JP2002219355A - イオン発生装置及びイオン発生装置付きヘアーブラシ - Google Patents

イオン発生装置及びイオン発生装置付きヘアーブラシ

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JP2002219355A
JP2002219355A JP2001264786A JP2001264786A JP2002219355A JP 2002219355 A JP2002219355 A JP 2002219355A JP 2001264786 A JP2001264786 A JP 2001264786A JP 2001264786 A JP2001264786 A JP 2001264786A JP 2002219355 A JP2002219355 A JP 2002219355A
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    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
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    • A45D2200/20Additional enhancing means
    • A45D2200/202Ionisation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 風などを加える等外部からイオンに対して推
進力を加えなくても簡単な構成でイオンをイオン吹き出
し口から吹き出すことができるイオン発生装置を提供す
る。 【解決手段】 空気中をコロナ放電させてイオンを発生
させるための針電極1とグランド電極2とを有し、イオ
ン吹き出し口3もしくはイオン吹き出し口3周辺に設置
される外体4に抵抗体5を介してグランド電極2を接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イオン発生装置及
びイオン発生装置付きヘアーブラシに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のイオン発生装置は、図17に示す
ように、針電極1とグランド電極2と高電圧発生装置8
とで構成してあり、針電極1とグランド電極2とはケー
ス9内に配置してあり、更に、針電極1とグランド電極
2を内部に配置したケース9、高電圧発生装置8はハウ
ジング10により覆ってある。ここで、ハウジング10
は成形品もしくは金属により構成してあり、イオン吹き
出し口3のハウジング10の周囲の部分の成形品もしく
は金属にイオンが付着、帯電することで周囲の電界に影
響を与え、図18に示すようにイオン吹き出し口3から
外部にイオンが出ないという問題がある。このため、従
来にあっては、風などを加える等外部からイオンに対し
て推進力を加える必要があった。
【0003】また、グランド電極の無いものについては
例えば特開平11−191478号公報に示されている
ように、イオン吹き出し口と交流電源とに抵抗を接続す
ることによりイオン吹き出し口の帯電を防止するように
しているものもある。しかしながらこの従来例にあって
は、グランド電極が無く、イオン吹き出し口と交流電源
とに抵抗を接続した場合、グランド電極が無いため、外
部にイオンを出す電界が作れず、安定してイオンが出な
いという問題があった。
【0004】また、イオン発生装置をヘアーブラシに付
設し、ヘアーブラシで髪の手入れを行う際にイオン発生
装置で発生させるイオンを放出させながら髪の手入れを
行うことが考えらえる。
【0005】そこで本発明者は例えば、図19乃至図2
1のようにヘアーブラシBのハウジング内にイオン発生
装置Aを内装し、ヘアーブラシBの長手方向の片側半部
の片面側にブラシ台12にブリッスル13を突設したブ
ラシ部11を設け、ブラシ台12にイオン吹き出し口3
を設け、イオン発生装置Aで発生したイオンをブラシ台
12に設けたイオン吹き出し口3から外部に吹き出し、
髪にイオンを付着させてブラシ部11により髪の手入れ
を行うことを考えた。
【0006】ところが、ブラシ部11に設けたイオン吹
き出し口3からイオンを吹き出す際に図19乃至図21
のようにイオン吹き出し口3近傍にブリッスル13が存
在するため、イオンがブリッスル13に付着して帯電
し、これにより周囲の電界に影響を与え、外部にイオン
が出ないという問題が生じることが判明した。
【0007】具体的にはイオン発生装置Aからマイナス
イオンを発生させた場合、マイナスイオンがイオン吹き
出し口3近傍のブリッスル13に付着するため、ブリッ
スル13がマイナスに帯電し、このようにイオン吹き出
し口3近傍のブリッスル13がマイナスに帯電すると、
イオン発生装置Aから発生するマイナスイオンと反発す
るため、マイナスイオンが外部に吹き出されなくなると
いう問題が生じる。
【0008】逆にイオン発生装置Aからプラスイオンを
発生させた場合、プラスイオンがイオン吹き出し口3近
傍のブリッスル13に付着するため、ブリッスル13が
プラスに帯電し、このようにイオン吹き出し口3近傍の
ブリッスル13がプラスに帯電すると、イオン発生装置
Aから発生するプラスイオンと反発するため、プラスイ
オンが外部に吹き出されなくなるという問題が生じる。
【0009】このため、ヘアーブラシBにイオン発生装
置Aを内装してもイオン発生装置Aで発生させたイオン
を継続して外部(目的とする部位)に吹き出すことが出
来ないという問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
例の問題点に鑑みてなされたものであり、イオンを効果
的に外部に吹き出すことができるようにすることを目的
とするものである。すなわち、風などを加える等外部か
らイオンに対して推進力を加えなくても簡単な構成でイ
オンをイオン吹き出し口から吹き出すことができるイオ
ン発生装置を提供することを課題とし、また、ブリッス
ルへのイオンの付着を防止して外部にイオンを継続的に
吹き出すことができるイオン発生装置付きヘアーブラシ
を提供することを特徴とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るイオン発生装置は、空気中をコロナ放電
させてイオンを発生させるための針電極1とグランド電
極2とを有し、イオン吹き出し口3もしくはイオン吹き
出し口3周辺に設置される外体4に抵抗体5を介してグ
ランド電極2を接続して成ることを特徴とするものであ
る。このようにイオン吹き出し口3もしくはイオン吹き
出し口3周辺に設置される外部に露出した外体4とグラ
ンド電極2とを抵抗体5を介して接続することでイオン
吹き出し口3の周辺が帯電しにくくなり、イオン吹き出
し口3から支障なくイオンが吹き出すことになる。
【0012】また、抵抗体が高抵抗のある材料もしくは
半導体で構成してあることが好ましい。このような構成
とすることで、イオン吹き出し口3の周辺が帯電しにく
くなり、イオン吹き出し口3から支障なくイオンが吹き
出すことになる。
【0013】また、外体4がヘアーブラシのブラシ部1
1であることが好ましい。このように外体4をブラシ部
11とすることで、ブラシ部11にイオン吹き出し口3
を設けてイオンを吹き出すようにした場合、ブラシ部1
1への帯電を抑えることができる。
【0014】また、外体4を導体板6に接続し、その導
体板6とグランド電極2とを抵抗体5を介して接続する
ことが好ましい。この外体4への帯電の分布が小さくな
るものである。
【0015】また、空気中をコロナ放電させてイオンを
発生させるための針電極1とグランド電極2とを有し、
イオン放出側に設置される外部に露出した外体4を帯電
防止材料により構成し、外体4をグランド電極2に接続
することが好ましい。このような構成とすることで、外
体4への帯電がなく、イオン吹き出し口3からのイオン
の吹き出しの支障がないものである。
【0016】また、本発明のイオン発生装置付きヘアー
ブラシは、ブラシ台12にブリッスル13を突設したブ
ラシ部11とイオン発生装置Aとを有し、イオン発生装
置Aで発生したイオンをブラシ台12に設けたイオン吹
き出し口3から外部に吹き出すようにしたイオン発生装
置付きヘアーブラシBであって、ブラシ台12の表面の
イオン吹き出し口3の周囲近傍からブリッスル13を除
去してブリッスル13を突設しないブラシ面18を形成
して成ることを特徴とするものである。このような構成
とすることで、イオン発生装置Aで発生したイオンがブ
リッスル13に付着しにくくなり、ブリッスル13にイ
オンが付着して帯電することによるイオンの吹き出しが
出来なくなるというようなことがなく、継続してイオン
を外部に吹き出すことができるものである。
【0017】また、イオン発生装置Aの放電極とイオン
吹き出し口3の開口縁とを結ぶ延長線Mの内側にブリッ
スル13が配置してないことが好ましい。このような構
成とすることで、ブリッスル13にイオンがより付着し
にくくなって、ブリッスル13がより帯電しにくくな
り、イオンの外部への吹き出しがより確実に行えること
になる。
【0018】また、イオン吹き出し口3の周囲を構成す
る部材19をブラシ部11よりも導電性の低い材料で構
成してあることが好ましい。このような構成とすること
で、ブラシ部11の帯電がイオン吹き出し口3部分に伝
わりにくくなって電気力線がイオン吹き出し口3から外
に出るようになり、イオンを確実に外部に吹き出すこと
ができるものである。
【0019】また、イオン吹き出し口3を構成する部材
19が絶縁物により構成してあることが好ましい。この
ような構成とすることで、ブラシ部11の帯電がイオン
吹き出し口3部分に伝わらず、電気力線がイオン吹き出
し口3から外に出るようになり、イオンを確実に外部に
吹き出すことができるものである。
【0020】また、ブラシ部11が帯電防止材料で構成
してあることが好ましい。このような構成とすること
で、ブリッスル13、ブラシ台12が帯電しにくくな
り、電気力線がイオン吹き出し口5から外に出るように
なり、イオンを確実に外部に吹き出すことができるもの
である。
【0021】また、イオン吹き出し口3の近傍にイオン
発生の表示を行うための表示部20を設けてあることが
好ましい。このような構成とすることで、目に見えない
イオンが発生しているか否かが表示部20部分における
表示により容易に判別できることになる。
【0022】また、イオン発生部からブラシ台12に設
けたイオン吹き出し口3に至るイオン通路21を絶縁物
で形成することが好ましい。このような構成とすること
で、イオン通路21にイオンが付着することがないため
帯電しにくくなり、イオンを確実に外部に吹き出すこと
ができるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0024】本発明のイオン発生装置Aは図1に示すよ
うに針電極1とグランド電極2と高電圧発生装置8とで
構成してあり、針電極1とグランド電極2とは絶縁物よ
りなるケース9内に配置してあり、更に、針電極1とグ
ランド電極2を内部に配置したケース9、高電圧発生装
置8はハウジング10により覆ってあり、ハウジング1
0の吹き出し口3の周辺部分に外部に露出する外体4を
設けてある。針電極1の前方にグランド電極2を配置
し、更にグランド電極2の前方にイオン吹き出し口3
(実施形態では筒体9の開口が吹き出し口3となってい
る)を設けてある。
【0025】ここで、針電極1は例えば金属棒の先端を
鋭利にして針形状としたものであり、グランド電極2は
一例として金属板で構成し、針電極1に対して斜め前方
に配置してある。
【0026】高電圧発生装置8は例えばマイナスイオン
を発生させる場合、グランド電極2を基準電位側とし、
針電極1側にDC−5kVを印加する。逆に、プラスイ
オンを発生させる場合には、グランド電極2を基準電位
側とし、針電極1側にDC+5kVを印加する。
【0027】ハウジング10は例えば、プラスチックな
どの成型材料により形成してある。ハウジング10の吹
き出し口3の周辺部分の外体4の帯電を防止するために
ハウジング10とグランド電極2とを抵抗体5を介して
接続してある。ここで、吹き出し口3の周辺部分の外体
4もハウジング10と一体にプラスチックなどの成型材
料により形成してあるので、吹き出し口3の周辺部分の
帯電防止効果があるような位置、つまり吹き出し口3周
辺の外体4部分を直接または外体4部分に近い位置を抵
抗体5により接続してある。
【0028】図1において、高電圧発生装置8からグラ
ンド電極2を基準として、DC−5kVを針電極1に印
加する。すると、針電極1の先端が鋭利なために電界が
集中し、針電極1の先端近傍においてコロナ放電が発生
し、同時にマイナスイオンが発生する。
【0029】発生したマイナスイオンは、マイナスに電
荷を持っているため、電気力線に沿って移動することに
なる。このため、多くの発生したマイナスイオンは、グ
ランド電極2の方向に進むことになる。ここで、図17
に示す従来例においては吹き出し口3の周辺の外部に露
出した外体4がマイナスに帯電するため、図18に示す
ように電気力線がイオン吹き出し口3から外に出なくな
り、この結果、イオン吹き出し口3からイオンが外に出
なくなるが、これに対して本発明においてはイオン吹き
出し口3もしくはイオン吹き出し口3周辺に設置される
外部に露出した外体4に抵抗体5を介してグランド電極
2を接続しているので、イオン吹き出し口3の周辺が帯
電しにくくなり、図2に示すように電気力線がイオン吹
き出し口3から外に出るようになる。これによりイオン
吹き出し口3より外部にイオンが出ていくことができる
のである。
【0030】次に、プラスイオンを発生させる場合、高
電圧発生装置8からグランド電極2を基準として、DC
+5kVを針電極1に印加する。すると、針電極1の先
端が鋭利なために電界が集中し、針電極1の先端近傍に
おいてコロナ放電が発生し、同時にプラスイオンが発生
する。
【0031】発生したプラスイオンは、プラスに電荷を
持っているため、電気力線に沿って移動することにな
る。このため、多くの発生したプラスイオンは、グラン
ド電極2の方向に進むことになる。ここで、図17に示
す従来においては外体4がプラスに帯電するため、図1
8に示すように電気力線がイオン吹き出し口3から外に
出なくなり、この結果、イオン吹き出し口3からイオン
が外に出なくなるが、これに対して本発明においてはイ
オン吹き出し口3もしくはイオン吹き出し口3周辺に設
置される外部に露出した外体4に抵抗体5を介してグラ
ンド電極2を接続しているので、イオン吹き出し口3の
周辺が帯電しにくくなり、図2に示すように電気力線が
イオン吹き出し口3から外に出るようになる。これによ
りイオン吹き出し口3より外部にイオンが出ていくこと
ができるのである。
【0032】ここで、グランド電極2と、イオン吹き出
し口3もしくはイオン吹き出し口3周辺に設置される外
体4とを接続する抵抗体5は例えば、高抵抗のチューブ
などの高抵抗体や半導体により構成する。図3にはグラ
ンド電極2部分に高抵抗体や半導体よりなる抵抗体5を
接続した例を示している。
【0033】また、イオン吹き出し口3もしくはイオン
吹き出し口3周辺に設置される外部に露出した外体4と
しては、ハウジング10のイオン吹き出し口3の周辺部
分の部位がそのまま外体4を構成する場合、あるいは、
ハウジング10とは別体の外体4をイオン吹き出し口3
の周辺部分の部位に配置すると共に該外体4をハウジン
グ10に取着してある場合がある。
【0034】図4、図5にはヘアーブラシBが示してあ
り、ヘアーブラシBのハウジング10内に針電極1とグ
ランド電極2を内部に配置したケース9、高電圧発生装
置8が内装してある。ヘアーブラシBのハウジング10
の長手方向の片側半部の片面部にブラシ部11が設けて
あり、長手方向の他の片側半部が把持部16となってい
る。ブラシ部11はブラシ台12にブリッスル13を突
設して構成してあり、ブラシ台12にはイオン吹き出し
口3となる開口部14が設けてあって、本実施形態はブ
ラシ台12がイオン吹き出し口3の周辺に設置される外
体4を構成している。この外体4を構成するブラシ台1
2とグランド電極2とが抵抗体5を介して接続してあ
り、ブラシ台12が帯電するのを防止するようになって
いる。このようにヘアーブラシBのブラシ部11にイオ
ン吹き出し口3を設け、ブラシ部11とグランド電極2
とを抵抗体5で接続することでイオンを吹き出すヘアー
ブラシBを提供できるものである。
【0035】上記実施形態は本発明のイオン発生装置A
をヘアーブラシ11に組み込み、ヘアーブラシBのブラ
シ部11が外体4を構成する例を示したが、これのみに
限定されず、空気清浄機のイオン吹き出し口3部分に設
けられるルーバーにより外体4を構成してもよく、ある
いはドライヤーのノズル(この場合にはノズル自在がイ
オン吹き出し口3となる)により外体4を構成してもよ
いものである。
【0036】図6には本発明の他の実施形態が示してあ
る。本実施形態においてはハウジング10内面に導体板
6を沿わせて取着することでハウジング10の一部を構
成する外体4を導体板6に接続し、導体板6とグランド
電極2とを抵抗体5を介して接続してある。このように
外体4を導体板6に接続し、導体板6とグランド電極2
とを抵抗体5を介して接続することで、外体4への帯電
の分布が小さくなり、イオン吹き出し口3から安定して
イオンを出すことができるものである。
【0037】また本発明の更に他の実施形態としては、
イオン放出側に設置される外部に露出した外体4を導電
性合成樹脂(例えば導電性ABS)のような帯電防止材
料により構成し、この帯電防止材料により構成した外体
4をグランド電極2に接続するようにするものである。
ここで、帯電防止材料として導電性ABSを使用する場
合、ABSの通常の体積抵抗率は1010Ωcm以上であ
るが、帯電防止材料として使用する導電性ABSは10
10Ωcm未満のものを使用するものである。
【0038】次に、本発明のイオン発生装置付きヘアー
ブラシBを図7乃至図16に基づいて説明する。
【0039】図7にはイオン発生装置付きヘアーブラシ
Bの断面図が示してあり、図8には正面図が示してあ
る。図7、図8に示すヘアーブラシBは図4、図5に示
すヘアーブラシBと同じものである。ヘアーブラシBの
ハウジング10内にはイオン発生装置Aが内装してあ
る。ヘアーブラシBのハウジング10の長手方向の片側
半部の片面部にブラシ部11が設けてあり、長手方向の
他の片側半部が把持部16となっている。ブラシ部11
はブラシ台12にブリッスル13を突設して構成してあ
り、ブラシ台12にはイオン吹き出し口3となる開口部
14が設けてある。ブラシ台12にイオン吹き出し口3
となる開口部14を設けるに当たっては、ブラシ台12
を構成する部材に直接開口部14を設ける場合と、ブラ
シ台12を構成する部材に設けた開口部構成部材に開口
部14を設ける(つまり、ブラシ台12を形成する部材
と開口部構成部材とが別部材又は別材料の場合に開口部
構成部材に開口部14を設ける)場合とがある。ここ
で、ブラシ台12の表面からは多数のブリッスル13が
前方に向けて突設してあるが、本発明においてはブラシ
台12の表面のイオン吹き出し口3の周囲近傍からブリ
ッスル13を除去してブリッスル13を突設しないブラ
シ面18を形成してある。
【0040】イオン発生装置Aは針電極1とグランド電
極2を内部に配置したケース9及び高電圧発生装置8よ
りなるもので、筒状をしたケース9の先端開口部17の
前方位置に該当するブラシ台12の部位にイオン吹き出
し口3となる開口部14が形成してある。またこのイオ
ン吹き出し口3は針電極1の延長線上に位置している。
針電極1は一例として金属棒の先端を鋭利にして針形状
にしたもので構成してある。グランド電極2は一例とし
て金属板により構成し、針電極1に対して斜め前方に配
置してある。高電圧発生装置8は一例としてマイナスイ
オンを発生する場合、DC−5kVを発生し、基準電位
側をグランド電極2に、高電圧側を針電極1に各々接続
する。逆に、プラスイオンを発生させる場合、DC+5
kVを発生し、基準電位側をグランド電極2に、高電圧
側を針電極1に各々接続する。
【0041】しかして、マイナスイオンを発生させる場
合、高電圧発生装置8からグランド電極2を基準として
DC−5kVを針電極1に印加する。すると、針電極1
の先端が鋭利なため電界が集中し、針電極1先端近傍に
おいてコロナ放電が発生し、同時にマイナスイオンが発
生する。
【0042】発生したマイナスイオンは、マイナスに電
荷を持っているため、電気力線に沿って移動する。図1
9、図20に示すような従来の場合には、ブリッスル1
3はマイナスに帯電するため、図21に示すように電気
力線がブラシ部11から外部に出なくなるが、本実施形
態においては図7、図8に示すようにブラシ台12の表
面のイオン吹き出し口3の周囲近傍からブリッスル13
を除去してブリッスル13を突設しないブラシ面18を
形成してあるので、ブリッスル13にマイナスイオンが
付着してブリッスル13がマイナスに帯電しにくく、ま
た、ブリッスル13がイオン吹き出し口3から遠くなる
ため、図9に示すように電気力線がイオン吹き出し口3
から外に出るようになり、これによりイオン吹き出し口
3からイオンが外部に出ることができる。
【0043】このようなイオン発生装置付きヘアーブラ
シBのブラシ部11により毛髪をブラッシングすると、
毛髪にマイナスイオンが当たり、毛髪がしっとりとな
り、さらさらになる効果が得られる。また、マイナスイ
オンが頭皮に当たると育毛などの効果が得られることに
なる。
【0044】また、プラスイオンを発生させる場合、高
電圧発生装置8からグランド電極2を基準としてDC+
5kVを針電極1に印加する。すると、針電極1の先端
が鋭利なため電界が集中し、針電極1先端近傍において
コロナ放電が発生し、同時にプラスイオンが発生する。
【0045】発生したプラスイオンは、プラスに電荷を
持っているため、電気力線に沿って移動する。従来の場
合には、ブリッスル13はプラスに帯電するため、電気
力線がブラシ部11から外部に出なくなるが、本実施形
態においては図7、図8に示すようにブラシ台12の表
面のイオン吹き出し口3の周囲近傍からブリッスル13
を除去してブリッスル13を突設しないブラシ面18を
形成してあるので、ブリッスル13にプラスイオンが付
着してブリッスル13がプラスに帯電しにくく、また、
ブリッスル13がイオン吹き出し口3から遠くなるた
め、図9に示すように電気力線がイオン吹き出し口3か
ら外に出るようになり、これによりイオン吹き出し口3
からイオンが外部に出ることができる。
【0046】ところで、ブラシ台12の表面のイオン吹
き出し口3の周囲近傍からブリッスル13を除去してブ
リッスル13を突設しないブラシ面18を形成するに当
たって、図10に示すようにイオン発生装置Aの放電極
である針電極1先端とイオン吹き出し口3の開口縁とを
結ぶ延長線Mの内側にブリッスル13が配置してない構
成とするのが好ましい。つまり、図10におけるクロス
ハッチングで示す区域N内にブリッスル13が位置しな
いようにブラシ台12の表面のイオン吹き出し口3の周
囲近傍からブリッスル13を除去するものである。ここ
で、ケース9の先端開口部17の口縁は針電極1先端と
イオン吹き出し口3の開口縁とを結ぶ延長線M上にほぼ
位置するようにするのがよい。このように針電極1先端
とイオン吹き出し口3の開口縁とを結ぶ延長線Mの内側
にブリッスル13が配置しないようにすることで、ブリ
ッスル13にイオンが確実に付着しにくくなって、ブリ
ッスル13がよりいっそう帯電しにくくなり、また、ブ
リッスル13がイオン吹き出し口3から遠くなるため、
電気力線がイオン吹き出し口3から外に出るようにな
り、これによりイオン吹き出し口3からイオンが外部に
出ることができる。
【0047】このようなイオン発生装置付きヘアーブラ
シBのブラシ部11により毛髪をブラッシングすると、
毛髪にマイナスイオンが当たり、毛髪がしっとりとな
り、さらさらになる効果が得られる。また、マイナスイ
オンが頭皮に当たると育毛などの効果が得られることに
なる。
【0048】次に、図11に基づいてイオン発生装置付
きヘアーブラシBの他の実施形態を説明する。本実施形
態のイオン発生装置付きヘアーブラシBは、前述の図7
乃至図9、又は図10に示す実施形態のイオン発生装置
付きヘアーブラシBと基本的構成は同じであり、異なる
構成についてのみ説明する。この図11に示す本実施形
態においては、イオン吹き出し口3の周囲を構成する部
材19(すなわち開口部構成部材)をブラシ部11より
も導電性の低い材料で構成してある。このようにイオン
吹き出し口3の周囲を構成する部材19をブラシ部11
よりも導電性の低い材料で構成することで、ブラシ部1
1の帯電がイオン吹き出し口3部分に伝わりにくくなっ
て電気力線がイオン吹き出し口3から外に出るようにな
り、イオンを確実に外部に吹き出すことができるもので
ある。ここで、ブラシ部11のブラシ台12は上記のよ
うにイオン吹き出し口3の周囲を構成する部材19と異
なる材料で形成するのであるが、ブラシ台12はブラッ
シングしたときの肌触りを良くするようにクッション性
を持たせるために柔らかい材料で構成しておくのが好ま
しいものである。
【0049】次に、図12に基づいてイオン発生装置付
きヘアーブラシBの更に他の実施形態を説明する。本発
明は上記図11に示す実施形態と基本的構成は同じであ
るが、イオン吹き出し口3の周囲を構成する部材19を
絶縁物19aで構成してある。このようにイオン吹き出
し口3の周囲を構成する部材19を絶縁物19aで構成
することで、ブラシ部11の帯電が確実にイオン吹き出
し口3部分に伝わらないようにできてよりいっそう電気
力線がイオン吹き出し口3から外に出るようになり、よ
りいっそうイオンを確実に外部に吹き出すことができる
ものである。
【0050】次に、図13に示す実施形態に基づいて本
発明の更に他の実施形態を説明する。図13に示す実施
形態においてはブラシ台12、ブリッスル13を帯電防
止材料により構成してある。ここで、ブラシ台12を構
成する帯電防止材料よりなる部材に直接イオン吹き出し
口3を形成してもよく、あるいは、前述の図10や図1
1に示す実施形態のようにブラシ台12とイオン吹き出
し口3の周囲を構成する部材19とを別材料としたもの
においてブラシ台12、ブリッスル13を帯電防止材料
により構成してもよい。本実施形態のようにブラシ台1
2、ブリッスル13を帯電防止材料により構成してある
ことで、ブラシ部11が帯電しにくくなり、よりいっそ
う電気力線がイオン吹き出し口3から外に出るようにな
り、よりいっそうイオンを確実に外部に吹き出すことが
できるものである。
【0051】ところで、本発明のイオン発生装置付きヘ
アーブラシBには図7、図8に示すように、イオン吹き
出し口3の近傍にイオン発生の表示を行うための表示部
20が設けてあって、イオン発生が発生した場合、表示
部20においてイオンの発生を表示するようになってお
り、目に見えないイオンが発生しているか否かがイオン
吹き出し口3の近傍に設けた表示部20における表示に
より容易に判別できることになる。図14にはイオンが
発生した場合に表示部20においてイオン発生を表示す
るための回路図が示してあり、スイッチ24がオンにな
って高電圧発生装置8に設けた高電圧発生回路22に通
電してイオンを発生させると表示回路23に通電してL
ED等の発光手段を発光させて表示部20でイオン発生
を表示するようになっている。図15には表示回路23
の具体例が示してある。
【0052】次に、本発明のイオン発生装置付きヘアー
ブラシBの更に他の実施形態につき説明する。本実施形
態においては図7乃至図15に示す各実施形態におい
て、更にイオン発生部からブラシ台12に設けたイオン
吹き出し口3に至るイオン通路21を筒状をした絶縁物
で形成するようにした例である。筒状をしたイオン通路
21は図16に示すように後端部が針電極1が内部に配
置されたケース9にはまり込んでおり、先端部がブラシ
台12に設けたイオン吹き出し口3を貫通してイオン吹
き出し口3の周囲のブリッスル13を突設しないブラシ
面18よりも前方に突出させてある。このように絶縁物
で形成したイオン通路21を設けることでイオン通路2
1にイオンが付着することがなくて帯電しにくくなり、
イオンを確実に外部に吹き出すことができるものであ
る。特に、図16に示すように絶縁物で形成したイオン
通路21の先端部をイオン吹き出し口3の周囲のブリッ
スル13を突設しないブラシ面18よりも前方に突出さ
せてあることで、ブリッスル13が帯電せず、ブリッス
ル13に邪魔されることなくイオンを外部に吹き出すこ
とができるものである。なお、図16に示す実施形態に
おいてはイオン吹き出し口3の周囲を構成する部材19
(すなわち開口部構成部材)をブラシ部11よりも導電
性の低い材料(絶縁物であってもよい)で形成した例を
示しているが、図9、図10に示すものにイオン発生部
からブラシ台12に設けたイオン吹き出し口3に至る絶
縁物製の筒状のイオン通路21を形成してもよいもので
ある。
【0053】ところで、図7乃至図16に示す各イオン
発生装置付きヘアーブラシBにおいて、ブリッスル13
を突設したブラシ台12がイオン吹き出し口3の周辺に
設置される外体を構成するものであり、この外体4を構
成するブラシ台12とグランド電極2とを抵抗体5を介
して接続し、ブリッスル13を突設したブラシ台12が
帯電するのを防止するようになっている。このようにブ
リッスル13を突設したブラシ台12とグランド電極2
とを抵抗体5を介して接続することで、ブラシ台12、
ブリッスル13の帯電を防止して、よりいっそう電気力
線がイオン吹き出し口3から外に出るようになり、より
いっそうイオンを確実に外部に吹き出すことができるも
のである。
【0054】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、空気中をコロナ放電させてイオンを発生
させるための針電極とグランド電極とを有し、イオン吹
き出し口もしくはイオン吹き出し口周辺に設置される外
体に抵抗体を介してグランド電極を接続してあるので、
イオン吹き出し口の周辺が帯電しにくくなり、イオン吹
き出し口から支障なくイオンが吹き出すことができるも
のであり、この結果、従来のように風などを加える等外
部からイオンに対して推進力を加えなくてもイオンを外
に吹き出すことができるものである。
【0055】また、請求項2記載の発明にあっては、抵
抗体が高抵抗のある材料もしくは半導体で構成してある
ので、簡単な構成でイオン吹き出し口の周辺が帯電しに
くくなり、イオン吹き出し口から支障なくイオンが吹き
出すことができるものである。
【0056】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、外体を導体板に
接続し、その導体とグランド電極とを抵抗体を介して接
続してあるので、ブラシ部にイオン吹き出し口を設けて
イオンを吹き出すようにした場合、ブラシ部への帯電を
抑えることができ、ブラシ部からイオンを効果的に吹き
出すヘアーブラシを提供することができるものである。
【0057】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、外体を導体板に
接続し、その導体板とグランド電極とを抵抗体を介して
接続してあるので、外体への帯電の分布が小さくなり、
イオン吹き出し口からイオンを効率的に吹き出すことが
できるものである。
【0058】また、請求項5記載の発明にあっては、空
気中をコロナ放電させてイオンを発生させるための針電
極とグランド電極とを有し、イオン放出側に設置される
外部に露出した外体を帯電防止材料により構成し、外体
をグランド電極に接続してあるので、外体への帯電がな
く、吹き出し口からのイオンの吹き出しの支障がないも
のである。
【0059】また、請求項6記載の発明においては、ブ
ラシ台にブリッスルを突設したブラシ部とイオン発生装
置とを有し、イオン発生装置で発生したイオンをブラシ
台に設けたイオン吹き出し口から外部に吹き出すように
したイオン発生装置付きヘアーブラシであって、ブラシ
台の表面のイオン吹き出し口の周囲近傍からブリッスル
を除去してブリッスルを突設しないブラシ面を形成して
あるので、イオン吹き出し口の周囲近傍においてブリッ
スルにイオンが付着してブリッスルが帯電するのを防止
でき、これによりイオン発生装置で発生したイオンをブ
リッスルを突設したブラシ台に設けたイオン吹き出し口
から外部に継続的に出しながらヘアーブラシにより髪を
ブラッシングできるものであり、例えば、マイナスイオ
ンを発生するヘアーブラシの場合、ブリッスルを有する
にもかかわらずマイナスイオンを外部に出して毛髪に当
てることができ、マイナスイオンにより毛髪がしっと
り、さらさらとなる効果が得られ、また頭皮に当てるこ
とで頭皮及び頭髪の活性化が図れるものである。
【0060】また、請求項7記載の発明にあっては、上
記請求項6記載の発明の効果に加えて、イオン発生装置
の放電極とイオン吹き出し口の開口縁とを結ぶ延長線の
内側にブリッスルが配置してないので、ブリッスルにイ
オンがよりいっそう付着しにくくなって、ブリッスルが
よりいっそう帯電しにくくなり、この結果、イオンの外
部への吹き出しがより確実且つ継続的に行え、髪にイオ
ンを供給しながらヘアーブラシによりブラッシングでき
るものである。
【0061】また、請求項8記載の発明にあっては、上
記請求項6記載の発明の効果に加えて、イオン吹き出し
口の周囲を構成する部材をブラシ部よりも導電性の低い
材料で構成してあるので、ブラシ部の帯電がイオン吹き
出し口部分に伝わりにくくなって電気力線がイオン吹き
出し口から外に出るようになり、イオンをより確実且つ
継続的に外部に吹き出すことができて、髪にイオンを供
給しながらヘアーブラシによりブラッシングできるもの
である。
【0062】また、請求項9記載の発明にあっては、上
記請求項8記載の発明の効果に加えて、イオン吹き出し
口を構成する部材が絶縁物により構成してあるので、ブ
ラシ部の帯電がイオン吹き出し口部分に伝わらず、電気
力線がイオン吹き出し口から外に出るようになり、イオ
ンを確実且つ継続的に外部に吹き出すことができて、髪
にイオンを供給しながらヘアーブラシによりブラッシン
グできるものである。
【0063】また、請求項10記載の発明にあっては、
上記請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の発明の効
果に加えて、ブラシ部が帯電防止材料で構成してあるの
で、ブリッスル、ブラシ台が帯電しにくくなり、電気力
線がイオン吹き出し口から外に出るようになり、イオン
を確実且つ継続的に外部に吹き出すことができて、髪に
イオンを供給しながらヘアーブラシによりブラッシング
できるものである。
【0064】また、請求項11記載の発明にあっては、
上記請求項6乃至請求項10のいずれかに記載の発明の
効果に加えて、イオン吹き出し口の近傍にイオン発生の
表示を行うための表示部を設けてあるので、目に見えな
いイオンが発生しているか否かが表示部部分における表
示で容易に判別でき、ヘアーブラシでブラッシングする
際イオン吹き出し口からイオンが出ているかどうかを容
易に確認しながらブラッシングができるものである。
【0065】また、請求項12記載の発明にあっては、
請求項6乃至請求項11のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、イオン発生部からブラシ台に設けたイオン吹
き出し口に至るイオン通路を絶縁物で形成してあるの
で、イオン通路にイオンが付着することがないため帯電
しにくくなり、イオンを確実且つ継続的に外部に吹き出
すことができて、髪にイオンを供給しながらヘアーブラ
シによりブラッシングできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成図である。
【図2】同上の作用説明図である。
【図3】本発明の一例を示す概略断面図である。
【図4】本発明をヘアーブラシに適用した例を示す断面
図である。
【図5】同上の正面図である。
【図6】本発明の他例を示す概略構成図である。
【図7】本発明のイオン発生装置付きヘアーブラシの断
面図である。
【図8】同上のイオン発生装置付きヘアーブラシの正面
図である。
【図9】同上のイオン発生装置付きヘアーブラシの作用
説明のための概略構成図である。
【図10】同上のイオン発生装置付きヘアーブラシの他
の実施形態の作用説明のための概略構成図である。
【図11】同上のイオン発生装置付きヘアーブラシの更
に他の実施形態の作用説明のための概略構成図である。
【図12】同上のイオン発生装置付きヘアーブラシの更
に他の実施形態の作用説明のための概略構成図である。
【図13】同上のイオン発生装置付きヘアーブラシの更
に他の実施形態の作用説明のための概略構成図である。
【図14】同上のイオン発生装置付きヘアーブラシの更
に他の実施形態の作用説明のための回路図である。
【図15】同上の具体回路図である。
【図16】同上のイオン発生装置付きヘアーブラシの更
に他の実施形態の作用説明のための概略構成図である。
【図17】従来例を示す概略断面図である。
【図18】従来例の作用説明図である。
【図19】本発明に至る過程で発明者が考えたイオン発
生装置付きヘアーブラシの断面図である。
【図20】同上の正面図である。
【図21】同上のイオン発生装置付きヘアーブラシの作
用説明のための概略構成図である。
【符号の説明】
1 針電極 2 グランド電極 3 イオン吹き出し口 4 外体 5 抵抗体 6 導体板 11 ブラシ部 12 ブラシ台 13 ブリッスル 18 ブラシ面 19 周囲を構成する部材 20 表示部 21 イオン通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B202 AA11 AB03 BA02 BB06 CA02 DB03 EA01 EB10 EE07 EG03 4G075 AA03 BA01 BA08 CA18 DA02 EC21 EE01 EE04 EE12 FA08 FC01 FC15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中をコロナ放電させてイオンを発生
    させるための針電極とグランド電極とを有し、イオン吹
    き出し口もしくはイオン吹き出し口周辺に設置される外
    体に抵抗体を介してグランド電極を接続して成ることを
    特徴とするイオン発生装置。
  2. 【請求項2】 抵抗体が高抵抗のある材料もしくは半導
    体で構成してあることを特徴とする請求項1記載のイオ
    ン発生装置。
  3. 【請求項3】 外体がヘアーブラシのブラシ部であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のイオン発生装置。
  4. 【請求項4】 外体を導体板に接続し、その導体板とグ
    ランド電極とを抵抗体を介して接続して成ることを特徴
    とする請求項1記載のイオン発生装置。
  5. 【請求項5】 空気中をコロナ放電させてイオンを発生
    させるための針電極とグランド電極とを有し、イオン放
    出側に設置される外部に露出した外体を帯電防止材料に
    より構成し、外体をグランド電極に接続して成ることを
    特徴とするイオン発生装置。
  6. 【請求項6】 ブラシ台にブリッスルを突設したブラシ
    部とイオン発生装置とを有し、イオン発生装置で発生し
    たイオンをブラシ台に設けたイオン吹き出し口から外部
    に吹き出すようにしたイオン発生装置付きヘアーブラシ
    であって、ブラシ台の表面のイオン吹き出し口の周囲近
    傍からブリッスルを除去してブリッスルを突設しないブ
    ラシ面を形成して成ることを特徴とするイオン発生装置
    付きヘアーブラシ。
  7. 【請求項7】 イオン発生装置の放電極とイオン吹き出
    し口の開口縁とを結ぶ延長線の内側にブリッスルが配置
    してないことを特徴とする請求項6記載のイオン発生装
    置付きヘアーブラシ。
  8. 【請求項8】 イオン吹き出し口の周囲を構成する部材
    をブラシ部よりも導電性の低い材料で構成してあること
    を特徴とする請求項6記載のイオン発生装置付きヘアー
    ブラシ。
  9. 【請求項9】 イオン吹き出し口を構成する部材が絶縁
    物により構成してあることを特徴とする請求項8記載の
    イオン発生装置付きヘアーブラシ。
  10. 【請求項10】 ブラシ部が帯電防止材料で構成してあ
    ることを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれかに
    記載のイオン発生装置付きヘアーブラシ。
  11. 【請求項11】 イオン吹き出し口の近傍にイオン発生
    の表示を行うための表示部を設けて成ることを特徴とす
    る請求項6乃至請求項10のいずれかに記載のイオン発
    生装置付きヘアーブラシ。
  12. 【請求項12】 イオン発生部からブラシ台に設けたイ
    オン吹き出し口に至るイオン通路を絶縁物で形成するこ
    とを特徴とする請求項6乃至請求項11のいずれかに記
    載のイオン発生装置付きヘアーブラシ。
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