JP4990809B2 - ヘアブラシ - Google Patents

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Description

本発明は、髪に微粒子化した水等の液体を供給する手段を備えたヘアブラシに関するものである。
従来、ヘアブラシにおいて、髪に微粒子化した水等の液体を供給する手段としてイオン発生装置を備えたものが提案されている。
例えば特許文献1にて示されているヘアブラシは、ブリッスル(ブラシ用毛材)を有するブラシ台の中央部が開口されており、該開口内に備えられるイオン発生装置の放電電極(針電極)にてコロナ放電を発生させ、これにより生じる空気イオンを開口部から放出する構成となっている。
このようなヘアブラシにて髪をブラッシングすれば、開口から放出されたイオンに結合した空気中の微粒子水分が髪に付着することで髪がしっとりさらさらとなる効果が得られる。因みに、この特許文献1のヘアブラシでは、放電電極で生じたイオンを効果的に放出できるように、放電電極と対で設けられるグランド電極の構成に工夫がなされている。
特許第3382230号公報
しかしながら、特許文献1にて示されるヘアブラシでは、髪に微粒子化した水分を十分に供給でき髪のしっとりさらさら感を得ることができるが、その効果の更なる向上が要求されるものにおいては、より多くの微粒子化した水分を髪に供給する必要があり、微粒子化した水分の発生及び供給のための構成の変更が必要であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、微粒子化した液体の発生及び供給をより好適な構成とし、より多くの微粒子化した液体を髪に供給することができるヘアブラシを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、髪をブラッシングするためのブラシ部をハウジングに備えるとともに、髪に微粒子化した液体を供給する手段を前記ハウジング内に備えてなるヘアブラシであって、放電電極と該放電電極に液体を供給する液体供給手段とを有し、前記液体を付着させた状態で前記放電電極を放電させることにより静電霧化を発生させる静電霧化手段と、前記静電霧化手段にて静電霧化した液体を髪側に送風とともに供給すべくその送風動作を行うファン装置とを備えたことをその要旨とする。
この発明では、ヘアブラシに内蔵される静電霧化手段は、放電電極と該放電電極に液体を供給する液体供給手段とを有し、液体を付着させた状態で放電電極を放電させることにより静電霧化を発生させ、静電霧化した液体を生じさせる。静電霧化した液体は、ファン装置の送風動作により発生する送風とともに髪側に供給される。これにより、ヘアブラシにて髪をブラッシングすると、髪に静電霧化した液体が送風に乗ってより広範囲に付着し、特にこの静電霧化した液体は空気イオンを用いる場合と比べて微粒子でその微粒子量が格段に多いことから、髪のしっとりさらさら感といった効果が更に向上できる。
また、請求項に記載の発明は、前記液体供給手段は、前記放電電極を冷却するペルチェ素子にて構成されていることをその要旨とする。
この発明では、放電電極に液体を供給する液体供給手段として、放電電極を冷却するペルチェ素子が用いられ、放電電極に空気中の水分から結露を生じさせその結露から水分を得るように構成される。これにより、タンクやカートリッジといった水を貯留する手段が必要ないことから、ヘアブラシを小型軽量に構成できる。また、タンクへの注水やカートリッジを交換するといったメンテナンスが必要ないことから、使い勝手を向上できる。
また、請求項1に記載の発明は、前記放電電極の冷却に伴う前記ペルチェ素子の発熱を放熱する放熱部材が備えられ、前記ファン装置は、発生した送風を冷却風として前記放電電極と前記放熱部材とのそれぞれに供給し、前記ハウジングは、前記静電霧化手段にて静電霧化した液体を髪側に放出するための開口部を形成し、該開口部の開口方向と前記ファン装置のファンの回動軸線方向とは互いに直交し、前記放熱部材は、前記ファン装置のファンの回動軸線方向に沿って延びる板状のフィンが複数並設されるように構成され、前記放熱部材は、前記ペルチェ素子の放熱側面に接触配置され、前記各フィンの長さは、前記ペルチェ素子の放熱側面から遠くなるほど短くなるように構成されていることをその要旨とする。
この発明では、放電電極の冷却に伴うペルチェ素子の発熱を放熱する放熱部材が備えられ、ファン装置は、発生した送風を冷却風として放電電極と放熱部材とのそれぞれに供給する。これにより、放熱部材からの放出熱が放電電極側に流れることが低減されるとともに、ファン装置にて発生した送風が直接的に放電電極に供給されるため、ペルチェ素子による放電電極の冷却効率が良好となる。そのため、放電電極に十分な水滴を生成でき、静電霧化した液体(水分)を十分に生成できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のヘアブラシにおいて、前記ブラシ部は、前記静電霧化手段にて静電霧化した液体を髪側へ放出するための開口部を形成し、前記ファン装置からの前記放電電極に供された送風は、前記ハウジングの開口部及び前記ブラシ部の開口部を介して髪側へ供給されることをその要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載のヘアブラシにおいて、前記ブラシ部を有する前記ハウジング内に前記静電霧化手段及び前記ファン装置を備えてなるブラシ本体に対して、前記静電霧化手段及び前記ファン装置に電源供給を行う電源装置が接続ケーブルを介して別体で構成されていることをその要旨とする。
この発明では、ブラシ部を有するブラシ本体に静電霧化手段及びファン装置を内蔵し、これらに電源供給を行う電源装置がブラシ本体とは別体で構成される。これにより、ヘアブラシのブラシ本体を小型軽量に構成でき、ブラシ本体の操作性を向上できる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載のヘアブラシにおいて、前記ブラシ部及び前記ハウジングに設けた把持部の所定部位がグランドに接続されていることをその要旨とする。
この発明では、ブラシ部及びハウジングに設けた把持部の所定部位がグランドに接続されることから、ブラシ部の帯電除去、及び把持部を把持した使用者の手を通じて髪の帯電除去がなされる。ブラシ部の帯電除去がなされることで、放出された静電霧化した液体のブラシ部への付着が低減されて髪への供給量が増大し、髪の帯電除去がなされることで、静電霧化した液体の髪への付着量が増大する。このことからも、髪のしっとりさらさら感といった効果の一層の向上に寄与できる。
本発明によれば、微粒子化した液体の発生及び供給をより好適な構成とし、より多くの微粒子化した液体を髪に供給することができるヘアブラシを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のヘアブラシ1は、静電霧化装置10を備えたブラシ本体2と、該ブラシ本体2の基端部から延びる接続ケーブル3で接続され前記静電霧化装置10に電源供給を行う電源装置4とで構成されている。この電源装置4には、自動車のシガーソケットに差込可能なプラグ5aを有する電源ケーブル5が備えられている。即ち、本実施形態のヘアブラシ1は、車両のシガーソケットを介して得られる直流電源を用いて作動する車載用に構成されている。
ブラシ本体2は、内部に収容空間を有する長細所定形状のハウジング6にブラシ部7が着脱可能に取り付けられてなる。基端部に接続ケーブル3が接続されているハウジング6の基端側半分は把持部6aとして構成されるとともに、該ハウジング6の先端側半分の一側面にはブラシ部7が取り付けられている。ブラシ部7は、ハウジング6に固定される略小判状のブラシ台7a上に複数本のブリッスル7bが立設されてなる。ブラシ台7aの幅方向と長手方向の中央部に1つの開口部7cが形成されており、これに合わせてハウジング6にも開口部6bが形成されている。
ハウジング6内部の開口部6b近傍には、図3に示すような静電霧化装置10が設置されている。静電霧化装置10は、ハウジング6の長手方向と直交する方向の一側(ブリッスル7bの突出方向)に向けて突出する針状放電電極11と、該放電電極11の先端部からその突出方向に若干離間した位置に配置される円環状のグランド電極12とを備えている。グランド電極12の中心の貫通孔12aは、ハウジング6及びブラシ台7aの開口部6b,7cと対応して配置されており、放電電極11は、そのグランド電極12の貫通孔12aの中心、及びハウジング6とブラシ台7aの開口部6b,7cの中心に位置するように配置されている。放電電極11及びグランド電極12は、接続ケーブル3を介して電源装置4内の高電圧発生回路(図示略)に接続され、該電源装置4から例えば3kV〜5kVの高電圧の印加にて放電電極11の先端部でコロナ放電が生じるようになっている。
また、静電霧化装置10は、ペルチェ素子13と放熱部材14とを備え、ペルチェ素子13の吸熱側面に放電電極11のベース部11aが接触配置されるとともに、該ペルチェ素子13の放熱側面に放熱部材14が接触配置されている。放熱部材14は、板状に延びる複数のフィン部14aが設けられており、各フィン部14aがハウジング6の長手方向に沿った基端側、即ち後述するファン装置15側に向けて配置されている。ペルチェ素子13は、接続ケーブル3を介して電源装置4内のペルチェ駆動回路(図示略)に接続され、該電源装置4からの駆動電圧印加にて放電電極11を冷却し、空気中の水分を結露させて放電電極11に水滴が生じるようになっている。この場合、ペルチェ素子13は放電電極11の熱を吸収し、これをファン装置15の送風が当たる放熱部材14にて放熱させることで、放電電極11が効率良く冷却され、十分な結露が生じるようになっている。そして、このときに放電電極11を放電させることで静電霧化(静電気エネルギーにて水滴が微細に分裂(レイリー分裂)し、ナノサイズの微粒子水が生じる現象)が発生し、静電霧化した水分が生じるようになっている。
ハウジング6内部の静電霧化装置10より基端側には、ハウジング6の長手方向において静電霧化装置10に向くようにファン装置15が設置されている。また、ハウジング6の背面部(ブラシ部7とは反対側部分)においてそのファン装置15よりも基端側に、メッシュ部材16が装着された吸入口6cが設けられている。ファン装置15は、接続ケーブル3を介して電源装置4内のファン駆動回路(図示略)に接続され、該電源装置4からの駆動電圧が印加される。ファン装置15は、駆動電圧の印加にて回転し、吸入口6cから外気を吸い込みつつ静電霧化装置10の放電電極11及び放熱部材14のそれぞれに向けて並列的に送風を供給する。尚、メッシュ部材16は、吸入口6cから塵埃や髪の毛の吸い込みを防止している。また、この吸入口6cは、空気が排出されるブラシ台7aの開口部7cよりも開口面積が広くされており、これによっても髪の毛等の吸い込みを防止している。
図2に示すように、ハウジング6の把持部6aの背面部(吸入口6cに近傍)には、電源スイッチ17が設けられている。電源スイッチ17がオンされると、静電霧化装置10においては電源装置4から放電電極11に高電圧が、ペルチェ素子13には素子用の駆動電圧がそれぞれ印加され、ファン装置15にはファン用の駆動電圧が印加されるようになっている。
また、ブラシ本体2の把持部6aには、使用者の手が接触する好適な位置に帯電除去板18が設けられている。帯電除去板18は、前記グランド電極12と同様にグランドに接続され、使用者が把持した際に該使用者の体や髪の帯電を除去する。特に、ブラッシングした際、髪が帯電するため、静電霧化した水分が髪に付着し難くなることから、使用者の体や髪に溜まった電荷をグランド側に放電する。また、ブラッシングした際、髪の帯電とともにブラシ部7も帯電するため、静電霧化した水分が髪側に飛び出し難くなることから、ブラシ部7に溜まった電荷をグランド側に放電すべく該ブラシ部7についてもグランドに接続されている。
このような構成のヘアブラシ1において、プラグ5aが車両のシガーソケットに差し込まれ電源スイッチ17がオンされると、電源装置4から静電霧化装置10及びファン装置15に電源供給がなされる。電源スイッチ17のオンに基づいて、静電霧化装置10では、放電電極11に放電が生じるとともにペルチェ素子13にて該放電電極11の冷却が開始される。放電電極11にはやがて結露が生じて水滴が生じ、静電霧化により静電霧化した水分が該放電電極11からグランド電極12側に向けて放出される。また、電源スイッチ17のオンに基づいてファン装置15の送風動作が開始され、吸入口6cから放出口としてのハウジング6及びブラシ台7aの開口部6b,7cに向けて送風が生じており、その送風に乗って放電電極11から放出された静電霧化した水分が開口部6b,7cから外部に積極的に放出される。
また、ファン装置15の送風は、放電電極11の冷却に伴うペルチェ素子13の発熱を放熱する放熱部材14への冷却風としても用いられ、その放熱部材14への供給とともに該放熱部材14と並列的に放電電極11に供給される。つまり、放熱部材14からの放出熱が放電電極11側に流れることが低減され、吸入口6cから吸い込まれた空気が直接的に放電電極11に供給されるため、ペルチェ素子13による放電電極11の冷却効率が良好で、放電電極11に十分な水滴を生成、即ち静電霧化した水分を十分に生成可能となっている。
そして、ヘアブラシ1のブラシ本体2にて髪をブラッシングすると、髪に静電霧化した水分が送風に乗ってより広範囲に付着し、特にこの静電霧化した水分は空気イオンを用いる場合と比べて微粒子でその水分量が格段に多いことから、髪のしっとりさらさら感がより向上する。また、ブラシ部7がグランド接続により帯電除去がなされることから、放出された静電霧化した水分のブラシ部7への付着が低減されて髪への供給量が増大し、ブラシ本体2の把持部6aにグランド接続された帯電除去板18が設けられ使用者の手を通じて髪の帯電除去がなされることから、静電霧化した水分の髪への付着量が増大する。このことからも、髪のしっとりさらさら感がより向上するようになっている。
また、髪のブラッシングの際、ブラシ本体2と電源装置4とが別体で構成されていることから、ブラシ本体2を小型軽量に構成でき、ブラシ本体2の操作性を向上できるようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、ヘアブラシ1のブラシ本体2に内蔵される静電霧化装置10は、放電電極11と、該放電電極11に液体(水分)を供給する液体供給手段としてペルチェ素子13とを有し、水分を付着させた状態で放電電極11を放電させることにより静電霧化を発生させ、静電霧化した水分を生じさせるように構成されている。静電霧化した水分は、ファン装置15の送風動作により発生する送風とともに髪側に供給されるようになっている。これにより、ヘアブラシ1のブラシ本体2にて髪をブラッシングすると、髪に静電霧化した水分が送風に乗ってより広範囲に付着し、特にこの静電霧化した水分は空気イオンを用いる場合と比べて微粒子でその水分量が格段に多いことから、髪のしっとりさらさら感といった効果を更に向上することができる。
(2)本実施形態では、放電電極11に水分を供給する液体供給手段として、放電電極11を冷却するペルチェ素子13が用いられ、放電電極11に空気中の水分から結露を生じさせその結露から水分を得るように構成されている。これにより、タンクやカートリッジといった水を貯留する手段が必要ないことから、ヘアブラシ1のブラシ本体2を小型軽量に構成することができる。また、タンクへの注水やカートリッジを交換するといったメンテナンスが必要ないことから、使い勝手を向上することができる。
(3)本実施形態では、放電電極11の冷却に伴うペルチェ素子13の発熱を放熱する放熱部材14が備えられ、ファン装置15は、発生した送風を冷却風として放電電極11と放熱部材14とのそれぞれに供給する。これにより、放熱部材14からの放出熱が放電電極11側に流れることが低減されるとともに、ファン装置15にて発生した送風が直接的に放電電極11に供給されるため、ペルチェ素子13による放電電極11の冷却効率が良好である。そのため、放電電極11に十分な水滴を生成でき、静電霧化した水分を十分に生成することができる。
(4)本実施形態では、ブラシ部を有するブラシ本体2に静電霧化装置10及びファン装置15を内蔵し、これらに電源供給を行う電源装置4がブラシ本体2とは別体で構成されている。これにより、ヘアブラシ1のブラシ本体2を小型軽量に構成でき、ブラシ本体2の操作性を向上でき、髪の仕上がり向上に貢献できる。
(5)本実施形態では、ブラシ部7及びハウジング6に設けた把持部6aの所定部位(帯電除去板18)がグランドに接続されている。これにより、ブラシ部7の帯電除去、及び把持部6aを把持した使用者の手を通じて髪の帯電除去がなされる。ブラシ部7の帯電除去がなされることで、放出された静電霧化した水分のブラシ部7への付着が低減されて髪への供給量が増大し、髪の帯電除去がなされることで、静電霧化した水分の髪への付着量が増大する。このことからも、髪のしっとりさらさら感といった効果の一層の向上に寄与できる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、放電電極11に水分を供給する液体供給手段として、放電電極11を冷却して結露を生じさせるペルチェ素子13を用いて構成したが、水を貯留するタンクやカートリッジを備える構成であってもよい。この場合、水に限らず、薬剤を溶かした液体を使用してもよい。
・上記実施形態では、静電霧化した液体(水分)を放出する放出口(開口部7c)をブラシ台7aの幅方向と長手方向の中央部に1つ設けたが、放出口の位置や数、開口の大きさを適宜変更してもよい。例えば、放出口をブラシ台7aから外れたハウジング6の所定位置に設けることもできる。
・上記実施形態では、放電電極11と放熱部材14とに並列的に送風が当たるようなファン装置15の配置としたが、例えばファン装置15を放熱部材14の背部(放電電極11の反対側)に配置してもよい。また、ファン装置15で発生した送風を放熱部材14や放電電極11に案内する通路を形成してもよい。このようにすれば、ファン装置15を特に放電電極11や放熱部材14に向ける必要がなくなり、ファン装置15の設置の自由度を向上できる。
・上記実施形態では、ヘアブラシ1としてブラシ本体2と電源装置4とを別体で構成したが、ブラシ本体2に電源装置4を内蔵し一体に構成してもよい。また、車両のシガーソケットに差込可能なプラグ5aに電源装置4を一体に構成してもよい。
・上記実施形態では、ヘアブラシ1を車両のシガーソケットから電源を得る車載用に構成したが、一般家庭用電源から電源を得る構成としてもよい。
本実施形態におけるヘアブラシのブラシ本体の正面図である。 ブラシ本体の側断面を示す図1のA−A断面図である。 ブラシ本体に内蔵される静電霧化装置部分の拡大断面図である。
符号の説明
1…ヘアブラシ、2…ブラシ本体、3…接続ケーブル、4…電源装置、6…ハウジング、6a…把持部、7…ブラシ部、10…静電霧化装置(静電霧化手段)、11…放電電極、13…ペルチェ素子(液体供給手段)、14…放熱部材、15…ファン装置(送風手段)。

Claims (4)

  1. 髪をブラッシングするためのブラシ部をハウジングに備えるとともに、髪に微粒子化した液体を供給する手段を前記ハウジング内に備えてなるヘアブラシであって、
    放電電極と該放電電極に液体を供給する液体供給手段とを有し、前記液体を付着させた状態で前記放電電極を放電させることにより静電霧化を発生させる静電霧化手段と、
    前記静電霧化手段にて静電霧化した液体を髪側に送風とともに供給すべくその送風動作を行うファン装置と
    を備え、
    前記液体供給手段は、前記放電電極を冷却するペルチェ素子にて構成され、
    前記放電電極の冷却に伴う前記ペルチェ素子の発熱を放熱する放熱部材が備えられ、
    前記ファン装置は、発生した送風を冷却風として前記放電電極と前記放熱部材とのそれぞれに供給し、
    前記ハウジングは、前記静電霧化手段にて静電霧化した液体を髪側に放出するための開口部を形成し、該開口部の開口方向と前記ファン装置のファンの回動軸線方向とは互いに直交し、
    前記放熱部材は、前記ファン装置のファンの回動軸線方向に沿って延びる板状のフィンが複数並設されるように構成され
    前記放熱部材は、前記ペルチェ素子の放熱側面に接触配置され、前記各フィンの長さは、前記ペルチェ素子の放熱側面から遠くなるほど短くなるように構成されていることを特徴とするヘアブラシ。
  2. 請求項1に記載のヘアブラシにおいて、
    前記ブラシ部は、前記静電霧化手段にて静電霧化した液体を髪側へ放出するための開口部を形成し、前記ファン装置からの前記放電電極に供された送風は、前記ハウジングの開口部及び前記ブラシ部の開口部を介して髪側へ供給されることを特徴とするヘアブラシ。
  3. 請求項1又は2に記載のヘアブラシにおいて、
    前記ブラシ部を有する前記ハウジング内に前記静電霧化手段及び前記ファン装置を備えてなるブラシ本体に対して、前記静電霧化手段及び前記ファン装置に電源供給を行う電源装置が接続ケーブルを介して別体で構成されていることを特徴とするヘアブラシ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のヘアブラシにおいて、
    前記ブラシ部及び前記ハウジングに設けた把持部の所定部位がグランドに接続されていることを特徴とするヘアブラシ。
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