JP2003272400A - 自己テスト回路及び半導体記憶装置 - Google Patents
自己テスト回路及び半導体記憶装置Info
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Abstract
導体記憶装置を簡単な構成で提供する。 【解決手段】自己テスト回路に設けた比較回路13で、
メモリブロックの書き込みデータTDと、読み出しデー
タRDBとを比較し、比較回路13の比較結果SG0〜
SGNに基づいて当該メモリセルアレイの良否判定を判
定回路で行う。比較回路13と判定回路との間に介在さ
れる自己冗長信号生成部14,15,LB0〜LJn
は、比較結果SG0〜SGNを判定回路に転送するとと
もに、該比較結果に基づくメモリブロックの不良情報を
1回の動作試験毎に自己冗長信号LCP0〜LCPJn
としてラッチして、冗長回路に出力する。
Description
t In Self Test)による自己テスト機能と自己冗長機能
を備えた半導体記憶装置に関するものである。
上に形成されたチップに対しダイシングに先立ってウェ
ハ状態で動作試験が行われる。また、近年の半導体装置
ではその動作速度の高速化あるいは大容量化がますます
進み、外部試験装置の性能が半導体装置に追随できない
という問題点がある。そこで、BOST(Built OutSel
f Test)と呼ばれるテストチップ、あるいは各チップ内
にあらかじめ形成される自己テスト回路であるBIST
(Built In Self Test)を外部試験装置との間に介在さ
せて、外部試験装置の性能を補いながら、動作試験が行
われている。また、近年の半導体記憶装置では、上記の
ような自己テスト機能を備えながら、その動作試験時に
不良セルを含んだメモリブロックを検出したとき、当該
メモリブロックへのアクセスを冗長メモリブロックに切
換える自己冗長回路を備えたものがある。そして、自己
テスト機能と自己冗長機能とを併せ持つ半導体記憶装置
を簡単な構成で実現することが必要となっている。
冗長機能とを併せ持つ半導体記憶装置として、従来次に
示すものが開示されている。
メモリ装置では、BISTによる動作試験を行って、不
良セルを検出したとき、その不良セルのアドレスをチッ
プ内に搭載されたレジスタに格納する。
スが発生すると、レジスタの格納内容に基づいて、その
不良セルへのアクセスが冗長セルに切換えられる。ま
た、チップ内に自己冗長機能を備えたものとして、特開
平3−116497号、特開2000−311497
号、特許第3006303号、特開平9−311824
号等が開示されている。
験時に不良セルを検出したとき、チップ外部のデータ変
換処理装置に不良セルのアドレスデータを出力し、その
データ変換処理装置で冗長アドレスデータを算出し、そ
の冗長アドレスデータに基づいて冗長動作を行う構成が
開示されている。
能を搭載する構成では、BIST回路以外に、故障情報
を格納する記憶手段、不良アドレス発生回路、アドレス
変換回路、あるいはレジスタ等をチップ内に搭載する必
要がある。
に、自己冗長機能を実現する回路とその他の回路とのイ
ンターフェースが複雑となるという問題点がある。チッ
プ外部に不良セルのアドレスデータを出力し、そのアド
レスデータに基づいて冗長アドレスデータを生成するこ
とにより自己冗長動作を行う構成では、チップ外部にデ
ータ変換処理装置を必要とするため、コストが上昇する
という問題点がある。
冗長機能とを併せ持つ半導体記憶装置を簡単な構成で提
供することにある。
比較回路で、メモリブロックの書き込みデータと、読み
出しデータとを比較し、前記比較回路の比較結果に基づ
いて当該メモリセルアレイの良否判定を判定回路で行
う。前記比較回路と判定回路との間に介在される自己冗
長信号生成部は、前記比較結果を前記判定回路に転送す
るとともに、該比較結果に基づく前記メモリブロックの
不良情報を1回の動作試験毎に自己冗長信号としてラッ
チして、冗長回路に出力する。
モリブロック及び冗長メモリブロックにそれぞれ対応し
て設けられ、前記比較結果をラッチして前記自己冗長信
号として出力するラッチ回路と、前記ラッチ回路が不良
情報をラッチしたとき、当該ラッチ回路への比較結果の
入力を他のラッチ回路にシフトして、自己冗長信号とし
て維持する切換回路とから構成される。
常メモリブロック及び冗長メモリブロックに対応して設
けられる比較回路と、前記比較回路にそれぞれ対応して
設けられ、前記比較結果をラッチして前記自己冗長信号
として出力するラッチ回路と、前記ラッチ回路が不良情
報をラッチしたとき、そのラッチデータに基づく自己冗
長信号で選択されたメモリブロックに対応するラッチ回
路のラッチデータを比較データとして前記判定回路に出
力する切換回路とから構成される。
発明を具体化した半導体記憶装置の第一の実施の形態を
図面に従って説明する。
リマクロ1a,1bと、パワーオンリセット回路2が搭
載される。前記各メモリマクロ1a,1bには、BIS
T回路(自己テスト回路)3と、メモリセルアレイ4と
がそれぞれ形成される。そして、電源の投入に基づい
て、前記パワーオンリセット回路2からリセット信号R
Sが出力され、BIST回路3ではそのリセット信号R
Sをトリガとしてメモリセルアレイ4の動作試験を開始
する。
クロック発生回路5と、パターン発生部6と、データ比
較部7と、判定回路8とから構成される。前記クロック
発生回路5は、動作試験を行うためのクロック信号を生
成して、前記パターン発生部6に出力する。
路9と、アドレス発生回路10と、データ発生回路11
とから構成される。コマンド発生回路9は、動作試験を
行うためのコマンド信号CMDを生成して、前記メモリ
セルアレイ4に出力する。
行うためのアドレスADを生成して、メモリセルアレイ
4に出力する。前記データ発生回路11は、動作試験を
行うための書き込みデータTDを生成して、前記メモリ
セルアレイ4及び前記データ比較部7に出力する。
レイ4から出力される読み出しデータRDB,QDBと
前記書き込みデータTDとを比較し、その比較結果をラ
ッチしたラッチデータLCPをメモリセルアレイ4に出
力する。
うに、N+1個の通常IOメモリブロックB(0)〜B
(N)と、n+1個の冗長IOメモリブロックJ(0)
〜J(n)と、IO冗長回路12とを備える。通常、冗
長IOメモリブロックJ(0)〜J(n)の数は、IO
メモリブロックB(0)〜B(N)の数より少ない。
部7のラッチデータLCPの入力に基づいて、IOメモ
リブロックB(0)〜B(N)と、冗長IOメモリブロ
ックJ(0)〜J(n)の中からN+1個のメモリブロ
ックを選択する。そして、前記パターン発生部6から出
力されるコマンド信号CMD、アドレス信号AD及び書
き込みデータTDを選択中のメモリブロックにのみ出力
する。
ブロックから読み出された読み出しデータRDBを前記
データ比較部7に出力する。なお、読み出しデータQD
BはIOメモリブロックB(0)〜B(N)及び冗長I
OメモリブロックJ(0)〜J(n)からIO冗長回路
12を介することなく直接データ比較部7に出力される
データである。
説明する。IOメモリブロックB(0)〜B(N)及び
冗長IOメモリブロックJ(0)〜J(n)の中から選
択されたN+1個のメモリブロックから読み出された読
み出しデータRDB(0)〜RDB(N)は、それぞれ
比較回路13に入力される。
+1個のメモリブロックに書き込まれる書き込みデータ
TD(0)〜(N)が期待値データとして入力される。
そして、各比較回路13は読み出しデータRDB(0)
〜RDB(N)と、期待値データTD(0)〜TD
(N)とを比較して、その比較結果SG0〜SGNを第
一の切換回路14に出力する。
モリブロックB(0)〜B(N)と等しい数のラッチ回
路LB(0)〜LB(N)と、冗長IOメモリブロック
J(0)〜J(n)と等しい数のラッチ回路LJ(0)
〜LJ(n)が接続される。
回路LB(0)〜LB(N),LJ(0)〜LJ(n)
に出力信号CP(0)〜CP(N),CP(J0)〜C
P(Jn)を出力し、その出力信号のうちのいずれかの
N+1個は、前記比較回路13の比較結果SG0〜SG
Nが出力される。
は、そのラッチデータLCP(0)〜LCP(N)を前
記メモリセルアレイ4のIO冗長回路12及び第二の切
換回路15に出力するとともに、前記第一の切換回路1
4に出力する。
(n)は、そのラッチデータLCP(J0)〜(JN)
を前記メモリセルアレイ4のIO冗長回路12及び第二
の切換回路15に出力するとともに、前記第一の切換回
路14に出力する。
SG0〜SGNが第一の切換回路14を介して入力され
ているラッチ回路のラッチデータを取り込んで、比較デ
ータCPD(0)〜CPD(N)として出力する。
の具体的構成を図5に従って説明する。図5に示す第一
の切換回路14は、メモリセルアレイ4において、1つ
の冗長IOメモリブロックが形成される場合に対応す
る。
される。そして、読み出しデータRDB(0)〜RDB
(N)と、対応する期待値データTD(0)〜TD
(N)とがともにHレベルあるいはともにLレベルとな
って一致する場合には、Hレベルの比較結果SG0〜S
GNを出力する。
B(N)と、対応する期待値データTD(0)〜TD
(N)とが一致しない場合には、Lレベルの比較結果S
G0〜SGNを出力する。
SG0がNチャネルMOSトランジスタで構成される転
送トランジスタ16及び2段のインバータ回路17a,
17bを介して出力信号CP0として出力される。
前記ラッチ回路LB(0)のラッチデータLCP(0)
がインバータ回路18a,18bを介して入力される。
従って、ラッチデータLCP(0)がHレベルとなる
と、転送トランジスタ16がオンされて、比較結果SG
0と同相の出力信号CP0が出力される。
NAND回路19に入力され、そのNAND回路19に
はパワーオンリセット回路2から出力されるリセット信
号RSが入力される。NAND回路19の出力信号は、
インバータ回路17aに入力される。
定時間に限りLレベルとなるパルス信号である。従っ
て、電源投入時にはインバータ回路17aとNAND回
路19とがラッチ回路として動作して、出力信号CP0
がHレベルにラッチされる。
20及びインバータ回路21a,21bを介して出力信
号CP1として出力される。また、インバータ回路21
aの出力信号はNAND回路22に入力され、そのNA
ND回路22には前記リセット信号RSが入力され、N
AND回路22の出力信号はインバータ回路21aに入
力される。従って、電源投入時にはインバータ回路21
aとNAND回路22とがラッチ回路として動作して、
出力信号CP1がHレベルにラッチされる。
インバータ回路23を介してNAND回路24に入力さ
れる。前記NAND回路24にはラッチデータLCP
(1)が入力され、そのNAND回路24の出力信号が
インバータ回路25を介して転送トランジスタ20のゲ
ートに入力される。
ジスタ26を介して前記インバータ回路21aに入力さ
れる。比較結果SG2〜SGNも、比較結果SG1と同
様な回路に入力される。
では、ラッチデータLCP(0)〜LCP(N)がすべ
てHレベルであれば、転送トランジスタ16,20等が
オンされる。
として出力されるというように、比較結果SG0〜SG
Nが出力信号CP0〜CPNとして出力される。また、
例えばラッチデータLCP(0)がLレベルとなると、
転送トランジスタ16,20がオフされ、転送トランジ
スタ26がオンされる。すると、比較結果SG0は転送
トランジスタ26を介してインバータ回路21aに入力
される。従って、比較結果SG0が出力信号CP1とし
て出力されることになる。
として出力され、比較結果SG2は出力信号CP3とし
て出力され、比較結果SGNは出力信号CP(J0)と
して出力される。
SGNは、対応する出力端子を一つずつシフトして、出
力信号CP1〜CP(J0)として出力される。図6
は、前記ラッチ回路LB(0)〜LB(N),LJ
(0)〜LJ(n)の具体的構成を示す。同図において
は、前記メモリセルアレイ4において一つの冗長IOメ
モリブロックJ(0)を備えた場合のラッチ回路を示
す。そして、前記第一の切換回路14はこのラッチ回路
LB(0)〜LB(N),LJ(0)に対応するよう
に、比較結果SG0〜SGNより一つ多い出力信号CP
0〜CPN,CPJ0を出力する構成となっている。
ると、前記第一の切換回路14の出力信号CP0は、N
AND回路27に入力され、そのNAND回路27の出
力信号はNAND回路28に入力され、そのNAND回
路28の出力信号が前記NAND回路27に入力され
る。また、前記NAND回路28には前記リセット信号
RSが入力される。
D回路29に入力され、そのNAND回路29にはBI
ST終了信号BEが入力される。BIST終了信号BE
は、前記BIST回路3による1回の動作試験、すなわ
ち全メモリブロックB(0)〜B(N),J(0)〜J
(n)の全メモリセルに対する書き込み動作及び読み出
し動作が終了する毎にHレベルとなるパルス信号であ
る。
レベルであればNAND回路29の出力信号は、BIS
T終了信号BEに関わらずHレベルとなる。また、NA
ND回路27の出力信号がHレベルであれば、NAND
回路29の出力信号はBIST終了信号BEの入力に基
づいてLレベルとなる。
バータ回路30を介してNOR回路31に入力される。
前記NOR回路31の出力信号は、ラッチデータLCP
(0)として出力されるとともに、NOR回路32に入
力される。また、NOR回路32には前記リセット信号
RSがインバータ回路33を介して入力される。前記N
OR回路32の出力信号は前記NOR回路31に入力さ
れる。
源投入に基づいて、リセット信号RSが所定時間Lレベ
ルとなると、NAND回路28の出力信号はHレベルと
なる。このとき、第一の切換回路14の出力信号CP0
はHレベルにリセットされているので、NAND回路2
7の出力信号はLレベルとなる。
レベルとなり、インバータ回路30の出力信号はLレベ
ルとなる。また、NOR回路32の出力信号は、リセッ
ト信号RSに基づいてLレベルとなっている。
て、ラッチデータLCP(0)はHレベルにリセットさ
れる。この状態で、入力信号CP0がHレベルに維持さ
れていれば、ラッチデータLCP(0)はHレベルに維
持される。
と、NAND回路27の出力信号がHレベルとなる。こ
のとき、リセット信号RSはHレベルに復帰しているの
で、NAND回路28の出力信号はLレベルとなり、N
AND回路27の出力信号はHレベルにラッチされる。
このNAND回路27のラッチ信号は、その後、入力信
号CP0がHレベルに復帰しても、Hレベルに維持され
る。
となると、NAND回路29の出力信号がLレベルとな
り、インバータ回路30の出力信号がHレベルとなる。
すると、NOR回路31の出力信号はLレベルとなる。
このとき、リセット信号RSはHレベルであり、インバ
ータ回路33の出力信号はLレベルであることから、N
OR回路32の出力信号はHレベルとなり、ラッチデー
タLCP(0)はLレベルにラッチされる。従って、L
レベルの入力信号CP0が入力されると、ラッチデータ
LCP(0)がLレベルとなる。
(0)の構成は、ラッチ回路LB(0)と同様である。
前記ラッチ回路LB(0)〜LB(N),LJ(0)の
ラッチデータLCP(0)〜LCP(N),LCP(J
0)が入力される前記第二の切換回路15の具体的構成
を図7に従って説明する。
ジスタ34を介して比較データCPD(0)として出力
される。また、ラッチデータLCP(0)はインバータ
回路35,36を介して前記転送トランジスタ34のゲ
ートに入力される。
ジスタ37を介して比較データCPD(0)として出力
され、転送トランジスタ38を介して比較データCPD
(1)として出力される。前記転送トランジスタ37の
ゲートには、前記インバータ回路35の出力信号が入力
される。
D回路39に入力され、そのNAND回路39には前記
インバータ回路35の出力信号がインバータ回路40を
介して入力される。
バータ回路41を介して前記転送トランジスタ38のゲ
ートに入力される。また、ラッチデータLCP(2)は
転送トランジスタ42を介して比較データCPD(1)
として出力され、前記転送トランジスタ42のゲートに
は前記NAND回路39の出力信号が入力される。
(1)〜LCP(N)はそれぞれ同様な切換回路に入力
される。また、ラッチデータLCP(J0)は、転送ト
ランジスタ43を介して比較データCPD(N)として
出力される。
P(0)〜LCP(N)がすべてHレベルとなると、各
ラッチデータLCP(0)〜LCP(N)が比較データ
CPD(0)〜CPD(N)として出力される。
みがLレベルとなると、転送トランジスタ34がオフさ
れるとともに、転送トランジスタ37がオンされて、ラ
ッチデータLCP(1)が比較データCPD(0)とし
て出力される。
とともに、転送トランジスタ42がオンされて、ラッチ
データLCP(2)が比較データCPD(1)として出
力される。
つシフトして出力され、ラッチデータLCP(n)が比
較データCPD(n−1)として出力される。また、ラ
ッチデータLCP(J0)が比較データCPD(N)と
して出力される。
レベルとなると、ラッチデータLCP(0)は比較デー
タCPD(0)として出力され、ラッチデータLCP
(2)〜LCP(N)が一つずつシフトされて、比較デ
ータCPD(1)〜CPD(N-1)として出力され
る。
データCPD(N)として出力される。前記比較データ
CPD(0)〜CPD(N)は、前記判定回路8に出力
される。前記判定回路8は、図8に示すように、カウン
ター回路44を備え、BIST回路3により当該各メモ
リセルアレイ4の1回の動作試験が終了するたびに、
「1」カウントアップする。
〜J(n)の数より「1」多い「n+2」回の動作試験
を行った後に、比較データCPD(0)〜CPD(N)
がすべて「1」でない場合には、当該メモリセルアレイ
4が不良であることを判定した判定結果Jを出力する。
ロ1a,1bの動作を説明する。図10に示すように、
電源の投入後、各メモリマクロ1a,1bではBIST
回路3による1回目の動作試験が開始される(ステップ
1)。
比較部7の第一の切換回路14では、リセット信号RS
により各出力信号CP0〜CPN,CPJ0〜CPJn
がHレベルにリセットされる。
回路LB(0)〜LB(N),LJ(0)〜LJ(n)
がHレベルにリセットされる。そして、第二の切換回路
15から出力される比較データCPD(0)〜CPD
(N)はHレベルにリセットされる。
験が開始されると、各IOメモリブロックB(0)〜B
(N)の各記憶セルに対し、BIST回路3によりデー
タの書き込み動作が行われ、次いで書き込まれたデータ
の読み出し動作が行われる。
B(N)から読み出された読み出しデータRDB(0)〜
RDB(N)がBIST回路3の比較回路13で期待値
TD(0)〜TD(N)と順次比較され、その比較結果
SG0〜SGNが第一の切換回路14に順次出力され
る。
(0)〜LB(N),LJ(0)〜LJ(n)のラッチ
データLCP(0)〜LCP(N),LCP(J0)〜
(Jn)がHレベルであることから、入力信号SG0〜
SGNが出力信号CP0〜CPNとして順次出力され
る。
(0)〜LJ(n)では、入力信号CP0〜CPNがH
レベルであれば、電源投入時にリセットされた状態に維
持される。
力信号CP1がLレベルとなると、その入力信号CP1
が入力されるNAND回路27の出力信号がHレベルに
ラッチされる。このとき、出力信号LCP(1)はHレ
ベルに維持されている。
した後、BIST終了信号BEがHレベルに立ち上がる
と、ラッチデータLCP(1)のみがLレベルにラッチ
され(図9においてはFail)、第二の切換回路15から
出力される比較データCPD(0)〜CPD(N)のう
ちCPD(1)のみがLレベルとなる。
(0)〜LJ(n)のラッチデータLCP(0)〜LC
P(N),LCP(J0)〜(Jn)は、IO冗長回路
12及び第一の切換回路14に入力される。
P(0)〜LCP(N),LCP(J0)〜(Jn)に
基づいて冗長動作を行う(ステップ2)。上記のよう
に、ラッチデータLCP(1)のみがLレベルである
と、IO冗長回路12では、対応するIOメモリブロッ
ク(B1)へのアクセスを冗長IOメモリブロック(J
0)に切換える。
(0)〜LCP(N),LCP(J0)〜(Jn)がす
べてHレベルであれば、冗長動作は行われない。次い
で、判定回路8内のカウンタ回路44のカウント値がオ
ーバーフローしていなければ、すなわち冗長IOメモリ
ブロックの数n+1に対し、カウント値がn+2を越え
ていなければ、ステップ1に復帰して、2回目の動作試
験が行われる(ステップ2,3)。
り第一の切換回路14では、図9に示すように、比較回
路13の出力信号SG0は出力信号CP0として出力さ
れる。しかし、比較回路13の出力信号SG1〜SGN
は一つずつシフトされてラッチ回路LB(2)〜LJ
(0)に入力される。そして、ラッチ回路LB(1)の
ラッチデータLCP(1)はLレベルに維持される。
ータLCP(0)は比較データCPD(0)として出力さ
れる。そして、ラッチデータLCP(2)〜LCP(J
0)が一つずつシフトされて、比較データCPD(1)
〜CPD(N)として出力される。
ずれかがLレベルとなると、2回目の動作試験の終了と
ともに、対応するラッチデータがLレベルにラッチさ
れ、IO冗長回路12において新たな冗長動作が行われ
る。
後、判定回路8で比較データCPD(0)〜CPD
(N)がすべてHレベルであるか否か、すなわち当該メ
モリセルアレイが正常に動作しているか否かを判定する
(ステップ4)。
すべてHレベルであれば、冗長動作により選択されたメ
モリブロックが正常に動作している良品と判定され、通
常動作に移行する(ステップ5)。
(N)のいずれかがLレベルである場合には、冗長動作
に関わらず選択されたメモリブロックのいずれかが正常
に動作していない不良品と判定される(ステップ6)。
は、次に示す作用効果を得ることができる。 (1)BIST回路3での動作試験による不良IOメモ
リブロックの検出動作と並行して、不良IOメモリブロ
ックを冗長IOメモリブロックに冗長する自己冗長動作
を行うことができる。 (2)不良IOメモリブロックが検出されたとき、その
不良情報をラッチ回路でラッチしながら、複数回の動作
試験を繰り返し行うことができる。 (3)動作試験は、冗長IOメモリブロックの数n+1
に対し、n+2回まで行い、その結果、比較データCP
D(0)〜CPD(N)がすべてHレベルとなれば、良
品として判定することができる。また、n+2回の動作
試験の後、比較データCPD(0)〜CPD(N)のい
ずれかがLレベルとなったとき、不良品と判定すること
ができる。 (4)データ比較部7では、不良となったIOメモリブ
ロックに対応するラッチ回路で不良情報をラッチするこ
とができる。また、その不良情報に基づいて、メモリセ
ルアレイ4内のIO冗長回路12で自己冗長動作を行う
ことができる。 (5)データ比較部7では、ラッチ回路LB(0)〜L
B(N),LJ(0)〜LJ(n)の前後に設けた第一
及び第二の切換回路14,15により、不良情報をラッ
チしたラッチ回路以外のラッチ回路で比較結果を転送し
て、比較データCPD(0)〜CPD(N)として判定
回路8に出力することができる。 (6)第一及び第二の切換回路14,15では、IOメ
モリブロックに対応するラッチ回路で不良情報をラッチ
したとき、次の回の動作試験では、不良情報をラッチし
たラッチ回路を回避するように、一つずつシフトしたラ
ッチ回路を介して比較結果を転送することができる。 (7)前記ラッチ回路LB(0)〜LB(N),LJ
(0)〜LJ(n)は、1回の動作試験が終了する毎に
入力されるBIST終了信号BEに基づいて、不良情報
をラッチすることができる。 (8)不良IOメモリブロックの検出動作と並行して、
自己冗長動作を行うためのデータ比較部7を論理回路及
び転送トランジスタのみで簡便に構成することができ
る。 (9)BIST回路3以外に、故障情報を格納する記憶
手段、不良アドレス発生回路、アドレス変換回路、ある
いはレジスタ等をチップ内に搭載する必要がない。この
ため、チップ面積の大型化を防止することができる。 (10)チップ外部に冗長アドレスデータを生成するた
めのデータ変換処理装置を必要としない。
態のBIST回路3では、冗長IOメモリブロック(J
0)〜(Jn)の冗長系統数n+1に対し、必ずn+2
回の動作試験を行った後に、当該メモリセルアレイ4の
良否を判定した。この実施の形態では、1回の動作試験
を行う毎に良否判定を行い、良品と判定された場合に
は、直ちに通常動作に移行する機能をBIST回路3に
備えるものである。
動作を図11に従って説明する。電源の投入後、各メモ
リマクロ1a,1bではBIST回路3による1回目の
動作試験が開始される(ステップ11)。動作試験時の
BIST回路3の動作は、第一の実施の形態と同様であ
る。
タCPD(0)〜(N)に基づく判定回路8の判定結果
Jに基づいて、当該メモリセルアレイの良否判定を行う
(ステップ12)。
がすべてHレベルであって、判定結果Jが良品であれ
ば、通常動作に移行する(ステップ17)。ステップ1
2において、比較結果が不良であれば、比較データCP
D(0)〜(N)のうち、Lレベルとなった比較データ
の数、すなわち不良セルが存在するIOメモリブロック
の数と冗長IOメモリブロックの数とを比較する(ステ
ップ13)。
数が、冗長IOメモリブロックの数を越えていれば、直
ちに不良品と判定して、動作試験を終了する(ステップ
16)。
数が、冗長IOメモリブロックの数を越えていなけれ
ば、ステップ14において、カウンタ回路44のカウン
ト値が(n+2)を越えているか否かを判定する。
合には、ラッチ回路のラッチデータLCP(0)〜LC
P(N),LCP(J0)〜LCP(Jn)に基づい
て、IO冗長回路12により冗長動作を行う(ステップ
15)。そして、ステップ11に移行して、上記動作を
繰り返す。
が(n+2)を越えている場合には、不良と判定してス
テップ16に移行する。上記のように動作するBIST
回路3では、前記実施の形態で得られた作用効果に加え
て、次に示す作用効果を得ることができる。 (1)動作試験の結果、良品と判定された場合には、冗
長系統数n+1に対し(n+2)回の動作試験を行う前
に、動作試験を終了することができる。従って、良品に
対する動作試験時間の短縮を図ることができる。 (第三の実施の形態)図12は、第三の実施の形態を示
す。この実施の形態は、第一の実施の形態のデータ比較
部7の構成を一部変更したものである。第一の実施の形
態と同一構成部分は同一符号を付して説明する。
構成され、その比較結果SG0〜SGN,SGJ0〜S
GJnは第一のバイパス回路45を介して前記ラッチ回
路LB(0)〜LB(N)にそれぞれ入力される。な
お、各比較回路13に入力される読み出しデータRDB
(0)〜RDB(N)は各メモリブロックからIO冗長
回路12を経ることなく入力されるデータである。
ック(J0)〜(Jn)と同数設けられ、各冗長IOメ
モリブロック(J0)〜(Jn)の読み出しデータQD
B(J0)〜(Jn)と、期待値データTD(J0)〜
(Jn)が入力される。
n)は、図3に示すように、IO冗長回路12を経るこ
となく入力される。期待値データTD(J0)〜(J
n)は、動作試験時に各冗長IOメモリブロック(J
0)〜(Jn)に書き込まれる書き込みデータと等しい
データである。なお、この実施の形態では、動作試験時
に各IOメモリブロック(B0)〜(BN)及び各冗長
IOメモリブロック(J0)〜(Jn)に対してデータ
の書き込み動作及び読み出し動作が行われる。
〜SG(Jn)は、前記第一のバイパス回路45を介し
て前記ラッチ回路LB(J0)〜LB(Jn)にそれぞ
れ入力される。
LB(J0)〜LB(Jn)は前記第一の実施の形態と
同様に構成される。前記各ラッチ回路LB(0)〜LB
(N),LB(J0)〜LB(Jn)のラッチデータL
CP(0)〜LCP(N),LCP(J0)〜LCP
(Jn)は、第一の実施の形態と同様に構成された第二
の切換回路15に出力されるとともに、前記IO冗長回
路12に出力される。
二のバイパス回路47を介して、比較データCPD
(0)〜CPD(N),CPD(J0)〜CPD(J
n)として出力される。また、第二のバイパス回路47
には前記比較回路13,46の比較結果SG0〜SG
N,SGJ0〜SGJnが入力される。
一のバイパス回路45の具体的構成を示し、図15はラ
ッチ回路LB(0)〜LB(N),LB(J0)の構成
を示す。ラッチ回路LB(0)〜LB(N),LB(J
0)は、入力信号がCPB(0)〜CPB(N),CP
B(J0)となる点を除いて第一の実施の形態と同様で
ある。
第一の実施の形態と同様に、1つの冗長IOメモリブロ
ックを備えた場合に対応するものである。前記比較回路
46は、比較回路13と同様にENOR回路で構成され
る。第一のバイパス回路45は、各比較回路13,46
の比較結果SG0〜SGN,SGJ0がそれぞれNOR
回路48に入力され、そのNOR回路48の出力信号が
インバータ回路49に入力される。
が入力される。前記バイパス信号BPは、1回目の動作
試験時にはLレベルに維持され、2回目の動作試験時に
Hレベルとなる信号である。そして、各インバータ回路
49から出力信号CPB(0)〜CPB(N),CPB
(J0)がラッチ回路LB(0)〜LB(N),LB
(J0)にそれぞれ出力される。
れば、各比較回路13,46の比較結果SG0〜SG
N,SGJ0がラッチ回路LB(0)〜LB(N),L
B(J0)にそのまま出力される。
ば、各ラッチ回路LB(0)〜LB(N),LB(J
0)の入力信号はすべてHレベルとなる。従って、2回
目の動作試験では1回目の動作試験時のラッチデータL
CP(0)〜LCP(N),LCP(J0)が維持され
る。
の実施の形態と同様である。第二のバイパス回路47
は、第二の切換回路15から出力される各ラッチデータ
LCP(0)〜LCP(N),LCP(J0)につい
て、それぞれ同様な回路で構成される。そこで、ラッチ
データLCP(0)若しくは同LCP(1)が入力され
る回路について説明する。
D回路50に入力され、そのNAND回路50には前記
バイパス信号BPがインバータ回路51を介して入力さ
れる。
が入力され、そのNAND回路52には前記バイパス信
号BPが入力される。そして、NAND回路50,52
の出力信号がNAND回路53に入力され、そのNAN
D回路53から比較データCPD(0)が出力される。
がLレベルであれば、NAND回路50の出力信号がH
レベルに固定されるため、第二の切換回路15の出力信
号がそのまま比較データCPD(0)として出力され
る。また、バイパス信号BPがHレベルであれば、NA
ND回路50の出力信号がHレベルに固定されるため、
比較結果SG0が比較データCPD(0)として出力さ
れる。
れば、ラッチ回路LB(0)〜LB(N),LB(J
0)及び第二の切換回路15を経ることなく、第二のバ
イパス回路47にバイパスされて、比較データCPD
(0)〜CPD(N)として出力される。
の形態の判定回路8からカウンタ回路44を省略した構
成である。次に、上記のように構成されたメモリマクロ
の動作を図17に従って説明する。
ではBIST回路3による1回目の動作試験が開始され
る(ステップ21)。このとき、各IOメモリブロック
(B0)〜(BN)及び各冗長IOメモリブロック(J
0)〜(Jn)に対してデータの書き込み動作及び読み
出し動作が行われる。
(BN)及び各冗長IOメモリブロック(J0)〜(J
n)から読み出された読み出しデータが比較回路13,
46で比較され、その比較結果SG0〜SGN,SGJ
0〜SGJnが第一のバイパス回路45に出力される。
イパス信号BPが入力されているので、比較結果CPB
(0)〜CPB(N),CPB(J0)〜CPB(J
n)がラッチ回路LB(0)〜LB(N),LB(J
0)〜LB(Jn)に入力される。
(J0)〜LB(Jn)の各ラッチデータLCP(0)
〜LCP(N),LCP(J0)〜LCP(Jn)は、
リセット信号RSによりすべてHレベルにリセットされ
ている。また、第二のバイパス回路47にはLレベルの
バイパス信号BPが入力されている。
される比較データCPD(0)〜CPD(N),CPD
(J0)〜CPD(Jn-1)はすべてHレベルとな
る。次いで、1回目の動作試験が終了して、BIST終
了信号BEがHレベルとなると、比較結果SG0〜SG
N,SGJ0〜SGJnがラッチ回路LB(0)〜LB
(N),LB(J0)〜LB(Jn)に取り込まれてラ
ッチされる。
(J0)〜LB(Jn)のラッチデータLCP(0)〜
LCP(N),LCP(J0)〜LCP(Jn)は、第
二の切換回路15に出力される。また、ラッチデータL
CP(0)〜LCP(N),LCP(J0)〜LCP
(Jn)は、IO冗長回路12に出力される。
チデータLCPを比較データCPDとして出力しないよ
うにシフト動作を行い、第二のバイパス回路47を介し
て比較データCPD(0)〜CPD(N)として出力す
る。
(N)が判定回路54に入力されて、判定動作が行われ
る(ステップ22)。すなわち、第二の切換回路15に
よるシフト動作により、比較データCPD(0)〜CP
D(N)がすべてHレベルであれば、判定回路54は良
品を示す判定結果Jを出力する。
P(N),LCP(J0)〜LCP(Jn)に基づい
て、IO冗長回路12で冗長動作を行い(ステップ2
3)、通常動作に移行する(ステップ24)。
(0)〜CPD(N)がすべてHレベルとならない場
合、すなわち不良となったIOメモリブロックの数が冗
長IOメモリブロックの数より多い場合、判定回路54
は不良と判定して動作を終了する(ステップ25)。
み行い、冗長可能な範囲であれば良品と判定して通常動
作に移行する。従って、不良となったIOメモリブロッ
クを冗長IOメモリブロックに冗長した後の動作試験は
行っていない。
験を行う場合には、上記のような1回目の動作試験の終
了後に、バイパス信号BPをHレベルとした状態で2回
目の動作試験を行う。
+1個のメモリブロックからの読み出しデータが順次入
力され、その比較結果SG0〜SGNが第二のバイパス
回路47に入力される。
バイパス回路45から比較データCPD(0)〜CPD
(N)として出力される。この比較データCPD(0)
〜CPD(N)がすべてHレベルであるか否かを判定回
路54で判定することにより、冗長後の良否判定が可能
となる。
することもできる。 ・BIST回路3は、パワーオンリセット信号RSの他
に、BIST制御信号をBIST回路3に入力して、動
作試験を開始するようにしてもよい。 ・上記のようなBIST回路3による冗長動作をともな
う動作試験時を行った後、BIST制御信号による動作
試験を行うとき、新たな冗長動作を行わず、すでに設定
された冗長結果を保持した状態で動作試験を行うように
する。すなわち、第三の実施の形態でバイパス信号BP
を入力してラッチ回路及び第二の切換回路をバイパスし
た状態とすれば、冗長結果を保持した状態で動作試験を
行うことができる。このような動作試験を出荷試験時の
電圧マージン試験に用いることができる。 ・上記のようなASICチップの実使用時に、BIST
制御信号に基づいて動作試験を行うことにより、実使用
時に新たに発生した不良に対し、冗長動作を行うことも
できる。 (付記1)書き込みデータと、読み出しデータとを比較
する比較回路と、前記比較回路の比較結果に基づいて当
該メモリセルアレイの良否判定を行う判定回路と、前記
比較回路と判定回路との間に介在されて、前記比較結果
を前記判定回路に転送するとともに、該比較結果に基づ
く不良情報を1回の動作試験毎に自己冗長信号としてラ
ッチして出力する自己冗長信号生成部とを備えたことを
特徴とする自己テスト回路。 (付記2)前記自己冗長信号生成部は、前記比較結果を
ラッチして前記自己冗長信号として出力するラッチ回路
と、前記ラッチ回路が不良情報をラッチしたとき、当該
ラッチ回路への比較結果の入力を他のラッチ回路にシフ
トして、自己冗長信号として維持する切換回路とから構
成したことを特徴とする付記1記載の自己テスト回路。 (付記3)前記自己冗長信号生成部は、通常メモリブロ
ック及び冗長メモリブロックに対応して設けられる比較
回路と、前記比較回路にそれぞれ対応して設けられ、前
記比較結果をラッチして前記自己冗長信号として出力す
るラッチ回路と、前記ラッチ回路が不良情報をラッチし
たとき、そのラッチデータに基づく自己冗長信号で選択
されたメモリブロックに対応するラッチ回路のラッチデ
ータを比較データとして前記判定回路に出力する切換回
路とから構成したことを特徴とする付記1記載の自己テ
スト回路。 (付記4)通常メモリブロック及び冗長メモリブロック
を備えたメモリセルアレイと、前記各メモリブロックに
対して、書き込み動作または読み出し動作とを試験する
自己テスト回路と、前記動作試験の試験結果により生成
された冗長信号に基づいて、不良メモリブロックを前記
冗長メモリブロックに冗長する冗長回路とを備えた半導
体記憶装置であって、前記自己テスト回路には、前記メ
モリブロックの書き込みデータと、読み出しデータとを
比較する比較回路と、前記比較回路の比較結果に基づい
て当該メモリセルアレイの良否判定を行う判定回路と、
前記比較結果を前記判定回路に転送するとともに、前記
冗長回路に出力する自己冗長信号生成部とを備えたこと
を特徴とする半導体記憶装置。 (付記5)前記自己冗長信号生成部は、前記通常メモリ
ブロック及び冗長メモリブロックにそれぞれ対応して設
けられ、前記比較結果をラッチして前記自己冗長信号と
して出力するラッチ回路と、前記ラッチ回路が不良情報
をラッチしたとき、当該ラッチ回路への比較結果の入力
を他のラッチ回路にシフトして、自己冗長信号として維
持する切換回路とから構成したことを特徴とする付記4
記載の半導体記憶装置。 (付記6)前記冗長回路により選択されるメモリブロッ
クの数に対応して前記比較回路を設け、前記比較回路と
前記ラッチ回路との間に第一の切換回路を設け、前記ラ
ッチ回路と前記判定回路との間に第二の切換回路を設
け、前記第一の切換回路は、前記ラッチ回路のラッチデ
ータに基づいて、前記不良情報をラッチしたラッチ回路
以外のラッチ回路に前記比較結果を出力し、前記第二の
切換回路は、前記ラッチデータに基づいて、前記第一の
切換回路から前記比較結果が入力されたラッチ回路のラ
ッチデータを比較データとして前記判定回路に出力する
ことを特徴とする付記5記載の半導体記憶装置。 (付記7)前記判定回路には、前記動作試験の回数をカ
ウントするカウンタ回路を備え、前記自己テスト回路
は、前記冗長メモリブロックの数を1超える回数まで動
作試験を繰り返した後、前記判定回路で前記比較データ
を判定することを特徴とする付記6記載の半導体記憶装
置。 (付記8)前記自己テスト回路は、1回の動作試験を行
う毎に前記比較データを前記判定回路で判定し、不良情
報を検出しないとき、動作試験を終了することを特徴と
する付記6または7記載の半導体記憶装置。 (付記9)前記判定回路は、不良メモリブロック数が冗
長メモリブロック数を越えたとき、動作試験を終了する
ことを特徴とする付記8記載の半導体記憶装置。 (付記10)前記自己冗長信号生成部は、前記通常メモ
リブロック及び冗長メモリブロックに対応して設けられ
る比較回路と、前記比較回路にそれぞれ対応して設けら
れ、前記比較結果をラッチして前記自己冗長信号として
出力するラッチ回路と、前記ラッチ回路が不良情報をラ
ッチしたとき、そのラッチデータに基づく自己冗長信号
で選択されたメモリブロックに対応するラッチ回路のラ
ッチデータを比較データとして前記判定回路に出力する
切換回路とから構成したことを特徴とする付記4記載の
半導体記憶装置。 (付記11)前記ラッチ回路は、1回の動作試験が終了
する毎に入力される終了信号に基づいて前記不良情報を
ラッチすることを特徴とする請求項4乃至10のいずれ
かに記載の半導体記憶装置。 (付記12)前記第一の切換回路は、不良情報をラッチ
したラッチ回路のラッチデータに基づいて、当該ラッチ
回路以降に入力される比較結果を一つずつシフトしたラ
ッチ回路に入力し、前記第二の切換回路は、前記ラッチ
データに基づいて、前記第一の切換回路が比較結果を入
力するラッチ回路のラッチデータを前記比較データとし
て出力することを特徴とする付記6記載の半導体記憶装
置。 (付記13)前記比較回路と前記ラッチ回路の間に第一
のバイパス回路を設け、前記切換回路と前記判定回路と
の間に第二のバイパス回路を設け、2回目の動作試験時
に前記第一及び第二のバイパス回路に入力されるバイパ
ス信号に基づいて、前記比較結果を比較データとして出
力可能としたことを特徴とする付記10記載の半導体記
憶装置。
テスト機能と自己冗長機能とを併せ持つ半導体記憶装置
を簡単な構成で提供することができる。
ック図である。
ある。
ート図である。
ート図である。
ロック図である。
ク図である。
路図である。
示す回路図である。
ート図である。
路) B(0)〜B(N) 通常メモリブロック J(0)〜J(n) 冗長メモリブロック
Claims (10)
- 【請求項1】 書き込みデータと、読み出しデータとを
比較する比較回路と、 前記比較回路の比較結果に基づいて当該メモリセルアレ
イの良否判定を行う判定回路と、 前記比較回路と判定回路との間に介在されて、前記比較
結果を前記判定回路に転送するとともに、該比較結果に
基づく不良情報を1回の動作試験毎に自己冗長信号とし
てラッチして出力する自己冗長信号生成部とを備えたこ
とを特徴とする自己テスト回路。 - 【請求項2】 前記自己冗長信号生成部は、 前記比較結果をラッチして前記自己冗長信号として出力
するラッチ回路と、 前記ラッチ回路が不良情報をラッチしたとき、当該ラッ
チ回路への比較結果の入力を他のラッチ回路にシフトし
て、自己冗長信号として維持する切換回路とから構成し
たことを特徴とする請求項1記載の自己テスト回路。 - 【請求項3】 前記自己冗長信号生成部は、 通常メモリブロック及び冗長メモリブロックに対応して
設けられる比較回路と、 前記比較回路にそれぞれ対応して設けられ、前記比較結
果をラッチして前記自己冗長信号として出力するラッチ
回路と、 前記ラッチ回路が不良情報をラッチしたとき、そのラッ
チデータに基づく自己冗長信号で選択されたメモリブロ
ックに対応するラッチ回路のラッチデータを比較データ
として前記判定回路に出力する切換回路とから構成した
ことを特徴とする請求項1記載の自己テスト回路。 - 【請求項4】 通常メモリブロック及び冗長メモリブロ
ックを備えたメモリセルアレイと、 前記各メモリブロックに対して、書き込み動作または読
み出し動作とを試験する自己テスト回路と、 動作試験の試験結果により生成された冗長信号に基づい
て、不良メモリブロックを前記冗長メモリブロックに冗
長する冗長回路とを備えた半導体記憶装置であって、 前記自己テスト回路には、前記メモリブロックの書き込
みデータと、読み出しデータとを比較する比較回路と、 前記比較回路の比較結果に基づいて当該メモリセルアレ
イの良否判定を行う判定回路と、 前記比較結果を前記判定回路に転送するとともに、前記
冗長回路に出力する自己冗長信号生成部とを備えたこと
を特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記自己冗長信号生成部は、 前記通常メモリブロック及び冗長メモリブロックにそれ
ぞれ対応して設けられ、前記比較結果をラッチして前記
自己冗長信号として出力するラッチ回路と、 前記ラッチ回路が不良情報をラッチしたとき、当該ラッ
チ回路への比較結果の入力を他のラッチ回路にシフトし
て、自己冗長信号として維持する切換回路とから構成し
たことを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置。 - 【請求項6】前記冗長回路により選択されるメモリブロ
ックの数に対応して前記比較回路を設け、前記比較回路
と前記ラッチ回路との間に第一の切換回路を設け、前記
ラッチ回路と前記判定回路との間に第二の切換回路を設
け、前記第一の切換回路は、前記ラッチ回路のラッチデ
ータに基づいて、前記不良情報をラッチしたラッチ回路
以外のラッチ回路に前記比較結果を出力し、前記第二の
切換回路は、前記ラッチデータに基づいて、前記第一の
切換回路から前記比較結果が入力されたラッチ回路のラ
ッチデータを比較データとして前記判定回路に出力する
ことを特徴とする請求項5記載の半導体記憶装置。 - 【請求項7】 前記判定回路には、前記動作試験の回数
をカウントするカウンタ回路を備え、前記自己テスト回
路は、前記冗長メモリブロックの数を1超える回数まで
動作試験を繰り返した後、前記判定回路で前記比較デー
タを判定することを特徴とする請求項6記載の半導体記
憶装置。 - 【請求項8】 前記自己テスト回路は、1回の動作試験
を行う毎に前記比較データを前記判定回路で判定し、不
良情報を検出しないとき、動作試験を終了することを特
徴とする請求項6または7記載の半導体記憶装置。 - 【請求項9】 前記自己冗長信号生成部は、 前記通常メモリブロック及び冗長メモリブロックに対応
して設けられる比較回路と、 前記比較回路にそれぞれ対応して設けられ、前記比較結
果をラッチして前記自己冗長信号として出力するラッチ
回路と、 前記ラッチ回路が不良情報をラッチしたとき、そのラッ
チデータに基づく自己冗長信号で選択されたメモリブロ
ックに対応するラッチ回路のラッチデータを比較データ
として前記判定回路に出力する切換回路とから構成した
ことを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置。 - 【請求項10】 前記第一の切換回路は、不良情報をラ
ッチしたラッチ回路のラッチデータに基づいて、当該ラ
ッチ回路以降に入力される比較結果を一つずつシフトし
たラッチ回路に入力し、前記第二の切換回路は、前記ラ
ッチデータに基づいて、前記第一の切換回路が比較結果
を入力するラッチ回路のラッチデータを前記比較データ
として出力することを特徴とする請求項6記載の半導体
記憶装置。
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