JP2534856Y2 - ヘアードライヤー - Google Patents

ヘアードライヤー

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JP2534856Y2
JP2534856Y2 JP1992044850U JP4485092U JP2534856Y2 JP 2534856 Y2 JP2534856 Y2 JP 2534856Y2 JP 1992044850 U JP1992044850 U JP 1992044850U JP 4485092 U JP4485092 U JP 4485092U JP 2534856 Y2 JP2534856 Y2 JP 2534856Y2
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ozone
hair
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electrode
hair dryer
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JP1992044850U
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Inventor
輝一 鈴木
宏行 近藤
史郎 武重
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鈴木 高志
宏行 近藤
史郎 武重
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、整髪用に使用される
ヘアードライヤーに係り、詳しくはマイナスイオンおよ
びオゾン発生するイオン発生器を備えたヘアードライヤ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヘアードライヤーとして
は一般的にはハンドタイプのものであって、例えば合成
樹脂製の筒状体内にヒーター線とフアンとが内装され
て、切替スイッチにより冷風と熱風とに切替え可能なも
のと、熱風の温度を数段階に切替え可能なものとがあ
り、さらに、ヘアーブラシを着脱可能に設けたものがあ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のものでは例えば洗髪後に熱により不要な水分を除去
する、あるいは水分除去後ヘアブラシを取付けて整髪す
るにとどまるもので、熱風のブローは髪に悪影響を及ぼ
すもので、いくらトリートメント剤を使用しても毛髪が
痛むという問題点があった。
【0004】本考案は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、ドライヤー本体内にイオン発生器を内
装してマイナスイオンとオゾンとを発生してマイナスイ
オンにより髪を育毛するとともに、オゾンにより髪に付
着する雑菌を殺菌することのできるヘアードライヤーを
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記技術課題
を解決するため、モーターファン部とヒーター部を内装
したヘアードライヤーにおいて、一次側巻線に直列共振
回路が接続され、二次側巻線にイオン出力ダイオードと
イオン出力針からなるイオン電極およびオゾン電極が接
続されたトランスを備え、前記直列共振回路に通電する
ことにより前記トランスの二次側巻線に高電圧を出力し
て前記オゾン電極よりオゾンを、また、前記イオン電極
よりマイナスイオンを発生させるようにしたことであ
【0006】
【作用】上記構成としてことにより、オゾン発生器によ
り発生したマイナスイオンとオゾンはモーターファン部
からの空気により吹出し口より放出されてヘアーケアが
可能となる。
【0007】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1はヘアードライヤーの断面図を示すも
ので、このモーターフアン部4およびヒーター部8は従
来と同様に構成されるもので、筒状本体1の後部開口1
a(図示右側)には網目状の蓋体2が取付けられて空気
を導入可能に設けられ、この蓋体2の中心には電源側と
接離可能に接続するシーベルソケット3が設けられ、こ
の後部側にはモーターファン部4が形成され、モーター
5はモーターホルダー6により筒状本体1の内径部の所
定の位置に着脱可能に係着され、同モーター5の回転軸
にはファン7が取付けられてモーター5の回転により図
示左側の吹出し口1b側へ空気を送風するように設けら
れている。
【0008】また、ヒーター部8はヒーター線9が十字
状に組まれたマイカ板10a,10bに巻き付けられる
とともに、図2に示すように、十字状のマイカ板10b
の一部が切り欠きされてヒーター線9の内側に断面略半
円状のマイカ板11が設けられて風胴部12(図2参
照)が形成されている。また、このように形成された十
字状のマイカ板10a,10bの外周には筒状の2層か
らなる遮熱板13が取付けられて筒状本体1内に納めら
れている。このように形成されたヒーター部8の風胴部
12の入り口側には温度ヒューズ14が設けられ、この
温度ヒューズ14の一端はリード線15aにより風胴部
12内に挿通されてマイカ板10aの吹出し口1b側に
取付けられたサーモスタット16の一端16aに接続さ
れ、このサーモスタット16の他端16bはヒーター線
9の吹出し口1b側の端部9aに接続されている。
【0009】上記のように設けられたモーターファン部
4とヒーター部8にはシーベルソケット3のサイド端子
板3aがリード線15bにより筒状本体1に設けられた
スイッチ17に接続され、このスイッチ17は1つの端
子はリード線15cによりヒーター線9の端部9bに接
続され、同スイッチ17のもう1つの端子はリード線1
5dにより後述のイオン発生器21の基板22の直列共
振回路(図3参照)Sr に接続されている。また、温度
ヒューズ14とリード線15aの接続部にはフレキシブ
ル抵抗18の一端18aが接続され、同抵抗18は十字
状のマイカ板10に巻き回しされ、その端部18bはマ
イカ板10aに止着され、この端部18bにはモーター
プレート19に配設された整流回路20に接続するリー
ド線15eの端部が接続されている。また、シーベルソ
ケット3のセンター端子板3bはリード線15fにより
温度フューズ14の端部に接続されている。このように
配設されたモーターファン部4とヒーター部8の間には
イオン発生器21が配設されている。
【0010】このイオン発生器21の基板22には図3
に示す直列共振回路Sr が配設され、同回路はトランス
T(図4参照)に接続され、このトランスTの二次側巻
線端子にはオゾン出力端子23とマイナスイオン出力端
子24とが設けられ、オゾン出力端子23にはCuメッ
キのオゾン用線を主体とするオゾン電極25が接続され
てガラス管26に挿通保護され、また、マイナスイオン
出力端子24にはイオン出力ダイオード28とイオン出
力針(純度99.999銀)29を接続したイオン電極27が
接続されてガラス管30に挿通保護され、両ガラス管2
6、30は風胴部12内に挿入されている。このように
設けられたイオン発生器21における直列共振回路Sr
は放電によりイオンを発生させるための電気回路を示す
もので、図3に示すように入力端子E1,E2 に交流の1
00Vが入力されると、その交流電圧はダイオードD1,
D2 で整流され直流に変換される。直流に変換された電
圧はコンデンサCとトランスTの一次側巻線とで構成さ
れる直列共振回路Sr に印加され、コンデンサCに対す
る充電と、サイリスタSCRのターンオンによる放電と
が繰り返されるため、その充放電のタイミングに応じて
トランスTの一次側巻線に比較的高い周波数の交流電流
が通電される。その結果トランスT側の二次側巻線端子
23,24にイオン発生可能な高電圧が出力される。
【0011】このオゾン出力端子23とマイナスイオン
出力端子24にはオゾン電極25とイオン電極27が接
続されているため、ドライヤが送風状態になると、ガラ
ス管26外面で発生したオゾンおよびイオン出力針29
で発生したマイナスイオンは吹出し口1bから空気とと
もに放出される。なお、オゾンおよびマイナスイオンの
量は吹出し口1bにブラシを付けない状態で1cm2
りマイナスイオン100万個以上、オゾン0.004 〜0.006PP
M、ブラシを取り付けた場合、1cm2 当りマイナスイ
オン50〜60万個以上、オゾン0.004 〜0.006PPMの結果を
得た。なお、イオン測定機は神戸電波製、KST710
型、オゾン測定器 エバラ実業製、EG2001型で測
定した。
【0012】このように本例ヘアードライヤーは上記の
ように構成したものであるから、このドライヤーを使用
することで、内装したイオン発生器21に高電圧でイオ
ン出力ダイオード28に接続されたイオン出力針29か
発生されたマイナスイオンがモーターファン部4から
の空気とともに送りだされて頭皮に吸収されると、血液
中のカルシュウムイオンが増加するために血液のPHが
正常化され、血液の酸性化が防止されて血行を良くする
とともに、毛髪はこのマイナスイオン効果により、髪の
枝毛、抜け毛、切れ毛、くせ毛、白髪予防と髪のストレ
ス解消に効果を発揮し、また、オゾンは、その酸化力が
殺菌・脱臭作用を発揮して髪に付着した雑菌をとり、カ
ユミとフケをとり、髪の悪臭を押さえて自然な髪に仕上
げることができ、ヘアーケアができる。
【0013】
【考案の効果】本考案は、このドライヤーを使用するこ
とで、オゾンは、その酸化力が殺菌・脱臭作用を発揮し
て髪に付着した雑菌をとり、カユミとフケをとり、髪の
悪臭を押さえて自然な髪に仕上げることができ、また、
マイナスイオンは、血液中のカルシュウムイオンを増加
させて血液のPHを正常化し、血液の酸性化を防止して
血行を良くするとともに、髪の枝毛、抜け毛、切れ毛、
くせ毛、白髪予防と髪のストレス解消に効果を発揮し
ヘアーケアができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘアードライヤの断面図である。
【図2】十字状のマイカ板の吹出し口側の正面断面図で
ある。
【図3】イオン発生器の直列共振回路図である。
【図4】イオン電極とオゾン電極の接続図である。
【符号の説明】
4 モーターファン部 8 ヒーター部 21 イオン発生器 25 オゾン電極 27 イオン電極 Sr 直列共振回路 T トランス
フロントページの続き (72)考案者 武重 史郎 神奈川県横須賀市湘南鷹取1−26−14 (56)参考文献 実開 昭59−57953(JP,U) 実開 平1−138460(JP,U) 実開 平1−127506(JP,U) 実開 昭62−136906(JP,U) 実開 昭63−130037(JP,U) 実公 平3−41706(JP,Y2) 実公 昭58−16323(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーターファン部とヒーター部を内装し
    たヘアードライヤーにおいて、一次側巻線に直列共振回
    路が接続され、二次側巻線にイオン出力ダイオードとイ
    オン出力針からなるイオン電極およびオゾン電極が接続
    されたトランスを備え、前記直列共振回路に通電するこ
    とにより前記トランスの二次側巻線に高電圧を出力して
    前記オゾン電極よりオゾンを、また、前記イオン電極よ
    りマイナスイオンを発生させるようにしたことを特徴と
    するヘアードライヤー。
JP1992044850U 1992-06-03 1992-06-03 ヘアードライヤー Expired - Lifetime JP2534856Y2 (ja)

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