JP2003248276A - レーザ光走査装置及び画像読取装置 - Google Patents

レーザ光走査装置及び画像読取装置

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JP2003248276A
JP2003248276A JP2002047845A JP2002047845A JP2003248276A JP 2003248276 A JP2003248276 A JP 2003248276A JP 2002047845 A JP2002047845 A JP 2002047845A JP 2002047845 A JP2002047845 A JP 2002047845A JP 2003248276 A JP2003248276 A JP 2003248276A
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Masahiro Umemura
昌弘 梅村
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被走査体をレーザ光で走査する際に送りむら
を抑制して被走査体を副走査方向に精度よく移動できる
レーザ光走査装置、及び輝尽性蛍光体シートを送りむら
を抑制し副走査方向に精度よく移動させ画像情報を安定
かつ確実に読み取り、画像むらの無い良好な画像を得る
ことのできる画像読取装置を提供する。 【解決手段】 このレーザ光走査装置は、被走査体20
をレーザ光で主走査する主走査方向と直交する方向に副
走査するときに被走査体を鉛直方向に移動させるリニア
モータ453を備える。リニアモータにより被走査体を
精度よく副走査できる。また、被走査体20に連結され
た釣り合い重り460により、電源オフ時に被走査体2
0が重力方向に移動しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光により走
査を行うレーザ光走査装置及びこのレーザ光走査装置を
備え蓄積性蛍光体シートに蓄積された画像情報を読み取
る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線画像のような放射線画像は、病気診
断用などに多く用いられているが、従来、このような放
射線画像を得るために、被写体を通過したX線を蛍光体
層(蛍光スクリーン)に照射し、これにより可視光を生
じさせてこの可視光を通常の写真をとるときと同じよう
に銀塩を使用したフィルムに照射して現像した、いわゆ
る放射線写真が利用されていた。しかし、近年、銀塩を
塗布したフィルムを使用しないで蛍光体層から直接画像
を取り出す方法が開発されている。この方法の一例とし
ては、患者などの被写体を透過した放射線を蛍光体に吸
収せしめ、しかる後、この蛍光体を例えば光又は熱エネ
ルギーで励起することにより、この蛍光体が上記吸収に
より蓄積している放射線エネルギーを蛍光として放射せ
しめ、この蛍光を検出して画像化するものがある。
【0003】具体的には、例えば米国特許第3,85
9,527号及び特開昭55−12144号に、輝尽性
蛍光体を用い可視光線又は赤外線を輝尽励起光とした放
射線画像変換方法が示されている。この方法は、支持体
上に輝尽性蛍光体層を形成した輝尽性蛍光体シートを使
用し、輝尽性蛍光体シートの輝尽性蛍光体層に被写体を
透過した放射線を当てて被写体各部の放射線透過度に対
応する放射線エネルギーを蓄積させて潜像を形成し、し
かる後にこの輝尽性蛍光体層を輝尽励起光で走査するこ
とによって各部の蓄積された放射線エネルギーを放射さ
せて光に変換し、この光の強弱をフォトマルチプライヤ
などの光電変換手段を介して画像信号に変換して、デジ
タル画像データとして放射線画像を得るものである。
【0004】かかるデジタル画像データに基づいて、銀
塩フィルムに画像形成が行われ、あるいはCRT等に画
像が出力されて可視化される。また、デジタル画像デー
タは、半導体記憶装置、磁気記憶装置、光ディスク記憶
装置等の画像記憶装置に格納され、その後、必要に応じ
てこれら画像記憶装置から取り出されて銀塩フィルム、
CRT、LCD等を介して可視化することができる。上
述のように、輝尽性蛍光体シートを輝尽性励起光で走査
する場合、直動ガイドによって輝尽性蛍光体シートを案
内しつつ、ボールねじを用いて輝尽性蛍光体シートを一
方向に駆動することで副走査していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
技術では、動作中に直動ガイドやボールねじに振動が発
生すると、その振動が副走査方向の送りむらとなって現
れてしまい、輝尽性蛍光体プレートなどの蓄積性蛍光体
をレーザ光等の励起光で走査する場合、画像むらとな
り、医療診断画像に支障を来たす場合があった。このよ
うに、輝尽性蛍光体シートを輝尽性励起光で走査する場
合、輝尽性蛍光体シートと輝尽励起光源とを一定の速度
で精密に相対移動させなくてはならないのであるが、従
来の構成では、精密な相対移動に一定の限界があった。
【0006】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑
み、被走査体をレーザ光で走査する際に送りむらを抑制
して被走査体を副走査方向に精度よく移動できるレーザ
光走査装置、及び輝尽性蛍光体シートを送りむらを抑制
し副走査方向に精度よく移動させ画像情報を安定かつ確
実に読み取り、画像むらの無い良好な画像を得ることの
できる画像読取装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるレーザ光走査装置は、被走査体をレー
ザ光で主走査する主走査方向と直交する方向に副走査す
るときに前記被走査体を鉛直方向に移動させるリニアモ
ータを備えることを特徴とする。
【0008】このレーザ光走査装置によれば、リニアモ
ータにより被走査体を高精度に移動できるから、副走査
方向に送りむらを抑制でき、被走査体を精度よく鉛直方
向に副走査できる。これにより、被走査体をレーザ光で
安定かつ確実に走査することができる。
【0009】この場合、前記保持手段が前記リニアモー
タの可動部側に連結するとともに前記保持手段の鉛直方
向の位置を検出する位置検出手段の移動部に連結するよ
うに構成できる。
【0010】また、前記被走査体を着脱可能に保持する
かまたは前記被走査体を取り付けた取付部材を着脱可能
に保持する保持手段を備えることが好ましい。この場
合、前記保持手段とほぼ等しい質量の釣り合い重りと、
前記釣り合い重りが前記副走査方向と反対方向に移動す
るように前記保持手段と連結する連結手段と、を備える
ことが好ましい。これにより、副走査方向が鉛直方向で
あっても被走査体を保持した保持手段が安定して移動で
きる。また、装置電源のオフ時等でリニアモータが作動
しないときに保持手段が重力で下方に移動してしまう
が、かかる保持手段の移動を釣り合い重りにより防止す
ることができる。
【0011】また、前記保持手段が前記被走査体または
前記取付部材を着脱するときに、前記釣り合い重りが前
記保持手段と釣り合うように補助釣り合い重りを着脱可
能に設けることが好ましい。これにより、保持手段に被
走査体または取付部材が付けられたときまたは外された
ときに、これに応じて補助釣り合い重りが着脱されるの
で、釣り合い重りと保持手段とが釣り合う。このため、
保持手段に被走査体または取付部材を着脱しても釣り合
いを保つことができる。
【0012】また、前記保持手段と前記連結手段を介し
て連結される前記釣り合い重りとの間に振動減衰手段を
設けることで、副走査による移動中に振動が発生しても
減衰させることができるので、被走査体を副走査方向に
送りむらを抑制して移動させることができる。
【0013】また、前記連結手段は、ヤング率が14N
/mm以上の材料から構成されることが好ましく、ま
た、金属ベルトであることが好ましい。
【0014】また、前記被走査体が画像情報の蓄積され
た被読取体であり、前記被読取体に蓄積された画像情報
を読み取るために前記レーザ光で前記被読取体を走査す
るように構成できるので、このレーザ光走査装置を画像
読取装置に適用可能となる。
【0015】また、前記被走査体が画像情報を記録する
ための記録媒体であり、前記記録媒体への記録のために
前記レーザ光で前記記録媒体を走査するように構成でき
るので、このレーザ光走査装置を画像形成装置や画像記
録装置に適用可能となる。
【0016】また、本発明による画像読取装置は、蓄積
性蛍光体シートを保持するかまたは前記蓄積性蛍光体シ
ートを取り付けた取付部材を保持する保持手段と、前記
保持手段を鉛直方向に移動させる駆動手段と、前記保持
手段の移動方向と直交する方向にレーザ光で主走査する
走査手段と、前記レーザ光の走査により前記蓄積性蛍光
体シートから発生した光に基づいて前記蓄積性蛍光体シ
ートに蓄積された画像情報を読み取る読取手段と、を備
える画像読取装置において、前記駆動手段がリニアモー
タを備え、前記保持手段とほぼ等しい質量の釣り合い重
りが前記保持手段に連結手段で連結されており、前記リ
ニアモータで前記保持手段を前記釣り合い重りの移動方
向と反対方向に移動させて副走査を行うことを特徴とす
る。
【0017】この画像読取装置によれば、リニアモータ
により蓄積性蛍光体シートを高精度に移動できるから、
副走査方向に送りむらを抑制でき、蓄積性蛍光体シート
を精度よく副走査できる。これにより、蓄積性蛍光体シ
ートをレーザ光で安定かつ確実に走査でき、画像情報を
安定かつ確実に読み取り、画像むらの無い良好な画像を
得ることができる。また、蓄積性蛍光体シートを保持し
た保持手段が安定して移動でき、また、装置電源のオフ
時等でリニアモータが作動しないときに保持手段が重力
で下方に移動することを、保持手段に連結した釣り合い
重りにより防止することができる。
【0018】また、前記保持手段が前記リニアモータの
可動部側に連結するとともに前記保持手段の鉛直方向の
位置を検出する位置検出手段の移動部に連結するように
構成できる。
【0019】また、前記保持手段が前記蓄積性蛍光体シ
ートまたは前記取付部材を着脱可能に保持するときに前
記釣り合い重りが前記保持手段と釣り合うように補助釣
り合い重りを着脱可能に設けることが好ましい。保持手
段に蓄積性蛍光体シートまたは取付部材が付けられたと
きまたは外されたときに、これに応じて補助釣り合い重
りが着脱されるので、釣り合い重りと保持手段とが釣り
合う。このため、保持手段に蓄積性蛍光体シートまたは
取付部材を着脱しても釣り合いを保つことができる。
【0020】また、前記保持手段と前記連結手段を介し
て連結される前記釣り合い重りとの間に振動減衰手段を
設けことで、副走査による移動中に振動が発生しても減
衰させることができるので、蓄積性蛍光体シートを副走
査方向に送りむらを抑制して移動させることができる。
【0021】また、前記連結手段は、ヤング率が14N
/mm以上の材料から構成されることが好ましく、ま
た、金属ベルトであることが好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本実施の形態による放射線
画像読取装置の側面図、図2は図1の放射線画像読取装
置の要部斜視図、図3は図1の放射線画像読取装置の部
分側面図、図4は図2の放射線画像読取装置のリニアモ
ータを示す要部平面図、図5は図1の放射線画像読取装
置の振動減衰機構を示す側面図、及び図6は図2のリニ
アモータの制御系を示すブロック図である。
【0023】図1の放射線画像読取装置は、フロント板
10とバック板20(図3)とから構成されるカセッテ
1を搬送し、バック板20(図3)に固定された蓄積性
蛍光体シート(以下、「輝尽性蛍光体シート」ともい
う。)28(図3)から放射線画像情報を読み取るもの
である。カセッテ1のバック板20(図3)は、その取
り付け両側の一部分に鉄などで構成された強磁性体部を
有する。なお、図1では、カセッテ1は半切サイズのカ
セッテを想定しているが、これに限定されるものではな
い。
【0024】図1に示すように、放射線画像読取装置
は、放射線画像撮影が行われたカセッテ1を矢印A1の
方向に挿入口3へ挿入する。このとき、カセッテ1のフ
ロント板10側が斜め下側を向くように挿入するが、フ
ロント板10側に蓄積性蛍光体シートが向いている。カ
セッテ1が挿入口3に挿入されると、カセッテ検出セン
サ(図示省略)によってカセッテ1の存在が認識され、
挿入口3に配置されている幅寄せ手段47によって、カ
セッテが挿入口3のセンターへ幅寄せされる。
【0025】次に、挿入ローラ42を動作させてカセッ
テ1を点線aに沿って矢印A2の方向に搬送し装置本体
2の中へ取り込む。カセッテ1を搬送する搬送機構40
は、挿入ローラ42の動作時には点線aの位置に待機し
ており、挿入口3から挿入ローラ42によって搬入され
るカセッテ1を受け取る。搬送機構40に沿って動作す
る昇降台402上のカセッテグリップ402a(図3)
がカセッテ1の下端をキャッチすると、昇降台402は
搬送機構40に沿って矢印A2の方向へカセッテ1を搬
送し、カセッテ受け取り位置で停止するように制御され
る。
【0026】次に、カセッテ1のロックが解除され、ロ
ックOFF状態に移行すると、搬送機構40が矢印A3
の方向へ回転移動して待避位置(例えば点線bの位置)
で停止する。この操作により、バック板20とフロント
板10を完全に分離する。このとき、図3のように、搬
送機構40が待避位置で停止する。フロント板10をバ
ック板20から十分な角度で待避させることで、バック
板20が副走査動作したときに、バック板20とフロン
ト板10が干渉することを防止できる。
【0027】図1〜図3のように、副走査部50は、フ
レーム(図示省略)に固定され鉛直方向に延びた直線状
の副走査レール51と、副走査レール51に可動部52
a、52bにより鉛直方向に移動可能に支持される副走
査移動板53と、副走査移動板53に設けられバック板
20を吸着し固定するラバーマグネット54と、を備
え、副走査移動板53がリニアモータ453(図2)に
より鉛直方向に移動するようになっている。
【0028】バック板20は、フロント板10から完全
に分離されると、バック板20の強磁性体部がラバーマ
グネット54に吸着されるため、副走査部50側に移行
してから、副走査部50により矢印A4の方向(上方
向)ヘ副走査レール51に沿って副走査方向Hに搬送さ
れる。かかる副走査が行われながら、輝尽性蛍光体シー
ト28が読取部60のレーザ走査ユニット61から射出
されるレーザ光Bによって副走査方向Hと垂直な方向
(図1の紙面垂直方向)に主走査されるように構成され
ている。
【0029】図1のように、読取部60は、レーザ走査
ユニット61に加えて、レーザ光の照射により輝尽性蛍
光体シート28から発生した輝尽光を光ガイド62を介
して集光する光電変換素子等で構成される集光管63を
備える。
【0030】輝尽性蛍光体シート28にレーザ光が作用
すると、輝尽性蛍光体シート28に蓄積された放射線エ
ネルギーに比例した輝尽光(画像情報)が放出され、こ
の輝尽光が光ガイド62を通って集光管63に集められ
る。集光管63の端面に設けられたフォトマルチプラー
ヤー等の光電変換素子により、集光された輝尽光を電気
信号に変換する。電気信号に変換された輝尽光は、画像
データとして所定の信号処理を施された後に、装置本体
2から通信ケーブルを介して、操作端末や画像記憶装
置、画像表示装置、ドライイメージャなどの画像出力装
置(何れも図示省略)へ出力される。なお、読取部60
は、輝尽性蛍光体シート28から画像情報を読み取る手
段であれば、本実施の形態以外の構成でもよいことは勿
論である。
【0031】また、画像データの取り込み開始時期は、
バック板20の上端を図1のセンサ90で検出すること
で決定されることが好ましい。センサ90は、バック板
20が存在しないときは、レーザ光Bを受けて所定の強
度を持つ信号を出力し続けるが、バック板20の上端が
レーザ光Bを阻止する位置まで移動すると、センサ90
から出力される電気信号の信号強度が低下するので、バ
ック板20の上端を検出することが可能となる。
【0032】輝尽性蛍光体シート28から画像情報の読
取りが完了すると、リニアモータ453(図2)により
バック板20が矢印A5の方向(下方向)へ搬送を開始
する。バック板20が矢印A5の方向へ搬送されている
間、消去ランプ64から消去光Cが発光され、輝尽性蛍
光体シート28に残存する画像情報を消去する。消去ラ
ンプ64としては、ハロゲンランプ、高輝度蛍光灯、L
EDアレイなどが使用できる。
【0033】バック板20がラバーマグネット54に移
行した位置まで下降すると、副走査部50によるバック
板20の移動が停止する。バック板20が移行位置で停
止すると、待避位置に待避していた搬送機構40が、再
び図1の点線cの位置まで回転移動し、バック板20と
フロント板10を合体させる。バック板20とフロント
板10が合体すると、昇降台402内に収納されていた
図3のロックピン402cが上昇し、フロント板10の
挿入穴にロックピン402cの先端が挿入されること
で、ロックOFF状態にあったカセッテ1にロックがか
かり、ロックON状態に移行し、バック板20とフロン
ト板10が分離不可能な状態となる。カセッテ1がロッ
クON状態に移行すると、ロックピン402cが下降
し、再び昇降台402内に収納される。
【0034】バック板20とフロント板10との合体が
完了すると、搬送機構40は再び図1の矢印A6の方向
に点線bの位置まで回転移動することでラバーマグネッ
ト54からバック板20を引き剥がす。このように、ラ
バーマグネット54からバック板20を引き剥がす動作
が、回転移動を伴って行われるので、平行移動で引き剥
がす場合に比べて小さな力で、バック板20(カセッテ
1)をラバーマグネット54から引き剥がすことが可能
である。
【0035】搬送機構40が点線bの位置で停止する
と、グリップ爪403aによるフロント板10の固定状
態が解除され、カセッテ1が搬送機構40上を搬送可能
な状態となる。フロント板10の固定状態が解除される
と、昇降台402は搬送機構40に沿って排出口4の矢
印A7の方向へカセッテ1を搬送し、カセッテ1を排出
ローラ43へ受け渡す。排出ローラ43は、カセッテ1
を受け取ると、カセッテ1が排出口4へ完全に排出され
るまで排出動作を行う。カセッテ1が排出口4へ完全に
排出されると、搬送機構40は、矢印A6の方向に点線
aの位置まで回転移動して停止し、次のカセッテ1を受
け取り可能な状態へと移行する。
【0036】次に、上述の副走査部50について図1〜
図6を参照して更に説明する。図2に示すように、副走
査部50は、輝尽性蛍光体シート28の副走査を行うた
めに副走査移動板53を鉛直方向である副走査方向Hに
移動させる移動機構400を備える。
【0037】図2の移動機構400は、副走査移動板5
3を副走査レール51に沿って鉛直方向に駆動し副走査
するリニアモータ453と、鉛直方向に延びるように副
走査移動板53に設けられ副走査移動板53の位置や速
度等を検出するリニアエンコーダ454と、副走査移動
板53とベルト440を介して連結された釣り合い重り
460と、を備える。
【0038】図2,図4のように、リニアモータ453
は、フレーム(図示省略)に固定されるとともに長尺の
レール状形状を有したコ字状断面部材の内面の対向する
2面に鉛直方向に延びて設けられた一対のマグネットヨ
ーク453aと、一対のマグネットヨーク453aの間
に離れて非接触で位置するとともに副走査移動板53に
取付部453cを介して取り付けられた可動コイル45
3bと、を備える。
【0039】リニアエンコーダ454は、フレーム(図
示省略)に固定され副走査方向Hと平行に(鉛直方向
に)延びた測定部454bと、測定部454bと対向す
るように副走査移動板53に設けられた検出素子(セン
サ)454aと、を有し、副走査移動板53の位置や速
度などを検出できる。
【0040】図6のように、リニアエンコーダ454に
よって検出された副走査移動板53の位置及び速度に基
づいてドライバ450がリニアモータ453の可動コイ
ル453bに流す電流を制御し、副走査移動板53を等
速に副走査方向Hに移動させることができるようになっ
ている。
【0041】また、釣り合い重り460は、フレーム
(図示省略)に固定され鉛直方向に延びる一対のガイド
410に沿って可動し、釣り合い重り460の質量は、
副走査移動板53と、副走査移動板53とともに可動す
る検出素子454a、可動コイル453b、可動部52
a、52b等の各部材との合計質量と等しい質量となっ
ている。釣り合い重り460が、副走査移動板53と各
部材との合計質量とほぼ等しいので、装置電源オフ時等
に、リニアモータ453の可動コイル453bへの通電
が停止しても、副走査移動板53側と釣り合い、副走査
移動板53が自重で落下することがなく、副走査移動板
53の落下による損傷を未然に防止できる。
【0042】また、副走査移動板53と釣り合い重り4
60との間にはベルト440に従動する従動プーリ45
9,470が配置されており、副走査移動板53が上方
に移動すれば、釣り合い重り460が下方に移動し、釣
り合い重り460と副走査移動板53の移動方向は反対
になる。
【0043】図2,図5に示すように、従動プーリ47
0と釣り合い重り460との間に移動中のベルト440
の振動を減衰するための振動減衰機構500が設けられ
ている。振動減衰機構500は、回転軸505に回転自
在に設けられたローラ501と、ローラ501を付勢し
てローラ501がベルト440を移動方向の略直角方向
に押し付けるように軸507と軸504との間に設けら
れた引っ張りばね502と、軸507と回転軸505と
が取り付けられかつフレーム(図示省略)に回転自在に
保持されている支点軸503を中心に支点軸503を中
心に回動可能なようにローラ501の両側に設けられた
回動部材506と、を有する。これらの回動部材506
等は一体のユニットとして回動自在に保持されている。
引っ張りばね502は、常時、回動部材506を支点軸
503を中心に回動させローラ501を回動方向Rに付
勢しベルト440に押し付けている。
【0044】振動減衰機構500によれば、ベルト44
0が移動中に何らかの原因で振動しても、ローラ501
が回動方向Rに付勢された状態でベルト440を常時押
しているので、ベルトの振動に応じて回動方向R、R’
に回動しながらベルト440の振動を吸収し、ベルト4
40の振動を減衰させることができ、副走査移動板53
の振動の増幅を防止する。これにより、ベルト440が
安定して移動することができるので、副走査移動板53
が輝尽性蛍光体シート28とともに安定して移動でき
る。
【0045】なお、引っ張りばね502の引っ張り力
は、ベルト440の張力に合わせ、適宜、選択される。
引っ張りばね502の引っ張り力の調整は、ばね定数を
変更することで行ってもよく、また、軸504の取り付
け位置を変更してもよい。また、振動減衰機構500
は、ベルト440の押し付け方向が図2と反対方向にな
るように配置してもよく、また、副走査移動板53と従
動プーリ459との間や従動プーリ459と従動プーリ
470との間に配置してもよく、また、これらの位置に
複数個の組み合わせで配置してもよい。
【0046】また、図2のように、釣り合い重り460
とベルト440との結合部464には、ベルト440の
進行方向に対し、略直角方向に自由に回転できる回転機
構を設けている。そのため、ベルト440の往復曲げ運
動が生じても、破断がない。また、進行方向と略垂直な
軸に対し回転可能であるので、ガイド410とベルト4
40との相対位置関係が、進行方向に対し平行でなくて
も、べルト440の捻れが発生せず、読み取り動作中に
おけるべルト440の復元衝撃で画像むらを発生するこ
ともない。また、副走査移動板53とベルト440との
結合部においても、同様な構成にすることにより、一層
効果がある。
【0047】次に、副走査部50の上記移動機構400
の動作を説明する。上述のように、カセッテ1のバック
板20がフロント板10から分離しラバーマグネット5
4に吸着された図1,図3のような状態で、図6のドラ
イバ450がリニアモータ453の可動コイル453b
に通電を開始すると、リニアモータ453のマグネット
ヨーク453aと可動コイル453bとの作用により副
走査移動板53が輝尽性蛍光体シート28を固定したバ
ック板20とともに図1の方向A4に副走査レール51
に沿って移動する。そして、図1のセンサ90がバック
板20の上端を検出すると、読取部60のレーザ走査ユ
ニット61から射出されるレーザ光Bで輝尽性蛍光体シ
ート28を副走査方向Hと垂直な方向に主走査を始め
る。
【0048】リニアモータ453はリニアエンコーダ4
54の位置・速度検出に基づいて副走査移動板53を等
速に移動させるように制御されることにより、副走査移
動板53が鉛直方向に副走査しながら主走査が行われて
放射線画像の読み取りが行われる。輝尽性蛍光体シート
28のほぼ全面で主走査が終了し画像読み取りが終わる
と、リニアモータ453の制御で副走査移動板53が図
1の方向A5に移動し、この移動の間に消去部64から
の消去光Cを輝尽性蛍光体シート28に照射して残存画
像を消去する。
【0049】上述のようにして画像読み取りの終了した
輝尽性蛍光体シート28は、上述したように、バック板
20とフロント板10が合体してからカセッテ1に再収
納され、カセッテ1が排出口4へと排出される。
【0050】以上のように副走査部50を移動させる移
動機構400によれば、リニアモータ453は、従来の
ようなボールねじ等による構成とは異なり、副走査移動
板53を介して輝尽性蛍光体シート28を精密に駆動す
るので、副走査方向Hにおける送りむらを抑制でき送り
精度が良好であり、輝尽性蛍光体シート28を精度よく
副走査できる。このため、輝尽性蛍光体シート28をレ
ーザ光で安定かつ確実に走査でき、画像情報を安定かつ
確実に読み取り、画像むらの無い良好な画像を得ること
ができる。また、医療分野における医療診断のための放
射線画像は高画質を要求されるが、この医療診断画像に
適する良好な画像を得ることができる。特に、例えば1
0mm/秒以下の低速搬送で副走査を行う場合は、送り
精度が非常に良好となり、画像むらのない良好な医療診
断画像を得ることができる。
【0051】また、リニアモータ453を鉛直方向の駆
動のために用いる場合、装置電源がオフ状態になると、
リニアモータへの通電がなくなり、可動コイル453b
側を保持することができなくなるが、副走査移動板53
に釣り合い重り460を連結しているので、装置電源が
オフしてリニアモータ453が作動しないときに副走査
移動板53が重力で不測に移動してしまうことがなく、
また、ベルト440が適度な張力を保つことができるの
で、副走査移動板53が安定して移動できる。
【0052】なお、ベルトにブレーキ機構等を装備する
等で、上述の重力による移動を防止することも考えられ
るが、機構が複雑となり、装置のコストアップにつなが
り、また、輝尽性蛍光体プレートを搬送し走査している
とき、ブレーキ機構が負荷変動となり、副走査方向Hの
送りむらとなって画像読み取りに支障を来たす場合があ
るので、本実施の形態のような釣り合い重り460によ
る釣り合い機構が好ましい。
【0053】また、副走査移動板53と釣り合い重り4
60とがべルト440を介して移動方向に振動すること
により副走査移動板53の送りむらが悪化し、その結
果、画像むらとなって医療診断画像に支障を来すおそれ
があったが、副走査移動板53と釣り合い重り460と
の間にベルト440の振動減衰機構500が設けられ、
副走査方向Hにおける送りむらが低減されるので、輝尽
性蛍光体シート28を一層精度よく副走査できる。
【0054】なお、消去部64は、図1よりも上方に位
置してもよく、輝尽性蛍光プレートを読み取り時に下方
に移動させ、消去時に上方に移動させるようにしてもよ
く、また、消去部64による消去は画像の読み取り直後
に開始するようにしてもよい。
【0055】また、べルト440は、ヤング率が14N
/mm以上の材料で形成されていることが好ましく、
ステンレス鋼等の金属べルト、金属ワイヤー、樹脂ベル
トなどを使用して、1個または複数個の組み合わせて並
列に掛ける構成でもよい。
【0056】ベルト440は、副走査方向Hの中心線上
に1本、または前記中心線上に対して線対称位置に複数
配置してもよいが、組み立て工程を考慮すると、べルト
を1本のみで構成した場合は、複数のべルトを並列に構
成したものと比較して、組み立て時間が少なくなること
は勿論であり、また複数のべルト間での部品精度や組み
立て上の誤差などによって起こり得る悪影響を考慮する
必要が実質的になくなり、部品精度および組み立て精度
の要求を緩和することができるので、好ましい。
【0057】また、釣り合い重り460のガイド410
は、副走査方向Hの中心線上に1本、または前記中心線
上に対して線対称位置に複数配置してもよいが、組み立
て工程を考慮すると、直動ガイドの数が少ないほうが平
行度調整にかかる時間を少なくすることができるため好
ましい。さらに、ガイドを1本のみ配置した場合は、複
数のガイド間の平行度調整を実質的に行う必要が無くな
るため、より好ましい。
【0058】また、バック板20は、副走査移動板53
の移動方向(鉛直方向)に沿った副走査移動板53の平
面の中心線に関して線対称に位置するように副走査移動
板53に図2のように保持されている。即ち、バック板
20及び副走査移動板53の移動方向(鉛直方向)に沿
った平面の各中心線が一致するようにバック板20が副
走査移動板53に保持されている。また、副走査移動板
53を案内する副走査レール51の上下移動方向の中心
線がバック板20と副走査移動板53との組み合わせ体
の重心(本実施の形態では、副走査移動板53は左右対
称形状であるため、副走査移動板53の鉛直方向におけ
る中心線上)を通過するように構成することにより、重
量バランスが良い状態で副走査移動板53及びバック板
20を副走査レール51に沿って案内できるため好まし
い。
【0059】次に、図7により、副走査移動板53にお
けるバック板20の着脱による釣り合い重り460との
均衡がくずれて1方向に移動することを防止する補助釣
り合い重りの着脱機構について説明する。図7は図2の
釣り合い重りに補助釣り合い重りを着脱するための着脱
機構を示す側面図である。
【0060】図7に示すように、補助釣り合い重りの着
脱機構480は、釣り合い重り460に設けられ永久磁
石から構成された取付部460aと、フレーム(図示省
略)に固定されたレール463に図の左右方向に移動可
能に設けられ取付部460aの永久磁石よりも保持力の
大きい回転式磁石462と、バック板20とほぼ等しい
質量を有し磁性体から構成された補助釣り合い重り46
1と、を備える。回転式磁石462は、ケース462a
内に収納されたマグネットが回転軸(図示省略)の回転
で位置が変わり、被吸着磁性体の吸着・被吸着を切り替
えることができる公知の機構からなる。
【0061】図7の補助釣り合い重りの着脱機構480
によれば、上述のようにバック板20が副走査移動板5
3側に移行したとき、補助釣り合い重り461を吸着し
た回転式磁石462が釣り合い重り460の取付部46
0aに接近し、回転式磁石462の回転軸を回転させる
ことで補助釣り合い重り461を非吸着状態とすること
により、補助釣り合い重り461を取付部460aに吸
着させる。これにより、釣り合い重り460が副走査移
動板53とバック板20とを合わせた質量とほぼ等しく
なるので、バック板20を保持した副走査移動板53と
釣り合う。また、画像読み取りが終了してバック板20
が副走査移動板53から分離したときに、図7の補助釣
り合い重りの着脱機構480が上述と逆に作動して補助
釣り合い重り461を回転式磁石462に吸着して取付
部460aから分離する。
【0062】以上のようにして、副走査移動板53にバ
ック板20が付けられたときまたは外されたときに、こ
れに応じて補助釣り合い重り461が着脱されるので、
副走査移動板53にバック板20を着脱しても釣り合い
を保つことができるので、バック板20の着脱に拘わら
ず、常に両者の釣り合いを保つことができる。
【0063】以上、本実施の形態を説明したが、本発明
は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、
適宜変更・改良が可能であることは勿論である。例え
ば、べルトとして歯付きべルトを使用し、プーリを歯付
きベルトに噛合する形態とするようにしてもよい。ま
た、位置検出手段として、図2のようなリニアエンコー
ダ以外のものでもよく、例えばワイヤー式のリニアエン
コーダを用いてもよい。
【0064】また、画像読取装置としては、医療分野に
限定されず、一般的な画像読取装置にも適用可能であ
る。また、同様のレーザ光走査装置を画像形成装置や画
像記録装置にも適用できることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、被走査体をレーザ光で
走査する際に送りむらを抑制して被走査体を副走査方向
に精度よく移動できるレーザ光走査装置を提供できる。
また、蓄積性蛍光体シートを送りむらを抑制し副走査方
向に精度よく移動させ画像情報を安定かつ確実に読み取
り、画像むらの無い良好な画像を得ることのできる画像
読取装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による放射線画像読取装置の側面
図である。
【図2】図1の放射線画像読取装置の要部斜視図であ
る。
【図3】図1の放射線画像読取装置の部分側面図であ
る。
【図4】図2の放射線画像読取装置のリニアモータを示
す要部平面図である。
【図5】図1の放射線画像読取装置の振動減衰機構を示
す側面図である。
【図6】図2のリニアモータの制御系を示すブロック図
である。
【図7】図2の釣り合い重りに補助釣り合い重りを着脱
するための着脱機構を示す側面図である。
【符号の説明】
1 カセッテ 20 バック板(取付部材) 28 輝尽性蛍光体シート、蓄積性蛍光体
シート(被走査体) 50 副走査部 53 副走査移動板(保持手段) 60 読取部 400 移動機構 453 リニアモータ 453a マグネットヨーク 453b 可動コイル(可動部) 454 リニアエンコーダ 460 釣り合い重り 461 補助釣り合い重り 480 補助釣り合い重りの着脱機構 500 振動減衰機構 H 副走査方向
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 108 H04N 1/04 E 5C072 1/04 1/12 Z A61B 6/00 303K Fターム(参考) 2G083 AA03 CC10 EE02 EE07 2H013 AC04 4C093 AA28 CA09 EB05 5B047 AA17 AB02 BA01 BB08 BC11 BC14 BC18 CA07 CB17 5C062 AB01 AB17 AB32 AC02 AC11 AD06 5C072 AA01 BA04 BA17 CA06 DA02 DA04 DA17 EA02 NA01 NA02 VA01

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被走査体をレーザ光で主走査する主走査
    方向と直交する方向に副走査するときに前記被走査体を
    鉛直方向に移動させるリニアモータを備えることを特徴
    とするレーザ光走査装置。
  2. 【請求項2】 前記被走査体を着脱可能に保持するかま
    たは前記被走査体を取り付けた取付部材を着脱可能に保
    持する保持手段を備えることを特徴とする請求項1に記
    載のレーザ光走査装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段が前記リニアモータの可動
    部側に連結するとともに前記保持手段の鉛直方向の位置
    を検出する位置検出手段の移動部に連結していることを
    特徴とする請求項2にレーザ光走査装置。
  4. 【請求項4】 前記保持手段とほぼ等しい質量の釣り合
    い重りと、前記釣り合い重りが前記副走査方向と反対方
    向に移動するように前記保持手段と連結する連結手段
    と、を備えることを特徴とする請求項2または3に記載
    のレーザ光走査装置。
  5. 【請求項5】 前記保持手段が前記被走査体または前記
    取付部材を着脱するときに前記釣り合い重りが前記保持
    手段と釣り合うように補助釣り合い重りを着脱可能に設
    けたことを特徴とする請求項4に記載のレーザ光走査装
    置。
  6. 【請求項6】 前記保持手段と前記連結手段を介して連
    結される前記釣り合い重りとの間に振動減衰手段を設け
    たことを特徴とする請求項4または5に記載のレーザ光
    走査装置。
  7. 【請求項7】 前記連結手段はヤング率が14N/mm
    以上の材料から構成されていることを特徴とする請求
    項4,5または6に記載のレーザ光走査装置。
  8. 【請求項8】 前記連結手段が金属ベルトであることを
    特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載のレー
    ザ光走査装置。
  9. 【請求項9】 前記被走査体が画像情報の蓄積された被
    読取体であり、前記被読取体に蓄積された画像情報を読
    み取るために前記レーザ光で前記被読取体を走査するこ
    とを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    レーザ光走査装置。
  10. 【請求項10】 前記被走査体が画像情報を記録するた
    めの記録媒体であり、前記記録媒体への記録のために前
    記レーザ光で前記記録媒体を走査することを特徴とする
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載のレーザ光走査装
    置。
  11. 【請求項11】 蓄積性蛍光体シートを保持するかまた
    は前記蓄積性蛍光体シートを取り付けた取付部材を保持
    する保持手段と、前記保持手段を鉛直方向に移動させる
    駆動手段と、前記保持手段の移動方向と直交する方向に
    レーザ光で主走査する走査手段と、前記レーザ光の走査
    により前記蓄積性蛍光体シートから発生した光に基づい
    て前記蓄積性蛍光体シートに蓄積された画像情報を読み
    取る読取手段と、を備える画像読取装置において、前記
    駆動手段がリニアモータを備え、前記保持手段とほぼ等
    しい質量の釣り合い重りが前記保持手段に連結手段で連
    結されており、前記リニアモータで前記保持手段を前記
    釣り合い重りの移動方向と反対方向に移動させて副走査
    を行うことを特徴とする画像読取装置。
  12. 【請求項12】 前記保持手段が前記リニアモータの可
    動部側に連結するとともに前記保持手段の鉛直方向の位
    置を検出する位置検出手段の移動部に連結していること
    を特徴とする請求項11に画像読取装置。
  13. 【請求項13】 前記保持手段が前記蓄積性蛍光体シー
    トまたは前記取付部材を着脱するときに前記釣り合い重
    りが前記保持手段と釣り合うように補助釣り合い重りを
    着脱可能に設けたことを特徴とする請求項11または1
    2に記載の画像読取装置。
  14. 【請求項14】 前記保持手段と前記連結手段を介して
    連結される前記釣り合い重りとの間に振動減衰手段を設
    けたことを特徴とする請求項11,12または13に記
    載の画像読取装置。
  15. 【請求項15】 前記連結手段はヤング率が14N/m
    以上の材料から構成されていることを特徴とする請
    求項11乃至14のいずれか1項に記載の画像読取装
    置。
  16. 【請求項16】 前記連結手段が金属ベルトであること
    を特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載
    の画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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