JP2000070185A - 小便器システム - Google Patents
小便器システムInfo
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- JP2000070185A JP2000070185A JP10255981A JP25598198A JP2000070185A JP 2000070185 A JP2000070185 A JP 2000070185A JP 10255981 A JP10255981 A JP 10255981A JP 25598198 A JP25598198 A JP 25598198A JP 2000070185 A JP2000070185 A JP 2000070185A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明では、排尿後に性器に付いている尿を衛
生的に処理することができる小便器システムを提供する
ことである。 【解決手段】 小便器をトイレ空間の壁面に取り付け
てなり、当該小便器もしくは当該小便器の近傍壁の少な
くともどちらかに拭取紙を備えておく拭取紙設置部を設
け、また、当該小便器もしくは当該小便器の近傍壁の少
なくともどちらかに拭取紙を捨てる拭取紙捨て部を設け
た小便器システムであること。
生的に処理することができる小便器システムを提供する
ことである。 【解決手段】 小便器をトイレ空間の壁面に取り付け
てなり、当該小便器もしくは当該小便器の近傍壁の少な
くともどちらかに拭取紙を備えておく拭取紙設置部を設
け、また、当該小便器もしくは当該小便器の近傍壁の少
なくともどちらかに拭取紙を捨てる拭取紙捨て部を設け
た小便器システムであること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小便器システムに
関するものである。詳しくは、排尿後に性器に付いてい
る尿を衛生的に処理することができる小便器システムに
関するものである。
関するものである。詳しくは、排尿後に性器に付いてい
る尿を衛生的に処理することができる小便器システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来小便器3’は、オフィスビル、デパ
ート、映画館、車輛、等の男性用の公衆トイレに設置さ
れている。図11に示すように、壁面20’に取り付け
られた小便器3’の小便器ボール部3a’に目掛けて排
尿を行なう。そして、排尿後、男性の性器を振って、性
器に付いている尿を取り払うこと(以下、水切り行為と
いう)を行なう。この水切り行為を行なわないと、性器
に付いている尿が下着に付着し、下着が汚れてしまう結
果となる。
ート、映画館、車輛、等の男性用の公衆トイレに設置さ
れている。図11に示すように、壁面20’に取り付け
られた小便器3’の小便器ボール部3a’に目掛けて排
尿を行なう。そして、排尿後、男性の性器を振って、性
器に付いている尿を取り払うこと(以下、水切り行為と
いう)を行なう。この水切り行為を行なわないと、性器
に付いている尿が下着に付着し、下着が汚れてしまう結
果となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この水
切り行為を行なうことにより、性器に付いている尿を取
り払うことができ下着を汚さずに済む反面、水切り行為
により尿41’が飛散して、便器周りがしばしば汚れて
しまうことがある。
切り行為を行なうことにより、性器に付いている尿を取
り払うことができ下着を汚さずに済む反面、水切り行為
により尿41’が飛散して、便器周りがしばしば汚れて
しまうことがある。
【0004】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、排尿後に性器に付いている尿を衛生的に
処理することができる小便器システム2を提供すること
を目的とするものである。
るものであり、排尿後に性器に付いている尿を衛生的に
処理することができる小便器システム2を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明の請求項1の発明において、小便器3
をトイレ空間1の壁面20に取り付けてなり、かつ、当
該小便器3もしくは当該小便器3の近傍壁の少なくとも
どちらかに拭取り紙7を備えておく拭取紙設置部6を設
けたことである。
になされた本発明の請求項1の発明において、小便器3
をトイレ空間1の壁面20に取り付けてなり、かつ、当
該小便器3もしくは当該小便器3の近傍壁の少なくとも
どちらかに拭取り紙7を備えておく拭取紙設置部6を設
けたことである。
【0006】このような構成にすることにより、排尿後
の性器に付いている尿を、排尿した姿勢のまま拭取紙設
置部6に備えた拭取り紙7に手を伸ばして取って、その
拭取り紙7にて簡単に拭取って衛生的に取り除くことが
できる。そのため、下着を汚したり、水切り行為にて小
便器3周りを汚すことがなく、下着も小便器3周りも衛
生的に保つことができる。
の性器に付いている尿を、排尿した姿勢のまま拭取紙設
置部6に備えた拭取り紙7に手を伸ばして取って、その
拭取り紙7にて簡単に拭取って衛生的に取り除くことが
できる。そのため、下着を汚したり、水切り行為にて小
便器3周りを汚すことがなく、下着も小便器3周りも衛
生的に保つことができる。
【0007】本発明の請求項2の発明において、小便器
3をトイレ空間1の壁面20に取り付けてなり、かつ、
当該小便器3もしくは当該小便器3の近傍壁の少なくと
もどちらかに拭取り紙7を捨てる拭取紙捨て部11を設
けたことである。
3をトイレ空間1の壁面20に取り付けてなり、かつ、
当該小便器3もしくは当該小便器3の近傍壁の少なくと
もどちらかに拭取り紙7を捨てる拭取紙捨て部11を設
けたことである。
【0008】このような構成にすることにより、排尿後
の性器に付いている尿を、持参したポケットティッシュ
などの拭取り紙7にて簡単に拭取って衛生的に取り除
き、尿の付いた拭取り紙7をその場で拭取紙捨て部11
に簡単に捨てることができる。そのため、尿の付いた拭
取り紙7を散乱させて小便器3近傍周りを汚すことがな
い。
の性器に付いている尿を、持参したポケットティッシュ
などの拭取り紙7にて簡単に拭取って衛生的に取り除
き、尿の付いた拭取り紙7をその場で拭取紙捨て部11
に簡単に捨てることができる。そのため、尿の付いた拭
取り紙7を散乱させて小便器3近傍周りを汚すことがな
い。
【0009】本発明の請求項3の発明において、小便器
3をトイレ空間1の壁面20に取り付けてなり、当該小
便器3もしくは当該小便器3の近傍壁の少なくともどち
らかに拭取り紙7を備えておく拭取紙設置部6を設け、
かつ、当該小便器3もしくは当該小便器3の近傍壁の少
なくともどちらかに拭取り紙7を捨てる拭取紙捨て部1
1を設けたことである。
3をトイレ空間1の壁面20に取り付けてなり、当該小
便器3もしくは当該小便器3の近傍壁の少なくともどち
らかに拭取り紙7を備えておく拭取紙設置部6を設け、
かつ、当該小便器3もしくは当該小便器3の近傍壁の少
なくともどちらかに拭取り紙7を捨てる拭取紙捨て部1
1を設けたことである。
【0010】このような構成にすることにより、排尿後
の性器に付いている尿を、拭取紙設置部6に備えた拭取
り紙7にて簡単に拭取って衛生的に取り除くことができ
るとともに、拭取った拭取り紙7をその場で拭取紙捨て
部11に簡単に捨てることができる。そのため、下着を
汚したり、トイレ空間1を汚すことがなくなり、また、
トイレ空間1の清掃も楽になる。
の性器に付いている尿を、拭取紙設置部6に備えた拭取
り紙7にて簡単に拭取って衛生的に取り除くことができ
るとともに、拭取った拭取り紙7をその場で拭取紙捨て
部11に簡単に捨てることができる。そのため、下着を
汚したり、トイレ空間1を汚すことがなくなり、また、
トイレ空間1の清掃も楽になる。
【0011】本発明の請求項4の発明において、前記拭
取紙設置部6は、前記小便器3の略中央部5より上方に
位置するように設けたことである。
取紙設置部6は、前記小便器3の略中央部5より上方に
位置するように設けたことである。
【0012】このような構成にすることにより、小便器
3の使用者40が排尿後、腰を屈めたりすることなく、
楽な排尿と同じ姿勢で拭取り紙7を取ることができる。
3の使用者40が排尿後、腰を屈めたりすることなく、
楽な排尿と同じ姿勢で拭取り紙7を取ることができる。
【0013】本発明の請求項5の発明において、前記拭
取紙設置部6は、紙巻器9であることである。
取紙設置部6は、紙巻器9であることである。
【0014】このような構成にすることにより、拭取り
紙7として、大便器で使用するロール式のトイレットペ
ーパーを使用することができるため、新たな拭取り紙7
を用意することなく、また、新たに在庫管理等が発生す
ることがない。
紙7として、大便器で使用するロール式のトイレットペ
ーパーを使用することができるため、新たな拭取り紙7
を用意することなく、また、新たに在庫管理等が発生す
ることがない。
【0015】本発明の請求項6の発明において、前記拭
取紙設置部6は、ティッシュ箱8を載置することのでき
る載置部を備えたことである。
取紙設置部6は、ティッシュ箱8を載置することのでき
る載置部を備えたことである。
【0016】このような構成にすることにより、ボック
ス型のティッシュ8などの拭取り紙7を用いることがで
きるので、使用毎に1枚ずつ拭取り紙7を簡単に取るこ
とができるので、安心して拭取り行為をすることができ
る。
ス型のティッシュ8などの拭取り紙7を用いることがで
きるので、使用毎に1枚ずつ拭取り紙7を簡単に取るこ
とができるので、安心して拭取り行為をすることができ
る。
【0017】本発明の請求項7の発明において、前記拭
取紙設置部6は、小便器3を使用する使用者40が立つ
使用位置17に向けて設けたことである。
取紙設置部6は、小便器3を使用する使用者40が立つ
使用位置17に向けて設けたことである。
【0018】このような構成にすることにより、小便器
3を使用する使用者40が、手を無理やり伸ばしたりせ
ずに楽な姿勢で簡単に拭取り紙7を取ることができる。
3を使用する使用者40が、手を無理やり伸ばしたりせ
ずに楽な姿勢で簡単に拭取り紙7を取ることができる。
【0019】本発明の請求項8の発明において、前記拭
取紙捨て部11は、前記小便器3の略中央部5より下方
に位置するように設けたことである。
取紙捨て部11は、前記小便器3の略中央部5より下方
に位置するように設けたことである。
【0020】このような構成にすることにより、拭取っ
た後拭取り紙7を楽な姿勢で簡単に拭取紙捨て部11に
捨てることができる。そのため、尿の付いた拭取り紙7
を散乱させて小便器3近傍周りを汚すことがない。
た後拭取り紙7を楽な姿勢で簡単に拭取紙捨て部11に
捨てることができる。そのため、尿の付いた拭取り紙7
を散乱させて小便器3近傍周りを汚すことがない。
【0021】本発明の請求項9の発明において、前記拭
取紙捨て部11は、使用した拭取り紙7を捨てるボール
部12と、前記ボール部12に捨てられた拭取り紙7を
排水管22へ流すための洗浄水を噴出する洗浄水噴出部
13と、ボール部12と排水管22とを連結する排水部
14とから構成されていることである。
取紙捨て部11は、使用した拭取り紙7を捨てるボール
部12と、前記ボール部12に捨てられた拭取り紙7を
排水管22へ流すための洗浄水を噴出する洗浄水噴出部
13と、ボール部12と排水管22とを連結する排水部
14とから構成されていることである。
【0022】このような構成にすることにより、拭取り
を流すことができるので、次に使用する使用者40が前
の使用者の尿の付いた拭取り紙7を目にすることがな
く、いつでも使用者40は排尿ならびに拭取り行為を快
適にすることができる。
を流すことができるので、次に使用する使用者40が前
の使用者の尿の付いた拭取り紙7を目にすることがな
く、いつでも使用者40は排尿ならびに拭取り行為を快
適にすることができる。
【0023】本発明の請求項10の発明において、前記
排水部14には、排水管22から臭気が流れてこないた
めの封水部15を備えていることである。
排水部14には、排水管22から臭気が流れてこないた
めの封水部15を備えていることである。
【0024】このような構成にすることにより、排水部
14より排水管22へ拭取り紙7を流すことができると
ともに、排水管22から臭気が流れてこないため、いつ
でも使用者40は快適に排尿行為をすることができる。
14より排水管22へ拭取り紙7を流すことができると
ともに、排水管22から臭気が流れてこないため、いつ
でも使用者40は快適に排尿行為をすることができる。
【0025】本発明の請求項11の発明において、前記
拭取紙捨て部11のボール部12には、ボール部12に
洗浄水を噴出するためにボール部12に捨てられた拭取
り紙7を検知する捨て部検知センサー16を設けている
ことである。
拭取紙捨て部11のボール部12には、ボール部12に
洗浄水を噴出するためにボール部12に捨てられた拭取
り紙7を検知する捨て部検知センサー16を設けている
ことである。
【0026】このような構成にすることにより、使用者
40が拭取り紙7を拭取紙捨て部11のボール部12に
捨てるだけで自動的に流すことができるこれにより、次
の使用者40が拭取紙捨て部11を使用するときに、前
の使用者40の使用した拭取り紙7を目にすることなく
快適に使用することができる。
40が拭取り紙7を拭取紙捨て部11のボール部12に
捨てるだけで自動的に流すことができるこれにより、次
の使用者40が拭取紙捨て部11を使用するときに、前
の使用者40の使用した拭取り紙7を目にすることなく
快適に使用することができる。
【0027】本発明の請求項12の発明において、前記
拭取紙捨て部11は、前記小便器3と一体に設けたこと
である。
拭取紙捨て部11は、前記小便器3と一体に設けたこと
である。
【0028】このような構成にすることにより、排尿、
拭取り、拭取り紙7の捨て行為の一連の動作を同じ楽な
姿勢で行なうことができる。
拭取り、拭取り紙7の捨て行為の一連の動作を同じ楽な
姿勢で行なうことができる。
【0029】本発明の請求項13の発明において、前記
小便器3、拭取紙設置部6および拭取紙捨て部11は、
小便器3の洗浄をするための洗浄水を供給するための給
水管21および排尿や洗浄水を排水するための排水管2
2を、内部に備えた配管ケース壁面20aに設けたこと
である。
小便器3、拭取紙設置部6および拭取紙捨て部11は、
小便器3の洗浄をするための洗浄水を供給するための給
水管21および排尿や洗浄水を排水するための排水管2
2を、内部に備えた配管ケース壁面20aに設けたこと
である。
【0030】このような構成にすることにより、建築躯
体を大幅に解体することなく、どのようなトイレ空間1
においても、本発明の小便器システム2を簡単に設置す
ることができる。また、配管ケース壁面20a内に排水
管22を設けているので、躯体側に影響せずに排水管2
2に傾き勾配を簡単につけて、拭取り紙7を排水管22
内を流れ易くすることができる。
体を大幅に解体することなく、どのようなトイレ空間1
においても、本発明の小便器システム2を簡単に設置す
ることができる。また、配管ケース壁面20a内に排水
管22を設けているので、躯体側に影響せずに排水管2
2に傾き勾配を簡単につけて、拭取り紙7を排水管22
内を流れ易くすることができる。
【0031】本発明の請求項14の発明において、前記
拭取紙設置部6と拭取紙捨て部11をユニット化して一
体的に設けたことである。
拭取紙設置部6と拭取紙捨て部11をユニット化して一
体的に設けたことである。
【0032】このような構成にすることにより、小便器
3周りの意匠性ならびに清掃性を向上させることができ
る。また、このユニット化することにより拭取紙設置部
6と拭取紙捨て部11をそれぞれを別個に取り付ける必
要がなくなり、設置施工も容易になる。
3周りの意匠性ならびに清掃性を向上させることができ
る。また、このユニット化することにより拭取紙設置部
6と拭取紙捨て部11をそれぞれを別個に取り付ける必
要がなくなり、設置施工も容易になる。
【0033】本発明の請求項14の発明において、小便
器3をトイレ空間1の壁面20に取り付けてなり、か
つ、当該小便器3もしくは、当該小便器3近傍に送風手
段30を設け、当該送風手段30に連通された送風口3
1を小便器ボール部3aの開口略上方部32に設けたこ
とである。
器3をトイレ空間1の壁面20に取り付けてなり、か
つ、当該小便器3もしくは、当該小便器3近傍に送風手
段30を設け、当該送風手段30に連通された送風口3
1を小便器ボール部3aの開口略上方部32に設けたこ
とである。
【0034】このような構成にすることにより、排尿
後、性器に付いている尿を上方からの送風にて下方の小
便器ボール部3a内へ吹き飛ばして取り除くことができ
る。
後、性器に付いている尿を上方からの送風にて下方の小
便器ボール部3a内へ吹き飛ばして取り除くことができ
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一実施の
形態に係る小便器システム2を示す。図2〜9は、各々
本発明の一実施の形態に係る他の小便器システム2を示
す。図10は、本発明の一実施の形態に係る他の小便器
システム2のうち送風手段30を備えたものを示す。
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一実施の
形態に係る小便器システム2を示す。図2〜9は、各々
本発明の一実施の形態に係る他の小便器システム2を示
す。図10は、本発明の一実施の形態に係る他の小便器
システム2のうち送風手段30を備えたものを示す。
【0036】図1に示すように、トイレ空間1の壁面2
0に沿って配管ケース壁面20aが設けられている。こ
の配管ケース壁面20aは、支持体(図示せず)に取り
付けられており、かつ、この配管ケース壁面20aの上
部には、上面パネルを取り付けられている。この配管ケ
ース壁面20a内部を利用して、建築側の主配水管およ
び主排水管にそれそれ連結されている給水管21ならび
に排水管22を各小便器3、拭取紙捨て部11に連結し
ている。配管ケース壁面20aは、前面パネルを複数に
分けて構成して、かつ、各機器が取り付いていないパネ
ルを設けて、取り外しが簡単にできるようにしておくこ
とが好ましい。これによって、各機器が取り付いていな
いパネルを簡単に取り外して、施工、点検、修繕、等が
容易にできるようになる。
0に沿って配管ケース壁面20aが設けられている。こ
の配管ケース壁面20aは、支持体(図示せず)に取り
付けられており、かつ、この配管ケース壁面20aの上
部には、上面パネルを取り付けられている。この配管ケ
ース壁面20a内部を利用して、建築側の主配水管およ
び主排水管にそれそれ連結されている給水管21ならび
に排水管22を各小便器3、拭取紙捨て部11に連結し
ている。配管ケース壁面20aは、前面パネルを複数に
分けて構成して、かつ、各機器が取り付いていないパネ
ルを設けて、取り外しが簡単にできるようにしておくこ
とが好ましい。これによって、各機器が取り付いていな
いパネルを簡単に取り外して、施工、点検、修繕、等が
容易にできるようになる。
【0037】なお、本発明でいうトイレ空間1の壁面2
0とは、トイレ空間の側壁面、床壁面、配管ケース壁面
20a等を示す。ここでは、トイレ空間1の壁面20を
配管ケース壁面20aとして、小便器3、拭取紙設置部
6、拭取紙捨て部11を設けているが、小便器3、拭取
紙設置部6、拭取紙捨て部11をトイレ空間1の床壁面
やトイレ空間1の側壁面20に取付ても、また、床壁面
を給水管21や排水管22等を通すために二重床とし
て、この二重床壁面に取り付けてもよい。
0とは、トイレ空間の側壁面、床壁面、配管ケース壁面
20a等を示す。ここでは、トイレ空間1の壁面20を
配管ケース壁面20aとして、小便器3、拭取紙設置部
6、拭取紙捨て部11を設けているが、小便器3、拭取
紙設置部6、拭取紙捨て部11をトイレ空間1の床壁面
やトイレ空間1の側壁面20に取付ても、また、床壁面
を給水管21や排水管22等を通すために二重床とし
て、この二重床壁面に取り付けてもよい。
【0038】小便器3は、便器上方部32に人体検知セ
ンサー4が設けられており、使用者40が便器前に立っ
たことを検知し、少量の洗浄水を小便器ボール部3aに
流し、かつ、排尿後、使用者40が便器前から立ち去っ
たことを検知して、ボール内を洗浄するために通常量の
洗浄水を流す機能が設けられている。なお、洗浄水を流
すために、手動式洗浄釦を設けても良い。また、洗浄水
量の制御は、電気的でも、機構的でもどちらでもよい。
ンサー4が設けられており、使用者40が便器前に立っ
たことを検知し、少量の洗浄水を小便器ボール部3aに
流し、かつ、排尿後、使用者40が便器前から立ち去っ
たことを検知して、ボール内を洗浄するために通常量の
洗浄水を流す機能が設けられている。なお、洗浄水を流
すために、手動式洗浄釦を設けても良い。また、洗浄水
量の制御は、電気的でも、機構的でもどちらでもよい。
【0039】拭取紙設置部6は、小便器3の略中央部5
より上方に位置するように設けている。この拭取紙設置
部6は、使用者40が小便器3前に立った状態で、か
つ、楽な姿勢で手を伸ばして、届く範囲に設置すること
が好ましい。また、使用者40が片手で拭取紙設置部6
から拭取り紙7を取れるようにする。例えば、市販の箱
型のティッシュ8は、一枚一枚拭取り紙7であるティッ
シュを片手で容易に取ることができるので、この箱型の
ティッシュ8を利用できるように、拭取紙設置部6に、
ティッシュ箱8を使用者40が手で押しても動かないよ
うにバネ等を利用して保持する機構(図示せず)を設け
ておく。
より上方に位置するように設けている。この拭取紙設置
部6は、使用者40が小便器3前に立った状態で、か
つ、楽な姿勢で手を伸ばして、届く範囲に設置すること
が好ましい。また、使用者40が片手で拭取紙設置部6
から拭取り紙7を取れるようにする。例えば、市販の箱
型のティッシュ8は、一枚一枚拭取り紙7であるティッ
シュを片手で容易に取ることができるので、この箱型の
ティッシュ8を利用できるように、拭取紙設置部6に、
ティッシュ箱8を使用者40が手で押しても動かないよ
うにバネ等を利用して保持する機構(図示せず)を設け
ておく。
【0040】拭取紙捨て部11は、使用した拭取り紙7
を捨てるボール部12と、前記ボール部12に捨てられ
た拭取り紙7を排水管22へ流すための洗浄水を噴出す
る洗浄水噴出部13と、ボール部12と排水管22とを
連結する排水部14とから構成されている。排水部14
には、排水管22から臭気が流れてこないための封水部
15を備えている。これにより、使用した拭取り紙7
を、拭取紙捨て部11に捨てて洗浄水にて排水管22へ
流すことができるので、前に使用した使用者40の拭取
り紙7を、次に使用する使用者40が目にすることがな
く、快適に小便器3、拭取紙捨て部11を使用すること
ができる。
を捨てるボール部12と、前記ボール部12に捨てられ
た拭取り紙7を排水管22へ流すための洗浄水を噴出す
る洗浄水噴出部13と、ボール部12と排水管22とを
連結する排水部14とから構成されている。排水部14
には、排水管22から臭気が流れてこないための封水部
15を備えている。これにより、使用した拭取り紙7
を、拭取紙捨て部11に捨てて洗浄水にて排水管22へ
流すことができるので、前に使用した使用者40の拭取
り紙7を、次に使用する使用者40が目にすることがな
く、快適に小便器3、拭取紙捨て部11を使用すること
ができる。
【0041】また、ボール部12内には、拭取り紙7が
捨てられた場合に、自動的に洗浄水を流すことができる
ように捨て部検知センサー16が設けられている。その
ため、洗浄水を流すために人的な操作をする必要がな
く、また、流し忘れをして、次の使用者40に不快感を
与えることもない。なお、この拭取紙捨て部11は、小
便器3の略中央部5より下方に位置するように設けてい
る。
捨てられた場合に、自動的に洗浄水を流すことができる
ように捨て部検知センサー16が設けられている。その
ため、洗浄水を流すために人的な操作をする必要がな
く、また、流し忘れをして、次の使用者40に不快感を
与えることもない。なお、この拭取紙捨て部11は、小
便器3の略中央部5より下方に位置するように設けてい
る。
【0042】また、小便器3間に、拭取紙設置部6、拭
取紙捨て部11を設けることで、設置する拭取紙設置部
6および拭取紙捨て部11の数を減らすことができる。
取紙捨て部11を設けることで、設置する拭取紙設置部
6および拭取紙捨て部11の数を減らすことができる。
【0043】図2には、本発明の一実施の形態に係る他
の小便器システム2が示してある。図1と同様に配管ケ
ース壁面20aに小便器3、拭取紙設置部6、拭取紙捨
て部11を設けている。図1と同じ部分については説明
を省略し、以下で異なる部分について説明する。
の小便器システム2が示してある。図1と同様に配管ケ
ース壁面20aに小便器3、拭取紙設置部6、拭取紙捨
て部11を設けている。図1と同じ部分については説明
を省略し、以下で異なる部分について説明する。
【0044】拭取紙設置部6は、紙巻器9であり、大便
器で使用するロール式のトイレットペーパーを拭取り紙
7として用いることができる。公衆トイレにおいては、
紙巻器9へトイレットペーパーを補給しなければならな
いが、大便器で使用するものと、本発明の拭取紙設置部
6で使用するものと同じものなので、異なる拭取り紙7
の在庫管理や補給をする必要がない。
器で使用するロール式のトイレットペーパーを拭取り紙
7として用いることができる。公衆トイレにおいては、
紙巻器9へトイレットペーパーを補給しなければならな
いが、大便器で使用するものと、本発明の拭取紙設置部
6で使用するものと同じものなので、異なる拭取り紙7
の在庫管理や補給をする必要がない。
【0045】なお、片手で拭取り紙7であるトイレット
ペーパーをとらなければならないので、ペーパーカバー
部10にてトイレットペーパーを若干抑えつけるようにし
ておくと、簡単にトイレットペーパーの切目で切断する
ことができる。抑えつけるためには、バネ機構でもペー
パーカバー部10の自重によってでも他の方法でもよい。
なお、トイレットペーパーの端部がロール本体部に付い
ていて垂れていない場合は、ロール本体部からトイレッ
トペーパーの端部を離して垂らしておくようにするため
に、ペーパーカバー部10の抑制力を解除し、ペーパー
カバー部10が邪魔にならないようにすることが好まし
い。
ペーパーをとらなければならないので、ペーパーカバー
部10にてトイレットペーパーを若干抑えつけるようにし
ておくと、簡単にトイレットペーパーの切目で切断する
ことができる。抑えつけるためには、バネ機構でもペー
パーカバー部10の自重によってでも他の方法でもよい。
なお、トイレットペーパーの端部がロール本体部に付い
ていて垂れていない場合は、ロール本体部からトイレッ
トペーパーの端部を離して垂らしておくようにするため
に、ペーパーカバー部10の抑制力を解除し、ペーパー
カバー部10が邪魔にならないようにすることが好まし
い。
【0046】図3には、本発明の一実施の形態に係る他
の小便器システム2が示してある。図1と同様に配管ケ
ース壁面20aに小便器3、拭取紙捨て部11を設けて
いる。図1、図2と同じ部分については説明を省略し、
以下で異なる部分について説明する。
の小便器システム2が示してある。図1と同様に配管ケ
ース壁面20aに小便器3、拭取紙捨て部11を設けて
いる。図1、図2と同じ部分については説明を省略し、
以下で異なる部分について説明する。
【0047】この実施の形態では、拭取紙設置部6は、
便器に一体に取り付けた紙巻器9としている。なお、図
示しないが、ティッシュ箱8を組み込むようにしてもよ
い。このように使用者40の立つ使用位置17に向け
て、拭取紙設置部6を設けているので、排尿をする姿勢
を変えず小便器3に体を向けたまま性器に付いている尿
を拭取ることができる。
便器に一体に取り付けた紙巻器9としている。なお、図
示しないが、ティッシュ箱8を組み込むようにしてもよ
い。このように使用者40の立つ使用位置17に向け
て、拭取紙設置部6を設けているので、排尿をする姿勢
を変えず小便器3に体を向けたまま性器に付いている尿
を拭取ることができる。
【0048】次に図4から図7にて、本発明の一実施の
形態に係る小便器システム2の他の拭取紙設置部6の位
置について説明する。図4では、拭取紙設置部6を小便
器3側方の上方に設けている。図5では、拭取紙設置部
6を小便器3側方の上方に設け、かつ、前方に向くよう
に取り付けられており、使用しやすいようにしている。
さらに、使用しやすくするために、図6に示すように使
用者40の立つ使用位置17に向けて斜めに取り付けて
もよい。また、図7に示すように小便器3間に仕切り壁
23を設けて、その仕切り壁23に拭取紙設置部6を取
り付けても良い。なお、仕切り壁23は、小便器3下端
部よりも低い位置まで設けることが好ましい。これによ
り、使用者40が性器に付いている尿を拭くために仕切
り壁23側に体を向けても、仕切り壁23の向こう側で
小便器3を使用している使用者40に拭く行為等を見ら
れる心配がない。なお、図4から図7では、拭取紙捨て
部11は、拭取り紙7を蓄積できるごみ箱として床壁面
に設けているが、小便器と一体に設けてもよい。また、
図1、図2や図3のような洗浄機能を持つ拭取紙捨て部
11としてもよい。
形態に係る小便器システム2の他の拭取紙設置部6の位
置について説明する。図4では、拭取紙設置部6を小便
器3側方の上方に設けている。図5では、拭取紙設置部
6を小便器3側方の上方に設け、かつ、前方に向くよう
に取り付けられており、使用しやすいようにしている。
さらに、使用しやすくするために、図6に示すように使
用者40の立つ使用位置17に向けて斜めに取り付けて
もよい。また、図7に示すように小便器3間に仕切り壁
23を設けて、その仕切り壁23に拭取紙設置部6を取
り付けても良い。なお、仕切り壁23は、小便器3下端
部よりも低い位置まで設けることが好ましい。これによ
り、使用者40が性器に付いている尿を拭くために仕切
り壁23側に体を向けても、仕切り壁23の向こう側で
小便器3を使用している使用者40に拭く行為等を見ら
れる心配がない。なお、図4から図7では、拭取紙捨て
部11は、拭取り紙7を蓄積できるごみ箱として床壁面
に設けているが、小便器と一体に設けてもよい。また、
図1、図2や図3のような洗浄機能を持つ拭取紙捨て部
11としてもよい。
【0049】次に図8にて、本発明の一実施の形態に係
る他の小便器システム2のうち拭取紙設置部6と拭取紙
捨て部11が一体的に設けている小便器システム2につ
いて説明する。小便器3の近傍の壁面20に、拭取紙設
置部6と拭取紙捨て部11をユニット化して、一体的に
設けてもよい。このようにすることによって、小便器3
周りの意匠性を向上させることができる。また、後述す
るが、図9のように、拭取紙設置部6と拭取紙捨て部1
1と小便器3をユニット化して一体的に設けてもよい。
る他の小便器システム2のうち拭取紙設置部6と拭取紙
捨て部11が一体的に設けている小便器システム2につ
いて説明する。小便器3の近傍の壁面20に、拭取紙設
置部6と拭取紙捨て部11をユニット化して、一体的に
設けてもよい。このようにすることによって、小便器3
周りの意匠性を向上させることができる。また、後述す
るが、図9のように、拭取紙設置部6と拭取紙捨て部1
1と小便器3をユニット化して一体的に設けてもよい。
【0050】図9では、本発明の一実施の形態に係る他
の小便器システム2を示す。図1と同様に配管ケース壁
面20aに小便器3を設けている。図1と同じ部分につ
いては説明を省略し、以下で異なる部分について説明す
る。
の小便器システム2を示す。図1と同様に配管ケース壁
面20aに小便器3を設けている。図1と同じ部分につ
いては説明を省略し、以下で異なる部分について説明す
る。
【0051】本実施の形態においては、小便器3に拭取
紙捨て部11が一体に設けて、小便器3に拭取紙捨て部
11の機能を持たせたものである。これにより、排尿
後、性器に付いている尿を拭取り紙7にて拭取って、拭
取紙捨て部11に捨て、その場を立ち去れば、小便器3
もしくは小便器3近傍に設けた人体検知センサー4によ
って、使用者40が立ち去ったことを検知して、自動的
に小便器3内を洗浄水で洗浄するとともに、併せて拭取
り紙7も排水管22へ流すことができる。なお、ここで
は、拭取紙設置部6を、さらに小便器3に一体に取り付
けているが、配管ケース壁面20aやトイレ壁面20等
に別体として取り付けて設けてもよい。
紙捨て部11が一体に設けて、小便器3に拭取紙捨て部
11の機能を持たせたものである。これにより、排尿
後、性器に付いている尿を拭取り紙7にて拭取って、拭
取紙捨て部11に捨て、その場を立ち去れば、小便器3
もしくは小便器3近傍に設けた人体検知センサー4によ
って、使用者40が立ち去ったことを検知して、自動的
に小便器3内を洗浄水で洗浄するとともに、併せて拭取
り紙7も排水管22へ流すことができる。なお、ここで
は、拭取紙設置部6を、さらに小便器3に一体に取り付
けているが、配管ケース壁面20aやトイレ壁面20等
に別体として取り付けて設けてもよい。
【0052】図1から図9までに示した本発明の一実施
の形態に係る小便器システム2を使用した場合の一連の
動作行程を以下でまとめる。
の形態に係る小便器システム2を使用した場合の一連の
動作行程を以下でまとめる。
【0053】(1)使用者40は、小便器3前に立ち、
排尿行為をする。 (2)排尿後、そのままの姿勢で、拭取紙設置部6に備
えている拭取り紙7に手を伸ばして取る。 (3)この拭取り紙7にて、性器に付いている尿を拭取
る。 (4)拭取った後、その拭取り紙7を拭取紙捨て部11
に捨てる。 (5)図1から図3の実施の形態の場合、拭取紙捨て部
11に捨てると、捨て部検知センサー16が拭取り紙7
を検知し、洗浄水が流れ、拭取り紙7を排水管22へ流
す。 (6)図4から図8の実施の形態の場合は、拭取紙捨て
部11に拭取り紙7が蓄積され、ある程度蓄積された
ら、トイレ清掃者等が廃棄する。 (7)その後、使用者40は服装を整えて、小便器3前
から立ち去る。 (8)立ち去ったことを人体検知センサー4が検知し
て、小便器3内の洗浄を行なう。 (9)図9の実施の形態の場合は、人体検知センサー4
の検知により流れた洗浄水にて小便器3内を洗浄すると
ともに拭取り紙7をも排水管22へ流す。 以上により、拭取り紙7を利用して、排尿後に性器に付
いている尿を衛生的に処理することができる。また、ト
イレ空間1を汚すことがない。
排尿行為をする。 (2)排尿後、そのままの姿勢で、拭取紙設置部6に備
えている拭取り紙7に手を伸ばして取る。 (3)この拭取り紙7にて、性器に付いている尿を拭取
る。 (4)拭取った後、その拭取り紙7を拭取紙捨て部11
に捨てる。 (5)図1から図3の実施の形態の場合、拭取紙捨て部
11に捨てると、捨て部検知センサー16が拭取り紙7
を検知し、洗浄水が流れ、拭取り紙7を排水管22へ流
す。 (6)図4から図8の実施の形態の場合は、拭取紙捨て
部11に拭取り紙7が蓄積され、ある程度蓄積された
ら、トイレ清掃者等が廃棄する。 (7)その後、使用者40は服装を整えて、小便器3前
から立ち去る。 (8)立ち去ったことを人体検知センサー4が検知し
て、小便器3内の洗浄を行なう。 (9)図9の実施の形態の場合は、人体検知センサー4
の検知により流れた洗浄水にて小便器3内を洗浄すると
ともに拭取り紙7をも排水管22へ流す。 以上により、拭取り紙7を利用して、排尿後に性器に付
いている尿を衛生的に処理することができる。また、ト
イレ空間1を汚すことがない。
【0054】図10では、本発明の一実施の形態に係る
他の小便器システム2のうち、拭取り紙7を用いず、送
風手段30からの送風によって、性器に付いた尿を取り
除く小便器システム2を示す。図1と同様に配管ケース
壁面20aに小便器3を設けている。以下で図1と同じ
部分については説明を省略し、異なる部分について説明
する。
他の小便器システム2のうち、拭取り紙7を用いず、送
風手段30からの送風によって、性器に付いた尿を取り
除く小便器システム2を示す。図1と同様に配管ケース
壁面20aに小便器3を設けている。以下で図1と同じ
部分については説明を省略し、異なる部分について説明
する。
【0055】小便器3もしくは小便器3近傍に送風手段
30を設けている。そして、送風手段30に連通された
送風口31を小便器ボール部3aの開口略上方部32に
設ける。この送風手段30とは、送風ファン33と、送
風のオンオフスイッチ、送風量調整スイッチや送風温度
調整スイッチなどのスイッチ部34、温風用ヒーター3
5、タイマー36、これらを制御する制御回路37、等
からなる。また、必要に応じて、これらの機能の中から
必要な機能を選択してもよい。
30を設けている。そして、送風手段30に連通された
送風口31を小便器ボール部3aの開口略上方部32に
設ける。この送風手段30とは、送風ファン33と、送
風のオンオフスイッチ、送風量調整スイッチや送風温度
調整スイッチなどのスイッチ部34、温風用ヒーター3
5、タイマー36、これらを制御する制御回路37、等
からなる。また、必要に応じて、これらの機能の中から
必要な機能を選択してもよい。
【0056】図10で示した本発明の一実施の形態に係
る小便器システム2を使用した場合の一連の動作行程を
以下でまとめる。
る小便器システム2を使用した場合の一連の動作行程を
以下でまとめる。
【0057】(1)使用者40は、小便器3前に立ち、
排尿行為をする。 (2)排尿後、そのままの姿勢で、送風のオンオフスイ
ッチをオンする。 (3)上方部32に設けた送風口31より、小便器ボー
ル部3a内下方に向けて送風が開始される。 (4)性器に付いている尿をこの上方からの送風にて下
方の小便器ボール部3a内へ吹き飛ばして取り除く。な
お、送風量調整スイッチにて送風量を調整できるるよう
にすることが好ましい。また、送風の温度調整も送風温
度調整スイッチにて調整できるるようにすることが好ま
しい。 (5)送風は、タイマー36によって予め設定した時間
のみ作動し停止する。 (6)その後、使用者40は見なりを整えて、小便器3
前から立ち去る。 (7)立ち去ったことを人体検知センサー4にて検知し
て、小便器3内の洗浄を行なう。 以上により、送風を利用して、排尿後に性器に付いてい
る尿を衛生的に処理することができる。
排尿行為をする。 (2)排尿後、そのままの姿勢で、送風のオンオフスイ
ッチをオンする。 (3)上方部32に設けた送風口31より、小便器ボー
ル部3a内下方に向けて送風が開始される。 (4)性器に付いている尿をこの上方からの送風にて下
方の小便器ボール部3a内へ吹き飛ばして取り除く。な
お、送風量調整スイッチにて送風量を調整できるるよう
にすることが好ましい。また、送風の温度調整も送風温
度調整スイッチにて調整できるるようにすることが好ま
しい。 (5)送風は、タイマー36によって予め設定した時間
のみ作動し停止する。 (6)その後、使用者40は見なりを整えて、小便器3
前から立ち去る。 (7)立ち去ったことを人体検知センサー4にて検知し
て、小便器3内の洗浄を行なう。 以上により、送風を利用して、排尿後に性器に付いてい
る尿を衛生的に処理することができる。
【0058】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明の小便器シス
テム2によれば、排尿後に性器に付いている尿を衛生的
に処理することができる。そのため、排尿後、性器に付
いている尿が下着に付着し下着が汚れないように、男性
の性器を振って、性器に付いている尿を取り払うことを
行なう必要がなく、また、尿が飛散して、小便器3周り
が汚れてしまうこともない。
テム2によれば、排尿後に性器に付いている尿を衛生的
に処理することができる。そのため、排尿後、性器に付
いている尿が下着に付着し下着が汚れないように、男性
の性器を振って、性器に付いている尿を取り払うことを
行なう必要がなく、また、尿が飛散して、小便器3周り
が汚れてしまうこともない。
【図1】本発明の一実施の形態に係る小便器システムを
示す。
示す。
【図2】本発明の一実施の形態に係る他の小便器システ
ムを示す。
ムを示す。
【図3】本発明の一実施の形態に係る他の小便器システ
ムを示す。
ムを示す。
【図4】本発明の一実施の形態に係る他の小便器システ
ムを示す。
ムを示す。
【図5】本発明の一実施の形態に係る他の小便器システ
ムを示す。
ムを示す。
【図6】本発明の一実施の形態に係る他の小便器システ
ムを示す。
ムを示す。
【図7】本発明の一実施の形態に係る他の小便器システ
ムを示す。
ムを示す。
【図8】本発明の一実施の形態に係る他の小便器システ
ムを示す。
ムを示す。
【図9】本発明の一実施の形態に係る他の小便器システ
ムを示す。
ムを示す。
【図10】本発明の一実施の形態に係る送風手段を備え
た小便器システムを示す。
た小便器システムを示す。
【図11】従来の小便器周りを示す。
1 トイレ空間 2 小便器システム 3 小便器 3a 小便器ボール部 4 人体検知センサー 5 小便器の略中央部 6 拭取紙設置部 7 拭取り紙 8 ティッシュ箱 9 紙巻器 10 ペーパーカバー部 11 拭取紙捨て部 12 ボール部 13 洗浄水噴出部 14 排水部 15 封水部 16 捨て部検知センサー 17 使用位置 20 トイレ空間の壁面 20a 配管ケース壁面 21 給水管 22 排水管 23 仕切り壁 30 送風手段 31 送風口 32 上方部 33 送風ファン 34 スイッチ部 35 温風用ヒーター 36 タイマー 37 制御回路 40 使用者 41’ 飛散した尿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今坂 卓男 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 青山 憲一郎 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 栗原 正人 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D037 AD17 EA04 2D039 AA04 CD04
Claims (15)
- 【請求項1】 小便器をトイレ空間の壁面に取り付けて
なり、かつ、当該小便器もしくは当該小便器の近傍の壁
面の少なくともどちらかに拭取紙を備えておく拭取紙設
置部を設けてなることを特徴とする小便器システム。 - 【請求項2】 小便器をトイレ空間の壁面に取り付けて
なり、かつ、当該小便器もしくは当該小便器の近傍の壁
面の少なくともどちらかに拭取紙を捨てる拭取紙捨て部
を設けてなることを特徴とする小便器システム。 - 【請求項3】 小便器をトイレ空間の壁面に取り付けて
なり、当該小便器もしくは当該小便器の近傍の壁面の少
なくともどちらかに拭取紙を備えておく拭取紙設置部を
設け、かつ、当該小便器もしくは当該小便器の近傍の壁
面の少なくともどちらかに拭取紙を捨てる拭取紙捨て部
を設けてなることを特徴とする小便器システム。 - 【請求項4】 前記拭取紙設置部は、前記小便器の略中
央部より上方に位置するように設けてなることを特徴と
する請求項1または3に記載の小便器システム。 - 【請求項5】 前記拭取紙設置部は、紙巻器であること
を特徴とする請求項1、3または4に記載の小便器シス
テム。 - 【請求項6】 前記拭取紙設置部は、ティッシュ箱を載
置することのできる載置部を備えてなることを特徴とす
る請求項1、3または4に記載の小便器システム。 - 【請求項7】 前記拭取紙設置部は、小便器を使用する
使用者が立つ使用位置に向けて設けられてなることを特
徴とする請求項1、3乃至6のいずれかに記載の小便器
システム。 - 【請求項8】 前記拭取紙捨て部は、前記小便器の略中
央部より下方に位置するように設けてなることを特徴と
する請求項2乃至7のいずれかに記載の小便器システ
ム。 - 【請求項9】 前記拭取紙捨て部は、使用した拭取り紙
を捨てるボール部と、前記ボール部に捨てられた拭取り
紙を排水管へ流すための洗浄水を噴出する洗浄水噴出部
と、ボール部と排水管とを連結する排水部とから構成さ
れてなることを特徴とする請求項2乃至8のいずれかに
記載の小便器システム。 - 【請求項10】 前記排水部には、排水管から臭気が流
れてこないための封水部を備えてなることを特徴とする
請求項9に記載の小便器システム。 - 【請求項11】 前記拭取紙捨て部のボール部には、ボ
ール部に洗浄水を噴出するためにボール部に捨てられた
拭取り紙を検知する捨て部検知センサーを設けてなるこ
とを特徴とする請求項9または10に記載の小便器シス
テム。 - 【請求項12】 前記拭取紙捨て部は、前記小便器と一
体に設けられていることを特徴とする請求項2乃至11
のいずれかに記載の小便器システム。 - 【請求項13】 前記小便器、拭取紙設置部および拭取
紙捨て部は、小便器の洗浄をするための洗浄水を供給す
るための給水管および排尿や洗浄水を排水するための排
水管を、内部に備えた配管ケース部に設けられているこ
とを特徴とする請求項3乃至12のいずれかに記載の小
便器システム。 - 【請求項14】 前記拭取紙設置部と拭取紙捨て部をユ
ニット化して一体的に設けてなることを特徴とする請求
項3乃至13のいずれかに記載の小便器システム。 - 【請求項15】 小便器をトイレ空間の壁面に取り付け
てなり、かつ、当該小便器もしくは、当該小便器の近傍
壁面に送風手段を設け、当該送風手段に連通された送風
口を上方から下方に向けて送風されるように小便器ボー
ル部の開口略上方部に設けてなることを特徴とする小便
器システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10255981A JP2000070185A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 小便器システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10255981A JP2000070185A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 小便器システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000070185A true JP2000070185A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17286259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10255981A Pending JP2000070185A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 小便器システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000070185A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100548197B1 (ko) * | 2002-10-01 | 2006-02-03 | 안정민 | 소변기의 위생장치 |
KR100814614B1 (ko) * | 2007-11-08 | 2008-03-18 | 정신균 | 남성의 배뇨 후 뒷처리장치 |
KR100893676B1 (ko) * | 2007-08-30 | 2009-04-17 | 연세대학교 산학협력단 | 남성용 비데를 갖춘 소변기 |
KR100904539B1 (ko) * | 2008-12-16 | 2009-06-25 | 연세대학교 산학협력단 | 남성용 비데를 갖춘 소변기 |
KR101373847B1 (ko) * | 2013-10-04 | 2014-03-17 | 주식회사 제란타 | 휴지보관통과 휴지통 결합체를 이용한 화장실 칸막이 |
CN104314159A (zh) * | 2014-11-14 | 2015-01-28 | 上海岩川电磁科技有限公司 | 一种男性小便器 |
WO2016085342A1 (en) | 2014-11-27 | 2016-06-02 | Bokhorst Installatietechniek B.V. | Disposing device for placing adjacent to a urinal |
-
1998
- 1998-08-26 JP JP10255981A patent/JP2000070185A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100548197B1 (ko) * | 2002-10-01 | 2006-02-03 | 안정민 | 소변기의 위생장치 |
KR100893676B1 (ko) * | 2007-08-30 | 2009-04-17 | 연세대학교 산학협력단 | 남성용 비데를 갖춘 소변기 |
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CN104314159A (zh) * | 2014-11-14 | 2015-01-28 | 上海岩川电磁科技有限公司 | 一种男性小便器 |
CN104314159B (zh) * | 2014-11-14 | 2016-02-03 | 上海岩川电磁科技有限公司 | 一种男性小便器 |
WO2016085342A1 (en) | 2014-11-27 | 2016-06-02 | Bokhorst Installatietechniek B.V. | Disposing device for placing adjacent to a urinal |
NL2013888B1 (en) * | 2014-11-27 | 2016-10-11 | Bokhorst Installatietechniek B V | Disposing device. |
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