JP2004148107A - 美肌装置及びトリートメント装置 - Google Patents
美肌装置及びトリートメント装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004148107A JP2004148107A JP2003344347A JP2003344347A JP2004148107A JP 2004148107 A JP2004148107 A JP 2004148107A JP 2003344347 A JP2003344347 A JP 2003344347A JP 2003344347 A JP2003344347 A JP 2003344347A JP 2004148107 A JP2004148107 A JP 2004148107A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- wind
- air
- ion
- ozone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
【課題】 より高い美肌効果を奏することができる美肌装置を提供する。
【解決手段】 美肌装置は、肌の所望箇所に押し当てられる肌押し当て部と、前記肌押し当て部が押し当てられる又は押し当てられた前記所望箇所にマイナスイオンを含んだイオン風を吹き当てるイオン風吹き当て部とを備える。前記肌押し当て部は、遠赤外線を発するセラミックスが含まれた部材、ゲルマニウムが含まれた部材、又は、トルマリンが含まれた部材から成っている。
【選択図】図1
【解決手段】 美肌装置は、肌の所望箇所に押し当てられる肌押し当て部と、前記肌押し当て部が押し当てられる又は押し当てられた前記所望箇所にマイナスイオンを含んだイオン風を吹き当てるイオン風吹き当て部とを備える。前記肌押し当て部は、遠赤外線を発するセラミックスが含まれた部材、ゲルマニウムが含まれた部材、又は、トルマリンが含まれた部材から成っている。
【選択図】図1
Description
本発明は、体表をトリートメントするためのトリートメント装置に関し、具体的には、例えば、顔や腕等の肌をケアするための美肌装置に関する。
美肌装置の一つに、円筒形のローラを肌に押し当てつつ転がすことで、肌の血行を促進し、それにより、肌を滑らかにする等の美肌効果を奏する装置がある(特許文献1参照)。
しかし、ユーザの中には、その装置よりも美肌効果の高い美肌装置を望む者がいるであろう。
従って、本発明の目的は、より高い美肌効果を奏することができる美肌装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、後述の説明から明らかになるであろう。
本発明に従う美肌装置は、肌の所望箇所に押し当てられる肌押し当て部と、前記肌押し当て部が押し当てられる又は押し当てられた前記所望箇所にマイナスイオンを含んだイオン風を吹き当てるイオン風吹き当て部とを備える。イオン風吹き当て部は、例えば、肌押し当て部が押し当てられる直前、押し当て中又は押し当てられた直後に、イオン風を吹き当てる。
好適な実施形態では、前記肌押し当て部は、前記肌に押し当てられつつ所定軸を中心に前記肌上を転がることができる回転体である。例えば、その回転体は、円筒形の又は球形のローラである。
好適な実施形態では、前記肌押し当て部は、遠赤外線を発するセラミックスが含まれた部材から成っている。
好適な実施形態では、前記肌押し当て部は、ゲルマニウムが含まれた部材から成っている。例えば、その部材は金属である。
好適な実施形態では、前記肌押し当て部は、トルマリンが含まれた部材から成っている。
好適な実施形態では、前記肌押し当て部は、粉状のトルマリンが含まれた樹脂から成っている。
好適な実施形態では、前記肌押し当て部は、遠赤外線を発する部材から成っている。
好適な実施形態では、前記肌押し当て部は、磁気を帯びた部材から成っている。
好適な実施形態では、前記肌押し当て部は、微量の電気を流すことができる部材から成っている。
好適な実施形態では、前記肌押し当て部が前記美肌装置の他の部分から着脱自在であり、且つ、前記肌押し当て部を取り外した後に、これに代えて、これとは別の形状をした又は別の材料から成っている別の肌押し当て部を前記他の部分に着脱自在に取り付けることができるように構成されている。
好適な実施形態では、前記肌押し当て部は、1又は複数のイオン風吹出穴を持った吹出口部材を有し、前記吹出口部材が前記美肌装置の他の部分から着脱自在であり、且つ、前記吹出口部材を取り外した後に、これに代えて、温風乾燥装置として利用できるような形状をした別の吹出口部材を前記他の部分に着脱自在に取り付けることができるように構成されている。
好適な実施形態では、前記イオン風吹き当て部は、1又は複数のイオン風吹出穴を有する吹出口部材と、マイナスイオンを含んだイオン風を発生して前記吹出口部材へ送り込むイオン風発生部とを有し、前記イオン風吹き当て部又は前記イオン風吹き当て部中の前記吹出口部材が、前記美肌装置の他の部分に対して着脱自在になっている。更に好適には、例えば、美肌装置は、前記吹出口部材を取り外した後、前記吹出口部材とは別の形状をした別の吹出口部材を前記他の部分に取り付けることができるようになっている。また、好適には、前記別の吹出口部材の形状は、前記美肌装置を温風乾燥装置としても利用できるような形状である。
好適な実施形態では、前記イオン風吹き当て部は、前記イオン風を温風にするためのヒータを有している。
好適な実施形態では、前記イオン風吹き当て部は、1又は複数のイオン風吹出穴を有し、前記1又は複数のイオン風吹出穴は、(1)前記肌押し当て部の前記肌に接して押し当てられる接触面の外周縁に沿って、実質的全周にわたって設けられている、(2)前記肌押し当て部の前記接触面の縁に沿って実質的に全幅にわたって設けられている、又は、(3)前記肌押し当て部の前記接触面の領域内に設けられている。
好適な実施形態では、前記イオン風吹き当て部が、オゾンを発生するオゾン発生部を有し、マイナスイオンの他にオゾンが含まれた前記イオン風を前記所望箇所に吹き当てるように構成されている。
好適な実施形態では、前記肌押し当て部は、1又は複数のイオン風吹出穴を持った吹出口部材を有し、前記吹出口部材は、前記肌押し当て部の前記肌の所望箇所に接して押し当てられる接触面のあらゆる領域が前記所望箇所に接することを妨げないような位置に又は形状で設けられている。具体的には、例えば、イオン風吹出穴は、(1)前記肌押し当て部の前記肌に接して押し当てられる接触面の外周縁に沿って、実質的全周にわたって設けられている、又は(2)前記肌押し当て部の前記接触面の縁に沿って実質的に全幅にわたって設けられており、前記吹出口部材の前記イオン風吹出穴を有する面が、肌に押し当てられた前記肌押し当て部がその肌に沿って良好に滑ることができるように、前記接触面に対して斜めになっている。
好適な実施形態では、ユーザからエステティックモードの実行要求を受けるためのエステティックモード要求受付部と、以下の(1)及び(2)
(1)前記肌押し当て部に所定の方法で作用する又はその作用態様を制御する押し当て作用部、及び、
(2)前記肌に吹き当てるイオン風の風量、風向き及び温度の少なくとも1つを制御するイオン風制御部、
の2つのうちの少なくとも一方とを備え、前記エステティックモード要求受付部が前記ユーザからエステティックモードの実行要求を受けたときに、前記(1)の押し当て作用部と前記(2)のイオン風制御部との少なくとも一方が駆動するように構成されている。
(1)前記肌押し当て部に所定の方法で作用する又はその作用態様を制御する押し当て作用部、及び、
(2)前記肌に吹き当てるイオン風の風量、風向き及び温度の少なくとも1つを制御するイオン風制御部、
の2つのうちの少なくとも一方とを備え、前記エステティックモード要求受付部が前記ユーザからエステティックモードの実行要求を受けたときに、前記(1)の押し当て作用部と前記(2)のイオン風制御部との少なくとも一方が駆動するように構成されている。
本発明に従うトリートメント装置は、体表をトリートメントするためのトリートメント部と、前記トリートメントされる体表の領域に、マイナスイオンと、或る液体が霧状になったものである霧状液体と含んだイオン風を吹き当てる吹き当て部とを備える。
本明細書で言う「トリートメント」とは、皮膚又は体毛等の体表への物理的又は化学的な作用を言う。
トリートメント部としては、例えば、上記美肌装置における肌押し当て部、剃毛又は抜毛等の除毛を行う除毛部、及び/又は、髪を整えるためのブラシがある。
好適な実施形態では、前記液体は、水又は前記体表に有効な成分を含んだものである。
好適な実施形態では、トリートメント装置は、前記液体を取り込む取込手段と、前記取り込まれた液体から前記霧状液体を発生させる霧発生手段とを更に備える。前記取込手段は、例えば、前記トリートメント装置内部又は外部に取り付けられた液体タンクから所定の方法で液体を取り込む。液体を霧発生手段に取り込む方法としては、例えば、液体タンクと霧発生手段との間に液体通路(一例として、所定口径の管、又は羊毛フェルト或いは合成繊維等の液体吸収体)を介在させ、所定の液体吸上げ方法(一例として、ポンプ又は液体吸収体の毛細管現象)により、液体タンク内の液体を吸上げ液体通路を介して霧発生手段に供給する方法が考えられる。霧発生手段は、例えば、熱によって液体を蒸気化する手段、又は、超音波によって液体を霧化する手段がある。
また、本発明に従うトリートメント装置の一実施形態が応用された除毛装置は、例えば、皮膚に生えている体毛を除毛するための除毛部と、除毛直前、除毛中又は除毛直後に、前記除毛部によって除毛される又はされた皮膚の領域に、マイナスイオンを含んだイオン風を吹き当てるイオン風吹き当て部とを備える。
この除毛装置の第1の好適な実施形態では、前記除毛部は、前記体毛を剃毛するための剃毛部である。
この除毛装置の第2の好適な実施形態では、前記除毛部は、前記体毛を脱毛するための脱毛部である。なお、ここで言う「脱毛」とは、抜き取ることで体毛を除去するいわゆる「抜毛」に限られない広い意味(例えば、温灸脱毛、電気脱毛、レーザ脱毛などを包含する意味)の脱毛である。
この除毛装置の第3の好適な実施形態では、前記除毛部は、前記体毛に直接作用する除毛機構と、前記除毛機構を駆動する駆動装置とを有し、前記除毛部又は前記除毛部中の前記除毛機構が、前記除毛装置の他の部分に対して着脱可能に構成されている。
この除毛装置の第4の好適な実施形態では、除毛装置が、前記除毛部が前記他の部分から着脱自在であり、且つ、前記除毛部を取り外した後に、これに代えて、これとは別の方法で除毛するための別の除毛部を前記他の部分に着脱自在に取り付けることができるように構成されている。
この除毛装置の第5の好適な実施形態では、前記イオン風吹き当て部は、1又は複数のイオン風吹出穴を有する吹出口部材と、マイナスイオンを含んだイオン風を発生して前記吹出口部材へ送り込むイオン風発生部とを有し、前記イオン風吹き当て部又は前記イオン風吹き当て部中の前記吹出口部材が、前記除毛装置の他の部分に対して着脱自在になっている。また、除毛装置が、前記吹出口部材を取り外した後、前記吹出口部材とは別の形状をした別の吹出口部材を前記他の部分に取り付けることができるようになっている。さらに、前記別の吹出口部材の形状は、前記除毛装置を温風乾燥装置としても利用できるような形状である。
この除毛装置の第6の好適な実施形態では、前記イオン風吹き当て部は、前記イオン風を温風にするためのヒータを有している。
この除毛装置の第7の好適な実施形態では、前記イオン風吹き当て部は、1又は複数のイオン風吹出穴を有し、前記1又は複数のイオン風吹出穴は、(1)前記除毛部の前記皮膚又は前記体毛に接して作用する作用面の外周縁に沿って、実質的全周にわたって設けられている、(2)前記除毛部の前記皮膚又は前記体毛に接して作用する作用面の縁に沿って実質的に全幅にわたって設けられている、又は、(3)前記除毛部の前記作用面の領域内に設けられている。
この除毛装置の第8の好適な実施形態では、前記イオン風吹き当て部が、オゾンを発生するオゾン発生部を有し、マイナスイオンの他にオゾン(例えば微量のオゾン)が含まれた前記イオン風を前記皮膚又は前記体毛に吹き当てるように構成されている。
この除毛装置の第9の好適な実施形態では、前記除毛部は、1又は複数のイオン風吹出穴を持った吹出口部材を有し、前記吹出口部材は、前記除毛部の前記皮膚又は前記体毛に接して作用する作用面のあらゆる領域が前記皮膚又は前記体毛に接することを妨げないような位置に又は形状で設けられている。
本発明に従うトリートメント装置は、前述した美肌装置及び除毛装置の少なくとも一方の各特徴、及び/又は、後述する種々の実施例で説明する特徴を備えることが可能である。
本発明に従う美肌装置によれば、肌押し当て部が押し当てられる又は押し当てられたユーザ所望箇所にマイナスイオンを含んだイオン風が吹き当てられるので、美肌効果が高まる。
本発明に従うトリートメント装置によれば、マイナスイオンと霧状液体とを含んだイオン風がトリートメントされる領域に吹き当てられるので、トリートメント効果が高まる。
以下、本発明の一実施形態における種々の実施例について説明する。
以下、本発明の第1実施例を、図面により詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施例に係る美肌装置の正面図、図2は、その美肌装置の側面図、図3は、その美肌装置の頭部の斜視図である。
美肌装置101は、ローラ(以下、これを「美肌ローラ」と言う)113を有し、美肌ローラ113を肌に押し当てつつ転がすことで、肌の血行を促進し、それにより、肌を滑らかにする等の美肌効果を奏することができるようになっている。また、この美肌装置101は、マイナスイオンを発生して、美肌ローラ113が通過する又は通過した肌上の領域に、そのマイナスイオンが含まれた風を吹き当てることで、その領域において血流を善くしたり細胞を活性化したりして、より高い美肌効果を奏することができるようになっている。以下、この美肌装置101について具体的に説明する。
美肌装置101は、頭ケーシング121と、体ケーシング1とを有している。
頭ケーシング121は、プラスチック等の所定の材料から成っており、肌に接して押し当てられつつ転がされる円筒形のローラ(以下、「美肌ローラ」と言う)113と、美肌ローラ113の回転軸103とが収まるような形状を有するように作られている。頭ケーシング121は、美肌ローラ113の外周面の少なくとも一部分が肌に接することができるよう、美肌ローラ113の一部が頭ケーシング121の外へ出るような形状に成っている。
また、この頭ケーシング121は、体ケーシング1に着脱自在になっており、マイナスイオンが含まれたイオン風が吹き出るイオン風吹出穴123を有している。イオン風吹出穴123は、美肌ローラ113の下側(体ケーシング1がある側)及び/又は上側に、美肌ローラ113が肌に接することができる部分(すなわち、美肌ローラ113の外周面の一部であって、実際に肌に接触することができる面)の縁に沿って実質的に全幅にわたって設けられている。また、イオン風吹出穴123は、正面を向いている、すなわち、美肌ローラ123が肌に接したときに肌に対向するようになっている。この構成により、美肌ローラ113が通過する又は通過した肌上の領域にイオン風を吹き当てることができる。
体ケーシング1は、握りやすいように、その中央部分が中心軸方向に窪んだ形状になっている、換言すれば、中央部分の断面積が先端部分又は基端部分の断面積よりも狭くなっている。この体ケーシング1は、頭ケーシング121を着脱自在に有し、頭ケーシング121が嵌められたならばそれを固定し、側面の頭ケーシング取外しボタン119が押されたならばその固定を解除してユーザが頭ケーシング121を自由に取り外せるようになっている。
また、この体ケーシング1には、コントロール部107が設けられている。コントロール部107には、マイナスイオンの発生処理が行われているか否かを示すイオン発生ランプ117と、吹出るイオン風の風量(又は風速)のレベルを示す風量レベルランプ115A〜115Cと、イオン風の風量を調節するための風量調節ボタン111A、111Bとが設けられている。また、コントロール部107には、イオン風を温風にするか冷風にするかを切り替えるための上下にスライド可能な風温切替スイッチ209と、美肌装置101の電源のオン/オフを切り替えるための上下にスライド可能な電源スイッチ109と、後述のエステティックモードの実行を指示するためのエステティックモードボタン211とが設けられている。
図4は、美肌装置101の体ケーシング1内における部分の断面を示す。
体ケーシング1の後部開口1a(図示右側)には網目状の蓋体2が取付けられて空気を導入可能に設けられ(つまり、空気を吸入可能にするための穴が設けられ)、この蓋体2の中心には電源側と接離可能に接続するシーベルソケット3が設けられる。また、体ケーシング1の後部側にはモーターファン部4が形成され、モーター5はモーターホルダー6により体ケーシング1の内径部の所定の位置に着脱可能に係着され、同モーター5の回転軸にはファン7が取付けられてモーター5の回転により図示左側の頭ケーシング121へ空気を送風するように設けられている。
また、ヒーター部8はヒーター線9が十字状に組まれたマイカ板10a,10bに巻き付けられるとともに、図5に示すように、十字状のマイカ板10bの一部が切り欠きされてヒーター線9の内側に断面略半円状のマイカ板11が設けられて風胴部12(図5参照)が形成されている。また、このように形成された十字状のマイカ板10a,10bの外周には筒状の2層からなる遮熱板13が取付けられて体ケーシング1内に納められている。このように形成されたヒーター部8の風胴部12の入り口側には温度ヒューズ14が設けられ、この温度ヒューズ14の一端はリード線15aにより風胴部12内に挿通されてマイカ板10aのイオン風吹出穴123側に取付けられたサーモスタット16の一端16aに接続され、このサーモスタット16の他端16bはヒーター線9のイオン風吹出穴123側の端部9aに接続されている。
上記のように設けられたモーターファン部4とヒーター部8にはシーベルソケット3のサイド端子板3aがリード線15bにより体ケーシング1に設けられたスイッチ17に接続され、このスイッチ17は1つの端子はリード線15cによりヒーター線9の端部9bに接続され、同スイッチ17のもう1つの端子はリード線15dにより後述のイオン発生器21の基板22の直列共振回路(図6参照)Sr に接続されている。また、温度ヒューズ14とリード線15aの接続部にはフレキシブル抵抗18の一端18aが接続され、同抵抗18は十字状のマイカ板10に巻き回しされ、その端部18bはマイカ板10aに止着され、この端部18bにはモータープレート19に配設された整流回路20に接続するリード線15eの端部が接続されている。また、シーベルソケット3のセンター端子板3bはリード線15fにより温度フューズ14の端部に接続されている。このように配設されたモーターファン部4とヒーター部8の間にはイオン発生器21が配設されている。
このイオン発生器21の基板22には図3に示す直列共振回路Sr が配設され、同回路はトランスT(図7参照)に接続され、このトランスTの二次側巻線端子にはオゾン出力端子23とマイナスイオン出力端子24とが設けられ、オゾン出力端子23にはCuメッキのオゾン用線を主体とするオゾン電極25が接続されてガラス管26に挿通保護され、また、マイナスイオン出力端子24にはイオン出力ダイオード28とイオン出力針(例えば、純度99.999銀)29を接続したイオン電極27が接続されてガラス管30に挿通保護され、両ガラス管26、30は風胴部12内に挿入されている。このように設けられたイオン発生器21における直列共振回路Sr は放電によりイオンを発生させるための電気回路を示すもので、図3に示すように入力端子E1,E2 に交流の100Vが入力されると、その交流電圧はダイオードD1,D2 で整流され直流に変換される。直流に変換された電圧はコンデンサCとトランスTの一次側巻線とで構成される直列共振回路Sr に印加され、コンデンサCに対する充電と、サイリスタSCRのターンオンによる放電とが繰り返されるため、その充放電のタイミングに応じてトランスTの一次側巻線に比較的高い周波数の交流電流が通電される。その結果トランスT側の二次側巻線端子23,24にイオン発生可能な高電圧が出力される。
このオゾン出力端子23とマイナスイオン出力端子24には、オゾン電極25とイオン電極27が接続されている。このため、送風状態になると、ガラス管26外面で発生したオゾンおよびイオン出力針29で発生したマイナスイオンは、後部開口1a(図4参照)から流入する(ファン7によって吸引される)空気に含まれて、イオン風吹出穴123(図3及び図4参照)から空気とともに放出される。すなわち、美肌装置101は、後に詳述する各種スイッチ及びボタンの位置又は状態(換言すれば、ユーザに設定されたモードの種類)に応じて、内部でマイナスイオン及び/又はオゾンを発生し、ファン7の駆動によって、後部開口1aから空気を吸引しそれを頭ケーシング121にあるイオン風吹出穴123から噴出すことで、美肌装置101の美肌ローラ113が通過する又は通過した肌上の領域に、マイナスイオン及び/又はオゾンが含まれたイオン風を吹き当てる。なお、オゾンおよびマイナスイオンの量は、例えば、1cm2当りマイナスイオン100万個以上、オゾン0.004〜0.006PPMである。
美肌装置101は、このような構成の下で、以下のような態様で駆動する。
すなわち、美肌装置101は、イオン電極27からマイナスイオンを発生している場合、図3に示したイオン発生ランプ117を点灯し、マイナスイオンを発生していない場合、イオン発生ランプ117を消灯している(また、例えば、マイナスイオンの発生処理に異常が生じたときには、イオン発生ランプ117を点滅しても良い)。また、美肌装置101が提供可能なイオン風の風量レベルは、例えば3段階あり(もちろん3段階に限られずそれよりも多くても少なくても良い)、美肌装置101は、低レベルの風量のときには風量レベルランプ115Aを点灯し、中レベルの風量のときには風量レベルランプ115Bを点灯し、高レベルの風量のときには風量レベルランプ115Cを点灯するようになっている。また、美肌装置101は、風量調節ボタン111Aが押されたときは、ファン7の回転速度を制御してイオン風の風量のレベルを一段階高くし、風量調節ボタン111Bが押されたときは、ファン7の回転速度を制御してイオン風の風量のレベルを一段階低くする。また、美肌装置101は、風温切替スイッチ209が上にスライドされたときに、ヒーター部8から熱を発して風を比較的温かいものにし、風温切替スイッチ209が下にスライドされたときに、ヒーター部8から発熱せずそれにより風を比較的冷たいものにするようになっている。また、美肌装置101は、電源スイッチ109が上にスライドされたときに電源をターンオフし、電源スイッチ109が下にスライドされたときに電源をターンオンするようになっている。また、美肌装置101は、エステティックモードボタン211が押されたときは、ユーザにとって最も快適であろう態様で肌に作用するエステティックモードを実行する。エステティックモードでは、例えば、風温及び風量が制御される、具体例としては、比較的冷たい風にされ(つまり冷風にされ)、風量のレベルは中レベル(又は低レベル)にされる。
以上、上述した第1実施例によれば、美肌ローラ113が通過する又は通過した肌上の領域に、マイナスイオンが含まれたイオン風が吹き当てられる。これにより、美肌ローラ113による血行促進と共に、イオン風の吹き当てによる血行促進や細胞の活性化等が行われ、従来よりも高い美肌効果を奏することができる。
ところで、上記第1実施例において、美肌ローラ113の構成について幾つか考えられるが、上記第1実施例が奏する美肌効果をより高いものにするためには、美肌ローラ113が例えば以下の(1)〜(3)のいずれかのように構成されると良い。
(1)美肌ローラ113(例えば、少なくとも、美肌ローラ113の、肌に接触する外周表面)が、遠赤外線を発するセラミックス(例えば、酸化鉄セラミックス、以下、「遠赤外線セラミックス」と言う)で構成される。遠赤外線セラミックスで構成された美肌ローラ113を肌に押し当てつつ転がせば、遠赤外線セラミックスから発する遠赤外線が肌に作用して特有の効果(例えば、細胞の活性化、保温効果など)を奏する。従って、美肌ローラ113の押し当てや、イオン風の吹き当ての他に、遠赤外線の肌への作用によって、より高い美肌効果が図れる。
なお、これの変形例として、上記の遠赤外線セラミックスには、粉状又は固形状のトルマリン及びゲルマニウムの少なくとも一方が含まれても良い。また、遠赤外線セラミックスには、所定量の(例えば微量の)電気が流れる物質(例えば金属)が含まれていても良いし、磁力を発する粉状又は固形状の物質(例えば永久磁石)が含まれていても良い。また、回転軸103が、遠赤外線セラミックス、トルマリン、ゲルマニウム、金属及び磁性体の少なくとも一つが含まれた部材から成っていても良い。
(2)美肌ローラ113(例えば、少なくとも、美肌ローラ113の、肌に接触する外周表面)が、トルマリンが含まれた部材(以下、「トルマリン含有部材」と言う)、例えば、粉状のトルマリンが含まれた樹脂(一例を言えば、シリコンゴム)で構成される。トルマリン含有部材で構成された美肌ローラ113を肌に押し当てつつ転がせば、トルマリンが肌に作用してトルマリン特有の効果(例えば、遠赤外線を発して新陳代謝を促進する等)を奏する。従って、美肌ローラ113の押し当てや、イオン風の吹き当ての他に、トルマリンの肌への作用によって、より高い美肌効果が図れる。
なお、これの変形例として、上記のトルマリン含有部材には、粉状又は固形状の遠赤外線セラミックス及びゲルマニウムの少なくとも一方が含まれても良い。また、トルマリン含有部材には、所定量の(例えば微量の)電気(例えば、トルマリンと同程度である0.06ミリアンペアの電気)が流れるトルマリンとは別の物質が含まれていても良いし、磁力を発する粉状又は固形状の物質(例えば永久磁石)が含まれていても良い。また、回転軸103が、遠赤外線セラミックス、トルマリン、ゲルマニウム、金属及び磁性体の少なくとも一つが含まれた部材から成っていても良い。
(3)美肌ローラ113(例えば、少なくとも、美肌ローラ113の、肌に接触する外周表面)が、ゲルマニウムが含まれた部材(以下、「ゲルマニウム含有部材」と言う)、例えば、ゲルマニウムが混入した金属で構成される。ゲルマニウム含有部材で構成された美肌ローラ113を肌に押し当てつつ転がせば、ゲルマニウムが肌に作用してゲルマニウム特有の効果(例えば、独特の電子特性による血行促進等)を奏する。従って、美肌ローラ113の押し当てや、イオン風の吹き当ての他に、ゲルマニウムの肌への作用によって、より高い美肌効果が図れる。
なお、これの変形例として、上記のゲルマニウム含有部材には、粉状又は固形状の遠赤外線セラミックス及びゲルマニウムの少なくとも一方が含まれても良い。また、トルマリン含有部材には、所定量の(例えば微量の)電気(例えば、トルマリンと同程度である0.06ミリアンペアの電気)が流れるトルマリンとは別の物質が含まれていも良いし、磁力を発する粉状又は固形状の物質(例えば永久磁石)が含まれていても良い。また、回転軸103が、遠赤外線セラミックス、トルマリン、ゲルマニウム、金属及び磁性体の少なくとも一つが含まれた部材から成っていても良い。
ところで、上記第1実施例には、幾つかの変形例が考えられる。
例えば、美肌装置101は、発生するマイナスイオンの個数を制御できでも良いし、ヒーター部8から発生する熱量を制御することによって吹き出る風の温度を制御できても良い。
また、例えば、美肌ローラ113は、表面が滑らからな円筒に限らず、他の形状をしていても良い。例えば、表面にざらつきがある或いは1又は複数の突起物がある円筒であっても良いし、円筒に限らず、球などの曲面を有した別の形状をしていても良い。
また、例えば、美肌ローラ113は、必ずしも転がらずに固定されていても良い。
また、例えば、美肌装置101は、美肌ローラ113が押し当てられたか否かを検出する機構を有し(例えば、美肌ローラ113が押し当てられたときに、該ローラ113の接触面と反対方向に回転軸103が上がり、それによって押されるスイッチを有し)、美肌ローラ113が押し当てられたことが検出されたときに、イオン風を吹き出すようになっていても良い。
また、例えば、頭ケーシング121が取り外された後に、それに代えて、別の形状をした別の頭ケーシングを装着することができても良い。別の頭ケーシングとしては、例えば、別の部材から成っている又は別の形状をした別の美肌ローラを有するものであっても良いし、美肌ローラを有さずに風吹出穴のみを有したものであっても良いし、風吹出穴を有するブラシであっても良い。
また、例えば、美肌ローラ113が頭ケーシング121に対して着脱自在になっており、その美肌ローラ113に代えて、別の部材から成っている又は別の形状をした別の美肌ローラが頭ケーシング121に装着可能であっても良い。
また、例えば、美肌ローラ113が、電気が流れることによって磁気を帯びる等の、特定の作用が施されることによってより美肌効果を高めることができるようになっている場合には、エステティックモードボタン211が押されたときに、美肌ローラ113に対して上記特定の作用が施されても良い。
また、例えば、イオン風吹出穴123は、幅広の口に限らず、口径の小さな1又は複数の穴又は溝であっても良い。また、イオン風吹出穴は、美肌ローラの肌の所望箇所に接して押し当てられる接触面のあらゆる領域がその所望箇所に接することを妨げないような位置に又は形状で設けられていても良い。また、イオン風吹出穴は、美肌ローラの肌との接触面の外周縁に沿って、実質的全周にわたって設けられていても良いし、その接触面の領域内に設けられていても良い(すなわち、美肌ローラ自体が1又は複数のイオン風吹出穴を有していても良い)。具体的には、例えば、イオン風吹出穴123は、(1)前記肌押し当て部の前記肌に接して押し当てられる接触面の外周縁に沿って、実質的全周にわたって設けられている、又は(2)前記肌押し当て部の前記接触面の縁に沿って実質的に全幅にわたって設けられており、頭ケーシング121のイオン風吹出穴123を有する面が、肌に押し当てられた前記肌押し当て部がその肌に沿って良好に滑ることができるように、前記接触面に対して斜めになっている。
また、例えば、オゾン電極はなくても良い(つまり、オゾンは、必ずしも発生しなくて尾も良い)。
また、例えば、エステティックモードでは、風量や風温に限らず、発生するマイナスイオンの数など、種々の肌への作用事項が制御されても良い(例えば、エステティックモードでは、通常よりもマイナスイオンをたくさん発生しても良い)。
また、例えば、美肌装置は、上述したように、体ケーシング1から頭ケーシング121を取り外し、代わりに、ドライヤとして利用可能な形状をしたドライヤ用頭ケーシング(例えば、風吹出穴のみを有するケーシング)を体ケーシング1に取り付けることにより、ドライヤとしても使用可能である。また、その美肌装置は、例えば、ドライヤ用モードを有しており、ドライヤ用モードでは、所定の通常風量で温風の半分の温度(例えば、消費電力が所定消費電力(例えば500W)の半分(例えば250W))の風を送風し(マイナスイオンは含まれていてもいなくても良い)、上記エステティックモードでは、冷風で通常風量の半分の風量の風を送風しても良い。
また、例えば、イオン風吹出穴123から吹き出る風はイオン風に限られない。例えば、マイナスイオン又はオゾンが含まれていない単なる風であっても良いし、オゾンのみが含まれた風であっても良い。風の種類は、美肌装置の利用態様(例えば、美肌のために利用するか、或いはドライヤとして利用するか)に応じて適宜に変えられても良い。
以下、本発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例は、本発明に関わる技術が応用された除毛装置に関するものである。この第2実施例での説明は、美肌装置ではなく主に除毛装置についての説明となるが、この第2実施例の説明で特に重要なのは、本装置が作用する体表領域(例えば、美肌装置の接触面が接触する直前、接触している最中、又は接触した直後の肌領域)に対し、マイナスイオン(或るいはオゾン)を含んだ風(以下、イオン風)をどのように吹き当てるかである。従って、除毛装置の説明とはなるが、この第2実施例における、上記体表領域に対するイオン風の吹当て機構を美肌装置やその他のトリートメント装置に応用することは、当業者であれば可能である。
図8は、本発明の第2実施例の第1サブ実施例に係る除毛装置の全体構成を示す説明図である。
上記除毛装置は、図8に示すように、装置本体を構成するケーシング(以下、「框体」という)1001と、框体1に内蔵される制御用ユニット1003と、負イオン発生器1005と、剃毛機構(又は、脱毛機構)(以下では、説明の都合上「剃毛機構」とする)1007とを備える。
制御用ユニット1003は、框体1001の内部空間の2/3以上を占める大きさを有しており、図示のように、框体1001の内部空間の左寄りの部位に配置されている。制御用ユニット1003には、剃毛機構1007を構成する各部、及び剃毛機構1007と共に框体1001の内部空間に配置されているファン(図示しない)に連繋するファンモータ(図示しない)を駆動するための駆動回路や、該駆動回路、及び制御用ユニット1003に隣接した状態で框体1001の内部空間に配置されている負イオン発生器1005に給電するための電源回路や、剃毛機構1007を構成する各部、駆動回路等を制御する演算処理部等が含まれる。剃毛機構1007は、図8の右端側に位置する框体1001の開口部に対して着脱自在に構成されている。
框体1001には、負イオン発生器1005の配置位置に対応する部位に、複数個の空気吸入口1001a、1001b、1001c、1001dが形成されている。
図9は、図8に記載した負イオン発生器1005に内蔵される、負イオンが発生可能な程度の高さの交流電圧を供給するための高電圧供給部の回路構成を示すブロック図である。
この高電圧供給部は、図9に示すように、図8において説明した電源回路を構成する電源ユニット1009と、該電源ユニット1009からの給電を受ける高電圧発生回路1011とから成る。高電圧発生回路1011で生成された交流の高電圧は、高電圧発生回路1011と共に負イオン発生器1005を構成するイオン電極1013に印加される。これにより、イオン電極1013において負イオンと共に極めて微量のオゾンが生成される。なお、高電圧発生回路1011は、例えば圧電(ピエゾ)素子、或いは昇圧コイル等を含む。
上記構成において、剃毛機構1007が駆動されて、例えばユーザの顔面に生えている髭が剃り落とされると、負イオン発生器1005において生成された負イオン、及び極めて微量のオゾンが、ファンの駆動により空気吸入口1001a、1001b、1001c、1001dから框体1001内に流入する空気流によって、上記髭の剃り落とされた部位に向けて吹き付けられる。そのため、該部位における所謂髭剃り負けの解消を図ることができるのみならず、該部位に存在している雑菌等の殺菌効果も期待できるという利点がある。
なお、剃毛機構1007に代えて脱毛機構を、着脱自在に框体1001に装着して、脱毛を行った場合にも、脱毛を施した部位における毛穴の赤味の解消を図ることが可能であると共に、殺菌効果も期待できるという利点がある。
上記第1サブ実施例では、剃毛機構1007、及び脱毛機構の双方共に、框体1001に対して着脱自在な構成として説明したが、剃毛機構1007、又は脱毛機構の何れか一方が、予め框体1001に対して一体的に構成され、他の機構が框体1001に対して着脱自在な構成である除毛装置も想到され得る。
図10は、第2実施例の第2サブ実施例に係る除毛装置の全体構成を示す説明図である。
本サブ実施例では、図10に示すように、負イオン発生器1015が、框体1001の外周面に設けられた負イオン発生器取付部1017に対して、着脱自在に取付固定される。負イオン発生器取付部17には、上記負イオン発生器1015を所定の取付位置へと導くための1対の案内軌条(図示しない)が、負イオン発生器取付部1017に対して着脱自在に取付けられている。更に、負イオン発生器取付部17における適宜な部位には、上記1対の案内軌条(図示しない)によって負イオン発生器取付部1017における所定位置へと案内されて位置決めされた負イオン発生器1015のイオン風吹出し口1015aの位置と一致するように、イオン風導入口1017aが形成されている。
残りの構成については、図8、及び図9で説明した第1サブ実施例と略同様である。
上記構成によれば、除毛装置の携帯時には、剃毛機構1007(又は脱毛機構)と共に負イオン発生器1015をも框体1001から取り外して別々に携行することが可能であるので、携帯時における上記装置の嵩張りを解消することができる。また、負イオン発生器15を、負イオン発生器取付部1017における所定の取付位置へ手早く取付けることができる上に、負イオン発生器1015を、負イオン発生器取付部1017における所定位置に取付固定するだけで、負イオン発生器1015のイオン風吹出し口1015aの位置を、イオン風導入口1017aの位置に一致させることができる。従って、負イオン発生器1015のイオン風吹出し口1015aの位置を、イオン風導入口1017aの位置に一致させるための調整を行う必要はない。
なお、図10において、符号1001a、1001b、1001c、1001dは、図8で示したのと同様、いずれも空気吸入口である。
図11は、第2実施例の第3サブ実施例に係る除毛装置の全体構成を示す説明図である。
本サブ実施例では、制御用ユニット1019に、上述した駆動回路、電源回路、演算処理部等に加えて、更に、図9で示した高電圧発生回路1011をも含ませた点を主な特徴とする。
残りの構成については、図8、及び図9で説明した第1サブ実施例と略同様である。
上記構成において、剃毛機構1007が駆動されて、例えばユーザの顔面に生えている髭が剃り落とされると、イオン電極1021を介して放出される負イオン、及び極めて微量のオゾンが、ファン23の駆動により空気吸入口1025a〜1025hから框体1025内に流入する空気流によって、上記髭の剃り落とされた部位に向けて吹き付けられる。そのため、第1サブ実施例におけると同様に、該部位における所謂髭剃り負けの解消を図ることができるのみならず、該部位に存在している雑菌等の殺菌効果も期待できるという利点がある。
図12は、第4サブ実施例に係る除毛装置の要部構成を示す説明図である。
本サブ実施例では、框体1027における剃毛機構1007(又は、脱毛機構)が着脱自在に装着される部位の外周に、上述した負イオン発生器からのイオン風を、ユーザの顔面における剃毛機構1007によって剃毛された部位に集中的に吹き付けられるように、イオン風ガイド用の筒体(又は枠体)(以下では、説明の都合上、「イオン風ガイド用筒体」とする)1029を着脱自在に取付けた点を、主な特徴とする。
残りの構成については、図8、及び図9で説明した第1サブ実施例、或いは、図11で説明した第3サブ実施例と略同様である。
上記構成によれば、剃毛機構1007によって剃毛が施されるのと並行して、ユーザの顔面等における剃毛が施された部位に、イオン風ガイド用筒体1029によって、上述したイオン電極から放出される負イオンや、極めて微量のオゾンを含んだイオン風が集中的に供給されるため、上記剃毛が施された部位及びその近傍(或いは脱毛が施された部位及びその近傍)における雑菌を減らしそこが炎症してしまう虞を低減することができる。
図13は、第5サブ実施例に係る除毛装置が備える負イオン発生器の基板に配置されている高電圧発生回路の回路構成図である。
図13において、商用電源から高電圧発生回路Srの入力端子E1、E2に印加される交流電圧の極性が『正』のとき、商用電源からの電流は、入力端子E1から抵抗R1、ダイオードD1を通じて直列共振回路を形成するコンデンサC、及びトランスTの一次側巻線を流れ、更にダイオードD2、及び入力端子E2を通じて商用電源へ戻る。つまり、コンデンサCへの充電が行われる。
一方、上記交流電圧の極性が『負』のときには、商用電源からの電流は、入力端子E2から抵抗R1よりも抵抗値がかなり大きい素子である抵抗R2を通じて制御整流素子SCRのゲート端子にゲート電流として流入する。これにより、制御整流素子SCRがターンオン(導通)することとなるので、コンデンサCからの電流が、制御整流素子SCRを通じてトランスTの一次巻線側を通ってコンデンサCに流れる。つまり、コンデンサCに蓄積されている電荷の、トランスTの一次巻線側への放電が行われる。
換言すれば、商用電源から入力端子E1、E2を通じて印加される交流電圧が、ダイオードD1、D2で半波整流されることにより、コンデンサCへの充電と、制御整流素子SCRの導通によるコンデンサCからトランスTの一次側巻線への放電(コンデンサCとトランスTの一次側巻線との間での電気エネルギーの授受)とが繰り返される。これにより、上記充放電のタイミングに応じて、トランスTの一次側巻線に比較的高周波の交流電圧が印加されることになるから、結果として、トランスTの二次側巻線に負イオンが発生可能な程度の高電圧が誘起され、この高電圧がトランスTの二次側巻線の出力端子からイオン電極に印加されることになる。
ところで、上述した第1〜第6サブ実施例では以下のような変形例が考えられる。
例えば、上述した各框体(1001、1025、1027)の断面形状は円形状でも、楕円形状でも良いし、或いは矩形状でも差支えない。更には、ユーザが手で把持し易くするために、框体(1001、1025、1027)の外周部における適宜な箇所に相応の窪みを設けることも想到し得る。
更に、例えば、制御用ユニットに含まれる電源回路への給電についても、図13で示した高電圧発生回路におけるように、専用のアダプタを用いて商用電源から行っても良いし、或いは、乾電池或いは蓄電池を用いて行っても良い。
さて、図14は、第8サブ実施例に係る除毛装置の斜視図であり、図15は、その除毛装置のA−A方向の断面図である。なお、図14、15は、この除毛装置の機能を説明するための図であり、各構成要素の寸法関係は必ずしも正確ではない。これは、他の図面についても同様である。以下、図14及び図15の両図を用いて第7サブ実施例について説明する。
第7サブ実施例に係る除毛装置1051は、剃毛部1055と、風吹出口部材1053Bと、ケーシング1053Aとを備えている。
剃毛部1055(美肌ローラと置き換えることもできる)は、後述するように、風吹出口部材1053Bに対して着脱自在であり、イオン風吹出口部材1053Bから取り外して水洗い又はアルコール洗浄可能な構成になっている。この剃毛部1055は風吹出口部材1053Bの上部に装着できるような形状を皮膚又は体毛に直接接触して剃毛するための作用面(この実施形態では網刃)及び図示しない内刃を有する剃毛機構1061と、剃毛機構1061を駆動して剃毛を行うための駆動部1103とを有する。作用面の中央には、幅方向(図15で言えば紙面を表裏に直交する方向)に沿って、体毛を起こして剃毛し易くするための体毛起こし部材1061Aが備えられている。この剃毛部1055は、ケーシング1051に装着されているイオン風吹出口部材1053Bに装着されたときに、ケーシング1051内の後述する電源回路1101に電気的に接続されるようになっている。
風吹出口部材1053B(美肌ローラを搭載した頭ケーシングと置き換えることもできる)は、後述するように、ケーシング1053Aに対して着脱自在に構成されている。また、風吹出口部材1053Bは、剃毛部1055が装着(例えば嵌合)できるような形状をしており、先端部分に、後述するように、ファン1300の駆動によって生成された風を吹出すための2つの風吹出穴1071を有し、この除毛装置1051内には、各風吹出穴1071、1071からケーシング1053Aの下方にわたって、風の通路となる空間(以下、「風通路」と言う)1072、1072が設けられている。この実施形態では、各風吹出穴1071、1071は、細長い穴であり、剃毛機構1061の作用面(網刃)の幅方向の縁に沿って実質的に全幅にわたって設けられている(すなわち、この実施形態では、剃毛機構1061の作用面の両側に幅方向に沿って風吹出穴1071、1071が設けられている)。また、この実施形態では、風吹出口部材1053Bにおいて、風吹出穴1071、1071を有する先端部分は、剃毛機構1061の作用面のあらゆる領域が皮膚又は体毛に接することを妨げないような形状になっている、具体的には、例えば、図示のように、実質的に作用面に沿って斜めに切られた形状になっている。
ケーシング1053Aの形状は、握りやすいように、下部よりも中央部又は上部の断面積の方が狭い形状をしている。また、ケーシング1053Aは、風吹出口部材1053Bが着脱自在になるように構成されている。このケーシング1053Aの外面には、図14に示すように、後述する複数のトリートメントモードのうちのユーザ所望のトリートメントモードを選択的に切り替えるためのモード切替スイッチ1075Aと、風量を実質的にユーザ所望の風量に制御するための風量制御スイッチ1075Bと、風吹出穴1071、1071から吹き出る風の温かさを実質的にユーザ所望の温かさに制御するための風温制御スイッチ1075Cとが設けられている。ケーシング1053Aの底面には、図15に示すように、所定の形状(例えば、網状、口状、溝状、又は環状等)の1又は複数の空気吸入穴1073が設けられている。
ケーシング1053Aの内部には、マイナスイオンを発生する1又は複数(例えば2つ)のマイナスイオン発生部(例えばマイナスイオン電極)1057A、1057Bと、生成された風を温風にするための1又は複数(例えば2つ)のヒータ1058A、1058Bと、オゾンを発生するための1又は複数(例えば2つ)のオゾン発生部(例えばオゾン電極)1052A、1052Bとが備えられている。また、ケーシング1053Aの内部には、風を生成するためのファン1300と、駆動部1103、マイナスイオン発生部1057A、1057B、ヒータ1058A、1058B、オゾン発生部1052A、1052B及びファン1300への給電及びそれの制御を行う電源回路1101とが備えられている。
マイナスイオン発生部1057A、1057B、ヒータ1058A、1058B、オゾン発生部1052A、1052Bは、ファン1300の駆動によってケーシング1053A底面の空気吸入穴1073から取り込まれて風吹出穴1071、1071へ送り出される空気の通路上に設けられている。
電源回路1101は、図14に示したモード切替スイッチ1075A、風量制御スイッチ1075B及び風温制御スイッチ1075Cの位置に応じて、換言すれば、(1)実行可能な複数のトリートメントモードの中からユーザに選択されたトリートメントモード、(2)吹き付け可能な風量の中からユーザに指定された風量、(3)温風か冷風かの(1)〜(3)に応じて、駆動部1103、マイナスイオン発生部1057A、1057B、ヒータ1058A、1058B、オゾン発生部1052A、1052B及びファン1300への給電を制御する。
例えば、電源回路1101は、モード切替スイッチ1075Aが第1の位置に移動させられた場合は、この除毛装置1051の電源をオフ状態にする。
電源回路1101は、モード切替スイッチ1075Aが第2の位置に移動させられた場合は、イオン風モードを実行する。具体的に言うと、電源回路1101は、ファン1300及びマイナスイオン発生部1057A、1057Bへ給電してそれらを駆動する。それにより、イオン発生部1057A、1057Bにおいてマイナスイオンが発生すると共に、ケーシング1053A底面の空気吸入穴1073、1073から空気が取り込まれて、その空気が、マイナスイオン発生部1057A、1057Bで発生したマイナスイオンを含んで、風吹出口部材1053B内の風通路風1072、1072を通って風吹出穴1071、1071から送り出される。つまり、イオン風モードでは、点線で例示したように、風吹出口部材53B先端の風吹出穴1071、1071から、マイナスイオンが含まれたイオン風が吹き出る。なお、オゾンおよびマイナスイオンの量は、例えば、1cm2当りマイナスイオン100万個以上、オゾン0.004〜0.006PPMである。
電源回路1101は、モード切替スイッチ1075が第3の位置に移動させられた場合は、オゾン風モードを実行する。具体的に言うと、電源回路1101は、ファン1300及びオゾン発生部1052A、1052Bへ給電してそれらを駆動する。それにより、イオン発生部1052A、1052Bにおいてオゾン(例えば微量のオゾン)が発生すると共に、ケーシング1053A底面の空気吸入穴1073、1073から空気が取り込まれて、その空気が、オゾン発生部1052A、1052Bで発生したオゾンを含んで、風吹出口部材1053B内の風通路風1072、1072を通って風吹出穴1071、1071から送り出される。つまり、オゾン冷風モードでは、点線で例示したように、風吹出口部材1053B先端の風吹出穴1071、1071から、オゾンが含まれたオゾン風が吹き出る。
電源回路1101は、モード切替スイッチ75が第4の位置に移動させられた場合は、イオン・オゾン風モードを実行する。具体的に言うと、電源回路1101は、ファン1300、マイナスイオン発生部1057A、1057B及びオゾン発生部1052A、1052Bへ給電してそれらを駆動する。それにより、イオン発生部1057A、1057Bにおいてマイナスイオンが発生し、オゾン発生部1052A、1052Bにおいてオゾンが発生すると共に、ケーシング1053A底面の空気吸入穴1073、1073から空気が取り込まれて、その空気が、オゾン発生部1052A、1052Bで発生したオゾンと、マイナスイオン発生部1057A、1057Bで発生したマイナスイオンとを含んで、風吹出口部材1053B内の風通路風1072、1072を通って風吹出穴1071、1071から送り出される。つまり、イオン・オゾン風モードでは、点線で例示したように、風吹出口部材1053B先端の風吹出穴1071、1071から、マイナスイオン及びオゾンが含まれたイオン・オゾン風が吹き出る。
電源回路1101は、モード切替スイッチ75が第5の位置に移動させられた場合は、剃毛イオン風モードを実行する。具体的に言うと、電源回路1101は、剃毛部55の駆動部1103、ファン1300及びマイナスイオン発生部1057A、1057Bへ給電してそれらを駆動する。それにより、剃毛機構が駆動し、且つ、イオン発生部1057A、1057Bにおいてマイナスイオンが発生すると共に、ケーシング1053A底面の空気吸入穴1073、1073から空気が取り込まれて、その空気が、上記発生したマイナスイオンを含んで、風吹出口部材1053B内の風通路風1072、1072を通って風吹出穴1071、1071から送り出される。つまり、剃毛イオン風モードでは、剃毛機構の作用面を皮膚又は体毛に接触させることによりユーザ所望の体毛が剃られ、且つ、点線で例示したように、風吹出口部材1053B先端の風吹出穴1071、1071から、マイナスイオンが含まれたイオン風が吹き出る。その際、例えば、幅方向を横切る方向に沿って除毛装置1051を動かして剃毛すれば、剃毛の直前及び直後に、剃毛機構の作用面が接触する及び接触した皮膚又は体毛にイオン風が吹き当たる。
電源回路1101は、モード切替スイッチ75が第6の位置に移動させられた場合は、剃毛オゾン風モードを実行する。具体的に言うと、電源回路1101は、剃毛部1055の駆動部1103、ファン1300及びオゾン発生部1052A、1052Bへ給電してそれらを駆動する。それにより、剃毛機構が駆動し、且つ、オゾン発生部1052A、1052Bにおいてオゾンが発生すると共に、ケーシング53A底面の空気吸入穴1073、1073から空気が取り込まれて、その空気が、上記発生したオゾンを含んで、風吹出口部材1053B内の風通路風1072、1072を通って風吹出穴1071、1071から送り出される。つまり、剃毛オゾン風モードでは、剃毛機構の作用面を皮膚又は体毛に接触させることによりユーザ所望の体毛が剃られ、且つ、点線で例示したように、風吹出口部材53B先端の風吹出穴1071、1071から、オゾンが含まれたオゾン風が吹き出る。その際、例えば、幅方向を横切る方向に沿って除毛装置1051を動かして剃毛すれば、剃毛の直前及び直後に、剃毛機構の作用面が接触する及び接触した皮膚又は体毛にオゾン風が吹き当たる。
電源回路1101は、モード切替スイッチ1075が第7の位置に移動させられた場合は、剃毛イオン・オゾン風モードを実行する。具体的に言うと、電源回路1101は、駆動部1103、ファン1300、マイナスイオン発生部1057A、1057B及びオゾン発生部1052A、1052Bへ給電してそれらを駆動する。それにより、剃毛機構が駆動し、イオン発生部1057A、1057Bにおいてマイナスイオンが発生し、オゾン発生部1052A、1052Bにおいてオゾンが発生すると共に、ケーシング1053A底面の空気吸入穴1073、1073から空気が取り込まれて、その空気が、オゾン発生部1052A、1052Bで発生したオゾンと、マイナスイオン発生部1057A、1057Bで発生したマイナスイオンとを含んで、風吹出口部材1053B内の風通路風1072、1072を通って風吹出穴1071、1071から送り出される。つまり、剃毛イオン・オゾン風モードでは、剃毛オゾン風モードでは、剃毛機構の作用面を皮膚又は体毛に接触させることによりユーザ所望の体毛が剃られ、且つ、点線で例示したように、風吹出口部材1053B先端の風吹出穴1071、1071から、マイナスイオン及びオゾンが含まれたイオン・オゾン風が吹き出る。その際、例えば、幅方向を横切る方向に沿って除毛装置1051を動かして剃毛すれば、剃毛の直前及び直後に、剃毛機構の作用面が接触する及び接触した皮膚又は体毛にイオン・オゾン風が吹き当たる。
電源回路1101は、モード切替スイッチ1075が第8の位置に移動させられた場合は、剃毛モードを実行する。具体的に言うと、電源回路1101は、ファン1300を駆動せずに駆動部1103のみを駆動する。それにより、剃毛機構の作用面が接触する又は接触した皮膚又は体毛に風が吹き当てらない通常の剃毛が行われる。
以上のように、電源回路1101は、モード切替スイッチ1075Aの位置に応じて、駆動部1103、マイナスイオン発生部1057A、1057B、ヒータ1058A、1058B、オゾン発生部1052A、1052B及びファン1300への給電を制御する。なお、その際、電源回路1101は、風量制御スイッチ1075Bの位置に応じて、ファン1300の回転速度を制御して(例えば段階的に切り替えて)、イオン風、オゾン風、又はイオン・オゾン風の風量を制御する(例えば段階的に切り替える)。また、電源回路101は、風温制御スイッチ1075Cの位置に応じて、ヒータ1058A、1058Bから発生する熱量を制御して(例えば、ヒータ1058A、1058Bへの給電のオン・オフを切り替えて)、イオン風、オゾン風、又はイオン・オゾン風の温かさを制御する(例えば、比較的冷たくするか比較的温かくするかを切り替える)。
ところで、この除毛装置1051は、図16に示すように、風吹出口部材1053Bに対して着脱自在となっている剃毛部1055を風吹出口部材53Bから取り外し、別の方法で皮膚又は体毛に対してトリートメントする部材を装着することで、剃毛とは異なる別のトリートメント機能を発揮することができる。例えば、図16に示したように、剃毛部1055が取り外された後に、図17に示すように、脱毛部1063が風吹出口部材1053Bに装着されれば、脱毛を実行することができる。なお、その脱毛部63は、皮膚又は体毛に直接的に接触して体毛を抜き取るための脱毛機構1065と、脱毛機構1065を駆動して脱毛を行うための図示しない駆動部とを有している。この脱毛部1063を装着した後、モード切替スイッチ1075Aの位置を切り替えることにより、上述した複数のトリートメントモードのうちユーザ所望のトリートメントモードで脱毛を行うことができる。例えば、脱毛イオン風モードを選択すれば、脱毛の直前又は直後に、脱毛機構65が接触する又は接触した皮膚又は体毛に対してイオン風を吹き当てることができる。その際、風量制御スイッチ1075B及び風温制御スイッチ1075Cを制御すれば、イオン風の風量及び温かさを調節することができる。
また、この除毛装置1051は、図18に示すように、ケーシング1053Aに対して着脱自在となっている風吹出口部材1053Bをケーシング1053Aから取り外し、別の形状をした風吹出口部材を装着することで、剃毛とは異なる別のトリートメント機能を発揮することができる。例えば、図18に示したように、風吹出口部材53Bがケーシング1053Aから取り外された後に、図19に示すように、ドライヤー用風吹出口部材53Cがケーシング1053Aに装着されれば、ドライヤーとして機能することができる。なお、そのドライヤー用風吹出口部材1053Cは、風吹出穴1060の大きさは、風の上流側の断面積よりも狭くなっていて、風速を速めることができるようになっている。このドライヤー用風吹出口部材1053Cを装着した後、モード切替スイッチ1075Aの位置を切り替えることにより、上述した複数のトリートメントモードのうちユーザ所望のトリートメントモードで脱毛を行うことができる。例えば、モード切替スイッチ1075が第2の位置に移動させられた場合は、イオン風モードを実行してイオン風を吹出すができるし、モード切替スイッチ1075がここで初めて説明する第9の位置に移動させられた場合は、マイナスイオンもオゾンも含まれないただの風を吹出すことができる。もちろん、その際、風量制御スイッチ1075B及び風温制御スイッチ75Cを制御すれば、吹出す風の風量及び温かさを調節することができる。
以上が、第7サブ実施例についての説明である。
剃毛又は脱毛をすれば、剃毛又は脱毛された箇所で痛みを感じ、またその痛みが残り得る。その痛みを感じるのは、剃毛又は脱毛による刺激でプラスイオンが発生したからである。この第7サブ実施例では(他の実施形態でもそうであるが)、剃毛又は脱毛によって刺激される又は刺激された箇所にマイナスイオンが含まれたイオン風が吹き当てられる。それにより、その刺激によってプラスイオンが発生してもそれを中和し、以って、痛みの発生を未然に抑えたり、もし痛みが発生してもそれを従来よりも小さくしたりすることができる。
また、この第7サブ実施例では(他の実施形態でもそうであるが)、剃毛又は脱毛によって刺激される又は刺激された箇所にオゾンが含まれたオゾン風が吹き当てられる。それにより、オゾンには殺菌効果があるので、その刺激された箇所若しくはそこを含む領域に存在し得る雑菌を殺し、以って、除毛した部位が炎症してしまう虞を低減することができる。
なお、この第7サブ実施例では、以下のような変形例が考えられる。
例えば、第7サブ実施例では、風吹出穴1071は、剃毛機構(又は脱毛機構)の作用面の縁に沿って全幅にわたって溝状に設けられているが、他の態様で設けられても良い。例えば、風吹出穴として、剃毛機構(又は脱毛機構)の作用面の全幅又は一部に、方形、真円形、楕円形、又は長円形の口が1又は複数個設けられていても良い。また、風吹出穴は、風の上流側よりも断面積が狭くなっていて、風吹出穴において上流側よりも風速が速められるような形状になっていても良い。また、風吹出穴の断面積が調節可能になっていても良い。また、風吹出穴は、風の吹き出る方向を調節できるようになっていても良い。また、風吹出穴は、剃毛部1055(又は脱毛部1063)の作用面の外周縁に沿って、実質的全周にわたって設けられていても良い。また、風吹出穴は、剃毛部1055(又は脱毛部1063)の作用面の領域内に設けられていても良い。
また、例えば、ファン1300の形状は、図15に示したようなプロペラ型に限らず、例えば、ドラム型のファンでも良い。
また、除毛装置1051には、お奨めのトリートメントモード、風量、又は風温、或いはそれらの組み合わせが用意されていて、除毛装置1051の肉眼で確認できる場所(例えば、各スイッチ1075A〜1075Cの近傍)に、そのお奨めのトリートメントモード、風量、又は風温、或いはそれらの組み合わせを実行するための各スイッチ75A〜75Cの位置が表されていても良い。
また、脱毛部1063は、毛を抜き取って脱毛するいわゆる「抜毛」のための脱毛部に限らず、温灸脱毛、電気脱毛、レーザ脱毛など別の方法で脱毛するための脱毛部であっても良い。
図20は、第8サブ実施例に係る除毛装置を示す。以下、第7サブ実施例との相違点を重点的に説明し、共通点については説明を省略又は簡略する。
この除毛装置1201は、剃毛部1253Bがケーシング1253Aに対して着脱自在に成っている。ケーシング1253Aから取り外された剃毛部1253Bの代わりに、別の方法でトリートメントするトリートメント部(例えば、図17に示したような脱毛部63)をケーシング1253Aに装着することにより、除毛装置1201は、その別の方法で皮膚又は体毛をトリートメントすることができるようになっている。
また、この除毛装置1201は、上記第7サブ実施例と同様に、ケーシング1253Aの底面に空気吸入穴1204を有し、ケーシング1253A内に、ヒータ1207や、マイナスイオン発生部1205や、オゾン発生部1203や、ファン1240や、それらの各々へ給電する電源回路1209を備えている。また、図示しないが、この除毛装置1201は、第7サブ実施例と同様に、ケーシング1253Aの外面に、モード切替スイッチ、風量制御スイッチ、及び風温制御スイッチを有していて、各スイッチの位置に応じて、実行可能な2以上のトリートメントモードのうちのユーザ所望のトリートメントモードを実行したり、後述する第1の風出口穴1213又は第2の風出口穴1093から吹き出る風の風量及び温かさを制御したりするようになっている。
この除毛装置1201は、剃毛部1253Bの外面の所定位置に、剃毛部1253B内へ風を入れるための第1の風通過穴1211を有し、ケーシング1253Aの外面の所定位置に、ファン1240の駆動によって生成された風をケーシング1253A外へ出すための第2の風通過穴1215を有している。
この除毛装置1201は、外表面に風吹出部材1095を備えている。その風吹出部材95は、第7サブ実施例における風吹出部材1093とは異なる。以下、その風吹出部材1095について具体的に説明する。
この風吹出部材1095は、除毛装置1201の外表面に沿って上下に移動可能になっており、その移動路上における複数の特定の位置で止まることができるように構成されている。具体的には、この風吹出部材1095は、図20に示したような下側の特定位置に止まったときには、ファン1240の駆動によって生成された風を剃毛部1253B内(又は他のトリートメント部内)に吹き込み、図21に示したような上側の特定位置に止まったときには、その風を剃毛部1253Bの作用面の近傍に吹出すように構成されている。別の言い方をすれば、風吹出部材1095は、剃毛部1253Bの作用面のあらゆる領域が皮膚又は体毛に接することを妨げないような下側の特定位置に移動することができるようになっている。また、風吹出部材195は、その先端が、上側の特定位置に移動したときに剃毛部1253Bの作用面のあらゆる領域が皮膚又は体毛に接することを妨げないように実質的にその作用面に沿って斜めに切られている。
風吹出部材1095は、この風吹出部材1095内に風を入れるための第1の風入口穴1219と、第1の風入口穴1219から入った風を剃毛部1253B内(又は他のトリートメント部内)へ出すための第1の風出口穴1213と、第1の風入口穴1219から入った風が第1の風出口穴1213から出るための風の通路となる第1の風通路1301とを有している。図90に示すように、風吹出部材1095が下側の特定位置に止まったときは、第1の風入口穴1219が、ケーシング1253Aに設けられている第2の風通過穴1215から出た風を第1の風通路1301内に導くことができるような位置に来るようになっており、第1の風出口穴1213が、除毛部1253Bに設けられている第1の風通過穴1211を介して除毛部1253B内へ風を吹出すことができるような位置に来るようになっている。
また、風吹出部材1095は、この風吹出部材1095内に風を入れるための第2の風入口穴1217と、第2の風入口穴1217から入った風を剃毛部1253Bの作用面の近傍へ吹き出すための第2の風出口穴1093と、第2の風入口穴1217から入った風が第2の風出口穴1093から出るための風の通路となる第2の風通路1302とを有している。図21に示すように、風吹出部材95が上側の特定位置に止まったときは、第2の風入口穴1219が、ケーシング1253Aに設けられている第2の風通過穴1215から出た風を第2の風通路1302内に導くことができるような位置に来るようになっている。
以上のような構成により、この風吹出部材1095は、図20に示したように、下側の特定位置に止まったときに、ファン1240の駆動によって生成された風を剃毛部1253B内(又は他のトリートメント部内)に吹き込めるようになっている。これにより、剃毛部1253B内にたまり得る毛くずを吹き飛ばして簡易的な掃除ができる。また、剃毛部1253B内に吹き込まれる風に、上述した方法でオゾンを含ませれば、簡易的な除菌ができる。また、水洗い又はアルコール洗浄後の剃毛部1253B内を乾かすことができる。
なお、この第8のサブ実施例として、例えば以下のようなものが考えられる。
すなわち、図22に示すように、風吹出部材1395が下側の特定位置に止まっても上側の特定位置に止まっても、第1の風出口穴1213から出る風を剃毛部1253B内に吹き込めるように、第1の風通穴1211が、上下方向に広くなった風通過穴1211Wであっても良い。また、図92に示すように、風吹出部材1395が下側の特定位置に止まっても上側の特定位置に止まっても、第1の風入口穴1213から第1の風通路1310内に風を吹き出せるように、第2の風通穴1215が、上下方向に広くなった風通過穴1215Wであっても良い。このような構成にすることで、風吹出部材1395が下側の特定位置に止まったときには、剃毛部1253B内だけに風を吹出することができ、風吹出部材1395が上側の特定位置に止まったときには、剃毛部1253Bの作用面の近傍だけでなく、剃毛部1253B内へも風を吹出すことができる。
また、第8のサブ実施例において、風吹出部材は、図23に示すように、剃毛部1253Bが作用する皮膚又は体毛の領域内の或る1又は複数の位置に集中的に風を吹き当てられるような形状を有する風吹出部材1295であっていても良い。
図24は、第9のサブ実施例に係る除毛装置を示す。
この除毛装置1270は、いわゆるロータリー式の剃毛装置である。この除毛装置1270の剃毛部の作用面1583の全周には、イオン風、オゾン風、又はイオン・オゾン風を皮膚又は体毛に吹出すための風吹出穴1083が溝状に環状になって設けられている(変形例として、吹出穴は、円形等をした複数の口になって設けられていても良い)。さらに、図示のように、剃毛部の作用面1583内には、イオン風等を吹出すための別の風吹出穴1082が設けられていても良い。また、この除毛装置1270は、上部1584と下部1585を所定軸を中心に相対的に右又は左にまわすことにより、風吹出穴1083及び別の風吹出穴1082からイオン風等を出すための図示しない風通路が狭まる又は遮断されても良い。
以上、本発明の幾つかの好適なサブ実施例を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこれらのサブ実施例にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。
例えば、本発明は、体表(例えば皮膚又は体毛)に対して化学的又は物理的に作用することが可能な種々のトリートメント装置、例えば、例えば、超音波刺激装置、低周波刺激装置、刺青を彫るための装置、スキンケア装置、円筒状のローラを皮膚に接触した状態で転がすことにより美顔効果を図る美顔装置、電動歯ブラシに適用し得る。
また、上述した第1〜第9のサブ実施例に係る除毛装置の各要素を適宜に組み合わせた別の除毛装置(或いは美肌装置やその他のトリートメント装置)を作ることもできる。
また、上述した除毛部や剃毛部は美肌ローラを置き換え、除毛部や剃毛部を搭載可能な吹出口機構は美肌ローラを搭載可能な頭ケーシングと置き換え可能である。
この第2実施例は、例えば以下のように抽象的に表現することができる。
第2実施例に従うトリートメント装置(例えば美肌装置又は除毛装置)は、トリートメントするためのトリートメント部(例えば、肌押し当て部)と、トリートメント直前、トリートメント中又はトリートメント直後に、トリートメントされた領域(例えば、トリートメント部が接触した肌領域)に、マイナスイオンを含んだイオン風を吹き当てるイオン風吹き当て部とを備える。
第1の好適な実施形態では、前記トリートメント部は、前記体毛を剃毛するための剃毛部である。
第2の好適な実施形態では、前記トリートメント部は、前記体毛を脱毛するための脱毛部である。なお、ここで言う「脱毛」とは、抜き取ることで体毛を除去するいわゆる「抜毛」に限られない広い意味(例えば、温灸脱毛、電気脱毛、レーザ脱毛などを包含する意味)の脱毛である。
第3の好適な実施形態では、前記トリートメント部は、前記体毛に直接作用する除毛機構と、前記除毛機構を駆動する駆動装置とを有し、前記除毛部又は前記除毛部中の前記除毛機構が、前記除毛装置の他の部分に対して着脱可能に構成されている。
第4の好適な実施形態では、トリートメント装置が、前記除毛部が前記他の部分から着脱自在であり、且つ、前記除毛部を取り外した後に、これに代えて、これとは別の方法で除毛するための別の除毛部を前記他の部分に着脱自在に取り付けることができるように構成されている。
第5の好適な実施形態では、前記イオン風吹き当て部は、1又は複数のイオン風吹出穴を有する吹出口部材と、マイナスイオンを含んだイオン風を発生して前記吹出口部材へ送り込むイオン風発生部とを有し、前記イオン風吹き当て部又は前記イオン風吹き当て部中の前記吹出口部材が、前記除毛装置の他の部分に対して着脱自在になっている。また、除毛装置が、前記吹出口部材を取り外した後、前記吹出口部材とは別の形状をした別の吹出口部材を前記他の部分に取り付けることができるようになっている。さらに、前記別の吹出口部材の形状は、前記除毛装置を温風乾燥装置としても利用できるような形状である。
トリートメント装置は、体表をトリートメントするためのトリートメント部と、トリートメント直前、トリートメント中又はトリートメント直後に、前記トリートメント部によってトリートメントされる又はされた体表の領域に、オゾンを含んだオゾン風を吹き当てるオゾン風吹き当て部とを備える。
以下、本発明の第3実施例について説明する。第3実施例は、第2実施例の応用例と言うことができる。
図25は、本発明の第3実施例に係るトリートメント装置の斜視図であり、図26は、そのトリートメント装置のB−B方向の断面図である。なお、図25、26は、このトリートメント装置の機能を説明するための図であり、各構成要素の寸法関係は必ずしも正確ではない。以下、図25及び図26の両図を用いて第3実施例について説明する。
トリートメント装置2051は、美肌ローラユニット2055と、風吹出口部材2053Bと、ケーシング2053Aとを備えている。
美肌ローラユニット2055は、後述するように、風吹出口部材2053Bに対して着脱自在になっている(又は、風吹出口部材2053Bに対して着脱不能にし、美肌ローラを備えた第1実施例のような頭ケーシングとすることもできる)。美肌ローラユニット2055は、所定の回転軸を中心に回転可能な円柱状の美肌ローラ2061と、美肌ローラ2061の回転軸を支持する支持部材2054とを備えている。美肌ローラ2061の作用面(換言すれば、円柱側面の一部分)は、肌に確実に接触させることができるように、トリートメント装置2051の先端からはみ出ている。なお、美肌ローラユニット2055は、風吹出口部材2053Bから取り外し、別のユニット(例えば図14に示した剃毛部1055或いは図17に示した脱毛部1063)を風吹出口部材2053Bに装着することができる。
風吹出口部材2053Bは、後述するように、ケーシング2053Aに対して着脱自在に構成されている。また、風吹出口部材2053Bは、美肌ローラユニット2055が装着(例えば嵌合)できるような形状をしており、先端部分に、後述するように、ファン2300の駆動によって生成された風を吹出すための2つの風吹出穴2071を有し、このトリートメント装置2051内部には、各風吹出穴2071、2071からケーシング2053Aの下方にわたって、風の通路となる空間(以下、「風通路」と言う)2072、2072が設けられている。この実施形態では、各風吹出穴2071、2071は、溝状に(或いは細長い穴であり)、美肌ローラ2061の作用面の幅方向(或いは円柱ローラ2061の高さ方向)の縁に沿って実質的に全幅にわたって設けられている(すなわち、この実施形態では、美肌ローラ2061の作用面の両側に幅方向に沿って風吹出穴2071、2071が設けられている)。また、この実施形態では、風吹出口部材2053Bにおいて、風吹出穴2071、2071を有する先端部分は、美肌ローラ2061の作用面のあらゆる領域が皮膚に接することを妨げないような形状になっている、具体的には、例えば、図示のように、実質的に作用面に沿って斜めに切られた形状になっている。
風吹出口部材2053Bの内部には、超音波発生回路2103と、振動板2076と、液体タンク2078と、液体運搬部材3072とが備えられている。
超音波発生回路2103は、風吹出口部材2053Bがケーシング2053Aに装着された場合に、ケーシング2053A内の電源回路2101と電気的に接続され、その電源回路2101からの給電を受けて、超音波を発生することができるように構成された電気回路(又は電子回路)である。
振動板2076は、超音波発生回路2103から発生された超音波の影響で振動する板である。この板に液体が付着すると、超音波による振動板2076の振動の影響で、その振動板2076に付着した液体は霧化する。
液体タンク2078は、所定成分の液体を貯蔵するための内部空間を有したタンクであり、風吹出口部材2053Bの内部に備えられている。液体タンク2078内の液体の量は、液体運搬部材3072に吸い上げられて振動板2076に運搬されるため、徐々に減少する。減少した液体を補充するためには、外部から液体タンク2078内に液体を補充するか、或いは、その液体タンク2078を取り外し別の液体タンク2078に交換する方法が考えられる。液体タンク2078は、トリートメント装置2051内部に又は外部に着脱自在に備えられても良い。
液体運搬部材3072は、液体タンク2078内の液体を振動板2076に運搬しその液体を振動板に付着させるための部材である。液体運搬部材3072は、例えば、羊毛フェルト或いは合成樹脂等の吸収体であり、毛細管現象により、液体タンク2078内の液体を振動板2076へ吸い上げることができるものである。
ケーシング2053Aの形状は、握りやすいように、下部よりも中央部又は上部の断面積の方が狭い形状をしている。また、ケーシング2053Aは、風吹出口部材2053Bが着脱自在になるように構成されている。このケーシング2053Aの外面には、図25に示すように、後述する複数のトリートメントモードのうちのユーザ所望のトリートメントモードを選択的に切り替えるためのモード切替スイッチ2075Aと、風量を実質的にユーザ所望の風量に制御するための風量制御スイッチ2075Bと、風吹出穴2071、2071から吹き出る風の温かさを実質的にユーザ所望の温かさに制御するための風温制御スイッチ2075Cと、装置2051内部の液体を霧化させるか否かを選択的に切り替えるための霧発生切替スイッチ2075Bとが設けられている。ケーシング2053Aの底面には、図26に示すように、所定の形状(例えば、網状、口状、溝状、又は環状等)の1又は複数の空気吸入穴2073が設けられている。
ケーシング2053Aの内部には、マイナスイオンを発生する1又は複数(例えば2つ)のマイナスイオン発生部(例えばマイナスイオン電極)2057A、2057Bと、生成された風を温風にするための1又は複数(例えば2つ)のヒータ2058A、2058Bと、オゾンを発生するための1又は複数(例えば2つ)のオゾン発生部(例えばオゾン電極)2052A、2052Bとが備えられている。また、ケーシング2053Aの内部には、風を生成するためのファン2300と、超音波発生回路2103、マイナスイオン発生部2057A、2057B、ヒータ2058A、2058B、オゾン発生部2052A、2052B及びファン2300への給電及びそれの制御を行う電源回路2101とが備えられている。
マイナスイオン発生部2057A、2057B、ヒータ2058A、2058B、オゾン発生部2052A、2052Bは、ファン2300の駆動によってケーシング2053A底面の空気吸入穴2073から取り込まれて風吹出穴2071、2071へ送り出される空気の通路上に設けられている。
電源回路2101は、図25に示したモード切替スイッチ2075A、風量制御スイッチ2075B、風温制御スイッチ2075C及び霧発生切替スイッチ2075Dの位置に応じて、換言すれば、(1)実行可能な複数のトリートメントモードの中からユーザに選択されたトリートメントモード、(2)吹き付け可能な風量の中からユーザに指定された風量、(3)温風か冷風か、(4)振動板2076に付着している液体を霧化するか否かの(1)〜(4)に応じて、超音波発生回路2103、マイナスイオン発生部2057A、2057B、ヒータ2058A、2058B、オゾン発生部2052A、2052B及びファン2300への給電を制御する。
例えば、電源回路2101は、モード切替スイッチ2075Aが第1の位置に移動させられた場合は、このトリートメント装置2051の電源をオフ状態にする。
電源回路2101は、モード切替スイッチ2075Aが第2の位置に移動させられた場合は、イオン風モードを実行する。具体的に言うと、電源回路2101は、ファン2300及びマイナスイオン発生部2057A、2057Bへ給電してそれらを駆動する。それにより、イオン発生部2057A、2057Bにおいてマイナスイオンが発生すると共に、ケーシング2053A底面の空気吸入穴2073、2073から空気が取り込まれて、その空気が、マイナスイオン発生部2057A、2057Bで発生したマイナスイオンを含んで、風吹出口部材2053B内の風通路風2072、2072を通って風吹出穴2071、2071から送り出される。つまり、イオン風モードでは、点線で例示したように、風吹出口部材53B先端の風吹出穴2071、2071から、マイナスイオンが含まれたイオン風が吹き出る。これを利用すれば、美肌ローラ2061が肌に接触し肌上を転がっている最中に、美肌ローラ2061が接触する直前又は直後の肌領域に、イオン風が吹き当たる。なお、オゾンおよびマイナスイオンの量は、例えば、1cm2当りマイナスイオン100万個以上、オゾン0.004〜0.006PPMである。
電源回路2101は、モード切替スイッチ2075が第3の位置に移動させられた場合は、オゾン風モードを実行する。具体的に言うと、電源回路2101は、ファン2300及びオゾン発生部2052A、2052Bへ給電してそれらを駆動する。それにより、イオン発生部2052A、2052Bにおいてオゾン(例えば微量のオゾン)が発生すると共に、ケーシング2053A底面の空気吸入穴1073、1073から空気が取り込まれて、その空気が、オゾン発生部2052A、2052Bで発生したオゾンを含んで、風吹出口部材2053B内の風通路風2072、2072を通って風吹出穴2071、2071から送り出される。つまり、オゾン冷風モードでは、点線で例示したように、風吹出口部材2053B先端の風吹出穴2071、2071から、オゾンが含まれたオゾン風が吹き出る。これを利用すれば、美肌ローラ2061が肌に接触し肌上を転がっている最中に、美肌ローラ2061が接触する直前又は直後の肌領域に、オゾン風が吹き当たる。
電源回路2101は、モード切替スイッチ75が第4の位置に移動させられた場合は、イオン・オゾン風モードを実行する。具体的に言うと、電源回路2101は、ファン2300、マイナスイオン発生部2057A、2057B及びオゾン発生部2052A、2052Bへ給電してそれらを駆動する。それにより、イオン発生部2057A、2057Bにおいてマイナスイオンが発生し、オゾン発生部2052A、2052Bにおいてオゾンが発生すると共に、ケーシング2053A底面の空気吸入穴1073、1073から空気が取り込まれて、その空気が、オゾン発生部2052A、2052Bで発生したオゾンと、マイナスイオン発生部2057A、2057Bで発生したマイナスイオンとを含んで、風吹出口部材2053B内の風通路風2072、2072を通って風吹出穴2071、2071から送り出される。つまり、イオン・オゾン風モードでは、点線で例示したように、風吹出口部材2053B先端の風吹出穴2071、2071から、マイナスイオン及びオゾンが含まれたイオン・オゾン風が吹き出る。これを利用すれば、美肌ローラ2061が肌に接触し肌上を転がっている最中に、美肌ローラ2061が接触する直前又は直後の肌領域に、イオン・オゾン風が吹き当たる。
以上のように、電源回路2101は、モード切替スイッチ2075Aの位置に応じて、マイナスイオン発生部2057A、2057B、ヒータ1058A、1058B、オゾン発生部2052A、2052B及びファン2300への給電を制御する。なお、その際、電源回路2101は、風量制御スイッチ2075Bの位置に応じて、ファン2300の回転速度を制御して(例えば段階的に切り替えて)、イオン風、オゾン風、又はイオン・オゾン風の風量を制御する(例えば段階的に切り替える)。また、電源回路2101は、風温制御スイッチ2075Cの位置に応じて、ヒータ2058A、2058Bから発生する熱量を制御して(例えば、ヒータ2058A、2058Bへの給電のオン・オフを切り替えて)、イオン風、オゾン風、又はイオン・オゾン風の温かさを制御する(例えば、比較的冷たくするか比較的温かくするかを切り替える)。
ところで、このトリートメント装置2051は、風吹出口部材2053Bに対して着脱自在となっている美肌ローラユニット2055を風吹出口部材53Bから取り外し、別の方法で皮膚又は体毛に対してトリートメントする部材を装着することで、美肌作用とは異なる別のトリートメント機能を発揮することができる。例えば、美肌ローラユニット2055が取り外された後に、脱毛部1063(図17参照)が風吹出口部材2053Bに装着されれば、脱毛を実行することができる。なお、その脱毛部1063は、皮膚又は体毛に直接的に接触して体毛を抜き取るための脱毛機構1065と、脱毛機構65を駆動して脱毛を行うための図示しない駆動部とを有している。この脱毛部を装着した後、モード切替スイッチ2075Aの位置を切り替えることにより、上述した複数のトリートメントモードのうちユーザ所望のトリートメントモードで脱毛を行うことができる。例えば、或るモードを選択すれば、脱毛の直前又は直後に、脱毛機構1065が接触する又は接触した皮膚又は体毛に対してイオン風を吹き当てることができる。その際、風量制御スイッチ2075B及び風温制御スイッチ2075Cを制御すれば、イオン風の風量及び温かさを調節することができる。
電源回路2101は、霧発生切替スイッチ2075Dが第1位置から第2位置に移動させられた場合は(すなわちスイッチがターンオンされた場合は)、装置2051内部(具体的には、風吹出口部材2053B内部)で、霧を発生させる。具体的に言うと、電源回路2101は、超音波発生回路2103へ給電してその回路2103に超音波を発生させることにより、振動板2076に付着している液体を霧化させる。
このトリートメント装置2051は、ケーシング2053Aに対して着脱自在となっている風吹出口部材2053Bをケーシング2053Aから取り外し、別の形状をした風吹出口部材を装着することで、美肌作用とは異なる別のトリートメント機能を発揮することができる。例えば、風吹出口部材53Bがケーシング2053Aから取り外された後に、ドライヤー用風吹出口部材53C(図19参照)がケーシング2053Aに装着されれば、ドライヤーとして機能することができる。なお、そのドライヤー用風吹出口部材1053Cは、風吹出穴1060の大きさは、風の上流側の断面積よりも狭くなっていて、風速を速めることができるようになっている。このドライヤー用風吹出口部材1053Cを装着した後、モード切替スイッチ2075Aの位置を切り替えることにより、上述した複数のトリートメントモードのうちユーザ所望のトリートメントモードで脱毛を行うことができる。例えば、モード切替スイッチ2075が第2の位置に移動させられた場合は、イオン風モードを実行してイオン風を吹出すができるし、モード切替スイッチ2075がここで初めて説明する第9の位置に移動させられた場合は、マイナスイオンもオゾンも含まれないただの風を吹出すことができる。もちろん、その際、風量制御スイッチ2075B及び風温制御スイッチ75Cを制御すれば、吹出す風の風量及び温かさを調節することができる。
このトリートメント装置2051は、各スイッチ2075A〜2075Dの位置を所望位置にあわせることで、様々な態様のトリートメント作用を提供することができる。例えば、電源回路2101が、各スイッチ2075A〜2075Dの位置に応じて、ファン2300、超音波発生回路2103及びマイナスイオン発生部2057A、2057Bへ給電してそれらを駆動すれば、振動板2076から霧状液体が発生し、イオン発生部2057A、2057Bにおいてマイナスイオンが発生すると共に、ケーシング2053A底面の空気吸入穴2073、2073から空気が取り込まれて、その空気が、マイナスイオン発生部2057A、2057Bで発生したマイナスイオンと、振動板2076から発生した霧状液体とを含んで、風吹出口部材2053B内の風通路風2072、2072を通って風吹出穴2071、2071から送り出される。つまり、ユーザは、霧状液体とマイナスイオンとを含んだ風を受けることができる。同様の方法で、ユーザは、霧状液体とオゾン(及びマイナスイオン)とを含んだ風を受けることもできる。
また、液体タンク2078内の液体は、水であっても良いし、肌或いは髪に有効な成分(例えばケラチン)を含んだ液体(例えば液状のケラチン)であっても良い。また、液体タンク2078内の液体(或いは液体タンク2078)には、複数種類のトリートメント対象(例えば肌又は髪)にそれぞれ対応した複数の種類が存在しても良く、ユーザは、トリートメント対象に応じて、液体或いは液体タンクを交換しても良い。このように、霧化される液体(換言すれば、トリートメント領域に吹き当てられる霧状液体)をトリートメント対象(例えば肌或いは髪)に有効な成分を含んだものとすれば、トリートメント効果がより一層高まる。
また、超音波発生回路2103や振動板2076は、風吹出口部材2053B内ではなく、ケーシング2053A内に設けられていても良い。また、第3実施例では、風吹出穴2071、2071から吹き出させる風の属性を調節するための方法として、一例として、4種類のスイッチ2075A〜2075Dを使用する方法を挙げたが、そのため方法は、それに限らず、種々の方法を採用することができる。また、霧状液体を含んだイオン風、オゾン風、及びイオン・オゾン風の風通路2072、2072は、図26に示したように、美肌ローラ2061に風が当たらないよう非肌ローラ2061との間で仕切られていても良い。これにより、霧状液体が美肌ローラ2061の表面に接触して該表面上で液滴となって存在し、美肌ローラ2061が皮膚上を転がる場合にその液滴が皮膚についてしまうことがない。
以上、本発明の幾つかの好適な実施例を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこれらの実施例にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。例えば、第1実施例〜第3実施例で述べた構成は適宜に組み合わせることができる。また、例えば、第1実施例において、頭ケーシング121内の気体の流通路は具体的に示していないが、上記説明と図3及び図4の記載を見れば、当業者であれば、体ケーシング1内と頭ケーシング121内に所望の流通路を設計して本発明を実施することができることは言うまでもない。
1 体ケーシング
101 美肌装置
111A、11B 風量調節ボタン
113 美肌ローラ
121 頭ケーシング
123 イオン風吹出穴
209 風温切替スイッチ
101 美肌装置
111A、11B 風量調節ボタン
113 美肌ローラ
121 頭ケーシング
123 イオン風吹出穴
209 風温切替スイッチ
Claims (8)
- 肌の所望箇所に押し当てられる肌押し当て部と、
前記肌押し当て部が押し当てられる又は押し当てられた前記所望箇所に、マイナスイオンを含んだイオン風を吹き当てるイオン風吹き当て部と
を備える美肌装置。 - 前記肌押し当て部は、前記肌に押し当てられつつ所定軸を中心に前記肌上を転がることができる回転体である、
請求項1記載の美肌装置。 - 前記肌押し当て部が前記美肌装置の他の部分から着脱自在であり、且つ、前記肌押し当て部を取り外した後に、これに代えて、これとは別の形状をした又は別の材料から成っている別の肌押し当て部を前記他の部分に着脱自在に取り付けることができるように構成されている、
請求項1記載の美肌装置。 - 前記イオン風吹き当て部は、1又は複数のイオン風吹出穴を有し、前記1又は複数のイオン風吹出穴は、
(1)前記肌押し当て部の前記肌に接して押し当てられる接触面の外周縁に沿って、実質的全周にわたって設けられている、
(2)前記肌押し当て部の前記接触面の縁に沿って実質的に全幅にわたって設けられている、又は、
(3)前記肌押し当て部の前記接触面の領域内に設けられている、
請求項1記載の美肌装置。 - 前記肌押し当て部は、1又は複数のイオン風吹出穴を持った吹出口部材を有し、
前記吹出口部材は、前記肌押し当て部の前記肌の所望箇所に接して押し当てられる接触面のあらゆる領域が前記所望箇所に接することを妨げないような位置に又は形状で設けられている、
請求項1記載の美肌装置。 - 体表をトリートメントするためのトリートメント部と、
前記トリートメントされる体表の領域に、マイナスイオンと、或る液体が霧状になったものである霧状液体と含んだイオン風を吹き当てる吹き当て部と
を備えるトリートメント装置。 - 前記液体は、水又は前記体表に有効な成分を含んだものである請求項6記載のトリートメント装置。
- 前記液体を取り込む取込手段と、
前記取り込まれた液体から前記霧状液体を発生させる霧発生手段と
を更に備える請求項6記載のトリートメント装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003344347A JP2004148107A (ja) | 2002-10-11 | 2003-10-02 | 美肌装置及びトリートメント装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002298821 | 2002-10-11 | ||
JP2003344347A JP2004148107A (ja) | 2002-10-11 | 2003-10-02 | 美肌装置及びトリートメント装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004148107A true JP2004148107A (ja) | 2004-05-27 |
Family
ID=32473595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003344347A Pending JP2004148107A (ja) | 2002-10-11 | 2003-10-02 | 美肌装置及びトリートメント装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004148107A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006051985A1 (ja) * | 2004-11-15 | 2006-05-18 | Firm J.B.Ltd. | 美顔育毛器 |
WO2007058043A1 (ja) * | 2005-11-18 | 2007-05-24 | Beauty Clinical Co., Ltd. | 脱毛装置、脱毛方法 |
JP2008018178A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Ya Man Ltd | 超音波美容器 |
JP2012502723A (ja) * | 2008-09-21 | 2012-02-02 | シネロン メディカル リミテッド | 個人用皮膚トリートメントの方法及び装置 |
JP2014014520A (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-30 | Ya Man Ltd | 美容器及び美容器システム |
JP2014050739A (ja) * | 2008-01-17 | 2014-03-20 | Syneron Medical Ltd | 個人的使用のための体毛除去装置及びその使用方法 |
JP2014231021A (ja) * | 2014-09-17 | 2014-12-11 | シャープ株式会社 | ヘアケア装置 |
KR101626167B1 (ko) | 2008-01-17 | 2016-05-31 | 시네론 메디컬 리미티드 | 개인용 모발 제거 장치 및 그 사용 방법 |
KR101980044B1 (ko) * | 2018-05-04 | 2019-05-17 | 이승철 | 눈썹 문신 기구 |
CN113557055A (zh) * | 2019-03-12 | 2021-10-26 | 夏普株式会社 | 美容器 |
-
2003
- 2003-10-02 JP JP2003344347A patent/JP2004148107A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006051985A1 (ja) * | 2004-11-15 | 2006-05-18 | Firm J.B.Ltd. | 美顔育毛器 |
WO2007058043A1 (ja) * | 2005-11-18 | 2007-05-24 | Beauty Clinical Co., Ltd. | 脱毛装置、脱毛方法 |
JP2008018178A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Ya Man Ltd | 超音波美容器 |
JP4718386B2 (ja) * | 2006-07-14 | 2011-07-06 | ヤーマン株式会社 | 超音波美容器 |
JP2014050739A (ja) * | 2008-01-17 | 2014-03-20 | Syneron Medical Ltd | 個人的使用のための体毛除去装置及びその使用方法 |
KR101626167B1 (ko) | 2008-01-17 | 2016-05-31 | 시네론 메디컬 리미티드 | 개인용 모발 제거 장치 및 그 사용 방법 |
JP2012502723A (ja) * | 2008-09-21 | 2012-02-02 | シネロン メディカル リミテッド | 個人用皮膚トリートメントの方法及び装置 |
JP2014014520A (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-30 | Ya Man Ltd | 美容器及び美容器システム |
JP2014231021A (ja) * | 2014-09-17 | 2014-12-11 | シャープ株式会社 | ヘアケア装置 |
KR101980044B1 (ko) * | 2018-05-04 | 2019-05-17 | 이승철 | 눈썹 문신 기구 |
CN113557055A (zh) * | 2019-03-12 | 2021-10-26 | 夏普株式会社 | 美容器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2708153B1 (en) | Method for humidifying hair and reducing damage, and device for humidifying hair and reducing damage | |
KR100483431B1 (ko) | 피부 케어장치 | |
US20180036553A1 (en) | Light irradiation device | |
JP4138385B2 (ja) | イオン発生器具 | |
US20080125835A1 (en) | Method and apparatus for light therapy | |
JP5374253B2 (ja) | イオン発生装置及びそれを備えた美容装置 | |
JP6370185B2 (ja) | ミスト発生装置 | |
JP5374252B2 (ja) | イオン発生装置及びそれを備えた美容装置 | |
JP2010022561A (ja) | ヘアードライヤー | |
JP2004148107A (ja) | 美肌装置及びトリートメント装置 | |
JP2019051392A (ja) | 毛髪の加湿及び損傷軽減方法並びに毛髪の加湿及び損傷軽減装置 | |
JP2013236871A (ja) | 髪ケア送風装置 | |
JP2009136303A (ja) | ヘアドライヤー | |
JP6465614B2 (ja) | ミスト発生装置 | |
JP2008243821A (ja) | イオン発生器具 | |
JP2012254317A5 (ja) | ||
JP2002065344A (ja) | マイナスイオン発生器とこれを用いたヘアドライヤ | |
KR101871122B1 (ko) | 브러쉬가 구비된 헤어드라이기 | |
JP6545865B2 (ja) | ミスト発生装置 | |
KR20130017149A (ko) | 엘이디를 이용한 피부미용기구 | |
JP4312470B2 (ja) | 回転式ヘアーブラシ | |
JP2004000432A (ja) | 除毛装置及びトリートメント装置 | |
JP6552138B2 (ja) | ミスト発生装置 | |
JP4205375B2 (ja) | ヘアブラシ | |
CN219661881U (zh) | 脱毛仪 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050815 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060104 |