JPH0752213Y2 - 自動水洗便器 - Google Patents

自動水洗便器

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JPH0752213Y2
JPH0752213Y2 JP1989105648U JP10564889U JPH0752213Y2 JP H0752213 Y2 JPH0752213 Y2 JP H0752213Y2 JP 1989105648 U JP1989105648 U JP 1989105648U JP 10564889 U JP10564889 U JP 10564889U JP H0752213 Y2 JPH0752213 Y2 JP H0752213Y2
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JP
Japan
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toilet
switch
drive device
water
electric drive
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JP1989105648U
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JPH0346573U (ja
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政則 小屋本
貫造 村澤
哲二 新山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、便座から立ち上がると自動的に水を便器内に
吐出させるようにした自動水洗便器に関するものであ
る。
【従来の技術】
便器3にタンク10から水を吐出させて便器3内を洗浄す
るようにした水洗便器は、第6図のように手動のレバー
11を操作して弁12を開くことによって水を吐出させるよ
うにしたものが一般的であるが、自動的にタンク10から
便器3内に水を吐出させるようにした自動水洗便器も提
供されている。 この自動水洗便器は第7図に示すように、便座1の下面
に圧力スイッチやリミットスイッチなどで形成される使
用検出スイッチ2を取り付けると共に電磁ソレノイドな
どを具備して形成される電気駆動装置4で弁12を開くよ
うにして形成したものである。すなわち、用便が済んで
便座1から立ち上がると使用検出スイッチ2が働いて電
気駆動装置4を作動させ、弁12を開いてタンク10から便
器3に水を自動的に吐出させて便器3を洗浄できるもの
である。ここで、便座1から立ち上がると直ちに水が吐
出されるようにしておくと、健康管理のために便の状態
を見ようとしても便は流れてしまって見ることができな
くなり、また用便後の局部を紙で拭くために便座1から
尻を上げると水が吐出されてしまってこの場合には紙を
流すことができなくなる。 そこで、用便が済んで便座1から立ち上がった後、所定
時間を経過した後に電気駆動装置4を作動させるように
して、便座1から立ち上がっても直ぐには水が吐出され
ないようにすることが検討されている。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このように便座1から立ち上がって所定時間が
経過しないと水を便器3に吐出させることができないと
なると、続いて用便しようとして待っている人がいる場
合など、急いで便器3を洗浄する必要のあるときには非
常に不便であるという問題があった。 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、急ぐ場
合などには手動でも水を吐出させて便器の洗浄をおこな
うことができ、加えて手動と自動の2回に亘って無駄に
水を吐出させるようなおそれのない自動水洗便器を提供
することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本考案は、便座1から立ち上がったことを検知する使用
検出スイッチ2と、この使用検出スイッチ2による検知
に基づいて作動され便器3内に洗浄用の水を吐出させる
電気駆動装置4とを具備し、使用検出スイッチ2による
検知から約20〜30秒経過した後に電気駆動装置4を作動
させるようにした自動水洗便器において、電気駆動装置
4を作動させるための手動洗浄スイッチ5を設けると共
に、手動洗浄スイッチ5を操作すると使用検出スイッチ
2による検知に基づく電気駆動装置4の作動がなされな
いようにして成ることを特徴とするものである。
【作用】
本考案にあっては、電気駆動装置4を作動させるための
手動洗浄スイッチ5を設けてあるために、手動でも任意
のときに電気駆動装置4を作動させて水を吐出させるこ
とによって便器3を洗浄することができ、また手動洗浄
スイッチ5を操作すると使用検出スイッチ2による検知
に基づく電気駆動装置4の作動がなされないようにして
あるために、手動で便器3を洗浄したときには使用検出
スイッチ2による検知に基づいて自動的に便器3に水が
吐出されることがないようにして、無駄な水の消費を防
ぐことができる。
【実施例】
以下本考案を実施例によって詳述する。 第1図に示すように便器3の上面には電気ヒータを内蔵
して尻を暖房できるようにした便座1が取り付けてあ
り、便座1には便蓋16が開閉自在に取着してある。この
便器3にはトイレットルームに設置したキャビネット13
内に取り付けたロータンクなどタンク10がパイプ等を介
して接続してある。このタンク10には電磁ソレノイド等
の駆動手段を具備して形成される電気駆動装置4が設け
てあり、この電気駆動装置4でタンク10の底部の弁を開
閉してタンク10から水を便器3内に吐出させて便器3内
を洗浄できるようにしてある。さらにキャビネット13内
には温水タンクや制御回路部(いずれも図示省略)を収
容した箱体14が取り付けてあり、便座1に設けた洗浄ノ
ズル15と箱体14とをホースや電線で接続して、温水タン
クから洗浄ノズル15に温水を供給して吐出させることに
よって、尻洗浄やビデ洗浄など局部を洗浄することがで
きるようにしてある。 また、便座1には圧力スイッチやリミットスイッチなど
で形成される使用検出スイッチ2が取り付けてある。こ
の使用検出スイッチ2は便座1に人が座ったり立ち上が
ったりする際の体重による荷重の変化を検出して、便座
1に人が座ったことや、立ち上がったことを検知するこ
とができるように形成してある。さらに、第1図のよう
にトイレットルームの壁面に取り付けた操作盤17には第
5図に示すような手動洗浄スイッチ5が設けてある。こ
の操作盤17には他に、尻洗浄用スイッチ18、ビデ洗浄用
スイッチ19、洗浄水流量調整用のスイッチ20a,20b、洗
浄停止スイッチ21や、さらに便座温度調整スイッチ22、
温水温度調整スイッチ23などが設けてある。 第2図は上記使用検出スイッチ2や手動洗浄スイッチ5
に接続された自動洗浄制御機構のブロック回路図を示す
ものであり、使用者が便座1に座ったことを検出して着
座検知信号(on信号)が出力されてから、便座1から立
ち上がったことを検出して立ち上がり検知信号(off信
号)が出力されたときに動作するタイマー回路25と、タ
イマー回路25のタイムアップ信号(但し、タイムアップ
時間は約20秒〜約30秒に設定)よりなる自動洗浄信号Va
あるいは手動洗浄スイッチ5の操作による手動洗浄信号
Vbが入力されることによって電気駆動装置4を動作させ
る洗浄制御手段27と、手動洗浄スイッチ5が操作された
ときには自動洗浄信号Vaが洗浄制御手段27に入力される
のを禁止する自動洗浄禁止手段26とで形成されている。
自動洗浄禁止手段26はタイマー回路25がカウント動作を
おこなっている間に手動洗浄スイッチ5が操作されたと
きにのみ、自動洗浄信号Vaが洗浄制御手段27に入力され
るのを禁止するように形成されている。 しかして、便器3を使用して用便が終わった後、使用者
が便座1から立ち上がったとき、使用検出スイッチ2よ
り第3図(a)に示すような着座/立ち上がり検知信号
(on/off信号)が出力され、立ち上がり検知時点(off
時点)からタイマー回路25が動作する。従って、使用者
が手動洗浄スイッチ5を操作せずに所定時間(約20秒〜
約30秒)経過すると、、自動洗浄信号Vaが洗浄制御手段
26に入力され、第3図(b)に示すように、電気駆動装
置4が自動的に作動されてタンク10から便器3に水が吐
出され、便器3の自動洗浄が行われる。一方、所定時間
(約20秒〜約30秒)経過前に手動洗浄スイッチ5が操作
されると、手動洗浄信号Vbが洗浄制御手段27に入力さ
れ、第4図(b)に示すように、手動洗浄スイッチ5の
操作時点で電気駆動装置4が作動されてタンク10から便
器3に水が吐出され、便器3の手動洗浄が行われる。こ
のとき、タイマー回路25のタイムアップ時に出力される
自動洗浄信号Vaは、自動洗浄禁止手段26によってキャン
セルされて洗浄制御手段27に入力されないので、第4図
(c)に示すように、所定時間後の自動洗浄はおこなわ
れない。 従って、用便が終わった後、便座1から立ち上がっても
直ぐにも便器3に水が吐出されないために、便を観察し
て健康状態を管理したりすることができるものである。
また、続いて用便しようとして待っている人がいる場合
など急いで便器3を洗浄する必要のあるときには手動洗
浄スイッチ5を操作して、いつでも便器3を洗浄するこ
とができる。このように手動洗浄スイッチ5を操作して
手動洗浄をおこなった場合には、自動洗浄はおこなわれ
ないために、手動洗浄に続いて自動洗浄でも水を吐出し
てしまうような無駄を防ぐことができる。また、用便終
了時に便座1に座ったまま手動洗浄スイッチ5を操作し
て手動洗浄で便を流し、局部を拭いた紙は便座1から立
ち上がった後の自動洗浄で流すようにすることもでき
る。また、便座1から立ち上がってから自動洗浄のため
に水を吐出させるまでの所定の時間は、便を観察した
り、局部を拭いた紙を便と一緒に流したりするために、
20〜30秒にすることができる。
【考案の効果】 上述のように本考案にあっては、便器に水を吐出させる
電気駆動装置を作動させるための手動洗浄スイッチを設
けてあるために、急ぐときなどは手動で操作して電気駆
動装置を作動させることによって便器を洗浄することが
できるものであり、しかも手動洗浄スイッチを操作する
と使用検出スイッチによる検知に基づく電気駆動装置の
作動がなされないようにしてあるために、手動で便器を
洗浄したときには、便座から立ち上がったことが使用検
出スイッチによって検知されても、自動的に便器に水が
吐出されることがないようにすることができ、手動と自
動で二重に水を便器に吐出させるような無駄な水の消費
を防ぐことができるものである。 また、使用検出スイッチによる検知から約20〜30秒経過
した後に電気駆動装置を作動させるようにしたので、用
便後から便器内に水が吐出するまでの約20〜30秒の間に
便を観察することができ、健康状態を容易に管理するこ
とができると共に、この約20〜30秒の間に局部を拭いた
紙を便器内に捨てることによって、紙と便とを一緒に流
すことができ、紙を流すための水と便を流すための水と
を別々に流す必要がなくなって無駄な水の消費を防ぐこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は同上の自
動洗浄制御機構のブロック回路図、第3図は同上の自動
洗浄のタイムチャート、第4図は同上の手動洗浄のタイ
ムチャート、第5図は同上の操作盤の正面図、第6図及
び第7図は従来例の側面図である。 1は便座、2は使用検出スイッチ、3は便器、4は電気
駆動装置、5は手動洗浄スイッチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】便座から立ち上がったことを検知する使用
    検出スイッチと、この使用検出スイッチによる検知に基
    づいて作動され便器内に洗浄用の水を吐出させる電気駆
    動装置とを具備し、使用検出スイッチによる検知から約
    20〜30秒経過した後に電気駆動装置を作動させるように
    した自動水洗便器において、電気駆動装置を作動させる
    ための手動洗浄スイッチを設けると共に、手動洗浄スイ
    ッチを操作すると使用検出スイッチによる検知に基づく
    電気駆動装置の作動がなされないようにして成る自動水
    洗便器。
JP1989105648U 1989-09-09 1989-09-09 自動水洗便器 Expired - Fee Related JPH0752213Y2 (ja)

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JPH0346573U JPH0346573U (ja) 1991-04-30
JPH0752213Y2 true JPH0752213Y2 (ja) 1995-11-29

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ID=31654409

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5454436A (en) * 1978-05-24 1979-04-28 Toto Ltd Device of washing toilet stool

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JPH0346573U (ja) 1991-04-30

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