JP4205375B2 - ヘアブラシ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ケース内部にマイナスイオンの発生手段を備え、人体に対して至近距離からイオンを吹き付けることを可能とした携帯式のイオン発生器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ドライヤ・ブラシ・アイロンあるいはブロッサなど、主として毛髪を処理することを目的とした携帯式の美容器具に放電手段を内蔵し、毛髪の処理中に並行してマイナスイオンを吹き付けることにより、毛髪の一本一本に対する水分補給が効率よく行えることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
かかる毛髪に対する水分補給は、マイナス極性の高電圧が尖端状の放電電極に印加されてコロナ放電し、この放電によってマイナスに帯電した酸素が空気中の微小な水分と結合してマイナスイオンが形成され、乾燥してプラスに帯電した髪にマイナスイオンが引き寄せられて中和する際、マイナスイオンを構成する水分子を直接的に各毛髪へ付着させることにより、髪に対する水分の供給が行われるものと考えられている。
【0004】
この様なマイナスイオンの効果が知られる様になった結果、各種の携帯式の美容機器内にもマイナスイオンの発生手段が組み込まれるようになってきたが、この種の器具は小型軽量化が求められるとともに、電池駆動をも視野にいれた製品作りが求められる結果、より効率のよいイオン発生手段の開発が要望されている。
【0005】
かかる要望に対して本発明者等は研究を行った結果、従来の対向電極と並列して補助電極を設け、その補助電極をケースの外周面上に露出して配設することにより、対向電極の面積が実質的に増大され、マイナスイオンを効率よく発生できることを知見した。
【0006】
本発明はかかる知見に基づいてなされたものであって、ケースの周面位置に露出させてケース内部のアースラインと同電位の補助電極を備えることにより、マイナスイオンの生成が効率よく行えるイオン発生器具を提供することを目的とする。
【0007】
本発明は更に、ケースを本体ケースとハンドルとから構成し、補助電極をハンドル部分に設けることにより、器具の使用中における補助電極と人体との接触が確実に維持されるイオン発生器具を提供することを目的とする。
【0008】
更にイオン発生器具をヘアブラシ形状とし、そのブラシ面上にイオンの放出口と補助電極とを同時に備えることにより、イオン処理時に過剰となったマイナスイオンが自動的に除去されるイオン発生器具を提供することを目的とする。
【0009】
また、アイロン形状のイオン発生器具にあっては、加熱面における長手方向の両側にイオンの放出口を設けることにより、加熱面による毛髪の癖付けの前後におけるマイナスイオンの水分供給効果が、補助電極による過剰イオンの除去作用と相俟って有効に発揮されるイオン発生器具を提供することを目的とする。
【0010】
更にその際、イオン放出口をケースの外側に向けて構成するか、リブを設けることにより、イオン流と補助電極の直接的な接触を未然に防止し、必要以上にイオンの除去が行われない様にすることが可能なイオン発生器具を提供することを目的とする。
【0011】
本発明は更にまた、ケース、機器の組み立て時に使用することが必須であった金属製のネジや結合用の金具、ブラシ形状であってはブラシ毛の基台、あるいはイオン発生器具をヘアアイロン形状とした場合にあってはその加熱面を補助電極としてそのまま利用することにより、別に補助電極を設けることが不要となり、部品点数の増加が未然に防止できるイオン発生器具を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる携帯式のイオン発生器具14は、図1にその基本的な構成を概略的に示す如く、所定のケース体10の内部に放電手段12を備え、その放電手段12から発生されるイオンをイオン放出口24からケース体10の外部に放出可能とするものである。
【0013】
ここで放電手段12は、図5に例示する如く、マイナス極性の高電圧が印加されてマイナスイオン112を発生可能とする例えば針形状の放電電極16と、その放電電極16の近傍にあってケース体10の内部におけるアースライン18に接続された例えばリング形状の対向電極20とをケース体10の内部に備える。一方、ケース体10の外周面に露出させて補助電極22を配設するとともに、その補助電極22を、ケース体10の内部に設けたアースライン18に接続したことを特徴とする。
【0014】
ケース体10は、図1や図2の様に、イオン放出口24を備えた本体ケース26とその本体ケース26から伸びるハンドル28とを備え、ハンドル28上に補助電極22を配設することにより、ハンドル28を握った際に人体と補助電極22とが接触される様に構成することができる。
【0015】
なお、ハンドル28の全体あるいは一部を導電性ゴムで作成し、その導電性ゴムの部分を補助電極22として使用することにより、部品点数の増加を防止しながら、金属製の場合における握った際の冷たさに起因する不快感を軽減し、滑り止めとしても利用できる。
【0016】
またケース体10は、図8の様に、ブラシ毛134により所定の植毛がされたブラシ面132を下面側に設けた本体ケース26と、その本体ケース26の側面から伸びるハンドル28とを備えたブラシ形状に構成し、イオン放出口24と補助電極22とをブラシ面132上に設けることにより、毛髪150に帯電した電子を直接的に中和させることも可能である。
【0017】
そして、補助電極22として個別の電極を設ける他に、一部または全部のブラシ毛134における基端を導電性部材で固定してブラシ面132を構成し、その導電性部材を補助電極22として使用することができる。
【0018】
一方、ブラシ面132上にイオンの放出口24を1または複数配設し、ブラシ面132における周縁位置の一部または全部に帯状の補助電極22を備える。そして帯状の補助電極22は、ハンドル28が伸びる軸方向で且つ前記イオン放出口24の開口位置に対向させて配設するが、イオン放出口24における配設範囲と略同一あるいはそれ以上の長さを有するとともに、イオン放出口24を挟んで幅方向両側に配設されることが好ましい。
【0019】
更にまたケース体10を、図11に例示する如く、その下面側に加熱面とイオン放出口24とを同時に配設した本体ケース26と、その本体ケース26の側面から伸びるハンドル28とを備えることにより、アイロン形式とすることもできる。この場合にあっては、加熱面を上下1対の熱板からなる挟持式とするとともに、少なくとも一方の熱板を金属の様な導電部材で形成し、その導電部材で形成された熱板を補助電極22として使用している。
【0020】
更に、イオン放出口24を加熱面152に接近させ且つその吹き出し方向を加熱面152から離れる方向に設定することも可能であるし、図12の様に、補助電極22とイオン放出口24の間に、イオン放出口24から吹き出されたイオンが直接的に補助電極22と接触することを阻止する隔離用のリブ154を備えることもできる。
【0021】
この場合、加熱面152をハンドル28が伸びる軸方向に帯状に構成するとともに、加熱面152を挟んで幅方向両側にイオン放出口24を備えることが好ましい。
【0022】
なおケース体10は、それ自体を金属の様な導電性部材で形成したり、あるいは内部の回路部品をケース体10に固定する金属製のネジやケースの結合用部品など、その構成に必要な導電性部材の少なくとも一部が外部に露出する構造を有する場合にあっては、その導電性部材を補助電極22として利用することもできる。
【0023】
ここで放電手段12は、図4に示す如く、ケース体10に内蔵した電池136から供給される直流電圧、あるいは商用交流電圧Vaを整流して形成した脈流電圧Vbを断続することにより低電圧のパルス電圧Vcを昇圧トランス76の入力側に流し、昇圧トランス76の出力側から高電圧のパルス電圧を取り出すとともに、その高電圧のパルス電圧を積分することによって、マイナス極性の高電圧Vdを放電電極16に対して常時に印加可能とすることにより、放電は連続的に行われる。
【0024】
なお、放電手段12で発生されたマイナスイオン112は、自然対流によってケース体10の外部に放出することも可能であるが、ケース体10の内部に更に送風手段30を備え、マイナスイオン112を強制的にケース体10の外部に放出することも可能である。
【0025】
また放電手段12には更にスイッチング手段15を備え、そのスイッチング手段15の切換操作と連動して、放電手段12の駆動時期と補助電極22の有効時期とを規制可能とすることもできる。
【0026】
【発明の効果】
本発明は上記の如く、ケース体10の周面位置に露出させて、ケース体10の内部のアースライン18と略同電位の補助電極22を備えることにより、実質的に対向電極20の面積が増して電子の補給面積が増大するので、マイナスイオン112の生成が効率よく行える。
【0027】
更に、ケース体10を本体ケース26とハンドル28とから構成し、補助電極22をハンドル28部分に設けることによって、器具の使用中における補助電極22と人体との接触が確実に維持されて人体が補助電極22の一部となり、更に対向電極20の面積が増えることになるので、より一層マイナスイオンの生成を加速あるいは増大できる。
【0028】
また、ハンドル28に設けた補助電極22を導電性ゴムで形成することにより、金属板であれば握った際に冷たく不快に感じることがあったがそれを防止できるとともに、滑り止めにもなる。
【0029】
更にまた、イオン発生器具を図8の様なヘアブラシ形状とし、そのブラシ面132上にイオンの放出口24と補助電極22とを同時に備えることにより、イオン処理時に過剰となったマイナスイオンが自動的に除去されるので、次のブラッシング時のマイナスイオンの送給を効果的に行え、マイナスイオンの効果が有効に発揮できる。
【0030】
更にまた、ケース体10、機器の組み立て時に使用することが必須であった金属製のネジや結合用の金具、ブラシ形状であってはブラシ毛の基台、あるいはイオン発生器具をヘアアイロン形状とした場合にあってはその加熱面152を補助電極22としてそのまま利用することにより、別に補助電極22を設けることが不要となり、部品点数の増加が未然に防止できる。
【0031】
また、アイロン形状のイオン発生器具にあっては、加熱面152における長手方向の両側にイオンの放出口24を設けることにより、加熱面152による毛髪の癖付けの前後におけるマイナスイオンの水分供給効果が、補助電極22による過剰イオンの除去作用と相俟って有効に発揮される。
【0032】
更にその際、イオン放出口24をケース体10の外側に向けて構成するか、リブ154を設けることにより、イオン流124と補助電極22の直接的な接触を未然に防止し、必要以上にイオンの除去が行われない様にすることができる。
【0033】
また、低電圧のパルス電圧Vcを昇圧トランス76の入力側に流し、その昇圧トランス76の出力側から高電圧のパルス電圧を取り出すとともに、出力された高電圧のパルス電圧を積分することによってマイナス極性の高電圧Vdを発生することにより、電源が商用交流電圧Vaか電池136かに拘らず、略同一の構成で効率よく連続した高電圧を形成できる。
【0034】
また放電手段12にスイッチング手段15を備え、そのスイッチング手段15の切換操作と連動して、放電手段12の駆動時期と補助電極22の有効時期とを規制可能とすることにより、マイナスイオンの発生量が手動で3段階に変更できる。更に送風手段30を同時に備え、発生されたマイナスイオンを強制的に排出される様に構成することにより、マイナスイオンは消滅する前に的確に人体に供給されて有効に利用される。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる携帯式のイオン発生器具を図2〜図5に示すヘアドライヤ32に実施した一例に基づいて更に詳細に説明する。ここでヘアドライヤ32は、図2にその全体的な構成を概略的に示す如く、横長筒状の本体ケース26と、その本体ケース26における基端側に揺動自在に取り付けたハンドル28とを備える。
【0036】
本体ケース26内には、外部から供給される商用交流電圧Vaを駆動源とし、コイル状のヒータ36を備えた発熱部38を先端側に、その発熱部38に対して送風を可能とするモータ40とファン42からなる送風部44を基端側に各々備えるとともに、発熱部38のヒータ36内に放電部46を備えてイオン生成させる。更に、ハンドル28側に備えた図3に示す電気回路と切換スイッチ48の切り換え操作と連動して、送風とイオン生成の時期を規制するとともに、発熱部38に供給する電力の大小に対応して、送風時の風温を複数段階に変更可能としている。
【0037】
ここで送風部44は、ダイオードブリッジ50で商用交流電圧Vaを全波整流し、この電圧で駆動される直流モータ40でファン42を回転させるものであって、切換スイッチ48の第1段階のスライド操作に対応して第1接点52がオンし、発熱部38における加熱を伴わない常温による送風が開始される。
【0038】
次に発熱部38は、切換スイッチ48の第2段階のスライド操作で第1接点52に加えて第2接点54もオンし、ダイオード56を介して半波整流された電圧がヒータ36に印加される結果、ヒータ36は定格値の半分の電力で駆動されて、中温による送風が行われる。切換スイッチ48を更に第3段階にまでスライド操作すると、ダイオード56と並列に繋いだ第3接点58もオンし、第1〜第3接点52・54・58を介して商用交流電圧Vaがそのままヒータ36に印加される結果、高温による送風が行われる。なお、上記した送風部44と発熱部38の構成は従来と略同様なので、その詳細な説明は省略する。また、他の周知の構成と取り替えて実施できることも勿論である。
【0039】
本発明は、図4および図5において具体的に例示する放電部46の構成にその特徴を有するものであって、切換スイッチ48における第1接点52のオンと同時に、図6(a)に示す商用交流電圧Vaが低圧整流回路60に印加されて動作を開始する。
【0040】
低圧整流回路60は、入力された商用交流電圧Vaをダイオード62で半波整流したあと抵抗64とコンデンサ66で積分することにより、図6(b)の様にピーク値が100V前後で変動する脈流電圧Vbが形成されるので、この脈流電圧Vbを、表示回路70とパルス電圧発生回路72の駆動電圧とする。
【0041】
表示回路70は、本体ケース26あるいはハンドル28上に発光ダイオード74を備え、低圧整流回路60から出力される電圧Vbで発光ダイオード74を点灯することにより、放電部46の動作中を表示する。
【0042】
パルス電圧発生回路72は、昇圧トランス76の一次コイル78と直列にコンデンサ80を接続するとともに、その直列接続されたものと並列にサイダック82を接続した構成をとる。サイダック82は印加電圧が低い間はオフしているが、入力される脈流電圧Vbの値が例えば80Vを超えるとオンする規格のものであって、サイダック82のオフ期間中に脈流電圧Vbによりコンデンサ80を充電しておき、その充電電流がサイダック82のオン時にサイダック82および一次コイル78を介して急激に放電するとともにサイダック82をオフさせる。この動作を、脈流電圧Vbが80V以下に低下してサイダック82が常時にオフする時点まで周期的に繰り返すことにより、図6(c)の様な間欠的に発生するパルス電圧Vcが、昇圧トランス76の一次コイル78に発生される。
【0043】
このパルス電圧Vcは、昇圧トランス76の一次コイル78と二次コイル86間の巻線比に対応して昇圧されたあと、二次コイル86と直列に接続されるダイオード88とコンデンサ90からなる高圧整流回路92に印加される。高圧整流回路92では、二次コイル86から間欠的に出力される高電圧のパルス電圧を積分することにより、図6(d)の様に2〜4kVの範囲で変動するマイナス極性の高電圧Vdが形成され、その電圧Vdが電極部94に印加される。なお、高電圧Vdを形成するための具体的な回路構成は上記に限定されるものではなく、従来から使用されている周知の昇圧回路を使用するなど、適宜変更して実施できることは勿論である。
【0044】
電極部94は図5の様にユニット化され、図2に示す本体ケース26における熱風の吹出口96の中央位置に配置した導風筒98内に設置した例を示すが、マイナスイオン112の生成および本体ケース26の外部への放出が可能であれば、例えばイオン放出専用の通風路を本体ケース26の周面に設け、その中に電極部94を配置するなど、その電極構造、配設数あるいは配設位置は限定されるものではない。
【0045】
本実施例における電極部94は、先端が尖った針状の放電電極16を中心とし、その周囲に円筒状の対向電極20を配設するとともに、放電電極16と対向電極20との間を絶縁部材100で隔離している。絶縁部材100は、放電電極16の先端部分を残して対向電極20の内側を充填する絶縁部102と、放電電極16の先端部分を前方に向けて包囲する円筒状の隔離部104とから構成され、放電電極16と対向電極20間に、コロナ放電はするが火花放電等の他の放電を阻止するだけの十分な距離を確保する。
【0046】
更に、高圧整流回路92のコンデンサ90におけるマイナス極と放電電極16とを例えば数MΩ程度の高抵抗106を介して導線108で接続する一方、コンデンサ90のプラス極と対向電極20とを導線110で接続する。かかる構成により、放電電極16に対してマイナス極性の高電圧Vdを印加し、放電電極16の先端部分のみに限定してコロナ放電を発生させ、隔離部104の内部におけるマイナスイオン112の生成を可能とする。
【0047】
導風筒98は、前記した隔離部104の前方にあって、それより稍大きい直径の円筒状の第1筒部114と、その第1筒部114の基端側から末広がり状態で電極部94の周囲を包囲して伸びる円錐台形状の第2筒部116とから構成される。そして、導風筒98と電極部94間は支持腕118で両者間に所定の間隙122を維持することにより、空気流入口99を通って送風部44から送られる空気流120がその間隙122を通過して第1筒部114の先端部にあるイオン放出口24から吹き出される際、隔離部104内で生成されたマイナスイオン112を誘引し、空気流120とともにイオン流124として本体ケース26の外部に放出させるのである。
【0048】
本発明にあっては更に、対向電極20と電気回路側のアースライン18とを例えば1〜数MΩ程度の高抵抗126を介して接続することにより、対向電極20の電位を略接地電位に保持する。
【0049】
一方、上記したハンドル28あるいは本体ケース26上であって、手の平で握った際に触れる部分に露出させて、金属板あるいは導電ゴム等の導電部材からなる補助電極22を1乃至複数箇所に配設するとともに、その補助電極22と本体ケース26内の対向電極20とを、例えば数MΩ程度の高抵抗128を介して接続して略同電位とする。
【0050】
なお、前記した補助電極22として使用する導電性部材としては、例えば天然ゴムまたは合成ゴムに、導電性物質(ファーネスカーボンやアセチレンブラック等の導電性カーボン、導電性酸化チタン、導電性酸化亜鉛など)を充填して形成した導電性ゴムを使用することができる。
【0051】
この様な導電性ゴムを使用することにより、金属板であれば握った際に冷たく不快に感じることがあったがそれを防止できるとともに、滑り止めにもなって都合がよい。具体的には、軟化剤や老化防止剤等の電子部品を汚染、腐食させる各種添加剤を必要せず、耐油性、耐熱性、耐オゾン性に優れる導電性シリコーンゴムを使用する。導電性ゴムの範疇としては、常温付近でゴム状弾性を示す高分子材料であるエラストマー樹脂に導電性物質を充填した導電性エラストマーも含むものとする。また、滑り止めの効果はないが、握った際の冷たさのみを防止するならば、各種導電性樹脂を補助電極22として使用できる。なお、導電性物質の充填量を少なく調整すれば、抵抗値を大きくできるので、高抵抗128は省略することができる。
【0052】
以上の様な補助電極22を備えることにより、実質的に対向電極20の面積が増し、放電時における電子の補給面積が増大し、マイナスイオンの生成が効率よく行える。更に補助電極22を人体に接触させると、本体ケース26内のアースライン18と対向電極20は補助電極22を介して人体の一部に接続され、人体に帯電した電子をアースライン18側に放電し、人体がマイナス電位に帯電するのを未然に防止しながら、放電電極16の近傍における電界強度を十分大きく維持し、マイナスイオン112の生成量を更に増加させることを可能とするのである。
【0053】
例えば図7に示す如く、補助電極22を人体に接触させなかった0〜1分半の間におけるマイナスイオン112の発生量は、最高でも1cc当り25万個程度であり、時間の経過とともにその量も減少傾向にあったものが、補助電極22に人体を接触させた時点aから約2倍の50万個にイオン量は増加するとともに、その量は時間経過に拘らず、略一定に維持されることが確かめられた。
【0054】
なお補助電極22は、前記した様にそれ専用として備える他に、ハンドル28や本体ケース26の一部または全部を金属板の様な導電材料で形成してそれを利用することも可能であるし、ケースを分割形状としてその組み立て用として備えた金属製ビスや金具をそのまま或いは外部から接触可能な大きさや形状に変形して利用することにより、部品点数の増加を防止することができる。
【0055】
また、
使用中は必ず人体に接触する様に補助電極22の形状および配設位置を設定することも可能であるが、例えば指先で補助電極22に触れるか触れないかを選択可能とすることにより、マイナスイオン112の生成量を手動で変更できる様にしてもよい。
【0056】
更に、送風部44のオンオフ用として備えた切換スイッチ48で放電部46も同時にオンオフ規制させず、放電部46の動作を規制させる専用のスイッチを設けることもできる。その場合、使用中は補助電極22へ常時に人体が接触可能とする一方、別に設けたイオン発生専用のスイッチの切換操作と連動して、放電部46に対する通電を停止したマイナスイオン112の発生をオフした状態から、放電部46が動作しているが補助電極22がアースライン18に接続されていない通常のイオン発生状態へ、更に、補助電極22をアースライン18に接続することによって補助電極22を使用した強力なイオン発生へと、スイッチの切換動作と連動して3段階にイオン発生量を変更させることも可能である。
【0057】
次に、図8は、本発明をヘアブラシ130に実施した一例を示すものであって、下面側にブラシ面132を備えた本体ケース26の基端側中央から、軸方向に直線状にハンドル28を伸ばすとともに、本体ケース26内に放電部46aを収納している。なお、上記したヘアドライヤ32における構成と実質的に同一の機能を果たす部材については、同一の番号を付すことにより、その詳細な説明を省略している。
【0058】
ブラシ面132は、ハンドル28の伸び方向に長い楕円形あるいは長方形であって、1または複数のイオン放出口24を設けるとともに、そのイオン放出口24を除いた略全面に亘ってブラシ毛134が植設されている。
【0059】
本体ケース26内に収納する放電部46aと電極部94aの構成は、上記したヘアドライヤ32に適用した図3〜図5に例示するものから発熱部38を除いた構成と同一あるいは類似の構成を採用することも可能である。すなわち、商用交流電圧Vaを利用して送風部44を駆動し、空気流120によって強制的にマイナスイオン112をイオン放出口24から吹き出させるとともに、ハンドル28の部分に補助電極22を設ける構成である。
【0060】
しかしながら、本実施例にあっては、例えば3V程度の出力電圧を有する乾電池あるいは二次電池等の各種電池136を本体ケース26やハンドル28に内蔵し、その電池136からの出力電圧を図示しないインバータ回路を利用して100V程度の交流電圧に変換し、この電圧を図4に示すパルス電圧発生回路72の入力電圧および表示回路70の駆動電圧とすることにより、商用交流電圧Vaを使用することなく電池136のみで駆動できる様にしている。また図3に示す送風部44を備えることなく、放電時に発生するイオン風あるいは整髪に伴う自然対流を利用してマイナスイオン112を髪に供給する。
【0061】
更に本実施例にあっては、補助電極22をハンドル28や本体ケース26上に備えるのに加えて、あるいはそれらの上に備えるのに代えてブラシ面132上に設けたことを特徴とする。ここで、ブラシ面132上に設ける補助電極22a・22bは、ブラシ面132における幅方向の両側縁に沿って、細帯状のものを2本形成している。更に補助電極22は、ブラシ面132のみに限定して配置することも可能であるが、図示例では、本体ケース26の両側面27・27にまで回り込んで、断面が略L字形状に構成している。
【0062】
かかる構成により、ハンドル28上に設けた切換スイッチ48aのオン操作をすると、スイッチ接点52aがオンして放電部46aを駆動すると同時に、表示回路70の発光ダイオード74に通電し、放電部46aの駆動中を表示する。
【0063】
この様に放電部46aが駆動され、イオン放出口24からマイナスイオンが吹き出されている状態で、ブラシ毛134を図8(c)の様に毛髪150中に差し込んで梳き動作を開始する。すると、先ず前端縁に備えた第1番目の補助電極22aが髪150に帯電している不要な電子を放電する。この状態で、ブラシ面132の中央から放出されるイオン流124を毛髪150に作用させながらブラシ毛134でブラッシングを行った後、第2番目の補助電極22bで過剰な電子を放電することにより、毛髪150の帯電状態を中和して元に戻す。ここで、補助電極22を本体ケース26の側面27にまで延長することにより、カールしながらブラッシングする際でも、補助電極22a・22bを髪150に接触させ、負の帯電状態を有効に中和できるのである。
【0064】
なお、補助電極22は、ブラシ面132の周縁に沿って全周に亘って設けることも可能であるし、逆に一方の側縁のみに設けることもできる。しかしながら、イオン放出口24を分散して複数設けたり、その口径を軸方向に大きい楕円形状とした場合にあっては、そのイオン放出口24を幅方向に挟み、イオン放出口24の長手方向長さと補助電極22の長さを略同等あるいはそれ以上の長さに設定することが好ましい。かかる構成により、イオン放出口24より吹き出されるマイナスイオンによる毛髪の帯電が確実に中和される。
【0065】
また、補助電極22を本体ケース26とは別体の金属材で構成するほかに、ブラシ毛134の基端を固定するブラシ面132を導電性ゴムの様な導電部材で構成し、その導電部材を補助電極22として利用することもできる。この場合、導電部材をブラシ面132の全面に設けることも可能であるが、マイナスイオン112の吹き付け効果を高めるため、前記した様な周縁位置に限定して設けることが好ましい。
【0066】
更に、ブラシ毛134を導電性樹脂或いは導電性ゴムで構成し、補助電極22とすることができる。その場合、ブラシ毛134が毛髪150の深部まで到達するので、マイナスイオンによる毛髪150の帯電状態を効果的に中和でき、次のブラッシング時におけるマイナスイオンの供給が効果的に行える。
【0067】
図9〜図11は更に、本発明をヘアアイロン138に実施した一例を示すものであって、本実施例にあっては前記したヘアブラシ130におけるブラシ面132に代えて、本体ケース26の下面側にアイロン部140を備えている。なお、上記したヘアドライヤ32およびヘアブラシ130における構成と実質的に同一の機能を果たす部材については、同一の番号を付すことにより、その詳細な説明を省略している。
【0068】
アイロン部140は、本体ケース下面142と、ハンドル28の基端位置に設けた回転軸143に揺動自在に取り付けた挟持腕144の上面146とが一対となって構成されている。この挟持腕144はコイルばね等のバネ体145で常時は開き付勢されており、図11に例示する如く、本体ケース下面142と挟持腕144の上面146間でバネ体145に抗して髪150を挟むことにより、幅方向両側に備えた整髪コーム148で毛髪150を梳きながら、中央部の長手方向に備えた長方形状の加熱面152・152により髪150を加熱およびプレスすることを可能とする。
【0069】
なお、加熱面152は金属板の様な熱板で形成するとともに、その熱板に対する加熱は、本実施例にあってはPTC等の公知の発熱体を使用したヒータ36aを、例えばシリコーンゴムの様な絶縁部材を介して電気的に絶縁した状態で加熱面152の裏面側に接して内蔵することにより行っているが、熱板それ自体をヒータと一体に構成するなど、その構成は限定されるものではない。また、ヒータ36aを上下の加熱面152・152の両方に設ける必要はなく、一方の加熱面のみに設けて発熱させ、他方の加熱面と一対となって髪を加熱およびプレスさせる様に構成することもできる。その場合にあっても、また、アイロン部140の全体的な構成は従来と略同様であるから、詳細な説明は省略する。
【0070】
本発明にあっては、更に、放電部46を本体ケース26内に備えてマイナスイオンを処理中の髪150に吹き付けることを可能とする。放電部46の回路構成は、図4と同一または類似のものが使用される。
【0071】
放電部46に備える電極部94bは、本体ケース下面142の周縁位置で、整髪コーム148の更に外側に並行して1組ずつ配設されるものであって、所定間隔で1または複数(本実施例にあっては3つ)の放電電極16を設ける一方、各放電電極16から稍離間してリング状の対向電極20を備えることにより、針状の放電電極16における先端近傍でコロナ放電をさせ、マイナスイオンを略帯状に発生させることを可能としている。
【0072】
なお、電極部94bの構成は、図5に示すものなど、マイナスイオンを発生可能な構成であれば、その電極形状が限定されないことは勿論である。また電極部94bの数も、整髪コーム148の外側に複数個ずつ設ける必要はなく、両側に1つずつ設けることも可能であるし、少なくとも例えば中央に1つあれば足りる。
【0073】
ここでイオン放出口24は、前記した電極部94bの配設位置に対応した細幅のスリット形状であって、更に開口方向を斜め外側に傾斜させることにより、放電電極16の近傍で発生したマイナスイオンが、ファン42による空気流120で本体ケース26から離れる方向にイオン流124が吹き出される様に構成する。
【0074】
更に、接近対向する加熱面152・152を構成する熱板の少なくとも一方を金属板の様な導電部材で構成するとともに、その導電部材で形成した加熱面152を補助電極22として利用している。なお補助電極22は、加熱面152を電極として利用するのに代えて或いは加えて、別体の電極を加熱面152上あるいはその近傍に備えることも可能であるし、ヘアドライヤ32の場合と同様に、ハンドル28や本体ケース26上に補助電極22を設けてもよい。
【0075】
また、上下の加熱面152・152を金属製とした場合にあっては、更にその全面を導電性ゴム或いは導電性樹脂で被覆するよう構成し、これを熱板と補助電極22として利用することができる。これによって、マイナスイオンによる毛髪の帯電状態を中和できるとともに、加熱面152に触れた際に熱く感じるのを軽減できる。
【0076】
かかる構成により、スイッチ48をオンすることによって、ファン42を回転駆動する送風部44のモータ40、加熱面152を熱するヒータ36a、放電部46、及び放電部46の駆動中を表示する発光ダイオード74に対して同時に駆動電力が供給され、動作を開始する。このとき、加熱面152の温度が例えば140℃前後を維持するように、ヒータ36aに対する供給電力は自動制御される。
【0077】
そして、前記したアイロン部140で毛髪150を挟んだまま図11における矢印方向にスライドさせる。すると、スライド方向の前縁側にあるイオン放出口24aから吹き出されたマイナスイオンが毛髪150に付着する結果、毛髪150に水分を補給して潤いを与えて柔らかくする。
【0078】
毛髪150におけるこの水分が補給された部分は、ヘアアイロン138のスライド移行に伴って上下の加熱面152・152の間を通ることにより、加熱と同時に圧縮され、加熱面152が平面か波型か等の形状の違いに対応した所定の癖付けが行われると同時に、補助電極22としての作用によって帯電状態が中和される。更にこの中和された毛髪150は、後縁側のイオン放出口24bの下を通過することにより、再度マイナスイオン112が吹き付けられ、その結果、上下の加熱面152・152間で圧縮乾燥された毛髪150に水分を再補給し、潤い状態を取り戻すことを可能とするのである。
【0079】
その際、図10において示す通り、1対のイオン放出口24a・24bと加熱面152・152の軸方向長さを略同一に構成しているので、一方のイオン放出口24aによりマイナスイオン(水分)を髪150に補給後、その補給部位を確実にプレスできるとともに、補給されて帯電したマイナスイオンを万遍なく除去・中和することができる。このプレス後にあっても、水分は若干残るが不足するので、除去した後に続けてスライド方向後方のイオン放出口24bによって、マイナスイオンが送給されて、髪に潤いを取り戻すことができるのである。
【0080】
更に、イオン放出口24が外方向に傾斜して形成されているので、アイロン部140の中心にある補助電極22とイオン放出口24から吹き出されたイオン流124との間で十分な隔離状態が維持され、マイナスイオンが毛髪150に到達する前に補助電極22で捕捉されて消滅することを未然に防止している。同様の効果は、図12の様に補助電極22とイオン放出口24間にリブ154を備えて両者を隔離することによっても可能である。
【0081】
その他、本発明が適用される携帯式のイオン発生器具14は、上記の様なヘアケアを目的とした製品に限らず、マイナスイオン112を人体に対して直接的あるいは間接的に吹き付けて使用するものであれば、略同様に実施できるものであって限定されることはない。例えば、図12の様に電極部94を1組に限定し、そこから発生するマイナスイオンを、空気流120と通風路156によって複数のイオン流124・124に分割することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる携帯式イオン発生器具の基本的な構成を概略的に示す説明図である。
【図2】本発明をヘアドライヤに実施した一例を示す中央縦断面図である。
【図3】ヘアドライヤに備える電気回路の全体を示す。
【図4】放電部の一例を示す電気回路図である。
【図5】放電電極の取り付け状態を示す拡大断面図である。
【図6】放電部の動作状態を示す波形図である。
【図7】補助電極を使用する前後におけるイオン発生量の変化を示すグラフである。
【図8】本発明をヘアブラシに実施した一例を示し、(a)は平面図を、(b)は(a)におけるA−A線方向に沿って切断した断面図を、(c)は(a)におけるB−B線方向に見た図を各々示す。
【図9】本発明をヘアアイロンに実施した一例を示す側面図である。
【図10】ヘアアイロンにおける本体ケースの下面側を見た図である。
【図11】図9におけるC−C線方向に切断した拡大断面図である。
【図12】図11に類似する図であって、他の実施例を示す。
【符号の説明】
10 ケース体
12 放電手段
14 イオン発生器具
15 スイッチング手段
16 放電電極
18 アースライン
20 対向電極
22 補助電極
24 イオン放出口
26 本体ケース
27 本体ケース側面
28 ハンドル
30 送風手段
32 ヘアドライヤ
36 ヒータ
38 発熱部
40 モータ
42 ファン
44 送風部
46 放電部
48 切換スイッチ
52 切換スイッチの第1接点
60 低圧整流回路
70 表示回路
72 パルス電圧発生回路
74 発光ダイオード
76 昇圧トランス
78 一次コイル
80 パルス電圧発生回路のコンデンサ
82 サイダック
86 二次コイル
88 ダイオード
90 高圧整流回路のコンデンサ
92 高圧整流回路
94 電極部
98 導風筒
100 絶縁部材
102 絶縁部
104 隔離部
106 高抵抗
112 マイナスイオン
120 空気流
122 間隙
124 イオン流
126 高抵抗
128 高抵抗
130 ヘアブラシ
132 ブラシ面
134 ブラシ毛
136 電池
138 ヘアアイロン
140 アイロン部
142 本体ケースの下面
144 挟持腕
146 挟持腕の上面
148 整髪コーム
150 毛髪
152 加熱面
154 リブ
156 通風路

Claims (3)

  1. 所定のブラシ毛(134)が植毛がされたブラシ面(132)を下面側に設けた本体ケース(26)と、該本体ケース(26)側面から伸びるハンドル(28)とを有するケース体(10)の内部に放電手段(12)を備え、該放電手段(12)から発生されるイオンを前記ブラシ面(132)に設けたイオン放出口(24)から外部に放出可能とするヘアブラシにおいて、
    前記放電手段(12)は、
    マイナス極性の高電圧が印加されてマイナスイオンを生成可能とする放電電極(16)と、該放電電極(16)の近傍にあって前記ケース体(10)の内部におけるアースライン(18)に接続された対向電極(20)とをケース体(10)の内部に備える一方、該ケース体(10)の外周面に露出させて補助電極(22)を配設するとともに、該補助電極(22)を前記ケース体(10)の内部のアースライン(18)に接続したものであり、
    前記ブラシ面(132)上には、前記イオン放出口(24)が1または複数配設される一方、該ブラシ面(132)における周縁位置の一部または全部に、前記補助電極(22)が帯状に配設され、
    該帯状の補助電極(22)を、前記イオン放出口(24)における配設長さと略同一あるいはそれ以上の長さに設定したことを特徴とするヘアブラシ。
  2. 前記帯状の補助電極(22)は、前記ハンドル(28)が伸びる軸方向で且つ前記イオン放出口(24)の開口位置に接近させて配設されている請求項1記載のヘアブラシ。
  3. 前記帯状の補助電極(22)は、前記イオン放出口(24)を挟んで前記ブラシ面(132)の幅方向の両側に配設されている請求項2記載のヘアブラシ。
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