JPH0341706Y2 - - Google Patents

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JPH0341706Y2
JPH0341706Y2 JP1986119398U JP11939886U JPH0341706Y2 JP H0341706 Y2 JPH0341706 Y2 JP H0341706Y2 JP 1986119398 U JP1986119398 U JP 1986119398U JP 11939886 U JP11939886 U JP 11939886U JP H0341706 Y2 JPH0341706 Y2 JP H0341706Y2
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JP
Japan
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ozone
discharge tube
dryer
frequency generator
air
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JP1986119398U
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JPS6326341U (ja
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オゾン(O3)を発生する理美容用
のハンドヘアドライヤーに関する。
特に業務用ドライヤーの分野に関連する。
〔従来の技術〕
従来、理美容用のハンド型ヘアドライヤー、と
くに小型業務用ヘアードライヤーには、風ととも
にオゾン(O3)を供給するものは見当らなかつ
た。
大型の乾燥機タイプのものでは、毛髪などに発
生する静電気を除去するために火花放電によつて
イオンを放出する構成で同時にオゾンを発生する
もの(実公昭58−16323号)、や送風経路中にオゾ
ンランプを設置したもの(実開昭57−74041号)
などがある。
また、オゾンを発生させるオゾナイザーとして
は、実公昭59−35533号(美容用オゾナイザー)、
実開昭61−168135号(オゾン発生装置用素子)な
どが公開されている。
さらにまた、オゾン発生用放電管で棒状の放電
管でオゾンを生成するものには、実公昭48−
13638号(オゾン発生放電管)、特公昭45−29562
号(オゾン発生用放電管)が公示されている。
〔解決しようとする問題点〕
しかし、携帯用即ち小型のハンドドライヤーに
おいては、、オゾン発生素子の小型化が進んでい
なかつたためか、オゾンを効率的に発生できる小
型のハンドドライヤーは見当らなかつた。
従つて、本考案の第一の目的はオゾンを吹きだ
す小型ハンドヘアドライヤーを開発することであ
る。
また、従来のオゾン発生器で火花放電式のもの
は、ジージーという音、こげくささ、オゾン特有
の臭いなどがあり、オゾン発生率も良くなく、ド
ライヤーから頭髪に送るオゾン風としては不十分
であつた。
また、人体にオゾナイザーをあまり接近させる
と、人体と電極との間に放電がおこり、電撃シヨ
ツクのおそれもある。
本件出願人は、実開昭63−60437号、(考案の名
称:小型オゾン発生放電管)の例のように、オゾ
ン発生放電管を超小型化するノウハウ・技術
(9.8mmの放電管をU字状に曲げる高さ43mm位に小
型化した)を開発し、ハンドドライヤーへの組み
込みを可能にしたのである。
〔問題を解決するための手段〕
オゾン(O3)は、激しい酸化力をもつため、
還元と酸化を原理とするパーマ(髪造形)におい
てはパーマネントやカラリングの薬液を定着させ
ることができ、むらのない安定した髪型造りに有
効である。
しかもハンドドライヤーでオゾンを送れば、所
望の頭髪にオゾンを供給でき、局部的パーマにも
有効である。
また、オゾンは空気浄化や殺菌の作用もあり、
食品の漂白に使用されるなど無害であり、頭皮や
肌にあてると皮膚美容上好ましく、健全化が促進
される。
本考案は、このようなオゾンを効率良く発生で
き、不快音の発生しない小型のハンドドライヤー
を提供することを目的とする。
本考案は、ヒーターとフアンを備えるドライヤ
ー本体の空気取入口の後方に、高周波発生装置を
接続したオゾン発生放電管を収納したケースを取
付けたハンドドライヤーであり、前記ヒーター、
フアン、オゾン発生放電管、高周波発生装置が順
次一列に構成されており、前記オゾン発生放電管
を超小型タイプのU字状冷極放電管を使用してオ
ゾンの生成面積を拡大することでオゾン生成効率
を向上させたことを特徴とするハンドドライヤー
である。
前記高周波発生装置は、オゾン発生放電管(U
字状冷極放電管)に高電圧を印加してオゾンの発
生を向上させるものであり、高周波発生装置の調
整によりオゾンの発生量を調整することができ
る。
前記ケースを着脱自在にするとか、ドライヤー
本体に一体的に取付ける等の設計変更は容易にで
きる。
〔作 用〕
本考案に係るハンドドライヤーは、スイツチで
通常のヘアドライヤーとして温風・冷風の放出を
するが、同時に高周波発生装置へのスイツチ入力
によりオゾン放電管(U字状冷極放電管)が空気
雰囲気の中で作用し、オゾンを生成する。
オゾン発生放電管にU字状冷極放電管を使用し
ているので、その形態上、放電管のオゾン生成面
積が拡張されてオゾンは効率よく生成される。
前記オゾン発生放電管に中間間隙のあるU字状
冷極放電管を使用しかつフアンの後方に設置して
いるので、通気穴から取り入れた空気は支障なく
流通しオゾン化され、発生オゾンはヘアドライヤ
ーのフアンに吸引されて先端放出口から吹き出さ
れる。
この場合オゾンは通路空気と攬拌されて吹き出
されてゆき、ほぼ均一な安定した含有率のオゾン
風が供給される。
高周波発生装置の調整により、オゾン発生の量
を調整できる。
〔実施例〕
次に、本考案に係るハンドドライヤーの一実施
例を図面に基づいて説明する。
図面において、第1図は側面図、第2図は正面
図、第3図はオゾン発生放電管(U字状冷極放電
管)と高周波発生装置の結線図である。
ドライヤー本体1は、先端に温風・冷風の放出
口2を設け、胴部3の通路内にヒーター4を設
け、この後方にモーター駆動するフアン5を設
け、後端に空気取入口6を設け、前記胴部3の下
に、スイツチ7等を設けたグリツプ8を設けてい
る。
ドライヤー本体1の空気取入口6には、高周波
発生装置9に接続したU字状オゾン発生放電管1
1を収納したケース11が嵌合されている。
ケース11には空気流入のため、網目等の通気
穴12を設けている。
ケース11は着脱自在に取り付ける部品構成で
も、ドライヤー本体1と一体的に成型してもよ
い。
ヒーター4・フアン5・オゾン発生放電管1
0・高周波発生装置9の順に一列に形成したの
で、ドライヤーの送風力に支障なくかつロスなく
オゾン風を提供できる。
特に、オゾン発生放電管10としてU字状冷極
放電管を使用しているので、U字状の中間間隙が
送風通路となり通気穴12からの空気の流通に好
都合である。
実施例におけるオゾン発生放電管10は、U字
状冷極放電管で超小型のタイプのものを使用して
おり、この形態のオゾン発生放電管10は他の公
知のオゾン発生装置に比して、U字状の中間間隙
がオゾンの発生空間となるのでオゾン生成の効率
が向上するとともに、フアン5によるオゾンの吸
引もスムーズに行なわれオゾンの滞留がない。
しかも、U字状の中間間隙があるので、ドライ
ヤーの送風力を低下させることがない。
U字状の冷極放電管10の小型化達成等によ
り、ドライヤー1への一体化乃至組込みができた
のである。
なお実施例は、あくまで一例であり、小型ドラ
イヤーの形状やデザイン、ケースのデザインなど
の変更は自由にできる。
〔考案の効果〕
本考案に係るハンドドライヤーは、前記のよう
な作用及び構成であり、次のような効果が顕著で
ある。
オゾン風を吹きだす小型ハンドドライヤーを
提供することができる。
手元の操作で、オゾンの吹きつけ、スイツチ
のON.OFFができ、理美容技術を中断するこ
となくかつ技術者の思い通りに温風やオゾン風
を吹きつけることができる。
ヒーター、フアン、オゾン発生放電管、高周
波発生装置の順の一列に形成したので、ドライ
ヤーの送風力に支障なくかつロスなくオゾン風
を提供できる。
特にU字状冷極放電管を使用しているので、
U字状の中間間隙が送風通路となり、かつオゾ
ン発生空間となるので、オゾンの滞留もない。
したがつて、臭いが残ることもない。
オゾン発生放電管にU字状冷極放電管を使用
しているので、小型の放電管であつてもオゾン
生成面積が拡大されオゾンの発生量を増大させ
ることができる。
高周波発生装置とオゾン発生放電管を接続し
て、高圧トランスや変圧器ではなく、高周波で
電極へ印加するので、小型化と調整の容易性、
安全性が高い。
U字状冷極放電管を使用しているので、人体
に放電するおそれはなく電撃シヨツクの心配も
ない。
以上のように、本考案に係るハンドドライヤー
は、軽量でかつ簡単な構成でオゾン風を吹きだす
ことができ、ドライヤー自体の大きな設計変更も
ないので安価に製造出来るとともに、安全性も高
いので、理美容におけるパーマ用のハンドドライ
ヤーとしてすぐれた実用的価値がある考案という
べきである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るハンドドライヤーの一実
施例を示すものであり、第1図は側面図、第2図
は正面図、第3図はオゾン発生放電管と高周波発
生装置の結線図である。 符号の簡単な説明、1……ドライヤー本体、2
……放出口、3……胴部、4……ヒーター、5…
…フアン、6……空気取入口、7……スイツチ、
8……グリツプ、9……高周波発生装置、10…
…オゾン発生放電管(U字状冷極放電管)、11
……ケース、12……通気穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒーターとフアンを備えるドライヤー本体の空
    気取入口の後方に、高周波発生装置を接続したオ
    ゾン発生放電管を収納したケースを取付けてなる
    ハンドドライヤーであり、前記ヒーター、フア
    ン、オゾン発生放電管、高周波発生装置が順次一
    列に構成され、前記オゾン発生放電管をU字状冷
    極放電管とし、前記高周波発生装置の調整により
    オゾンの発生量を調整自在としたことを特徴とす
    るハンドドライヤー。
JP1986119398U 1986-08-05 1986-08-05 Expired JPH0341706Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986119398U JPH0341706Y2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986119398U JPH0341706Y2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05

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Publication Number Publication Date
JPS6326341U JPS6326341U (ja) 1988-02-20
JPH0341706Y2 true JPH0341706Y2 (ja) 1991-09-02

Family

ID=31006734

Family Applications (1)

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JP1986119398U Expired JPH0341706Y2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013018717A1 (ja) * 2011-08-02 2013-02-07 シャープ株式会社 ヘアドライヤ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4813638U (ja) * 1971-07-06 1973-02-15
JPS5816323U (ja) * 1981-07-27 1983-02-01 トヨタ自動車株式会社 ヘリカル型吸気ポ−トの流路制御装置

Patent Citations (2)

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WO2013018717A1 (ja) * 2011-08-02 2013-02-07 シャープ株式会社 ヘアドライヤ
JP2013031558A (ja) * 2011-08-02 2013-02-14 Sharp Corp ヘアドライヤ

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JPS6326341U (ja) 1988-02-20

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