JP2003265357A - トイレ装置 - Google Patents

トイレ装置

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JP2003265357A
JP2003265357A JP2002069703A JP2002069703A JP2003265357A JP 2003265357 A JP2003265357 A JP 2003265357A JP 2002069703 A JP2002069703 A JP 2002069703A JP 2002069703 A JP2002069703 A JP 2002069703A JP 2003265357 A JP2003265357 A JP 2003265357A
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toilet
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lid
toilet lid
bowl
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JP2002069703A
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English (en)
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Hiroaki Fujii
宏明 藤井
光男 ▲たか▼井
Mitsuo Takai
Ryoichi Koga
良一 古閑
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に便器内を清潔に保つことのできる掃除勝
手の良いトイレ装置を提供する。 【解決手段】 便器2上に設けて使用する本体1と、前
記本体に回動自在に設けた便座8および便蓋9とを備
え、前記便蓋9は前記便器2を閉じた状態で便器内が見
える光透過部11を形成したトイレ装置で、便蓋9の光
透過部11を通じて常に便器2内の状況が使用者の視野
に入り、従って意識することなく汚れ具合を容易に確認
して掃除する機会が得られるのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器上に設けて使
用する本体に回動自在に設けた便座および便蓋とを備え
たトイレ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種従来のトイレ装置は、図7〜図9
に示すような構成を採用している。すなわち、71は用
便後の人体の局部に温水を噴射して洗浄する人体局部洗
浄装置、洗浄後の人体局部に温風を当て乾燥させる乾燥
装置、便器72内の臭いを吸着する脱臭装置等(いずれ
も図示せず)のトイレ機能部を内装した本体で、便器7
2の後端部上に横長に設けている。73は便器72上に
載せた便座で、74は前記便座73と便器72を開閉す
る便蓋で、前記便蓋74と便座73は本体71の手前に
おいて、本体71と同一面上で並設して前記本体71に
上下方向へ回動自在に設けている。
【0003】また、便蓋74は光が透過しない不透明な
合成樹脂で形成し、閉じた状態では図8のように便器7
2および便座73の内部が上方から見えないように構成
している。更に、便蓋74は本体71の手前において回
動自在に本体71に設けている構成上から、閉成した時
に一般的に図8、図9の如く本体71との間に凹状の隙
間75を設けている。なお、図中76は上記トイレ機能
部を動作させる操作釦および遠隔操作の光信号を受信す
る受信部77、動作等の表示部等を有し、本体71の側
部に設けた袖部である。
【0004】一般的に、このようなトイレ装置は用便の
際に図7に示すように便蓋74を開いて用便に使用し、
用便後に着座している便座73から用便者が立ち上が
り、用便のために下げていた着衣を上げて身支度を行な
い、それから用便者が操作をして必ずロータンクより洗
浄水を流して便器72内の汚物を排出して水洗されたこ
とを目視で確認してから便蓋74を閉じる水洗操作をす
るものであり、そして不使用時の常には図8に示すよう
に便蓋74を閉じ便器72の内部が上方から見えないよ
うになっている。
【0005】上記構成のトイレ装置において、便器72
は便蓋74に閉蓋されて常に見えないので、便器72内
を掃除して清潔にするためには、意識的に便蓋74を開
いて、すなわち用便の度ごと或いは定期的に便器72の
汚れ具合を確認しなければならなく、掃除するタイミン
グの気遣いを必要とする掃除勝手の悪いものであった。
【0006】また、用便において一般的に便座73から
立ち上がって着衣を上げて身支度を整えるまでに時間が
かかるので、その間に便蓋74の開いている便器72内
から、脱臭装置が動作していても臭いがトイレ室の上方
へ逃げるのを嫌って、着衣の身支度の前に取り敢えず便
蓋74のみを手動で閉じておいて身支度が整ってから便
器72の水洗操作をする人も居り、このような場合は次
のよう不具合が生じる。
【0007】すなわち、上記した水洗操作の場合は後で
水洗操作をするつもりで便座73から立ちあがり、便蓋
74を閉じる操作を片手で行ない、かつ下げていた着衣
を上げて身支度をしている間の時間経過と用便後の気分
壮快により、更には便蓋74が閉じられて便器72内が
全く視野に入らないために、つい水洗操作を忘れてその
ままトイレ室から出てしまう場合が予想され、特に老
人、子供等では起こり得る可能性が大であり、このケー
スでは次の用便者に大変不愉快な思いをさせるととも
に、不衛生になる。
【0008】また、用便後の身支度が整ってから水洗操
作をして便器72内の汚物を排出したとしても、先に閉
じている便蓋74により便器72内は視野に入らないか
ら、便器72内の汚物が排出されたかどうかの確認が目
視できなくなる。そして、汚物排出の洗浄水の量が足り
ない等の水洗操作が不完全な時には、便器72内が不完
全な水洗のまま放置されることになり、狭いトイレ室内
に臭いが漂い、次に使用する用便者がトイレ室内に漂う
臭いで不愉快になり、更に便蓋74を開けて不愉快な思
いをしなければならなくなる。
【0009】もちろん、便蓋74を閉じてから洗浄水を
便器72内に流して汚物を排出する水洗操作の場合は、
再び便蓋74を開けて目視により便器72内が水洗され
たかどうか確認すれば良いわけであるが、便蓋74の度
々の開閉操作で水洗操作が面倒になり、使い勝手が悪く
なる。
【0010】また、比較的にスペースの狭いトイレ室で
は、用便の度毎に身体に纏っている衣服の下げ上げ、ト
イレットペーパの使用行為等により、埃が比較的に多く
発生する所であり、一方で常に清潔に保たなければなら
ない場所でもある。従って、このトイレ装置では閉成し
た便蓋74、本体71の各上面に埃が溜まるだけでな
く、便蓋74と本体71との隙間75に埃が落ち込んで
しまうものであった。
【0011】そして、閉成した便蓋74、本体71の各
上面に溜まった埃は、便蓋74の上面が略平なので、ま
た本体71の上面も山形等の多少の凹凸があっても比較
的に簡単に拭き取ることができていた。しかし、便蓋7
4と本体71との隙間75に落ち込んだ埃は、便蓋7
4、本体71の各上面のように簡単には拭き取ることが
できず、隙間75に布等の拭取り物を棒等により押し込
んで拭取ったりしなければならなく、また前記拭取り間
隔が伸びると埃が多く溜まり込んで余計に拭取りに手間
がかかり、掃除の大変面倒なものであるとともに、一旦
掃除を怠ると不衛生に陥り易い構成であった。
【0012】また、本体71内のトイレ機能部である局
部洗浄装置は湯を沸かす貯湯式の温水器を備えているの
で、待機している不使用時において一定温度を保つ温水
器からの放熱が本体71を通じて行なわれ、無駄にエネ
ルギーを費やしていた。もちろん、前記放熱を抑制しよ
うとすれば一般的には断熱材で断熱構造を採ることにな
るが、それだけ設計およびコスト上で負担が大きくなる
ものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の問題点
に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、常に便器内
を清潔に保つことのできる掃除勝手の良いトイレ装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、便蓋に、閉じた状態で便器内が見える光透
過部を設けたもので、常に便器内の状況が使用者の視野
に入り適切に汚れ具合の確認ができ、掃除する機会を意
識することなく得られ掃除勝手の良いものにできる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、便器上に設けて使用する本体と、前記本体に回動自
在に設けた便座および便蓋とを備え、前記便蓋は前記便
器を閉じた状態で便器内が見える光透過部を設けたトイ
レ装置で、便蓋の開閉、そして便器の水洗操作の仕方に
関係なく、便蓋の光透過部を通じて常に便器内の状況が
使用者の視野に入り、従って意識することなく汚物排出
の水洗の確認と、汚れ具合を容易に確認して掃除する機
会を得られるのである。
【0016】請求項2に記載の発明は、便器上に設けて
使用し、トイレ機能部を内装した本体と、前記本体に回
動自在に設けた便座と、前記本体に回動自在に設け、閉
じた状態で前記本体および便座、便器を覆う便蓋とを備
え、前記便蓋は閉じた状態で便器内および前記本体が見
える光透過部を設けたトイレ装置である。
【0017】上記実施の形態によれば、便蓋の開閉、そ
して便器の水洗操作の仕方に関係なく、便蓋の光透過部
を通じて常に便器内の状況が使用者の視野に入り、従っ
て汚物排出の水洗の確認と、掃除を意識して便蓋を開閉
することなく汚れ具合を容易に確認して掃除する機会を
得られるとともに、便蓋を拭き掃除すれば本体は常に拭
き掃除しなくても良いものになる。すなわち、便蓋は閉
じた状態で便座はもちろん、本体も覆っているので、従
来技術でいう本体と便蓋との隙間もカバーされて表に現
れないので、埃が溜まる便蓋を拭くだけの掃除のし易い
ものになり、特に便蓋が一般的に平らな場合は一層、掃
除がし易くなるとともに、常に清潔に保つことが可能に
なり、衛生的でなければならないこの種トイレ装置とし
ては極めて有益な作用である。
【0018】更に、便蓋の光透過部は閉じた状態で本体
も見えるよう形成しているので、例えば本体にトイレ機
能部の通電状態等の表示部、遠隔操作用の信号の受信
部、人体検知手段等を設置することも可能になり、従来
技術のように本体の側部の袖部に表示部、受信部等を設
ける必要がなくなり、その分だけ袖部のスペースを小さ
くした本体にすることが可能になる。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の便蓋の光透過部を、液晶シートで形成
したトイレ装置で、液晶シートの印加電圧を調整して液
晶シートの光透過度を任意に変えることが可能になる。
【0020】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のいずれかの記載おいて、便器内を照明する発光手
段を備えたトイレ装置で、発光手段により便器内が照ら
されて光透過部を介して良く見え、便蓋で閉じられ暗い
気味になっている便器内の汚れ具合等の状況確認が適切
に行ない得る。
【0021】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発光手段を、便蓋の回動軸の近傍に設けたトイレ装置
で、発光手段は回動軸の近傍で邪魔にならず効果的な灯
光が可能になる。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項4または
請求項5の記載において、人体検出時に発光手段を点灯
せしめる人体検知手段を設けたトイレ装置で、トイレ室
に用便者が入った時に人体検知手段が発光手段を点灯す
るので、省エネの制御が可能になる。
【0023】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の人体検知手段を、便蓋の光透過部より見える本体の位
置に設けたトイレ装置で、人体検知手段は便蓋が閉じて
いても人体の検知が可能になり、従って従来の技術のよ
うに便蓋に邪魔されない本体の袖部に設ける必要がなく
なり、袖部を小さくした本体を形成することが可能にな
る。
【0024】請求項8に記載の発明は、請求項3〜請求
項5のいずれかの記載において、人体の着座検出時に発
光手段を消灯する着座検知手段を備えたトイレ装置で、
用便のために便座に着座すると着座検知手段が発光手段
を消灯し、用便中で照明を不要とする時に消灯して省エ
ネの制御が可能になる。
【0025】
【実施例】以下本発明のトイレ装置の一実施例につき、
図面に従い説明する。
【0026】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
おけるトイレ装置の便蓋の閉成状態を示す斜視図で、図
2はトイレ装置の便蓋および本体を切欠いて示す側断面
図で、図3はトイレ装置の便蓋の開成状態を示す斜視図
で、図4はトイレ装置の便蓋を取り外した状態を示す斜
視図で、図5はトイレ装置の電気的なブロック図で、図
6はトイレ装置の本体を示す概略透視上面図である。
【0027】1は便器2の後端部上に横長に配置して設
けた本体で、外郭を構成する底板1aと上から被せたケ
ース1bとの内部に、トイレ機能部である用便後の人体
の局部に沸かした温水を洗浄ノズル3より噴射して洗う
人体局部洗浄装置4、温水を沸かす温水加熱装置5、洗
浄後の人体局部に温風を当て乾燥させる乾燥装置6、便
器2内からの臭いを空気とともに吸引して吸着し、清浄
化した空気のみをトイレ室へ排気する脱臭装置7を内装
している。
【0028】8は便器2上に載せた便座で、後部両端を
本体1に軸支し、上下方向へ回動自在に設けるととも
に、前記回動のために本体1との間に隙間Aを確保して
いる。9は本体1および隙間Aと便座8および便器2を
覆う便蓋で、後部両端を本体1の外側面の回動軸10に
軸支して上下方向へ回動自在に設けるとともに、閉じた
時(図1に示す)に本体1および便座8の上面と隙間A
および便器2の上方を覆い、開いた時(図3に示す)に
本体1および便座8の上面と隙間Aおよび便器2の上方
を開放する構成に形成している。
【0029】また便蓋9は、図1に示すように閉じた状
態で、便器2内、本体1の一部である前側中央部が、ト
イレ室内に入った用便者の視野に入るように光透過部1
1を略中央部に設けている。光透過部11は、透明な合
成樹脂材料、または印加電圧により光透過度を任意に変
えられる液晶シートで形成している。12は閉じた状態
の便蓋9の光透過部11を介してトイレ室内に入った用
便者の視野に入るように本体1の前部上面中央に並設し
た複数の表示部で、温水加熱装置5、便座8の暖房手段
13、脱臭装置7等の通電状態等を表示するものであ
る。
【0030】14は便蓋9で閉蓋されている時の便器2
内を照明し、便器2内の汚れと汚物の排出の状況が用便
者に光透過部11を通じて見え易くする発光手段で、他
部材の邪魔にならないように回動軸10の近傍において
本体1内に設け、かつ底板1aの便器2内に臨む部分の
開口またはケース1bとの隙間(いずれも図示せず)を
利用して便器2内に光を照射するものである。
【0031】15は閉じた状態の便蓋9の光透過部11
を介してトイレ室内に入った用便者を検出できるように
本体1の前面中央に設けた人体検知手段で、トイレ室に
入った用便者を、直接または光透過部11を介して検出
できた時に発光手段14を点灯せしめる信号を出力して
省エネを図るとともに、脱臭装置7の動作を開始させる
信号も出力するものである。
【0032】16は便座8等に設けた着座検知手段で、
便座8に用便者が着座したのを検出すると今まで点灯し
ていた発光手段14を消灯させる信号を出力し省エネを
図るものである。17はマイクロコンピュータおよびそ
の周辺回路からなる本体制御部で、本体1内にあって、
遠隔操作器であるリモコンより信号を受けることによ
り、人体局部洗浄装置4、温水加熱装置5、乾燥装置
6、脱臭装置7、暖房手段13等の動作を制御し、かつ
表示部12に表示を行なわせるものである。
【0033】また、本体制御部17は人体検知手段15
による人体検出信号を受けて発光手段14を点灯すると
ともに脱臭装置7を動作させ、そして着座検知手段16
による用便者の便座8への着座検出信号を受けて発光手
段14を消灯させる制御を行なうものである。18は本
体1の側部に外方へ張り出して設けた袖部で、トイレ機
能部の温度設定等の設定部19を主に設け、表示部12
等は便蓋9の光透過部11により見えるようにした本体
前部に配置し、本体1の側部からの張り出しをできるだ
け小さくして本体1の設置工事をし易く構成している。
【0034】上記実施例において、トイレ装置は不使用
時にあって一般的に便蓋9を図1のように閉じ、本体
1、隙間A、便座8、便器2を覆っている。そして、用
便のためにトイレ室に入った用便者は、便蓋9の光透過
部11を介して便器2の内部、および本体1の前部にあ
る表示部12が視野に入る。また、用便者は光透過部1
1を介して人体検知手段15により検出されて発光手段
14が点灯し便器2内が照明され、一段と便器2の内部
状況である、汚れ具合、汚物が排出されているかどうか
の目視による確認が行なえるのである。
【0035】そして、図3のように便蓋9を開成して便
座8に用便者が着座すると、これを着座検知手段16が
検知し本体制御部17を介して発光手段14を消灯する
のである。用便後のトイレ機能部の操作は、リモコンよ
り信号を発信して行なわれ、人体局部洗浄装置4、乾燥
装置6等が動作し、また脱臭装置7は用便者がトイレ室
に入った時に人体検知手段15の検出信号による本体制
御部17を介して既に動作しているものである。
【0036】その後は、用便者が便座8より立ち上がっ
たのを着座検知手段16が検出すると本体制御部17を
介して発光手段14が再び点灯して便器2内を照明する
のである。そして、用便者は便蓋9を図1のように閉じ
るのを、便座8より立ち上がった直後に行なっても、ま
た着衣の身支度を終えてから行なっても、便蓋9の光透
過部11を介して便器2内を視野に入れながら洗浄水を
便器2に流して水洗を行なえるのである。用便者がトイ
レ室を出ると人体検知手段15は、それを検出して本体
制御部17を介して発光手段14を消灯し、脱臭装置7
の動作を停止させるのである。
【0037】以上のように本実施例では、便蓋9が便器
2を閉じた状態で便器2内が見える光透過部11を設け
ているので、便蓋9の開閉、そして便器2の水洗操作の
仕方、つまり用便後の着衣の身支度が整ってから、また
は用便後に便座8から立ち上がった直後のいずれにおけ
る便器2の水洗操作であっても、便蓋9の光透過部11
を通じて常に便器2内の状況が使用者の視野に入り、従
って意識する、しないに係わらず汚物排出の水洗の確認
と、汚れ具合を容易に確認でき、汚物排出の機会と掃除
する機会を容易に得られて確実に水洗と掃除を行なえ、
掃除タイミングの気遣いをする必要のない掃除勝手の良
いものにでき、かつ常に清潔にできる。
【0038】また本実施例では、便蓋9が閉じた状態で
本体1および便座8、便器2を覆う構成で、更に閉じた
状態で便器2内および本体1が見える光透過部11を設
けているので、便蓋9の開閉、そして便器2の水洗操作
の仕方に関係なく、便蓋9の光透過部11を通じて常に
便器2内の状況が使用者の視野に入り、意識する、しな
いに係わらず汚物排出の水洗の確認と、汚れ具合を容易
に確認でき、汚物排出の機会と掃除する機会を容易に得
られて確実に水洗と掃除を行なえ、掃除タイミングの気
遣いをする必要のない掃除勝手の良いものにでき、かつ
常に清潔にできる。
【0039】そして、便蓋9は閉じた状態で便座8はも
ちろん、本体1も覆っているので、本体1と便座8の間
にできる隙間Aもカバーされて表に現れないので、埃が
溜まる便蓋9を拭くだけの掃除のし易いものになり、特
に便蓋が一般的に平らな場合は一層、掃除がし易くなる
とともに、常に清潔に保つことが可能になり、衛生的で
なければならないこの種トイレ装置としては極めて有益
であり、かつ本体1、便蓋9の二重構造により、待機中
における温水加熱装置5からの放熱を多少なりとも抑制
できる。
【0040】更に、便蓋9の光透過部11は閉じた状態
で本体1も見えるよう形成しているので、本体1にトイ
レ機能部の通電状態等の表示部12、人体検知手段15
等を設置でき、また遠隔操作用の信号の受信部等を設置
することも可能になり、本体1の側部である袖部18に
表示部12、人体検知手段15等を設ける必要がなくな
り、その分だけ袖部18のスペースを小さくした本体1
にすることができ、本体1の設置工事をし易くできる。
【0041】また本実施例では、便蓋9の光透過部11
を、液晶シートで形成しているので、液晶シートへの印
加電圧を調整して液晶シートの光透過度を任意に変える
ことができ、従って例えば周囲の環境の明るさに応じて
印加電圧を制御し、周囲が暗い時ほど光透過度を高める
ことで便器2内を見やすくできる。
【0042】また本実施例では、発光手段14により便
器2内が照らされて光透過部11を介して良く見えると
ともに、便蓋9で閉じられ暗い気味になっている便器2
内の汚れ具合等の状況確認が適切に行なうことができ
る。
【0043】また本実施例では、発光手段14を便蓋9
の回動軸10の近傍に設けて本体1内において他の部材
の邪魔にならないようにして効果的な灯光ができる。
【0044】また本実施例では、人体検出時に発光手段
14を点灯せしめる人体検知手段15を設けて、トイレ
室に用便者が入って人体検知手段15が検知した時に発
光手段14を点灯し、必要な時のみの点灯により常に省
エネを図ることができる。
【0045】また本実施例では、人体検知手段15を閉
じた便蓋9の光透過部11より見える本体1の前面中央
に設け、便蓋9を閉じていても人体の検知ができ、従っ
て便蓋9に邪魔されない本体1の袖部18に設ける必要
がなくなり、袖部18を小さくした本体1を形成でき、
本体1の設置工事をし易くできる。
【0046】また本実施例では、人体の着座検出時に発
光手段14を消灯する着座検知手段16を設けているの
で、用便中で照明が不要な時に消灯して省エネを図るこ
とができる。
【0047】なお、上記実施例では発光手段14を回動
軸10の近傍に設けたが、回動軸を筒状にして内部に納
めても良いものである。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明は、便蓋の開閉に係
わらず常に便器内の状況が使用者の視野に入り、掃除す
る機会を容易に得られて掃除勝手の良いものにできると
ともに、常に清潔できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるトイレ装置の便蓋の
閉成状態を示す斜視図
【図2】同実施例1におけるトイレ装置の便蓋および本
体を切欠いて示す側断面図
【図3】同実施例1におけるトイレ装置の便蓋の開成状
態を示す斜視図
【図4】同実施例1におけるトイレ装置の便蓋を取り外
した状態を示す斜視図
【図5】同実施例1におけるトイレ装置の電気的なブロ
ック図
【図6】同実施例1におけるトイレ装置の本体を示す概
略透視上面図
【図7】従来例のトイレ装置の便蓋の開成状態を示す斜
視図
【図8】同トイレ装置の便蓋の閉成状態を示す上面図
【図9】同トイレ装置の便蓋の閉成状態を示す側面図
【符号の説明】
1 本体 2 便器 8 便座 9 便蓋 10 回動軸 11 光透過部 14 発光手段 15 人体検知手段 16 着座検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古閑 良一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D037 AA02 AA11 AB01 AD00 AD16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器上に設けて使用する本体と、前記本
    体に回動自在に設けた便座および便蓋とを備え、前記便
    蓋は前記便器を閉じた状態で便器内が見える光透過部を
    形成してなるトイレ装置。
  2. 【請求項2】 便器上に設けて使用し、トイレ機能部を
    内装した本体と、前記本体に回動自在に設けた便座と、
    前記本体に回動自在に設け、閉じた状態で前記本体およ
    び便座、便器を覆う便蓋とを備え、前記便蓋は閉じた状
    態で便器内および前記本体が見える光透過部を形成して
    なるトイレ装置。
  3. 【請求項3】 便蓋の光透過部は、液晶シートで形成し
    てなる請求項1または請求項2に記載のトイレ装置。
  4. 【請求項4】 便器内を照明する発光手段を備えてなる
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載のトイレ装置。
  5. 【請求項5】 発光手段は、便蓋の回動軸の近傍に設け
    てなる請求項4に記載のトイレ装置。
  6. 【請求項6】 人体検出時に発光手段を点灯せしめる人
    体検知手段を設けてなる請求項4または請求項5に記載
    のトイレ装置。
  7. 【請求項7】 人体検知手段は、便蓋の光透過部より見
    える本体の位置に設けてなる請求項6に記載のトイレ装
    置。
  8. 【請求項8】 人体の着座検出時に発光手段を消灯する
    着座検知手段を備えてなる請求項3〜請求項5のいずれ
    かに記載のトイレ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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