JP2003270745A - 放射線画像読取装置 - Google Patents
放射線画像読取装置Info
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- JP2003270745A JP2003270745A JP2002076519A JP2002076519A JP2003270745A JP 2003270745 A JP2003270745 A JP 2003270745A JP 2002076519 A JP2002076519 A JP 2002076519A JP 2002076519 A JP2002076519 A JP 2002076519A JP 2003270745 A JP2003270745 A JP 2003270745A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 放射線画像読取装置において、製造上の手間
やコストを格段に低減させつつ、カセッテの安定的な搬
送動作を達成する。 【解決手段】 カセッテ挿入口3に挿入されたカセッテ
1を装置本体内部に挿入する挿入ローラ3bと、装置本
体内部に挿入されたカセッテ1を受け取る受け台42
と、受け台42によって受け取られたカセッテ1の下向
きの面を支持するガイド部43と、を備える放射線画像
読取装置において、カセッテ挿入口3は、挿入されたカ
セッテ1のサイズを検知する検知手段3aを備えるとと
もに、カセッテ1の挿入方向が鉛直方向に対して所定の
角度で傾斜するように形成されてなり、受け台42は、
カセッテ1が自重によって垂下動作開始状態に達した場
合のカセッテ1の想定下端位置よりも下方に配置される
ように、検知手段3aによって検知したカセッテ1のサ
イズに基づいて、その位置が制御される。
やコストを格段に低減させつつ、カセッテの安定的な搬
送動作を達成する。 【解決手段】 カセッテ挿入口3に挿入されたカセッテ
1を装置本体内部に挿入する挿入ローラ3bと、装置本
体内部に挿入されたカセッテ1を受け取る受け台42
と、受け台42によって受け取られたカセッテ1の下向
きの面を支持するガイド部43と、を備える放射線画像
読取装置において、カセッテ挿入口3は、挿入されたカ
セッテ1のサイズを検知する検知手段3aを備えるとと
もに、カセッテ1の挿入方向が鉛直方向に対して所定の
角度で傾斜するように形成されてなり、受け台42は、
カセッテ1が自重によって垂下動作開始状態に達した場
合のカセッテ1の想定下端位置よりも下方に配置される
ように、検知手段3aによって検知したカセッテ1のサ
イズに基づいて、その位置が制御される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線画像読取装
置に関し、特に、輝尽性蛍光体シートに蓄積された放射
線画像情報を読み取る放射線画像読取装置に関する。
置に関し、特に、輝尽性蛍光体シートに蓄積された放射
線画像情報を読み取る放射線画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、病気診断等を目的として、X
線画像に代表される放射線画像が用いられている。この
ような放射線画像を得るための方式としては、被写体を
透過させた放射線を蛍光体層に照射して可視光を発生さ
せ、この可視光を銀塩フィルムに照射して現像する、い
わゆる放射線写真方式が挙げられる。
線画像に代表される放射線画像が用いられている。この
ような放射線画像を得るための方式としては、被写体を
透過させた放射線を蛍光体層に照射して可視光を発生さ
せ、この可視光を銀塩フィルムに照射して現像する、い
わゆる放射線写真方式が挙げられる。
【0003】近年においては、この放射線写真方式に代
えて、輝尽性発光体を採用した放射線画像読取方式が提
案され、実用化されている。この方式においては、被写
体を透過させた放射線を輝尽性蛍光体に照射して、被写
体各部の放射線透過度に対応する放射線エネルギを蓄積
させる。そして、この輝尽性蛍光体を輝尽励起光で走査
することによって蓄積させた放射線エネルギを輝尽発光
光として放出させ、光電変換手段を用いてこの輝尽発光
光を画像信号に変換して、デジタル画像データとして放
射線画像を得ている。
えて、輝尽性発光体を採用した放射線画像読取方式が提
案され、実用化されている。この方式においては、被写
体を透過させた放射線を輝尽性蛍光体に照射して、被写
体各部の放射線透過度に対応する放射線エネルギを蓄積
させる。そして、この輝尽性蛍光体を輝尽励起光で走査
することによって蓄積させた放射線エネルギを輝尽発光
光として放出させ、光電変換手段を用いてこの輝尽発光
光を画像信号に変換して、デジタル画像データとして放
射線画像を得ている。
【0004】このような放射線画像読取方式で用いられ
るシート状の輝尽性蛍光体(以下、「輝尽性蛍光体シー
ト」という)は、通常、カセッテと呼ばれる持ち運び可
能な平たい筐体に収納された状態で所定の放射線画像読
取装置の内部に搬送される。この放射線画像装置の内部
には、輝尽励起光を出射させる光源や、輝尽発光光を画
像信号に変換する光電変換手段などが設けられており、
カセッテに収納された輝尽性蛍光体シートから放射線画
像情報を読み取ることができる。
るシート状の輝尽性蛍光体(以下、「輝尽性蛍光体シー
ト」という)は、通常、カセッテと呼ばれる持ち運び可
能な平たい筐体に収納された状態で所定の放射線画像読
取装置の内部に搬送される。この放射線画像装置の内部
には、輝尽励起光を出射させる光源や、輝尽発光光を画
像信号に変換する光電変換手段などが設けられており、
カセッテに収納された輝尽性蛍光体シートから放射線画
像情報を読み取ることができる。
【0005】放射線画像読取装置には、カセッテを装置
内部に挿入するための機構(カセッテ挿入受取機構)が
設けられている。図7および図8は、従来のカセッテ挿
入受取機構100の構成を説明するための説明図であ
る。カセッテ挿入受取機構100は、これら図7および
図8に示すように、カセッテ挿入口110に挿入された
カセッテ200を支持しつつ装置本体内部に挿入する挿
入ローラ120と、挿入ローラ120によって装置本体
内部に搬送されたカセッテ200を受け取る受け台13
0と、カセッテ200の下向きの面を支持するガイド部
140と、を備えるものである。
内部に挿入するための機構(カセッテ挿入受取機構)が
設けられている。図7および図8は、従来のカセッテ挿
入受取機構100の構成を説明するための説明図であ
る。カセッテ挿入受取機構100は、これら図7および
図8に示すように、カセッテ挿入口110に挿入された
カセッテ200を支持しつつ装置本体内部に挿入する挿
入ローラ120と、挿入ローラ120によって装置本体
内部に搬送されたカセッテ200を受け取る受け台13
0と、カセッテ200の下向きの面を支持するガイド部
140と、を備えるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このカセッテ挿入受取
機構100は、多様なサイズ(例えば、18×24cm
サイズ〜35×43cmサイズ)のカセッテ200を搬
送するものであるため、受け台130やガイド部140
を、搬送されるカセッテ200のサイズに合わせて、か
つ、カセッテ200に生じるねじれや曲がり等の経時変
化を考慮して、きわめて精度良く配置する必要があっ
た。
機構100は、多様なサイズ(例えば、18×24cm
サイズ〜35×43cmサイズ)のカセッテ200を搬
送するものであるため、受け台130やガイド部140
を、搬送されるカセッテ200のサイズに合わせて、か
つ、カセッテ200に生じるねじれや曲がり等の経時変
化を考慮して、きわめて精度良く配置する必要があっ
た。
【0007】また、受け台130やガイド部140を、
搬送されるカセッテ200の搬送経路に正確に合わせて
配置しない場合には、以下のような問題が生じていた。
すなわち、図7に示すように、受け台130をカセッテ
200の搬送経路に対して紙面右寄りに配置した場合に
は、カセッテ200が受け台130に載らずに落下する
ことがある。一方、図8に示すように、ガイド部140
をカセッテ200の搬送経路に対して紙面左寄りに配置
した場合には、カセッテ200の表面がガイド部140
に接触して、カセッテ200の表面が損傷を受けること
があり、いずれも場合においても、カセッテ200の円
滑な搬送が妨げられることとなる。
搬送されるカセッテ200の搬送経路に正確に合わせて
配置しない場合には、以下のような問題が生じていた。
すなわち、図7に示すように、受け台130をカセッテ
200の搬送経路に対して紙面右寄りに配置した場合に
は、カセッテ200が受け台130に載らずに落下する
ことがある。一方、図8に示すように、ガイド部140
をカセッテ200の搬送経路に対して紙面左寄りに配置
した場合には、カセッテ200の表面がガイド部140
に接触して、カセッテ200の表面が損傷を受けること
があり、いずれも場合においても、カセッテ200の円
滑な搬送が妨げられることとなる。
【0008】しかし、受け台130やガイド部140
を、カセッテ200のサイズや搬送経路に合わせて精度
良く配置するためには、受け台130やガイド部140
を構成する部品をきわめて高精度で製作し、かつ、高精
度で組み付ける必要があった。このため、カセッテ挿入
受取機構、ひいては放射線画像読取装置の製造に手間が
かかる上に、製造上のコストが嵩むという問題があっ
た。
を、カセッテ200のサイズや搬送経路に合わせて精度
良く配置するためには、受け台130やガイド部140
を構成する部品をきわめて高精度で製作し、かつ、高精
度で組み付ける必要があった。このため、カセッテ挿入
受取機構、ひいては放射線画像読取装置の製造に手間が
かかる上に、製造上のコストが嵩むという問題があっ
た。
【0009】また、放射線画像読取装置による画像読取
動作中に、装置に外部振動が作用して画質が劣化する場
合がある。このような外部振動が画質に与える影響を少
なくするために、装置本体に設けられた各ユニットは、
防振ゴム等を介して接続されている。放射線画像読取装
置のこのような構造上の制約からも、前記した受け台1
30やガイド部140を、カセッテ200のサイズや搬
送経路に合わせて精度良く配置することが困難であっ
た。
動作中に、装置に外部振動が作用して画質が劣化する場
合がある。このような外部振動が画質に与える影響を少
なくするために、装置本体に設けられた各ユニットは、
防振ゴム等を介して接続されている。放射線画像読取装
置のこのような構造上の制約からも、前記した受け台1
30やガイド部140を、カセッテ200のサイズや搬
送経路に合わせて精度良く配置することが困難であっ
た。
【0010】本発明の課題は、放射線画像読取装置にお
いて、製造上の手間やコストを格段に低減させつつ、カ
セッテの安定的な搬送動作を達成することである。
いて、製造上の手間やコストを格段に低減させつつ、カ
セッテの安定的な搬送動作を達成することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、カセッテ挿入口に挿入され
たカセッテを装置本体内部に挿入する挿入ローラと、前
記挿入ローラによって装置本体内部に挿入された前記カ
セッテを受け取る受け台と、前記受け台によって受け取
られた前記カセッテの下向きの面を支持するガイド部
と、を備え、前記カセッテに収納された輝尽性蛍光体シ
ートから放射線画像情報を読み取る放射線画像読取装置
において、前記カセッテ挿入口は、挿入された前記カセ
ッテのサイズを検知する検知手段を備えるとともに、前
記カセッテの挿入方向が鉛直方向に対して所定の角度で
傾斜するように形成されてなり、前記受け台は、前記カ
セッテが自重によって垂下動作開始状態に達した場合の
前記カセッテの想定下端位置よりも下方に配置されるよ
うに、前記検知手段によって検知した前記カセッテのサ
イズに基づいて、その位置が制御されることを特徴とす
る。
め、請求項1記載の発明は、カセッテ挿入口に挿入され
たカセッテを装置本体内部に挿入する挿入ローラと、前
記挿入ローラによって装置本体内部に挿入された前記カ
セッテを受け取る受け台と、前記受け台によって受け取
られた前記カセッテの下向きの面を支持するガイド部
と、を備え、前記カセッテに収納された輝尽性蛍光体シ
ートから放射線画像情報を読み取る放射線画像読取装置
において、前記カセッテ挿入口は、挿入された前記カセ
ッテのサイズを検知する検知手段を備えるとともに、前
記カセッテの挿入方向が鉛直方向に対して所定の角度で
傾斜するように形成されてなり、前記受け台は、前記カ
セッテが自重によって垂下動作開始状態に達した場合の
前記カセッテの想定下端位置よりも下方に配置されるよ
うに、前記検知手段によって検知した前記カセッテのサ
イズに基づいて、その位置が制御されることを特徴とす
る。
【0012】請求項1記載の発明によれば、カセッテ挿
入口は、カセッテの挿入方向が鉛直方向に対して所定の
角度で傾斜するように形成されてなるので、装置内部に
挿入したカセッテが、自重で鉛直方向に垂下することと
なる。また、受け台は、カセッテが自重によって垂下動
作開始状態に達した場合のカセッテの想定下端位置より
も下方に配置されるように、検知手段によって検知した
カセッテのサイズに従ってその位置が制御されるので、
受け台がカセッテと接触することがないため、カセッテ
に損傷をもたらすことがない。さらに、受け台によって
カセッテを受け取った後、ガイド部によってカセッテの
下向きの面を支持することができるので、これら受け台
およびガイド部によって、確実にカセッテを保持するこ
とができる。
入口は、カセッテの挿入方向が鉛直方向に対して所定の
角度で傾斜するように形成されてなるので、装置内部に
挿入したカセッテが、自重で鉛直方向に垂下することと
なる。また、受け台は、カセッテが自重によって垂下動
作開始状態に達した場合のカセッテの想定下端位置より
も下方に配置されるように、検知手段によって検知した
カセッテのサイズに従ってその位置が制御されるので、
受け台がカセッテと接触することがないため、カセッテ
に損傷をもたらすことがない。さらに、受け台によって
カセッテを受け取った後、ガイド部によってカセッテの
下向きの面を支持することができるので、これら受け台
およびガイド部によって、確実にカセッテを保持するこ
とができる。
【0013】従って、受け台やガイド部を構成する部品
をカセッテのサイズに合わせて高精度で製作したり、部
品を高精度で組み付けたり、これら受け台やガイド部を
カセッテの搬送経路に合わせて厳密に配置したりするこ
となく、確実にカセッテを保持することができる。この
結果、放射線画像読取装置の製造上の手間やコストを格
段に低減させることができる。
をカセッテのサイズに合わせて高精度で製作したり、部
品を高精度で組み付けたり、これら受け台やガイド部を
カセッテの搬送経路に合わせて厳密に配置したりするこ
となく、確実にカセッテを保持することができる。この
結果、放射線画像読取装置の製造上の手間やコストを格
段に低減させることができる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の放
射線画像読取装置において、前記受け台は、前記カセッ
テが自重によって垂下して鉛直状態に達した場合の前記
カセッテの想定下端位置よりも上方に配置されるよう
に、前記検知手段によって検知した前記カセッテのサイ
ズに基づいて、その位置が制御されることを特徴とす
る。
射線画像読取装置において、前記受け台は、前記カセッ
テが自重によって垂下して鉛直状態に達した場合の前記
カセッテの想定下端位置よりも上方に配置されるよう
に、前記検知手段によって検知した前記カセッテのサイ
ズに基づいて、その位置が制御されることを特徴とす
る。
【0015】請求項2記載の発明によれば、受け台は、
カセッテが自重によって垂下して鉛直状態に達した場合
のカセッテの想定下端位置よりも上方に配置されるよう
に、その位置が制御されるので、カセッテと受け台とを
比較的近づけた状態でカセッテの受け取り動作を行うこ
とができる。従って、カセッテが受ける衝撃を少なくす
ることができる。
カセッテが自重によって垂下して鉛直状態に達した場合
のカセッテの想定下端位置よりも上方に配置されるよう
に、その位置が制御されるので、カセッテと受け台とを
比較的近づけた状態でカセッテの受け取り動作を行うこ
とができる。従って、カセッテが受ける衝撃を少なくす
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。本実施の形態においては、輝
尽性発光体シートを採用した放射線画像読取方式で使用
される放射線画像読取装置について説明することとす
る。
の形態を詳細に説明する。本実施の形態においては、輝
尽性発光体シートを採用した放射線画像読取方式で使用
される放射線画像読取装置について説明することとす
る。
【0017】まず、本実施の形態に係る放射線画像読取
装置の内部に搬送されるカセッテ1の構造を説明する。
装置の内部に搬送されるカセッテ1の構造を説明する。
【0018】カセッテ1は、分離可能なフロント板10
とバック板20より構成される。図1は、カセッテ1の
フロント板10とバック板20とを分離させたときの斜
視図であり、図2は、カセッテ1のフロント板10とバ
ック板20とを合体させたときの断面図である。このカ
セッテ1は、撮影時や搬送時において輝尽性蛍光体シー
ト23を保護するとともに、撮影後に輝尽性蛍光体シー
ト23に光が照射されて蓄積された画像情報が消滅する
のを防止するように機能する。
とバック板20より構成される。図1は、カセッテ1の
フロント板10とバック板20とを分離させたときの斜
視図であり、図2は、カセッテ1のフロント板10とバ
ック板20とを合体させたときの断面図である。このカ
セッテ1は、撮影時や搬送時において輝尽性蛍光体シー
ト23を保護するとともに、撮影後に輝尽性蛍光体シー
ト23に光が照射されて蓄積された画像情報が消滅する
のを防止するように機能する。
【0019】フロント板10は、フレーム11および前
面板12より構成される。フレーム11は、アルミニウ
ムや硬質樹脂など、臥位撮影時や全荷重撮影時などに負
荷される大きな荷重に耐え得る材質で構成されるのが好
ましい。また、前面板12は、アルミニウムや炭素繊維
強化樹脂など、放射線透過率および剛性の高い材質で構
成されるのが好ましい。
面板12より構成される。フレーム11は、アルミニウ
ムや硬質樹脂など、臥位撮影時や全荷重撮影時などに負
荷される大きな荷重に耐え得る材質で構成されるのが好
ましい。また、前面板12は、アルミニウムや炭素繊維
強化樹脂など、放射線透過率および剛性の高い材質で構
成されるのが好ましい。
【0020】バック板20は、バック板本体21と、鉛
箔が裏面に設けられた支持板22と、輝尽性蛍光体シー
ト23と、から構成され、輝尽性蛍光体シート23は、
支持板22に固定されている。本実施の形態において
は、バック板本体21は、後述する副走査手段50の磁
石54に磁力で吸着するように、強磁性体樹脂で構成さ
れている。また、バック板裏面21aに、鉄箔などの強
磁性体シートを貼着したり、強磁性体物質を塗布したり
することもできる。
箔が裏面に設けられた支持板22と、輝尽性蛍光体シー
ト23と、から構成され、輝尽性蛍光体シート23は、
支持板22に固定されている。本実施の形態において
は、バック板本体21は、後述する副走査手段50の磁
石54に磁力で吸着するように、強磁性体樹脂で構成さ
れている。また、バック板裏面21aに、鉄箔などの強
磁性体シートを貼着したり、強磁性体物質を塗布したり
することもできる。
【0021】フロント板10およびバック板20には、
後述するロックON/OFF動作の際に用いられる挿入
孔13、24が設けられている。フロント板10をバッ
ク板20に被せると、フロント板10の挿入孔13とバ
ック板20の挿入孔24とが対応する位置に配置され
る。
後述するロックON/OFF動作の際に用いられる挿入
孔13、24が設けられている。フロント板10をバッ
ク板20に被せると、フロント板10の挿入孔13とバ
ック板20の挿入孔24とが対応する位置に配置され
る。
【0022】カセッテ1には、フロント板10とバック
板20とを合体した状態で維持するために、ロック機構
が設けられている。ロック機構は、ロックON/OFF
動作に伴ってバック板本体21の側面に設けられた開口
部(31a、31b、31c)と、この開口部から突出
させたり、引き込んだりできるロック爪(30a、30
b、30c)と、を備えている。なお、図1には示され
ていないが、バック本体21の他の側面にも開口部が設
けられ、ロック爪が突出・引込可能に設けられている。
板20とを合体した状態で維持するために、ロック機構
が設けられている。ロック機構は、ロックON/OFF
動作に伴ってバック板本体21の側面に設けられた開口
部(31a、31b、31c)と、この開口部から突出
させたり、引き込んだりできるロック爪(30a、30
b、30c)と、を備えている。なお、図1には示され
ていないが、バック本体21の他の側面にも開口部が設
けられ、ロック爪が突出・引込可能に設けられている。
【0023】ここで、ロックON動作とは、ロック爪
(30a、30b、30c等)の先端を開口部(31
a、31b、31c等)より外側に突出させて、フロン
ト板10のフレーム11内に係止させる動作をいう。ま
た、ロックOFF動作とは、ロック爪(30a、30
b、30c等)の先端を開口部(31a、31b、31
c等)の内側に引き込み、フロント板10のフレーム1
1との係止状態を解除することをいう。
(30a、30b、30c等)の先端を開口部(31
a、31b、31c等)より外側に突出させて、フロン
ト板10のフレーム11内に係止させる動作をいう。ま
た、ロックOFF動作とは、ロック爪(30a、30
b、30c等)の先端を開口部(31a、31b、31
c等)の内側に引き込み、フロント板10のフレーム1
1との係止状態を解除することをいう。
【0024】ロック爪(30a、30b、30c等)の
先端を開口部(31a、31b、31c等)の内側に引
き込んだ状態(ロックOFF状態)にあるバック板20
にフロント板10を被せて、挿入孔13、24に所定の
棒状部材を挿入して1回だけプッシュすると、プッシュ
・ラッチ機構によってロック爪(30a、30b、30
c等)の先端が開口部(31a、31b、31c等)よ
り外側に突出した状態(ロックON状態)へ移行し、フ
ロント板10とバック板20とは分離不可能な状態とな
る。
先端を開口部(31a、31b、31c等)の内側に引
き込んだ状態(ロックOFF状態)にあるバック板20
にフロント板10を被せて、挿入孔13、24に所定の
棒状部材を挿入して1回だけプッシュすると、プッシュ
・ラッチ機構によってロック爪(30a、30b、30
c等)の先端が開口部(31a、31b、31c等)よ
り外側に突出した状態(ロックON状態)へ移行し、フ
ロント板10とバック板20とは分離不可能な状態とな
る。
【0025】一方、ロックON状態にあるときに、挿入
孔13、24に所定の棒状部材を挿入して1回だけプッ
シュすると、プッシュ・ラッチ機構によってロック爪
(30a、30b、30c等)の先端が開口部(31
a、31b、31c等)の内側に引き込まれた状態(ロ
ックOFF状態)へ移行し、フロント板10とバック板
20とは分離可能な状態となる。
孔13、24に所定の棒状部材を挿入して1回だけプッ
シュすると、プッシュ・ラッチ機構によってロック爪
(30a、30b、30c等)の先端が開口部(31
a、31b、31c等)の内側に引き込まれた状態(ロ
ックOFF状態)へ移行し、フロント板10とバック板
20とは分離可能な状態となる。
【0026】バック板裏面21aには、後述するコード
読取手段3aによって読み取られるバーコードラベルが
貼着されている。バーコードラベルには、輝尽性蛍光体
シート23の識別番号(ID番号)や製造年月日、輝尽
性蛍光体のバージョン番号、カセッテ1のサイズを表す
番号などがコードとして記録されている。
読取手段3aによって読み取られるバーコードラベルが
貼着されている。バーコードラベルには、輝尽性蛍光体
シート23の識別番号(ID番号)や製造年月日、輝尽
性蛍光体のバージョン番号、カセッテ1のサイズを表す
番号などがコードとして記録されている。
【0027】次に、本実施の形態に係る放射線画像読取
装置の構成について、図3ないし図6を用いて説明す
る。
装置の構成について、図3ないし図6を用いて説明す
る。
【0028】図3は、放射線画像読取装置の構成を説明
するための説明図である。放射線画像読取装置は、装置
本体2と、カセッテ挿入口3と、カセッテ排出口4と、
を備えている。装置本体2は、搬送読取部2aおよびカ
セッテ挿入排出部2bから構成されており、カセッテ挿
入排出部2bは、図3に示すように搬送読取部2aから
取り外し可能な構造を有している。
するための説明図である。放射線画像読取装置は、装置
本体2と、カセッテ挿入口3と、カセッテ排出口4と、
を備えている。装置本体2は、搬送読取部2aおよびカ
セッテ挿入排出部2bから構成されており、カセッテ挿
入排出部2bは、図3に示すように搬送読取部2aから
取り外し可能な構造を有している。
【0029】装置本体2の本体部2aには、カセッテ挿
入口3から挿入されたカセッテ1を受け取って保持した
状態で回動し、後述する副走査部50へとカセッテ1を
搬送する回動搬送部40と、この回動搬送部40によっ
て搬送されたカセッテ1を上下方向に移動させる副走査
部50と、カセッテ1内の輝尽性蛍光体シート23に蓄
積された画像情報を読み取る読取手段60と、読み取り
を終えた画像情報を消去する消去手段70と、が備えら
れている。なお、回動搬送部40と副走査部50とは、
同一の基板80上に設けられている。
入口3から挿入されたカセッテ1を受け取って保持した
状態で回動し、後述する副走査部50へとカセッテ1を
搬送する回動搬送部40と、この回動搬送部40によっ
て搬送されたカセッテ1を上下方向に移動させる副走査
部50と、カセッテ1内の輝尽性蛍光体シート23に蓄
積された画像情報を読み取る読取手段60と、読み取り
を終えた画像情報を消去する消去手段70と、が備えら
れている。なお、回動搬送部40と副走査部50とは、
同一の基板80上に設けられている。
【0030】カセッテ挿入口3から回動搬送部40へと
いたるカセッテ1の搬送経路には、本発明の主要部とな
る構成が存在する。以下、この構成を「カセッテ挿入受
取機構」と称して、図4および図5を用いて説明する。
いたるカセッテ1の搬送経路には、本発明の主要部とな
る構成が存在する。以下、この構成を「カセッテ挿入受
取機構」と称して、図4および図5を用いて説明する。
【0031】図4は、図3のIV部分の拡大図であって、
カセッテ挿入受取機構の構成を説明するためのものであ
る。また、図5は、カセッテ挿入受取機構を構成する受
け台42およびガイド部43の平面図である。
カセッテ挿入受取機構の構成を説明するためのものであ
る。また、図5は、カセッテ挿入受取機構を構成する受
け台42およびガイド部43の平面図である。
【0032】カセッテ挿入受取機構は、カセッテ挿入口
3に挿入されたカセッテ1のサイズを検知する検知手段
であるコード読取手段3aと、カセッテ挿入口3に挿入
されたカセッテ1を支持しつつ装置本体2の内部に挿入
する挿入ローラ3bと、この挿入ローラ3bによって装
置本体2の内部に挿入されたカセッテ1を受け取る受け
台42と、受け台42によって受け取られたカセッテ1
の下向きの面を支持するガイド部43と、から構成され
る。
3に挿入されたカセッテ1のサイズを検知する検知手段
であるコード読取手段3aと、カセッテ挿入口3に挿入
されたカセッテ1を支持しつつ装置本体2の内部に挿入
する挿入ローラ3bと、この挿入ローラ3bによって装
置本体2の内部に挿入されたカセッテ1を受け取る受け
台42と、受け台42によって受け取られたカセッテ1
の下向きの面を支持するガイド部43と、から構成され
る。
【0033】カセッテ挿入口3は、図4に示すように、
カセッテ1の挿入方向が鉛直方向に対して所定の角度で
傾斜するように形成されるとともに、カセッテ1枚の幅
よりも若干広幅とされて、カセッテ1が1枚ずつ挿入さ
れるように形成されている。また、カセッテ挿入口3に
設けられたコード読取手段3aは、カセッテ1のバック
板裏面21aのバーコードラベルに記録されたコードを
読み取って、カセッテ1のサイズを検知するものであ
る。
カセッテ1の挿入方向が鉛直方向に対して所定の角度で
傾斜するように形成されるとともに、カセッテ1枚の幅
よりも若干広幅とされて、カセッテ1が1枚ずつ挿入さ
れるように形成されている。また、カセッテ挿入口3に
設けられたコード読取手段3aは、カセッテ1のバック
板裏面21aのバーコードラベルに記録されたコードを
読み取って、カセッテ1のサイズを検知するものであ
る。
【0034】挿入ローラ3bは、カセッテ挿入口3近傍
に設けられた1対のローラであり、カセッテ挿入口3に
挿入されたカセッテ1を支持しつつ装置本体2の内部に
挿入するように機能する。受け台42は、挿入ローラ3
bによって装置本体2の内部に挿入されたカセッテ1を
受け取るものであり、ガイド部43に沿って上下方向に
移動可能に設けられている。この受け台42の位置は、
後述する位置制御手段によって制御される。ガイド部4
3は、受け台42によって受け取られたカセッテ1の下
向きの面を支持するように機能する。これら受け台42
およびガイド部43は、回動搬送部40の一部を構成し
ている。
に設けられた1対のローラであり、カセッテ挿入口3に
挿入されたカセッテ1を支持しつつ装置本体2の内部に
挿入するように機能する。受け台42は、挿入ローラ3
bによって装置本体2の内部に挿入されたカセッテ1を
受け取るものであり、ガイド部43に沿って上下方向に
移動可能に設けられている。この受け台42の位置は、
後述する位置制御手段によって制御される。ガイド部4
3は、受け台42によって受け取られたカセッテ1の下
向きの面を支持するように機能する。これら受け台42
およびガイド部43は、回動搬送部40の一部を構成し
ている。
【0035】受け台42は、図示していない位置制御手
段によって、その位置が制御される。
段によって、その位置が制御される。
【0036】位置制御手段は、コード読取手段3aによ
って検知したカセッテ1のサイズに従って、このカセッ
テ1が自重によって垂下を開始するときの下端位置を算
出し、この算出した想定下端位置よりも下方に受け台4
2が配置されるように、受け台42の位置を制御する。
なお、挿入ローラ3bがカセッテ1の重心位置を支持し
た状態を、図4に二点鎖線で示した。カセッテ1がこの
状態を超えて下方に搬送されると、カセッテ1の重心は
挿入ローラ3bより下方に位置することとなるため、カ
セッテ1は図4に示すように重力によって徐々に鉛直方
向へと垂下を開始する。
って検知したカセッテ1のサイズに従って、このカセッ
テ1が自重によって垂下を開始するときの下端位置を算
出し、この算出した想定下端位置よりも下方に受け台4
2が配置されるように、受け台42の位置を制御する。
なお、挿入ローラ3bがカセッテ1の重心位置を支持し
た状態を、図4に二点鎖線で示した。カセッテ1がこの
状態を超えて下方に搬送されると、カセッテ1の重心は
挿入ローラ3bより下方に位置することとなるため、カ
セッテ1は図4に示すように重力によって徐々に鉛直方
向へと垂下を開始する。
【0037】また、位置制御手段は、コード読取手段3
aによって検知したカセッテ1のサイズに基づいて、こ
のカセッテ1が自重によって垂下した後に鉛直状態に達
するときの下端位置を算出し、この算出した想定下端位
置よりも上方に受け台42が配置されるように、受け台
42の位置を制御する。カセッテ1は、受け台42によ
って受け取られた後、自重でガイド部43に倒れ込み、
ガイド部43によって支持されることとなる。
aによって検知したカセッテ1のサイズに基づいて、こ
のカセッテ1が自重によって垂下した後に鉛直状態に達
するときの下端位置を算出し、この算出した想定下端位
置よりも上方に受け台42が配置されるように、受け台
42の位置を制御する。カセッテ1は、受け台42によ
って受け取られた後、自重でガイド部43に倒れ込み、
ガイド部43によって支持されることとなる。
【0038】図5は、受け台42およびガイド部43の
平面図である。図5においては、受け台42およびガイ
ド部43を備える回動搬送部40が紙面手前側に、後述
する副走査部50が紙面奥側に、各々配置された状態が
示されている。また、この図5には、回動搬送部40に
よって搬送された(六切サイズの)カセッテ1のバック
板裏面21aが、副操作部50の磁石54に磁力で吸着
された状態が示されている。
平面図である。図5においては、受け台42およびガイ
ド部43を備える回動搬送部40が紙面手前側に、後述
する副走査部50が紙面奥側に、各々配置された状態が
示されている。また、この図5には、回動搬送部40に
よって搬送された(六切サイズの)カセッテ1のバック
板裏面21aが、副操作部50の磁石54に磁力で吸着
された状態が示されている。
【0039】受け台42には、図5に示すように、カセ
ッテ挿入口3および挿入ローラ3bによって装置本体2
の内部に挿入されたカセッテ1の下端を確実にキャッチ
するためのカセッテグリップ42a、42bが設けられ
ている。さらに、受け台42には、カセッテ1のロック
機構をON/OFFするためのロックピン42cが設け
られており、ロックピン42cを上下運動させることに
よって、カセッテ1のロック機構をON状態またはOF
F状態にすることができる。
ッテ挿入口3および挿入ローラ3bによって装置本体2
の内部に挿入されたカセッテ1の下端を確実にキャッチ
するためのカセッテグリップ42a、42bが設けられ
ている。さらに、受け台42には、カセッテ1のロック
機構をON/OFFするためのロックピン42cが設け
られており、ロックピン42cを上下運動させることに
よって、カセッテ1のロック機構をON状態またはOF
F状態にすることができる。
【0040】ガイド部43には、コード読取手段3aに
よって読み取られたカセッテ1のサイズに合わせて、カ
セッテ1を図5の矢印Mの方向に移動可能な幅寄せ手段
43a、43bが設けられている。この幅寄せ手段43
a、43bによって、受け台42によって受け取られガ
イド部43によって支持されたカセッテ1は、中央に寄
せられる。
よって読み取られたカセッテ1のサイズに合わせて、カ
セッテ1を図5の矢印Mの方向に移動可能な幅寄せ手段
43a、43bが設けられている。この幅寄せ手段43
a、43bによって、受け台42によって受け取られガ
イド部43によって支持されたカセッテ1は、中央に寄
せられる。
【0041】なお、受け台42、カセッテグリップ42
a、42b、ロックピン42c、および幅寄せ手段43
a、43bは、後述する副操作部50の副走査移動板5
3と干渉しないような構造・形状とされている。
a、42b、ロックピン42c、および幅寄せ手段43
a、43bは、後述する副操作部50の副走査移動板5
3と干渉しないような構造・形状とされている。
【0042】回動搬送部40は、前記したカセッテ挿入
受取機構を介して装置内部に挿入されたカセッテ1を、
後述する副走査部50へと搬送するように機能するもの
である。回動搬送部40は、回動軸41を有し、この回
動軸41を回動中心として、少なくとも点線aから点線
cの範囲(角度θの範囲)を自由に回動可能とされる。
受取機構を介して装置内部に挿入されたカセッテ1を、
後述する副走査部50へと搬送するように機能するもの
である。回動搬送部40は、回動軸41を有し、この回
動軸41を回動中心として、少なくとも点線aから点線
cの範囲(角度θの範囲)を自由に回動可能とされる。
【0043】副走査部50は、副走査レール51、副走
査可動部52a、52b、副走査移動板53および磁石
54から構成される。副走査可動部52は、図示してい
ない駆動手段によって副走査レール51上を上下に移動
可能とされる。また、副走査移動板53は副走査可動部
52a、52bに固定されているため、結果的に、副走
査移動板53は駆動手段によって副走査レール52上を
上下に移動可能となる。磁石54としては、所定の面積
を有するラバーマグネットを採用している。
査可動部52a、52b、副走査移動板53および磁石
54から構成される。副走査可動部52は、図示してい
ない駆動手段によって副走査レール51上を上下に移動
可能とされる。また、副走査移動板53は副走査可動部
52a、52bに固定されているため、結果的に、副走
査移動板53は駆動手段によって副走査レール52上を
上下に移動可能となる。磁石54としては、所定の面積
を有するラバーマグネットを採用している。
【0044】読取手段60は、レーザ走査ユニット6
1、光ガイド62、集光管63、光電変換手段などから
構成される。レーザ走査ユニット61は、輝尽性蛍光体
シート23にレーザ光(励起光)を照射するものであ
り、このレーザ光の作用によって、輝尽性蛍光体シート
23に蓄積された放射線エネルギに比例した輝尽発光光
(画像情報)が放出される。光ガイド62は、放出され
た輝尽発光光を集光管63に導くものである。集光管6
3は、図示していないフォトマルチプライヤなどの光電
変換手段を備えており、集光された輝尽発光光を電気信
号に変換するように機能する。
1、光ガイド62、集光管63、光電変換手段などから
構成される。レーザ走査ユニット61は、輝尽性蛍光体
シート23にレーザ光(励起光)を照射するものであ
り、このレーザ光の作用によって、輝尽性蛍光体シート
23に蓄積された放射線エネルギに比例した輝尽発光光
(画像情報)が放出される。光ガイド62は、放出され
た輝尽発光光を集光管63に導くものである。集光管6
3は、図示していないフォトマルチプライヤなどの光電
変換手段を備えており、集光された輝尽発光光を電気信
号に変換するように機能する。
【0045】消去手段70は、消去光を出射して、輝尽
性蛍光体シート23に残存する画像情報を消去するよう
に機能する。消去手段70で使用される消去ランプとし
ては、ハロゲンランプ、高輝度蛍光灯、LEDアレイな
どを挙げることができる。
性蛍光体シート23に残存する画像情報を消去するよう
に機能する。消去手段70で使用される消去ランプとし
ては、ハロゲンランプ、高輝度蛍光灯、LEDアレイな
どを挙げることができる。
【0046】カセッテ排出口4の近傍には、画像情報の
読み取りを終えた輝尽性蛍光体シート23を収納したカ
セッテ1を装置外部に排出する排出ローラ4aが設けら
れている。また、カセッテ排出口4には、排出を終えた
カセッテ1を2〜5枚複数枚ストックしておくストッカ
4bが設けられている。
読み取りを終えた輝尽性蛍光体シート23を収納したカ
セッテ1を装置外部に排出する排出ローラ4aが設けら
れている。また、カセッテ排出口4には、排出を終えた
カセッテ1を2〜5枚複数枚ストックしておくストッカ
4bが設けられている。
【0047】続いて、本実施の形態に係る放射線画像読
取装置の動作について、図3ないし図6を用いて説明す
る。
取装置の動作について、図3ないし図6を用いて説明す
る。
【0048】まず、放射線画像撮影が行われたカセッテ
1を、図3の矢印A1の方向で挿入口3に挿入する。こ
の際、カセッテ1の挿入孔13(24)が下側になり、
かつ、フロント板10の前面板13が斜め下側を向くよ
うに挿入する。すなわち、輝尽性蛍光体シート23の読
取面が斜め下側を向くように挿入する。カセッテ1が挿
入口3に挿入されると、バック板裏面21aに設けられ
たコードが、コード読取手段3aによって読み取られ
る。
1を、図3の矢印A1の方向で挿入口3に挿入する。こ
の際、カセッテ1の挿入孔13(24)が下側になり、
かつ、フロント板10の前面板13が斜め下側を向くよ
うに挿入する。すなわち、輝尽性蛍光体シート23の読
取面が斜め下側を向くように挿入する。カセッテ1が挿
入口3に挿入されると、バック板裏面21aに設けられ
たコードが、コード読取手段3aによって読み取られ
る。
【0049】カセッテ挿入口3に挿入されたカセッテ1
は、挿入ローラ3bによって装置本体2の内部に挿入さ
れ、位置制御手段によって所定の位置制御がなされた受
け台42によって受け取られる。受け台42によって受
け取られたカセッテ1の下向きの面は、ガイド部43に
よって支持される。すなわち、カセッテ1は、回動搬送
部40(受け台42およびガイド部43)によって保持
されることとなる。
は、挿入ローラ3bによって装置本体2の内部に挿入さ
れ、位置制御手段によって所定の位置制御がなされた受
け台42によって受け取られる。受け台42によって受
け取られたカセッテ1の下向きの面は、ガイド部43に
よって支持される。すなわち、カセッテ1は、回動搬送
部40(受け台42およびガイド部43)によって保持
されることとなる。
【0050】次いで、カセッテ1を保持した回動搬送部
40が回動軸41を中心にしてA3の方向に点線aの位
置から点線cの位置まで回動すると、磁性体を有するカ
セッテ1のバック板裏面21aが、副走査部50の磁石
54に磁力で吸着されることとなる。
40が回動軸41を中心にしてA3の方向に点線aの位
置から点線cの位置まで回動すると、磁性体を有するカ
セッテ1のバック板裏面21aが、副走査部50の磁石
54に磁力で吸着されることとなる。
【0051】カセッテ1のバック板20が、図5に示す
ように副走査部50の磁石54に吸着されると、受け台
42内に収納されていたロックピン43cが上昇し、こ
のロックピン43cが、カセッテ1のフロント板10の
挿入孔13およびバック板20の挿入孔24(13)に
挿入される。この動作により、カセッテ1のロックON
状態がロックOFF状態に移行し、フロント板10とバ
ック板20とが分離可能な状態となる。カセッテ1がロ
ックOFF状態に移行すると、ロックピン43cが下降
して受け台42内に収納される。
ように副走査部50の磁石54に吸着されると、受け台
42内に収納されていたロックピン43cが上昇し、こ
のロックピン43cが、カセッテ1のフロント板10の
挿入孔13およびバック板20の挿入孔24(13)に
挿入される。この動作により、カセッテ1のロックON
状態がロックOFF状態に移行し、フロント板10とバ
ック板20とが分離可能な状態となる。カセッテ1がロ
ックOFF状態に移行すると、ロックピン43cが下降
して受け台42内に収納される。
【0052】カセッテ1のロックON状態が解除されて
ロックOFF状態に移行すると、回動搬送部40が図3
の矢印A6の方向へ回動して待避位置(例えば、点線b
の位置)で停止する。この操作により、フロント板10
とバック板20とを完全に分離することができる。
ロックOFF状態に移行すると、回動搬送部40が図3
の矢印A6の方向へ回動して待避位置(例えば、点線b
の位置)で停止する。この操作により、フロント板10
とバック板20とを完全に分離することができる。
【0053】図6は、フロント板10とバック板20と
を完全に分離し、回動搬送部40が待避位置で停止した
状態の側面図である。このようにバック板20がフロン
ト板10から完全に分離されると、図示していない駆動
手段によって副走査移動板53およびバック板20が矢
印A4の方向(上方向)へ搬送(副走査)される。この
副走査動作中に、輝尽性蛍光体シート23がレーザ走査
ユニット61から出射されるレーザ光Bによって主走査
される。
を完全に分離し、回動搬送部40が待避位置で停止した
状態の側面図である。このようにバック板20がフロン
ト板10から完全に分離されると、図示していない駆動
手段によって副走査移動板53およびバック板20が矢
印A4の方向(上方向)へ搬送(副走査)される。この
副走査動作中に、輝尽性蛍光体シート23がレーザ走査
ユニット61から出射されるレーザ光Bによって主走査
される。
【0054】輝尽性蛍光体シート23にレーザ光が作用
すると、輝尽性蛍光体シート23に蓄積された放射線エ
ネルギに比例した輝尽発光光(画像情報)が放出され、
この輝尽発光光が光ガイド62を通って集光管63に集
められ、光電変換手段によって電気信号に変換される。
電気信号に変換された輝尽発光光は、画像データとして
所定の信号処理を施された後に、装置本体2から(図示
していない)通信ケーブルを介して、操作端末や画像記
憶装置、画像表示装置、ドライイメージャなどの(図示
していない)画像出力装置に出力される。
すると、輝尽性蛍光体シート23に蓄積された放射線エ
ネルギに比例した輝尽発光光(画像情報)が放出され、
この輝尽発光光が光ガイド62を通って集光管63に集
められ、光電変換手段によって電気信号に変換される。
電気信号に変換された輝尽発光光は、画像データとして
所定の信号処理を施された後に、装置本体2から(図示
していない)通信ケーブルを介して、操作端末や画像記
憶装置、画像表示装置、ドライイメージャなどの(図示
していない)画像出力装置に出力される。
【0055】輝尽性蛍光体シート23からの画像情報の
読み取りが完了すると、図示していない駆動手段によっ
て副走査移動板53およびバック板20が矢印A5の方
向(下方向)へ搬送される。バック板20が矢印A5の
方向へ搬送されている間、消去手段70から消去光Cが
出射され、輝尽性蛍光体シート23に残存する画像情報
が消去される。
読み取りが完了すると、図示していない駆動手段によっ
て副走査移動板53およびバック板20が矢印A5の方
向(下方向)へ搬送される。バック板20が矢印A5の
方向へ搬送されている間、消去手段70から消去光Cが
出射され、輝尽性蛍光体シート23に残存する画像情報
が消去される。
【0056】バック板20が図6に示す位置まで下降し
た時点で、バック板20の搬送動作が停止される。バッ
ク板20が図6に示す位置で停止すると、待避位置に待
避していた回動搬送部40が再び図3の点線cの位置ま
で回動し、フロント板10とバック板20とを合体させ
る。フロント板10とバック板20とが合体すると、受
け台42内に収納されていたロックピン43cが上昇
し、フロント板10の挿入孔13およびバック板20の
挿入孔24にロックピン43cの先端が挿入される。こ
の動作により、ロックOFF状態にあったカセッテ1が
ロックON状態に移行し、分離不可能な状態となる。カ
セッテ1がロックON状態に移行すると、ロックピン4
3cが下降して受け台42内に再び収納される。
た時点で、バック板20の搬送動作が停止される。バッ
ク板20が図6に示す位置で停止すると、待避位置に待
避していた回動搬送部40が再び図3の点線cの位置ま
で回動し、フロント板10とバック板20とを合体させ
る。フロント板10とバック板20とが合体すると、受
け台42内に収納されていたロックピン43cが上昇
し、フロント板10の挿入孔13およびバック板20の
挿入孔24にロックピン43cの先端が挿入される。こ
の動作により、ロックOFF状態にあったカセッテ1が
ロックON状態に移行し、分離不可能な状態となる。カ
セッテ1がロックON状態に移行すると、ロックピン4
3cが下降して受け台42内に再び収納される。
【0057】フロント板10とバック板20との合体作
業が完了すると、回動搬送部40は再び矢印A6の方向
に点線bの位置まで回動して停止する。この後、受け台
42はガイド部43に沿ってカセッテ排出口4の方へカ
セッテ1を搬送し、カセッテ1を排出ローラ4bへ受け
渡す。排出ローラ4bは、カセッテ1を受け取ると、カ
セッテ1がカセッテ排出口4から完全に排出されるまで
排出動作を行う。
業が完了すると、回動搬送部40は再び矢印A6の方向
に点線bの位置まで回動して停止する。この後、受け台
42はガイド部43に沿ってカセッテ排出口4の方へカ
セッテ1を搬送し、カセッテ1を排出ローラ4bへ受け
渡す。排出ローラ4bは、カセッテ1を受け取ると、カ
セッテ1がカセッテ排出口4から完全に排出されるまで
排出動作を行う。
【0058】カセッテ排出口4から排出された直後のカ
セッテ1の位置を1aで表すと、1aの場所に排出され
たカセッテ1は、カセッテ1の自重によってカセッテ1
の上端から、図3の矢印A8の方向に倒れ込み、最終的
に、1bで表される位置へ移動する。この動作がカセッ
テ1の自重のみで行われるように、カセッテ排出口4の
底板部分を1a側から1b側に向けて傾斜させておく。
セッテ1の位置を1aで表すと、1aの場所に排出され
たカセッテ1は、カセッテ1の自重によってカセッテ1
の上端から、図3の矢印A8の方向に倒れ込み、最終的
に、1bで表される位置へ移動する。この動作がカセッ
テ1の自重のみで行われるように、カセッテ排出口4の
底板部分を1a側から1b側に向けて傾斜させておく。
【0059】本実施の形態に係る放射線画像読取装置に
おいては、カセッテ1の挿入方向が鉛直方向に対して所
定の角度で傾斜するようにカセッテ挿入口3が形成され
てなるので、装置本体2の内部に挿入したカセッテ1
が、自重で鉛直方向に垂下することとなる。
おいては、カセッテ1の挿入方向が鉛直方向に対して所
定の角度で傾斜するようにカセッテ挿入口3が形成され
てなるので、装置本体2の内部に挿入したカセッテ1
が、自重で鉛直方向に垂下することとなる。
【0060】また、カセッテ挿入受取機構を構成する受
け台42は、コード読取手段3aによって検知したカセ
ッテ1のサイズに従って、カセッテ1が自重によって垂
下動作開始状態に達した場合のカセッテ1の想定下端位
置よりも下方に配置されるように、位置制御手段によっ
てその位置が制御されるので、受け台42がカセッテ1
と接触することがないため、カセッテ1に損傷をもたら
すことがない。さらに、受け台42によってカセッテ1
を受け取った後、ガイド部43によってカセッテ1の下
向きの面を支持することができるので、これら受け台4
2およびガイド部43によって、確実にカセッテ1を保
持することができる。
け台42は、コード読取手段3aによって検知したカセ
ッテ1のサイズに従って、カセッテ1が自重によって垂
下動作開始状態に達した場合のカセッテ1の想定下端位
置よりも下方に配置されるように、位置制御手段によっ
てその位置が制御されるので、受け台42がカセッテ1
と接触することがないため、カセッテ1に損傷をもたら
すことがない。さらに、受け台42によってカセッテ1
を受け取った後、ガイド部43によってカセッテ1の下
向きの面を支持することができるので、これら受け台4
2およびガイド部43によって、確実にカセッテ1を保
持することができる。
【0061】従って、受け台42やガイド部43を構成
する部品をカセッテ1のサイズに合わせて高精度で製作
したり、部品を高精度で組み付けたり、これら受け台4
2やガイド部43をカセッテ1の搬送経路に合わせて厳
密に配置したりすることなく、確実にカセッテ1を保持
することができる。この結果、放射線画像読取装置の製
造上の手間やコストを格段に低減させることができる。
する部品をカセッテ1のサイズに合わせて高精度で製作
したり、部品を高精度で組み付けたり、これら受け台4
2やガイド部43をカセッテ1の搬送経路に合わせて厳
密に配置したりすることなく、確実にカセッテ1を保持
することができる。この結果、放射線画像読取装置の製
造上の手間やコストを格段に低減させることができる。
【0062】また、本実施の形態に係る放射線画像読取
装置においては、受け台42が、カセッテ1が自重によ
って垂下して鉛直状態に達した場合のカセッテ1の想定
下端位置よりも上方に配置されるように、位置制御手段
によってその位置が制御されるので、カセッテ1と受け
台42とを比較的近づけた状態でカセッテ1の受け取り
動作を行うことができる。従って、カセッテ1が受ける
衝撃を少なくすることができる。
装置においては、受け台42が、カセッテ1が自重によ
って垂下して鉛直状態に達した場合のカセッテ1の想定
下端位置よりも上方に配置されるように、位置制御手段
によってその位置が制御されるので、カセッテ1と受け
台42とを比較的近づけた状態でカセッテ1の受け取り
動作を行うことができる。従って、カセッテ1が受ける
衝撃を少なくすることができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、カセッテ
の挿入方向が鉛直方向に対して所定の角度で傾斜するよ
うにカセッテ挿入口が形成されてなるので、装置内部に
挿入したカセッテが、自重で鉛直方向に垂下することと
なる。また、受け台は、カセッテが自重によって垂下動
作開始状態に達した場合のカセッテの想定下端位置より
も下方に配置されるようにその位置が制御されるので、
受け台がカセッテと接触することがないため、カセッテ
に損傷をもたらすことがない。さらに、受け台によって
カセッテを受け取った後、ガイド部によってカセッテの
下向きの面を支持することができるので、これら受け台
およびガイド部によって、確実にカセッテを保持するこ
とができる。
の挿入方向が鉛直方向に対して所定の角度で傾斜するよ
うにカセッテ挿入口が形成されてなるので、装置内部に
挿入したカセッテが、自重で鉛直方向に垂下することと
なる。また、受け台は、カセッテが自重によって垂下動
作開始状態に達した場合のカセッテの想定下端位置より
も下方に配置されるようにその位置が制御されるので、
受け台がカセッテと接触することがないため、カセッテ
に損傷をもたらすことがない。さらに、受け台によって
カセッテを受け取った後、ガイド部によってカセッテの
下向きの面を支持することができるので、これら受け台
およびガイド部によって、確実にカセッテを保持するこ
とができる。
【0064】従って、受け台やガイド部を構成する部品
をカセッテのサイズに合わせて高精度で製作したり、部
品を高精度で組み付けたり、これら受け台やガイド部を
カセッテの搬送経路に合わせて厳密に配置したりするこ
となく、確実にカセッテを保持することができる。この
結果、放射線画像読取装置の製造上の手間やコストを格
段に低減させることができる。
をカセッテのサイズに合わせて高精度で製作したり、部
品を高精度で組み付けたり、これら受け台やガイド部を
カセッテの搬送経路に合わせて厳密に配置したりするこ
となく、確実にカセッテを保持することができる。この
結果、放射線画像読取装置の製造上の手間やコストを格
段に低減させることができる。
【0065】請求項2記載の発明によれば、受け台は、
カセッテが自重によって垂下して鉛直状態に達した場合
のカセッテの想定下端位置よりも上方に配置されるよう
に、その位置が制御されるので、カセッテと受け台とを
比較的近づけた状態でカセッテの受け取り動作を行うこ
とができる。従って、カセッテが受ける衝撃を少なくす
ることができる。
カセッテが自重によって垂下して鉛直状態に達した場合
のカセッテの想定下端位置よりも上方に配置されるよう
に、その位置が制御されるので、カセッテと受け台とを
比較的近づけた状態でカセッテの受け取り動作を行うこ
とができる。従って、カセッテが受ける衝撃を少なくす
ることができる。
【図1】本実施の形態に係る放射線画像読取装置の内部
に搬送されるカセッテを示すものであって、カセッテを
構成するフロント板とバック板とを分離させた状態の斜
視図である。
に搬送されるカセッテを示すものであって、カセッテを
構成するフロント板とバック板とを分離させた状態の斜
視図である。
【図2】本実施の形態に係る放射線画像読取装置の内部
に搬送されるカセッテを示すものであって、カセッテを
構成するフロント板とバック板とを合体させた状態の断
面図である。
に搬送されるカセッテを示すものであって、カセッテを
構成するフロント板とバック板とを合体させた状態の断
面図である。
【図3】本実施の形態に係る放射線画像読取装置の構成
を説明するための説明図である。
を説明するための説明図である。
【図4】図3のIV部分の拡大図である。
【図5】図3に示した放射線画像読取装置のカセッテ挿
入受取機構を構成する受け台とガイド部の平面図であ
る。
入受取機構を構成する受け台とガイド部の平面図であ
る。
【図6】図3に示した放射線画像読取装置の内部に搬送
したカセッテのフロント板とバック板とを分離し、回動
搬送部を待避位置で停止させた状態の側面図である。
したカセッテのフロント板とバック板とを分離し、回動
搬送部を待避位置で停止させた状態の側面図である。
【図7】従来のカセッテ挿入受取機構の一例を説明する
ための説明図である。
ための説明図である。
【図8】従来のカセッテ挿入受取機構の他の例を説明す
るための説明図である。
るための説明図である。
1 カセッテ
2 装置本体
2a 搬送読取部
2b カセッテ挿入排出部
3 カセッテ挿入口
3a コード読取手段
3b 挿入ローラ
4 カセッテ排出口
4a 排出ローラ
4b ストッカ
10 フロント板
11 フレーム
12 前面板
13 挿入孔
20 バック板
21 バック板本体
21a バック板裏面
22 支持板
23 輝尽性蛍光体シート
24 挿入孔
30a〜30c ロック爪
31a〜31c 開口部
40 回動搬送部
41 回動軸
42 受け台
42a カセッテグリップ
42b カセッテグリップ
42c ロックピン
43 ガイド部
43a 幅寄せ手段
43b 幅寄せ手段
50 副走査部
51 副走査レール
52a 副走査可動部
52b 副走査可動部
53 副走査移動板
54 磁石
60 読取手段
61 レーザ走査ユニット
62 光ガイド
63 集光管
70 消去手段
80 基板
Claims (2)
- 【請求項1】カセッテ挿入口に挿入されたカセッテを装
置本体内部に挿入する挿入ローラと、前記挿入ローラに
よって装置本体内部に挿入された前記カセッテを受け取
る受け台と、前記受け台によって受け取られた前記カセ
ッテの下向きの面を支持するガイド部と、を備え、前記
カセッテに収納された輝尽性蛍光体シートから放射線画
像情報を読み取る放射線画像読取装置において、 前記カセッテ挿入口は、 挿入された前記カセッテのサイズを検知する検知手段を
備えるとともに、前記カセッテの挿入方向が鉛直方向に
対して所定の角度で傾斜するように形成されてなり、 前記受け台は、 前記カセッテが自重によって垂下動作開始状態に達した
場合の前記カセッテの想定下端位置よりも下方に配置さ
れるように、前記検知手段によって検知した前記カセッ
テのサイズに基づいて、その位置が制御されることを特
徴とする放射線画像読取装置。 - 【請求項2】前記受け台は、 前記カセッテが自重によって垂下して鉛直状態に達した
場合の前記カセッテの想定下端位置よりも上方に配置さ
れるように、前記検知手段によって検知した前記カセッ
テのサイズに基づいて、その位置が制御されることを特
徴とする請求項1記載の放射線画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002076519A JP2003270745A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 放射線画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002076519A JP2003270745A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 放射線画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003270745A true JP2003270745A (ja) | 2003-09-25 |
Family
ID=29205265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002076519A Pending JP2003270745A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 放射線画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003270745A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006064649A1 (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-22 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | カセッテの挿入口構造及び放射線画像読取装置 |
-
2002
- 2002-03-19 JP JP2002076519A patent/JP2003270745A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006064649A1 (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-22 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | カセッテの挿入口構造及び放射線画像読取装置 |
US7220980B2 (en) | 2004-12-15 | 2007-05-22 | Konica Minolta Medical & Graphics, Inc. | Cassette insertion opening structure and radiation image reading apparatus |
JPWO2006064649A1 (ja) * | 2004-12-15 | 2008-06-12 | コニカミノルタエムジー株式会社 | カセッテの挿入口構造及び放射線画像読取装置 |
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