JP2003275016A - ヘアーセット機器 - Google Patents

ヘアーセット機器

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JP2003275016A
JP2003275016A JP2002373142A JP2002373142A JP2003275016A JP 2003275016 A JP2003275016 A JP 2003275016A JP 2002373142 A JP2002373142 A JP 2002373142A JP 2002373142 A JP2002373142 A JP 2002373142A JP 2003275016 A JP2003275016 A JP 2003275016A
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Japan
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hair
human body
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applying
charging
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JP2002373142A
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English (en)
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Itaru Saida
至 齋田
Hiroshi Kitamura
央 北村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪をブラッシングしたときに発生する静電
気に影響されることなく、人体を帯電させた静電気力に
よって毛髪を容易にセットする。 【解決手段】 毛髪をセットする機構と、人体に電位を
与える機構とを具備し、この人体に電位を与える機構
は、所定電圧を出力する帯電回路3と、帯電回路3の出
力に接続されると共に人体に接触する帯電板4とで構成
され、人体を帯電させた静電気力によって毛髪をセット
することができるヘアーセット機器1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪をセットする
ためのヘアーブラシ、ヘアーアイロン、ヘアードライヤ
ー等のヘアーセット機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のヘアーブラシ40は、一般に図2
2に示すように、グリップ部8付きブリスル台11に多
数のブリスル10を植設したもので構成されており、こ
のヘアーブラシ40を単独で使用したり、ドライヤー等
と併用して、毛髪のセットを行なっていた。
【0003】従来のドライヤーとしてはイオン発生器を
内蔵したものが知られている(例えば、特許文献1参
照。)。
【0004】
【特許文献1】実開平6−21506号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は毛髪をブラッシングすると毛髪に正電圧の静電気が起
きて、毛髪が広がったり、まとわりついたり、ぱさつい
たりするという問題があった。さらに、静電気により毛
髪のキューティクルが広がることにより毛髪を痛める原
因となっていた。
【0006】なお、静電気防止対策として、従来はヘア
ーブラシ40を単に導電性プラスチックで形成して静電
気をアースしやすくしたものや、摩擦による静電気を発
生させないようにしたものなどが存在するが、これらは
いずれもブラッシング時の摩擦によって髪に埃や汚れが
付着しないように配慮したものにすぎず、毛髪のブラッ
シングによって発生する静電気の影響による不満点を解
消するものではなかった。
【0007】また特許文献1に見られるドライヤーにあ
っては、内蔵されているイオン発生器は、マイナスイオ
ンにより毛髪を育成すると共に、オゾンにより毛髪に付
着した雑菌を殺菌するものであり、静電気防止効果は得
られない。このため、ドライヤーで乾燥する際、髪と髪
との接触、及び、剥離が起こり、また、毛髪は乾燥状態
になるため静電気が発生しやすい。特に、ヘアーブラシ
を用いて毛流れを整えるようにセットする場合、ヘアー
ブラシの材質と毛髪との帯電列の差が有るため、ヘアー
ブラシを用いてブラッシングすると、ヘアーブラシと毛
髪との接触剥離により静電気が発生しやすくなり、その
うえドライヤーにより毛髪を乾燥させているため、非常
に静電気が発生しやすくなるという問題があった。
【0008】本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて
発明したものであって、その目的とするところは、毛髪
をブラッシングしたときに発生する静電気に影響される
ことなく、人体を帯電させた静電気力によって毛髪を容
易にセットすることができ、これにより、従来のような
毛髪のブラッシングによって発生する静電気の影響を受
けて毛髪が広がったり、まとわりついたり、ぱさついた
り、或いは毛髪を痛めるといった不満点を解消できるよ
うにしたヘアーセット機器を提供することにあり、また
他の目的とするところは、ドライヤーで毛髪を乾燥する
場合に発生する静電気を容易に除電できるようにしたヘ
アーセット機器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にあっては、毛髪5aをセットする機構と、人
体5に電位を与える機構とを具備し、該人体5に電位を
与える機構は、所定電圧を出力する帯電回路3と、帯電
回路3の出力に接続されると共に人体5に接触する帯電
板4とで構成され、人体5を帯電させた静電気力によっ
て毛髪5aをセットすることを特徴としており、このよ
うに構成することで、毛髪5aをブラッシングしたとき
に発生する静電気に影響されることなく、人体5を帯電
させた静電気力によって毛髪5aのセットが容易にでき
るようになる。
【0010】また本発明にあっては、毛髪を乾燥するド
ライヤー機構40と、人体に電位を与える機構とを具備
し、該人体に電位を与える機構は、所定電圧を出力する
帯電回路3と、帯電回路3の出力に接続されると共に人
体に接触する帯電板4とで構成されていることを特徴と
しており、このように構成することで、ドライヤー機構
40で毛髪を乾燥する際に、髪と髪との接触、及び、剥
離が起こって静電気が発生し、また同時にブラッシング
を行なうことで静電気が多量に発生した場合でも、人体
を帯電させた静電気力によって毛髪の除電を容易に行な
えるようになる。
【0011】また上記人体5に電位を与える機構は、人
体5にマイナス電位を与えるのが好ましく、この場合、
毛髪5aがブラッシングによってプラスの静電気に帯電
しているときには、毛髪5aが頭皮に引きつけられるこ
とにより、毛髪5aをブラッシングするだけで毛髪5a
が広がることなく容易に収まることができ、ボリューム
ダウンが容易にできるようになる。
【0012】また上記人体5に電位を与える機構は、人
体5にプラス電位を与えるのが好ましく、この場合、毛
髪5aがブラッシングによってプラスの静電気に帯電し
ているときには、毛髪5aと頭皮と反発することによ
り、毛髪5aをブラッシングするだけで、毛髪5aのボ
リュームアップが容易にできるようになる。
【0013】また上記人体5に電位を与える機構は、人
体5に0Vの電位を与えて毛髪5aの静電気除去を行な
うのが好ましく、この場合、毛髪5aをブラッシングし
たときに発生する静電気を容易に除去することができ
る。
【0014】また上記人体5に電位を与える機構は、マ
イナス電位、プラス電位、0Vの電位のいずれかを切り
替えて人体5に与えるスイッチ機構6を備えているのが
好ましく、この場合、毛髪5aをブラッシングする際に
スイッチ機構6によって人体5に与える電位を切り替え
ることで、ボリュームダウン、ボリュームアップ、或い
は毛髪5aの静電気除去が自在となる。
【0015】また上記人体に電位を与える機構は、グリ
ップ形状をしているので、これを手で握るだけで、人体
5に電位を与える効果が容易に得られるようになる。
【0016】また上記人体5に接触する帯電板4は、導
電性のある成型材料で構成されているのが好ましく、こ
の場合、人体5が触れる帯電板4は、充電部とならない
ため、感電の危険性がなくなる。
【0017】また上記導電性のある成型材料からなる帯
電板4の人体5と接触する側の面に導電性シート14を
接続するのが好ましく、この場合、導電性シート14を
介して帯電板4と人体5との接触面積が増えて、効率よ
く電位を与えることができる。
【0018】また上記毛髪5aをセットする機構は、毛
髪5aを乾燥させる機構を具備しているのが好ましく、
この場合、毛髪5aのブラッシングだけでなく、更に毛
髪5aの乾燥が同時にできるようになる。
【0019】また上記毛髪5aをセットする機構は、毛
髪5aを挟み込む熱板15を具備しているのが好まし
く、この場合、毛髪5aのブラッシングだけでなく、更
に熱板15によって毛髪5aのセットが同時にできるよ
うになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0021】図1はヘアーセット機器1の一例としてヘ
アーブラシ1Aを示している。このヘアーブラシ1A
は、ブラシ部7とグリップ部8とからなる機器本体9
と、人体5(図5)に電位を与える機構とを具備してい
る。この人体5に電位を与える機構は、グリップ部8に
内蔵された帯電回路3と、帯電回路3の出力に接続され
ると共に人体5に接触する帯電板4とからなる帯電部2
で構成されており、人体5を帯電させた静電気力によっ
て毛髪5a(図6)をセットできる仕組みとなってい
る。なお人体5という場合は例えば毛髪ではなく頭皮を
指すこともある。
【0022】上記ブラシ部7は、ブリスル台11と、ブ
リスル台11に植設される多数のブリスル10とで構成
されている。ブリスル10の材質の一例として、成型材
料のように毛髪5aよりも帯電列が低い物質、或いはガ
ラスのように毛髪5aよりも帯電列が高い物質のいずれ
かが使用される。
【0023】上記帯電部2は、人体5にマイナス電位を
与えて毛髪5aのボリュームダウンを行なったり、人体
5にプラス電位を与えて毛髪5aのボリュームアップを
行なったりする機能を有している。本例では、帯電部2
の外形状は、人が手で持ちやすいようにグリップ形状を
している。ここで、帯電部2を構成する帯電回路3の出
力と帯電板4との接続は、例えば図2に示すように帯電
回路3からの出力を電線19で接続し、その電線19と
帯電板4とをアルミテープ12などの導電性のあるテー
プで固定することにより行なわれる。また、人が握るグ
リップ部8は成型品等の絶縁物で構成され、このグリッ
プ部8の表面の一部に帯電板4が配設されており、グリ
ップ部8を手で握ることで帯電板4を介して人体5に電
位が与えられるようになっている。
【0024】ここで、上記帯電板4は、例えば金属板の
ように導電性のある材料、或いは、帯電防止材料を含む
成型材料などで構成されている。
【0025】上記帯電回路3は、人体5をマイナスに帯
電させる場合は図3に示すコッククロフト・ウォルトン
回路3Aで構成し、逆に人体5にプラスに帯電させる場
合は、図4に示すコッククロフト・ウォルトン回路3B
で構成してある。図3、図4中のC1〜C4は昇圧用の
コンデンサ群、D1〜D4はスイッチング素子としての
ダイオード群であり、このようにコンデンサとダイオー
ドとを複数段(本例では4段)組み合わせることによ
り、AC100Vの商用電源から約+500V(又は約
−500V)の電圧が得られるようになっている。なお
プラス電圧とマイナス電圧を発生する2種の帯電回路3
を設けて、スイッチ機構によりこれらを切り替えるよう
にしてもよい。もちろん、プラス電圧とマイナス電圧の
いずれか一方を発生する1種の帯電回路3のみを備えた
構造であってもよく、この場合はブリスル10の材質と
の組み合わせによってヘアーブラシ1Aをボリュームア
ップ専用、或いはボリュームダウン専用とすることがで
きる。
【0026】次に動作を説明する。上記構成のヘアーブ
ラシ1Aを使って、毛髪5aをブラッシングする。この
ときブリスル10と毛髪5aとは常に接触剥離を繰り返
すため、ブリスル10の材質が成型材料のように毛髪5
aよりも帯電列が低い物質の場合は、接触剥離帯電が起
こり、毛髪5aにプラスの静電気、ブリスル10にマイ
ナスの静電気が発生する。逆にブリスル10の材質がガ
ラスのように毛髪5aよりも帯電列が高い物質の場合
は、接触剥離帯電が起こり、毛髪5aにマイナスの静電
気、ブリスル10にプラスの静電気が発生する。
【0027】ここで、プラス電圧とマイナス電圧を発生
する2種の帯電回路3を備えている場合を想定する。毛
髪5aにプラスの静電気が発生する場合にあっては、毛
髪5aをボリュームダウンさせたいときは、帯電回路3
からマイナス電圧を発生させると、帯電回路3の出力に
接続された帯電板4がマイナスに帯電する。このとき帯
電板4に導電性があると、帯電板4全体が同電位にな
る。この帯電板4を人が手で握ると、図5に示すように
手から電気が伝わり、頭皮及び体全体がマイナスに帯電
する。このときブラッシングによって毛髪5aはプラス
に帯電しているため、人体5を帯電させた静電気力によ
って毛髪5aが頭皮に引きつけられ、図6に示すよう
に、毛髪5aは広がらずに収まるようになり、ボリュー
ムダウンの効果が容易に得られる。逆に、毛髪5aをボ
リュームアップさせたいときは、帯電回路3からプラス
電圧を発生させる。これにより帯電板4を手で握ると、
図7に示すように手から電気が伝わり、頭皮及び体全体
がプラスに帯電するため、毛髪5aと頭皮とがプラス同
士で反発し合い、図8に示すように毛髪5aは収まるこ
となく、ボリュームアップが可能になる。尚、ブリスル
10の材質によって毛髪5aにマイナスの静電気が発生
する場合においては、人体5をプラスに帯電させること
で毛髪5aのボリュームダウンができ、人体5をマイナ
スに帯電させることでボリュームアップができるように
なる。
【0028】しかして、毛髪5aをブラッシングしたと
きに発生する静電気に影響されることなく、人体5を帯
電させた静電気力によって上記のように毛髪5aのボリ
ュームダウン、ボリュームアップのセットが容易にでき
るようになる。この結果、従来のように毛髪5aのブラ
ッシングによって発生する静電気の影響を受けて毛髪5
aが広がったり、まとわりついたり、ぱさついたり、さ
らには毛髪5aを痛めるといった不満点を解消できるよ
うになる。また本例では人体に電位を与える機構を構成
する帯電部2はグリップ形状をしているので、これを手
で握るだけで、人体を容易に帯電させることができ、人
体5に電位を与える効果が容易に得られるものである。
【0029】図9〜図11は本発明の他の実施形態とし
て、帯電部2が人体5に0Vの電位を与えて毛髪5a
(図6)の静電気除去を行なう場合を示している。図9
は上記帯電回路3をアースと直接接続した場合を示し、
図10は上記帯電回路3を商用電源の片側に接続した場
合を示している。ここで成型材料からなる帯電板4に帯
電防止材料が含まれていると、成型材料の導電率が上が
るため、成型品全体が0Vとなる。尚、帯電回路3の出
力が帯電板4に接続されている点は上記実施形態と同様
である。しかして、帯電回路3の出力を0Vとしたり、
或いは大地に対して低いインピーダンスで接続し、その
出力を帯電板4に接続することにより、帯電板4が大地
に対して0Vとなる。この状態で帯電板4に触れると、
図11に示すように、頭皮及び体全体が0Vとなり、ブ
ラッシングによって発生した静電気が人体5を通じて除
電されるようになる。すなわち、帯電回路3の出力を0
Vにすることで、毛髪5aの静電気を容易に除去できる
結果、毛髪5aは広がらずに収まるようになり、毛髪5
aを傷めることがなくなる。
【0030】図12は、上記帯電部2に、プラス電位、
マイナス電位、0Vの電位のいずれかを切り替えて人体
5に与えるスイッチ機構6を設けた場合を示している。
本例では、マイナス電圧を出力する帯電回路3Aと、プ
ラス電圧を出力する帯電回路3Bと、出力が0Vの帯電
回路3Cとを具備し、これら帯電回路3A〜3Cの出力
側と帯電板4との間に、いずれか任意の帯電回路3A〜
3Cに切り替えるためのスイッチ機構6を構成する切り
替えスイッチ6aを設けてある。しかして、毛髪5a
(図6)をブラッシングする際に切り替えスイッチ6a
にてプラス電圧とマイナス電圧と0Vのいずれかに任意
に切り替えることで、毛髪5aのボリュームダウン、ボ
リュームアップ、或いは毛髪5aの静電気除去の効果が
自在に得られることとなる。
【0031】ところで、帯電板4を金属板などの導電率
の低い物質で構成し、且つ帯電回路3を図4、図5に示
すような回路構造とした場合にあっては、電源1次側と
帯電板4とに絶縁がとられていないため、帯電板4が充
電部として扱われる。そうした場合、帯電板4に人が触
れると感電の恐れがあるため、安全上の問題が生じる。
【0032】そこで、人体5に接触する帯電板4を、導
電性のある成型材料で構成するのが望ましい。その一例
を図13に示す。図13は帯電板4の内部抵抗の等価回
路を示している。ここで、水平方向の抵抗をR、垂直方
向の抵抗をRaとする。成型材料の抵抗は均一に分布し
ているため、A−B間の低抗値は、下式(1)のR1で
示される。
【0033】 (1/R1)=[1/(R+Ra)]+[1/(R+Ra)]+(1/R)+ (1/R)……(1) このように、帯電板4を導電性材料を含む成型材料で構
成した場合、この成型材料の抵抗値R1は大きいため、
人が触れても電流が流れることが無く、感電の恐れが無
くなる。さらに、体積抵抗率が1×10Ω/cm以上
の材料の場合、電気安全法でも絶縁物として扱われるた
め、帯電板4自体が充電部とはならない。つまり、帯電
板4を導電性のある成型材料で構成することで、帯電部
2が充電部に触れることがなくなり、感電の危険性がな
くなる。また、商品構成上においても電気安全法を容易
に満足することができる。
【0034】図14は図13の変形例を示している。本
例では、導電性のある成型材料からなる帯電板4の人体
5と接触する側の面に、導電性の高い材料からなる導電
性シート14を接続してある。図14においてA−B間
の抵抗値は下式(2)のR2で表される。
【0035】 (1/R2)=(1/R)+(1/R)+(1/R)+(1/R)……(2) すなわち図14の接続状態にすると、垂直方向の抵抗値
Raが小さくなる。なおRaが大きくなると、R1>R
2となる。そこで図14のように、導電性の高い材料か
らなる導電性シート14を設けた場合のほうが、帯電板
4の内部抵抗を低くすることができる。帯電板4の内部
抵抗が小さくなると、電子の移動量が多くなるため、帯
電による効果がより多く、しかも人体5を効率よく帯電
させることができるようになる。
【0036】図15は、上記構成のヘアーブラシ1Aに
毛髪5a(図6)を乾燥させる機構を付加した一例を示
している。本例では、毛髪5aを乾燥させる機構とし
て、グリップ部8の内部にヒータ31、ファン32、モ
ータ33を内蔵した場合を示している。他の構成は図1
の実施形態と同様である。しかして、グリップ部8の内
部にあるファン32とモータ33によって風を前方に送
り出し、ヒータ31によって加熱して、温風をブリスル
10間の吹き出し口50から噴出させることができる。
これにより、毛髪5aをブラッシングしてセットするだ
けでなく、さらに毛髪5aを乾燥させる機構によって毛
髪5aの乾燥を同時に行なうことができる。
【0037】図16は、ヘアーセット機器1の他の例と
してヘアーアイロン1Bを例示している。このヘアーア
イロン1Bは、一対の熱板15,15と、熱板15,1
5を加熱するヒーター23とを備えている。カバー部2
2にて覆われている一方の熱板15は回転軸35を中心
に開閉自在とされている。尚、人体5に電位を与えるた
めの帯電回路3及び帯電板4を備える点は上記実施形態
と同様である。しかして、熱板15及び周囲の成型品
(ブリスル10等)と毛髪5a(図6)とが接触剥離を
行い、毛髪5aが帯電するので、上記実施形態と同様、
帯電部2にて人体5を帯電させることで、人体5に帯電
させた静電気力によって毛髪5aを自在にセットできる
という効果が得られ、さらに、毛髪5aを一対の熱板1
5間に挟み込んで引っ張ることにより、毛髪5aに熱を
加えて、容易にストレートに伸ばすことができ、また毛
髪5aを熱板15間に挟み込んで回転させることによ
り、毛髪5aにカールを付けることができる。このよう
に毛髪5aのブラッシングだけでなく、更に毛髪5aの
セットが同時にできるものである。
【0038】図17〜図19は、本発明の他の実施形態
として、ヘアーブラシ1Aのブラシ部7に熱板15を付
加すると共に、人体5に電位を与える帯電回路3と帯電
板4とを具備したヘアーアイロン1Bにおいて、マイナ
スイオンを放射させる機能を持ったイオン発生装置16
を設けた場合を示している。本例のイオン発生装置16
は、図19に示すように、マイナスイオンをコロナ放電
により発生させるものであり、針状放電極17と、グラ
ンド電極18と、両電極17,18間に交流高電圧を印
加してコロナ放電によりマイナスイオンを発生させるた
めの高電圧発生装置20とで構成されている。針状放電
極17からグランド電極18への延長線上にイオン吹き
出し口21が設けられている。針状放電極17は、金属
棒の先端を鋭利にし、針形状にして構成されている。グ
ランド電極18は、金属板で構成し、針状放電極17に
対し斜め前方に配置されている。高電圧発生装置20
は、基準電位側をグランド電極18に、高電圧側を針状
放電極17にそれぞれ接続してあり、例えばDC−5k
Vを針状放電極17に印加すると、針状放電極17の先
端が鋭利なため、電界が集中して、針状放電極17の鋭
利な先端近傍においてコロナ放電が発生し、同時にマイ
ナスイオンが発生し、図19で示すように、人体5に向
かって形成される静電気力線に沿ってマイナスイオンが
移動して、毛髪5a(図6)に誘引され吸着されるよう
になっている。
【0039】しかして、ブラシ部7で毛髪5aをブラッ
シングしたり、熱板15で毛髪5aを挟んでカール付け
等を行なったりする際に、帯電部2によって人体5を積
極的に帯電させることで、上記実施形態と同様な効果が
得られるうえに、さらに本例では、ブラッシングの際に
イオン発生装置16によってマイナスイオンを発生させ
ることによって、プラスに帯電している毛髪5aにマイ
ナスイオンが吸着され、このマイナスイオンによって毛
髪5aがしっとり、さらさらになる効果を同時に付与で
きるものである。しかも、帯電部2によって人体5にプ
ラス電位を与え続けることによって、イオン発生装置1
6からのマイナスイオンが中和されることなく毛髪5a
に継続して誘引吸着されることとなり、毛髪5aがしっ
とり、さらさらする効果を一層増大させることができる
ものである。
【0040】なお前記実施形態ではヘアーセット機器と
してヘアーブラシ1A、ヘアーアイロン1Bを例示した
が、ヘアードライヤー1Cも含まれるものである。
【0041】本例のヘアードライヤー1Cは、ドライヤ
ー機構40と、人体に電位を与える機構とを具備してい
る。ドライヤー機構40は、図20、図21に示すよう
に、グリップ部30と一体化された筒形ハウジング40
a内に設けられており、筒形ハウジング40aの吸込口
25から吹出口26に向かって、ファン27とモータ2
8とヒーター29とがこの順に配置されており、グリッ
プ部30に設けたスイッチ24を操作してモータ28と
ヒーター29とを駆動することで、吸込口25からの風
を前方に送り出しながら温風を吹出口26から噴出させ
るものである。
【0042】上記人体に電位を与える機構は、成型品等
の絶縁物で構成されたグリップ部30に配設されてい
る。グリップ部30の内部には所定電圧を出力する帯電
回路3が内蔵されており、グリップ部30の表面の一部
には帯電回路3の出力に接続される帯電板4が設置され
ており、この帯電板4に人体が接触するようになってい
る。なお帯電部2を構成する帯電回路3及び帯電板4の
構造は、前記実施形態と同様であり、詳細な説明は省略
する。また本例のヘアードライヤー1Cは単独で使用す
る場合、ブラシと併用する場合があるが、ここに挙げる
ブラシには帯電部は設けられておらず、通常のブラシで
ある。
【0043】しかして、ヘアードライヤー1Cで乾燥す
る際、髪と髪との接触、及び、剥離が起こり、また、毛
髪は乾燥状態になるため静電気が発生しやすい。特に、
ブラシを用いてブラッシングすると、ブラシと毛髪との
接触剥離により静電気が発生しやすくなり、ヘアードラ
イヤー1Cによる毛髪の乾燥とあいまって、非常に静電
気が発生しやすい状態となるが、本ヘアードライヤー1
Cのグリップ部30を握ることで帯電板4が人体に接触
し、人体が帯電するようになる。このときスイッチ機構
6を操作して帯電板4から人体に0V電位を与えるよう
にすれば、毛髪5aの除電を容易に行なうことができ、
安心して毛髪の乾燥やブラッシングができるようにな
る。また、帯電板4から人体にプラス電位を与えれば毛
髪のボリュームダウンができるようになり、マイナス電
位を与えれば毛髪のボリュームアップができるようにな
る。このような毛髪の除電、ボリュームダウン、ボリュ
ームアップの詳細は前記実施形態で述べた通りである。
【0044】
【発明の効果】上述のように請求項1記載の発明にあっ
ては、毛髪をセットする機構と、人体に電位を与える機
構とを具備し、該人体に電位を与える機構は、所定電圧
を出力する帯電回路と、帯電回路の出力に接続されると
共に人体に接触する帯電板とで構成され、人体を帯電さ
せた静電気力によって毛髪をセットするようにしたの
で、毛髪をブラッシングしたときに発生する静電気に影
響されることなく、人体を帯電させた静電気力によって
毛髪のセットが容易にできるようになる。従って、従来
のような毛髪のブラッシングによって発生する静電気の
影響を受けて毛髪が広がったり、まとわりついたり、ぱ
さついたり、或いは毛髪を痛めるといった不満点を同時
に解消できるものである。
【0045】また請求項2記載の発明にあっては、毛髪
を乾燥するドライヤー機構と、人体に電位を与える機構
とを具備し、該人体に電位を与える機構は、所定電圧を
出力する帯電回路と、帯電回路の出力に接続されると共
に人体に接触する帯電板とで構成されているので、ドラ
イヤーで毛髪を乾燥する際に、髪と髪との接触、及び、
剥離が起こって静電気が発生し、また同時にブラッシン
グを行なうことで静電気が多量に発生した場合でも、人
体を帯電させた静電気力によって毛髪の除電等を容易に
行なうことができるようになり、安心して毛髪の乾燥や
ブラッシングができるようになる。
【0046】また請求項3記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の効果に加えて、上記人体に電位を与える
機構は、人体にマイナス電位を与えるので、毛髪がブラ
ッシングによってプラスの静電気に帯電しているときに
は、毛髪が頭皮に引きつけられることにより、毛髪をブ
ラッシングするだけで毛髪が広がることなく容易に収ま
ることができ、ボリュームダウンが容易にできるもので
ある。
【0047】また請求項4記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の効果に加えて、上記人体に電位を与える
機構は、人体にプラス電位を与えるので、毛髪がブラッ
シングによってプラスの静電気に帯電しているときに
は、毛髪が頭皮と反発することにより、毛髪をブラッシ
ングするだけで、毛髪のボリュームアップが容易にでき
るものである。
【0048】また請求項5記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の効果に加えて、上記人体に電位を与える
機構は、人体に0Vの電位を与えて毛髪の静電気除去を
行なうので、毛髪をブラッシングしたときに発生する静
電気を容易に除去することができ、静電気により毛髪の
キューティクルが広がって毛髪を痛めることがないもの
である。
【0049】また請求項6記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の効果に加えて、上記人体に電位を与える
機構は、マイナス電位、プラス電位、0Vの電位のいず
れかを切り替えて人体に与えるスイッチ機構を備えてい
るので、毛髪をブラッシングする際にスイッチ機構によ
って人体に与える電位を切り替えることで、ボリューム
ダウン、ボリュームアップ、或いは毛髪の静電気除去が
自在となる。
【0050】また請求項7記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の効果に加えて、上記人体に電位を与える
機構はグリップ形状をしているので、これを手で握るだ
けで、人体を容易に帯電させることができ、人体に電位
を与える効果が容易に得られるものである。
【0051】また請求項8記載の発明は、請求項7記載
の効果に加えて、上記人体に接触する帯電板は、導電性
のある成型材料で構成されているので、人体が触れる帯
電板が充電部とならないため、感電の危険性がなくなる
と共に、商品構成上、電気安全法を容易に満足すること
ができるものである。
【0052】また請求項9記載の発明は、請求項8記載
の効果に加えて、上記導電性のある成型材料からなる帯
電板の人体と接触する側の面に導電性シートを接続した
ので、導電性シートを介して帯電板と人体との接触面積
が増えるようになり、効率よく電位を与えることができ
る。
【0053】また請求項10記載の発明は、請求項1記
載の効果に加えて、上記毛髪をセットする機構は、毛髪
を乾燥させる機構を具備しているので、毛髪のブラッシ
ングだけでなく、更に毛髪の乾燥が同時にできるもので
ある。
【0054】また請求項11記載の発明は、請求項1記
載の効果に加えて、上記毛髪をセットする機構は、毛髪
を挟み込む熱板を具備しているので、毛髪のブラッシン
グだけでなく、更に熱板によって毛髪のセットが同時に
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示し、(a)はヘア
ーブラシの側面断面図、(b)は正面図である。
【図2】同上の帯電回路と帯電板との接続状態の説明図
である。
【図3】同上のプラス電圧を発生させる帯電回路の一例
としてのコッククロフト・ウォルトン回路の説明図であ
る。
【図4】同上のマイナス電圧を発生させる帯電回路の一
例としてのコッククロフト・ウォルトン回路の説明図で
ある。
【図5】同上の人体がマイナス電位に帯電した状態の説
明図である。
【図6】同上の毛髪のボリュームダウンを行なう場合の
説明図である。
【図7】同上の人体がプラス電位に帯電した状態の説明
図である。
【図8】同上の毛髪のボリュームアップを行なう場合の
説明図である。
【図9】同上の帯電回路をアースと直接接続した場合の
説明図である。
【図10】同上の帯電回路を商用電源の片側に接続した
場合の説明図である。
【図11】同上のブラッシングによって発生した静電気
を人体を通じて除電する場合の説明図である。
【図12】同上の帯電回路を切り替えるスイッチ機構を
備えた回路図である。
【図13】同上の導電性のある成型材料からなる帯電板
の内部抵抗の等価回路の説明図である。
【図14】同上の導電性のある成型材料からなる帯電板
に導電性シートを接続した場合における帯電板の内部抵
抗の等価回路の説明図である。
【図15】(a)(b)は同上のヘアーブラシに乾燥機
構を備えた場合の側面図、及び一部破断した正面図であ
る。
【図16】(a)は同上の帯電部を備えたヘアーアイロ
ンの熱板を開いた状態の側面断面図、(b)は熱板を閉
じた状態の側面図である。
【図17】(a)(b)はヘアーアイロンの他例を示す
側面図、及び正面図である。
【図18】(a)(b)は同上のヘアーアイロンに設け
たイオン発生装置を説明する正面断面図、及び側面断面
図である。
【図19】同上のイオン発生装置を説明する回路図であ
る。
【図20】同上の帯電部を備えたヘアードライヤーの側
面図である。
【図21】同上のヘアードライヤーの断面図である。
【図22】(a)(b)は従来のヘアーブラシの側面断
面図、及び正面図である。
【符号の説明】
1 ヘアーセット機器 1A ヘアーブラシ 1B ヘアーアイロン 1C ヘアードライヤー 2 帯電部 3 帯電回路 4 帯電板 5 人体 5a 毛髪 6 スイッチ機構 14 導電性シート 15 熱板 40 ドライヤー機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B040 CE00 3B202 AA11 AB03 AB15 BA03 BA05 BB07 EG01 GA00 GA01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛髪をセットする機構と、人体に電位を
    与える機構とを具備し、該人体に電位を与える機構は、
    所定電圧を出力する帯電回路と、帯電回路の出力に接続
    されると共に人体に接触する帯電板とで構成され、人体
    を帯電させた静電気力によって毛髪をセットすることを
    特徴とするヘアーセット機器。
  2. 【請求項2】 毛髪を乾燥するドライヤー機構と、人体
    に電位を与える機構とを具備し、該人体に電位を与える
    機構は、所定電圧を出力する帯電回路と、帯電回路の出
    力に接続されると共に人体に接触する帯電板とで構成さ
    れていることを特徴とするヘアーセット機器。
  3. 【請求項3】 上記人体に電位を与える機構は、人体に
    マイナス電位を与えることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載のヘアーセット機器。
  4. 【請求項4】 上記人体に電位を与える機構は、人体に
    プラス電位を与えることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載のヘアーセット機器。
  5. 【請求項5】 上記人体に電位を与える機構は、人体に
    0Vの電位を与えて毛髪の静電気除去を行なうことを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載のヘアーセット機
    器。
  6. 【請求項6】 上記人体に電位を与える機構は、マイナ
    ス電位、プラス電位、0Vの電位のいずれかを切り替え
    て人体に与えるスイッチ機構を備えていることを特徴と
    することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のヘア
    ーセット機器。
  7. 【請求項7】 上記人体に電位を与える機構は、グリッ
    プ形状をしていることを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載のヘアーセット機器。
  8. 【請求項8】 上記人体に接触する帯電板は、導電性の
    ある成型材料で構成されていることを特徴とする請求項
    7記載のヘアーセット機器。
  9. 【請求項9】 上記導電性のある成型材料からなる帯電
    板の人体と接触する側の面に導電性シートを接続したこ
    とを特徴とする請求項8記載のヘアーセット機器。
  10. 【請求項10】 上記毛髪をセットする機構は、毛髪を
    乾燥させる機構を具備していることを特徴とする請求項
    1記載のヘアーセット機器。
  11. 【請求項11】 上記毛髪をセットする機構は、毛髪を
    挟み込む熱板を具備していることを特徴とする請求項1
    記載のヘアーセット機器。
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