JP2003272770A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2003272770A
JP2003272770A JP2002070669A JP2002070669A JP2003272770A JP 2003272770 A JP2003272770 A JP 2003272770A JP 2002070669 A JP2002070669 A JP 2002070669A JP 2002070669 A JP2002070669 A JP 2002070669A JP 2003272770 A JP2003272770 A JP 2003272770A
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female connector
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female
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JP2002070669A
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Tokuji Yamaoka
篤司 山岡
Yukinori Saka
幸則 阪
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雄コネクタハウジングと雌コネクタハウジン
グとを嵌合する際の作業負担を軽減する。 【解決手段】 雄コネクタハウジング10は、例えば、
収容体50に収容保持された状態で、雌コネクタハウジ
ング30と嵌合する。雄コネクタハウジング10のフー
ド部13内には、可動保護部材21が組み込まれおり、
可動保護部材21は、雄端子金具11,11aのタブ部
20を挿通可能な挿通孔22を有し、タブ部20の先端
より前方の保護位置にロック手段でロックされるととも
に、雌雄の両コネクタハウジング10,30の嵌合にと
もないロック手段が解除されて、タブ部20を挿通孔2
2から突出させつつフード部13内を奥側へと変位す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雄コネクタハウジ
ングと雌コネクタハウジングとからなるコネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明】従来より、コネクタには、特
開2000−58190公報記載のものが知られてい
た。このコネクタは、図17に示すように、端子収容部
2を備えた雄コネクタハウジング1であり、端子収容部
2の内側には、長さ方向に沿ってキャビティ3が貫通形
成されていた。キャビティ3内には雄端子金具4が収容
され、雄端子金具4のタブ部5を保護するためのキャッ
プ6が、端子収容部2の前端部分を覆うようにして端子
収容部2に取り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
コネクタにおいては、雄コネクタハウジング1と雌コネ
クタハウジングとを嵌合させる際に、まずキャップ6を
雄コネクタハウジング1から取り外してからでないと、
両コネクタハウジングを嵌合させることができなかっ
た。そのため、作業の迅速性が確保できず作業負担にな
ることもあった。本発明は上記のような事情に基づいて
完成されたものであって、雄コネクタハウジングと雌コ
ネクタハウジングとを嵌合させる際の作業負担を軽減す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、雄端子金具のタブ
部がフード部内に突出する雄コネクタハウジングと、雌
端子金具を収容して前記フード部内に嵌合可能に形成さ
れる雌コネクタハウジングとを備え、前記タブ部を挿通
可能な挿通孔を有し、前記フード部内に組み込まれて、
前記タブ部の先端より前方の保護位置にロック手段でロ
ックされるとともに、前記雌雄の両コネクタハウジング
の嵌合にともない前記ロック手段が解除されて、前記タ
ブ部を前記挿通孔から突出させつつ前記フード部内を奥
側へと変位する可動保護部材を備える構成としたところ
に特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記雄端子金具は、ランスにて係止される一
方、前記挿通孔は、前記ランスによる係止の解除方向に
操作する解除治具が挿通される、解除治具挿通用孔を兼
用しているところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>雄コネクタ
ハウジングのフード部内には可動保護部材が組み込まれ
ており、この可動保護部材は、タブ部の先端より前方の
フード部内における保護位置にロック手段でロックされ
ているため、タブ部を確実に保護するものである。ま
た、可動保護部材は、雌雄のコネクタハウジングの嵌合
にともない、ロック手段を解除してタブ部を挿通孔から
突出させつつフード部内を奥側へと変位するため、嵌合
後もフード部内に組み込まれた状態を維持するものであ
る。よって、従来と異なりキャップの取り外し作業を必
要としないため、雌雄の両コネクタハウジングを嵌合さ
せる際の作業負担が軽減される。
【0007】<請求項2の発明>挿通孔は、タブ部挿通
用の孔として作用するばかりでなく解除治具が挿通され
る解除治具挿通用孔として作用し、挿通される解除治具
によって雄端子金具の係止を解除させる。これにより、
タブ部を保護しつつ雄端子金具の係止を解除することが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
16によって説明する。図1は、本発明のコネクタを構
成する雄コネクタハウジングおよび雌コネクタハウジン
グの縦断面図であり、図中符号10は雄コネクタハウジ
ングを、30は雌コネクタハウジングを示す。なお、図
1ないし図3および図5ないし図13においてコネクタ
に収容される雌雄の端子金具は、作図の都合上省略して
ある。
【0009】本発明のコネクタは、例えば自動車のエン
ジンルームとかインパネに設けられた収容体50に収容
保持される雄コネクタハウジング10と、待受け状態に
ある雄コネクタハウジング10に嵌合される雌コネクタ
ハウジング30とからなり、これら雌雄の両コネクタハ
ウジング10,30が嵌合したときに雌雄の端子の電気
的接触を達成するものである。ここで、収容体50は、
多数のコネクタを集約して整理することにより取り扱い
の便宜を高める役割を有する。
【0010】雄コネクタハウジング10は、雄端子金具
11,11aを収容する端子収容部12と、その前部に
配され前方に開口する角筒状をなすフード部13とから
形成されている。端子収容部12の内側には、長さ方向
に沿ってキャビティ14が貫通して形成されている。本
実施形態においては、図2の(B)に示すように、上下
方向に3段のキャビティ14が形成され、中央段は大型
の雄端子金具11が装着されるキャビティ14として、
また上下段は小型の雄端子金具11aが装着されている
キャビティ14としてある。いずれのキャビティ14内
にも撓み可能なランス付きの雄端子金具11,11aが
収容されている(上下段のキャビティ14に配される端
子については図面上ランスが表れない。)。大型および
小型の各雄端子金具11,11aのランス15は、それ
ぞれキャビティ14内面に形成された段部16に一次係
止されるようになっている。また、端子収容部12には
側方からリテーナ17が装着され、雄端子金具11,1
1aの各箱部の後端に二次係止することにより、ランス
15と併せて雄端子金具11,11aを二重に抜け止め
させている。さらに、端子収容部12の外側面には、収
容体50に形成された係止凸部51に係止する係止凹部
18が設けられ、雄コネクタハウジング10の収容体5
0に対する抜け止めとなる。さらにまた、端子収容部1
2の外側面における後端には、収容体50に形成された
受け部57に受けられる突き当て部28が形成され、雄
コネクタハウジング10を当て止めしている。
【0011】フード部13の外側面には、ロック凸部1
9が形成され、ロック凸部19は、雌雄の両コネクタハ
ウジング10,30が嵌合したときに雌コネクタハウジ
ング30に形成されたロックアーム31と係止して両コ
ネクタハウジング10,30が抜けないように保持して
いる。また、フード部13の左右両側には、上下にスリ
ットを有することで撓み可能に形成された抜け止め片4
1が奥側にやや引っ込んで形成されている。さらに、フ
ード部13の上下には、左右にスリットを有することで
撓み可能に形成され後述する後退抑え縁部26を係止可
能な後退抑え片42が形成されている。そして、フード
部13内には、雄端子金具11,11aのタブ部20を
保護することが可能な可動保護部材21が装着されてい
る。
【0012】可動保護部材21は、タブ部20を挿通可
能な挿通孔22を有する奥壁部23と、その外縁から前
方に向かって延出される外壁部24とから形成され、フ
ード部13の内壁面に適合して前後方向に変位可能に組
み込まれている。そして、外壁部24は、全長に亘って
形成された凹溝25により複数に分割されている。左右
の外壁部24を分割する凹溝25には、フード部13に
形成された抜け止め片41が係合して奥壁部23の前面
に当接し、可動保護部材21を抜け止めしている。ま
た、上下の外壁部24を分割する凹溝25は、前側に向
かう途中から幅狭となって対向する外壁部24が互いに
近づき、外壁部24の奥壁部23側を向く後退抑え縁部
26が、フード部13に形成された後退抑え片42と係
止して可動保護部材21がフード部13の奥側に後退す
るのを防止している。本実施形態においては後退抑え縁
部26をロック手段として構成しており、このロック手
段は雌コネクタハウジング10との嵌合作用があって初
めて解除されるようになっている。可動保護部材21の
挿通孔22は、タブ部20が挿通されるばかりでなく、
ランス15による係止の解除方向に操作される解除治具
70を挿通することが可能である。後退抑え縁部26が
後退抑え片42と係止して可動保護部材21の後退が規
制される位置(保護位置)においては、タブ部20の先
端の前方に可動保護部材21が配され、タブ部20の先
端が挿通孔22から突出しないようになっている。
【0013】さらにまた、可動保護部材21は、奥壁部
23の前面から突き出るよう被係合部27が形成されて
おり、雌雄のコネクタハウジング10,30の嵌合を解
いて両者を離間させるときに、被係合部27の先端爪部
27aと雌コネクタハウジング30に形成された係合部
32の先端爪部32aとが引っ掛け状態にあって、雌コ
ネクタハウジング30とともにフード部13の奥側から
開口部側へと変位するようになっている。被係合部27
は、図2の(B)に示すように、可動保護部材21の上
下に配され、且つ幅方向の中心軸から一方側にずれた位
置に配されるが、これは引っ掛け状態をバランス良く保
つためのものである。さらに詳しくは、図示する中央段
の左側のキャビティ14に大型の雄端子金具11が装着
され、かかる大型の雄端子金具11の摩擦力が中心軸か
ら偏在することを考慮して配されている。
【0014】雌コネクタハウジング30は、雌端子金具
(図示せず)を収容して可動保護部材21内に嵌合可能
な本体部33と、その本体部33の上面にヒンジ34を
介して撓み可能に連結されるロックアーム31とから構
成される。ロックアーム31には、雌雄の両コネクタハ
ウジング10,30が嵌合したときにロック凸部19と
係止可能なロック凹部35が形成されている。また、本
体部33の内部には、軸方向に沿ってキャビティ36が
貫通して形成され、内部には撓み可能なランス付き雌端
子金具(図示せず)が収容されている。キャビティ36
は、雄コネクタハウジング10におけるキャビティ14
と同様に、上下方向に3段で構成され中央段には大型の
雌端子金具が装着され、上下段には小型の雌端子金具が
装着される。キャビティ36内には、各雌端子金具のラ
ンスと係止可能な段部37が設けられ、雌端子金具と一
次係止が可能である。また、本体部33には側方からリ
テーナ38が装着され、雌端子金具と二次係止してラン
スと併せて雌端子金具を二重に抜け止めしている。さら
に、本体部33内には、雌端子金具の配設方向と平行し
て撓み可能な係合部32が形成されており、既述した被
係合部27に対応位置するよう本体部33の幅方向の中
心軸から一方側にずれた位置に配されている。係合部3
2は、雌雄のコネクタハウジング10,30の嵌合を解
いて両者を離間させるときに、その先端爪部32aと可
動保護部材21の被係合部27の先端爪部27aとが引
っ掛け状態にあって、雌コネクタハウジング30ととも
に可動保護部材21を変位させるようにしている。さら
に、本体部33の外側面には、可動保護部材21のフー
ド部13に対するロックを解除するため、隆起状に形成
されたロック解除部39が備わる。ロック解除部39
は、雌雄の両コネクタハウジング10,30が嵌合する
ときに、フード部13に形成された後退抑え片42を撓
み変形させて後退抑え片42と後退抑え縁部26との係
止を解くよう作用するものである。
【0015】一方、コネクタを収容する収容体50は、
内側を多数の枠により仕切られてなり、各枠内にはコネ
クタ収容部52が形成されている(図14参照)。コネ
クタ収容部52は、梁部53により上下を仕切られ、上
下の各梁部53におけるコネクタ収容部52側に開口す
る凹所54には、雄コネクタハウジング10を介装する
撓み可能な一対のコネクタ装着部55が設けられてい
る。コネクタ装着部55は、図15の縦断面図が示すよ
うに、雄コネクタハウジング10が挿入される側に突出
部56を突出させた態様で片持ち状に折り曲げ形成され
ている。また、コネクタ装着部55は、コネクタ収容部
52側に突き出る係止凸部51が形成され、係止凸部5
1は雄コネクタハウジング10の係止凹部18に係止さ
れて収容体50から雄コネクタハウジング10が抜けな
いようにしている。さらに、突出部56には雄コネクタ
ハウジング10の挿入側に開口して、雄コネクタハウジ
ング10に形成された突き当て部28を受ける受け部5
7が形成され、雄コネクタハウジング10の当て止めと
している。
【0016】次に、上記のように構成された第1実施形
態の作用効果を具体的に説明する。まず、図4に示すよ
うに、可動保護部材21が保護位置に保持された状態の
雄コネクタハウジング10を、コネクタ収容部52に対
して圧入気味に装着して収容体50に収容保持させる。
次いで、雄コネクタハウジング10のフード部13に対
する雌コネクタハウジング30の嵌合を開始する。する
と、雌コネクタハウジング30の本体33内の係合部3
2は、撓み変形してその先端爪部32aが、可動保護部
材21の被係合部27の先端爪部27aに乗り上げる
(図5参照)。さらに、雌コネクタハウジング30を進
入させると、係合部32の先端爪部32aは被係合部2
7の先端爪部27aを乗り越え、且つ可動保護部材21
の奥壁部23の前面には本体部33が当接する(図6参
照)。さらにまた、雌コネクタハウジング30を進入さ
せると、本体部33の外側面に備わるロック解除部39
が、雄コネクタハウジング10の後退抑え片42と当接
して後退抑え片42を外側に撓み変形させ、後退抑え片
42と後退抑え縁部26との係止状態を解除させる(図
7参照)。後退抑え縁部26によるロック手段が解除さ
れると、可動保護部材21は、雌コネクタハウジング3
0に押し込まれてタブ部20を挿通孔22から露出させ
ながら後退を開始する。嵌合が進行する間、ロックアー
ム31はロック凸部19を乗り越えるべく撓み変形す
る。そして、可動保護部材21が雄コネクタハウジング
10の端子収容部12の前面に当接するまで押し込ま
れ、雌雄のコネクタハウジング10,30が正規の嵌合
状態に至ると、雌雄の端子金具同士が正規嵌合状態とな
る(図8参照)。同時に、ロックアーム31がロック凸
部19を乗り越えてロック凹部35と係止するため、雌
雄のコネクタハウジング10,30の嵌合状態が保持さ
れるようになる。
【0017】逆に、雌雄のコネクタハウジング10,3
0を離間させる場合には、ロックアーム31を撓ませつ
つロック凹部35とロック凸部19との係止を解除させ
て、雌コネクタハウジング30を引っ張る。雌コネクタ
ハウジング30を引っ張ると、雌コネクタハウジング3
0の係合部32の先端爪部32aと可動保護部材21の
被係合部27の先端爪部27aとが引っ掛け状態にあっ
て、雌コネクタハウジング30とともに可動保護部材2
1がフード部13の開口部側へと変位するようになる。
また同時に、雌コネクタハウジング30に備わるロック
解除部39が雄コネクタハウジング10の後退抑え片4
2と当接して後退抑え片42を外側に撓み変形させる
(図9参照)。さらに、雌コネクタハウジング30を引
っ張ると、可動保護部材21はフード部13の抜け止め
片41に当て止めされるとともに後退抑え片42が凹溝
25内に弾性復帰して後退抑え縁部26との係止状態を
回復してロックされる保護位置に至る(図10参照)。
その後、雌コネクタハウジング30をやや強めに引っ張
ると、本体33内の係合部32の先端爪部32aが撓み
変形しながら可動保護部材21の被係合部27の先端爪
部27aを乗り越え、もって可動保護部材21をフード
部13内に残して雌雄のコネクタハウジング10,30
が離間することとなる(図11ないし図13)。
【0018】以上のように、第1実施形態によれば、雄
コネクタハウジング10のフード部13内にタブ部20
を保護する可動保護部材21が組み込まれているため、
雄コネクタハウジング10を収容体50に収容保持させ
る際に、たとえ収容体50に形成された突出部56に突
き当たったとしても、当接するのは可動保護部材21で
あり、しかも可動保護部材21はフード部13内を後退
しないよう保護位置にロックされているため、タブ部2
0は突出部56と当接することなく保護された状態を維
持することができる(図15参照)。また、可動保護部
材21は、雌雄のコネクタハウジング10,30が嵌合
する際に、雌コネクタハウジング30の嵌合にともなっ
てフード部13内の奥側へと変位するため、雌雄のコネ
クタハウジング10,30の嵌合後においても、フード
部13内に組み込まれた状態を維持するものである。よ
って、従来のキャップと異なり、フード部13内からキ
ャップの取り外し作業を必要としないため、作業負担が
軽減される。さらに、可動保護部材21は、雌雄のコネ
クタハウジング10,30を離間させる際に、雌コネク
タハウジング30とともに変位して保護位置にロックさ
れるため、メンテナンス時においてもタブ部20が保護
された状態となる。
【0019】ところで、メンテナンス時において、例え
ば中央段のキャビティ14に装着された雄端子金具11
を取り外すには、ランス15による係止の解除方向に操
作する解除治具70が挿通孔22に挿通される。解除治
具70としては、例えば雄端子金具11における一対の
ランス15による係止を同時に解除すべく先端二股状の
ものが使用される(図16参照)。本実施形態の場合、
可動保護部材21の挿通孔22は、解除治具70を挿通
させることが可能な程度の相当な大きさに形成されてお
り、単にタブ部20を挿通させるだけではなく、解除治
具70が挿通される解除治具挿通用孔を兼用することと
なる。よって、解除治具70は、可動保護部材21を保
護位置にロックさせた状態で、挿通孔22を通ってキャ
ビティ14内のランス15による係止位置まで至ること
ができ、タブ部20を保護しつつ雄端子金具11の係止
を解除することができる。
【0020】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)ロック手段としては、可動保護部材の後退を防止
することが可能であればよく、後退抑え縁部26である
必要はない。
【0021】(2)可動保護部材を保護位置に復帰させ
る手段は、バネ等の弾性体による付勢力を利用するもの
でもよく、また使用目的や使用状況によっては被係合部
および係合部が無くてもよい。
【0022】(3)解除治具の挿通を考慮しないなら
ば、挿通孔は、タブ部が挿通可能な程度の大きさでも構
わない。 (4)本発明に係るコネクタの用途は、収容体に収容さ
せる場合に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のコネクタを構成する雄コネクタ
ハウジングと雌コネクタハウジングの縦断面図
【図2】(A)雌コネクタハウジングの正面図 (B)雄コネクタハウジングの正面図
【図3】雄コネクタハウジングと雌コネクタハウジング
とが嵌合する直前の平面図
【図4】雄コネクタハウジングが収容体に収容保持され
た状態を示す縦断面図
【図5】雄コネクタハウジングと雌コネクタハウジング
とが嵌合を開始した直後の縦断面図
【図6】同じく嵌合途中における縦断面図
【図7】同じく嵌合途中における縦断面図
【図8】雄コネクタハウジングと雌コネクタハウジング
とが正規嵌合位置に至った状態の縦断面図
【図9】雄コネクタハウジングと雌コネクタハウジング
とが離間する直後の縦断面図
【図10】同じく離間途中における縦断面図
【図11】可動保護部材が保護位置に復帰した状態の縦
断面図
【図12】雌コネクタハウジングが雄コネクタハウジン
グから離れる状態を示す縦断面図
【図13】同じく平面図
【図14】収容体の部分拡大正面図
【図15】収容体の突出部に雄コネクタハウジングが突
き当たった状態を示す縦断面図
【図16】解除治具が挿通された状態を示す縦断面図
【図17】従来のコネクタの縦断面図
【符号の説明】
10…雄コネクタハウジング 11,11a…雄端子金具 13…フード部 15…ランス 20…タブ部 21…可動保護部材 22…挿通孔 26…後退抑え縁部(ロック手段) 30…雌コネクタハウジング 50…収容体 52…コネクタ収容部 70…解除治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA04 FA09 FC07 FC31 FC38 HC09 JA01 5E087 EE02 EE14 EE17 FF13 GG17 GG26 GG31 GG32 GG37 HH04 RR25 RR26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄端子金具のタブ部がフード部内に突出
    する雄コネクタハウジングと、雌端子金具を収容して前
    記フード部内に嵌合可能に形成される雌コネクタハウジ
    ングとを備え、 前記タブ部を挿通可能な挿通孔を有し、前記フード部内
    に組み込まれて、前記タブ部の先端より前方の保護位置
    にてロック手段でロックされるとともに、前記雌雄の両
    コネクタハウジングの嵌合にともない前記ロック手段が
    解除されて、前記タブ部を前記挿通孔から突出させつつ
    前記フード部内を奥側へと変位する可動保護部材を備え
    ることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記雄端子金具は、ランスにて係止され
    る一方、前記挿通孔は、前記ランスによる係止の解除方
    向に操作する解除治具が挿通される、解除治具挿通用孔
    を兼用することを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
JP2002070669A 2002-03-14 2002-03-14 コネクタ Abandoned JP2003272770A (ja)

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