JP2020146164A - 電気機器及び美顔器 - Google Patents

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Abstract

【課題】LED光による美顔と、帯電粒子から得られる効果の両立を実現できる美顔器を実現すること。【解決手段】美顔器(101)は、異なるピーク波長を有するLED(31)を複数種類備え、各LED(31)を所定の位置に配置したLED照射部(3)と、LED照射部(3)のLED光照射面側から放出するイオンを発生するイオン発生装置(4)と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、顔に対向させて使用する電気機器に関し、例えば、LED(light emitting diode:発光ダイオード)を用いた美顔器に関する。
例えば顔に対向させて使用する電気機器として特許文献1に、LEDを用いた美顔器が開示されている。
特開2011−98207号公報
しかしながら、従来の美顔器では、LED光を顔に照射することで美顔機能を実現しているのみであった。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電気機器は、顔に対向させて使用する電気機器であって、顔に対向する対向面を有する顔対向部と、前記対向面側から帯電粒子を放出する帯電粒子発生装置と、を備えていることを特徴としている。
また、本発明の一態様に係る美顔器は、異なるピーク波長を有するLEDを複数種類備えた美顔器であって、前記各LEDを所定の位置に配置したLED照射部と、前記LED照射部のLED光照射面側から帯電粒子を放出する帯電粒子発生装置と、を備えていることを特徴としている。
本発明の一態様の電気機器によれば、顔対向面に顔を対向させることで得られる効果と帯電粒子から得られる効果の両立を実現できる。
本発明の一態様の美顔器によれば、LED光による美顔と、帯電粒子から得られる効果の両立を実現できる。
本発明の実施形態1に係る美顔器の斜視図である。 図1に示す美顔器の(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は上面図、(d)は(a)のXX線矢視断面図である。 図1に示す美顔器のLED照射部における各色のLEDの配置例を示す図である。 図1に示す美顔器が備えるイオン発生装置の外観を示す斜視図である。 図4に示すイオン発生装置の(a)は背面図、(b)は(a)のYY線矢視断面図、(c)は側面図である。 本発明の実施形態2に係る美顔器の斜視図である。 図6に示す美顔器の(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は上面図、(d)は(a)のZ1Z1線矢視断面図である。 本発明の実施形態3に係る美顔器の斜視図である。 図8に示す美顔器の(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は上面図、(d)は(a)のZ2Z2線矢視断面図、(e)は(a)のZ3Z3線矢視断面図である。 図8に示す美顔器に備えられたイオン発生装置の外観を示す斜視図である。 図10に示すイオン発生装置の(a)は上面図、(b)は正面図である。
後述する各実施形態においては、電気機器としての一例である美顔器を用いて説明する。また、帯電粒子発生装置の一例としてイオン発生装置を用いて説明する。なお、帯電粒子発生装置は、イオン発生装置に限定されるものではなく、放電により、イオン、電子、オゾン、ラジカル、活性種などを発生させる放電装置であればよい。また、帯電粒子発生装置がイオンを発生させる場合は、プラスイオンとマイナスイオンの両方を発生させる構成であっても、プラスイオンあるいはマイナスイオンの何れか一方を発生させる構成であってもよい。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
(美顔器の概要)
図1は、本実施形態に係る美顔器の斜視図である。図2は、図1に示す美顔器の(a)正面図、(b)側面図、(c)上面図、(d)(a)のXX線矢視断面図である。
美顔器101は、図1に示すように、装置本体を構成する筐体1、筐体1を支持する脚部2を備えている。筐体1の正面1aにはLED照射部3が設けられ、背面1bにはイオン発生装置4が設けられている。また、美顔器は、商用電源に図示しない電源コードを接続して使用する。なお、バッテリーにより駆動する構造であってもよい。
LED照射部3は、標準的な人の顔の大きさに合わせた大きさであり、表面に複数のLED31が配置されている。配置されるLED31は、美顔に効果的なピーク波長を有するものである。LED31の詳細については後述する。
LED照射部3の中央部、人の目に相当する部分には、LED31が配置されておらず、代わりに2つの開口部3a・3aが形成されている。開口部3aから、筐体1の背面1b側に設けられたイオン発生装置4が発生するイオンを排出するようになっている。
イオン発生装置4は、脚部2側に配置された送風ファン41からの風によってイオン発生部42で発生したプラスイオンおよびマイナスイオンを送風路43によって運び、当該送風路43の排出口43aに連通したLED照射部3の開口部3aから排出する。ここで、2つの開口部3aからは、それぞれ異なる極性のイオンが別々に排出される。つまり、一方の開口部3aからはプラスイオン、他方の開口部3aからはマイナスイオンが排出される。なお、イオン発生装置4の詳細については後述する。
筐体1は、正面1aに設けられたLED照射部3の大きさを考慮して縦横のサイズが設定されている。LED照射部3の大きさは、一般的な人の顔の大きさを考慮して設定される。例えば、筐体1の正面1aのサイズは、横の長さAが190mm、縦の長さBが230mmとなる。但し、各サイズは一例であり、これらのサイズに限定されるものではない。
脚部2は、筐体1の背面1bの下方に設けられた2枚の板状部材からなる。2枚の板状部材の間の距離については特に限定しないが、当該2枚の板状部材の間に介在するイオン発生装置4の幅よりも大きくすることが好ましい。このように、2枚の板状部材の間の距離がイオン発生装置4の幅よりも大きければ、当該2枚の板状部材を、筐体1側を支点として回転自在とすることで、筐体1の背面1b側に回転させて脚部2を収容した状態とすれば、美顔器101をコンパクトにできる。コンパクトにした美顔器101は持ち運びも容易になる。なお、このとき、脚部2は、イオン発生装置4と接触しない形状となっていることが好ましい。このようにすることで、美顔器101をよりコンパクトにすることができる。
上記構成の美顔器101は、図1の(a)に示すように、脚部2をテーブル(図示せず)に載置した状態で、LED照射部3側に顔を近づけることで、当該LED照射部3の各LED31が照射するLED光を顔に照射することができる。このとき、LED照射部3の2つの開口部3a・3aからは、それぞれプラスイオン、マイナスイオンが排出される。これにより、LED光による美顔効果に加えて、プラスイオンおよびマイナスイオンによる保湿効果も得られる。
(LED照射部の説明)
LED31aは、ピーク波長が415nmの紫色光を発光する紫色LEDであり、ニキビ菌対策として用いられる。すなわち、ピーク波長が415nmの紫色光は、ニキビ菌に吸収され易いため、当該紫色光を肌の所定の位置に照射することで、照射位置に存在するニキビ菌を死滅させることができる。
LED31bは、ピーク波長が455nmの青色を発光する青色LEDであり、気分の低下を抑制し不快さを低減する効果が得られる。また、LED31bは、LED31aに隣接して配置することで、LED31bおよびLED31aが配置されていることを使用者に知らせ易くしている。
LED31cは、ピーク波長が630nmの赤色光を発光する赤色LEDであり、コラーゲン生成を促進させるために用いられる。すなわち、ピーク波長が630nmの赤色光は、繊維芽細胞に働きかけコラーゲン生成を促進する。従って、LED31cが発光する赤色光を肌に照射することで、当該肌内のコラーゲン生成を促進させることができる。
LED31dは、ピーク波長が840nmの赤外光を発光する赤外LEDであり、血行促進対策として用いられる。すなわち、ピーク波長が840nmの光は、赤外領域の光であり、皮膚深くまで浸透することで、血行促進させることができる。
LED照射部3において、各波長のLED31は、上記の効果効能を考慮して配置数および配置位置が設定される。LED31の配置についての詳細は後述する。
(イオン発生装置4)
図4は、イオン発生装置4の外観を示す斜視図である。図5は、図4に示すイオン発生装置4の(a)は背面図、(b)は(a)のYY線矢視断面図、(c)は側面図である。
イオン発生装置4は、シロッコファンからなる送風ファン41、プラスイオンとマイナスイオンを発生するイオン発生部42、イオン発生部42の2つの電極42aで発生したプラスイオンおよびマイナスイオンを送風ファン41からの風に乗せて運ぶ送風路43を有する。送風路43の排出口43aは、LED照射部3の開口部3aに連通しており、当該開口部3aからイオン発生装置4にて発生したイオンが排出されるようになっている。送風路43は、イオン発生部42の電極42aよりも下流側(イオン排出側)で、送風路が2つに分離されている。つまり、イオン発生部42の電極42aで発生したプラスイオンを送風する送風路と、マイナスイオンを送風する送風路とを分離して設けている。そして、LED照射部3の2つの開口部3aからは、それぞれ異なる極性のイオンが別々に排出される。つまり、一方の開口部3aからはプラスイオン、他方の開口部3aからはマイナスイオンが排出される。
ここで、2つの電極42aの一方をマイナスイオン発生素子、他方をプラスイオン発生素子とした場合、マイナスイオン発生素子及びプラスイオン発生素子は、空気中の水蒸気をプラズマ放電にてイオン化することにより、プラスイオンとしてのH(HO)(nは任意の自然数)と、マイナスイオンとしてのO (HO)(mは任意の自然数)とを発生する。そして、これらが化学反応することにより、活性種である過酸化水素(H)及び/又は水酸基ラジカル(・OH)が生成され、空気中の浮遊細菌や浮遊ウイルス等が除去されるようになり、さらに保湿効果も奏する。
従って、上記のように、美顔器101がLED照射部3のLED光照射面側から放出するイオンを発生するイオン発生装置4を備えることで、LED光が照射される利用者の顔の付近にイオンを吹き出すことが可能となる。これにより、イオンを浴びている利用者の周囲の空気中の浮遊細菌や浮遊ウイルス等が除去され、且つ、顔の肌の保湿を行うことができるという効果を奏する。また、静電気抑制効果も得られる。
また、イオン発生装置4が発生したプラスイオンとマイナスイオンを風に乗せて運ぶための送風路43が、プラスイオンを送風するための送風路とマイナスイオンを送風するための送風路とに分けられている。これにより、イオン発生部42で発生したプラスイオンとマイナスイオンが混じることなく、LED照射部3から放出される。このように、プラスイオンとマイナスイオンは、送風路43内で混合されることがないので、各イオンのイオン量を低減させることなく、LED照射部3から放出できる。
なお、本実施形態においては、LED光を瞼等の薄い皮膚に直接照射を避けるため、LED照射部3の顔の目に相当する位置にはLED31を配置していない。このLEDを配置していない場所(LED照射部3の開口部3a)からイオンを吹き出すようにすれば、顔全体にイオンを吹き付けることが可能となる。なお、本実施形態では、プラスイオン排出用とマイナスイオン排出用とに分けて、2つの開口部3aを形成している。このほうが、プラスイオンとマイナスイオンとが混合しにくいため、好ましいが、送風路43内でプラスイオン、マイナスイオンの送風路が分けられていればよく、開口部3aは一つであってもよい。
このように、顔(好ましくは顔全体)にイオンを吹き付けることが可能な場所にイオンの吹出口を形成すればよい。つまり、LED照射部3のLED31の載置場所以外に、イオン発生部42から発生したイオンを吹き出す吹出口が形成されていればよい。
しかも、送風ファン41は、シロッコファンであることで、美顔器101を薄型にすることが可能となる。つまり、シロッコファンは、送風方向に直交する方向の厚みが薄いため、美顔器101の筐体1の背面1bに送風方向に直交する面を接触させて配置することで、美顔器101の背面に送風ファン41を設けた場合であっても当該美顔器101を薄型にすることが可能となる。
また、送風ファン41がシロッコファンであることで、当該送風ファン41を筐体1の背面1bの下端に配置することが可能となる。これにより、イオン発生装置4を構成する部材のうち、重量のある送風ファン41を下端に設けることで、美顔器101を脚部2を用いて立てた場合の設置安定性を向上させることができる。
以下の実施形態2では、前記実施形態1の開口部3aの形成位置と異なる例について説明する。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(美顔器の概要)
図6は、本実施形態に係る美顔器の斜視図である。図7は、図6に示す美顔器の(a)正面図、(b)側面図、(c)上面図、(d)(a)のZ1Z1線矢視断面図である。
美顔器102は、前記実施形態1の美顔器101とほぼ同じ構成であるが、イオンの吹出し位置が異なるイオン発生装置5を備えている点で異なる。すなわち、イオンの吹出し位置以外は、美顔器102のLED照射部3は、前記実施形態1の美顔器101と同じである。
美顔器102は、図6に示すように、筐体1の上端部側のLED照射部3におけるLED31の設置範囲外にイオンを吹き出すための開口部3aが形成されている。なお、図6に示すLED照射部3の開口部3aは、一つであり、前記実施形態1の美顔器101の開口部3aのように2つではない。この場合、前記実施形態1でも説明したが、送風路53内でプラスイオン、マイナスイオンの送風路が分けられていれば、排出先の開口部3aは一つであっても、プラスイオン、マイナスイオンが混合されることによりイオン量の低下は少ない。
また、LED照射部3において目に対応する位置(前記実施形態1のLED照射部3では開口部3aが形成された位置)には、何れのLED31も配置されない。
イオン発生装置5は、前記実施形態1のイオン発生装置4と同様に、シロッコファンからなる送風ファン51、プラスイオンとマイナスイオンを発生するイオン発生部52、イオン発生部52の2つの電極52aで発生したプラスイオンおよびマイナスイオンを送風ファン51からの風に乗せて運ぶ送風路53を有する。
送風路53は、前記実施形態1のイオン発生装置4の送風路43と異なり、筐体1の上端部に形成されたLED照射部3の開口部3aに排出口53aが連通するように、筐体1の背面1bの上端まで延設されている。また、送風路53は、イオン発生部52の電極52aよりも風の流れの下流側(イオン排出側)で、送風路が2つに分離されている。つまり、イオン発生部52の電極52aで発生したプラスイオンを送風するプラスイオン用送風路と、マイナスイオンを送風するマイナスイオン用送風路とを分離して設けている。そして、LED照射部3の1つの開口部3aからは、それぞれ異なる極性のイオンが排出される。なお、プラスイオン用送風路とマイナスイオン用送風路をそれぞれ排出口53aまで伸ばしてもよい。
上記構成の美顔器102によれば、当該美顔器102の使用者の顔の上部から下部に向かってイオンが吹き付けられるようになるため、イオンが顔全体に当たるようになる。これにより、顔への保湿効果をさらに高めることができる。
なお、排出口53aは水平方向を向いていてもよいが、排出口53aは、やや下方向に向いていることが好ましい。排出口53aがやや下方向に向いていることで、排出口53aから吹き出されたイオンを含む風は、顔に沿って下方に流れやすくなる。これにより、排出口53aが水平方向に向いている場合に比して、顔のより広い範囲にイオンを含む風がいきわたりやすい。また、吹出されたイオンの一部は髪の毛の方にも向かうため、髪の毛の静電気を抑制することもできる。
なお、前記実施形態1,2では、イオン発生装置4の送風ファンとして、シロッコファンを用いた例について説明したが、送風ファンはシロッコファンに限定されるものではなく、例えば、プロペラファンやクロスフローファンなど他のファンであってもよい。以下の実施形態3では、イオン発生装置4の送風ファンとしてプロペラファンを用いた例について説明する。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
(美顔器の概要)
図8は、本発明の実施形態3に係る美顔器103の斜視図である。図9は、図8に示す美顔器103の(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は上面図、(d)は(a)のZ2Z2線矢視断面図、(e)は(a)のZ3Z3線矢視断面図である。
美顔器103は、前記実施形態1の美顔器101とほぼ同じ構成であるが、イオン発生装置6に用いられる送風ファンの種類が異なる。すなわち、イオン発生装置6以外は、美顔器102は、前記実施形態1の美顔器101と同じである。
イオン発生装置6は、プロペラファンからなる送風ファン61、プラスイオンとマイナスイオンを発生するイオン発生部62、イオン発生部62の2つの電極62aで発生したプラスイオンおよびマイナスイオンを送風ファン61からの風に乗せて運ぶ送風路63を有する。
(イオン発生装置6)
図10は、図8に示す美顔器103に備えられたイオン発生装置6の外観を示す斜視図である。図11は、図10に示すイオン発生装置6の(a)は上面図、(b)は正面図である。
イオン発生装置6は、送風路63を2つに分岐させた分岐路63b・63bを有する。分岐路63b・63bそれぞれの排出口63a・63aは、それぞれLED照射部3の開口部3a・3aに連通している。ここで、イオン発生装置6の送風ファン61はプロペラファンからなるため、送風方向が筐体1の背面1bに対して直交する方向になる。このため、美顔器103の全体のバランスを考慮した場合、送風路63の全長をできるだけ短くする必要がある。このため、送風路63の分岐路63b・63bも短くなる。それぞれの分岐路63b・63bには、図9の(e)に示すように、イオン発生部62の電極62a・62aがそれぞれ含まれる。これにより、2つの分岐路63b・63bの一方がプラスイオン送付用、他方がマイナスイオン送風用として機能する。
上記構成の美顔器103において、イオン発生装置6の送風ファン61にプロペラファンが用いられることで、シロッコファンに比べて静粛性が高くなる。従って、美顔器103は、静粛性が必要とされる場所で美顔器103を使用するのが好ましい。例えばイオン発生装置6を寝室に置き、就寝中に顔などの保湿を行うようにすることが考えられる。
美顔器103を寝室に置いた場合、当該美顔器103を目覚ましとして機能させることも可能である。例えば、LED照射部3の発光のさせ方として以下の方法がある。
(1)明るさで目覚めさせる点灯:LED照射部3の全てのLED31をフル点灯して照度を上げることで目覚めさせる。
(2)波長で目覚めさせる点灯:LED照射部3のLED31a、LED31bを点灯させた短波長の光を利用して脳を活性化させる。
LED照射部3は、LED31の配光角が狭く制御されているので、同じ部屋に寝ている他の人に影響を与え難い目覚ましとなる。
さらに、同じ部屋に寝ている人を起こす心配がない場所で、美顔器101を目覚ましとして機能させるには、LED31の点灯に加えて、目覚まし用の音を出すようにしてもよい。
なお、前記実施形態1〜3の美顔器101〜103において、送風ファンの風量を可変としてもよい。
また、前記実施形態1〜3では、本発明の電気機器として、帯電粒子発生装置を備える美顔器について説明したが、帯電粒子発生装置を有する鏡であってもよい。このように、鏡が帯電粒子発生装置を有する場合、当該鏡の上方に帯電粒子の吹出口を設ければよい。
つまり、本願発明では、顔に対向させて使用する電気機器であって、顔に対向する対向面(筐体1の正面1a)を有する顔対向部(筐体1)と、前記対向面側から帯電粒子(例えばプラスイオン、マイナスイオン)を放出する帯電粒子発生装置(イオン発生装置4)と、を備えていれば、どのような電気機器であってもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 筐体
1a 正面
1b 背面
2 脚部
3 LED照射部
3a・3a 開口部
4,5,6 イオン発生装置(帯電粒子発生装置)
31,31a,31b,31c,31d LED
41 送風ファン
42,52,62 イオン発生部
42a,52a,62a 電極
43,53,63 送風路
43a,53a,63a 排出口
63b 分岐路
101,102,103 美顔器

Claims (7)

  1. 顔に対向させて使用する電気機器であって、
    顔に対向する対向面を有する顔対向部と、
    前記対向面側から帯電粒子を放出する帯電粒子発生装置と、
    を備えていることを特徴とする電気機器。
  2. 前記対向面に、前記顔に向けて光を照射する光照射部を備え、
    前記光照射部の載置場所以外の前記対向面に、前記帯電粒子発生装置から発生した帯電粒子を吹き出す吹出口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  3. 前記吹出口は、顔の目が対向する位置を含むように前記対向面に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電気機器。
  4. 前記帯電粒子発生装置はイオン発生装置であって、
    プラスイオンとマイナスイオンとを発生するイオン発生部と、
    前記イオン発生部が発生したプラスイオンとマイナスイオンを風に乗せて運ぶための送風路とを備え、
    前記送風路は、前記プラスイオンを送風するための送風路と前記マイナスイオンを送風するための送風路とに分けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の電気機器。
  5. 請求項2〜4の何れか1項に記載の電気機器は美顔器であって、
    前記光照射部は、異なるピーク波長を有するLEDを複数種類備え、かつ、
    前記各LEDを所定の位置に配置したLED照射部であり、
    前記対向面は、前記LED照射部のLED光照射面である、
    ことを特徴とする美顔器。
  6. 異なるピーク波長を有するLEDを複数種類備えた美顔器であって、
    前記各LEDを所定の位置に配置したLED照射部と、
    前記LED照射部のLED光照射面側から帯電粒子を放出する帯電粒子発生装置と、
    を備えていることを特徴とする美顔器。
  7. 前記LED照射部のLEDの載置場所以外に、前記帯電粒子発生装置から発生した帯電粒子を吹き出す吹出口が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の美顔器。
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