JP2004264711A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複雑な装置機構が不要で低コストであり、しかも画像むらの無い良好な画像を得ることができる画像読取装置を提供する。
【解決手段】この画像読取装置は、輝尽性蛍光体シートを保持した板状部材53に対し光源から照射する励起光によって発せられる輝尽発光光を光電変換することで輝尽性蛍光体シートから画像情報を読み取るものであり、板状部材を装置外部から投入する投入口51と、板状部材が副走査方向Sに搬送するように板状部材の移動を案内するガイド部材56,57と、を備え、投入口から投入された板状部材がその投入方向aにガイド部材により案内されて副走査が行われる。
【選択図】 図1
【解決手段】この画像読取装置は、輝尽性蛍光体シートを保持した板状部材53に対し光源から照射する励起光によって発せられる輝尽発光光を光電変換することで輝尽性蛍光体シートから画像情報を読み取るものであり、板状部材を装置外部から投入する投入口51と、板状部材が副走査方向Sに搬送するように板状部材の移動を案内するガイド部材56,57と、を備え、投入口から投入された板状部材がその投入方向aにガイド部材により案内されて副走査が行われる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、輝尽性蛍光プレートの走査搬送性に優れた画像読取装置に関し、特に医療分野や印刷分野で用いて好適な画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
X線画像のような放射線画像は病気診断用などに多く用いられており、従来、このような放射線画像を得るために、被写体を通過したX線を蛍光体層(蛍光スクリーン)に照射し、これにより可視光を生じさせ、この可視光を通常の写真撮影と同じように銀塩フィルムに照射して現像した、いわゆる放射線写真が利用されていた。しかし、近年、銀塩を塗布したフィルムを使用しないで蛍光体層から直接画像を取り出す手法が工夫されるようになった。
【0003】
この手法の一例としては、患者などの被写体を透過した放射線を蛍光体に吸収せしめ、しかる後この蛍光体を例えば光又は熱エネルギーで励起することによりこの蛍光体が上記吸収により蓄積している放射線エネルギーを蛍光として放射せしめ、この蛍光を検出して画像化するものがある。具体的には、例えば下記特許文献1及び特許文献2に、輝尽性蛍光体を用い可視光線又は赤外線を輝尽励起光とした放射線画像変換方法が示されている。この方法は、支持体上に輝尽性蛍光体層を形成した輝尽性蛍光プレートを使用するもので、この輝尽性蛍光プレートの輝尽性蛍光体層に被写体を透過した放射線を当てて被写体各部の放射線透過度に対応する放射線エネルギーを蓄積させて潜像を形成し、しかる後に、この輝尽性蛍光体層を輝尽励起光で走査することによって各部の蓄積された放射線エネルギーを放射させてこれを光に変換し、この光の強弱をフォトマルチプライヤなどの光電変換手段を介して画像信号に変換して、デジタル画像データとして放射線画像を得るものである。
【0004】
かかるデジタル画像データに基づいて、銀塩フィルムに画像形成が行われ、あるいはCRT等に画像が出力されて可視化される。またデジタル画像データは、半導体記憶装置、磁気記憶装置、光ディスク記憶装置等の画像記憶装置に格納され、その後必要に応じてこれら画像記憶装置から取り出されて銀塩フィルム、CRT等を介して可視化されることができる。
【0005】
ところで、輝尽性蛍光プレートを輝尽性励起光で走査する場合、輝尽励起光源に対し輝尽性蛍光プレートを一定の速度で精密に相対移動させる必要があり、そのため、従来技術においては下記特許文献3のようにカセッテ挿入口と副走査手段のカセッテ移動が回転移動を伴って行われるように構成することが提案されている。
【0006】
ところが、かかる従来技術においては、カセッテ挿入口と副走査手段のカセッテ移動が回転移動を伴って行われるように構成されているので、装置機構が複雑になるとともにコストが高くなる問題があった。また、副走査搬送を垂直に行う場合、輝尽性蛍光体シートを支持した板状部材を搬送するための部材が重くなり、高トルクのモータが必要となり、それに伴い、装置が大型化してしまった。また、輝尽性蛍光体シートを支持した板状部材を搬送するための部材の重量が重力方向に働くため、摺動部の固有振動数が低周波数側となり、振動の変位量が大きくなってしまい、その結果、読み込み位置の位置ずれが生じて、画像むらとなり、形成される診断画像に支障を来たす場合があった。
【0007】
【特許文献1】
米国特許第3、859、527号明細書
【0008】
【特許文献2】
特開昭55−12144号公報
【0009】
【特許文献3】
特開2002−156716公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、複雑な装置機構が不要で低コストであり、しかも画像むらの無い良好な画像を得ることができる画像読取装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による画像読取装置は、輝尽性蛍光体シートを保持した板状部材に対し光源から照射する励起光によって発せられる輝尽発光光を光電変換することで前記輝尽性蛍光体シートから画像情報を読み取る画像読取装置において、前記板状部材を装置外部から投入する投入口と、前記板状部材が副走査方向に搬送するように前記板状部材の移動を案内するガイド部材と、を備え、前記投入口から投入された板状部材がその投入方向に前記ガイド部材により案内されて副走査が行われることを特徴とする。
【0012】
この画像読取装置によれば、板状部材が投入口から投入されると、そのまま投入方向にガイド部材により案内されて副走査が行われるので、副走査のために投入方向と異なる副走査方向に板状部材を回動等により移動させる装置機構が不要となる。従って、複雑な装置機構が不要であり低コストを実現でき、しかもリニアモータで駆動しているので、画像むらの無い良好な画像を得ることができる。
【0013】
上記画像読取装置において前記投入された板状部材の投入方向の角度と、前記板状部材の副走査方向の角度とが等しくなるように前記ガイド部材が配置されることが好ましい。これにより、板状部材を投入方向にガイド部材で案内しながら副走査を行う構成を実現できる。なお、投入方向及び副走査方向は、鉛直方向、水平方向、または鉛直方向から傾斜した傾斜方向のいずれであってもかまわないが、投入のし易さを考慮すると、傾斜方向が好ましい。。
【0014】
また、前記板状部材の移動を行うための駆動源としてリニアモータを備えることで、鉛直方向に副走査を行う場合でも、モータの回転をプーリやベルト等で直線搬送に変換する機構が不要なため装置を小型化でき、また移動における振動の発生も抑制できるので画像むらを無くすことができる。
【0015】
また、前記板状部材は、カセッテの一部として前記投入口に投入され、前記読み取りのとき前記輝尽性蛍光体シートを保持したままで前記カセッテから分離するように構成することが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施の形態について図1乃至図5を参照して説明する。
【0017】
図1は本実施の形態による放射線画像読取装置を側面から内部を見て概略的に示す図である。図2は図1の放射線画像読取装置の投入口近傍における副走査搬送部及びカセッテ構造をより詳しく示す要部側面図である。図3は図1の放射線画像読取装置の副走査搬送部の要部斜視図である。図4は図1の放射線画像装置を図の方向IVから見た平面図である。図5は図3の副走査搬送部の側面図である。
【0018】
図1乃至図5に示すように、放射線画像読取装置(以下、単に「画像読取装置」ともいう。)50は、装置外部から図1の破線のようにカセッテ52を斜めに差し込んで装置内部に投入するための投入口51と、投入口51の近傍に配置され投入されたカセッテ52を投入方向aに送る搬送ローラ対51aと、カセッテ52内の輝尽性蛍光プレート11を保持するフロント板53を副走査搬送するための副走査搬送部60と、を備える。なお、装置内部は、外光を遮断する遮光部材(図示省略)で覆われている。
【0019】
副走査搬送部60は、図1乃至図5のように、カセッテ52内の輝尽性蛍光プレート11を保持するフロント板53が投入方向aと同じ方向に搬送されるように鉛直方向から傾斜した傾斜方向Sに設けられたガイド部材56,57と、ガイド部材56,57を支持するように平板状に構成された副走査搬送部基台55と、輝尽性蛍光プレート11に対し輝尽励起光L1を主走査方向(図5の紙面垂直方向)に走査し、発生した輝尽発光光L2を検出するためにガイド部材56,57に対し略平行に配置された光学ユニット10と、を備える。
【0020】
ガイド部材56,57は、投入方向aの角度と同じ角度となるように傾斜方向Sに傾斜して配置されており、フロント板53の移動を案内する。これにより、フロント板53に保持された輝尽性蛍光プレート11が副走査方向である傾斜方向Sにガイドされながら搬送される。ガイド部材56,57を支持する副走査搬送部基台55及び光学ユニット10は装置本体に固定されている。
【0021】
図2のように、カセッテ52は、輝尽性蛍光プレート11(図3〜図5)を保持するフロント板53と、フロント板53に対向し分離及び合体可能に構成されたバック板54と、を備える。カセッテ52は、ロック解除機構(図示省略)によりバック板54とフロント板53とを一体にしているロックが解除されるようになっている。
【0022】
また、カセッテ52は、図2のように、図2の位置で搬送台17に電磁石(図示省略)で固定されるとともに、副走査搬送部基台55に設けられた爪部59により保持された状態でロックが解除されると、バック板54が吸着ゴム57により吸着されて分離され、フロント板53が輝尽性蛍光プレート11を保持したまま搬送台17上に残るようになっている。
【0023】
カセッテ52が搬送ローラ対51aによって装置50内に取り込まれ、副走査搬送部60に渡されると、副走査搬送部60ではカセッテ52を受け取る爪部59が待機しており、カセッテ52を図2の位置で受け取る。爪部59は、副走査搬送の開始前に副走査搬送部基台55内に回動して退避し、バック板54の分離及び合体のときに回動し図2のように突き出てフロント板53を保持するとともに、カセッテ52の排出時に傾斜方向Sと反対方向S’に投入口51に向けカセッテ52を押し出すように構成されている。
【0024】
図2乃至図5のように、副走査搬送部60は、更に、輝尽性蛍光プレート11を保持するフロント板53を取り付けて搬送する搬送台17と、副走査搬送部基台55の内面55aに取り付けられ搬送台17の駆動源であるリニアモータ15と、副走査搬送部基台55の内面55aに取り付けられかつ輝尽性蛍光プレート11の副走査位置及び搬送速度の制御のためにリニアモータ15の位置検出を行うリニアエンコーダ13と、を備える。フロント板53は、外面に鉄箔等の強磁性体箔が貼付されており、搬送台17に電磁石(図示省略)により固定されるようになっている。
【0025】
輝尽性蛍光プレート11は、輝尽性蛍光体シートと、輝尽性蛍光体シートを接着等で支持する金属板や樹脂板などの板状部材とから構成され、フロント板53の内面側に固定されている。別の放射線撮影装置でカセッテ52を用いて被写体に放射線を照射したとき、その被写体を透過した放射線がフロント板53側から入射して輝尽性蛍光プレート11に吸収され、そのエネルギーの一部が表面の輝尽性蛍光体層中に放射線画像の情報として蓄積されるようになっている。
【0026】
光学ユニット10は、図5のように、レーザ光を整形光学系で整形し、ポリゴンミラー等の偏向ミラーで偏向し結像レンズで結像して輝尽励起光L1として輝尽性蛍光プレート11に照射し主走査を行う輝尽励起光源及び光学系を内部に搭載し、更に、輝尽励起光L1により輝尽性蛍光プレート11から発生した輝尽発光光L2を集光し導光する導光部材23と、導光部材23から導かれた輝尽発光光を集光する輝尽発光集光管21と、輝尽発光集光管21からの光を電気信号に変換するフォトマルチプライヤ等の光電変換器22と、を備える。
【0027】
光電変換器22からの電気信号はアナログ/デジタル変換回路(図示省略)を通り可視画像化され表示装置に表示されたり、また銀塩フィルム(図示省略)に露光されて可視画像化される。
【0028】
リニアモータ15は、図3乃至図5のように、平板状の副走査搬送部基台55の略中央に長手方向に延びるように副走査搬送部基台55の内面55aで支持されたマグネット部15aと、搬送台17に取り付けられた可動コイル部15bと、を備え、リニアモータコントローラ(図示省略)によりリニアエンコーダ13の位置検出に基づいて可動コイル部15bへの通電制御が行われる。
【0029】
リニアモータ15が搬送台17を搬送するとき、ガイド部材56,57の直動ガイド可動部56a,57aが搬送台17に取り付けられており、ガイド部材56,57は、直動ガイド可動部56a,57aが搬送台17をガイドしながら移動するように構成されている。
【0030】
次に、図1乃至図5の画像読取装置50の動作について説明する。放射線撮影を行ったカセッテ52を投入口51から図1の破線のように斜めに差し込むと、搬送ローラ対51aが投入方向aに送り、図2のようにカセッテ52を爪部59で受け、フロント板53を搬送台17に電磁石で固定しバック板54のロックを解除してから、バック板54を吸着ゴム57でカセッテ52から分離する。
【0031】
次に、光学ユニット10からの輝尽励起光L1をフロント板53に保持された輝尽性蛍光プレート11に照射する。このとき、輝尽性蛍光プレート11の表面の輝尽性蛍光層から潜像に応じて発光現象が生じ、この輝尽発光光L2を導光部材23によって輝尽発光集光管21まで導き集光し、光電変換器22で電気信号に変換することにより輝尽性蛍光プレート11に蓄積された放射線画像の情報を読み取る。
【0032】
上述の輝尽励起光L1の照射及び輝尽発光光L2の読み取りに所定のタイミングで同期して搬送台17がリニアモータ15によりガイド部材56,57でガイドされながら副走査方向Sに搬送されて副走査が行われることで、画像情報の読み取りが続けられる。
【0033】
次に、輝尽性蛍光プレート11から画像情報の読み取りが終了すると、搬送台17が図2の位置までスイッチバックして停止し、吸着ゴム57によりバック板54がフロント板53に戻されると同時にロックされて合体するとともに、爪部59が回動しカセッテ52を受け止め元の状態に戻る。フロント板53と搬送台17を固定していた電磁石を開放してから、爪部59がカセッテ52を方向S’に押し出し、カセッテ52が投入時と逆に搬送ローラ対51aにより投入口51から排出される。
【0034】
上述のように、図1の画像読取装置50の副走査搬送部60においてガイド部材56,57が傾斜方向Sに傾斜し、輝尽性蛍光プレート11を保持するフロント板53がリニアモータ15によりガイド部材56,57に沿ってガイドされながら搬送されるので、輝尽性蛍光プレート11は傾斜方向Sに副走査搬送される。この傾斜方向Sの副走査方向は、カセッテ52が投入口51から投入されるときの投入方向aと同じ方向であるので、カセッテ52が投入されると、バック板54の分離後、そのままフロント板53が投入方向aに移動し、ガイド部材56,57により案内されながら傾斜方向Sに副走査が行われる。
【0035】
以上のように、副走査のために投入方向aと異なる副走査方向にカセッテ52またはフロント板53を回動等により移動させる装置機構が不要となるので、複雑な装置機構が不要であり低コストを実現でき、しかもリニアモータで駆動しているので、画像むらの無い良好な診断画像を得ることができる。
【0036】
また、従来技術のように輝尽性蛍光体シートを支持したフロント部材等を搬送するための搬送台を鉛直方向に搬送する場合、高トルクのモータが必要となるに伴い装置が大型化したり、搬送台の重量が重力方向に働くため摺動部の固有振動数が低周波数側となり振動の変位量が大きくなってしまい、その結果読み込み位置の位置ずれが生じて画像むらとなったのに対し、本実施の形態の画像読取装置によれば、搬送台17の移動を行うための駆動源としてリニアモータ15を備えることで、鉛直方向に副走査を行う場合でもモータの回転をプーリやベルト等で直線搬送に変換する機構が不要なため装置を小型化でき、また移動における振動の発生も抑制できるので画像むらを無くすことができ、良好な診断画像を得ることができる。
【0037】
以上のように本発明を実施の形態により説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。例えば、図1乃至図5では、被搬送物である搬送台を傾斜方向Sに副走査搬送するようにしたが、その反対方向S’に副走査搬送するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、複雑な装置機構が不要で低コストであり、しかも画像むらの無い良好な画像を得ることができる画像読取装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による放射線画像読取装置を側面から内部を見て概略的に示す図である。
【図2】図1の放射線画像読取装置の投入口近傍における副走査搬送部及びカセッテ構造をより詳しく示す要部側面図である。
【図3】図1の放射線画像読取装置の副走査搬送部の要部斜視図である。
【図4】図1の放射線画像装置を図の方向IVから見た平面図である。
【図5】図3の傾斜した副走査搬送部を縦方向に図示した側面図である。
【符号の説明】
50・・・放射線画像読取装置
60・・・副走査搬送部
10・・・光学ユニット
11・・・輝尽性蛍光プレート
13・・・リニアエンコーダ
15・・・リニアモータ
17・・・搬送台
51・・・投入口
52・・・カセッテ
53・・・フロント板(板状部材)
56,57・・・ガイド部材
L1・・・輝尽励起光
L2・・・輝尽発光光
S・・・傾斜方向、副走査方向
a・・・カセッテの投入方向
【発明の属する技術分野】
本発明は、輝尽性蛍光プレートの走査搬送性に優れた画像読取装置に関し、特に医療分野や印刷分野で用いて好適な画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
X線画像のような放射線画像は病気診断用などに多く用いられており、従来、このような放射線画像を得るために、被写体を通過したX線を蛍光体層(蛍光スクリーン)に照射し、これにより可視光を生じさせ、この可視光を通常の写真撮影と同じように銀塩フィルムに照射して現像した、いわゆる放射線写真が利用されていた。しかし、近年、銀塩を塗布したフィルムを使用しないで蛍光体層から直接画像を取り出す手法が工夫されるようになった。
【0003】
この手法の一例としては、患者などの被写体を透過した放射線を蛍光体に吸収せしめ、しかる後この蛍光体を例えば光又は熱エネルギーで励起することによりこの蛍光体が上記吸収により蓄積している放射線エネルギーを蛍光として放射せしめ、この蛍光を検出して画像化するものがある。具体的には、例えば下記特許文献1及び特許文献2に、輝尽性蛍光体を用い可視光線又は赤外線を輝尽励起光とした放射線画像変換方法が示されている。この方法は、支持体上に輝尽性蛍光体層を形成した輝尽性蛍光プレートを使用するもので、この輝尽性蛍光プレートの輝尽性蛍光体層に被写体を透過した放射線を当てて被写体各部の放射線透過度に対応する放射線エネルギーを蓄積させて潜像を形成し、しかる後に、この輝尽性蛍光体層を輝尽励起光で走査することによって各部の蓄積された放射線エネルギーを放射させてこれを光に変換し、この光の強弱をフォトマルチプライヤなどの光電変換手段を介して画像信号に変換して、デジタル画像データとして放射線画像を得るものである。
【0004】
かかるデジタル画像データに基づいて、銀塩フィルムに画像形成が行われ、あるいはCRT等に画像が出力されて可視化される。またデジタル画像データは、半導体記憶装置、磁気記憶装置、光ディスク記憶装置等の画像記憶装置に格納され、その後必要に応じてこれら画像記憶装置から取り出されて銀塩フィルム、CRT等を介して可視化されることができる。
【0005】
ところで、輝尽性蛍光プレートを輝尽性励起光で走査する場合、輝尽励起光源に対し輝尽性蛍光プレートを一定の速度で精密に相対移動させる必要があり、そのため、従来技術においては下記特許文献3のようにカセッテ挿入口と副走査手段のカセッテ移動が回転移動を伴って行われるように構成することが提案されている。
【0006】
ところが、かかる従来技術においては、カセッテ挿入口と副走査手段のカセッテ移動が回転移動を伴って行われるように構成されているので、装置機構が複雑になるとともにコストが高くなる問題があった。また、副走査搬送を垂直に行う場合、輝尽性蛍光体シートを支持した板状部材を搬送するための部材が重くなり、高トルクのモータが必要となり、それに伴い、装置が大型化してしまった。また、輝尽性蛍光体シートを支持した板状部材を搬送するための部材の重量が重力方向に働くため、摺動部の固有振動数が低周波数側となり、振動の変位量が大きくなってしまい、その結果、読み込み位置の位置ずれが生じて、画像むらとなり、形成される診断画像に支障を来たす場合があった。
【0007】
【特許文献1】
米国特許第3、859、527号明細書
【0008】
【特許文献2】
特開昭55−12144号公報
【0009】
【特許文献3】
特開2002−156716公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、複雑な装置機構が不要で低コストであり、しかも画像むらの無い良好な画像を得ることができる画像読取装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による画像読取装置は、輝尽性蛍光体シートを保持した板状部材に対し光源から照射する励起光によって発せられる輝尽発光光を光電変換することで前記輝尽性蛍光体シートから画像情報を読み取る画像読取装置において、前記板状部材を装置外部から投入する投入口と、前記板状部材が副走査方向に搬送するように前記板状部材の移動を案内するガイド部材と、を備え、前記投入口から投入された板状部材がその投入方向に前記ガイド部材により案内されて副走査が行われることを特徴とする。
【0012】
この画像読取装置によれば、板状部材が投入口から投入されると、そのまま投入方向にガイド部材により案内されて副走査が行われるので、副走査のために投入方向と異なる副走査方向に板状部材を回動等により移動させる装置機構が不要となる。従って、複雑な装置機構が不要であり低コストを実現でき、しかもリニアモータで駆動しているので、画像むらの無い良好な画像を得ることができる。
【0013】
上記画像読取装置において前記投入された板状部材の投入方向の角度と、前記板状部材の副走査方向の角度とが等しくなるように前記ガイド部材が配置されることが好ましい。これにより、板状部材を投入方向にガイド部材で案内しながら副走査を行う構成を実現できる。なお、投入方向及び副走査方向は、鉛直方向、水平方向、または鉛直方向から傾斜した傾斜方向のいずれであってもかまわないが、投入のし易さを考慮すると、傾斜方向が好ましい。。
【0014】
また、前記板状部材の移動を行うための駆動源としてリニアモータを備えることで、鉛直方向に副走査を行う場合でも、モータの回転をプーリやベルト等で直線搬送に変換する機構が不要なため装置を小型化でき、また移動における振動の発生も抑制できるので画像むらを無くすことができる。
【0015】
また、前記板状部材は、カセッテの一部として前記投入口に投入され、前記読み取りのとき前記輝尽性蛍光体シートを保持したままで前記カセッテから分離するように構成することが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施の形態について図1乃至図5を参照して説明する。
【0017】
図1は本実施の形態による放射線画像読取装置を側面から内部を見て概略的に示す図である。図2は図1の放射線画像読取装置の投入口近傍における副走査搬送部及びカセッテ構造をより詳しく示す要部側面図である。図3は図1の放射線画像読取装置の副走査搬送部の要部斜視図である。図4は図1の放射線画像装置を図の方向IVから見た平面図である。図5は図3の副走査搬送部の側面図である。
【0018】
図1乃至図5に示すように、放射線画像読取装置(以下、単に「画像読取装置」ともいう。)50は、装置外部から図1の破線のようにカセッテ52を斜めに差し込んで装置内部に投入するための投入口51と、投入口51の近傍に配置され投入されたカセッテ52を投入方向aに送る搬送ローラ対51aと、カセッテ52内の輝尽性蛍光プレート11を保持するフロント板53を副走査搬送するための副走査搬送部60と、を備える。なお、装置内部は、外光を遮断する遮光部材(図示省略)で覆われている。
【0019】
副走査搬送部60は、図1乃至図5のように、カセッテ52内の輝尽性蛍光プレート11を保持するフロント板53が投入方向aと同じ方向に搬送されるように鉛直方向から傾斜した傾斜方向Sに設けられたガイド部材56,57と、ガイド部材56,57を支持するように平板状に構成された副走査搬送部基台55と、輝尽性蛍光プレート11に対し輝尽励起光L1を主走査方向(図5の紙面垂直方向)に走査し、発生した輝尽発光光L2を検出するためにガイド部材56,57に対し略平行に配置された光学ユニット10と、を備える。
【0020】
ガイド部材56,57は、投入方向aの角度と同じ角度となるように傾斜方向Sに傾斜して配置されており、フロント板53の移動を案内する。これにより、フロント板53に保持された輝尽性蛍光プレート11が副走査方向である傾斜方向Sにガイドされながら搬送される。ガイド部材56,57を支持する副走査搬送部基台55及び光学ユニット10は装置本体に固定されている。
【0021】
図2のように、カセッテ52は、輝尽性蛍光プレート11(図3〜図5)を保持するフロント板53と、フロント板53に対向し分離及び合体可能に構成されたバック板54と、を備える。カセッテ52は、ロック解除機構(図示省略)によりバック板54とフロント板53とを一体にしているロックが解除されるようになっている。
【0022】
また、カセッテ52は、図2のように、図2の位置で搬送台17に電磁石(図示省略)で固定されるとともに、副走査搬送部基台55に設けられた爪部59により保持された状態でロックが解除されると、バック板54が吸着ゴム57により吸着されて分離され、フロント板53が輝尽性蛍光プレート11を保持したまま搬送台17上に残るようになっている。
【0023】
カセッテ52が搬送ローラ対51aによって装置50内に取り込まれ、副走査搬送部60に渡されると、副走査搬送部60ではカセッテ52を受け取る爪部59が待機しており、カセッテ52を図2の位置で受け取る。爪部59は、副走査搬送の開始前に副走査搬送部基台55内に回動して退避し、バック板54の分離及び合体のときに回動し図2のように突き出てフロント板53を保持するとともに、カセッテ52の排出時に傾斜方向Sと反対方向S’に投入口51に向けカセッテ52を押し出すように構成されている。
【0024】
図2乃至図5のように、副走査搬送部60は、更に、輝尽性蛍光プレート11を保持するフロント板53を取り付けて搬送する搬送台17と、副走査搬送部基台55の内面55aに取り付けられ搬送台17の駆動源であるリニアモータ15と、副走査搬送部基台55の内面55aに取り付けられかつ輝尽性蛍光プレート11の副走査位置及び搬送速度の制御のためにリニアモータ15の位置検出を行うリニアエンコーダ13と、を備える。フロント板53は、外面に鉄箔等の強磁性体箔が貼付されており、搬送台17に電磁石(図示省略)により固定されるようになっている。
【0025】
輝尽性蛍光プレート11は、輝尽性蛍光体シートと、輝尽性蛍光体シートを接着等で支持する金属板や樹脂板などの板状部材とから構成され、フロント板53の内面側に固定されている。別の放射線撮影装置でカセッテ52を用いて被写体に放射線を照射したとき、その被写体を透過した放射線がフロント板53側から入射して輝尽性蛍光プレート11に吸収され、そのエネルギーの一部が表面の輝尽性蛍光体層中に放射線画像の情報として蓄積されるようになっている。
【0026】
光学ユニット10は、図5のように、レーザ光を整形光学系で整形し、ポリゴンミラー等の偏向ミラーで偏向し結像レンズで結像して輝尽励起光L1として輝尽性蛍光プレート11に照射し主走査を行う輝尽励起光源及び光学系を内部に搭載し、更に、輝尽励起光L1により輝尽性蛍光プレート11から発生した輝尽発光光L2を集光し導光する導光部材23と、導光部材23から導かれた輝尽発光光を集光する輝尽発光集光管21と、輝尽発光集光管21からの光を電気信号に変換するフォトマルチプライヤ等の光電変換器22と、を備える。
【0027】
光電変換器22からの電気信号はアナログ/デジタル変換回路(図示省略)を通り可視画像化され表示装置に表示されたり、また銀塩フィルム(図示省略)に露光されて可視画像化される。
【0028】
リニアモータ15は、図3乃至図5のように、平板状の副走査搬送部基台55の略中央に長手方向に延びるように副走査搬送部基台55の内面55aで支持されたマグネット部15aと、搬送台17に取り付けられた可動コイル部15bと、を備え、リニアモータコントローラ(図示省略)によりリニアエンコーダ13の位置検出に基づいて可動コイル部15bへの通電制御が行われる。
【0029】
リニアモータ15が搬送台17を搬送するとき、ガイド部材56,57の直動ガイド可動部56a,57aが搬送台17に取り付けられており、ガイド部材56,57は、直動ガイド可動部56a,57aが搬送台17をガイドしながら移動するように構成されている。
【0030】
次に、図1乃至図5の画像読取装置50の動作について説明する。放射線撮影を行ったカセッテ52を投入口51から図1の破線のように斜めに差し込むと、搬送ローラ対51aが投入方向aに送り、図2のようにカセッテ52を爪部59で受け、フロント板53を搬送台17に電磁石で固定しバック板54のロックを解除してから、バック板54を吸着ゴム57でカセッテ52から分離する。
【0031】
次に、光学ユニット10からの輝尽励起光L1をフロント板53に保持された輝尽性蛍光プレート11に照射する。このとき、輝尽性蛍光プレート11の表面の輝尽性蛍光層から潜像に応じて発光現象が生じ、この輝尽発光光L2を導光部材23によって輝尽発光集光管21まで導き集光し、光電変換器22で電気信号に変換することにより輝尽性蛍光プレート11に蓄積された放射線画像の情報を読み取る。
【0032】
上述の輝尽励起光L1の照射及び輝尽発光光L2の読み取りに所定のタイミングで同期して搬送台17がリニアモータ15によりガイド部材56,57でガイドされながら副走査方向Sに搬送されて副走査が行われることで、画像情報の読み取りが続けられる。
【0033】
次に、輝尽性蛍光プレート11から画像情報の読み取りが終了すると、搬送台17が図2の位置までスイッチバックして停止し、吸着ゴム57によりバック板54がフロント板53に戻されると同時にロックされて合体するとともに、爪部59が回動しカセッテ52を受け止め元の状態に戻る。フロント板53と搬送台17を固定していた電磁石を開放してから、爪部59がカセッテ52を方向S’に押し出し、カセッテ52が投入時と逆に搬送ローラ対51aにより投入口51から排出される。
【0034】
上述のように、図1の画像読取装置50の副走査搬送部60においてガイド部材56,57が傾斜方向Sに傾斜し、輝尽性蛍光プレート11を保持するフロント板53がリニアモータ15によりガイド部材56,57に沿ってガイドされながら搬送されるので、輝尽性蛍光プレート11は傾斜方向Sに副走査搬送される。この傾斜方向Sの副走査方向は、カセッテ52が投入口51から投入されるときの投入方向aと同じ方向であるので、カセッテ52が投入されると、バック板54の分離後、そのままフロント板53が投入方向aに移動し、ガイド部材56,57により案内されながら傾斜方向Sに副走査が行われる。
【0035】
以上のように、副走査のために投入方向aと異なる副走査方向にカセッテ52またはフロント板53を回動等により移動させる装置機構が不要となるので、複雑な装置機構が不要であり低コストを実現でき、しかもリニアモータで駆動しているので、画像むらの無い良好な診断画像を得ることができる。
【0036】
また、従来技術のように輝尽性蛍光体シートを支持したフロント部材等を搬送するための搬送台を鉛直方向に搬送する場合、高トルクのモータが必要となるに伴い装置が大型化したり、搬送台の重量が重力方向に働くため摺動部の固有振動数が低周波数側となり振動の変位量が大きくなってしまい、その結果読み込み位置の位置ずれが生じて画像むらとなったのに対し、本実施の形態の画像読取装置によれば、搬送台17の移動を行うための駆動源としてリニアモータ15を備えることで、鉛直方向に副走査を行う場合でもモータの回転をプーリやベルト等で直線搬送に変換する機構が不要なため装置を小型化でき、また移動における振動の発生も抑制できるので画像むらを無くすことができ、良好な診断画像を得ることができる。
【0037】
以上のように本発明を実施の形態により説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。例えば、図1乃至図5では、被搬送物である搬送台を傾斜方向Sに副走査搬送するようにしたが、その反対方向S’に副走査搬送するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、複雑な装置機構が不要で低コストであり、しかも画像むらの無い良好な画像を得ることができる画像読取装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による放射線画像読取装置を側面から内部を見て概略的に示す図である。
【図2】図1の放射線画像読取装置の投入口近傍における副走査搬送部及びカセッテ構造をより詳しく示す要部側面図である。
【図3】図1の放射線画像読取装置の副走査搬送部の要部斜視図である。
【図4】図1の放射線画像装置を図の方向IVから見た平面図である。
【図5】図3の傾斜した副走査搬送部を縦方向に図示した側面図である。
【符号の説明】
50・・・放射線画像読取装置
60・・・副走査搬送部
10・・・光学ユニット
11・・・輝尽性蛍光プレート
13・・・リニアエンコーダ
15・・・リニアモータ
17・・・搬送台
51・・・投入口
52・・・カセッテ
53・・・フロント板(板状部材)
56,57・・・ガイド部材
L1・・・輝尽励起光
L2・・・輝尽発光光
S・・・傾斜方向、副走査方向
a・・・カセッテの投入方向
Claims (4)
- 輝尽性蛍光体シートを保持した板状部材に対し光源から照射する励起光によって発せられる輝尽発光光を光電変換することで前記輝尽性蛍光体シートから画像情報を読み取る画像読取装置において、
前記板状部材を装置外部から投入する投入口と、
前記板状部材が副走査方向に搬送するように前記板状部材の移動を案内するガイド部材と、を備え、
前記投入口から投入された板状部材がその投入方向に前記ガイド部材により案内されて副走査が行われることを特徴とする画像読取装置。 - 前記投入された板状部材の投入方向の角度と、前記板状部材の副走査方向の角度とが等しくなるように前記ガイド部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記板状部材の移動を行うための駆動源としてリニアモータを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
- 前記板状部材は、カセッテの一部として前記投入口に投入され、前記読み取りのとき前記輝尽性蛍光体シートを保持したままで前記カセッテから分離することを特徴とする請求項1,2または3に記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003056560A JP2004264711A (ja) | 2003-03-04 | 2003-03-04 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004264711A true JP2004264711A (ja) | 2004-09-24 |
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JP2009012886A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Ricoh Co Ltd | シート積載装置及び自動原稿搬送装置 |
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2003
- 2003-03-04 JP JP2003056560A patent/JP2004264711A/ja active Pending
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