JPS6043538A - 便所用脱臭装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、脱臭体を有し便所内の臭気を脱臭する脱臭装
置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 脱臭体を有する脱臭装置の従来のものとしては、被洗浄
部を洗浄水によシ洗浄する洗浄機能や洗浄後温風によっ
てかわかす乾燥機能を備えた衛生洗浄装置がある。以下
にこの衛生洗浄装置について図面に基づいて説明する。

第１図はこの衛生洗浄装置を便器に装着した時の外観斜
視図であシ、便器１の上面には便座２、便蓋３が開閉自
在に設けられておシ、便器１の上部後方には洗浄機能、
乾燥機能若しくは脱臭機能を有する衛生洗浄装置４が装
着されている。５は便器１内に突出して設けられた洗浄
ノズルであυ、洗浄水量調節つまみ６、乾燥スイッチ７
等の調節つまみが衛生洗浄装置４の表面に設けられてい
る。この衛生洗浄装置の内部構成を第２図を用いて簡単
に説明する。′８は外部タンク（図示せず〕から温水タ
ンク１０へ洗浄水を供給するポンプであり、この、ポン
プ８と温水タンク１０へ至る流路の途中には止水作用１
斤なう電磁弁９が設けられている。洗浄水は温水タンク
１０内で暖められ洗浄ノズ／１１５から噴出する。

１１は脱臭のための吸込口、１２は乾燥のだめの温風吹
出口であシ、衛生洗浄装置４を便器１に装着した時に便
器１の後部上方に位置するように風胴ケース１３に設け
られている。この風胴ケース１３の構成はｖＡ３図に示
すように、内部に脱臭体１４を有する脱臭用風胴１５、
内部にヒータ１６を有する乾燥用風胴１７、前記脱臭用
風胴１５及び乾燥用風胴１７中の通風を起こすモータ１
８及びファン１９からなっている。また脱臭用風胴１５
には第１の開口部２０と第２の開口部２１が、乾燥用風
胴１７には第３の開口部２２と第４の開口部２３が設け
られておシ、それぞれの開口部はダンパー２４によシ開
閉されるようになっている。

このダンパー２４は連結棒２５を介し乾燥スイッチ７に
より作動するようになっている。つ″！シ乾燥スイッチ
７を切にした状態では第２の開口部２１、第４の開口部
２３は閉じ第１の開口部２０、第３の開口部２２は開く
。つまシ便器内の臭気は吸込口１１から吸込まれ脱臭体
１４内を通過し、第１の開口部を通シ第３の開口部から
吹き出される。また乾燥スイッチ７を人にした状態では
、第１の開口部２０、第３の開口部２２は閉じ第２の開
口部２１、第４の開口部２３は開く。すなわち第２の開
口部から吸込まれた空気は第４の開口部２３、ヒータ１
６を通過して、温風吹出口１２から吹き出される。次に
脱臭用風胴１５中に設けられている脱臭体１４を第４図
に示す。内部に脱臭剤を有する脱臭体カートリッジ２６
には脱臭用風胴１５中に設けられた開口部２７への出し
入れを容易にするための取手２８、脱臭体カートリッジ
２６を脱臭用風胴１５中に収納したときに隙間を生じな
いだめの弾力月２９、収納方向を誤らないだめの制御板
３０と嵌合する切欠き部３１が設けられている。

以上のように臭気をファン等で吸込み脱臭体中を通過さ
せることによシ脱臭を行なう装置が考えられている。し
かしこのような脱臭装置に使用される脱臭体は、使用と
ともに脱臭効率が低下するものである。このように脱臭
効率の低下した脱臭体を使用することは、脱臭装置の使
用目的を達成できないばかシでなく、脱臭体で脱臭され
ないで残った臭気が風胴壁面やファンあるいはモータ等
に吸着してしまうため、たとえ脱臭体を取ｉｔえても脱
臭装置−からは臭気を含んだ空気を吹き出すようになシ
脱臭装置の寿命を縮めるという問題点を有していた。

発明の目的 上記従来の問題を解決するために本発明は脱臭体の使用
回数ならびに使用時間を表示することにより脱臭体の取
り換え時期を使用者に知らせることを目的とする。

発明の構成 本発明による便所用脱臭装置の第１の構成は、少なくと
も脱臭体と送風装置とを有する脱臭装置と、前記脱臭装
置の使用回数ならびに使用時間を計測する計測手段と、
前記計測手段による計測を表示する表示手段とを備えて
いる。

また本発明による便所用脱臭装置の第２の構成は、便所
の使用を検出する検出手段と、少くとも脱臭体と送風装
置とを有し前記検出手段によシ作動する脱臭装置と、前
記脱臭装置の使用回数ならびに使用時間を計測する計測
手段と、前記計測手段による計測を表示する表示手段と
を備えている。

また本発明による便所用脱臭装置の第３の構成は、便器
と便座と、前記便座に座ったことを検出する検出手段と
、少くとも脱臭体と送風装置とを有し前記検出手段によ
り作動する脱臭装置と、前記脱臭装置の使用回数ならび
に使用時間を計測する計測手段と、前記計測手段による
計測を表示する表示手段とを備えている。

実施例の説明 本発明による便所用脱臭装置の第１の実施例を第５図に
示す、３２は交流電源であシ、洗浄水を供給するだめの
ポンプ３３、モータ３４及びポンプスイッチ３５、温度
ヒユーズ３６と湯温調節サーモ３７とを有し洗浄水を暖
めるだめの温水ヒータ３８、便座スイッチ３９とサーモ
４０とを有し便座を暖めるだめの便座ヒータ４１が並列
につながれている。４２は手動スイッチであシ乾燥脱臭
を行なうためのファンモータ４３への電流を入切する。

４４はファンモータ４３の使用回数を数えるカウンタ、
４５は使用回数が一定回数に達したときに点灯するＬＥ
Ｄ、４６はＬＥＤ４５を保護するだめの保護抵抗、４・
７は脱臭体を取り替えだ後カウンタ４４をリセットする
ためのリセットヌイッチ、４８はカウンタ４４からの出
力信号が入った時だけＬＥＤ４５に電流を流すために設
けられたトランジスタである。また４９は乾燥メイッチ
であり乾燥用風胴と脱臭用風胴との切換を行なうダンパ
ーと連動し、乾燥スイッチ４９を人にしたとき乾燥ヒー
タ５０が働くようになっている。

つまりカウンタ４４は手動スイッチ４２を入れファンモ
ータ４３に電流が流れたことを検知し、電流の流れだ回
数を累計する。そしてその回数が設定値に達した時出力
側へ信号を出しＬＥＤ４５が点灯するようになっている
。

例えば脱臭体の脱臭効率が初期状態において９０％のも
のが６０％に低下するのが約７００時間の使用において
だとすれば、１回に脱臭装置を１０分間使用すると考え
ると４２００回使用できることになる。だからカウンタ
の設定値を４２００回にしておけば、脱臭体の脱臭効率
がだいたい６０％ぐらいになった時ＬＥＤ４５が点灯し
、使用者に脱臭体の交換が必要なことを知らせるため、
脱臭機能が働かなくなる前にそのことを知ることができ
、脱臭装置内に臭気が付着することを防止できる。また
回数の計測手段として機械的カウタを用いてもよいし、
フリップフロップ回路を用いた電子回路を用いてもよい
、また表示手段においてもここではＬＥＤ表示を示した
が他の発光ランプ、あるいはブザー等の音による表示や
ファンモータを作動させないことによる表示でもよい。

次に第２の実施例を第６図に示す。第５図と同一番号は
同一物を示す。第５図と異なる点は表示をＬＥＤ４５．
４５ａ、４５ｂと３段階にし、カウンタの設定値にあわ
せて表示するようにしたものである。つまシ例えば脱臭
効率が７０％になった時ＬＥＤ４５を点灯し、同効率が
６０％になった時ＬＥＤ４５．４５ａを点灯し、同効率
が５０％になった時ＬＥＤ４５．４５ａ、４５’ｂを点
灯するようにするか、あるいは同効率が７０％になった
時ＬＥＤ４５を、同効率が６０％になった時ＬＥＤ４５
ａを、同効率が５０％になった時ＬＥＤ４５ｂを点灯す
るようにする。このようにすれば使用者に順次注意をう
ながすため、脱臭体の適切な交換時期を知らせる効果は
高まる。

次に第３の実施例を第７図に示す。第５図と同一番号は
同一物を示す。５１は便所の使用を検出する検出手段で
あシ、便所の使用を検出した時にスイ・ンチ５２を人に
する。タイマーモータ５３はファンモータ４３と並列に
接続されておシ、使用時間をデジタル変換し一定時間ご
とにスイッチ５４を人にするものである。５５は乾燥ヒ
ータ５０とタイマーモータ５３との切換スイッチであり
、脱臭装置使用のためにファンモータ４３を動かしてい
る時のみタイマーモータ５３を作動させるものである。

リレーコイル５６はカウンタ４４の出力信号が出た時に
働き、ファンモータ４３が作動しないようにスイッチ５
７を切る。ここで使用するタイマーモータ５３並びにス
イッチ５４を第８図に示す。タイマーモータ５３にはカ
ム５３ａが設けられておシ、一回転に一回スイッチ５４
を人にするようになっている。

このような構成では、脱臭装置の使用時間はタイマーモ
ータ５３並びにスイッチ５４によシデジタル変換されカ
ウンタ４４には回数で記憶されあらかじめ設定された回
数に達した時出力信号を出しＬＥＤ４５を点灯するとと
もにリレーコイル５６の働きによりスイッチ５７を切り
ファンモータ４３を作動させなくするものである。つま
シ脱臭効率が低下した時にはファンモータ４３が作動し
ないため脱臭装置内に臭気が付着するのを防止するとと
もに、脱臭体の交換時期を知らせる。

この場合、ファンモータ４３の動作累積時間計測に機械
式タイマ・−を用いたが電子タイマーを用いてもよく機
械式タイマーに限定されるものではない。

次に第４の実施例を第９図に示す。第５図と同一番号は
同一物を示す。５日は重力スイッチであシ便座に座った
時に人になるもので第１０図から第１２図にその構成を
示す。回転軸６０の一端は、便座６１、便蓋６２を回動
自在に設けておシ脱臭装置本体６３内では軸受台６４で
支えられている。

６５はスプリングで軸受台６４を上方へ押し上げるよう
に付勢している。つまシ便座６１に人が座ると回転軸６
０を介して軸受台６４を下方向へ押し重ツノスイッチ５
８を入れる。文人が便座６１から立ち上がるとスプリン
グ６５の力によシ軸受台６４は押し上げられ重力スイッ
チ５８は切られる。

第９図中の５９は自動で行なわｊするリセットスイッチ
であシその構成を第１３図に示す。６０は内部に脱臭体
を有する脱臭体ユニットケーヌで、上部に取手６０ａが
設けられている。６１は装置本体であシ、上部に脱臭体
ユニットケース６ｏを出し入れできる開口部を有し、下
部にはリセットスイッチ５９を有しているリセットスイ
ッチの突起５９ａは脱臭体ユニットケーヌ６０が収納さ
れていない状態では装置本体６１内に突出している。

このリセットスイッチ５９は脱臭体ユニットケーヌ６０
が収納されている状態で切になっているものである。つ
まシカウンタ４４が設定回数を計測することによシＬＥ
Ｄ４５が点灯し脱臭体ユニットケーヌ６０を入れ換える
と、そのことによってリセットスイッチ５９は自動的に
入シカウンタ４４は初期状態にもどされる。このような
リセットスイッチにすれば脱臭体を交換するまで表示は
消えずまた脱臭体交換後のリセットを忘れることも防止
できる。

発明の効果 本発明はよる便所用脱臭装置の第１の構成は、少なくと
も脱臭体と送風装置とを有する脱臭装置と、前記脱臭装
置の使用回数ならびに使用時間を計測する計測手段と、
前記計測手段による計測を表示する表示手段とを備えて
いるので、脱臭体の適切な取り換え時期を使用者に知ら
せることができ、脱臭装置の機能を十分に発揮させるこ
とができる。まだ、脱臭効率の低下した脱臭体を使用す
ることによる装置内への臭気の何着を防止し脱臭装置の
機能低下を防止することもできる。

また本発明による便所用脱臭装置の第２の構成は、便所
の使用を検出する検出手段と、少くとも脱臭体と送風装
置とを有し前記検出手段によシ作動する脱臭装置と、前
記脱臭装置の使用回数ならびに使用時間を計測する計測
手段と、前記計測手段による計測を表示する表示手段と
を備えているので、便所の使用を検出して作動する脱臭
装置においても脱臭体の適切な取シ換え時期を使用者に
知らせることができ、脱臭装置の機能を十分に発揮させ
ることができる。また脱臭効率の低下した脱臭体を使用
することによる装置内への臭気の付着を防止し脱臭装置
の機能低下を防止することもできる。

また本発明による便所用脱臭装置の第３の構成は、便器
と便座と、前記便座に座ったことを検出する検出手段と
、少くとも脱臭体と送風装置とを有し前記検出手段によ
シ作動する脱臭装置と、前記脱臭装置の使用回数ならび
に使用時間を計測する計測手段と、前記計測手段による
計測を表示する表示手段とを備えているので、使用者が
便座に座ったことを検出して作動する脱臭装置において
も脱臭体の適切な取シ換え時期を使用者に知らせること
ができ、脱臭装置の機能を十分に発揮させることができ
る。また脱臭効率の低下した脱臭体を使用することによ
る装置内への臭気の付着を防止し脱臭装置の機能低下を
防止することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の便所用脱臭装置を備えた衛生洗浄装置の
外観斜視図、第２図は同装置の内部構成図、第３図は同
装置の要部構成図、第４図は同装置の要部外観斜視図、
第５図は本発明の第１の実施例による便所用脱臭装置の
回路図、第６図は第２の実施例による同回路図、第７図
は第３の実施例による同回路図、第８図は同装置に使用
するタイマーモータの外観斜視図、第９図は第４の実施
例による同回路図、第１０図は重力スイッチの構成を示
す平面断面図、第１１図は同正面断面図、第１２図は同
要部斜視図、第１３図はりセットスイッチの構成を示す
断面図である。 ３８・・・・・・温水ヒータ、４１・・・・・・便座ヒ
ータ、４４・・・・・・カウンタ、４５・・・・・・Ｌ
ＥＤ、４７・・・・・・リセットスイッチ、４８・・・
・・・トランジスタ、５０・・・・・・乾燥ヒータ、５
３・・・・・・タイマーモータ、５６・・・・・・リレ
ーコイル、５８・・・・・・重力スイッチ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第８図 ５４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）少くとも脱臭体と送風装置とを有する脱臭装置と
   、前記脱臭装置の使用回数ならびに使用時間を計測する
   計測手段と、前記計測手段による計測を表示する表示手
   段とす備えた便所用脱臭装置。 （２）表示手段は、表示ランプによシ表示する構成とし
   た特許請求の範囲第１項記載の便所用脱臭装置。 （３）表示手段は、音によシ表示する構成とした特許請
   求の範囲第１項記載の便所用脱臭装置。 （４表示手段は、送風装置を作動させないことによシ表
   示する構成とした特許請求の範囲第１項記載の便所用脱
   臭装置。 （５）便所の使用を検出する検出手段と、少くとも脱臭
   体と送風装置とを有し前記検出手段によシ作動する脱臭
   装置と、前記脱臭装置の使用回数ならびに使用時間を計
   測する計測手段と、前記計測手段による計測を表示する
   表示手段とを備えだ便所用脱臭装置。 （６）表示手段は、表示ランプにより表示する構成とし
   た特許請求の範囲第５項記載の便所用脱臭装置。 （７）表示手段は、音によシ表示する構成とした特許請
   求の範囲第５項記載の便所用脱臭装置。 （８）表示手段は、送風装置を作動させないことによシ
   表示する構成とした特許請求の範囲第５項記載の便所用
   脱臭装置。 （９）便器と便座と、前記便座に座ったことを検出する
   検出手段と、少くとも脱臭体と送風装置とを有し前記検
   出手段によシ作動する脱臭装置と、前記脱臭装置の使用
   回数ならびに使用時間を計測する計測手段と、前記計測
   手段による計測を表示する表示手段とを備えた便所用脱
   臭装置。 （転）検出手段は、便座に座ることによる重力を検出す
   る構成とした特許請求の範囲第９項記載の便所用脱臭装
   置。 ｔ３１）　表示手段は、表示ランプによシ表示する構成
   とした特許請求の範囲第９項または第１０項記載の便所
   用脱臭装置。 （転）表示手段は、音によシ表示する構成とした特許請
   求の範囲第９項または第１０項記載の便所用脱臭装置。 ｎ　表示手段は、送風装置を作動させないことにより表
   示する構成とした特許請求の範囲第９項または第１０項
   記載の便所用脱臭装置。