JP4094314B2 - 脱臭装置の制御方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、便器に着座した使用者を検知し、便器に設けた脱臭手段に便器周辺の空気を供給して脱臭動作を行う脱臭装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、便器の周辺の空気に含まれる臭気を除去する場合、脱臭手段に送風機(例えば吸引ファン)と脱臭剤を設け、送風機によって脱臭剤に便器の周辺の空気を供給して空気中の臭気物質を吸収し、吸着させている。便器を使用していないときは送風機の駆動を止めて節電し、使用者が便器の便座に着座したときに一定の標準脱臭風量で送風機を動作させて標準脱臭動作を行う。特に臭気が著しい場合には使用者が任意に脱臭手段に設けた送風機の駆動スイッチを動作させたり、あるいは自動的に便座から立ち上がった後に、標準脱臭風量より大きい風量のパワー脱臭風量で脱臭するパワー脱臭動作を行うようにして、便器の使用者に臭気による不快感が生じるのを防止し、パワー脱臭を開始してから所定時間(約1分)後に脱臭動作を自動的に停止(オフディレーという)するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来の脱臭方法では、使用者が送風機の駆動スイッチを操作する必要があったり、パワー脱臭動作の開始が遅れたりして脱臭手段の動作と臭気の発生のタイミングが合わないことがあり、使用者に不快感が残るという問題があった。
また、便座から立ち上がった後一定時間後に自動的にパワー脱臭するようにしても、臭気の発生する時間や臭気濃度のばらつきが大きく、予め設定されたオフディレー時間では脱臭しきれず次に別の使用者が便室に入ったときに臭気が便室内に充満して次の使用者に不快感を与えることがあった。
また、常時、大きい風量(パワー脱臭風量)で脱臭すると、電力消費量が大きくなったり、使用者に当たる風が強くなって寒さを感じさせるような不快感を与えるという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、脱臭手段のパワー脱臭動作のタイミングを制御して、便器の周辺を快適な雰囲気に維持する脱臭装置の制御方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
【0005】
【0006】
前記目的に沿う第の発明に係る脱臭装置の制御方法は、便器に局部洗浄手段を備え、前記便器に着座した使用者又は前記便器の前側に立った使用者を検知し、前記便器に設けた脱臭手段に前記便器の周辺の空気を標準脱臭風量(例えば0.05〜0.1m 3 /min、好ましくは0.09m 3 /min)で供給することにより、標準脱臭動作を行う脱臭装置の制御方法において、前記局部洗浄手段が所定時間又は所定回数動作した後、前記標準脱臭風量より大きいパワー脱臭風量(例えば0.10〜0.20m 3 /min、好ましくは0.18m 3 /min)で空気を前記脱臭手段に供給してパワー脱臭動作を行う。
これにより、使用者が便座から立ち去る前に、局部洗浄手段を使用したら所定時間(例えば0を超え10秒以下)経過後、又は所定回数(例えば1〜3回)使用後にパワー脱臭動作を行うので、臭気の発生とパワー脱臭のタイミングを容易に一致させることが出来、使用者が立ち上がる前に臭気を除去することができる。
【0007】
前記目的に沿う第の発明に係る脱臭装置の制御方法は、便器に温風乾燥手段を備え、前記便器に着座した使用者又は前記便器の前側に立った使用者を検知し、前記便器に設けた脱臭手段に前記便器の周辺の空気を標準脱臭風量で供給することにより、標準脱臭動作を行う脱臭装置の制御方法において、前記温風乾燥手段が所定時間又は所定回数動作した後、前記標準脱臭風量より大きいパワー脱臭風量で空気を前記脱臭手段に供給してパワー脱臭動作を行う。
これにより、使用者が便座から立ち去る前に、温風乾燥手段を使用したら所定時間(例えば0を超え10秒以下)経過後、又は所定回数(例えば1〜3回)使用後にパワー脱臭動作を行うので、臭気の発生とパワー脱臭のタイミングを容易に一致させることが出来、使用者が立ち上がる前に臭気を除去することができる。
【0008】
前記目的に沿う第の発明に係る脱臭装置の制御方法は、便器に局部洗浄手段及び温風乾燥手段を備え、前記便器に着座した使用者又は前記便器の前側に立った使用者を検知し、前記便器に設けた脱臭手段に前記便器の周辺の空気を標準脱臭風量で供給することにより、標準脱臭動作を行う脱臭装置の制御方法において、前記局部洗浄手段及び前記温風乾燥手段のそれぞれの停止スイッチの動作回数の合計が所定回数に達した後、前記標準脱臭風量より大きいパワー脱臭風量で空気を前記脱臭手段に供給してパワー脱臭動作を行う。
通常、局部洗浄手段を使用後に停止したあと、温風乾燥手段を使用する事が多いが、これにより、局部洗浄手段や温風乾燥手段を使用した後、局部洗浄手段を停止した回数と温風乾燥手段を停止した回数の合計を計測して、その回数が例えば2回以上のときにパワー脱臭動作を行うことにより、使用者が明らかに便器を使用したときから確実に便器の周辺の臭気を除去することが出来る。なお、局部洗浄手段と温風乾燥手段の使用回数は、局部洗浄手段と温風乾燥手段とを停止させるスイッチを同じ止めスイッチによって行うので、止めスイッチ1個の動作回数を計測するだけでカウントすることが出来る。
【0009】
【0010】
前記目的に沿う第の発明に係る脱臭装置の制御方法は、標準脱臭風量による標準脱臭動作と、前記標準脱臭風量よりも大きいパワー脱臭風量によるパワー脱臭動作とを行う脱臭装置の制御方法において、前記パワー脱臭動作を行う時間は、予め設定した複数の設定時間の中から任意に選択する。
この場合、パワー脱臭の動作時間を予め、例えば60秒(短時間)、90秒(中時間)、120秒(長時間)の3段階に分けて設定できるようにしてある。
前記目的に沿う第の発明に係る脱臭装置の制御方法は、標準脱臭風量による標準脱臭動作と、前記標準脱臭風量よりも大きいパワー脱臭風量によるパワー脱臭動作とを行う脱臭装置の制御方法において、前記パワー脱臭動作を行う時間は、使用者が着座している時間の長さに応じて、予め設定した複数の設定時間の中から選択するようにしている。
この場合、例えば短時間、中時間、長時間の動作時間を設定する設定ボタンを設けておけば、誰でも簡単に動作時間を設定することができる。
前記目的に沿う第の発明に係る脱臭装置の制御方法は、標準脱臭風量による標準脱臭動作と、前記標準脱臭風量よりも大きいパワー脱臭風量によるパワー脱臭動作とを行う脱臭装置の制御方法において、前記パワー脱臭動作を行う時間は、便器に備えた局部洗浄手段の使用時間又は動作回数に応じて、予め設定した複数の設定時間の中から選択するようにしている。
この場合、局部洗浄手段は、例えばおしり洗浄やビデ洗浄が可能な洗浄装置であってもよく、おしり洗浄やビデ洗浄の使用時間又は使用回数に応じてパワー脱臭動作を行う時間を、例えば短時間、中時間、長時間の動作時間を設定する設定ボタンを設けることにより、誰でも簡単にパワー脱臭の動作時間を設定することができる。
【0011】
前記目的に沿う第の発明に係る脱臭装置の制御方法は、標準脱臭風量による標準脱臭動作と、前記標準脱臭風量よりも大きいパワー脱臭風量によるパワー脱臭動作とを行う脱臭装置の制御方法において、前記パワー脱臭動作を行う時間は、便器に備えた温風乾燥手段の使用時間又は動作回数に応じて、予め設定した複数の設定時間の中から選択するようにしている。
この場合、パワー脱臭動作を行う時間は、温風乾燥手段の使用時間又は動作回数に応じて、例えば短時間、中時間、長時間の動作時間を設定する設定ボタンを設けておくことにより、誰でも簡単にパワー脱臭の動作時間を設定することができる。
【0012】
前記目的に沿う第の発明に係る脱臭装置の制御方法は、標準脱臭風量による標準脱臭動作と、前記標準脱臭風量よりも大きいパワー脱臭風量によるパワー脱臭動作とを行う脱臭装置の制御方法において、前記パワー脱臭動作を行う時間は、便器に備えた温風乾燥手段及び局部洗浄手段のそれぞれの停止スイッチの動作回数の合計回数に応じて、予め設定した複数の設定時間の中から選択する。
この場合、温風乾燥手段及び局部洗浄手段の使用状態を明確に把握することが出来、確実に臭気の発生とパワー脱臭のタイミングを容易に一致させることが出来、しかも電力消費量を節約することができる。
前記目的に沿う第の発明に係る脱臭装置の制御方法は、標準脱臭風量による標準脱臭動作と、前記標準脱臭風量よりも大きいパワー脱臭風量によるパワー脱臭動作とを行う脱臭装置の制御方法において、前記パワー脱臭動作を行う時間は、便器の近傍に設けた臭気センサーが検出した臭気濃度の大きさに応じて、予め設定した複数の設定時間の中から選択する。
この場合、臭気濃度が小さい場合は短時間に、臭気濃度が大きい場合には長時間パワー脱臭動作を行うので、脱臭効果が確実になり、しかも電力消費量を節約することができる。
【0013】
前記目的に沿う第10の発明に係る脱臭装置の制御方法は、第〜第の発明に係る脱臭装置の制御方法において、前記パワー脱臭動作を行う時間は、使用者が便座から離座してから前記パワー脱臭動作の停止までのオフディレー時間を、予め設定した複数の設定時間の中から選択することにより決定される。
この場合、離座後のパワー脱臭時間を使用者が選択可能なので、使用中や離座後の臭気に応じて次の使用者のために適切と思える脱臭時間を設定することができるので、次の使用者の使用時まで臭気を残してしまうという不安感を減少させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1は本発明の第1の実施の形態に係る脱臭装置の制御方法を使用する脱臭装置を設けた便器の平面図、図2は同脱臭装置を用いる便器の一部を断面で示した側面図、図3は同脱臭装置の制御方法のフローチャート、図4は同脱臭装置の制御方法のタイムチャート、図5は本発明の第2の実施の形態に係る脱臭装置の制御方法を使用する脱臭装置の説明図、図6は本発明の第3の実施の形態に係る脱臭装置の制御方法を使用する脱臭装置を設けた便器の平面図、図7は同脱臭装置の制御方法のフローチャート、図8は同脱臭装置の制御方法のタイムチャート、図9は本発明の第4の実施の形態に係る脱臭装置の制御方法を使用する脱臭装置を設けた便器の平面図、図10は本発明の第5の実施の形態に係る脱臭装置の制御方法のフローチャート、図11は本発明の第6の実施の形態に係る脱臭装置の制御方法を使用する脱臭装置を設けた便器の平面図、図12は同脱臭装置の制御方法のフローチャート、図13は同脱臭装置の制御方法のタイムチャートである。
【0015】
図1、図2に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る脱臭装置の制御方法を使用する脱臭装置10は、周囲の空気に含まれた臭気を吸収する脱臭手段11と脱臭手段11の動作を制御する制御装置12を有している。脱臭手段11は、便器13の汚物を洗浄及び排出する容器状の便器本体14の後側上部に設けた衛生洗浄装置15の衛生洗浄装置本体16に設けられている。そして、脱臭手段11は便器本体14の内側に開口する吸入口17と、便器本体14の外側に開口する排出口18とを有する通風ダクト19を備え、通風ダクト19の中には送風機20と、例えば活性炭素等からなる脱臭触媒21を設けている。そして、送風機20によって吸入口17から入った便器本体14の周辺の空気を排出口18に向かって流し、空気に含まれる臭気物質を脱臭触媒21に吸着させて、臭気物質を除去した後の空気を排出口18から外側に排出するようにしている。また、便器本体14の前側には便器本体14の上部に配置された便座22と便座22を覆う便蓋23を設け、便座22と便蓋23の後側端部を衛生洗浄装置本体16の前側にヒンジ構造24によって支持して、開閉自在に取付けられている。また、衛生洗浄装置本体16は便器本体14の内側に出入りして洗浄水を噴出し、使用者の局部を洗浄するノズル機構25を有する局部洗浄手段26と、便器本体14の内側に温風を吹き出して使用者の局部を乾燥する温風乾燥手段27を有している。
【0016】
衛生洗浄装置本体16の前側部には、便座22と便蓋23の開閉動作に干渉しない位置に、操作部本体28を設け、操作部本体28の便座22側に対面して便座22に着座した使用者を検出する、例えば赤外線を利用した着座センサー29を設けている。また操作部本体28には、着座センサー29が動作したときからの時間を計測するタイマー30と、局部洗浄手段26を動作させて使用者のおしり洗浄やビデ洗浄をする洗浄スイッチ31と、温風乾燥手段27を動作させる乾燥スイッチ32と、局部洗浄手段26と温風乾燥手段27のそれぞれの動作を停止させる共通の止めスイッチ33とを設けている。また、送風機20の送風量を標準脱臭風量(例えば0.09m3/min)から標準脱臭風量より大きい風量のパワー脱臭風量(例えば0.18m3/min)に切替えて、パワー脱臭動作を行う時間の決定を手動によるか、あるいは自動的に行うかを選択するオート切替えスイッチ34と、パワー脱臭風量で送風機20を動作させる動作時間を、例えば短時間(60秒間)、中時間(90秒間)、長時間(120秒間)の3種類から選定する選択スイッチ35を設けている。更に、操作部本体28には、着座センサー29とタイマー30とオート切替えスイッチ34と選択スイッチ35の動作に応じて送風機20の動作を制御するマイクロコンピューターを備えた制御装置12が設けられている。
【0017】
ここで、本発明の第1の実施の形態に係る脱臭装置10の制御方法について、図3に示したフローチャート及び図4に示す脱臭装置10の着座センサー29の出力と送風機20によって発生させる風量との関係の説明図を参照して説明する。
(1)使用者が便座22に着座したことを着座センサー29により検知する(ステップS1)と共に、着座センサー29が検知したときからの時間をカウントする(ステップS2)。
(2)着座センサー29の出力信号により制御装置12は送風機20を標準脱臭風量(例えば0.09m3/min)で動作させて臭気物質を含んだ空気を脱臭手段11に供給する(ステップS3)。
(3)タイマー30によって着座から所定の待ち時間をカウントし、例えば30秒経過したら(ステップS4)、制御装置12により、送風機20の回転数を大きくして標準脱臭風量より大きいパワー脱臭風量(例えば0.18m3/min)に切替え、パワー脱臭動作を行う(ステップS5)。
(4)パワー脱臭動作に切り換えたときからの時間をカウントし(ステップS6)、所定の動作時間(例えば90秒間)経過したら(ステップS7)、制御装置12により送風機20を停止し、パワー脱臭動作を停止する(ステップS8)。
【0018】
この場合、オート切替えスイッチ34は手動で動作するようにしている。脱臭手段11のパワー脱臭動作の動作時間は、使用者が選択スイッチ35によって任意に、短時間(60秒間)、中時間(90秒間)、長時間(120秒間)の3種類から選択して決めることができる。
なお、脱臭手段11のパワー脱臭動作が停止するまでの動作時間を自動的に動作させる場合は、オート切替えスイッチ34を自動に切り換えておく。そうすると、脱臭手段11の動作時間は、着座している時間をタイマー30によって計測した着座時間の長さに応じて自動的に、例えば着座してから30秒経過したときには短時間(60秒間)に、着座してから90秒経過したら中時間(90秒間)に、更に着座してから120秒経過したら長時間(120秒間)に設定される。
【0019】
本発明の第2の実施の形態に係る脱臭装置36の制御方法を図5を参照して説明する。
脱臭装置36は、第1の実施の形態に係る脱臭装置10に設けた着座センサー29の他に便器13の前側に立った使用者を検知する人体センサー37を便室内に追加して設けている。
なお、第1の実施の形態と同一構成要素については、同一名称同一符号を付し、説明を省略する。また、以下に述べる実施の形態についても同様とする。
これにより、便座22を使用しないで男性が小用をするために便器13の前に立ったときでも、人体センサー37によって使用者を検知し、人体センサー37の出力信号により制御装置12が送風機20を標準脱臭風量で動作させると共に、前記第1の実施の形態に係る脱臭装置10の制御方法で述べた(3)、(4)と同様のパワー脱臭動作を行い、便室内の臭気をタイミングよく短時間で除去する。
なお、変形例として、着座センサー29と人体センサー37の両方を設ける代わりに、便座22を使用した状態と便器13の前に立った使用者の両方を検出することが可能な使用者センサー(図示しない)を設けて、その出力により制御装置12が送風機20を標準脱臭風量で動作させるようにしてもよい。
【0020】
本発明の第3の実施の形態に係る脱臭装置38の制御方法を図6を参照して説明する。
第3の実施の形態は前記第1の実施の形態に係る脱臭装置10の制御方法において、パワー脱臭動作を行うタイミングを、タイマー30によって着座から所定の待ち時間経過した後にパワー脱臭動作を開始する代わりに、使用者の局部洗浄手段26の使用時間に応じてパワー脱臭動作開始を決めるようにしたものである。
この場合、脱臭装置38は局部洗浄手段26を使用したときからの時間を計測するタイマー39を備えている。
【0021】
制御方法は、図7に、図8に示すように、
(1)使用者が便座22に着座したことを着座センサー29により検知する(ステップS1)。
(2)着座センサー29の出力信号により制御装置12は送風機20を標準脱臭風量で動作させる(ステップS2)。
(3)使用者が局部洗浄手段26を開始する(ステップS3)と共に、タイマー39によって局部洗浄手段26を使用したときからの時間をカウントし(ステップS4)、洗浄スイッチ31を入れてから所定の洗浄時間(例えば1〜5秒以上)を検出したとき(ステップS5)、制御装置12によって送風機20の回転数を高くし、標準脱臭風量より大きい風量のパワー脱臭風量で便器13の近傍の空気を脱臭手段11に供給するパワー脱臭動作に切り換える(ステップS6)。
(4)パワー脱臭動作に切り換えたときからの時間をカウントし(ステップS7)、所定時間(例えば90秒間)経過したら(ステップS8)、制御装置12により送風機20を停止し、パワー脱臭動作を停止する(ステップS9)。
【0022】
これにより、使用者が便座22から立ち去る前に、局部洗浄手段26を使用したら短時間にパワー脱臭動作を行うことができるので、臭気の発生とパワー脱臭のタイミングを容易に一致させることが出来る。
また、局部洗浄手段26の使用時間を計測するタイマー39の代わりに、局部洗浄手段26を使用した回数を計測するカウンター(図示しない)を設けて、所定の使用回数(例えば1回以上)に達したとき、標準脱臭動作からパワー脱臭動作に切り換えるようにしてもよい。
パワー脱臭動作を停止するタイミングは、第1の実施の形態に係る脱臭装置10の制御方法の説明で(4)に述べた方法と同様に、使用者が任意に、又は自動的に局部洗浄手段26の使用時間又は動作回数に応じて所定の動作時間を選定するようにしている。
【0023】
本発明の第4の実施の形態に係る脱臭装置40の制御方法を図9を参照して説明する。第4の実施の形態は前記第3の実施の形態に係る脱臭装置38の制御方法において、パワー脱臭動作を行うタイミングを、使用者の局部洗浄手段26を使用する時間に応じて決める代わりに、使用者の温風乾燥手段27の使用時間又は使用回数に応じて決めるようにしたものである。
この場合、温風乾燥手段27が使用されている時間はタイマー41によって計測し、制御装置12によって送風機20の回転数を高くし、パワー脱臭動作に切り換える。
また、温風乾燥手段27の使用回数は、カウンター(図示しない)により計測して制御装置12に記憶させ、所定回数(例えば、1〜3回)に達したらパワー脱臭動作に切り換える。
これにより、使用者が便座22から立ち去る前に、温風乾燥手段27を使用して局部洗浄によって濡れた部分を乾燥する動作により、パワー脱臭動作を行うので、臭気の発生とパワー脱臭のタイミングを容易に一致させることが出来る。
パワー脱臭動作を停止するタイミングは、使用者が任意に、又は自動的に温風乾燥手段27の使用時間又は動作回数に応じて所定の動作時間を選定するようにしている。
【0024】
本発明の第5の実施の形態に係る脱臭装置の制御方法は、図10に示すように、標準脱臭動作を行い、所定時間経過した後にパワー脱臭動作に切り換える代わりに、パワー脱臭動作に切り換えるタイミングを、局部洗浄手段26及び温風乾燥手段27のそれぞれの止めスイッチ33の動作回数を制御装置12により合算した値が所定回数に達した後に行うものである。この場合、局部洗浄手段26及び温風乾燥手段27の動作を停止するために1個の共通した止めスイッチ33を使用している。
【0025】
制御方法は、以下の通りである。
(1)使用者が便座22に着座したことを着座センサー29により検知する(ステップS1)。
(2)着座センサー29の出力信号により制御装置12は送風機20を標準脱臭風量で動作させる(ステップS2)。
(3)使用者が洗浄スイッチ31を入れて局部洗浄手段26の動作を開始し、止めスイッチ33で局部洗浄を停止し、局部洗浄を終わる(ステップS3)。
(4)洗浄スイッチ31及び止めスイッチ33のスイッチ動作回数を制御装置12によってカウントする(ステップS4)。
(5)使用者が局部洗浄手段26を使用したあと、乾燥スイッチ32を入れて温風乾燥し、止めスイッチ33で温風乾燥を終わる(ステップS5)。
(6)乾燥スイッチ32及び止めスイッチ33の動作回数を制御装置12によってカウントする(ステップS6)。
(7)洗浄スイッチ31、乾燥スイッチ32及び止めスイッチ33の動作回数の合計を計算し(ステップS7)、動作回数の合計が所定回数に達したとき(ステップS8)、パワー脱臭動作に切り換える(ステップS9)。
(8)パワー脱臭動作に切り換えたときからの時間をカウントし(ステップS10)、所定時間(例えば90秒間)経過したら(ステップS11)、パワー脱臭動作を停止する(ステップS12)。
【0026】
通常、局部洗浄手段26を使用後に停止したあと、温風乾燥手段27を使用する事が多いが、これにより、局部洗浄手段26や温風乾燥手段27を使用した後、局部洗浄手段26を停止した回数と温風乾燥手段27を停止した回数の合計を計測して、その回数が、例えば2回以上のときに制御装置12によりパワー脱臭動作を行い、使用者が明らかに便器13を使用したときから確実に便器13の周辺の臭気を除去する。
なお、脱臭手段11のパワー脱臭動作が停止するまでの動作時間を自動的に動作させる場合は、オート切替えスイッチ34を自動に切り換えておく。これにより、局部洗浄手段26や温風乾燥手段27の動作回数の合計回数に応じて自動的に設定時間が選択される。
【0027】
本発明の第6の実施の形態に係る脱臭装置42の制御方法では、図11、図12に示すように、標準脱臭動作を行い、所定時間経過した後にパワー脱臭動作に切り換える代わりに、便器13の近傍に臭気センサー43を設けている。
第6の実施の形態の動作は、図12、図13に示すように、
(1)使用者が便座22に着座したことを着座センサー29により検知する(ステップS1)。
(2)着座センサー29の出力信号により制御装置12は送風機20を標準脱臭風量で動作させる(ステップS2)。
(3)臭気センサー43が動作し(ステップS3)、所定濃度、すなわち例えば人が不快感を持つ程度の臭気濃度(脱臭開始濃度)を検出したとき(ステップS4)、制御装置12により送風機20の回転数を高くし、パワー脱臭動作に切り換える(ステップS5)。
(4)パワー脱臭動作によって臭気センサー43の検出濃度が所定の脱臭停止濃度(例えば、パワー脱臭動作開始時の10%以下)に低下したとき(ステップS6)、脱臭停止濃度検出時から遅れ時間をカウントし(ステップS7)、所定の遅れ時間(例えば30秒)経過したことを確認し(ステップS8)、その後に制御装置12によって送風機20を停止し、パワー脱臭動作を停止する(ステップS9)。
【0028】
これにより、臭気センサー43によって検出された臭気濃度が使用者に不快感を与える程度になったときにパワー脱臭動作を開始させることにより、パワー脱臭をタイミングよく動作させることが出来る。なお、臭気センサー43は、例えば臭気物質を吸着することにより電位が変化するイオン性高分子膜やシクロデキストリン等を用いてイオン感受性電界効果型トランジスタで構成して、臭気濃度に比例した電圧を測定するようにしている。
なお、パワー脱臭動作の時間は、検出した臭気濃度の大きさに応じて自動的に、例えば短時間(60秒間)、中時間(90秒間)、長時間(120秒間)を選択スイッチ35により選択して送風機20を制御するようにしてもよい。これにより、パワー脱臭動作が安定する。
【0029】
なお、例えば、臭気センサー43の設置場所は便器13の近傍であれば、脱臭装置内の空気流通路、便器の内側又は外側、便室内の壁面等のいずれでもよい。
また、前記実施の形態では使用時に便座に着座する洋式便器の場合について説明したが、便器13の上方にしゃがんで用を足す和式便器の場合については、便室内に設けた人体センサーによって便器13の上方の使用者を検知することにより、脱臭装置を制御することができる。
【0030】
さらに、パワー脱臭を行う時間は、パワー脱臭開始からの経過時間で制御するのに代えて、着座センサーの出力オフ、すなわち使用者の便座22からの離座後の経過時間で制御するようにしてもよい。この場合は、着座センサーの出力オフからの時間をカウントし、所定の動作時間(例えば、90秒間)経過したら、制御装置12により送風機20を停止し、パワー脱臭動作を停止する。この動作時間を使用者が自由に選択できるようにしておけば、使用中や離座後の臭気に応じて次の使用者のために適切と思える脱臭時間を設定することができるので、次の使用者の使用時まで臭気を残してしまうという不安感を減少させることができる。なお、この脱臭時間を脱臭開始から計測するか離座から計測するかは、図示せぬ切替えスイッチを使用者がその都度操作して選択することができる。
また、衛生洗浄装置本体16に設けられた操作部本体28に代えて、遠隔操作を行うリモコン装置を用いてもよい。リモコン装置と衛生洗浄装置本体16との間の通信は、有線式、無線式、光通信式、電磁波式などの方式により行うことができる。
さらにまた、脱臭手段11の吸入口17は、便座22の近傍又は衛生洗浄装置本体16の臀部位置近辺に設けてあってもよい。
【0031】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は何ら前記の実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものであり、例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明の脱臭装置の制御方法を構成する場合にも本発明は適用される。
【0032】
【発明の効果】
【0033】
【0034】
請求項記載の脱臭装置の制御方法においては、便器に局部洗浄手段を備え、便器に着座した使用者又は便器の前側に立った使用者を検知し、便器に設けた脱臭手段に便器の周辺の空気を標準脱臭風量で供給することにより、標準脱臭動作を行い、使用者の局部洗浄手段を所定時間又は所定回数動作した後、標準脱臭風量より大きい風量でパワー脱臭動作を行うので、使用者が便座から立ち去る前に、臭気の発生とパワー脱臭のタイミングを容易に一致させることが出来、効果的に臭気を除去することができる。
【0035】
請求項記載の脱臭装置の制御方法においては、便器に温風乾燥手段を備え、便器に着座した使用者又は便器の前側に立った使用者を検知し、便器に設けた脱臭手段に便器の周辺の空気を標準脱臭風量で供給することにより、標準脱臭動作を行い、便器に備えた温風乾燥手段を所定時間又は所定回数動作した後、標準脱臭風量より大きい風量でパワー脱臭動作を行うので、使用者が便座から立ち去る前に、臭気の発生とパワー脱臭のタイミングを容易に一致させることが出来、効果的に臭気を除去することができる。
【0036】
請求項記載の脱臭装置の制御方法においては、便器に局部洗浄手段及び温風乾燥手段を備え、便器に着座した使用者又は便器の前側に立った使用者を検知し、便器に設けた脱臭手段に便器の周辺の空気を標準脱臭風量で供給することにより、標準脱臭動作を行い、局部洗浄手段及び温風乾燥手段のそれぞれの停止スイッチの動作回数の合計が所定回数に達した後、標準脱臭風量より大きい風量でパワー脱臭動作を行うので、使用者が明らかに便器を使用したときから確実に便器の周辺の臭気を除去することが出来る。
【0037】
【0038】
請求項及びこれに従属する請求項10記載の脱臭装置の制御方法においては、パワー脱臭動作を行う時間は、予め設定した複数の設定時間の中から任意に選択するようにしているので、パワー脱臭の動作時間を予め設定して確実にパワー脱臭をタイミングよく動作させることが出来る。
請求項及びこれに従属する請求項10記載の脱臭装置の制御方法においては、パワー脱臭動作を行う時間は、使用者が着座している時間の長さに応じて、予め設定した複数の設定時間の中から選択するようにしているので、自動的に動作時間を設定することができる。
請求項及びこれに従属する請求項10記載の脱臭装置の制御方法においては、パワー脱臭動作を行う時間は、局部洗浄手段の使用時間又は動作回数に応じて、予め設定した複数の設定時間の中から選択するようにしているので、誰でも簡単にパワー脱臭の動作時間を設定することができる。
【0039】
請求項及びこれに従属する請求項10記載の脱臭装置の制御方法においては、パワー脱臭動作を行う時間は、温風乾燥手段の使用時間又は動作回数に応じて、予め設定した複数の設定時間の中から選択するようにしているので、誰でも簡単にパワー脱臭の動作時間を設定することができる。
請求項及びこれに従属する請求項10記載の脱臭装置の制御方法においては、パワー脱臭動作を行う時間は、温風乾燥手段及び局部洗浄手段のそれぞれの停止スイッチの動作回数に応じて、予め設定した複数の設定時間の中から選択するようにしているので、温風乾燥手段及び局部洗浄手段の使用状態明確に把握することが出来、確実に臭気の発生とパワー脱臭のタイミングを容易に一致させることが出来る。
請求項及びこれに従属する請求項10記載の脱臭装置の制御方法においては、パワー脱臭動作を行う時間は、臭気センサーが検出した臭気濃度の大きさに応じて、予め設定した複数の設定時間の中から選択するようにしているので、パワー脱臭動作が安定し脱臭効果が確実になり、しかも電力消費量を節約することができる。
請求項10記載の脱臭装置の制御方法においては、パワー脱臭を行う時間は、使用者が便座から離座してからパワー脱臭動作の停止までのオフディレー時間を、予め設定した複数の設定時間の中から選択することにより決定されるので、使用中や離座後の臭気に応じて次の使用者のために適切と思える脱臭時間を設定することができ、次の使用者の使用時まで臭気を残してしまうという不安感を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る脱臭装置の制御方法を使用する脱臭装置を設けた便器の平面図である。
【図2】同脱臭装置を用いる便器の一部を断面で示した側面図である。
【図3】同脱臭装置の制御方法のフローチャートである。
【図4】同脱臭装置の制御方法のタイムチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る脱臭装置の制御方法を使用する脱臭装置の説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る脱臭装置の制御方法を使用する脱臭装置を設けた便器の平面図である。
【図7】同脱臭装置の制御方法のフローチャートである。
【図8】同脱臭装置の制御方法のタイムチャートである。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る脱臭装置の制御方法を使用する脱臭装置を設けた便器の平面図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態に係る脱臭装置の制御方法のフローチャートである。
【図11】本発明の第6の実施の形態に係る脱臭装置の制御方法を使用する脱臭装置を設けた便器の平面図である。
【図12】同脱臭装置の制御方法のフローチャートである。
【図13】同脱臭装置の制御方法のタイムチャートである。
【符号の説明】
10:脱臭装置、11:脱臭手段、12:制御装置、13:便器、14:便器本体、15:衛生洗浄装置、16:衛生洗浄装置本体、17:吸入口、18:排出口、19:通風ダクト、20:送風機、21:脱臭触媒、22:便座、23:便蓋、24:ヒンジ構造、25:ノズル機構、26:局部洗浄手段、27:温風乾燥手段、28:操作部本体、29:着座センサー、30:タイマー、31:洗浄スイッチ、32:乾燥スイッチ、33:止めスイッチ、34:オート切替えスイッチ、35:選択スイッチ、36:脱臭装置、37:人体センサー、38:脱臭装置、39:タイマー、40:脱臭装置、41:タイマー、42:脱臭装置、43:臭気センサー

Claims (10)

  1. 便器に局部洗浄手段を備え、前記便器に着座した使用者又は前記便器の前側に立った使用者を検知し、前記便器に設けた脱臭手段に前記便器の周辺の空気を標準脱臭風量で供給することにより、標準脱臭動作を行う脱臭装置の制御方法において、
    前記局部洗浄手段が所定時間又は所定回数動作した後、前記標準脱臭風量より大きいパワー脱臭風量で空気を前記脱臭手段に供給してパワー脱臭動作を行うことを特徴とする脱臭装置の制御方法。
  2. 便器に温風乾燥手段を備え、前記便器に着座した使用者又は前記便器の前側に立った使用者を検知し、前記便器に設けた脱臭手段に前記便器の周辺の空気を標準脱臭風量で供給することにより、標準脱臭動作を行う脱臭装置の制御方法において、
    前記温風乾燥手段が所定時間又は所定回数動作した後、前記標準脱臭風量より大きいパワー脱臭風量で空気を前記脱臭手段に供給してパワー脱臭動作を行うことを特徴とする脱臭装置の制御方法。
  3. 便器に局部洗浄手段及び温風乾燥手段を備え、前記便器に着座した使用者又は前記便器の前側に立った使用者を検知し、前記便器に設けた脱臭手段に前記便器の周辺の空気を標準脱臭風量で供給することにより、標準脱臭動作を行う脱臭装置の制御方法において、
    前記局部洗浄手段及び前記温風乾燥手段のそれぞれの停止スイッチの動作回数の合計が所定回数に達した後、前記標準脱臭風量より大きいパワー脱臭風量で空気を前記脱臭手段に供給してパワー脱臭動作を行うことを特徴とする脱臭装置の制御方法。
  4. 標準脱臭風量による標準脱臭動作と、前記標準脱臭風量よりも大きいパワー脱臭風量によるパワー脱臭動作とを行う脱臭装置の制御方法において、前記パワー脱臭動作を行う時間は、予め設定した複数の設定時間の中から任意に選択することを特徴とする脱臭装置の制御方法。
  5. 標準脱臭風量による標準脱臭動作と、前記標準脱臭風量よりも大きいパワー脱臭風量によるパワー脱臭動作とを行う脱臭装置の制御方法において、前記パワー脱臭動作を行う時間は、使用者が着座している時間の長さに応じて、予め設定した複数の設定時間の中から選択することを特徴とする脱臭装置の制御方法。
  6. 標準脱臭風量による標準脱臭動作と、前記標準脱臭風量よりも大きいパワー脱臭風量によるパワー脱臭動作とを行う脱臭装置の制御方法において、
    前記パワー脱臭動作を行う時間は、便器に備えた局部洗浄手段の使用時間又は動作回数に応じて、予め設定した複数の設定時間の中から選択することを特徴とする脱臭装置の制御方法。
  7. 標準脱臭風量による標準脱臭動作と、前記標準脱臭風量よりも大きいパワー脱臭風量によるパワー脱臭動作とを行う脱臭装置の制御方法において、
    前記パワー脱臭動作を行う時間は、便器に備えた温風乾燥手段の使用時間又は動作回数に応じて、予め設定した複数の設定時間の中から選択することを特徴とする脱臭装置の制御方法。
  8. 標準脱臭風量による標準脱臭動作と、前記標準脱臭風量よりも大きいパワー脱臭風量によるパワー脱臭動作とを行う脱臭装置の制御方法において、
    前記パワー脱臭動作を行う時間は、便器に備えた温風乾燥手段及び局部洗浄手段のそれぞれの停止スイッチの動作回数の合計回数に応じて、予め設定した複数の設定時間の中から選択することを特徴とする脱臭装置の制御方法。
  9. 標準脱臭風量による標準脱臭動作と、前記標準脱臭風量よりも大きいパワー脱臭風量によるパワー脱臭動作とを行う脱臭装置の制御方法において、
    前記パワー脱臭動作を行う時間は、便器の近傍に設けた臭気センサーが検出した臭気濃度の大きさに応じて、予め設定した複数の設定時間の中から選択することを特徴とする脱臭装置の制御方法。
  10. 請求項のいずれか1項に記載の脱臭装置の制御方法において、前記パワー脱臭動作を行う時間は、使用者が便座から離座してから前記パワー脱臭動作の停止までのオフディレー時間を、予め設定した複数の設定時間の中から選択することにより決定されることを特徴とする脱臭装置の制御方法。
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