JP3928234B2 - 便器装置 - Google Patents

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Description

【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明は、脱臭装置を備えた便器装置に関する。
【従来の技術】
従来より便器に脱臭装置を取付けて臭気を脱臭した便器装置がある。この脱臭装置には種々形態のものがあるが、一般には便器内に臨むように吸気口を設けて脱臭ファンの作動によりこの吸気口より便器内の臭気を吸入し、そしてこれをそのまま或いは消臭した上で所定の排出部より排出するようにしている。
【0003】
この脱臭装置にあっては、通常便器使用者が便器を離れた後においても脱臭作用を行うべく、引き続いてそのままファンを同一回転数で一定時間(例えば1分程度)作動させるようにしている。
【0004】
しかしながら便器装置使用者が便器装置を離れてからも引き続き脱臭作用を行った場合においても臭気が残ることも多く、特に公共トイレ等において次の使用者が不快感を感じるといった問題があった。
【0005】
これを解決する従来技術として、実開平5−94375号公報に示すように、人体検知センサによる人体検知に基づいて、便器に臨むように設けた吸気口から吸入手段により臭気を吸気して排出部より排出することにより脱臭を行うに際し、人体検知センサが人体検知状態から非検知状態になったときに、吸気口からの吸気量が増大するように吸入手段を構成する便器装置がある。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記装置においても、依然、先に使用していた人の臭気が残っていて次の使用者が不快感を感じるといった問題点がある。
【0006】
本発明は上記問題点を解決したもので、トイレ入室時に人体検知センサにより、人体検知を行うことで、便座に座る前に先に使用者していた人の臭気を強力に脱臭ファンを回転し、使用者が便座に座ったとき、便座の着座検知センサにより通常の脱臭ファン回転にすることにより、不快感を感じない便器装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために、本発明の請求項1において講じた技術的手段(以下、第1の技術的手段と称する。)は、便器と、便座と、人体検知センサと、便座に設けられた着座検知センサと、温水洗浄手段と、前記便器内に臨むように設けた吸気口から臭気を吸気し、排気口より臭気を排気する脱臭ファンと、温風乾燥手段とを備えた便器装置において、前記人体検知センサが人体の検知状態になったときに前記脱臭ファンの吸気量が通常の吸気量より増大するようにし、前記着座検知センサが人体の着座検知状態になったときに前記脱臭ファンの吸気量が通常の吸気量になり、前記着座検知センサが人体の非着座検知状態になったとき前記脱臭ファンの吸気量が通常の吸気量より増大するようにすると共に、前記脱臭ファンは、前記温水洗浄手段の作動の後に前記温風乾燥手段が作動している間は停止する制御装置を備えたことを特徴とする便器装置である。
【0007】
上記第1の技術的手段による効果は、以下のようである。
【0008】
トイレ入室時に人体検知センサにより、人が便座に座る前に、脱臭ファンを通常の吸気量より増大しているので、先に使用者していた人の臭気を強力に脱臭することができ、人が便座に座ったときには、脱臭ファンが通常の吸気量になるので、静かな脱臭ファンであるため、使用者に不快感を感じさせないといった効果を有する。また、脱臭ファンは、温水洗浄手段の作動の後に温風乾燥手段が作動している間は停止されるので、脱臭ファンと温風乾燥手段とが同時作動することによりもたらされるか電流が防止される。
上記技術的課題を解決するために、本発明の請求項2において講じた技術的手段(以下、第2の技術的手段と称する。)は、前記着座検知センサが人体の非着座検知状態になって第1所定時間経過するまでは、前記脱臭ファンの吸気量は通常の吸気量で、前記第1所定時間経過は、通常の吸気量より増大し、更に第2所定時間後、前記脱臭ファンを停止する制御装置を備えたことを特徴とする請求項1記載の便装置である。
【0009】
上記第2の技術的手段による効果は、以下のようである。
【0010】
人がトイレ室内から出るまでの間(第1所定時間経過前)は脱臭ファンは通常に作動されるが、人がトイレ室内から出ると(第1所定時間経過後)、脱臭ファンは、第2所定時間だけ強力に作動されるので、先に使用者していた人の臭気を強力に脱臭することができ、後から使用する人の不快感をさらに感じさせないといった効果を有する。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について、図面に基づいて説明する。
【0011】
図1は、便器装置の各装置を透視的に図示した図面である。本便器装置1は、便器83と、温水洗浄手段6と温風乾燥手段と臭気の脱臭を行う脱臭装置90を有する本体10と、本体10に設けた本体スイッチパネル2とよりなる。
【0012】
脱臭装置90は、上流側に、便器83内部に臨むように設けられた吸気口91が設けられている。さらに吸入された臭気の流通案内をなす案内通路92と、案内通路92に設けられた脱臭ファン93が設けられている。下流側には、排気口94が設けられている。
【0013】
上記各手段は本体スイッチパネル2により操作できるように構成してある。上記本体10は、洗浄ノズル61、62等よりなる温水洗浄手段6、温風乾燥手段(図示略)を有している。また本体10は、便座81、便蓋82を備え、陶器製便器83の上方に配置してある。
【0014】
また、本体10の側部上面には、上記本体スイッチパネル2を配置してある。
【0015】
本体スイッチパネル2は、肛門洗浄、ビデ洗浄、温風乾燥等の作動をストップさせるストップボタン20、肛門洗浄用操作ボタン21、ビデ洗浄用操作ボタン22等が配設されている。また、洗浄の広がりを調整するためのワイド洗浄入/切ボタン24等が配列されている。
【0016】
スイッチパネル2の下方には温水洗浄、温風乾燥、及び後述する制御等を行う制御装置Sが設けられている。またスイッチパネル2の上方には人体の検知を行う人体検知センサJが配設され、そのセンサ部は本体10から露出されている。
【0017】
さらに便座81には着座検知センサTが埋設されている。本実施例では静電容量の変化により人体の有無を検知する着座検知センサを使用している。
【0018】
便器83の臭気は便器83内に臨むように設けた吸気口91から臭気を吸気して排出部94より排出することにより脱臭を行う脱臭ファン93とを備えている。この脱臭ファン93は制御装置Sにより回転数を大きくしたり少なくしたり変化させることができる。
【0019】
図2は大便・女性小用時の人体検知センサJと着座検知センサTのON−OFF作動状態及び脱臭ファン93の風量の大小の作動状態を表わしたフローチャート図である。このフローチャート図は、縦軸は、人体センサJのON−OFF、着座検知センサTのON−OFF、脱臭ファンの風量の増大(アップ)状態、通常(ノーマル)状態、停止状態を表わした状態である。横軸は、人の動きを表わしたもので、(1)トイレ内の空き室、(2)人が空き室のトイレ内に入り、(3)脱衣、(4)便座に着座、(5)排便(尿)、(6)局部を洗浄装置にて洗浄、(7)局部の乾燥、(8)局部を拭く、(9)便座から立ち上がる、(10)着衣、(11)便器内を流す、(12)トイレ内から出る、(13)トイレ内が空き室状態になるまでを表す。
【0020】
上記の本発明のフローチャートから、(1)トイレ内が空き室状態では、人体検知センサJ、着座検知センサT共にOFFの状態であり、脱臭ファン93も停止状態である。ここで、(2)人がトイレ内に入ったとき、人体検知センサJから人体に向けて放射している赤外線が人体の検知を行い、人体検知センサJがONの状態になる。この人体検知センサJがONになると、脱臭ファン93の吸気量(風量)が増大する。この脱臭ファン93の吸気量が増大するため、便器83内の臭気が効率的に吸引される。
【0021】
次に人が(3)脱衣し、(4)便座81に着座すると便座81に埋設された着座検知センサTの働きにより、着座検知センサTがONし、同時に人体検知センサJはOFF状態となる。この時、脱臭ファン93の吸気量(風量)は、前記の増大の風量状態から通常の風量状態になる。なお増大の風量状態は通常の風量状態より約30%大きい。増大の風量の回転数は、4000rpmであり、通常の回転数は3000rpmである。
【0022】
次に(5)排便(尿)し、(6)局部洗浄した後、(7)局部乾燥が行われている時には、過電流を防止するため、一時脱臭ファンの回転を停止している。(9)人が便座81から立ち上がったとき、着座検知センサTがOFF状態になり、同時に人体検知センサJがON状態になる。さらに(12)人がトイレ室内から出たとき、人体の検知をしなくなるので、人体検知センサJはOFFとなる。
【0023】
また、脱臭ファン93は(9)の人が便座81から立ち上がり、着座検知センサTがOFFになると、一定時間(約10秒)通常の風量で作動した後、脱臭ファン93の風量が増大し、さらに一定時間(立ち上がってから約60秒)作動した後、自動的に停止する。一定時間(約10秒)通常の風量で作動する理由は、使用者が立ち上がって直ぐに脱臭の音を大きくすると使用者に不快感を与えるためこの作動を行う。
【0024】
図3は男性小用時の人体検知センサJと着座検知センサTのON−OFF作動状態及び脱臭ファン93の風量の大小の作動状態を表わしたフローチャート図である。この場合は人が便座81に着座していないため、着座検知センサTは作動しない。まず、(1)トイレ内の空き室に(2)人が入ったとき、人体検知センサJが作動しON状態になる。ON状態を検知した後、脱臭ファン93の風量が増大し、人がトイレ室内から出て人体を検知しなくなるまで、脱臭ファン93は風量が増大したまま作動する。
【0025】
本発明の制御装置Sは上記の制御を行うようになっている。
【発明の効果】
本発明は、以下の如く効果を有する。
【0026】
即ち、トイレ入室時に人体検知センサにより、人が便座に座る前に、脱臭ファンを通常の吸気量より増大しているので、先に使用者していた人の臭気を強力に脱臭することができ、人が便座に座ったときには、脱臭ファンが通常の吸気量になるので、静かな脱臭ファンであるため、使用者に不快感を感じさせないといった効果を有する。また、脱臭ファンは、温水洗浄手段の作動の後に温風乾燥手段が作動している間は停止されるので、脱臭ファンと温風乾燥手段とが同時作動することによりもたらされる過電流が防止される。
更に、人がトイレ室内から出るまでの間(第1所定時間経過前)は脱臭ファンは通常に作動されるが、人がトイレ室内から出ると(第1所定時間経過後)、脱臭ファンは、第2所定時間だけ強力に作動されるので、先に使用者していた人の臭気を強力に脱臭することができ、後から使用する人の不快感をさらに感じさせないといった効果を有する
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の便器装置の全体斜視図
【図2】本発明の大便・女性小用時の人体検知センサと着座検知センサと脱臭ファンのフローチャート図
【図3】本発明の男性小用時の人体検知センサと着座検知センサと脱臭ファンのフローチャート図
【符号の説明】
【0028】
10・・・本体
81・・・便座
83・・・便器
93・・・脱臭ファン
J・・・人体検知センサ
T・・・着座検知センサ
S・・・制御装置。

Claims (2)

  1. 便器と、便座と、人体検知センサと、便座に設けられた着座検知センサと、温水洗浄手段と、前記便器内に臨むように設けた吸気口から臭気を吸気し、排気口より臭気を排気する脱臭ファンと、温風乾燥手段とを備えた便器装置において、前記人体検知センサが人体の検知状態になったときに前記脱臭ファンの吸気量が通常の吸気量より増大するようにし、前記着座検知センサが人体の着座検知状態になったときに前記脱臭ファンの吸気量が通常の吸気量になり、前記着座検知センサが人体の非着座検知状態になったとき前記脱臭ファンの吸気量が通常の吸気量より増大するようにすると共に、前記脱臭ファンは、前記温水洗浄手段の作動の後に前記温風乾燥手段が作動している間は停止する制御装置を備えたことを特徴とする便装置。
  2. 前記着座検知センサが人体の非着座検知状態になって第1所定時間経過するまでは、前記脱臭ファンの吸気量は通常の吸気量で、前記第1所定時間経過は、通常の吸気量より増大し、更に第2所定時間後、前記脱臭ファンを停止する制御装置を備えたことを特徴とする請求項1記載の便装置。
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