JPH02274930A - 収納式便器ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は比較的狭いトイレ等に設置され使用される洋式
トイレの収納式便器ユニットに関するものである。

従来の技術 一般に船舶や寝台車のような比較的狭いトイレ用に特開
昭５２−１４２８４９公報や、第６図に示される実公昭
５０−４５３０のような収納式便器ユニ７トにおいて、
これら装置の構造に、便器の収納あるいは収納後の便器
の洗浄が開示されている。

近年、家庭用の便器上に設置する特開昭５５−１２６６
３０公報のシートタイプ温水洗浄便座が普及しつつある
。従って当然、このタイプで温水洗浄および乾燥などの
機能等を収納部べんき便座ユニットに組み込むことが考
えられる。

発明が解決しようとする課題 シートタイプ温水洗浄便座をそのまま氷収納式便器ユニ
ントにつけると便器を収納したときの便器洗浄水が本体
内の電気部品に侵入して絶縁保証ができない等の課題を
有していた。便器と人体それぞれに乾燥手段が必要にな
るなどの欠点も存していた。

本発明は、上記課題と欠点を解消するもので、収納時の
便器洗浄時にその洗浄水が本体の電気部品に侵入して絶
縁保証ができなくなることがなく、安全でかつ、簡単な
構成で１つの温風発生手段で便器と人体の両方の乾燥が
可能となる収納式便器ユニットを提供することを目的と
する。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の収納式便器ユニット
は、人体着座部と人体洗浄用ノズルおよび、人体乾燥温
風吹き出し口および、汚物排出口、便器洗浄管等を有し
支持軸を中心に回動自在な腰掛は便器と、前記腰掛は便
器が非使用に収納される収納部と便器を洗浄する便器洗
浄ノズルを備え、さらに用便時に人体洗浄ノズルに洗浄
水を供給する給水手段と、洗浄後に人体を乾燥する温風
発生手段と便器内の臭気を排除する脱臭手段と７η吻排
水トラツプからなる本体ユニットで構成し、前記人体乾
燥温風吹き出し口を有する便器側温風風路と、本体ユニ
ット側温風風路を有する温風発生手段が用便時、即ち便
器が水平状態になったときだけ連結され、人体乾燥風路
が形成される構成としたものである。

作用 上記構成により、便器収納時において便器洗浄時に便器
内に電気部品がないため洗浄水が、本体ユニットの電気
部品等に侵入して絶縁を停止させることかない。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

なお、従来例と同一構成要素には、同一符号を付した。

第１図は本実施例の収納式便器ユニットの構成を示す断
面図である。第１図、第３図において腰掛は便器（以下
便器と略す）１の上部に人体着座部２とその内側に便器
洗浄管５が形成され、後部に人体洗浄ノズル７及び乾燥
温風吹き出し口３、汚物排出口４を有する便器１と両サ
イドに延出し、本体ユニット２６の軸受２７に支持され
る支持軸８を中心に略水平から、垂直位置まで回動自在
に枢着される。

支持軸８の端部にギヤ２０が固定され駆動用モータ２１
とかみ合い便器ｌを回動させる。非使用時には、駆動用
モータ２１が作動して便器１を約垂直位置（本体ユニッ
ト２６の収納部９）まで回動して収納する。

収納した便器に対向する位置と上部に便器洗浄ノズル１
０を複数取り付けである。使用時には、便器後部に設置
された洗浄ノズル７に本体ユニスト２６内の温水タンク
１２と上水道との混合水を給水手段１１等により供給す
る。

なお給水手段については、本発明と直接関係ないので説
明を省略する。

乾燥温風発生手段は、本体ユニ・ント側に設けたファン
モータ１８とヒータ１３と風路１４と便器側風路２８と
それらの接合部１５で構成される。

脱臭手段は、ファンモータ１９と脱臭風路１７で構成し
、便器内あるいは汚物の臭気を第１図の破線に示すよう
に屋外または、脱臭剤（図示せず）を介して室内へ排出
するように構成する。

排水手段は、排水トランプ１６より汚物が排出される。

収納時における、便器洗浄は第２図のごとく、便器洗浄
水は矢印のように流れ電気部品に洗浄水が懸かり絶縁低
下を起こし不安全になることがない。

第５図は、便器乾燥風路２８と本体ユニ７トの乾燥風路
１４の接合部１５の拡大図である。

便器ｌの温風風路２８の端部には、突起リブ２５を形成
し便器の回動により使用時にはその突起リブ２５が、本
体ユニットの風路１４内へ連結されシャッター２３の突
起リブ２４を押し上げ便器乾燥風路２２が閉鎖される構
造とする。従って温風は、矢印のように流れるので人体
乾燥ができる。非使用時には便器が回動し垂直状態にな
り、シャッターが自動的に接合部１５を閉鎖し、便器乾
燥風路２２が開放され温風は破線矢印のように温風穴２
１より吹き出し便器乾燥ができる。従って便器の回動と
シャッターにより人体乾燥と便器乾燥に簡単に切り替え
られる。

６は本体ユニット２６の外壁と同一面状の男子用小便器
であるが、詳細な説明は、本発明と直接関係ないので省
略する。

次に本発明の収納式便器ユニットの作動について行動に
従って説明する。

まず、トイレに入ると人体検出手段（図示せず）により
各装置が待機する。

使用者の選択により便器がセットされる。→便器前洗浄
（便器を濡らす程度の弱洗浄）→便器着座（脱臭開始）
→用便→温水洗浄→温風乾燥→立ち上がる→１０数秒後
に自動的に汚物排水後、便器が収納される（脱臭停止）
→便器洗浄開始（始めは水、その後温水）→便器乾燥→
待機にもどる、で作動が一巡する。人体検出手段がその
後再度人体を検出しなければオールオフとなる。ただし
、乾燥温風発生手段は、常時オン−オフを繰り返し専用
スイッチ（図示せず）を切らない限り、便器着座面の保
温をする。これにより冬場の凍結防止にもなる。

発明の効果 以上の説明により明らかなように、本発明の収納式便器
ユニットによれば、次の効果が得られる。

（１）便器内に電気部品を配置せず分離しているため、
便器収納時において、便器洗浄時に便器に洗浄水が侵入
して絶縁を低下させるようなことがない。また洗浄水が
、乾燥温風風路を通り侵入しても排水トランプに流れ出
て溜まらない構造であるために風路を伝わって侵入し、
絶縁を低下させることがない。従って安全性の高いもの
となる。

（２）本体ユニット側温風発生手段の温風風路を二重に
して、非使用時に便器洗浄後の便器の乾燥風路を形成し
て接合部にシャッターを設けることにより、ひとつの温
風発生手段で便器の回動だけで、簡単に人体乾燥風路と
便器乾燥風路に自動的に切り替えられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の収納式便器ユニットの使用
状態を示す側面断面図、第２図は同収納式便器ユニット
の非使用状態を示す側面断面図、第３図は同収納式便器
ユニットの使用状態を示す正面断面図、第４図は同収納
式便器ユニットの使用状態を示す正面図、第５図は同収
納式便器ユニットの温風風路の接合部を示す側面断面図
、第６図は従来の収納式便器ユニシトを示す側面断面図
である。 １・・・・・・腰掛は便器、２・・・・・・着座部、３
・・・・・・温風吹き出し口、４・・・・・・汚物排出
口、５・・・・・・便器洗浄管、７・・・・・・人体洗
浄ノズル、８・・・・・・支持軸、９・・・・・収納部
、１０・・・・・・便器洗浄ノズル、１６・・・・・・
汚物排水トランプ、２３・・・・・・シャッター、２６
・・・・・・本体ユニン　ト。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名第１図 ／θ 樺１人の田名 ｔｔ６ｊ ２θ゛−午イ ２ｆ・−駆勧用七−グ ２ｚ゛°　ネイ本ユ＝／ト ／７−Ｈ児臭Ｘ訃 ｚ３゛ンイッダー ？４．ご−突起ソ７

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）人体着座部と人体洗浄用ノズルおよび、人体乾燥
   温風吹き出し口および、汚物排出口、便座洗浄管等を有
   し支持軸を中心に回動自在な腰掛け便器と、前記腰掛け
   便器が非使用に収納される収納部と便器を洗浄する便器
   洗浄ノズルを備え、さらに用便時に人体洗浄ノズルに洗
   浄水を供給する給水手段と、洗浄後に人体を乾燥する温
   風発生手段とを便器内の臭気を排除する脱臭手段と汚物
   排水トランプからなる本体ユニットで構成し、前記人体
   乾燥温風吹き出し口を有する便器側温風風路と、本体ユ
   ニット側温風風路を有する温風発生手段が用便時、即ち
   便器が水平状態になったときだけ連結され人体乾燥風路
   が形成される収納式便器ユニット。
2. （２）本体ユニット側温風発生手段の温風風路を二重に
   して非使用時に便器洗浄後の便器の乾燥風路を形成して
   接合部に便器の回動により、人体乾燥風路と便器乾燥風
   路が切り替わるシャッターを設けてなる請求項（１）記
   載の収納式便器ユニット。