JP2003275011A - ヘアーアイロン - Google Patents

ヘアーアイロン

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JP2003275011A
JP2003275011A JP2002027315A JP2002027315A JP2003275011A JP 2003275011 A JP2003275011 A JP 2003275011A JP 2002027315 A JP2002027315 A JP 2002027315A JP 2002027315 A JP2002027315 A JP 2002027315A JP 2003275011 A JP2003275011 A JP 2003275011A
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hair care
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care
iron
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至 齋田
Hiroshi Kitamura
央 北村
Akinobu Mizuta
昭伸 水田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択的に髪に充分なマイナスイオンの効果を
享受させるヘアーアイロンを提供する。 【解決手段】 握り部1と、この握り部1に付設される
髪ケア部2を有し、この髪ケア部2は発熱面を有すると
共に、この発熱面に髪を接触させて整髪等の髪の手入れ
を行うようにヘアーアイロンを構成する。ヘアーアイロ
ンに放電によってマイナスイオンを発生させるマイナス
イオン発生装置4を具備させる。髪に対するマイナスイ
オンの放出を上記髪の手入れと無関係または並行して行
うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、握り部に付設した
髪ケア部を発熱させ、この髪ケア部に髪を接触させて整
髪等の髪の手入れを行うようにしたヘアーアイロンに関
する発明である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、握り部に付設した髪ケア部を発熱させ、この髪ケア
部に髪を接触させて整髪等の髪の手入れを行うようにし
たヘアーアイロンには、例えば実用新案登録30473
52の整髪用電気アイロンがある。図16に示すよう
に、全体形状が鋏状に形成されたこの整髪用電気アイロ
ンは、1対の握り部1を手で持って握り込むと、髪ケア
部2を構成するヒータ(図示せず)を内蔵したロッド2
2とグローブ23との間に髪が挟み込まれ、髪を加熱し
て整髪等の髪の手入れができるようになったものであ
り、このロッド22とグローブ23との間の髪を挟持す
る挟持面24を多元素鉱物粉状体を混合したフッ素樹脂
でコーティングさせ、この挟持面から発生するマイナス
イオンを髪に付着させ、挟持した髪の損傷を抑えて良質
の整髪を行い得るようにしたものである。
【0003】しかし、この整髪用電気アイロンは、上記
挟持面24を多元素鉱物粉状体を混合したフッ素樹脂で
コーティングさせたことでマイナスイオンを発生させて
いるが、この挟持面24から発生するマイナスイオンは
微少な量であり、髪が享受できるマイナスイオンの効果
も小さいものとならざるを得ないものであった。また、
場合によっては、マイナスイオンを髪に付着させずに整
髪を行いたいときもあるが、上記整髪用電気アイロンで
は、そのような使用方法を採ることはできないものであ
った。
【0004】また、ヘアーアイロンには、髪ケア部に髪
を巻き付けて髪にカール付けを施すような髪の手入れを
行い得るようにする装置もあるが、このような装置にあ
っては、髪ケア部への髪の巻き付け及びくせ付けをより
効率よく行えるものが切望されている。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、選択的に髪に充分なマイナスイオンの効果を享受
させ、また、髪の癖付けを行う髪ケア部に髪を巻き付け
るタイプのヘアーアイロンでは効率よく髪の整髪を行わ
せるヘアーアイロンを提供することを課題とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るヘアーアイロンは、握り部1と、この握
り部1に付設される髪ケア部2を有し、この髪ケア部2
は発熱面を有すると共に、この発熱面に髪を接触させて
整髪等の髪の手入れを行うように構成しているヘアーア
イロンにおいて、放電によってマイナスイオンを発生さ
せるマイナスイオン発生装置4を具備し、髪に対するマ
イナスイオンの放出を上記髪の手入れと無関係または並
行して行うように構成したことを特徴とする。これによ
ると、放電によってマイナスイオンを発生させるマイナ
スイオン発生装置4によっては、多量のマイナスイオン
を発生させることができ、それに伴って多量のマイナス
イオンを髪に付着させ、髪の損傷を抑えると共に良質な
整髪を施し得るようにできるものであり、更に、髪に対
するマイナスイオンの放出を上記髪の手入れと無関係ま
たは並行して行うようにしたので、上記マイナスイオン
の効果を選択的に髪に享受させ得るようにできるもので
ある。
【0007】また、髪ケア部2を棒状に形成すると共に
その外周面に発熱面を設け、マイナスイオン発生装置4
を握り部1に内装すると共に、上記マイナスイオン発生
装置4で発生したマイナスイオンが放出される放出口9
を髪ケア部2に向けて開口したことも好ましい。これに
よると、マイナスイオン発生装置4を握り部1に内装す
ることで、髪ケア部2にマイナスイオン発生装置4を内
装しないで済むものであって、つまり髪ケア部2の内部
構造を簡略化できるものであり、また、握り部1にマイ
ナスイオン発生装置4を内装しても、上記マイナスイオ
ン発生装置4で発生したマイナスイオンが放出される放
出口9を髪ケア部2に向けて開口したので、髪にマイナ
スイオンを付着させることができる。
【0008】また、共に棒状に形成させた髪ケア部2と
握り部1とを同軸線A上に配し、握り部1の放出口9の
開口方向を上記軸線Aに対して10°〜30°傾けて設
けたことも好ましい。これによると、髪ケア部2が保持
した髪全体に効果的にマイナスイオンを付着させること
ができる。
【0009】また、髪ケア部2の外面にブリスル5を突
設し、上記ブリスル5のうち放出口9近傍に位置するブ
リスル5を除去または丈を短く形成したことも好まし
い。髪ケア部2の外面に突設したブリスル5のうち放出
口9近傍に位置するブリスル5にあっては、長くマイナ
スイオンを浴びるとマイナスの電荷に帯電し、以後上記
ブリスル5間を通過して髪に至ろうとするマイナスイオ
ンを反発させて跳ね飛ばしてしまって、髪に至るマイナ
スイオンの量を減少させ、髪にマイナスイオンが付着し
にくくさせるといった恐れがあるが、この髪ケア部2の
外面に突設したブリスル5のうち放出口9近傍に位置す
るブリスル5を除去または丈を短く形成したので、上記
恐れを無くし、効果的に髪にマイナスイオンを付着させ
ることができる。
【0010】また、握り部1側で本体ブロック30と押
さえブロック31とを枢支し、髪ケア部2側で本体ブロ
ック30と押さえブロック31とを接離自在にし、この
本体ブロック30の髪ケア部2と押さえブロック31の
髪ケア部2との間に髪を挟み込む挟持面24を設け、上
記挟持面24を発熱面としたことも好ましい。
【0011】また、マイナスイオン発生装置4で発生し
たマイナスイオンが放出される放出口9を、髪ケア部2
に導入した髪の伸長方向と同方向である髪ケア部2の左
右方向の少なくとも一方の側端部に配置したことも好ま
しい。挟持式のヘアーアイロンは、たとえば、髪ケア部
2の左右方向に髪の伸長方向を合わせるようにして髪を
髪ケア部2の挟持面24で挟持し、そのままこのヘアー
アイロンを髪の伸長方向の先端方向にスライドさせて使
用される、つまり、髪ケア部2には髪の先端側が順次導
入されると共に髪の根元側が順次導出されるように使用
されるものであるが、このとき、上述したように放出口
9を髪ケア部2に導入した髪の長手方向と同方向である
髪ケア部2の左右方向の少なくとも一方の側端部に配置
したことから、髪ケア部2に導入する直前または髪ケア
部2から導出した直後の髪にマイナスイオンを当てて付
着させることができる。
【0012】また、上記放出口9を、髪ケア部2に導入
した髪の伸長方向と同方向である髪ケア部2の左右方向
の両側端部に配置したことも好ましい。これによると、
髪ケア部2に導入する直前の髪と髪ケア部2から導出し
た直後の髪との両方にマイナスイオンを当てて付着させ
ることができる。
【0013】また、上記放出口9を、挟持面24に開口
したことも好ましい。これによると、髪ケア部2で保持
した髪にマイナスイオンを強く当てて付着させることが
できる。
【0014】また、上記放出口9を、髪ケア部2から離
れる方向である外方に向けて開口したことも好ましい。
これによると、広範囲の髪にマイナスイオンを当てて付
着させることができる。
【0015】また、上記放出口9を、髪ケア部2の挟持
面24に対して直交する方向に向けて開口したことも好
ましい。これによると、髪にマイナスイオンを強く当て
て付着させることができる。
【0016】また、上記放出口9を、髪ケア部2への髪
の左右方向と略直交する方向に複数個並べて配置したこ
とも好ましい。これによると、広範囲の髪にマイナスイ
オンを当てて付着させることができる。
【0017】また、マイナスイオン発生装置4を握り部
1に内装すると共に、上記マイナスイオン発生装置4で
発生したマイナスイオンが放出される放出口9を、髪が
保持される髪ケア部2に向けて開口したことも好まし
い。これによると、マイナスイオン発生装置4を握り部
1に内装することで、髪ケア部2にマイナスイオン発生
装置4を内装しないで済むものであって、つまり髪ケア
部2の内部構造を簡略化できるものであり、また、握り
部1にマイナスイオン発生装置4を内装しても、上記マ
イナスイオン発生装置4で発生したマイナスイオンが放
出される放出口9を髪ケア部2に向けて開口したので、
髪にマイナスイオンを付着させることができる。
【0018】また、握り部1と、この握り部1に付設し
た髪ケア部2を有し、上記髪ケア部2を棒状に形成する
と共にその外周面に発熱面を備え、上記発熱面に髪を接
触させて整髪等の髪の手入れを行うように構成している
ヘアーアイロンにおいて、上記髪ケア部2の外周面にブ
リスル5を突設させ、上記ブリスル5の根元部分にスチ
ーム発生装置6で発生したスチームを噴射させる噴射部
を設け、上記噴射部から噴射したスチームを当てて拡散
させる鍔部21をブリスル5の根元に形成させたことも
好ましい。スチーム発生装置6で多量にスチームを発生
させると、大量に発生して噴射されるスチームによって
髪が過度に加熱されたり頭皮に火傷を負わせるといった
恐れがあるが、スチームが噴射されるブリスル5の根元
に上記噴射したスチームを当てて拡散させる鍔部21を
形成させたので、ブリスル5の根元部分から噴射される
スチームを拡散させて、上記恐れを無くすると共に、髪
に多量のスチームを効果的に供給させることができる。
【0019】また、握り部1と、この握り部1に付設し
た髪ケア部2を有し、上記髪ケア部2を棒状に形成する
と共にその外周面に発熱面を備え、上記発熱面に髪を接
触させて整髪等の髪の手入れを行うように構成している
ヘアーアイロンにおいて、棒状の髪ケア部2の外周面が
曲率半径の大きい緩曲面部7と曲率半径の小さい急曲面
部8とを備え、緩曲面部7から丈の長い長ブリスル5a
を突設させると共に急曲面部8から丈の短い短ブリスル
5bを突設させたことも好ましい。これによると、緩曲
面部7に丈の長い長ブリスル5aを設けたことで、髪を
ストレート状に伸ばすようなブラッシングや髪にストレ
ート状の癖付けを施すことが容易に行え、また、急曲面
部8に丈の短い短ブリスル5bを設けたことで、髪の流
れを整えさせて髪ケア部2に巻き付けることや髪にカー
ル状の癖付けを施すことが容易に行えるものであり、し
たがって、髪をストレートに癖付けをするストレートア
イロン及び髪をカール状に癖付けするカールアイロンの
2つの機能を同時に1つのヘアーアイロンに備えさせる
ことができる。
【0020】また、緩曲面部7を棒状の髪ケア部2の外
周面における90°〜120°の範囲に設けたことも好
ましい。これによると、棒状の髪ケア部2の形状を髪を
巻き付けることの妨げにならない程度にすると共に、こ
の髪ケア部2に広い範囲で髪にブラッシングを施す場所
を確保することができ、効果的に髪にブラッシングを施
すことができる。
【0021】また、緩曲面部7からスチームを噴出させ
るようにしたことも好ましい。これによると、髪のブラ
ッシング時に効果的に髪を伸ばすことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0023】図1乃至図4に本発明の実施の形態の例を
示す。本例のヘアーアイロンは、手で掴む握り部1と髪
を保持して整髪等の髪の手入れを行わせる髪ケア部2と
で構成された全体視で棒状に形成されたもので、握り部
1の先端に髪ケア部2が配置されて、上記髪ケア部2に
髪を巻き付けて使用できる巻き付け式のヘアーアイロン
である。以下、詳述する。
【0024】上記握り部1は略円筒状のハウジングで形
成されており、その内部には放電によってマイナスイオ
ンを発生させるマイナスイオン発生装置4が内装されて
いる。この放電によりマイナスイオンを発生させるマイ
ナスイオン発生装置4としては、たとえば、図6に示す
針電極3を備えたマイナスイオン発生装置4、図7に示
す線電極25を備えたマイナスイオン発生装置4等が用
いられる。
【0025】図6に示す針電極3を備えたマイナスイオ
ン発生装置4は、針電極3とグランド電極26と高電圧
発生装置27とで構成されるものであって、この針電極
3とグランド電極26とは絶縁物よりなるケース28内
に配置されている。このケース28には開口28aが設
けられており、針電極3の前方にグランド電極26が配
置され、更にグランド電極26の前方に上記開口28a
が開口している。ここで、針電極3は例えば金属棒の先
端を鋭利にして針形状としたものであり、グランド電極
26は一例として金属板で構成し、針電極3に対して斜
め前方に配置してある。この針電極3を備えたマイナス
イオン発生装置4は鋭利に形成された針電極3の先端に
電界を集中させ易く、効率よくマイナスイオンを発生さ
せ得るといった利点を有している。
【0026】また、図7に示す線電極25を備えたマイ
ナスイオン発生装置4は、線電極25とグランド電極2
6と高電圧発生装置27とで構成されるものであって、
この線電極25とグランド電極26とは絶縁物よりなる
ケース28内に配置されている。線電極25はケース2
8の内部スペースに亘るように設けてあり、針電極3の
前方にグランド電極26が配置され、更にグランド電極
26の前方にケース28の開口28aが開口している。
ここで、線電極25は例えば径の細い導電線を棒状に形
成したものが用いられる。この線電極25を備えたマイ
ナスイオン発生装置4は、針電極3を備えたマイナスイ
オン発生装置4に比べて広範囲でマイナスイオンを発生
させ得るといった利点を有している。
【0027】これらのマイナスイオン発生装置4では、
グランド電極26を基準電位側として針電極3側または
線電極25側にDC−5kVを印加させると、針電極3
または線電極25の先端近傍においてコロナ放電が発生
し、マイナスイオンが発生する。そして、この発生した
マイナスイオンは、ケース28の開口28aから外方に
流れ出る電気力線に乗ってケース28の開口28aから
外方に放出されるようになっている。このケース28の
開口28aは放出口9を構成している。
【0028】本例では、マイナスイオン発生装置4とし
て、図6の針電極3を備えたマイナスイオン発生装置4
を採用しており、握り部1に内装されたマイナスイオン
発生装置4における放出口9を髪ケア部2に向けるよう
に握り部1の先端部分に設けている。
【0029】上記髪ケア部2は、上記握り部1の先端部
で握り部1と同軸線A上に取り付けられた棒状部位であ
って、主体を構成する円筒状の基台10にヒータ11を
配設し、上記基台10及びヒータ11の外周を覆う円筒
状の巻胴12を配置し、上記巻胴12の外周面から複数
本のブリスル5を突設し、上記基台10の先端にスチー
ム発生装置6を配置して構成される。
【0030】詳述すると、ヒータ11は、通電により発
熱するPTCヒータからなる発熱部11aと、上記発熱
部11aの周囲を覆う熱伝導性のよい金属から形成され
たヒータカバー11bとで構成されている。また、巻胴
12は、アルミニウム等の熱伝導性のよい金属から形成
された円筒部材であって、髪ケア部2の外周面を構成す
るものであり、その外周面には先端―基端方向に亘るブ
リスル部材配置溝13が周方向に複数筋並んで形成され
ている。このブリスル部材配置溝13にはブリスル部材
14が配置される。ブリスル部材14とは、多数本のブ
リスル5を列状に並べると共に上記列設した各ブリスル
5をその根元で長板状に形成したブリスル基部14aに
よって連結させて構成されたものであり、このブリスル
部材14をブリスル部材配置溝13にスライド挿入させ
て配置することで、巻胴12の外周面にブリスル5を突
設させている。なお、上記ブリスル部材14のブリスル
基部14aが配置されるブリスル部材配置溝13は、巻
胴12の外面にある開口の幅がブリスル部材14のブリ
スル基部14aの幅に比べて小さい寸法になるように形
成されていて、ブリスル部材14の外方への抜け落ちが
防止されている。なお、この巻胴12は、その内周面が
ヒータ11のヒータカバー11bの外周面に当接されて
いて、このヒータカバー11bから伝導されたヒータ1
1の熱によって発熱、放熱するようになっている。
【0031】また、スチーム発生装置6は、水タンク1
5内に貯留した水を水タンク15の給水部15aから排
出し、上記排出した水をヒータ11のヒータカバー11
bに接触させて蒸発させることでスチームを発生させる
装置である。本例のスチーム発生装置6は、基台10の
先端に先端―基端方向に移動自在に水タンク15を配置
し、ヒータカバー11bの先端部分と水タンク15の基
端部との間に水タンク15を先端方向に付勢するバネ1
7を介装し、水タンク15の基端部に水タンク15内に
貯留した水を吸収するフェルトからなる給水部15aを
設けると共にヒータカバー11bの先端部分に先端方向
に突出したフェルト押圧突起16を設けて構成されてお
り、使用者が手で水タンク15をバネ17の付勢に抗っ
て基端方向に押圧することで、給水部15aであるフェ
ルトがフェルト押圧突起16に押し付けられてフェルト
に吸収された水が絞り出され、ヒータカバー11bに上
記水が接触、蒸発されるようになっている。ここで、巻
胴12の内周面には、先端―基端方向に亘り微少に外方
に凹設させたスチーム通路溝18が形成されている。こ
のスチーム通路溝18は、巻胴12の内周面とヒータカ
バー11bとの間の通路として機能し、ブリスル部材配
置溝13と連通すると共に基台10に設けたスチーム発
生装置6と連通している。つまり、スチーム通路溝18
はスチーム発生装置6で発生したスチームをブリスル部
材配置溝13に至らせる通路として機能し、ブリスル部
材配置溝13に至ったスチームはブリスル部材14とブ
リスル部材配置溝13との隙間19やブリスル部材14
のブリスル基部14aに貫通した噴出孔(図視せず)等
からなる噴射部から巻胴12の外方に向って噴射される
ようになっている。
【0032】上述した構成を有する本例のヘアーアイロ
ンは、髪ケア部2のブリスル5によって保持した髪を、
巻胴12の外方に噴射されたスチームによって湿らせる
と共に発熱した巻胴12によって加熱し、任意の形状に
整髪させることができるようにし、更には、握り部1の
マイナスイオン発生装置4で生じたマイナスイオンを放
出口9から放出させたことで、上記ブリスル5によって
保持した髪に上記マイナスイオンを付着させ、髪の損傷
を抑えると共に良質な整髪を施し得るようにしたもので
ある。
【0033】ここで、本例のマイナスイオン発生装置4
は、放電によってマイナスイオンを発生させる構造のマ
イナスイオン発生装置4であるので、このマイナスイオ
ン発生装置4では多量のマイナスイオンを発生させるこ
とができ、それに伴って多量のマイナスイオンを髪に付
着させ、髪の損傷の防止と共に良質な整髪の向上が図ら
れているのである。なお、このマイナスイオン発生装置
4を握り部1に設けたことにも意味があり、これによる
と、マイナスイオン発生装置4を握り部1に内装させた
分、髪ケア部2の構造をコンパクトにでき、髪ケア部2
の形状の多様化及び小型化を図ることができるのであ
る。
【0034】なお、本例の髪ケア部2の巻胴12は、曲
率半径の大きい緩曲面部7と曲率半径の小さい急曲面部
8とから構成された楕円状断面を有し、例えば押し出し
成形で形成されている。また、本例のブリスル5は、丈
の長い長ブリスル5aと丈の短い短ブリスル5bとの2
種類のブリスル5a,5bで構成されている。そして、
この長ブリスル5aは巻胴12の緩曲面部7から突設さ
れ、短ブリスル5bは巻胴12の急曲面部8から突設さ
れている。このように、緩曲面部7に丈の長い長ブリス
ル5aを設けたことで、髪をストレート状に伸ばすよう
なブラッシングや髪にストレート状の癖付けを施すこと
が容易に行えるようになっており、また、急曲面部8に
丈の短い短ブリスル5bを設けたことで、髪の流れを整
えさせて髪ケア部2に巻き付けることや髪にカール状の
癖付けを施すことを容易に行えるようになっている。こ
のように、本例のヘアーアイロンは、長ブリスル5aを
巻胴12の緩曲面部7から突設させると共に短ブリスル
5bを巻胴12の急曲面部8から突設させたことによ
り、髪をストレートに癖付けをするストレートアイロン
及び髪をカール状に癖付けするカールアイロンの2つの
機能を同時に1つのヘアーアイロンに備えさせることを
可能にしたものなのである。なお、本例の短ブリスル5
bにあっては、極端に丈が短い短ブリスル5b1と比較
的丈が短い短ブリスル5b2とを交互に並べて構成させ
ており、短ブリスル5bが有する髪の巻き付け効果を向
上させるよう工夫が為されている。
【0035】なお、上記緩曲面部7は巻胴12の360
°の外周面における90°〜120°の範囲(図中∠
α)に設けてある。これにより、本例のヘアーアイロン
にあっては、棒状の髪ケア部2の形状を、髪を巻き付け
ることに妨げにならない程度の変形にとどめると共に、
この髪ケア部2の広い範囲に髪にブラッシングを施す場
所を確保させることができ、効果的に髪にブラッシング
を施すことができるようにしてあり、ヘアーアイロンの
使い勝手の向上が図られているのである。
【0036】更に、上記スチーム通路溝18は上記巻胴
12の緩曲面部7の内周面に設けられ、このスチーム通
路溝18で長ブリスル5aが配置されるブリスル部材配
置溝13とスチーム発生装置6とを連通させている。つ
まり、本例のヘアーアイロンは巻胴12の緩曲面部7か
ら外方にスチームを噴出させたものであり、これによ
り、髪をブラッシングしているときにスチームを当てさ
せて効果的に髪を伸ばすことができるようにされてお
り、ヘアーアイロンの使い勝手の向上が図られているの
である。
【0037】ここで、上述したようにスチーム発生装置
6で発生したスチームは、ブリスル部材配置溝13とブ
リスル部材14との隙間19から巻胴12の外方に噴出
されるものであるが、本例のヘアーアイロンでは、ブリ
スル部材14のブリスル基部14aにおけるブリスル5
が突出する部分を他の部分よりも幅狭に形成すること
で、ブリスル5の根元部分においてブリスル部材配置溝
13とブリスル基部14aとの隙間19を積極的に形成
させ、上記隙間19によってスチームを噴射させる噴射
部を構成してブリスル5の根元部分からスチームを噴射
させるようにし、更には、上記スチームが噴射されるブ
リスル5の根元に上記噴射したスチームを当てて拡散さ
せる鍔部21を形成させている。この鍔部21はブリス
ル5の突出方向に対して略直交する方向においてブリス
ル5の外周に亘って突設させた片状のものであり、この
鍔部21によって、スチーム発生装置6で多量のスチー
ムを発生させることができ、巻胴12による加熱によっ
て乾燥しがちな髪を効果的に湿らせ、髪の損傷の防止効
果や整髪の持続効果の向上を図ることができるのであ
る。つまり、図5に示す鍔部21を設けないヘアーアイ
ロンでは、スチーム発生装置6で多量にスチームを発生
させたときには、多量に発生して噴射されるスチーム
(矢印B)によって髪が過度に加熱されたり頭皮にスチ
ームが当って火傷を負わせてしまうといった安全面での
恐れがあって、少量のスチームしか発生させられないも
のであり、このようにスチーム発生装置6で少量のスチ
ームしか発生させないと、髪に充分な水分を与えること
ができずに巻胴12による加熱によって髪が乾燥して髪
が損傷したり整髪の持続効果が減少したりする恐れが生
じてしまう。しかしながら、本例のヘアーアイロンで
は、図4に示すように、ブリスル5の根元に上記噴射し
たスチームを当てて拡散させる鍔部21を形成させたの
で、スチーム発生装置6で多量のスチームを発生させて
も、ブリスル5の根元部分から噴射される多量のスチー
ムを上記鍔部21によって拡散させることができるもの
であり、したがって、髪が過度に加熱されたり頭皮にス
チームが当って火傷を負わせてしまう恐れを無くしなが
ら、多量のスチームによって巻胴12による加熱によっ
て乾燥しがちな髪を効果的に湿らせることができ、髪の
損傷の防止効果や整髪の持続効果の向上を図ることがで
きるのである。
【0038】また、本例のヘアーアイロンでは、握り部
1に設けた放出口9が、巻胴12の緩曲面部7の外周部
分に向くように、且つ、髪ケア部2と握り部1との軸線
Aに対して10°〜30°傾いた方向に向くように(図
中∠θ)開口しているので、マイナスイオン発生装置4
で発生したマイナスイオンを髪ケア部2で保持した髪全
体に効果的に付着させることが図られている。つまり、
巻胴12の緩曲面部7に突設した長ブリスル5aにより
ブラッシングが施された髪は、ブリスル5と摺接するこ
とでプラスの電荷に帯電するものであり、このプラスの
電荷に帯電した髪に向けて放出口9からマイナスイオン
が放出され、上記マイナスイオンはプラスの電荷に帯電
した髪に吸着されるようになっている。したがって、マ
イナスイオンを効果的に髪全体に付着することができる
のである。更に言うと、この緩曲面部7では上述したよ
うにスチームが髪に供給されるようになっているから、
マイナスイオンによってスチームの髪へのよりよい浸透
を図ることができ、髪の損傷の防止効果や整髪の持続効
果、また整髪の行い易さを向上させているのである。
【0039】なお、本例のヘアーアイロンは、握り部1
に設けたスライド式のスイッチハンドル20でヒータ1
1への通電やマイナスイオン発生装置4の針電極3への
通電が制御されるものである。詳述すると、上記スイッ
チハンドル20によって、ヒータ11及びマイナスイオ
ン発生装置4を非通電状態にするOFFモード、マイナ
スイオン発生装置4に通電を行うイオンモード、ヒータ
11及びマイナスイオン発生装置4に通電を行うイオン
・アイロンモードを切替できるようにしてある。これに
より、髪に対するマイナスイオンの放出を、ヒータ11
の加熱によって整髪する髪の手入れとは無関係にまたは
並行して行うようにでき、髪を加熱させないでマイナス
イオンを付着させたい場合にも対応させ、上記マイナス
イオンの効果を選択的に髪に享受させ得るようにし、ヘ
アーアイロンの使い勝手の多様化に対応させ得るように
してある。なお、スイッチが切り替えるモードにヒータ
11にのみ通電を行うアイロンモードを加えたり、ヒー
タ11への通電のオンオフ制御をするヒータスイッチと
マイナスイオン発生装置4への通電のオンオフ制御をす
るイオンスイッチを併設させたりしてもよく、これによ
ってもヘアーアイロンの使い勝手の多様化に対応させ得
ることが図られて好ましい。
【0040】図8には本発明の実施の形態の他例を示
す。この例は、髪ケア部2の外面に突設したブリスル5
のうち放出口9近傍(図中C部分)に位置するブリスル
5を除去した例である。髪ケア部2の外面に突設したブ
リスル5のうち放出口9近傍に位置するブリスル5にあ
っては、長くマイナスイオンを浴びるとマイナスの電荷
に帯電して、以後上記ブリスル5間を通過しようとする
マイナスイオンを反発させて跳ね飛ばし、髪に至るマイ
ナスイオンの量を減少させ、髪にマイナスイオンを付着
しにくくさせるといった恐れがあるが、本例は、この髪
ケア部2の外面に突設したブリスル5のうち放出口9近
傍に位置するブリスル5を除去したので、上記恐れを無
くし、効果的に髪にマイナスイオンを付着させることが
できるのである。
【0041】なお、図示はしないが、髪ケア部2の外面
に突設したブリスル5のうち放出口9近傍に位置するブ
リスル5を丈を短く形成したものも好ましい。これによ
っても上述した本発明の実施の形態の他例と同様の効果
を得ることができるのである。
【0042】上述した本発明の実施の形態の例では、髪
ケア部2に髪を巻き付けてカール状の癖付けを施すよう
に整髪できるヘアーアイロンを示して説明したが、放電
によって多量のマイナスイオンを発生させ得るマイナス
イオン発生装置4は握り部1に内装されて髪ケア部2の
形状の自由度を向上させることから、例えば、髪ケア部
2に髪を挟み込ませてストレート状の癖付けを施すよう
に整髪できるヘアーアイロンや、その他髪を整髪したり
髪をケアしたりする機器にも、本発明の技術を応用させ
ることができるのは言うまでもない。
【0043】また、図9乃至図13には本発明の実施の
形態の他例を示す。このヘアーアイロンは、本体ブロッ
ク30と押さえブロック31とを一端側で枢支して他端
側で本体ブロック30と押さえブロック31とを接離自
在にし、本体ブロック30と押さえブロック31との枢
支部分近傍を握り部1とすると共に本体ブロック30と
押さえブロック31との接離自在にした部分を髪ケア部
2とし、この髪ケア部2において接離自在にされた本体
ブロック30と押さえブロック31との挟持面24を発
熱面とし、この発熱面である挟持面24に髪を挟み込ま
せて髪の整髪等の手入れが為される挟持式のヘアーアイ
ロンである。本例では、本体ブロック30と押さえブロ
ック31とをそれぞれ握り部1と髪ケア部2とを直線的
に配置して形成し、上記本体ブロック30と押さえブロ
ック31とをそれぞれの握り部1の一端に備えた枢支部
32によって回動自在に連結して本体ブロック30の髪
ケア部2と押さえブロック31の髪ケア部2とを接離自
在にし、本体ブロック30の髪ケア部2と押さえブロッ
ク31の髪ケア部2との間に髪を挟み込む挟持面24を
形成すると共に上記挟持面24を発熱面とすることで構
成されたものである。そして、この挟持式のヘアーアイ
ロンにおいて、先の実施の形態の例同様に、放電によっ
てマイナスイオンを発生させるマイナスイオン発生装置
4を本体ブロック30に備えたものである。以下、詳述
する。
【0044】この本体ブロック30は、握り部1に枢支
部32が設けられ、また、髪ケア部2にヒータ11やス
チーム発生装置6が内装されると共に押さえブロック3
1との挟持面24にアイロン板33が設けられて構成さ
れている。ヒータ11は、アイロン板33を加熱すると
共に、スチーム発生装置6の水タンク15から供給され
た水を加熱してスチームを発生させるといった機能を有
する。つまり、本体ブロック30側の挟持面24である
アイロン板33はヒータ11の加熱により発熱面とな
り、また、スチームはアイロン板33に多数穿設された
貫通孔33aが構成する噴出口から外方に噴出されるよ
うになっている。なお、水タンク15は本体ブロック3
0に対して着脱自在に設けられている。この水タンク1
5からヒータ11への給水は、水タンク15の一端に設
けられたフェルト等の吸水部材からなる給水部15aに
よって行われる。具体的には、水を吸収した給水部15
aの一端がヒータ11に接触されており、給水部15a
を介してヒータ11に接触した水がヒータ11により加
熱されて蒸発し、スチームとなる。
【0045】一方、押さえブロック31は、握り部1に
枢支部32が設けられ、また、髪ケア部2にヒータ11
が内装されると共に本体ブロック30との挟持面24に
押さえ板34が設けられて構成されている。このヒータ
11は押さえ板34を加熱する機能を有している。つま
り、押さえブロック31側の挟持面24である押さえ板
34はヒータ11の加熱により発熱面となる。
【0046】ここで、挟持面24を構成するアイロン板
33や押さえ板34の形状は、この挟持面24に挟んで
くせ付けする髪のくせ付け形状の種類を決定するもので
あり、図10に示すように髪にストレート形状のくせ付
けを施すためにそれぞれアイロン板33や押さえ板34
を平面板状に形成したものでもよく、また、図11に示
すように髪にウェーブ形状のくせ付けを施すためにそれ
ぞれアイロン板33や押さえ板34を断面波型板状に形
成したものでもよい。
【0047】上述した構成を有する挟持式のヘアーアイ
ロンは、たとえば、髪ケア部2の左右方向に髪の伸長方
向を合わせるようにして髪を髪ケア部2の挟持面24で
挟持し、そのままこのヘアーアイロンを髪の伸長方向の
先端方向にスライドさせて使用される。つまり、髪ケア
部2には髪の先端側が順次導入されると共に髪の根元側
が順次導出されるように使用される。ここで、この髪ケ
ア部2に導入された髪にはスチームによって水分が供給
されると共に挟持面24によって加熱されて癖付けが施
されることから、上記挟持式のヘアーアイロンでは連続
的に髪に癖付けによる整髪等の手入れを施すことができ
るようになっている。
【0048】ここで、上述した本体ブロック30の髪ケ
ア部2には、放電によってマイナスイオンを発生させる
マイナスイオン発生装置4が具備される。本例では、こ
のマイナスイオン発生装置4としては、図6に示す針電
極3を備えたマイナスイオン発生装置4を用いたものを
例に挙げて説明しているが、このマイナスイオン発生装
置4には図7に示す線電極25を備えたマイナスイオン
発生装置4を用いることもできる。上記マイナスイオン
発生装置4で発生したマイナスイオンは放出口9から放
出されるものであるが、髪ケア部2に保持させた髪に効
率よく多くのマイナスイオンを付着させ、髪ケア部2で
整髪等の髪の手入れを行なったときに生じる髪の損傷を
防止させ得るように、下記のように放出口9の設置個所
に工夫がなされている。
【0049】図10(a)(b)及び図11(a)
(b)に示すものは、上記放出口9を、髪ケア部2に導
入した髪の伸長方向と同方向である髪ケア部2の左右方
向の一方の側端部に配置したものである。本例では、放
出口9は、本体ブロック30の髪ケア部2の挟持面24
であるアイロン板33の左右方向の側縁近傍部分に開口
されている。上述したように挟持式のヘアーアイロン
は、髪ケア部2の左右方向に髪の伸長方向を合わせるよ
うにして髪を髪ケア部2の挟持面24で挟持し、そのま
まこのヘアーアイロンを髪の伸長方向の先端方向にスラ
イドさせて使用される、つまり、髪ケア部2には髪の先
端側が順次導入されると共に髪の根元側が順次導出され
るように使用されるものであるが、このとき放出口9を
髪ケア部2に導入した髪の伸長方向と同方向である髪ケ
ア部2の左右方向の一方の側端部に配置することで、髪
ケア部2に導入する直前または髪ケア部2から導出した
直後の髪にマイナスイオンを当てて付着させることがで
きるのである。したがって、髪ケア部2での髪の整髪等
の手入れの際の髪の損傷に対しての予防や良好な整髪等
を図ったり、髪ケア部2での髪の整髪等の手入れの際の
髪の損傷に対してケア等を施すことを効果的に行なせる
ことができるのである。
【0050】ここで、図10(a)及び図11(a)に
示すものは、上記放出口9を挟持面24に対して直交す
る方向に向けて開口したものである。つまり、放出口9
はアイロン板33の左右側端部分を結んで形成される面
に対して直交する方向に向けて開口されており、これに
よると、髪ケア部2に導入する髪に対して直交する方向
にマイナスイオンを放出し、上記髪にマイナスイオンを
強く当てて付着させることができ、したがって髪へのマ
イナスイオンの付着効率の向上が図られるのである。ま
た、図10(b)及び図11(b)に示すものは、上記
放出口9を髪ケア部から離れる方向である外方に向けて
開口させたものである。これによると、放出口9から放
出したマイナスイオンを髪の広範囲に当てて付着させる
ようにでき、髪へのマイナスイオンの付着効率の向上を
図ることができるのである。
【0051】また、図10(c)(d)及び図11
(c)(d)に示すものは、放出口9を、髪ケア部2に
導入した髪の伸長方向と同方向である髪ケア部2の左右
方向の両側端部に配置したものである。本例では、放出
口9は、本体ブロック30の左右方向の両方の側縁近傍
部分に開口されている。上述したように挟持式のヘアー
アイロンは、髪ケア部2の左右方向に髪の伸長方向を合
わせるようにして髪を髪ケア部2の挟持面24で挟持
し、そのままこのヘアーアイロンを髪の伸長方向の先端
方向にスライドさせて使用される、つまり、髪ケア部2
には髪の先端側が順次導入されると共に髪の根元側が順
次導出されるように使用されるものであるが、このとき
放出口9を髪ケア部2に導入した髪の伸長方向と同方向
である髪ケア部2の左右方向の両側端部に配置すると、
髪ケア部2に導入する前の髪及び髪ケア部2から導出し
た後の髪にそれぞれ確実にマイナスイオンを当てて付着
させることができるものであり、したがって、髪ケア部
2での髪の整髪等の手入れの際の髪の損傷に対しての予
防や良好な整髪等を図ると共に、髪ケア部2での髪の整
髪等の手入れの際の髪の損傷に対してケア等を施すこと
を効果的に行なわせることができるのである。なお、マ
イナスイオンは加熱されると消滅し易くなるといった特
性を有しているが、本例では、髪ケア部2で整髪等の手
入れが済んだ髪に確実にマイナスイオンを付着させるこ
とができることから、マイナスイオンの髪への効果を持
続させることができるといった利点も有しているのであ
る。
【0052】ここで、図10(c)及び図11(c)に
示すものは、放出口9を髪ケア部2の挟持面24に対し
て直交する方向に向けて開口させたものであり、放出口
9から放出するマイナスイオンを髪に強く当てることで
髪へのマイナスイオンの付着効率を向上させたものであ
る。また、図10(d)及び図11(d)に示すもの
は、放出口9を髪ケア部2から離れる方向である外方に
向けて開口したものであり、放出口9から放出するマイ
ナスイオンを髪の広範囲にわたって当てることで髪への
マイナスイオンの付着効率を向上させたものである。
【0053】また、図12(a)(b)に示すものは、
放出口9を、髪ケア部2の左右方向と略直交する方向に
複数個並べて配置したものである。詳述すると、髪ケア
部2のアイロン板33の左右方向における側端縁に沿っ
て並べて複数の放出口9が開口している。これによる
と、マイナスイオンを髪の広範囲に当てることができ、
髪へのマイナスイオンの付着効率の向上を図ることがで
きるのである。無論、図13(a)(b)に示すよう
に、放出口9を髪ケア部2の側端部に対して1つ設ける
ようにしたものでもよく、これによるとヘアーアイロン
の構造の簡略化、小型化が図られるのである。なお、図
12(a)(b)にあるように広範囲の髪にマイナスイ
オンを付着させようとするものにあっては、広範囲にわ
たってマイナスイオンを発生させ得るという利点のある
図7に示す線電極25を備えたマイナスイオン発生装置
4を用いることが、ヘアーアイロンの構造の簡略化を図
ることができて好ましく、この場合、放出口9をアイロ
ン板33の左右方向における側端縁に亘って開口するよ
うに長孔状に形成することも好ましい。
【0054】なお、上述した挟持式のヘアーアイロンに
あっても、握り部1にスライド式のスイッチハンドル
(図示せず)を設けており、このスイッチハンドルによ
って先の実施の形態の例同様にヒータ11への通電やマ
イナスイオン発生装置4の針電極3への通電を制御させ
るようにしている。つまり、上記スイッチハンドルによ
って、ヒータ11及びマイナスイオン発生装置4を非通
電状態にするOFFモード、マイナスイオン発生装置4
に通電を行うイオンモード、ヒータ11及びマイナスイ
オン発生装置4に通電を行うイオン・アイロンモードと
を切替できるようにしてある。したがって、髪に対する
マイナスイオンの放出を、ヒータ11の加熱によって整
髪する髪の手入れとは無関係にまたは並行して行うよう
にでき、髪を加熱させないでマイナスイオンを付着させ
たい場合にも対応させ、上記マイナスイオンの効果を選
択的に髪に享受させ得るようにし、ヘアーアイロンの使
い勝手の多様化に対応させ得るようにしてある。
【0055】図14には、上述した挟持式のヘアーアイ
ロンにおける実施の形態の他例を示す。上述した挟持式
のヘアーアイロンと同様部分は説明を省き、異なる部分
についてのみ説明する。このヘアーアイロンは、放出口
9を挟持面24であるアイロン板33に開口したもので
ある。これによると、髪ケア部2で保持した髪に向って
直にマイナスイオンを放出して付着させることができ
る。つまり、マイナスイオンを髪に強く当てて付着させ
ることができるから、髪へのマイナスイオンの付着効率
の向上が図られているのである。なお、図示はしない
が、この放出口9をアイロン板33に複数個設け、髪の
髪ケア部2への左右方向に対して直交する方向に上記複
数個の放出口9を並べて配置することも好ましく、これ
によると、広範囲の髪にマイナスイオンを当てて付着さ
せることができるものである。
【0056】図15には、上述した挟持式のヘアーアイ
ロンにおける実施の形態の更に他例を示す。上述した挟
持式のヘアーアイロンと同様な部分は説明を省き、異な
る部分についてのみ説明する。このヘアーアイロンは、
マイナスイオン発生装置4を本体ブロック30の握り部
1に内装すると共に、マイナスイオンを放出する放出口
9を髪が保持される髪ケア部2に向けて開口したもので
ある。詳述すると、マイナスイオン発生装置4は本体ブ
ロック30の握り部1における髪ケア部2側の部位に内
装されており、放出口9は握り部1と髪ケア部2との間
の部位に設けられ、その開口方向は押さえブロック31
の押さえ板34に向けて開口されている。これによる
と、マイナスイオン発生装置4を髪ケア部2に設けない
分、髪ケア部2をコンパクトに形成でき、髪ケア部2の
形状の多様化、小型化を図ることができるものである。
なお、握り部1にマイナスイオン発生装置4を内装して
も、放出口9は髪が導入される髪ケア部2に向けて開口
していることから、髪にマイナスイオンを当てて付着さ
せることができるのは言うまでもない。
【0057】また、上述した発明の実施の形態の他例や
更なる他例では挟持式のヘアーアイロンとして、それぞ
れ半体状に本体ブロック30と押さえブロック31とを
形成させると共に本体ブロック30と押さえブロック3
1との各握り部1の髪ケア部2と反対側の一端部で枢支
して構成したものを図示して説明したが、たとえば、本
体ブロックを握り部と髪ケア部とを連設して棒状に形成
すると共に押さえブロックを握り部と髪ケア部とを連設
してへら状に形成し、本体ブロック及び押さえブロック
のそれぞれ髪ケア部側の握り部に枢支部を設けて枢支し
て構成した挟持式のヘアーアイロンにも、上述した本発
明の技術を応用させることができるのは言うまでもな
い。
【0058】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載のヘ
アーアイロンにあっては、握り部と、この握り部に付設
した髪ケア部を有し、この髪ケア部は発熱面を有すると
共に、この発熱面に髪を接触させて整髪等の髪の手入れ
を行うように構成しているヘアーアイロンにおいて、放
電によってマイナスイオンを発生させるマイナスイオン
発生装置を具備したので、マイナスイオン発生装置によ
って多量のマイナスイオンを発生させることができ、そ
れに伴い、髪の損傷を抑えると共に良質な整髪を施し得
るといったマイナスイオンの効果を髪に充分に享受させ
ることができ、更に、髪に対するマイナスイオンの放出
を上記髪の手入れと無関係または並行して行うようにし
たので、上記マイナスイオンの効果を選択的に髪に享受
させ得るようにできるものである。
【0059】請求項3記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項1の効果に加えて、髪ケア部を棒状に形成す
ると共にその外周面に発熱面を設け、マイナスイオン発
生装置を握り部に内装したので、髪ケア部にマイナスイ
オン発生装置を内装しないで済み、髪ケア部の内部構造
を簡略化でき、したがって髪ケア部の形状の多様化、小
型化を図ることができるのであり、また、上記マイナス
イオン発生装置で発生したマイナスイオンが放出される
放出口を髪が保持される髪ケア部に向けて開口したの
で、握り部にマイナスイオン発生装置を内装しても、髪
にマイナスイオンを当てて付着させることができるので
ある。
【0060】請求項4記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項3の効果に加えて、共に棒状に形成させた髪
ケア部と握り部とを同軸線状に配し、握り部の放出口の
開口方向を上記軸線に対して10°〜30°傾けて設け
たので、髪ケア部が保持した髪全体に効果的にマイナス
イオンを付着させることができるのである。
【0061】請求項5記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項4の効果に加えて、髪ケア部の外面にブリス
ルを突設し、上記ブリスルのうち放出口近傍に位置する
ブリスルを除去または丈を短く形成したので、効果的に
髪にマイナスイオンを付着させることができるのであ
る。つまり、髪ケア部の外面に突設したブリスルのうち
放出口近傍に位置するブリスルにあっては、長くマイナ
スイオンを浴びるとマイナスの電荷に帯電して、以後上
記ブリスル間を通過しようとするマイナスイオンを反発
させて跳ね飛ばし、髪に至るマイナスイオンの量を減少
させ、髪にマイナスイオンが付着しにくくさせるといっ
た恐れがあるが、この髪ケア部の外面に突設したブリス
ルのうち放出口近傍に位置するブリスルを除去または丈
を短く形成したことにより、上記恐れを無くして効果的
に髪にマイナスイオンを付着させることができるのであ
る。
【0062】請求項7記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項1の効果に加えて、マイナスイオン発生装置
で発生したマイナスイオンが放出される放出口を、髪ケ
ア部に導入した髪の伸長方向と同方向である髪ケア部の
左右方向の少なくとも一方の側端部に配置したので、た
とえば、髪ケア部の左右方向に髪の伸長方向を合わせる
ようにして髪を髪ケア部の挟持面で挟持し、そのままこ
のヘアーアイロンを髪の伸長方向の先端方向にスライド
させ、髪ケア部に髪の先端側を順次導入させると共に髪
の根元側を順次導出されるように使用される挟持式のヘ
アーアイロンでは、髪ケア部に導入する直前または髪ケ
ア部から導出した直後の髪にマイナスイオンを当てて付
着させることができ、したがって、加熱による髪の損傷
に対しての予防や良好な整髪を図ったり、上記髪の損傷
に対してのケア等を施すことを効果的に行なわせること
ができるのである。
【0063】請求項8記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項1の効果に加えて、マイナスイオン発生装置
で発生したマイナスイオンが放出される放出口を、髪ケ
ア部に導入した髪の伸長方向と同方向である髪ケア部の
左右方向の両側端部に配置したので、たとえば、髪ケア
部の左右方向に髪の伸長方向を合わせるようにして髪を
髪ケア部の挟持面で挟持し、そのままこのヘアーアイロ
ンを髪の伸長方向の先端方向にスライドさせ、髪ケア部
に髪の先端側を順次導入させると共に髪の根元側を順次
導出されるように使用される挟持式のヘアーアイロンで
は、挟持面による加熱前及び加熱後の髪に効果的にマイ
ナスイオンを付着させることができ、したがって、加熱
による髪の損傷に対しての予防や良好な整髪を図って髪
ケア部で髪の整髪等の手入れを行わせるのみならず、上
記整髪等の手入れを終えた髪に損傷に対するケア等を施
すことを確実に効果的に行なわせることができるのであ
る。
【0064】請求項9記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項1の効果に加えて、マイナスイオン発生装置
で発生したマイナスイオンが放出される放出口を、挟持
面に開口したので、髪ケア部で保持した髪にマイナスイ
オンを直接当てて付着させることができ、髪へのマイナ
スイオンの付着効率の向上を図ることができる。
【0065】請求項10記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項7または8の効果に加えて、上記放出口を、
髪ケア部から離れる方向である外方に向けて開口したの
で、マイナスイオンを髪の広範囲に当てることができ、
髪へのマイナスイオンの付着効率の向上を図ることがで
きる。
【0066】請求項11記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項7〜9のいずれかの効果に加えて、上記放出
口を、髪ケア部の挟持面に対して直交方向に開口したの
で、マイナスイオンを髪に強く当てることができ、髪へ
のマイナスイオンの付着効率の向上を図ることができ
る。
【0067】請求項12記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項7〜11のいずれかの効果に加えて、上記放
出口を、髪ケア部の左右方向と略直交する方向に複数個
並べて配設したので、髪ケア部に保持させた髪の広範囲
にマイナスイオンを当てることができ、髪へのマイナス
イオンの付着効率の向上を図ることができる。
【0068】請求項13記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項1の効果に加えて、マイナスイオン発生装置
を握り部に内装したので、マイナスイオン発生装置を握
り部に内装した分、髪ケア部にマイナスイオン発生装置
を内装しないで済み、髪ケア部の内部構造を簡略化で
き、したがって髪ケア部の形状の多様化、小型化を図る
ことができるのであり、また、上記マイナスイオン発生
装置で発生したマイナスイオンが放出される放出口を、
髪が保持される髪ケア部に向けて開口したので、握り部
にマイナスイオン発生装置を内装しても、髪にマイナス
イオンを当てて付着させることができるのである。
【0069】請求項14記載のヘアーアイロンにあって
は、握り部と、この握り部に付設した髪ケア部を有し、
上記髪ケア部を棒状に形成すると共にその外周面に発熱
面を備え、上記発熱面に髪を接触させて整髪等の髪の手
入れを行うように構成しているヘアーアイロンにおい
て、上記髪ケア部の外周面にブリスルを突設させ、上記
ブリスルの根元部分にスチーム発生装置で発生したスチ
ームを噴射させる噴射部を設け、上記噴射部から噴射し
たスチームを当てて拡散させる鍔部をブリスルの根元に
形成させたので、スチーム発生装置で多量にスチームを
発生させても上記スチームを鍔部で拡散させることがで
き、大量に発生して噴射されるスチームによって髪が過
度に加熱されたり頭皮に火傷を負わせるといった恐れを
解消できると共に、ブリスルの根元部分から噴射される
スチームを拡散させたことで髪にスチームを効果的に供
給させることができるのである。
【0070】請求項15記載のヘアーアイロンにあって
は、握り部と、この握り部に付設される髪ケア部を有
し、上記髪ケア部を棒状に形成すると共にその外周面に
発熱面を備え、上記発熱面に髪を接触させて整髪等の髪
の手入れを行うように構成しているヘアーアイロンにお
いて、棒状に形成した髪ケア部の外周面が曲率半径の大
きい緩曲面部と曲率半径の小さい急曲面部とを備え、緩
曲面部から丈の長い長ブリスルを突設させたので、髪を
ストレート状に伸ばすようなブラッシングや髪にストレ
ート状の癖付けを施すことを容易に行い得るようにし、
また、急曲面部から丈の短い短ブリスルを突設させたの
で、髪の流れを整えさせて髪ケア部に巻き付けることや
髪にカール状の癖付けを施すことが容易に行い得るよう
にしてあり、したがって、髪をストレートに癖付けをす
るストレートアイロン及び髪をカール状に癖付けするカ
ールアイロンの2つの機能を同時に1つのヘアーアイロ
ンに備えさせることができるのである。
【0071】請求項16記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項15の効果に加えて、緩曲面部を棒状の髪ケ
ア部の外周面における90°〜120°の範囲に設けた
ので、棒状の髪ケア部の形状を髪を巻き付けることの妨
げにならない程度にすると共に、この髪ケア部に広い範
囲で髪にブラッシングを施す場所を確保することがで
き、効果的に髪にブラッシングを施すことができ、ヘア
ーアイロンの使い勝手の向上を図ることができるのであ
る。
【0072】請求項17記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項16の効果に加えて、緩曲面部からスチーム
を噴出させるようにしたので、髪のブラッシング時に効
果的に髪を伸ばすことができ、ヘアーアイロンの使い勝
手の向上を図ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例の正面断面図である。
【図2】図1の左方向から見た一部側面断面図である。
【図3】同上の(a)は正面図であり、(b)は右側面
図であり、(c)は左側面図である。
【図4】同上の髪ケア部の水平断面図である。
【図5】同上の髪ケア部の水平断面図である。
【図6】同上のマイナスイオン発生装置の例を示す概念
図である。
【図7】同上のマイナスイオン発生装置の例を示すもの
であり、(a)は概念図であり、(b)は開口側から見
たケースの正面断面図である。
【図8】本発明の実施の形態の他例の正面断面図であ
る。
【図9】本発明の実施の形態の更に他例を示す正面断面
図である。
【図10】(a)(b)(c)(d)は挟持面が断面平
面板状に形成されたタイプのヘアーアイロンの縦断面図
である。
【図11】(a)(b)(c)(d)は挟持面が断面波
型板状に形成されたタイプのヘアーアイロンの縦断面図
である。
【図12】(a)(b)は放出口を髪ケア部の左右方向
の側端部に複数個並設したタイプのヘアーアイロンの正
面図である。
【図13】(a)(b)は放出口を髪ケア部の左右方向
の側端部に1つ設けたタイプのヘアーアイロンの正面図
である。
【図14】本発明の実施の形態の更に他例を示す正面断
面図である。
【図15】本発明の実施の形態の更に他例を示すもので
あり、(a)は正面断面図であり、(b)は正面図であ
り、(c)は縦断面図である。
【図16】従来技術の整髪用電気アイロンを示す正面図
である。
【符号の説明】
1 握り部 2 髪ケア部 3 針電極 4 マイナスイオン発生装置 5 ブリスル 6 スチーム発生装置 7 緩曲面部 8 急曲面部 9 放出口 21 鍔部 24 挟持面 25 線電極 26 グランド電極 30 本体ブロック 31 押さえブロック 32 枢支部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月11日(2002.7.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、選択的に髪に充分なマイナスイオンの効果を享受
せるヘアーアイロンを提供することを課題とするもの
である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】図1乃至図7に本発明の実施の形態の例を
示す。本例のヘアーアイロンは、手で掴む握り部1と髪
を保持して整髪等の髪の手入れを行わせる髪ケア部2と
で構成された全体視で棒状に形成されたもので、握り部
1の先端に髪ケア部2が配置されて、上記髪ケア部2に
髪を巻き付けて使用できる巻き付け式のヘアーアイロン
である。以下、詳述する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】請求項13記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項6の効果に加えて、マイナスイオン発生装置
を握り部に内装したので、マイナスイオン発生装置を握
り部に内装した分、髪ケア部にマイナスイオン発生装置
を内装しないで済み、髪ケア部の内部構造を簡略化で
き、したがって髪ケア部の形状の多様化、小型化を図る
ことができるのであり、また、上記マイナスイオン発生
装置で発生したマイナスイオンが放出される放出口を、
髪が保持される髪ケア部に向けて開口したので、握り部
にマイナスイオン発生装置を内装しても、髪にマイナス
イオンを当てて付着させることができるのである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】削除
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】削除 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月12日(2002.11.
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ヘアーアイロン
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、握り部に付設した
髪ケア部を発熱させ、この髪ケア部に髪を接触させて整
髪等の髪の手入れを行うようにしたヘアーアイロンに関
する発明である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、握り部に付設した髪ケア部を発熱させ、この髪ケア
部に髪を接触させて整髪等の髪の手入れを行うようにし
たヘアーアイロンには、例えば実用新案登録30473
52の整髪用電気アイロンがある。図に示すように、
全体形状が鋏状に形成されたこの整髪用電気アイロン
は、1対の握り部1を手で持って握り込むと、髪ケア部
2を構成するヒータ(図示せず)を内蔵したロッド22
とグローブ23との間に髪が挟み込まれ、髪を加熱して
整髪等の髪の手入れができるようになったものであり、
このロッド22とグローブ23との間の髪を挟持する挟
持面24を多元素鉱物粉状体を混合したフッ素樹脂でコ
ーティングさせ、この挟持面から発生するマイナスイオ
ンを髪に付着させ、挟持した髪の損傷を抑えて良質の整
髪を行い得るようにしたものである。
【0003】しかし、この整髪用電気アイロンは、上記
挟持面24を多元素鉱物粉状体を混合したフッ素樹脂で
コーティングさせたことでマイナスイオンを発生させて
いるが、この挟持面24から発生するマイナスイオンは
微少な量であり、髪が享受できるマイナスイオンの効果
も小さいものとならざるを得ないものであった
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、髪に充分なマイナスイオンの効果を享受させるこ
とができるヘアーアイロンを提供することを課題とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に係るヘアーアイロンは、握り部1
と、この握り部1に付設される髪ケア部2を有し、この
髪ケア部2は発熱面を有すると共に、この発熱面に髪を
接触させて整髪等の髪の手入れを行うように構成してい
るヘアーアイロンにおいて、握り部1側で本体ブロック
30と押さえブロック31とを枢支し、髪ケア部2で本
体ブロック30と押さえブロック31とを接離自在に
し、この本体ブロック30の髪ケア部2と押さえブロッ
ク31の髪ケア部2との間に髪を挟み込む挟持面24を
設けると共に挟持面24を上記発熱面とし、放電によっ
てマイナスイオンを発生させるマイナスイオン発生装置
髪ケア部2に具備すると共に、マイナスイオン発生装
置で発生したマイナスイオンが放出される放出口を、髪
ケア部に導入した髪の伸張方向と同方向である髪ケア部
の左右方向方の少なくとも一方の側端部に配置したこと
を特徴とする。これによると、放電によってマイナスイ
オンを発生させるマイナスイオン発生装置4によって
は、多量のマイナスイオンを発生させることができ、そ
れに伴って多量のマイナスイオンを髪に付着させ、髪の
損傷を抑えると共に良質な整髪を施し得るようにできる
ものである。また、挟持式のヘアーアイロンは、たとえ
ば、髪ケア部2の左右方向に髪の伸長方向を合わせるよ
うにして髪を髪ケア部2の挟持面24で挟持し、そのま
まこのヘアーアイロンを髪の伸長方向の先端方向にスラ
イドさせて使用される。つまり、髪ケア部2には髪の先
端側が順次導入されると共に髪の根元側が順次導出され
るように使用されるものであるが、このとき、上述した
ように放出口9を髪ケア部2に導入した髪の長手方向と
同方向である髪ケア部2の左右方向の少なくとも一方の
側端部に配置したことから、髪ケア部2に導入する直前
または髪ケア部2から導出した直後の髪にマイナスイオ
ンを当てて付着させることができる。
【0006】また、上記放出口9を、髪ケア部2に導入
した髪の伸長方向と同方向である髪ケア部2の左右方向
の両側端部に配置したことも好ましい。これによると、
髪ケア部2に導入する直前の髪と髪ケア部2から導出し
た直後の髪との両方にマイナスイオンを当てて付着させ
ることができる。
【0007】また本発明の請求項3に係るヘアーアイロ
ンは、握り部1と、この握り部1に付設される髪ケア部
2を有し、この髪ケア部2は発熱面を有すると共に、こ
の発熱面に髪を接触させて整髪等の髪の手入れを行うよ
うに構成しているヘアーアイロンにおいて、握り部1側
で本体ブロック30と押さえブロック31とを枢支し、
髪ケア部2で本体ブロック30と押さえブロック31と
を接離自在にし、この本体ブロック30の髪ケア部2と
押さえブロック31の髪ケア部2との間に髪を挟み込む
挟持面24を設けると共に挟持面24を上記発熱面と
し、放電によってマイナスイオンを発生させるマイナス
イオン発生装置を髪ケア部2に具備すると共に、マイナ
スイオン発生装置4で発生したマイナスイオンが放出さ
れる放出口9を挟持面24に開口したことを特徴とす
る。これによると、放電によってマイナスイオンを発生
させるマイナスイオン発生装置4によっては、多量のマ
イナスイオンを発生させることができ、それに伴って多
量のマイナスイオンを髪に付着させ、髪の損傷を抑える
と共に良質な整髪を施し得るようにできるものであり、
更に、髪ケア部2で保持した髪にマイナスイオンを強く
当てて付着させることができる。
【0008】また、上記放出口9を、髪ケア部2から離
れる方向である外方に向けて開口したことも好ましい。
これによると、広範囲の髪にマイナスイオンを当てて付
着させることができる。
【0009】また、上記放出口9を、髪ケア部2の挟持
面24に対して直交する方向に向けて開口したことも好
ましい。これによると、髪にマイナスイオンを強く当て
て付着させることができる。
【0010】また、上記放出口9を、髪ケア部2への髪
の左右方向と略直交する方向に複数個並べて配置したこ
とも好ましい。これによると、広範囲の髪にマイナスイ
オンを当てて付着させることができる。
【0011】また、マイナスイオン発生装置4は、放電
によってマイナスイオンを発生する針電極3を備えて形
成されていることも好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0013】図1乃至図に本発明の実施の形態の例を
示す。本例のヘアーアイロンは、本体ブロック30と押
さえブロック31とを一端側で枢支して他端側で本体ブ
ロック30と押さえブロック31とを接離自在にし、本
体ブロック30と押さえブロック31との枢支部分近傍
を握り部1とすると共に本体ブロック30と押さえブロ
ック31との接離自在にした部分を髪ケア部2とし、こ
の髪ケア部2において接離自在にされた本体ブロック3
0と押さえブロック31との挟持面24を発熱面とし、
この発熱面である挟持面24に髪を挟み込ませて髪の整
髪等の手入れが為される挟持式のヘアーアイロンであ
る。本例では、本体ブロック30と押さえブロック31
とをそれぞれ握り部1と髪ケア部2とを直線的に配置し
て形成し、上記本体ブロック30と押さえブロック31
とをそれぞれの握り部1の一端に備えた枢支部32によ
って回動自在に連結して本体ブロック30の髪ケア部2
と押さえブロック31の髪ケア部2とを接離自在にし、
本体ブロック30の髪ケア部2と押さえブロック31の
髪ケア部2との間に髪を挟み込む挟持面24を形成する
と共に上記挟持面24を発熱面とすることで構成された
ものである。そして、この挟持式のヘアーアイロンにお
いて、放電によってマイナスイオンを発生させるマイナ
スイオン発生装置4を本体ブロック30に備えたもので
ある。
【0014】この放電によりマイナスイオンを発生させ
るマイナスイオン発生装置4としては、たとえば、図
に示す針電極3を備えたマイナスイオン発生装置4、図
に示す線電極25を備えたマイナスイオン発生装置4
等が用いられる。
【0015】図に示す針電極3を備えたマイナスイオ
ン発生装置4は、針電極3とグランド電極26と高電圧
発生装置27とで構成されるものであって、この針電極
3とグランド電極26とは絶縁物よりなるケース28内
に配置されている。このケース28には開口28aが設
けられており、針電極3の前方にグランド電極26が配
置され、更にグランド電極26の前方に上記開口28a
が開口している。ここで、針電極3は例えば金属棒の先
端を鋭利にして針形状としたものであり、グランド電極
26は一例として金属板で構成し、針電極3に対して斜
め前方に配置してある。この針電極3を備えたマイナス
イオン発生装置4は鋭利に形成された針電極3の先端に
電界を集中させ易く、効率よくマイナスイオンを発生さ
せ得るといった利点を有している。
【0016】また、図に示す線電極25を備えたマイ
ナスイオン発生装置4は、線電極25とグランド電極2
6と高電圧発生装置27とで構成されるものであって、
この線電極25とグランド電極26とは絶縁物よりなる
ケース28内に配置されている。線電極25はケース2
8の内部スペースに亘るように設けてあり、針電極3の
前方にグランド電極26が配置され、更にグランド電極
26の前方にケース28の開口28aが開口している。
ここで、線電極25は例えば径の細い導電線を棒状に形
成したものが用いられる。この線電極25を備えたマイ
ナスイオン発生装置4は、針電極3を備えたマイナスイ
オン発生装置4に比べて広範囲でマイナスイオンを発生
させ得るといった利点を有している。
【0017】これらのマイナスイオン発生装置4では、
グランド電極26を基準電位側として針電極3側または
線電極25側にDC−5kVを印加させると、針電極3
または線電極25の先端近傍においてコロナ放電が発生
し、マイナスイオンが発生する。そして、この発生した
マイナスイオンは、ケース28の開口28aから外方に
流れ出る電気力線に乗ってケース28の開口28aから
外方に放出されるようになっている。このケース28の
開口28aは放出口9を構成している。
【0018】上記の本体ブロック30は、握り部1に枢
支部32が設けられ、また、髪ケア部2にヒータ11や
スチーム発生装置6が内装されると共に押さえブロック
31との挟持面24にアイロン板33が設けられて構成
されている。ヒータ11は、アイロン板33を加熱する
と共に、スチーム発生装置6の水タンク15から供給さ
れた水を加熱してスチームを発生させるといった機能を
有する。つまり、本体ブロック30側の挟持面24であ
るアイロン板33はヒータ11の加熱により発熱面とな
り、また、スチームはアイロン板33に多数穿設された
貫通孔33aが構成する噴出口から外方に噴出されるよ
うになっている。なお、水タンク15は本体ブロック3
0に対して着脱自在に設けられている。この水タンク1
5からヒータ11への給水は、水タンク15の一端に設
けられたフェルト等の吸水部材からなる給水部15aに
よって行われる。具体的には、水を吸収した給水部15
aの一端がヒータ11に接触されており、給水部15a
を介してヒータ11に接触した水がヒータ11により加
熱されて蒸発し、スチームとなる。
【0019】一方、押さえブロック31は、握り部1に
枢支部32が設けられ、また、髪ケア部2にヒータ11
が内装されると共に本体ブロック30との挟持面24に
押さえ板34が設けられて構成されている。このヒータ
11は押さえ板34を加熱する機能を有している。つま
り、押さえブロック31側の挟持面24である押さえ板
34はヒータ11の加熱により発熱面となる。
【0020】ここで、挟持面24を構成するアイロン板
33や押さえ板34の形状は、この挟持面24に挟んで
くせ付けする髪のくせ付け形状の種類を決定するもので
あり、図に示すように髪にストレート形状のくせ付け
を施すためにそれぞれアイロン板33や押さえ板34を
平面板状に形成したものでもよく、また、図3に示すよ
うに髪にウェーブ形状のくせ付けを施すためにそれぞれ
アイロン板33や押さえ板34を断面波型板状に形成し
たものでもよい。
【0021】上述した構成を有する挟持式のヘアーアイ
ロンは、たとえば、髪ケア部2の左右方向に髪の伸長方
向を合わせるようにして髪を髪ケア部2の挟持面24で
挟持し、そのままこのヘアーアイロンを髪の伸長方向の
先端方向にスライドさせて使用される。つまり、髪ケア
部2には髪の先端側が順次導入されると共に髪の根元側
が順次導出されるように使用される。ここで、この髪ケ
ア部2に導入された髪にはスチームによって水分が供給
されると共に挟持面24によって加熱されて癖付けが施
されることから、上記挟持式のヘアーアイロンでは連続
的に髪に癖付けによる整髪等の手入れを施すことができ
るようになっている。
【0022】ここで、上述した本体ブロック30の髪ケ
ア部2には、放電によってマイナスイオンを発生させる
マイナスイオン発生装置4が具備される。本例では、こ
のマイナスイオン発生装置4としては、図に示す針電
極3を備えたマイナスイオン発生装置4を用いたものを
例に挙げて説明しているが、このマイナスイオン発生装
置4には図に示す線電極25を備えたマイナスイオン
発生装置4を用いることもできる。上記マイナスイオン
発生装置4で発生したマイナスイオンは放出口9から放
出されるものであるが、髪ケア部2に保持させた髪に効
率よく多くのマイナスイオンを付着させ、髪ケア部2で
整髪等の髪の手入れを行なったときに生じる髪の損傷を
防止させ得るように、下記のように放出口9の設置個所
に工夫がなされている。
【0023】図(a)(b)及び図(a)(b)に
示すものは、上記放出口9を、髪ケア部2に導入した髪
の伸長方向と同方向である髪ケア部2の左右方向の一方
の側端部に配置したものである。本例では、放出口9
は、本体ブロック30の髪ケア部2の挟持面24である
アイロン板33の左右方向の側縁近傍部分に開口されて
いる。上述したように挟持式のヘアーアイロンは、髪ケ
ア部2の左右方向に髪の伸長方向を合わせるようにして
髪を髪ケア部2の挟持面24で挟持し、そのままこのヘ
アーアイロンを髪の伸長方向の先端方向にスライドさせ
て使用される、つまり、髪ケア部2には髪の先端側が順
次導入されると共に髪の根元側が順次導出されるように
使用されるものであるが、このとき放出口9を髪ケア部
2に導入した髪の伸長方向と同方向である髪ケア部2の
左右方向の一方の側端部に配置することで、髪ケア部2
に導入する直前または髪ケア部2から導出した直後の髪
にマイナスイオンを当てて付着させることができるので
ある。したがって、髪ケア部2での髪の整髪等の手入れ
の際の髪の損傷に対しての予防や良好な整髪等を図った
り、髪ケア部2での髪の整髪等の手入れの際の髪の損傷
に対してケア等を施すことを効果的に行なせることがで
きるのである。
【0024】ここで、図(a)及び図(a)に示す
ものは、上記放出口9を挟持面24に対して直交する方
向に向けて開口したものである。つまり、放出口9はア
イロン板33の左右側端部分を結んで形成される面に対
して直交する方向に向けて開口されており、これによる
と、髪ケア部2に導入する髪に対して直交する方向にマ
イナスイオンを放出し、上記髪にマイナスイオンを強く
当てて付着させることができ、したがって髪へのマイナ
スイオンの付着効率の向上が図られるのである。また、
(b)及び図(b)に示すものは、上記放出口9
を髪ケア部から離れる方向である外方に向けて開口させ
たものである。これによると、放出口9から放出したマ
イナスイオンを髪の広範囲に当てて付着させるようにで
き、髪へのマイナスイオンの付着効率の向上を図ること
ができるのである。
【0025】また、図(c)(d)及び図(c)
(d)に示すものは、放出口9を、髪ケア部2に導入し
た髪の伸長方向と同方向である髪ケア部2の左右方向の
両側端部に配置したものである。本例では、放出口9
は、本体ブロック30の左右方向の両方の側縁近傍部分
に開口されている。上述したように挟持式のヘアーアイ
ロンは、髪ケア部2の左右方向に髪の伸長方向を合わせ
るようにして髪を髪ケア部2の挟持面24で挟持し、そ
のままこのヘアーアイロンを髪の伸長方向の先端方向に
スライドさせて使用される、つまり、髪ケア部2には髪
の先端側が順次導入されると共に髪の根元側が順次導出
されるように使用されるものであるが、このとき放出口
9を髪ケア部2に導入した髪の伸長方向と同方向である
髪ケア部2の左右方向の両側端部に配置すると、髪ケア
部2に導入する前の髪及び髪ケア部2から導出した後の
髪にそれぞれ確実にマイナスイオンを当てて付着させる
ことができるものであり、したがって、髪ケア部2での
髪の整髪等の手入れの際の髪の損傷に対しての予防や良
好な整髪等を図ると共に、髪ケア部2での髪の整髪等の
手入れの際の髪の損傷に対してケア等を施すことを効果
的に行なわせることができるのである。なお、マイナス
イオンは加熱されると消滅し易くなるといった特性を有
しているが、本例では、髪ケア部2で整髪等の手入れが
済んだ髪に確実にマイナスイオンを付着させることがで
きることから、マイナスイオンの髪への効果を持続させ
ることができるといった利点も有しているのである。
【0026】ここで、図(c)及び図(c)に示す
ものは、放出口9を髪ケア部2の挟持面24に対して直
交する方向に向けて開口させたものであり、放出口9か
ら放出するマイナスイオンを髪に強く当てることで髪へ
のマイナスイオンの付着効率を向上させたものである。
また、図(d)及び図(d)に示すものは、放出口
9を髪ケア部2から離れる方向である外方に向けて開口
したものであり、放出口9から放出するマイナスイオン
を髪の広範囲にわたって当てることで髪へのマイナスイ
オンの付着効率を向上させたものである。
【0027】また、図(a)(b)に示すものは、放
出口9を、髪ケア部2の左右方向と略直交する方向に複
数個並べて配置したものである。詳述すると、髪ケア部
2のアイロン板33の左右方向における側端縁に沿って
並べて複数の放出口9が開口している。これによると、
マイナスイオンを髪の広範囲に当てることができ、髪へ
のマイナスイオンの付着効率の向上を図ることができる
のである。無論、図(a)(b)に示すように、放出
口9を髪ケア部2の側端部に対して1つ設けるようにし
たものでもよく、これによるとヘアーアイロンの構造の
簡略化、小型化が図られるのである。なお、図(a)
(b)にあるように広範囲の髪にマイナスイオンを付着
させようとするものにあっては、広範囲にわたってマイ
ナスイオンを発生させ得るという利点のある図に示す
線電極25を備えたマイナスイオン発生装置4を用いる
ことが、ヘアーアイロンの構造の簡略化を図ることがで
きて好ましく、この場合、放出口9をアイロン板33の
左右方向における側端縁に亘って開口するように長孔状
に形成することも好ましい。
【0028】なお、上述した挟持式のヘアーアイロンに
あって、握り部1にスライド式のスイッチハンドル(図
示せず)を設けており、このスイッチハンドルによっ
ータ11への通電やマイナスイオン発生装置4の針電
極3への通電を制御させるようにしている。つまり、上
記スイッチハンドルによって、ヒータ11及びマイナス
イオン発生装置4を非通電状態にするOFFモード、マ
イナスイオン発生装置4に通電を行うイオンモード、ヒ
ータ11及びマイナスイオン発生装置4に通電を行うイ
オン・アイロンモードとを切替できるようにしてある。
したがって、髪に対するマイナスイオンの放出を、ヒー
タ11の加熱によって整髪する髪の手入れとは無関係に
または並行して行うようにでき、髪を加熱させないでマ
イナスイオンを付着させたい場合にも対応させ、上記マ
イナスイオンの効果を選択的に髪に享受させ得るように
し、ヘアーアイロンの使い勝手の多様化に対応させ得る
ようにしてある。
【0029】図には、上述した挟持式のヘアーアイロ
ンにおける実施の形態の他例を示す。上述した挟持式の
ヘアーアイロンと同様部分は説明を省き、異なる部分に
ついてのみ説明する。このヘアーアイロンは、放出口9
を挟持面24であるアイロン板33に開口したものであ
る。これによると、髪ケア部2で保持した髪に向って直
にマイナスイオンを放出して付着させることができる。
つまり、マイナスイオンを髪に強く当てて付着させるこ
とができるから、髪へのマイナスイオンの付着効率の向
上が図られているのである。なお、図示はしないが、こ
の放出口9をアイロン板33に複数個設け、髪の髪ケア
部2への左右方向に対して直交する方向に上記複数個の
放出口9を並べて配置することも好ましく、これによる
と、広範囲の髪にマイナスイオンを当てて付着させるこ
とができるものである
【0030】た、上述した発明の実施の形態の例や
例では挟持式のヘアーアイロンとして、それぞれ半体状
に本体ブロック30と押さえブロック31とを形成させ
ると共に本体ブロック30と押さえブロック31との各
握り部1の髪ケア部2と反対側の一端部で枢支して構成
したものを図示して説明したが、たとえば、本体ブロッ
クを握り部と髪ケア部とを連設して棒状に形成すると共
に押さえブロックを握り部と髪ケア部とを連設してへら
状に形成し、本体ブロック及び押さえブロックのそれぞ
れ髪ケア部側の握り部に枢支部を設けて枢支して構成し
た挟持式のヘアーアイロンにも、上述した本発明の技術
を応用させることができるのは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載のヘ
アーアイロンにあっては、握り部と、この握り部に付設
した髪ケア部を有し、この髪ケア部は発熱面を有すると
共に、この発熱面に髪を接触させて整髪等の髪の手入れ
を行うように構成しているヘアーアイロンにおいて、放
電によってマイナスイオンを発生させるマイナスイオン
発生装置を具備したので、マイナスイオン発生装置によ
って多量のマイナスイオンを発生させることができ、そ
れに伴い、髪の損傷を抑えると共に良質な整髪を施し得
るといったマイナスイオンの効果を髪に充分に享受させ
ることができるものである。また、握り部側で本体ブロ
ックと押さえブロックとを枢支し、髪ケア部で本体ブロ
ックと押さえブロックとを接離自在にし、この本体ブロ
ックの髪ケア部と押さえブロックの髪ケア部との間に髪
を挟み込む挟持面を設けると共に挟持面を上記発熱面と
し、放電によってマイナスイオンを発生させるマイナス
イオン発生装置を髪ケア部に具備すると共に、マイナス
イオン発生装置で発生したマイナスイオンが放出される
放出口を、髪ケア部に導入した髪の伸張方向と同方向で
ある髪ケア部の左右方向方の少なくとも一方の側端部に
配置したので、たとえば、髪ケア部の左右方向に髪の伸
長方向を合わせるようにして髪を髪ケア部の挟持面で挟
持し、そのままこのヘアーアイロンを髪の伸長方向の先
端方向にスライドさせ、髪ケア部に髪の先端側を順次導
入させると共に髪の根元側を順次導出されるように使用
される挟持式のヘアーアイロンでは、髪ケア部に導入す
る直前または髪ケア部から導出した直後の髪にマイナス
イオンを当てて付着させることができ、したがって、加
熱による髪の損傷に対しての予防や良好な整髪を図った
り、上記髪の損傷に対してのケア等を施すことを効果的
に行なわせることができるのである。
【0032】請求項記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項1の効果に加えて、マイナスイオン発生装置
で発生したマイナスイオンが放出される放出口を、髪ケ
ア部に導入した髪の伸長方向と同方向である髪ケア部の
左右方向の両側端部に配置したので、たとえば、髪ケア
部の左右方向に髪の伸長方向を合わせるようにして髪を
髪ケア部の挟持面で挟持し、そのままこのヘアーアイロ
ンを髪の伸長方向の先端方向にスライドさせ、髪ケア部
に髪の先端側を順次導入させると共に髪の根元側を順次
導出されるように使用される挟持式のヘアーアイロンで
は、挟持面による加熱前及び加熱後の髪に効果的にマイ
ナスイオンを付着させることができ、したがって、加熱
による髪の損傷に対しての予防や良好な整髪を図って髪
ケア部で髪の整髪等の手入れを行わせるのみならず、上
記整髪等の手入れを終えた髪に損傷に対するケア等を施
すことを確実に効果的に行なわせることができるのであ
る。
【0033】本発明の請求項3に記載のヘアーアイロン
にあっては、握り部と、この握り部に付設した髪ケア部
を有し、この髪ケア部は発熱面を有すると共に、この発
熱面に髪を接触させて整髪等の髪の手入れを行うように
構成しているヘアーアイロンにおいて、放電によってマ
イナスイオンを発生させるマイナスイオン発生装置を具
備したので、マイナスイオン発生装置によって多量のマ
イナスイオンを発生させることができ、それに伴い、髪
の損傷を抑えると共に良質な整髪を施し得るといったマ
イナスイオンの効果を髪に充分に享受させることができ
るものである。また、握り部側で本体ブロックと押さえ
ブロックとを枢支し、髪ケア部で本体ブロックと押さえ
ブロックとを接離自在にし、この本体ブロックの髪ケア
部と押さえブロックの髪ケア部との間に髪を挟み込む挟
持面を設けると共に挟持面を上記発熱面とし、放電によ
ってマイナスイオンを発生させるマイナスイオン発生装
置を髪ケア部に具備すると共に、マイナスイオン発生装
置で発生したマイナスイオンが放出される放出口を、挟
持面に開口したので、髪ケア部で保持した髪にマイナス
イオンを直接当てて付着させることができ、髪へのマイ
ナスイオンの付着効率の向上を図ることができる。
【0034】請求項記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項またはの効果に加えて、上記放出口を、
髪ケア部から離れる方向である外方に向けて開口したの
で、マイナスイオンを髪の広範囲に当てることができ、
髪へのマイナスイオンの付着効率の向上を図ることがで
きる。
【0035】請求項記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項のいずれかの効果に加えて、上記放出
口を、髪ケア部の挟持面に対して直交方向に開口したの
で、マイナスイオンを髪に強く当てることができ、髪へ
のマイナスイオンの付着効率の向上を図ることができ
る。
【0036】請求項記載のヘアーアイロンにあって
は、請求項のいずれかの効果に加えて、上記放出
口を、髪ケア部の左右方向と略直交する方向に複数個並
べて配設したので、髪ケア部に保持させた髪の広範囲に
マイナスイオンを当てることができ、髪へのマイナスイ
オンの付着効率の向上を図ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示す正面断面図であ
る。
【図2】(a)(b)(c)(d)は挟持面が断面平面
板状に形成されたタイプのヘアーアイロンの縦断面図で
ある。
【図3】(a)(b)(c)(d)は挟持面が断面波型
板状に形成されたタイプのヘアーアイロンの縦断面図で
ある。
【図4】(a)(b)は放出口を髪ケア部の左右方向の
側端部に複数個並設したタイプのヘアーアイロンの正
図である。
【図5】(a)(b)は放出口を髪ケア部の左右方向の
側端部に1つ設けたタイプのヘアーアイロンの正面図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態の他例を示す正面断面図で
ある。
【図7】同上のマイナスイオン発生装置の例を示す概念
図である。
【図8】同上のマイナスイオン発生装置の例を示すもの
であり、(a)は概念図であり、(b)は開口側から見
たケースの正面図である。
【図9】従来技術の整髪用電気アイロンを示す正面図で
ある。
【符号の説明】 1 握り部 2 髪ケア部 3 針電極 4 マイナスイオン発生装 24 挟持面 25 線電極 26 グランド電極 30 本体ブロック 31 押さえブロック 32 枢支部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図9】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水田 昭伸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握り部と、この握り部に付設した髪ケア
    部を有し、この髪ケア部は発熱面を有すると共に、この
    発熱面に髪を接触させて整髪等の髪の手入れを行うよう
    に構成しているヘアーアイロンにおいて、放電によって
    マイナスイオンを発生させるマイナスイオン発生装置を
    具備し、髪に対するマイナスイオンの放出を上記髪の手
    入れと無関係または並行して行うように構成したことを
    特徴とするヘアーアイロン。
  2. 【請求項2】 上記髪ケア部を棒状に形成すると共にそ
    の外周面に発熱面を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載のヘアーアイロン。
  3. 【請求項3】 マイナスイオン発生装置を握り部に内装
    すると共に、上記マイナスイオン発生装置で発生したマ
    イナスイオンが放出される放出口を髪ケア部に向けて開
    口したことを特徴とする請求項2に記載のヘアーアイロ
    ン。
  4. 【請求項4】 共に棒状に形成した髪ケア部と握り部と
    を同軸線状に配し、握り部の放出口の開口方向を上記軸
    線に対して10°〜30°傾けて設けたことを特徴とす
    る請求項3に記載のヘアーアイロン。
  5. 【請求項5】 髪ケア部の外面にブリスルを突設し、上
    記ブリスルのうち放出口近傍に位置するブリスルを除去
    または丈を短く形成したことを特徴とする請求項4に記
    載のヘアーアイロン。
  6. 【請求項6】 握り部側で本体ブロックと押さえブロッ
    クとを枢支し、髪ケア部側で本体ブロックと押さえブロ
    ックとを接離自在にし、この本体ブロックの髪ケア部と
    押さえブロックの髪ケア部との間に髪を挟み込む挟持面
    を設け、上記挟持面を発熱面としたことを特徴とする請
    求項1に記載のヘアーアイロン。
  7. 【請求項7】 マイナスイオン発生装置で発生したマイ
    ナスイオンが放出される放出口を、髪ケア部に導入した
    髪の伸長方向と同方向である髪ケア部の左右方向の少な
    くとも一方の側端部に配置したことを特徴とする請求項
    6に記載のヘアーアイロン。
  8. 【請求項8】 マイナスイオン発生装置で発生したマイ
    ナスイオンが放出される放出口を、髪ケア部に導入した
    髪の伸長方向と同方向である髪ケア部の左右方向の両側
    端部に配置したことを特徴とする請求項6に記載のヘア
    ーアイロン。
  9. 【請求項9】 マイナスイオン発生装置で発生したマイ
    ナスイオンが放出される放出口を、挟持面に開口したこ
    とを特徴とする請求項6に記載のヘアーアイロン。
  10. 【請求項10】 上記放出口を、髪ケア部から離れる方
    向である外方に向けて開口したことを特徴とする請求項
    7または8に記載のヘアーアイロン。
  11. 【請求項11】 上記放出口を、髪ケア部の挟持面に対
    して直交する方向に向けて開口したことを特徴とする請
    求項7〜9のいずれかに記載のヘアーアイロン。
  12. 【請求項12】 上記放出口を、髪ケア部への髪の左右
    方向と略直交する方向に複数個並べて配置したことを特
    徴とする請求項7〜11のいずれかに記載のヘアーアイ
    ロン。
  13. 【請求項13】 マイナスイオン発生装置を握り部に内
    装すると共に、上記マイナスイオン発生装置で発生した
    マイナスイオンが放出される放出口を髪ケア部に向けて
    開口したことを特徴とする請求項6に記載のヘアーアイ
    ロン。
  14. 【請求項14】 握り部と、この握り部に付設した髪ケ
    ア部を有し、上記髪ケア部を棒状に形成すると共にその
    外周面に発熱面を備え、上記発熱面に髪を接触させて整
    髪等の髪の手入れを行うように構成しているヘアーアイ
    ロンにおいて、上記髪ケア部の外周面にブリスルを突設
    させ、上記ブリスルの根元部分にスチーム発生装置で発
    生したスチームを噴射させる噴射部を設け、上記噴射部
    から噴射したスチームを当てて拡散させる鍔部をブリス
    ルの根元に形成させたことを特徴とするヘアーアイロ
    ン。
  15. 【請求項15】 握り部と、この握り部に付設した髪ケ
    ア部を有し、上記髪ケア部を棒状に形成すると共にその
    外周面に発熱面を備え、上記発熱面に髪を接触させて整
    髪等の髪の手入れを行うように構成しているヘアーアイ
    ロンにおいて、棒状に形成した髪ケア部の外周面が曲率
    半径の大きい緩曲面部と曲率半径の小さい急曲面部とを
    備え、緩曲面部から丈の長い長ブリスルを突設させると
    共に急曲面部から丈の短い短ブリスルを突設させたこと
    を特徴とするヘアーアイロン。
  16. 【請求項16】 緩曲面部を棒状の髪ケア部の外周面に
    おける90°〜120°の範囲に設けたことを特徴とす
    る請求項15に記載のヘアーアイロン。
  17. 【請求項17】 緩曲面部からスチームを噴出させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項15に記載のヘアーア
    イロン。
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