JP2009136303A - ヘアドライヤー - Google Patents

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Takashi Matsuda
隆 松田
Toshitaka Hayano
俊孝 早野
Satoru Yamada
哲 山田
Yukio Morimoto
幸夫 森本
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Abstract

【課題】 皮膚や毛髪に優しく作用する弱酸性ミストを吐出できるヘアドライヤーを提供すること。
【解決手段】 一端に吸入口2aを有し他端に吹出口2bを有する筒状の本体ケース2の内部に、送風手段を設けたヘアドライヤーであって、本体ケース2内に、弱酸性ミストを発生させるミスト発生装置7、8を設けて、吹出口2bから弱酸性ミストを吐出させる。
【選択図】 図1

Description

本発明はヘアドライヤーに係り、詳しくは弱酸性ミストを吐出させるヘアドライヤーに関するものである。
近年、マイナスイオンを含む温風を吐出させるヘアドライヤーが開発されている(例えば、下記特許文献1〜3参照)。
そこで、図5を参照して、下記特許文献1に開示されたヘアドライヤーを説明する。なお、図5は下記特許文献1に開示されたヘアドライヤーの断面図である。
下記特許文献1に開示されたヘアドライヤー20は、筒状のケーシング本体21を有し、このケーシング本体21はその内部に送風ファン22が収容されると共に、この送風ファン22の下流が仕切り板24で仕切られて上下方向にそれぞれ通路23が形成された構成を有している。これらの通路23のうち、上方の通路23aにはヒータ27、下方の通路23bにはオゾン発生装置28がそれぞれ配設された構成を有している。
このヘアドライヤー20は、電源スイッチSWがオンされると送風ファン22が回転し、この回転により吸気口から空気が吸い込まれて、この吸い込まれた空気が仕切り板24で上下方向の通路23a、23bへそれぞれ分流される。このうち、上方の通路23aを通過する空気はヒータ27で加温され、また、下方の通路23bを通過する空気はオゾン発生装置28からのオゾンが混入されて、これらが吹出口21a部分で合流されて、この吹出口21aからオゾンを含む温風となって吐出されるようになっている。
また、下記特許文献2には、同様の筒状のケーシング本体を有し、このハウジング本体は、その内部に空気流路とイオン流路とが別々に設けられたヘアドライヤーが記載されている。更に、下記特許文献3には、イオンミストをナノサイズにしたヘアドライヤーが記載されている。
特開平8−47415号公報(段落〔0006〕〜〔0013〕、図1) 特開2002−191426号公報(段落〔0007〕〜〔0011〕、図1) 特開2005−304961号公報(段落〔0004〕〜〔0006〕、図1)
上記特許文献1に開示された構成のヘアドライヤーからは、オゾンを含む温風が送風されるので、このオゾンにより毛髪の過度の乾燥を防ぎながら毛髪の損傷を防止できる。また、上記特許文献2、3に開示された構成のヘアドライヤーからは、マイナスイオンを含む温風が送風されるので、毛髪の乾燥やセットだけでなく、マイナスイオンを含む温風によって毛髪のキメ細かなトリートメントをも行うことができる。
ところが近年は、生活レベルが向上し、これに伴って個々人の生活様式も多様化して、ユーザからはこの種のヘアドライヤーに対して様々な要求が出されている。その要求の根源は、老若男女を問わず、いつまでも若いときの美肌及び美髪を長く維持したいという願望に基づくもので、この願望を実現できる製品作りが求められている。
このような要望に対して、石鹸や洗剤等では、皮膚や毛髪に優しく作用するものが既に製品化されて市販されている。これらの製品は、皮膚等との相性を考慮したものとなっている。すなわち、これらの製品をアルカリ性のものにすると皮膚などとの相性が悪くなり、皮膚がこのアルカリ成分の影響を受けて細胞の代謝が妨げられて毛穴が老廃物で詰まり酸欠状態となって皮膚を弛ませて老化促進の一因となる。反対に酸性のもの、特にその酸性度を強くすると皮膚や毛髪から栄養分が引出されて皮膚などがカサカサになり、フケ、かゆみなどの一因となる。これに対して、酸性でも酸性度が弱い弱酸性であると、皮膚や毛髪に優しく作用すると言われていることから、酸性度を所定の範囲の弱酸性にしたものとなっている。この様な製品は、石鹸の他に、化粧水、乳液、クリーム、シャンプーなども弱酸性にしたものが開発され既に市販されている。
そこで、本発明者はこのような弱酸性の石鹸や洗剤などが皮膚や毛髪に優しく作用すると言われていることから、ヘアドライヤーも弱酸性の成分を皮膚や毛髪に当てるようにすれば、同じような効能が毛髪にも得られることを見出し、ヘアドライヤーから出る風に弱酸性ミストを混入させることに成功して、本発明のヘアドドライヤーを完成させるに至ったものである。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたもので、その目的は、皮膚や毛髪に優しく作用する弱酸性ミストを吐出できるヘアドライヤーを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のヘアドライヤーの発明は、一端に吸入口及び他端に吹出口を有する筒状の本体ケースの内部に、送風手段を設けたヘアドライヤーにおいて、前記本体ケース内に、弱酸性ミストを発生させるミスト発生装置を設けて、前記吹出口から弱酸性ミストを吐出させることを特徴とする。
請求項2に記載のヘアドライヤーの発明は、一端に吸入口及び他端に吹出口を有する筒状の本体ケースの内部に、加熱及び送風手段を設けたヘアドライヤーにおいて、前記本体ケース内に、弱酸性ミストを発生させるミスト発生装置を設けて、前記吹出口から弱酸性ミストを含む温風を吐出させることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のヘアドライヤーにおいて、前記ミスト発生装置は、銀イオン水を貯留させたタンクと、マイナスイオンを発生するイオン発生器とを有し、前記タンク内の銀イオン水を前記イオン発生器の対向する電極間に当てて弱酸性ミストを生成させることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のヘアドライヤーにおいて、前記タンクは、内部に水及び銀ペレットを収容し、出口に吸水部材を装着して、内部の銀イオン水を前記吸水部材を介して漏出させると共に、該漏出された銀イオン水を加熱手段で加熱蒸発させて前記送風手段により前記イオン発生器へ送風することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載のヘアドライヤーにおいて、前記弱酸性ミストは、酸性度が3.5〜6.0pHの範囲に設定されていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載のヘアドライヤーにおいて、前記タンクは、前記本体ケースに着脱自在な固着手段により装着されていることを特徴とする。
請求項7に記載のヘアドライヤーの発明は、一端に吸入口及び他端に吹出口を有する筒状体からなる本体ケースの内部に、通風路を設けたヘアドライヤーにおいて、前記本体ケースは、前記通風路を仕切り部により、第1吸入口及び第1吹出口を有する第1通風路と、第2吸入口及び第2吹出口を有する第2通風路とに仕切り、前記第1通風路には、温風を発生させる温風発生装置、前記第2通風路には弱酸性ミストを発生させるミスト発生装置をそれぞれ配設して、これらの温風発生装置及びミスト発生装置を制御装置により制御し、前記第1吹出口から温風又は前記第2吹出口から弱酸性ミスト又は該弱酸性ミストを含む温風を吐出させることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のヘアドライヤーにおいて、前記温風発生装置は、前記第1吸入口から空気を吸引して前記第1吹出口から吐出させる第1送風手段と、前記第1送風手段から送風された空気を所定温度に加温する第1加熱手段と、マイナスイオンを発生する第1イオン発生器とを有し、前記第1吸入口から空気を吸引した空気を前記第1イオン発生器に当ててマイナスイオンを含む温風を発生させ、前記ミスト発生手段は、銀イオン水を貯留したタンクと、マイナスイオンを発生する第2イオン発生器とを有し、前記タンク内の銀イオン水を前記第2イオン発生器の対向する電極間に当てて弱酸性ミストを生成させることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項7又は8に記載のヘアドライヤーにおいて、前記第2吹出口の開口面積を前記第1吹出口の開口面積より大きくしたことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項7又は8に記載のヘアドライヤーにおいて、前記タンクは、内部に水及び銀ペレットを収容し、出口に吸水部材を装着して、内部の銀イオン水を前記吸水部材を介して漏出させると共に、該漏出された銀イオン水を加熱手段で加熱蒸発させて、前記第2送風手段で前記第2イオン発生器へ送風することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項6〜9のいずれかに記載のヘアドライヤーにおいて、前記弱酸性ミストは、酸性度が3.5〜6.0pHの範囲に設定されていることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項7〜10のいずれかに記載のヘアドライヤーにおいて、前記タンクは、前記本体ケースに着脱自在な固着手段により装着されていることを特徴とする。
請求項13に記載のヘアドライヤーの発明は、一端に吸入口及び他端に吹出口を有する筒状体からなる本体ケースの内部に、通風路を設けたヘアドライヤーにおいて、
前記本体ケースは、前記通風路を仕切り部により、第1吸入口及び第1吹出口を有する第1通風路と、第2吸入口及び第2吹出口を有する第2通風路とに仕切るとともに、前記仕切り部の一部にシャッタを設け、前記第1通風路には、温風を発生させる温風発生装置、前記第2通風路には弱酸性ミストを発生させるミスト発生装置をそれぞれ配設して、これらの温風発生手段及びミスト発生手段並びにシャッタを制御手段により制御して、前記第1吹出口から温風又は前記第2吹出口から弱酸性ミスト又は該弱酸性ミストを含む温風を吐出させることを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項13に記載のヘアドライヤーにおいて、前記温風発生装置は、前記第1吸入口から空気を吸引して前記第1吹出口から吐出させる第1送風手段と、前記第1送風手段から送風された空気を所定温度に加温する第1加熱手段と、マイナスイオンを発生する第1イオン発生器とを有し、前記第1吸入口から空気を吸引した空気を前記イオン発生器に当ててマイナスイオンを含む温風を発生させ、前記ミスト発生手段は、銀イオン水を貯留したタンクと、マイナスイオンを発生する第2イオン発生器とを有し、前記タンク内の銀イオン水を前記第2イオン発生器の対向する電極間に当てて弱酸性ミストを生成させることを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、請求項13又は14に記載のヘアドライヤーにおいて、前記タンクは、内部に水及び銀ペレットを収容し、出口に吸水部材を装着して、内部の銀イオン水を前記吸水部材を介して漏出させると共に、該漏出された銀イオン水を加熱手段で加熱蒸発させて、前記第2送風手段で前記第2イオン発生器へ送風することを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明は、請求項13〜15のいずれかに記載のヘアドライヤーにおいて、前記弱酸性ミストは、酸性度が3.5〜6.0pHの範囲に設定されていることを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明は、請求項13〜15のいずれかに記載のヘアドライヤーにおいて、前記タンクは、前記本体ケースに着脱自在な固着手段により装着されていることを特徴とする。
本発明は上記構成を備えることにより、以下の優れた効果を奏する。すなわち、請求項1の発明によれば、吹出口から弱酸性ミストが吐出されるので、この弱酸性ミストを毛髪などに当てることにより、弱酸性ミストが有する効用を毛髪及び頭皮に効率よく作用させることが可能になる。すなわち、ミストを弱酸性にすることにより、毛髪及び頭皮との相性がよくなり、キューティクルを引き締めて潤いのある髪にするトリートメント効果が得られる。また、請求項2の発明のように、弱酸性ミストを温風に混入しても同様の効果を得られる。
また、請求項3の発明によれば、ミスト発生装置は、銀イオン水を貯留させたタンクと、マイナスイオンを発生するイオン発生器とで簡単に構成できる。
また、請求項4の発明によれば、銀イオン水を加熱手段で加熱蒸発させて、送風手段でイオン発生器へ送風することにより、ミストの粒径をナノサイズのミストにすることが可能になる。このように弱酸性ミストの粒径をナノサイズにすることにより、十分な量のミストを毛髪及び頭皮などの対象物に届けることが可能となり、毛髪などに潤いを与えることができる。
また、請求項5の発明によれば、弱酸性ミストの酸性度を3.5〜6.0pHの範囲にすることにより、毛髪及び頭皮との相性がよくなり、キューティクルの引き締め作用等が得られる。すなわち、この範囲の値は、人の皮膚、髪などを構成しているタンパク質のpH(5.0程度)前後の値となり、タンパク質にダメージを与えることなく潤いを与えることが可能になる。
また、請求項6の発明によれば、タンクを本体ケースに着脱自在な固着手段により装着することにより、交換が容易になる。
請求項7〜12の発明によれば、本体ケース内の通風路を第1、第2通風路に仕切ることにより、吹出口から温風又は弱酸性ミストを含む温風並びに弱酸性ミストを選択して吐出させることができる。これらの弱酸性ミストを含む温風などを吐出させることにより、上記の作用効果を奏することが可能になる。特に、請求項9の発明のように、第2吹出口の開口面積を第1吹出口の開口面積より大きくすれば、第2通風路からのみ弱酸性ミストを含む温風又は弱酸性ミストを送風させる場合は、第2吹出口の開口面積を大きくすると、第2吹出口から大量に送風させることができ、また、第1、第2通風路からの送風を併用する場合は、弱酸性を含むミストとの混合比率を多くすることが可能になる。
請求項13〜17の発明によれば、第1、第2通風路の仕切り部にシャッタを設けることにより、吹出口から温風又は弱酸性ミストを含む温風を選択して吐出させることができる。特に、シャッタ操作により第1通風路の第1送風手段で第2通風路へ送風できるので、第2通風路の送風手段が不要となり、構成が簡単になる。また、弱酸性ミスト又は該弱酸性ミストを含む温風を吐出させることにより、上記の作用効果を奏することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するためのヘアドライヤーを例示するものであって、本発明をこのヘアドライヤーに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
図1を参照して、本発明の実施例1に係るヘアドライヤー1の構成を説明する。なお、図1は本発明の実施例1に係るヘアドライヤーの概略断面図である。
ヘアドライヤー1は、一端に吸入口2aを他端に吹出口2bをそれぞれ設け、内部に空洞3を有する筒状体からなる本体ケース2を有し、この本体ケース2は電気絶縁性の合成樹脂成型体で形成されている。なお、この本体ケース2は、吸入口2a側の一端に手で握って本体ケース2を支持・操作する把持部(図示省略)が一体或いは折り畳み自在に固定されている。この把持部は、片手で握れる程度の筒状体からなり、本体ケースと同じ電気絶縁性の合成樹脂成型体で形成されている。この把持部には、その内部に各種制御装置が収容され、また、外壁面に操作スイッチなどが装着されている。また、本体ケース2の先端には、送風方向をコントロールできるキャップ10が着脱自在に装着されている。
空洞3内には、吸入口2aから空気を吸引して吹出口2bから吐出させるファン4と、このファン4を駆動するモータ5と、ヒータ6と、マイナスイオンを発生させるイオン発生器7とが配設されている。これらの部品は、不図示の支持手段を用いて本体ケース2に固定されている。また、ファン4とモータ5とで送風手段を構成している。
この空洞3内には、ファン4とヒータ6との間に所定大きさのタンク8が配設されている。このタンク8には、その内部に所定量(例えば5cc)の水と銀ペレットとが収容されている。銀ペレットは、例えば銀材を不織布で覆ったもので形成されている。銀ペレットの銀材は、抗菌及び無臭作用を有している。したがって、水を貯留したタンク8内に銀ペレットを入れると、タンク8内の水が腐敗したり或いは悪臭を発生したりすることがなくなる。また、このタンク8から流出される水は、銀ペレットから発生する銀イオンが含有された銀イオン水となる。タンク8は、一端に水の流出口が形成されている。この流出口には、多孔質の吸水部材(フィルタ)9が装着されている。タンク8の流出口に吸水部材9を装着すると、タンク8内の銀イオン水がこの吸水部材9を伝わって外へ漏出される。この漏出を容易にするために、タンク8の一部に負圧弁が設けられている。また、ヒータ6は、吸水部材9の近傍に設けられている。このヒータ6は、吸水部材9に吸水された銀イオン水を蒸発させるのに使用される。この構成によると、タンク8の流出口に吸水部材9が装着され、この吸水部材9に吸水された銀イオン水がヒータ6で加熱されるので、タンク8から漏出された銀イオン水は蒸発、すなわち粒径が極小となった霧(ミスト)状になって吹出口2b方向へ送出される。なお、タンク8は本体ケース8に着脱自在に装着されていると好ましい。このように着脱自在とすればこのタンク8は銀イオン水がなくなったときに簡単に交換できるようになる。
イオン発生器7は、不図示の電源と、この電源に一端が接続されたスイッチと、このスイッチに他端に接続された高電圧発生部と、この高電圧発生部に接続された一対のマイナスイオン発生ピンとを有している。
このイオン発生器7は、スイッチをオンすると、高電圧発生部から高電圧が一対のマイナスイオン発生ピン間に印加されて、これらのマイナスイオン発生ピン間でコロナ放電が発生する。ヘアドライヤーの作動時には、タンク8の流出口から漏出された銀イオン水がヒータで加熱・蒸発されて、この蒸発により粒径が極小となったミストがイオン発生器7のコロナ放電部分に当たり、さらにその粒径が極小化、すなわち、ナノサイズのイオンミストとなって吹出口2bから吐出される。
このイオン発生器7を介して吹出口2bから吐出されたミストは、弱酸性のミストになっていることが確認された。この弱酸性ミストは、酸性度が3.5〜6.0pHの範囲に設定されている。この範囲の酸性度は、人の皮膚及び毛髪などのタンパク質のpH値(pH5.0)を中心にしてその前後の値であるので、弱酸性ミストを吐出することにより皮膚及び毛髪などのpH値を5.0に近づけ、タンパク質の活性化作用を引き起こす。この設定は、銀ペレットの量及びイオン発生器7の作動を調節することによって調整される。また、この弱酸性ミストの粒径をナノサイズにすることにより、十分な量のミストを毛髪及び頭皮などの対象物に届けることが可能となり、毛髪などに潤いを与えることができる。なお、通常、マイナスイオンに付着する粒径は1nm程度であるが、この程度の粒径であると対象物まで十分なミストが届き難い。しかし、上記のようにナノサイズミスト(3〜100nm程度)にすることにより、十分な量のミストを毛髪及び頭皮などの対象物に届けることが可能となる。
この吐出された弱酸性ミストを含む温風を毛髪等に当てることにより、キューティクルを引き締めて毛髪に潤いを与えることができる。また、弱酸性ミストの粒径をナノサイズにすることにより、十分な量のミストを毛髪及び頭皮などの対象物に届けることが可能となり、毛髪等に十分な潤いを与えることができる。
この実施例1のヘアドライヤーでは、弱酸性ミストを温風に混入させたが、弱酸性ミスとのみを送風するようにしてもよい。この送風は、例えばヒータへの給電をストップして行われる。なお、ヒータを省いてもよい。
次に、図2を参照して、本発明の実施例2に係るヘアドライヤー1Aの構成を説明する。なお、図2は本発明の実施例2に係るヘアドライヤーの概略断面図である。
ヘアドライヤー1Aは、一端に吸入口を他端に吹出口をそれぞれ設け、内部に空洞3を有する筒状体からなる本体ケース2を有し、この本体ケース2は、その内部が仕切り板Sで2つの第1、第2空洞3A、3Bに仕切られて、これらの第1、第2空洞3A、3Bに吸入口から吸引された空気を吹出口から吐出させる第1、第2通風路V1、V2が形成された構成を有している。この本体ケース2は、電気絶縁性の合成樹脂成型体で形成されている。なお、この本体ケース2は、実施例1のヘアドライヤー1と同様に、一端に把持部(図示省略)を有し、この把持部には各種制御装置が収容され、また、外壁面に操作スイッチなどが装着されている。また、本体ケース2の先端には、送風方向をコントロールできるキャップ10が着脱自在に装着されている。
第1空洞3Aは、一端に第1吸入口2A1及び他端に第1吹出口2A2が設けられている。その内部には、第1吸入口2A1から空気を吸引して第1吹出口2A2から吐出させる第1ファン4Aと、この第1ファン4Aを駆動する第1モータ5Aと、送風された空気を加温する第1ヒータ6Aと、マイナスイオンを発生させる第1イオン発生器7Aとが配設されている。これらの部品は、不図示の支持手段を用いて本体ケース2及び仕切り板Sなどに固定されている。第1ファン4Aと第1モータ5Aとで第1送風手段を構成している。
第1イオン発生器7Aは、不図示の電源と、この電源に一端が接続された第1スイッチと、この第1スイッチの他端に接続された高電圧発生部と、この高電圧発生部に接続された一対のイオン端子とを有している。このイオン発生器7Aは、第1スイッチをオンすると、高電圧発生部から高電圧が一対のイオン端子間に印加されて、これらのイオン端子間でコロナ放電が発生するようになっている。なお、ヘアドライヤーの作動時、このコロナ放電発生部分には、加温された空気が吹き付けられて、第1吹出口2A2からマイナスイオンを含んだ温風が吐出される。
第2空洞3Bは、一端に第2吸入口2B1及び他端に第2吹出口2B2が設けられている。その内部には、第2吸入口2B1から空気を吸引して第2吹出口2B2から吐出させる第2ファン4Bと、この第2ファン4Bを駆動する第2モータ5Bと、第2ヒータ6Bと、マイナスイオンを発生させる第2イオン発生器7Bとが配設されている。これらの部品は、不図示の支持手段を用いて本体ケース2及び仕切り板Sに固定されている。また、第2ファン4Bと第2モータ5Bとで第2送風手段を構成している。
また、この空洞3B内には、第2ファン4Bと第2ヒータ6Bとの間に所定大きさのタンク8が配設されている。このタンク8は、その内部に所定量(例えば5cc)の水と銀ペレットとが収容されている。銀ペレットは、例えば銀材を不織布で覆ったもので形成されている。銀ペレットの銀材は、抗菌及び無臭作用を有している。したがって、水を貯留したタンク8内に銀ペレットを入れると、タンク8内の水が腐敗したり或いは悪臭を発生したりすることがなくなる。また、このタンク8から流出される水は、銀ペレットから発生する銀イオンが含有された銀イオン水となる。タンク8は、一端に水の流出口が形成されている。この流出口には、多孔質の吸水部材(フィルタ)9が装着されている。
第2イオン発生器7Bは、不図示の電源と、この電源に一端が接続された第2スイッチと、このスイッチに他端に接続された高電圧発生部と、この高電圧発生部に接続された一対のマイナスイオン発生ピンとを有している。
第2イオン発生器7Bは、第2スイッチをオンすると、高電圧発生部から高電圧が一対のマイナスイオン発生ピン間に印加されて、これらのマイナスイオン発生ピン間でコロナ放電が発生する。ヘアドライヤーの作動時には、タンク8の流出口から漏出された銀イオン水が第2ヒータで加熱・蒸発されて、この蒸発により粒径が極小となったミストが第2イオン発生器7Bのコロナ放電部分に当たり、さらにその粒径が極小化、すなわち、ナノサイズのイオンミストとなって第2吹出口2B2から吐出される。なお、この第2空洞3B内に収容された第2ファン4B、第2モータ5B,第2ヒータ6B,第2イオン発生器7B、タンク8及び吸水部材(フィルタ)9は、図1の空洞3内に収容されたもの同じ機能を有する部材となっている。
次に、この構成のヘアドライヤー1Aの使用方法を説明する。このヘアドライヤー1Aは、把持部に装着した不図示の制御装置及びスイッチにより制御して、以下の3つの(イ)〜(ハ)のいずれかが選択されて使用される。
(イ)マイナスイオンを含む温風の送風
不図示の電源スイッチをオンすると共に、不図示のマイナスイオン送風スイッチをオンする。このスイッチのオンにより、第1モータ5A、第1ファン4A、第1ヒータ6A及び第1スイッチがオンされて、第1吸入口2A1から第1空洞3A内の第1通風路V1を介して第1吹出口2A2へマイナスイオンを含む温風が吐出される。すなわち、第1空洞3A内では、第1モータ5Aにより第1ファン4Aを回転させると、この第1ファン4Aの回転により第1吸入口2A1から空気を吸い込み、この空気を第1ヒータ6Aで加温し、加温された空気にイオン発生器7Aからのマイナスイオンが混入されて第1吹出口2A2から吐出される。この吐出されたマイナスイオンを含む温風を毛髪に当てて乾燥或いはトリートメントが行われる。
(ロ)弱酸性ミスト又は該弱酸性ミストを含む温風の送風
不図示の電源スイッチをオンすると共に、不図示の弱酸性ミスト送風スイッチをオンする。このスイッチのオンにより、第2モータ5B、第2ファン4B、第2ヒータ6B及び第2スイッチがオンされて、第2吸入口2B1から第2空洞3B内の第2通風路V2を介して第2吹出口2B2へ弱酸性ミストを含む温風が送風される。すなわち、第2空洞3B内では、第2モータ5Bにより第2ファン4Bを回転させると、この第2ファン4Bの回転により第2吸入口2B1から空気を吸い込み、ヘアドライヤー1の作動時には、タンク8内の水が蒸発してミストを含む温風がこのコロナ放電部分に当たり、さらにその粒径が極小化、すなわち、ナノサイズのイオンミストとなって、第2吹出口2B2から吐出される。そして、この第2吹出口2B2から吐出される温風には水が霧化されたミストが含まれている。また、ヒータへの給電をストップして弱酸性ミストのみを送風するようにしてもよい。
この吐出された弱酸性ミスト又は該弱酸性ミストを含む温風を毛髪等に当てることにより、キューティクルを引き締めて毛髪に潤いを与えることができる。また、弱酸性ミストの粒径をナノサイズにすることにより、十分な量のミストを毛髪及び頭皮などの対象物に届けることが可能となり、毛髪等に十分な潤いを与えることができる。
(ハ)上記(イ)、(ロ)の同時送風
この使用は、上記(イ)、(ロ)を同時にしたものとなる。すなわち、第1モータ5A、第1ファン4A、第1ヒータ6A及び第1スイッチと、第2モータ5B、第2ファン4B、第2ヒータ6B及び第2スイッチとが同時にオンされることにより、マイナスイオンを含む温風と弱酸性ミスト又は該弱酸性ミストを含む温風とが混在した状態で吐出されることになる。
図3を参照して、本発明の実施例3に係るヘアドライヤーの構成を説明する。なお、図3は、本発明の実施例3に係るヘアドライヤーの概略断面図である。
このヘアドライヤー1Bは、上記ヘヤドライヤー1に比して吹出口の形状が異なる以外は同じ構成を備えているので、共通する構成要素には同じ符号を付して重複説明を省略し、異なる構成についてのみ説明する。
ヘアドライヤー1Bは、上記実施例2のヘヤドライヤー1Aの吹出口の形状を変更して、第2吹出口2B1の開口面積を第1吹出口2A1の開口面積より大きくしたものである。この構成により、第2通風路からのみ弱酸性ミストを含む温風を送風させる場合は、第2吹出口の開口面積を大きくすると、第2吹出口から大量に送風させることができ、また、第1、第2通風路からの送風を併用する場合は、弱酸性を含むミストとの混合比率を多くすることが可能になる。
図4を参照して、本発明の実施例4に係るヘアドライヤーの構成を説明する。なお、図4は本発明の実施例4に係るヘアドライヤーを示し、図4(a)はシャッタを閉じた状態の概略断面図、図4(b)はシャッタを開いた状態の概略断面図である。
このヘアドライヤー1Cは、上記実施例2のヘヤドライヤー1Aに比して主にシャッタを設けた構成及びそれに付随する構成が異なる以外は同じ構成を備えているので、共通する構成要素には同じ符号を付して重複説明を省略し、異なる構成についてのみ説明する。
ヘアドライヤー1Cは、本体ケース2内の通風路が仕切り板Sで仕切られて第1、第2通風路V1、V2が形成されており、仕切り板Sの端部に第1、第2通風路V1、V2への送風を切り換えるシャッタ11が設けられた構成となっている。シャッタ11は、不図示の制御手段により開閉される。
第1通風路V1には、第1吸入口2A1から空気を吸引して第1吹出口2A2から吐出させる第1ファン4A及び第1モータ5Aからなる第1送風手段と、この第1送風手段から送風された空気を所定温度に加温する第1ヒータ6Aと、マイナスイオンを発生する第1イオン発生器7Aとを有する温風発生手段が配設されている。第2通風路V2には、銀イオン水を貯留したタンク8と、シャッタ11を介して第1送風手段から送風された空気を所定温度に加温する第2ヒータ6Bと、マイナスイオンを発生する第2イオン発生器7Bとを有するミスト発生手段が配設されている。これらの温風発生手段及びミスト発生手段並びにシャッタ11は制御手段により開閉制御され、第1吹出口2A2から温風又は第2吹出口2B2から弱酸性ミストを含む温風を吐出させる。
この構成によれば、第1、第2通風路V1、V2の仕切り部分にシャッタ11を設けることにより、第1、第2吹出口2A2、2B2から温風又は弱酸性ミストを含む温風並びに弱酸性ミストを選択して吐出させることができる。特に、シャッタ11の操作により第1通風路V1に設けられた第1送風手段で第2通風路V2へ送風できるので、第2通風路V2の送風手段が不要となり、構成が簡単になる。このように弱酸性ミストを含む温風などを吐出させることもできるので、上記各実施例と同様の効果を奏することも可能となる。
したがって、本発明の実施形態においては、必ずしも弱酸性ミストを含む温風だけでなく、弱酸性ミストを含む送風や、弱酸性ミストのみを吐出させることも可能である。また、弱酸性ミストの粒径をナノサイズにすることにより、十分な量のミストを毛髪及び頭皮などの対象物に届けることが可能となり、毛髪等に十分な潤いを与えることができる。
図1は本発明の実施例1に係るヘアドライヤーの概略断面図である。 図2は本発明の実施例2に係るヘアドライヤーの概略断面図である。 図3は本発明の実施例3に係るヘアドライヤーの概略断面図である。 図4は本発明の実施例4に係るヘアドライヤーの概略断面図である。 図5は従来技術のヘアドライヤーの概略断面図である。
符号の説明
1、1A、1B、1C ヘアドライヤー
2 本体ケース
3 空洞
3A、3B 第1、第2空洞
2a 吸入口
2b 吹出口
2A1 第1吸入口
2A2 第1吹出口
2B1 第2吸入口
2B2 第2吹出口
4 ファン
4A 第1ファン
4B 第2ファン
5 モータ
5A 第1モータ
5B 第2モータ
6 ヒータ
6A 第1ヒータ
6B 第2ヒータ
7 イオン発生器
7A 第1イオン発生器
7B 第2イオン発生器
8 タンク
9 吸水部材
10 キャップ
11 シャッタ
S 仕切り板
1、V2 第1、第2通風路

Claims (17)

  1. 一端に吸入口及び他端に吹出口を有する筒状の本体ケースの内部に、送風手段を設けたヘアドライヤーにおいて、
    前記本体ケース内に、弱酸性ミストを発生させるミスト発生装置を設けて、前記吹出口から弱酸性ミストを吐出させることを特徴とするヘアドライヤー。
  2. 一端に吸入口及び他端に吹出口を有する筒状の本体ケースの内部に、加熱及び送風手段を設けたヘアドライヤーにおいて、
    前記本体ケース内に、弱酸性ミストを発生させるミスト発生装置を設けて、前記吹出口から弱酸性ミストを含む温風を吐出させることを特徴とするヘアドライヤー。
  3. 前記ミスト発生装置は、銀イオン水を貯留させたタンクと、マイナスイオンを発生するイオン発生器とを有し、前記タンク内の銀イオン水を前記イオン発生器の対向する電極間に当てて弱酸性ミストを生成させることを特徴とする請求項1又は2に記載のヘアドライヤー。
  4. 前記タンクは、内部に水及び銀ペレットを収容し、出口に吸水部材を装着して、内部の銀イオン水を前記吸水部材を介して漏出させると共に、該漏出された銀イオン水を加熱手段で加熱蒸発させて前記送風手段により前記イオン発生器へ送風することを特徴とする請求項3に記載のヘアドライヤー。
  5. 前記弱酸性ミストは、酸性度が3.5〜6.0pHの範囲に設定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のヘアドライヤー。
  6. 前記タンクは、前記本体ケースに着脱自在な固着手段により装着されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のヘアドライヤー。
  7. 一端に吸入口及び他端に吹出口を有する筒状体からなる本体ケースの内部に、通風路を設けたヘアドライヤーにおいて、
    前記本体ケースは、前記通風路を仕切り部により、第1吸入口及び第1吹出口を有する第1通風路と、第2吸入口及び第2吹出口を有する第2通風路とに仕切り、前記第1通風路には、温風を発生させる温風発生装置、前記第2通風路には弱酸性ミストを発生させるミスト発生装置をそれぞれ配設して、これらの温風発生装置及びミスト発生装置を制御装置により制御し、前記第1吹出口から温風又は前記第2吹出口から弱酸性ミスト又は該弱酸性ミストを含む温風を吐出させることを特徴とするヘアドライヤー。
  8. 前記温風発生装置は、前記第1吸入口から空気を吸引して前記第1吹出口から吐出させる第1送風手段と、前記第1送風手段から送風された空気を所定温度に加温する第1加熱手段と、マイナスイオンを発生する第1イオン発生器とを有し、前記第1吸入口から空気を吸引した空気を前記第1イオン発生器に当ててマイナスイオンを含む温風を発生させ、前記ミスト発生手段は、前記第2吸入口から空気を吸引して前記第2吹出口から吐出させる第2送風手段と、銀イオン水を貯留したタンクと、マイナスイオンを発生する第2イオン発生器とを有し、前記タンク内の銀イオン水を前記第2イオン発生器の対向する電極間に当てて弱酸性ミストを生成させることを特徴とする請求項7に記載のヘアドライヤー。
  9. 前記第2吹出口の開口面積を前記第1吹出口の開口面積より大きくしたことを特徴とする請求項7又は8に記載のヘアドライヤー。
  10. 前記タンクは、内部に水及び銀ペレットを収容し、出口に吸水部材を装着して、内部の銀イオン水を前記吸水部材を介して漏出させると共に、該漏出された銀イオン水を加熱手段で加熱蒸発させて、前記第2送風手段で前記第2イオン発生器へ送風することを特徴とする請求項7又は8に記載のヘアドライヤー。
  11. 前記弱酸性ミストは、酸性度が3.5〜6.0pHの範囲に設定されていることを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載のヘアドライヤー。
  12. 前記タンクは、前記本体ケースに着脱自在な固着手段により装着されていることを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載のヘアドライヤー。
  13. 一端に吸入口及び他端に吹出口を有する筒状体からなる本体ケースの内部に、通風路を設けたヘアドライヤーにおいて、
    前記本体ケースは、前記通風路を仕切り部により、第1吸入口及び第1吹出口を有する第1通風路と、第2吸入口及び第2吹出口を有する第2通風路とに仕切るとともに、前記仕切り部の一部にシャッタを設け、前記第1通風路には、温風を発生させる温風発生装置、前記第2通風路には弱酸性ミストを発生させるミスト発生装置をそれぞれ配設して、これらの温風発生手段及びミスト発生手段並びにシャッタを制御手段により制御して、前記第1吹出口から温風又は前記第2吹出口から弱酸性ミスト又は該弱酸性ミストを含む温風を吐出させることを特徴とするヘアドライヤー。
  14. 前記温風発生装置は、前記第1吸入口から空気を吸引して前記第1吹出口から吐出させる第1送風手段と、前記第1送風手段から送風された空気を所定温度に加温する第1加熱手段と、マイナスイオンを発生する第1イオン発生器とを有し、前記第1吸入口から空気を吸引した空気を前記第1イオン発生器に当ててマイナスイオンを含む温風を発生させ、前記ミスト発生手段は、銀イオン水を貯留したタンクと、マイナスイオンを発生する第2イオン発生器とを有し、前記タンク内の銀イオン水を前記第2イオン発生器の対向する電極間に当てて弱酸性ミストを生成させることを特徴とする請求項13に記載のヘアドライヤー。
  15. 前記タンクは、内部に水及び銀ペレットを収容し、出口に吸水部材を装着して、内部の銀イオン水を前記吸水部材を介して漏出させると共に、該漏出された銀イオン水を加熱手段で加熱蒸発させて、前記第2送風手段で前記第2イオン発生器へ送風することを特徴とする請求項13又は14に記載のヘアドライヤー。
  16. 前記弱酸性ミストは、酸性度が3.5〜6.0pHの範囲に設定されていることを特徴とする請求項13〜15のいずれかに記載のヘアドライヤー。
  17. 前記タンクは、前記本体ケースに着脱自在な固着手段により装着されていることを特徴とする請求項13〜15のいずれかに記載のヘアドライヤー。
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