JP2003270378A - 原子力発電所のサプレッションプール温度監視装置 - Google Patents

原子力発電所のサプレッションプール温度監視装置

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JP2003270378A
JP2003270378A JP2002066243A JP2002066243A JP2003270378A JP 2003270378 A JP2003270378 A JP 2003270378A JP 2002066243 A JP2002066243 A JP 2002066243A JP 2002066243 A JP2002066243 A JP 2002066243A JP 2003270378 A JP2003270378 A JP 2003270378A
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suppression pool
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monitoring
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Masahiko Kamiyama
雅彦 神山
Tomoo Hori
智生 堀
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】原子力発電所のサプレッションプールの水の温
度監視は、従来記録紙上に複数の温度センサが検出した
監視パラメータを線により表示し、これを監視員が目視
により確認し、温度変化や温度センサ同士の温度の比較
監視を行い温度監視をしていた。したがって、監視判断
ミスや監視に時間がかかるなど監視性能の向上が望まれ
ていた。 【解決手段】複数の温度センサの配置をサプレッション
プールの模式図中に表示し、各温度センサ表示の中に各
温度センサの検出温度及び温度センサ位置に関する情報
を表示するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は沸騰水型原子炉の格
納容器内に設置されるサプレッションプールの温度監視
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子炉格納容器内に設置されるサプレッ
ションプールは、一次冷却系の破断事故時に、この一次
冷却系を収納するドライウェルに放出された高温高圧の
蒸気をベント管を介して導入し、ここで高圧蒸気を凝縮
復水させることによって格納容器の異常な圧力上昇を抑
制するために設置されるものである。
【0003】しかしながら、サプレッションプールの蒸
気凝縮能力は、原子炉圧力容器の圧力、すなわちサプレ
ッションプールへ流入する蒸気流量とサプレッションプ
ールの水の温度との関係によって定まる。したがって、
正常に蒸気凝縮作用を行わせるためサプレッションプー
ルの水温を監視する必要がある。
【0004】従来のサプレッションプールの水温の監視
は、記録紙上に必要監視パラメータの温度を線により記
録している。すなわち、サプレッションプール内に点在
する複数の温度センサからの温度検出信号を電圧信号に
変換し、その電圧信号の値に整合した記録紙の横方向の
目盛位置にペン等を用いて入力温度を点により記録す
る。同時に記録紙は、時間の経過と共にモータにより縦
方向に移動し、これにより記録紙上には時間経過に伴っ
て上記の入力温度の点が時系列的に変化しながら記録さ
れることになる。そして、この記録紙上に記録された入
力温度の点の跡を監視員が目視により確認し、各温度セ
ンサで検出された温度の変化状況、及び各温度センサ同
士の温度の比較監視を行い、サプレッションプールの水
温の監視を行っている。
【0005】このようなサプレッションプールの水温の
監視における監視モードとしては、大別して、次の3種
類のような監視モードがある。 (1)通常の定時確認時の監視モード (2)圧力容器内に何らかの異常が発生した場合の監視
モード (3)異常には至っていないが、温度変化の動向が異常
兆候を示しており、監視強化を行う場合の監視モード
【0006】これらの内、通常の定時確認時の監視モー
ドにおいては、監視員は監視パラメータの変化状況に異
常がないか、また、複数パラメータの値の変化状況が同
等であるかどうかの確認を行う。また、それと同時に監
視時点での監視パラメータ値を記録する。監視パラメー
タの変化状況の確認は、前記した記録紙上に記録されて
いる点の変化、すなわち温度の絶対値の変動様子を監視
する。この時、短時間での温度変化、あるいは漸近的温
度上昇が確認された場合は、異常兆候の発生として、記
録、報告する。
【0007】複数パラメータの値の変化状況が同等であ
るかどうかの確認は、前記した記録紙上に記録された複
数の監視パラメータの時系列的な変化状況の記録が同様
な変化を示しているかどうか、及び同等の値を示してい
るかどうかを確認する。この際、他の監視パラメータと
異なる変化、値を示していることが確認された場合は、
異常兆候の発生として、記録、報告する。また、前記の
記録紙上に残された監視記録とは別に、ディジタル値に
より監視パラメータ値を表示し、この機能により表示さ
れている値を読み取り、記録する。但し、記録する監視
パラメータが複数ある場合は、順次、1つずつ監視パラ
メータを指定し、表示させることにより読み取り、記録
している。
【0008】次に、何らかの異常が発生した場合の監視
モードにおいては、サプレッションプールにおいて温度
変化に何らかの異常が発生した場合は、まず警報を発生
することにより監視員に異常事態の発生を知らせる。監
視員はこの知らせにより記録計の前に移動し、監視端の
監視を開始する。この際、監視員は前記の記録紙上に記
録されている監視パラメータを確認し、異常を発生させ
た監視パラメータの特定を行う。異常の発生した監視パ
ラメータが特定された後、その監視パラメータの変化動
向を確認する。これは、前記した如く記録紙上の監視パ
ラメータの時系列的な変化を確認することにより実施さ
れる。そしてその結果を報告する。
【0009】さらに、温度変化の動向が異常兆候を示し
ており、監視強化を行う場合の監視モードにおいては、
監視員は、定期的に監視パラメータの変化状況を監視す
る。したがって、この結果により、異常兆候が確認され
た監視パラメータに対しては、監視頻度を高くする等に
より監視強化を行う場合がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のサプ
レッションプールの温度監視装置では、監視パラメータ
の温度監視は、監視員の記録紙上に残された監視記録の
確認、記憶により判断されるため、緊急時には監視パラ
メータの測定位置の誤認により監視判断ミスをおかす恐
れがある。
【0011】また、監視パラメータ値の確認のために
は、記録計に1つずつ監視パラメータ指定を行うことに
よりディジタル表示を行い、これを確認しているため、
本来必要な監視以外の負担が大きい。
【0012】また、異常事態が発生した場合、記録紙上
の監視パラメータの変化を確認することにより、異常発
生監視パラメータの特定を行っているが、複数の監視パ
ラメータからの特定には時間がかかり、場合によっては
さらに重大な異常事態に発展する恐れがある。
【0013】さらに、定時監視時には、全監視パラメー
タを確認する必要があり、このため異常兆候が確認され
た監視パラメータについては監視員がメモ等により記録
し、この記録に基づいて監視対象の選定を行っているた
め監視員の負担が大きい。
【0014】本発明は以上の欠点を除去して、監視パラ
メータの測定位置の誤認を防いで視認性を向上させ、監
視員の負担を軽減させると共に、異常が発生した監視パ
ラメータの特定が速やかに行え、即断性を向上し、監視
性能を向上させた原子力発電所のサプレッションプール
温度監視装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、原子炉格納容器内に設置さ
れるサプレッションプールの水温を複数の温度センサに
よって監視する原子力発電所のサプレッションプール温
度監視装置において、複数の温度センサの配置を監視装
置の表示画面に表されたサプレッションプールの模式図
中に表示し、各温度センサ表示の中に各温度センサの検
出温度及び温度センサ位置に関する情報を表示するよう
にしたことを特徴とする。
【0016】この発明によれば、サプレッションプール
の模式図中に表示された各温度センサの検出温度及び温
度センサ位置に関する情報を監視員が目視、確認しなが
ら温度監視を行う。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、1台又は複数台の任意の温度センサを
選択操作することにより、当該温度センサの検出温度の
トレンド表示を行うことを特徴とする。この発明によれ
ば、画面上に表示された検出温度のトレンド表示を監視
員が目視、確認し、温度変化を確認しながら温度監視を
行う。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、1台又は複数台の温度センサに、温度
異常が発生した場合、模式図上の異常発生温度センサ表
示の色を変化させるようにしたことを特徴とする。この
発明によれば、色の変化した温度センサ表示を監視員が
確認し、異常が発生した温度センサを特定する。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、複数の温度センサの検出温度のトレン
ド表示及び、温度センサの位置及び温度のディジタル値
を表示し、トレンド表示を色別けし、前記トレンドに該
当する温度センサ位置及び温度のディジタル値表示を前
記トレンド表示色と同一の色により表示することを特徴
とする。この発明によれば、監視員が色の相違により監
視パラメータを識別し、トレンド表示を確認して温度監
視を行う。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、温度センサが、異常温度を検出した場
合、この異常発生温度センサ番号及び発生事象及び発生
時刻を記録し、これを画面上に表示することを特徴とす
る。この発明によれば、監視員が画面上の表示を目視す
ることにより、異常発生温度センサ番号及び発生事象及
び発生時刻を確認し、温度監視を行う。
【0021】請求項6に記載の発明は、原子炉格納容器
内に設置されるサプレッションプールの水の温度を複数
の温度センサによって監視する原子力発電所のサプレッ
ションプール温度監視装置において、センサ検出温度及
び、関連データを記録装置に入力する入力基板と、この
入力された温度信号を記録する記録装置と、入力基板と
記録装置をつなぐ伝送ラインと、前記記録装置に記録さ
れたデータを表示する表示装置と、操作信号を記録装置
に入力する入力装置と、記録装置に記録されたデータを
出力する出力装置と、前記記録装置に記録されたデータ
を保管する媒体に出力する出力装置と、保管媒体上のデ
ータを編集する編集装置と、編集装置からデータを出力
する出力装置とから構成されることを特徴とする。
【0022】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、記録装置に入力されるセンサ検出温度
及び関連するデータを編集し、時刻タグ毎にグルーピン
グして記録することを特徴とする。
【0023】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、記録装置に記録されているデータを、
時刻指定、又は、表示時点のデータ要求操作により、予
め定めたフォーマットにて、データを編集し表示又は出
力することを特徴とする。
【0024】請求項9に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、記録装置に記録されているデータに関
し、入力装置からセンサ位置指定及び時刻指定及び時間
指定することにより、当該センサの温度時系列データと
関連するデータを書き込み・表示又は出力することを特
徴とする。請求項7乃至9に記載の発明によれば、監視
員は記憶に頼ることなく、パラメータの測定位置の確
認、記録されたデータの確認を行って温度監視を行う。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。図1に温度監視装置の監視パ
ラメータの監視点を具体的機器等の模式により監視装置
の表示画面に表示し、監視パラメータの測定位置を明確
表示する第1の実施の形態を示す。
【0026】図1に示す監視装置の表示画面は、模式的
に示したサプレッションプール1の模式図中に実際のサ
プレッションプール1の水温を検出する温度センサの配
置位置に整合させて四角表示部2によりその位置を模式
的に表示している。この四角表示部2の中に当該温度セ
ンサの位置表記3及び当該温度センサの検出温度4など
に関する情報を表示することにより、各監視パラメータ
の測定位置を明示すると伴に、測定値を表示する。これ
により、サプレッションプールのどの位置の水温が、ど
のくらいの温度かを明確に表示し、確認することができ
る。また、同時に各温度センサの検出温度の平均値を平
均値表示部5に表示し、全体傾向と各温度センサの検出
温度との比較により傾向確認が容易に行える。なお、こ
の表示画面には、時刻を記録,保管するための時刻タグ
7及び表示画面の説明タグ8も表示されている。
【0027】次に、具体的機器等の模式図を操作するこ
とによる、関連監視パラメータのトレンド表示及びディ
ジタル値表示についての第2の実施の形態を図2に示
す。図1において説明した温度センサの配置を模擬した
模式図の表示において、任意の温度センサの検出温度の
トレンドを確認したい場合、当該画面のモードSW25
におけるトレンド表示SW6を操作(タッチ操作等)す
ることにより、図2に示す任意の温度センサの検出温度
のトレンド21が表示される。この画面には、温度セン
サの検出温度のトレンド及び温度数値を示すことによ
り、温度変化を容易に確認することができる。また、ト
レンド表示時間選択SW24の操作(タッチ操作等)によ
り、画面表示時間を可変とし、長期傾向の確認も可能と
なる。
【0028】次に、異常が発生した場合、具体的機器等
の模式図の色等を変化させ、異常値パラメータを即識別
可能とする第3の実施の形態を図3に示す。図1におい
て説明した表示画面において、温度センサの検出温度が
異常値に達した場合、この異常発生温度センサ表示31
(四角の表示部2)の色を赤色等に変化させ、異常が発
生した温度センサの位置を特定し、表示する。これによ
り、異常発生部位を即識別可能となり、重大な異常事態
に発展するのを未然に防止することができる。
【0029】次に、監視パラメータの変化状況を色別け
し、パラメータの表記を同様の色により表示する第4の
実施の形態を図4に示す。温度トレンドの表示は、各温
度センサ毎に色を変えて表示43されている。今、ある
温度センサのトレンド表示の色を青とする。この場合、
その表示窓の下部に表示されている温度センサ位置表示
44の窓の内、青色にて表示されているトレンドに該当
する温度数値の表示を青にて表示することにより、トレ
ンド表示と、温度センサ位置及び温度のディジタル表示
との対応を容易にとることが可能となり、パラメータの
識別が確実となり、誤認を防ぐことができる。
【0030】次に、異常兆候が確認されたパラメータに
ついては、監視員の操作により色変えを行い、記録する
第5の実施の形態を図5に示す。トレンドの変化を監視
していた際、1つの温度センサが異常な兆候を示したと
する。この時、監視員は、この温度センサの位置表示窓
51を操作することにより、赤枠表示に変化させる。こ
の時、この温度センサが選択されたことを記録するた
め、全温度センサ模式表示にも、この温度センサ位置の
表示を赤枠52により表示し、記録を残す。なお、この
記録は、図3に示すように、全温度センサの温度ディジ
タル値表示にも同様に表示される。これにより異常パラ
メータの識別が確実に行え、温度監視装置としての視認
性が向上する。
【0031】次に、トレンド表示上へのメモ書き込みの
第6の実施の形態を図2に示す。運転員はトレンド表示
21の変動を監視し、その変動原因等を明記するため、
予め用意されているメモータグ22を選択(タッチ操作
等による)する。次に、トレンド表示上の張り付け位置
をタッチ操作し、張り付け削除SW23を操作し、張り
付けを行う。削除時には、削除対象タグをタッチ操作選
択し、貼り付け削除SW23を操作(タッチ操作等)す
る。これにより異常兆候が確認されたパラメータについ
ては、監視員の操作により色変えを行い記録することが
でき、監視員の負担を小さくすることができる。
【0032】次に、警報発生履歴表示の例を図6に示
す。図2のモードSW25により、図6の画面を呼び出
し、警報履歴61の監視を可能にする。警報履歴は、発
生時間、警報内容、発生センサを表示し、現在発生中の
警報は色変えなどにより表示62する。また、複数の履
歴を確認する場合は、スクロールバー63をスクロール
バーSW64を操作することにより上下させて確認を行
う。
【0033】次に、本発明による原子力発電所のサプレ
ッションプール温度監視装置第7の実施の形態によるシ
ステム構成図を図7に示す。温度センサ75により測定
された温度信号aは、入力基盤74に入力され、伝送ラ
イン81により、記録装置72に入力される。ここで、
記録されたデータは、監視員が入力装置73を操作する
ことにより、表示装置71に表示される。また、記録さ
れたデータは、出力装置76又は、出力装置79、80
により出力される。前記、出力装置76により、出力さ
れたデータは、保管媒体77により保管される。また、
この保管媒体77に記録されているデータは、編集装置
78に送られ、関連するデータと共に編集し、時刻タグ
毎にグルーピングして記録される、また必要により出力
装置76、80により、紙等に出力される。また記録さ
れたデータは、時刻指定、又は表示時点のデータ要求操
作により予め定めたフォーマットにてデータを編集し、
表示又は出力する。
【0034】さらに記録されているデータに関し、入力
装置73からセンサ指定及び時刻指定及び時間指定する
ことにより当該センサの温度時系列データと関連するデ
ータを書き込み、表示又は出力する。
【0035】このような温度監視システムであると、従
来の監視員の記憶による現状判断に比べ、パラメータの
測定位置の確認による判断ミスをなくすことができ、異
常パラメータの発見も短時間に行え、温度監視の監視性
を向上することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、原
子炉格納容器内に設置されるサプレッションプールの水
の温度を複数の温度センサによって監視する原子力発電
所のサプレッションプール温度監視装置において、複数
の温度センサの配置をサプレッションプールの模式図中
に表示し、各温度センサ表示の中に各温度センサの検出
温度及び温度センサ位置に関する情報を表示するように
したので、監視パラメータの測定位置の誤認を防いで視
認性を向上させ、監視員の負担を軽減すると共に、異常
が発生した監視パラメータの特定が速やかに行え、即断
性を向上し、監視性能を向上させた原子力発電所のサプ
レッションプール温度監視装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による監視装置の表
示画面を示す正面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態による監視装置の表
示画面を示す正面図。
【図3】本発明の第3の実施の形態による監視装置の表
示画面を示す正面図。
【図4】本発明の第4の実施の形態による監視装置の表
示画面を示す正面図。
【図5】本発明の第5の実施の形態による監視装置の表
示画面を示す正面図。
【図6】本発明の第6の実施の形態による監視装置の表
示画面を示す正面図。
【図7】本発明の第7の実施の形態を示すシステム構成
図。
【符号の説明】
1…サプレッションプール、2…四角表示部、3…位置
表記、4…検出温度、5…平均値表示部、6…トレンド
表示SW、21…トレンド、22…メモタグ、23…貼
り付け削除SW、24…表示時間選択SW、25…モー
ドSW、31…異常発生温度センサ表示、44…温度セ
ンサ位置表示、51…位置表示窓、52…赤枠、61…
警報履歴、63…スクロールバー、64…スクロールバ
ーSW、71…表示装置、72…記録装置、73…入力
装置、74入力基盤、75…温度センサ、76…出力装
置、77保管媒体、78…編集装置、80…出力装置、
81…伝送ライン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 智生 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2G075 AA03 BA03 CA26 DA03 EA01 FD03 FD04 5C082 AA12 BA16 MM02 MM10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉格納容器内に設置されるサプレッ
    ションプールの水温を複数の温度センサによって監視す
    る原子力発電所のサプレッションプール温度監視装置に
    おいて、複数の温度センサの配置を監視装置の表示画面
    に表されたサプレッションプールの模式図中に表示し、
    各温度センサ表示の中に各温度センサの検出温度及び温
    度センサ位置に関する情報を表示するようにしたことを
    特徴とする原子力発電所のサプレッションプール温度監
    視装置。
  2. 【請求項2】 1台又は複数台の任意の温度センサを選
    択操作することにより、当該温度センサの検出温度のト
    レンド表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の原
    子力発電所のサプレッションプール温度監視装置。
  3. 【請求項3】 1台又は複数台の温度センサに、温度異
    常が発生した場合、模式図上の異常発生温度センサ表示
    の色を変化させるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の原子力発電所のサプレッションプール温度監視装
    置。
  4. 【請求項4】 複数の温度センサの検出温度のトレンド
    表示及び、温度センサの位置及び温度のディジタル値を
    表示し、トレンド表示を色別けし、前記トレンドに該当
    する温度センサ位置及び温度のディジタル値表示を前記
    トレンド表示色と同一の色により表示することを特徴と
    する請求項2に記載の原子力発電所のサプレッションプ
    ール温度監視装置。
  5. 【請求項5】 温度センサが、異常温度を検出した場
    合、この異常発生温度センサ番号及び発生事象及び発生
    時刻を記録し、これを画面上に表示することを特徴とす
    る請求項1に記載の原子力発電所のサプレッションプー
    ル温度監視装置。
  6. 【請求項6】 原子炉格納容器内に設置されるサプレッ
    ションプールの水の温度を複数の温度センサによって監
    視する原子力発電所のサプレッションプール温度監視装
    置において、センサ検出温度及び、関連データを記録装
    置に入力する入力基板と、この入力された温度信号を記
    録する記録装置と、入力基板と記録装置をつなぐ伝送ラ
    インと、前記記録装置に記録されたデータを表示する表
    示装置と、操作信号を記録装置に入力する入力装置と、
    記録装置に記録されたデータを出力する出力装置と、前
    記記録装置に記録されたデータを保管する媒体に出力す
    る出力装置と、保管媒体上のデータを編集する編集装置
    と、編集装置からデータを出力する出力装置とから構成
    されることを特徴とする原子力発電所のサプレッション
    プール温度監視装置。
  7. 【請求項7】 記録装置に入力されるセンサ検出温度及
    び関連するデータを編集し、時刻タグ毎にグルーピング
    して記録することを特徴とする請求項6に記載の原子力
    発電所のサプレッションプール温度監視装置。
  8. 【請求項8】 記録装置に記録されているデータを、時
    刻指定、又は、表示時点のデータ要求操作により、予め
    定めたフォーマットにて、データを編集し表示又は出力
    することを特徴とする請求項6に記載の原子力発電所の
    サプレッションプール温度監視装置。
  9. 【請求項9】 記録装置に記録されているデータに関
    し、入力装置からセンサ位置指定及び時刻指定及び時間
    指定することにより、当該センサの温度時系列データと
    関連するデータを書き込み、表示又は出力することを特
    徴とした請求項6に記載の原子力発電所のサプレッショ
    ンプール温度監視装置。
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