとなるとアナログスイッチAS
W1を介するハイレベル側の電位VCC2となり、スタ
ンバイ信号STBYが非アクティブのハイレベルとなる
とアナログスイッチASW2を介するローレベル側の電
位VCC1となる。同様に、アナログスイッチASW
3,ASW4の出力OUTの並列出力である前記N型の
TFT40Nのバックゲート電極43Nへのバックゲー
ト電圧VBNは、前述のように、スタンバイ信号STB
Yがアクティブのローレベルとなるとアナログスイッチ
ASW4を介するローレベル側の電位GND1となり、
スタンバイ信号STBYが非アクティブのハイレベルと
なるとアナログスイッチASW3を介するハイレベル側
の電位GND2となる。このようにして、前記バックバ
イアス切換え回路25を具体的に構成することができ
る。
【0038】また、前記バックバイアス切換え回路25
は、図7で示すバックバイアス切換え回路25aのよう
に構成することもできる。このバックバイアス切換え回
路25aにおいて、前述のバックバイアス切換え回路2
5に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付し
て、その説明を省略する。このバックバイアス切換え回
路25aは、前記スタンバイ信号STBYから制御信号
/φを作成するインバータINV(図面の簡略化のため
に、省略)と、前記4つのアナログスイッチASW1〜
ASW4と、2つのレベルシフタSH1,SH2と、そ
の制御用の信号を作成するインバータINV1,INV
2とを備えて構成されている。
【0039】レベルシフタSH1は、たとえば図8で示
すように、4つのPMOSFETQP1〜QP4と、2
つのNMOSFETQN1,QN2とを備えて構成され
る。このレベルシフタSH1は、低電圧、たとえば5V
の相互に逆相の信号IN1,IN2を入力として、出力
OUT1,OUT2として、それをたとえば15Vに昇
圧して出力する。
【0040】一方の信号IN1は一対のPMOSFET
QP1およびNMOSFETQN1のゲートに共通に入
力され、他方の信号IN2は一対のPMOSFETQP
2およびNMOSFETQN2のゲートに共通に入力さ
れ、PMOSFETQP1のドレインとNMOSFET
QN1のドレインとの接続点が出力OUT2となり、P
MOSFETQP2のドレインとNMOSFETQN2
のドレインとの接続点が出力OUT1となる。NMOS
FETQN1,QN2のソースには共通に前記電位GN
D1が与えられる。PMOSFETQP1,QP2のソ
ースは、対応するPMOSFETQP3,QP4のドレ
インにそれぞれ接続され、これらのPMOSFETQP
3,QP4のソースには共通に前記電位VCC2が与え
られる。PMOSFETQP3,QP4のゲートは、M
OSFETQP2,QN2の接続点、すなわち出力OU
T1の出力端と、MOSFETQP1,QN1の接続
点、すなわち出力OUT2の出力端にそれぞれ接続され
る。
【0041】そして、このレベルシフタSH1に関して
設けられるインバータINV1は、前記スタンバイ信号
STBYを反転して前記信号IN1として出力するもの
であり、信号IN2には、前記スタンバイ信号STBY
がそのまま入力される。これに対して、レベルシフタS
H2では、信号IN1にスタンバイ信号STBYがその
まま入力され、信号IN2には、インバータINV2で
スタンバイ信号STBYが反転された後入力される。
【0042】したがって、レベルシフタSH1では、ス
タンバイ信号STBYがアクティブのローレベルとなる
と、信号IN1がハイレベルとなり、PMOSFETQ
P1,QP3が遮断し、NMOSFETQN1が導通し
て出力OUT2が電位GND1となるとともに、信号I
N2がローレベルとなり、NMOSFETQN2が遮断
し、PMOSFETQP2,QP4が導通して出力OU
T1が電位VCC2となる。これらの電位VCC2,G
ND1は、前記アナログスイッチASW1,ASW4を
介して出力される。
【0043】これに対して、前記スタンバイ信号STB
Yが非アクティブのハイレベルとなると信号IN2がハ
イレベルとなり、PMOSFETQP2,QP4が遮断
し、NMOSFETQN2が導通して出力OUT1が電
位GND1となるとともに、信号IN1がローレベルと
なり、NMOSFETQN1が遮断し、PMOSFET
QP1,QP3が導通して出力OUT2が電位VCC2
となる。これらの電位VCC2,GND1は、前記アナ
ログスイッチASW1,ASW4で阻止されて出力され
ない。
【0044】一方、図示しないレベルシフタSH2から
は、電位VCC1,GND2は、スタンバイ信号STB
Yがアクティブのローレベルとなると、アナログスイッ
チASW2,ASW3で阻止されて出力されず、スタン
バイ信号STBYが非アクティブのハイレベルとなる
と、前記アナログスイッチASW2,ASW3を介して
出力される。このようにしてもまた、前記バックバイア
ス切換え回路25を具体的に構成することができる。
【0045】本発明の実施の他の形態について、図9に
基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0046】図9は、本発明の実施の他の形態の液晶表
示装置61の概略的構成を示すブロック図である。この
液晶表示装置61において、前述の液晶表示装置21に
類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して、そ
の説明を省略する。注目すべきは、この液晶表示装置6
1では、表示パネル66に、CPU67、メモリ68お
よび入出力回路69などの周辺回路が一体で形成されて
いることである。
【0047】このように構成される液晶表示装置61に
おいて、前記走査信号線駆動回路23,24では、クロ
ックCLKの周波数は、たとえば5MNz程度で、TF
Tの移動度は前記100cm2 /V・sec程度である
のに対して、前記CPU67では、クロック周波数は1
0〜40MNz程度で、移動度は150〜300cm 2
/V・sec程度になり、またSRAMやDRAMなど
の前記メモリ68では、クロック周波数は100MNz
程度で、TFTの移動度は500cm2 /V・sec程
度になり、すなわちTFTに単結晶シリコンに近い高性
能が要求される。
【0048】このようにアクティブマトリクス回路を駆
動する信号線駆動回路23,24だけではなく、画像信
号をやり取りする周辺回路まで1枚のガラス基板上に集
積したシステムオンパネルの表示パネル66において、
動作する必要の無いシステム状態の時は、これらの周辺
回路も前記スタンバイ信号STBYに応答して前記バッ
クバイアス切換え回路25によってバックゲート電圧V
BP,VBNを制御することで、システム全体としての
消費電力を抑えることができる。
【0049】
【発明の効果】本発明のTFT基板は、以上のように、
液晶表示装置のTFTアクティブマトリクス基板などと
して用いられるTFT基板において、絶縁基板上に形成
されることで、閾値電圧のばらつきやフローティングボ
ディ効果を生じ易い薄膜トランジスタに対して、該薄膜
トランジスタをバックゲート構造とし、前記薄膜トラン
ジスタの動作状態と待機状態とで、それぞれ異なるバッ
クゲート電圧を印加することで、前記閾値電圧のばらつ
きを補償し、フローティングボディ効果を抑制する。
【0050】それゆえ、前記動作状態では、高速かつ正
確な動作が可能になり、前記待機状態では、オフ電流が
低くなるように設定して、消費電力を削減することがで
きる。
【0051】また、本発明の液晶表示装置は、以上のよ
うに、前記のTFT基板を用いる。
【0052】それゆえ、本発明が特に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の液晶表示装置の概略的
構成を示すブロック図である。
【図2】CMOS構成のTFTの構造を説明するための
断面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図1の液晶表示装置におけるシフトレジスタを
例として、本発明の動作をさらに詳細に説明するための
図である。
【図5】バックバイアス切換え回路の一構成例を示すブ
ロック図である。
【図6】図5で示すバックバイアス切換え回路における
アナログスイッチの一構成例を示すブロック図である。
【図7】バックバイアス切換え回路の他の構成例を示す
ブロック図である。
【図8】図7で示すバックバイアス切換え回路における
レベルシフタの一構成例を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の他の形態の液晶表示装置の概略
的構成を示すブロック図である。
【図10】エンハンスメント型とディプレッション型と
の違いを説明するためのTFTのゲート−ソース間電圧
とドレイン電流との関係を示すグラフである。
【図11】一般的なCMOSインバータの構成を示す図
である。
【符号の説明】
21,61 液晶表示装置 22 表示部 23 走査信号線駆動回路 23a,24a シフトレジスタ 24 データ信号線駆動回路 24b サンプリング回路 25,25a バックバイアス切換え回路 26,66 表示パネル 27 TFT 28 メモリ回路 40P,40N TFT 41 絶縁基板 42 ベースコート膜 43P,43N バックゲート電極 44 第1のゲート絶縁膜 45P,45N 多結晶シリコン薄膜のアイランド 46P,46N 第2のゲート絶縁膜 47P,47N ゲート電極 48 層間絶縁膜 49 コンタクトホール 50 ソース電極 51 ドレイン電極 67 CPU 68 メモリ 69 入出力回路 F1〜Fn+1 データフリップフロップ INV;INV1,INV2 インバータ ASW1〜ASW4 アナログスイッチ QP PMOSFET QN NMOSFET SH1,SH2 レベルシフタ QP1〜QP4 PMOSFET QN1,QN2 NMOSFET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/786

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上に薄膜トランジスタが形成され
    て成るTFT基板において、 前記薄膜トランジスタをバックゲート構造とし、 前記薄膜トランジスタの動作状態と待機状態とでそれぞ
    れ異なるバックゲート電圧を印加するバックバイアス切
    換え手段を含むことを特徴とするTFT基板。
  2. 【請求項2】前記請求項1記載のTFT基板を用いるこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
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