JP2007037969A - 美容装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 高圧電源部17から高電圧を供給する高圧配線3の先端にカーボン繊維を束ねて電極2を構成する。電極部2を、先端2aが軟質チューブ4の先端肌当て部4aより引っ込んで位置するように軟質チューブ4内部に配置する。電極部2は、高圧配線3と軟質チューブ4内部との間に隙間が設けられて配置され、軟質チューブ4の先端肌当て部4aよりエアーを吹出すようにエアー供給手段に連絡する。軟質チューブ4の先端付近周胴部には、硬質筒状体5が被覆するように設ける。開口している軟質チューブ4の先端肌当て部4aに、液体含浸部材6を取り付け、顔や腕等の肌に押し当てながらマイナスイオンを照射する。
【選択図】図1
Description
そして、これら美肌効果を目的として、マイナスイオンを肌に照射する装置や美容のための装置が種々提案されている。
また、別の例として、肌の所望箇所に押し当てられる肌押し当て部と、前記肌押し当て部が押し当てられる又は押し当てられた前記所望箇所にマイナスイオンを含んだイオン風を吹き当てるイオン風吹き当て部とを備え、前記肌押し当て部が、遠赤外線を発するセラミックスが含まれた部材、ゲルマニウムが含まれた部材、又はトルマリンが含まれた部材から成っている美肌装置がある(特許文献2参照)。
また、このような電極を押し当てるやり方は、その電極の当て方や、角度、電圧などを微妙に調整する必要があり、操作性が悪いという問題があった。
また、コロナ放電や、イオン出力ダイオードとイオン出力針(純度99.999銀)を用いた装置では、発生するマイナスイオンの量が少なく、美容効果が充分得られないなどの問題があった。
また、上記軟質チューブは、シリコン製であってもよい。
また、上記送風装置は、酸素を優先的に透過させる気体分離膜を通してエアーの供給を行うようにしてもよい。
図1は、本実施形態に係るイオンプローブの断面図である。図2は、本実施形態に係る美容装置の構造を説明する平面図である。また、図3は、本実施形態に係る美容装置の配線図である。
図2及び図3において、本実施形態のプローブ1を具備した美容装置本体10は、電源スイッチSと、バキュームボタンVと、マイナスイオン噴射スタートボタン12と、マイナスイオン噴射時間設定タイマー13と、マイナスイオン噴射時間設定タイマー作動表示ランプ14と、マイナスイオン噴射エアー調整ツマミ15と、マイナスイオン高圧電源17と、マイナスイオン電磁弁18と、エアー吸引口20と、吸引電磁弁21と、噴出し電磁弁22と、オゾンプローブ9を具備するオゾン噴射ノズル91と、オゾン噴射スタートボタン92と、オゾン噴射時間設定タイマー93と、オゾン噴射時間設定タイマー作動表示ランプ94と、オゾン噴射エアー調整ツマミ95と、オゾン量調整ツマミ96と、オゾン電磁弁98とを有している。
バキュームボタン91は、バキューム動作を制御するためのボタンである。このバキュームボタン91により、吸引電磁弁21が通電制御され、オゾンプローブ9から吸引動作を開始及び停止を制御できるようになっている。
オゾンプローブ9は、オゾンを噴射する噴射口であり、その先端部には先端尖形状の耐酸性・体薬品性カプセルが取り付けられている。このように先端尖形状となっていることで、スポット的に肌のしみの部分などにスポット的にオゾンを噴射できるようになっている。
動作ボタン12は、マイナスイオン高圧電源17及びマイナスイオン電磁弁18への通電を制御することで、プローブ1からマイナスイオンを噴射、停止の操作を行うためのボタンである。
マイナスイオン噴射時間設定タイマー13は、マイナスイオンを噴射させる時間を設定するためのタイマーである。このマイナスイオン噴射時間設定タイマー13は、設定された時間だけマイナスイオン高圧電源17及びマイナスイオン電磁弁18への通電をおこない、設定時間になるとこれらへの通電を遮断することで、マイナスイオンの噴射を停止するようになっている。
マイナスイオン調整ツマミ15は、噴射されるマイナスイオンの量を調整するためのツマミである。このマイナスイオン調整ツマミ15は、スライダックを構成し、交流電源からマイナスイオン高圧電源17へ供給される電圧を調整することで、噴射されるマイナスイオンの量を調整することができるようになっている。
マイナスイオン電磁弁18は、マイナスイオン噴射スタートボタン12の操作により通電制御されて弁の開閉を行うことにより、ポンプから供給されたエアーを軟性チューブ4に供給を制御する電磁弁である。
噴出し電磁弁22は、マイナスイオンプローブ1から噴射するエアーを制御するための弁である。
オゾン噴射スタートボタン92は、オゾン電源及びオゾン電磁弁98への通電を制御することにより、オゾンの噴射を開始させるためのボタンである。
オゾン噴射時間設定タイマー93は、オゾンの噴射している時間を設定するタイマーであり、設定された時間になるとオゾン電源への通電を遮断してオゾンの噴射を停止できるようになっている。
オゾン噴射エアー調整ツマミ95は、オゾンを噴射する際のエアーの量を調整するためのものである。このオゾン噴射エアー調整ツマミ95は、スライダックにより構成され、電磁弁98に供給する電圧を制御することで、時計方向にツマミを回すと勢いが弱まって噴射されるオゾン量も少なくなり、ツマミをいっぱいに回すと、オゾン噴射は止まるようになっている。
オゾン電磁弁98は、オゾン噴射スタートボタン92の操作によりオゾン噴射時間設定タイマー93で設定された時間だけ弁を開いてオゾンを供給する電磁弁である。
図1に示すように、本実施形態のプローブ1は、高電圧が印加されることによりマイナスイオンを発生する電極部2と、電極部2とマイナスイオン高圧電源部17(図3に示す)とを電気的に接続する高圧配線3と、電極部2及び高圧配線3を内部に配置する中空のシリコン製の軟質チューブ4を有している。
この高圧配線3は、テフロン(登録商標)などの高分子抵抗体により被覆されており、これにより高圧配線3の途中から放電することを防止している。
また、軟質チューブ4の先端付近周胴部は、アルミニウム製パイプからなる硬質筒状体5に挿通されて保護されており、この硬質筒状体5が操作を行う人のも持ち手を構成する。
この電極部2は、柔軟性を有しており、軟質チューブ4に当たっても軟質チューブ4に突き刺さらない柔軟性を有している。
この電極部2は、その先端2aが、軟質チューブ4先端の肌当て部4aより引っ込んで構成され、電極部2aの先端部から軟質チューブ4の先端肌当て部4aまでの間に空隙が形成されている。そして、この空隙部分にコラーゲンなどの美容液等を含浸させたコットンなどの液体含浸部材6を保持できるように構成されている。
さらに、電極部2は、高圧配線3と軟質チューブ4内部との間に綿花よりなる通気性を有する隙間部材7が配置され、軟質チューブ4内周部と電極部2の支持部との間に隙間が設けられている。これにより、送風されたエアーがこの隙間部材7を通過しT、電極部2に吹き付けることができるように構成されている。
また、この高圧配線3は、高抵抗の導電体から構成される。この高圧配線3は、デルリン(登録商標)、テフロン(登録商標)等により被覆されており、これにより途中で放電することを防止できるようになっている。
なお、電極部2より高圧配線3の方が抵抗率が高くなるように構成されており、これによって、電極部2に高電圧が印加され放電されるように構成される。
1)まずはじめに、電源スイッチSを押して電源を投入する。これにより内部に設けられたポンプが作動する。
2)次に、マイナスイオン噴射時間設定タイマー13のダイヤルを回すことにより、マイナスイオン噴射時間を設定する。
3)チューブ4の先端4aを顔に当て、マイナスイオン噴射スタートボタン12を押す。これによりマイナスイオン照射機能が作動し、設定時間だけ通電極部2に通電されて動作する。
4)この際、マイナスイオン噴射エアー調整ツマミ15を操作することで、噴出し電磁弁22が開閉操作され、プローブ1のチューブ4の先端4aから噴出す空気量を調整することが出来る。
5)さらに、バキュームボタンVを押すと吸引機能が動作する。この吸引機能は、マイナスイオンの照射や、オゾンの噴射といったそれぞれの機能が停止している場合にのみ使用可能となる。そして、バキューム装置は、オゾン照射装置9のチューブと兼用となっている。
6)なお、オゾンを噴射する場合は、オゾン噴射時間設定タイマー93のダイヤルを回すことにより、当該機能を使用する時間を設定し、オゾン照射装置9のチューブの先端を肌に当て、オゾン噴射スタートボタン92を押す。そうするとオゾンを噴射する機能が作動し、設定された時間になるとその機能が停止する。
を発生させるものであり、その発生量を1000〜2000000個/ccの範囲内で自在に設定することができる。
の発生量を1000〜2000000個/ccと大きく可変することができるようになっている。
そして、これらのマイナスの電荷を帯びた水や美容液は、ポンプから供給されたエアーにより、含浸部材6を透過して軟性チューブ4の先端から皮膚に向けて放出されることとなる。
なお、使用した測定装置は、神戸電波株式会社製のイオンシステム測定器(MODEL KST−900)であり、測定条件は、以下のとおりである。
空間電荷密度:全イオン数の正イオン数と負イオン数の差
測定環境:一般大気中からイオン発生による高濃度環境
測定範囲:5〜999900(個/cc)
サンプリング流量:60 l/min
さらに、上述の放電方式よれば、プラスに帯電した水分子に対して放電することから、コロナ放電によるプラスイオンやオゾンが発生を抑えることができ、不用意にオゾンや窒素酸化物が照射されることがなくなり、マイナスイオンによる美容効果を阻害したり、副作用を発生させることがなくなる。
Claims (4)
- 肌に対して美容の施術を行うための美容装置であって、
柔軟性を有するカーボンファイバーからなる電極と、
上記電極に電圧を印加する電源部と、
上記高分子抵抗体により被覆され、上記電極と電源部とを電気的に接続する導電体と、
上記電極に向けてエアーを吹き付ける送風装置と、
先端部分が肌当部を構成し、上記導電体及び電極を収納し、上記送風装置からのエアーを肌に向けて送出するための軟質中空チューブと、を有し、
上記電極は、上記軟質中空チューブに突き刺さらない柔軟性を有しており、上記電極と上記チューブ先端の肌当部には空隙が設けられており、この空隙内に上記電極が収納されると共に、通気性を有し、かつ、非導電性の含浸部材を保持させて、当該含浸部材に美容に使う溶液を含浸させた状態で上記電極に通電して放電させるように構成されている、
ことを特徴とする美容装置。 - 上記高分子抵抗体は、テフロン(登録商標)である、
請求項1記載の美容装置。 - 上記軟質チューブは、シリコン製である、
請求項1記載の美容装置。 - 上記送風装置は、酸素を優先的に透過させる気体分離膜を通してエアーの供給を行う、
請求項1記載の美容装置。
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- 2005-12-15 JP JP2005361253A patent/JP2007037969A/ja active Pending
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