JP2003263238A - クロック発生回路 - Google Patents

クロック発生回路

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    • H03L7/087Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal using at least two phase detectors or a frequency and phase detector in the loop

Abstract

(57)【要約】 【課題】同期ミラー遅延回路を提供する。 【解決手段】ここに掲示される同期ミラー遅延回路はク
ロックバッファ回路からの基準クロック信号を遅延させ
る遅延モニタ回路を含む。正方向遅延アレイは前記遅延
モニタ回路の出力クロック信号を正方向に順次に遅延さ
せて遅延クロック信号を発生し、ミラー制御回路は前記
遅延クロック信号のうち、前記基準クロック信号と同期
された遅延クロック信号を検出する。逆方向遅延アレイ
は前記ミラー制御回路によって検出された遅延クロック
信号を逆方向に遅延させ、クロックドライバは前記逆方
向遅延アレイの出力クロック信号を受け入れて前記内部
クロック信号を発生する。同期範囲制御回路は前記正方
向遅延アレイの遅延クロック信号のうちいずれも前記基
準クロック信号と同期されない時に、前記遅延モニタ回
路に、そして前記クロックドライバに各々伝達されるク
ロック信号各々の遅延時間を同一に調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子装置に関するも
のであり、さらに具体的には、外部クロック信号と同期
されて動作する電子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CMOS集積回路技術の発達により集積
回路の動作速度が急速に向上してきている。集積回路の
動作速度の向上は集積回路を駆動するためのクロック信
号の向上を要求し、これはクロック周波数の増加を意味
する。クロック周波数が大きくなることによって発生す
る問題点のうち最も大きい問題点として、外部クロック
信号と内部クロック信号との間にクロックスキューが生
じることである。クロックスキューは集積回路の誤動作
を引き起こすので、必ず解決すべきである。一般的に、
クロックスキューを解決するためには、位相同期ループ
回路(phaselocked loop circu
it:PLL)や遅延同期ループ回路(delay l
ocked loop circuit)が使われてい
る。しかし、そのような回路の短所は同期時間が長いこ
とである。このような短所を解決するために、同期ミラ
ー遅延回路が提案された。同期ミラー遅延回路は二サイ
クルで外部クロック信号と同期された内部クロック信号
を生成する。
【0003】図1は従来の技術による同期ミラー遅延回
路を示すブロック図であり、図2の(a)乃至(f)は
図1に示した内部クロック信号を発生する各ユニットの
入力及び出力信号を示す波型図である。先ず。図1を参
照すると、従来の技術による同期ミラー遅延回路はクロ
ックバッファ回路10、遅延モニタ回路(delaym
onitor circuit:DMC)12、正方向
遅延アレイ(forward delay arra
y:FDA)14、ミラー制御回路(mirror c
ontrol circuit:MCC)16、逆方向
遅延アレイ(backward delay arra
y:BDA)18、クロックドライバ(clock d
river)20、及びダミーロード(dummy l
oad)22を含む。
【0004】クロックバッファ回路10は外部クロック
信号CLKextを受信し、単パルス形(one−sh
ot pulse shape)を有する入力クロック
信号CLKinを発生する。入力クロック信号CLKi
nはクロックバッファ回路10によって“Td1”の遅
延時間だけ遅延される。遅延モニタ回路12はクロック
バッファ回路10からの入力クロック信号CLKinを
“Td1+Td2”の遅延時間だけ遅延させる。正方向
遅延アレイ14は複数の直列連結された遅延ユニット
(serially−connected delay
units)FD1−FDnを含み、複数の遅延クロ
ック信号FDA1〜FDAnを出力する。正方向遅延ア
レイ14の遅延ユニットは、図1に示したように、ミラ
ー制御回路16によって制御される。各遅延ユニットは
同一の遅延時間を有するように設定され、NANDゲー
トとインバーターを利用して実現可能である。ミラー制
御回路16は複数の位相検出器PD1−PDnを含み、
各位相検出器PDi(i=1〜n)はクロックバッファ
回路10からの入力クロック信号CLKinと正方向遅
延アレイ140内の対応する遅延ユニットFDiからの
遅延クロック信号FDAiが供給される。各位相検出器
PDiは入力されたクロック信号CLKin、FDAi
が同一の位相を有するか否かを検出する。すなわち、ミ
ラー制御回路16はクロックバッファ回路10からの入
力クロック信号CLKinに対するサイクル遅延され
た、すなわち、一サイクルの位相差を有する遅延クロッ
ク信号FDAiを検出する。これは正方向遅延アレイ1
4の遅延時間が“Tclk−(Td1+Td2)”にな
ることを意味する。逆方向遅延アレイ18は複数の直列
連結された遅延ユニットBD1〜BDnを含み、各遅延
ユニットBDiは正方向遅延アレイ14の各遅延ユニッ
トと同一の遅延時間を有するように構成される。逆方向
遅延アレイ18の各遅延ユニットはNANDゲートとイ
ンバーターを利用して実現可能である。クロックドライ
バ20は逆方向遅延アレイ18からのクロック信号BD
Aoutを“Td2”の遅延時間だけ遅延させて内部ク
ロック信号CLKintを出力する。内部クロック信号
CLKintは外部クロック信号CLKextと同一の
位相を有する。ダミーロード22は正方向遅延アレイ1
4とミラー制御回路16が逆方向遅延アレイ18とダミ
ーロード20に対して対称的な構造を有するように追加
されるロード(負荷)である。
【0005】従来の技術による同期ミラー遅延回路の動
作を参照図面に基づいて以下詳細に説明される。
【0006】図2(a)に示したように、クロック信号
CLKextが外部から入力される時に、クロックバッ
ファ回路10は図2(b)に示したように、入力クロッ
ク信号CLKinを発生する。入力クロック信号CLK
inはクロックバッファ回路10によって“Td1”の
遅延時間だけ遅延される。その次に、遅延モニタ回路1
2は入力クロック信号CLKinを“Td1+Td2”
の遅延時間だけ遅延させる。図2(c)に示したよう
に、クロック信号FDAinは正方向遅延アレイ14に
入力される。正方向遅延アレイ14は遅延ユニットFD
1〜FDnを通じてクロック信号FDAinを順次に遅
延させる。ミラー制御回路16は入力クロック信号CL
Kinを複数の遅延クロック信号FDA1〜FDAnと
各々比較し、入力クロック信号の位相が同一な地点でパ
ルス信号を発生する。例えば、ミラー制御回路16から
のパルス信号のうちいずれか一つはローレベルを有し、
残りのパルス信号はハイレベルを有する。すなわち、ミ
ラー制御回路16はクロックバッファ回路10からの入
力クロック信号CLKinに対するサイクル遅延され
た、すなわち一サイクルの位相差を有する遅延クロック
信号FDAiを検出する。そのように検出された遅延ク
ロック信号FDAiは逆方向遅延アレイ18及びクロッ
クドライバ22を通じて内部クロック信号CLKint
として出力される。
【0007】外部クロック信号CLKextと内部クロ
ック信号CLKintが位相同期されるのにかかる総時
間は(1)式で表現することができる。 T_tot=Td1+(Td1+Td2)+2{Tclk−(Td1+Td2)} +Td2=2Tclk ・・・(1) “Td1”はクロックバッファ回路10の遅延時間であ
り、“Td1+Td2”は遅延モニタ回路12の遅延時
間であり、“Tclk−(Td1+Td2)”はミラー
制御回路16に提供される入力クロック信号CLKin
と正方向遅延アレイ14を通過するクロック信号が位相
同期される地点での正方向/逆方向遅延アレイ14、1
8の遅延時間である。“Td2”はクロックドライバ2
2の遅延時間である。(1)式からわかるように、内部
クロック信号CLKintは2サイクル後に、外部クロ
ック信号CLKextと同期される。すなわち、内部ク
ロック信号CLKintは、図2に示したように、n番
目の外部クロック信号CLKextを基準にn+2番目
の外部クロック信号CLKextに同期される。結果的
に、外部クロック信号CLKextが入力され、2サイ
クルの後に、外部クロック信号CLKextと同期され
た内部クロック信号CLKintが生成される。
【0008】一般的に、同期ミラー遅延回路の性能はジ
ッタ(jitter)と同期範囲(locking r
ange)によって決められる。同期ミラー遅延回路の
ジッタは外部クロック信号CLKextと内部クロック
信号CLKintとの間の時間誤差を意味し、遅延アレ
イ14、18の各遅延ユニットの遅延時間以内の値を有
する。同期ミラー遅延回路はオフループ形態の遅延ライ
ンであるので、遅延ユニットの遅延時間以内のジッタ解
像度を有する。同期ミラー遅延回路の同期範囲は入力ク
ロック信号CLKinと同期された遅延クロック信号F
DAiが正方向遅延アレイ14を通じて検出される範囲
を意味する。同期範囲とジッタは互いに相関関係を有し
ている。例えば、同一の遅延ユニットの個数を利用して
同期範囲を大きくしようとするとジッタが増加し、ジッ
タを減らそうとすると遅延ユニット個数が増加する。し
たがって、ジッタと同期範囲との間にはトレードオフが
存在する。
【0009】ジッタが遅延ユニットの遅延時間内の値を
有するので、ジッタを減らすためには、同一の同期範囲
内でより多い遅延ユニットを使用してジッタ解像度を増
加させなければならない。しかし、このような場合に、
同期ミラー遅延回路の大きさが増加するという問題点が
発生する。図1及び図2に示したように、同期ミラー遅
延回路の同期範囲は“Tclk−(Td1+Td2)”
になる。同期範囲を増やすためには、“Td1”と“T
d2”を減らして“Tclk−(Td1+Td2)”の
値を増加させるべきである。しかし、同一のジッタの大
きさを維持するためには遅延ユニットの個数を増加させ
るべきである。そして、ジッタを減らすためには、“T
clk−(Td1+Td2)”の同期範囲がより多い遅
延ユニットで実現されて遅延ユニットの解像度を増加さ
せるべきである。
【0010】結論的に、同一の大きさのジッタを維持し
つつ、同期範囲を広くするために、多数の遅延ユニット
を使用すべきであるという問題点が生じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、例え
ば、可変可能な同期範囲を有する同期ミラー遅延回路を
提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を解決するた
めの本発明の特徴によると、外部クロック信号に同期し
た内部クロック信号を発生するクロック発生回路が提供
される。クロックバッファ回路は、前記外部クロック信
号をバッファリングして基準クロック信号を発生し、遅
延モニタ回路は、前記基準クロック信号を遅延させる。
正方向遅延アレイは、前記遅延モニタ回路の出力クロッ
ク信号を正方向に順次に遅延させて複数の遅延クロック
信号を発生し、ミラー制御回路は、前記複数の遅延クロ
ック信号のうち前記基準クロック信号と同期したクロッ
ク信号を検出する。逆方向遅延アレイは、前記ミラー制
御回路によって検出された遅延クロック信号を逆方向に
遅延させ、クロックドライバは、前記逆方向遅延アレイ
の出力クロック信号を受け入れて前記内部クロック信号
を発生する。同期範囲制御回路は、前記正方向遅延アレ
イの複数の遅延クロック信号のうち一部に応答して動作
し、前記正方向遅延アレイの遅延クロック信号のうちい
ずれか一つが前記基準クロック信号と同期したか否かを
検出する。ここで、前記同期範囲制御回路は、前記正方
向遅延アレイの遅延クロック信号のうちいずれも前記基
準信号と同期しない場合に、前記遅延モニタ回路に伝達
されるクロック信号及び前記クロックドライバに伝達さ
れるクロック信号の各遅延時間を同一に調節する。
【0013】この実施形態において、前記正方向遅延ア
レイを通過するクロック信号の位相が前記基準クロック
信号の位相より進んでいる場合に、前記同期範囲制御回
路は、前記遅延モニタ回路に伝達されるクロック信号及
び前記クロックドライバに伝達されるクロック信号の各
遅延時間を増加させる。
【0014】この実施形態において、前記基準クロック
信号の位相が前記正方向遅延アレイを通過するクロック
信号の位相より進んでいる場合に、前記同期範囲制御回
路は、前記遅延モニタ回路に伝達されるクロック信号及
び前記クロックドライバに伝達されるクロック信号の各
遅延時間を減少させる。
【0015】この実施形態において、前記正方向遅延ア
レイの第1遅延クロック信号が繰り返して生成される場
合に、前記同期範囲制御回路は、前記遅延モニタ回路に
伝達されるクロック信号及び前記クロックドライバに伝
達されるクロック信号の各遅延時間を増加させる。
【0016】この実施形態において、前記正方向遅延ア
レイの最終段の遅延クロック信号が繰り返して生成され
る場合に、前記同期範囲制御回路は、前記遅延モニタ回
路に伝達されるクロック信号及び前記クロックドライバ
に伝達されるクロック信号の各遅延時間を減少させる。
【0017】この実施形態において、前記同期範囲制御
回路は、前記基準クロック信号を順次に遅延させて複数
の第1遅延基準クロック信号を発生する第1遅延回路
と、前記逆方向遅延アレイの出力クロック信号を順次に
遅延させて複数の第2遅延基準クロック信号を発生する
第2遅延回路と、前記正方向遅延アレイの最終段の遅延
クロック信号が繰り返して生成されたか否かを検出し、
検出結果として複数の選択信号のうち一つを活性化させ
るコントローラと、前記活性化された選択信号に応答し
て前記第1遅延回路の第1遅延基準クロック信号のうち
一つを選択し、前記選択されたクロック信号を前記遅延
モニタ回路の入力クロック信号として出力する第1選択
器と、前記活性化された選択信号に応答して前記第2遅
延回路の第2遅延基準クロック信号のうち一つを選択
し、前記選択されたクロック信号を前記クロックドライ
バの入力クロック信号として出力する第2選択器とを含
む。
【0018】この実施形態において、前記第1選択器に
よって選択されたクロック信号は、前記第2選択器によ
って選択されたクロック信号と同一の遅延時間を有す
る。
【0019】この実施形態において、前記コントローラ
は、前記正方向遅延アレイの最終段の遅延クロック信号
が所定の回数だけ繰り返して生成されたか否かを検出
し、前記正方向遅延アレイの最終段の遅延クロック信号
が所定の回数だけ繰り返して生成された場合にカウント
アップ信号を発生する検出器と、前記カウントアップ信
号に応答してカウントアップ動作を実行するカウンタ
と、前記カウンタの出力に応答して前記選択信号を発生
する選択信号発生器とを含む。
【0020】この実施形態において、前記同期範囲制御
回路は、前記基準クロック信号を順次に遅延させて複数
の第1遅延基準クロック信号を発生する第1遅延回路
と、前記逆方向遅延アレイの出力クロック信号を順次に
遅延させて複数の第2遅延基準クロック信号を発生する
第2遅延回路と、前記正方向遅延アレイの最終段の遅延
クロック信号または第1遅延クロック信号が繰り返して
生成されたか否かを検出し、検出結果として複数の選択
信号のうち一つを活性化させるコントローラと、前記活
性化された選択信号に応答して前記第1遅延回路の複数
の第1遅延基準クロック信号のうち一つを選択し、前記
選択されたクロック信号を前記遅延モニタ回路の入力ク
ロック信号として出力する第1選択器と、前記活性化さ
れた選択信号に応答して前記第2遅延回路の複数の第2
遅延基準クロック信号のうち一つを選択し、前記選択さ
れたクロック信号を前記クロックドライバの入力クロッ
ク信号として出力する第2選択器とを含む。
【0021】この実施形態において、前記コントローラ
は、前記正方向遅延アレイの最終段の遅延クロック信号
が所定の回数だけ繰り返して生成されたか否かを検出
し、前記正方向遅延アレイの最終段の遅延クロック信号
が所定の回数だけ繰り返して生成された場合に、カウン
トアップ信号を発生する第1検出器と、前記正方向遅延
アレイの第1遅延クロック信号が所定の回数だけ繰り返
して生成されたか否かを検出し、前記正方向遅延アレイ
の第1遅延クロック信号が所定の回数だけ繰り返して生
成された場合にカウントダウン信号を発生する第2検出
器と、前記カウントアップまたはカウントダウン信号に
応答してカウントアップまたはカウントダウン動作を実
行するカウンタと、前記カウンタの出力に応答して前記
選択信号を発生する選択信号発生器とを含む。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付した図を参照して、本
発明の望ましい実施形態を詳細に説明する。
【0023】本発明の同期ミラー遅延回路は同期範囲を
調節するために同期範囲回路を含む。正方向遅延アレイ
を通過するクロック信号の位相がミラー制御回路に入力
されるクロック信号の位相より進んでいる場合に、同期
範囲制御回路は正方向遅延アレイに入力されるクロック
信号の位相が遅れるように同期範囲を制御する(または
クロック信号の遅延時間を増加させる)。正方向遅延ア
レイを通過するクロック信号の位相がミラー制御回路に
入力されるクロック信号の位相より遅れている場合に、
同期範囲制御回路は正方向遅延アレイに入力されるクロ
ック信号の位相が進むように同期範囲を制御する(また
はクロック信号の遅延時間を減らす)。このような制御
方式によると、ジッタの大きさと遅延ユニットの個数を
増加させることなしに、同期ミラー遅延回路の同期範囲
変更することができる。これは以後詳細に説明する。
【0024】図3は本発明の好適な実施の形態の同期ミ
ラー遅延回路を示すブロック図である。図3に示す同期
ミラー遅延回路100は、クロック信号を発生する回路
として、クロックバッファ回路110、遅延モニタ回路
DMC120、正方向遅延アレイFDA130、ミラー
制御回路MCC140、逆方向遅延アレイBDA15
0、ダミーロード160、クロックドライバ170、及
び同期範囲制御回路180を含む。
【0025】クロックバッファ回路110は、外部クロ
ック信号CLKextを受信し、単パルス形を有する入
力クロック信号CLKinを発生する。入力クロック信
号CLKinは、クロックバッファ回路110によって
“Td1”の遅延時間だけ遅延される。遅延モニタ回路
120は、同期範囲制御回路180を通じてクロックバ
ッファ回路110から出力される入力クロック信号CL
Kinを“Td1+Td2”の遅延時間だけ遅延させ
る。正方向遅延アレイ130は、複数の直列連結された
遅延ユニットFD1〜FDnを含み、複数の遅延クロッ
ク信号FDA1〜FDAnを出力する。正方向遅延アレ
イ130の遅延ユニットは、図3に示したように、ミラ
ー制御回路140によって制御される。各遅延ユニット
は、同一の遅延時間を有するように設定され、NAND
ゲートとインバーターを利用して実現可能である。
【0026】続けて、図3を参照すると、ミラー制御回
路140は、複数の位相検出器PD1〜PDnを含み、
各位相検出器PDi(i=1〜n)は、クロックバッフ
ァ回路110からの入力クロック信号CLKinと正方
向遅延アレイ130内の対応する遅延ユニットFDiか
らの遅延クロック信号FDAiが供給される。各位相検
出器PDiは、入力されたクロック信号CLKin、F
DAiが同一の位相を有するか否かを検出する。すなわ
ち、ミラー制御回路140は、クロックバッファ回路1
10からの入力クロック信号CLKinに対して一サイ
クル遅延された、すなわち、一サイクルの位相差を有す
る遅延クロック信号FDAiを検出する。逆方向遅延ア
レイ150は、複数の直列連結された遅延ユニットBD
1〜BDnを含み、各遅延ユニットBDiは、正方向遅
延アレイ130の各遅延ユニットと同一の遅延時間を有
するように構成される。逆方向遅延アレイ150の各遅
延ユニットは、NANDゲートとインバーターを利用し
て実現可能である。ダミーロード160は、正方向遅延
アレイ130及びミラー制御回路140が逆方向遅延ア
レイ150及びダミーロード160に対して対称的な構
造を有するように追加されるロードである。クロックド
ライバ170は、同期範囲制御回路180を通じて逆方
向遅延アレイ150から出力されるクロック信号BDA
outを“Td2”の遅延時間だけ遅延させて、外部ク
ロック信号CLKextと位相同期される内部クロック
信号CLKintを出力する。
【0027】先に説明した同期ミラー遅延回路のクロッ
クバッファ回路110、遅延モニタ回路120、正方向
遅延アレイ130、ミラー制御回路140、逆方向遅延
アレイ150、ダミーロード160、及びクロックドラ
イバ170の例が米国特許第6,239,641号公報
に“Delay Locked Loop Using
Bidirectional Delay”(ass
igned to Hyundai Electron
ics Industries Co.,Ltd)とし
て開示されており、この開示は参照により本書の開示の
一部として組み込まれる。
【0028】図3に示した同期範囲制御回路180は、
正方向遅延アレイ130から提供されるフラグ信号Fa
st、Slowに応答して、遅延モニタ回路120に入
力されるクロック信号とクロックドライバ170に入力
されるクロック信号の遅延時間を制御する。例えば、正
方向遅延アレイ130を通過するクロック信号の位相が
ミラー制御回路140に入力されるクロック信号の位相
より進んでいる場合、または正方向遅延アレイを通過す
るクロック信号の位相がミラー制御回路に入力されるク
ロック信号の位相より遅れている場合に、同期範囲制御
回路180は、遅延モニタ回路120に入力されるクロ
ック信号とクロックドライバ170に入力されるクロッ
ク信号の遅延時間を同一に増加/減少させる。
【0029】例えば、同期範囲制御回路180は、フラ
グ信号Fast、Slowに応答して、クロックバッフ
ァ110から出力される内部クロック信号CLKinの
遅延時間を調整し、調整された遅延時間を有するクロッ
ク信号CLKinDを遅延モニタ回路120に伝達す
る。この時に、逆方向遅延アレイ160から出力される
クロック信号BDAoutの遅延時間は、クロック信号
CLKinの遅延時間と同一の遅延時間を有するように
同期範囲制御回路180を通じて調整される。
【0030】本発明の好適な実施の形態によると、正方
向遅延アレイ130を通過するクロック信号の位相がミ
ラー制御回路140に入力されるクロック信号の位相よ
り進んでいる場合、または正方向遅延アレイを通過する
クロック信号の位相がミラー制御回路に入力されるクロ
ック信号の位相より遅れている場合において、ジッタの
大きさと遅延ユニットの個数を増加させず、同期ミラー
遅延回路の同期範囲を再調整することができる。
【0031】図4は図3に示した同期範囲制御回路を示
すブロック図である。図4を参照すると、同期範囲制御
回路180は、コントローラ181、第1遅延回路18
2、第1選択器183、第2遅延回路184、及び第2
選択器185を含む。
【0032】第1遅延回路182は、クロックバッファ
回路110からのクロック信号CLKinを順次に遅延
させて複数の遅延クロック信号CLKinD_i(ここ
で、i=1〜8)を発生する。第2遅延回路184は、
逆方向遅延アレイ150からのクロック信号BDAou
tを順次に遅延させて複数の遅延クロック信号BDAo
utD_iを発生する。各遅延回路182、184は、
図5に示したように、複数の単パルス発生器SPで構成
される。各単パルス発生器SPは、図6に示したように
連結されるインバーターINV10〜INV15及びN
ANDゲートG10で構成されることができる。各単パ
ルス発生器SPがこの分野でよく知られた他の素子を利
用して実現されることができることは自明である。
【0033】再び、図4を参照すると、コントローラ1
81は、正方向遅延アレイ130からのフラグ信号Fa
st、Slowに応答して動作し、フラグ信号Fast
が所定の回数だけ生成されたか否かを、そしてフラグ信
号Slowが所定の回数だけ生成されるか否かを各々検
出する。フラグ信号Fastが所定の回数(例えば、8
回)だけ生成される場合に、コントローラ181は、ク
ロック信号CLKin、BDAoutの遅延時間が増加
するように選択信号SELi(ここで、i=1〜8)の
うち一つを活性化させる。フラグ信号Slowが所定の
回数(例えば、8回)だけ生成される場合に、コントロ
ーラ181は、クロック信号CLKin、BDAout
の遅延時間が減少するように選択信号SELi(ここ
で、i=1〜8)のうち一つを活性化させる。選択信号
SELiは、第1遅延回路182の出力信号CLKin
Di及び第2遅延回路184の出力信号BDAoutD
iに各々対応する。第1選択器183は、第1遅延回路
182からの出力信号CLKinDiを受け入れ、選択
信号SELiのうち活性化される選択信号に対応する出
力信号CLKinDiを遅延モニタ回路120の入力ク
ロック信号として選択する。第2選択器185は、第2
遅延回路183からの出力信号BDAoutDiを受け
入れ、選択信号SELiのうち活性化される選択信号に
対応する出力信号BDAoutDiをクロックドライバ
170の入力クロック信号として選択する。
【0034】図7は図4に示したコントローラを示すブ
ロック図である。図7を参照すると、コントローラ18
1は、第1検出器186、第2検出器187、カウンタ
188及び選択信号発生器189を含む。第1検出器1
86は、フラグ信号Slowが所定の回数だけ生成され
たか否かを検出する。フラグ信号Slowが所定の回数
だけ生成された場合に、第1検出器186はカウントア
ップ信号UPを発生する。第2検出器187は、フラグ
信号Fastが所定の回数だけ生成された場合に、第2
検出器187はカウントダウン信号DOWNを発生す
る。各検出器186、187は、図8に示したように連
結されたバッファBUFと三つのTフリップフロップT
FFで構成される分周器を利用して実現され、フラグ信
号Slow/Fastが8回生成されるごとにカウント
アップ/ダウンUP/DOWNが生成される。各検出器
186、187が他のロジックを利用して実現されるこ
とができることは、この分野の通常的な知識を持つ者に
自明である。
【0035】再び、図7を参照すると、カウンタ188
は、アップダウンカウンタであり、第1検出器186か
らのカウントアップ信号UPに応答してカウントアップ
動作を実行し、第2検出器187からのカウントダウン
信号DOWNに応答してカウントダウン動作を実行す
る。カウンタ188は、図9に示したように連結された
三つのORゲートG11、G12、G13、三つのTフ
リップフロップTFF、四つのANDゲートG14、G
15、G16、G17、及び六つのインバーターINV
16−INV21で構成される。アップダウンカウンタ
188が他のロジック構成で実現されることができるこ
とはこの分野の通常的な知識をもつ者に自明である。カ
ウンタ188は、リセット信号Resetによってリセ
ットされる。例えば、リセット信号Resetとして、
この分野でよく知られたパワーオンリセット回路で生成
されるパワーオンリセット信号を使用することができ
る。選択信号発生器189は、カウンタ188の出力に
応答して選択信号SELiのうちいずれか一つを活性化
させる。
【0036】この実施形態において、フラグ信号Slo
wは、正方向遅延アレイ130の最後遅延ユニットFD
nから出力される遅延クロック信号であり、フラグ信号
Fastは、正方向遅延アレイ130の第1遅延ユニッ
トFDnから出力される遅延クロック信号である。フラ
グ信号Slowの繰り返しの生成は、正方向遅延アレイ
130を通過するクロック信号の位相がミラー制御回路
140に入力されるクロック信号の位相より進んでいる
ことを意味する。このような状態は、正方向遅延アレイ
130を通過するクロック信号の位相が遅れるようにす
ることによって解決される。すなわち、第1検出器18
でカウントアップ信号UPが生成されることによって、
選択信号発生器189は、カウンタ188の出力に応答
して以前の遅延時間より増加されるように選択信号SE
Liを発生する。第1及び第2選択器183、185の
各々は、そのように生成される選択信号SELiに応答
して、以前の遅延時間より大きい遅延時間を有するクロ
ック信号CLKinDi/BDAoutDiを選択す
る。一方、フラグ信号Fastの繰り返しの生成は、正
方向遅延アレイ130を通過するクロック信号の位相が
ミラー制御回路140に入力されるクロック信号の位相
より遅れていることを意味する。このような状態は、正
方向遅延アレイ130を通過するクロック信号の位相を
進めることによって解決される。すなわち、第2検出器
187でカウントダウン信号DOWNが生成されること
によって、選択信号発生器189は、カウンタ188の
出力に応答して以前の遅延時間より減少されるように選
択信号SELiを発生する。第1及び第2選択器18
3、185の各々は、そのように生成される選択信号S
ELiに応答して、以前の遅延時間より少ない遅延時間
を有するクロック信号CLKinDi/BDAoutD
iを選択する。
【0037】図10の(a)乃至(h)と図11の
(a)乃至(h)は、本発明の好適な実施の形態の同期
ミラー遅延回路の動作タイミング図である。まず、正方
向遅延アレイ130を通過するクロック信号の位相がミ
ラー制御回路140に入力されるクロック信号の位相よ
り進んでいる場合について、図10の(a)乃至(h)
に示した動作タイミング図に基づいて同期ミラー遅延回
路の動作を説明する。
【0038】先ず、外部クロック信号CLKextは、
クロックバッファ回路110を経由して二つの経路に伝
達される。第1経路は、同期範囲制御回路180(具体
的には、第1遅延回路及び第1選択器)、遅延モニタ回
路120、及び正方向遅延アレイ130で構成される。
第2経路は、ミラー制御回路140で構成される。第1
経路において、クロックバッファ回路110からの内部
クロック信号CLKinは、同期範囲制御回路180の
第1遅延回路182によって“Td3”の遅延時間だ
け、そして遅延モニタ回路120によって“Td1+T
d2”の遅延時間だけ遅延される。そのように遅延され
たクロック信号FDAinは、正方向遅延アレイ130
の遅延ユニットFD1〜FDnによって順次に遅延され
る。その次に、ミラー制御回路140は、各遅延ユニッ
トによって遅延されたクロック信号がクロックバッファ
回路110からの内部クロック信号CLKinと一サイ
クルの位相差を有するか否かを検出する。もし、内部ク
ロック信号CLKinと一サイクルの位相差を有する遅
延クロック信号(例えば、FDA3)が検出されれば、
それに対応する比較器(例えば、PD3)が遅延クロッ
ク信号FDA3の伝達経路として決められる。伝達経路
として決められた比較器PD3を通じて伝達される遅延
クロック信号FDA3は、逆方向遅延アレイ150、同
期範囲制御回路180(具体的には、第2遅延回路18
4と第2選択器185)及びクロックドライバ170を
通じて内部クロック信号CLKinとして出力される。
外部クロック信号CLKextに同期される内部クロッ
ク信号CLKintが生成されるのにかかる時間は
(2)式で示す通りである。 T_tot=Td1+Td3+(Td1+Td2)+2{Tclk−(Td1 +Td2+Td3)}+Td3+Td2=2Tclk ・・・(2) “Td1”はクロックバッファ回路110の遅延時間で
あり、“Td2”はクロックドライバ170の遅延時間
である。“Td3”は同期範囲制御回路180の第1遅
延回路182の遅延時間であり、“Td1+Td2”は
遅延モニタ回路120の遅延時間である。“Tclk−
(Td1+Td2+Td3)”は、ミラー制御回路14
0に提供される入力クロック信号CLKinと正方向遅
延アレイ130を通過するクロック信号が位相同期され
る地点での正方向/逆方向遅延アレイ130、150の
遅延時間である。(2)式から分かるように、内部クロ
ック信号CLKintは、2サイクルの後に外部クロッ
ク信号CLKextと同期される。すなわち、外部クロ
ック信号CLKextが入力されて2サイクルの後に、
外部クロック信号CLKextと同期された内部クロッ
ク信号CLKintが生成される。
【0039】しかし、正方向遅延アレイ130を通過す
るクロック信号とミラー制御回路140に伝達される入
力クロック信号CLKinが同期されなければ、同期ミ
ラー遅延回路が同期範囲を外れたと判断される。正方向
遅延アレイ130を通過するクロック信号(FDAi、
図10(e)に図示)の位相がミラー制御回路140に
伝達される入力クロック信号(CLKin、図10
(b)に図示)の位相より“T_early”だけ進ん
でいる場合、正方向遅延アレイ130の最終段の遅延ユ
ニットFDnにおいてもクロック信号FDAi、CLK
iは同期されない。このような場合、外部クロック信号
CLKextと同期された内部クロック信号CLKin
tは生成されない。このような非同期状態は、外部クロ
ック信号CLKextと内部クロック信号CLKint
との間の遅延時間が“2Tclk”より小さいために生
じる。したがって、クロック信号FDAi、CLKin
が同期されるためには、遅延モニタ回路120に入力さ
れるクロック信号CLKinDの遅延時間を増加させる
べきである。これは次のような過程を通じて行われる。
【0040】正方向遅延アレイ130を通過するクロッ
ク信号の位相がミラー制御回路140に伝達される入力
クロック信号の位相より進んでいる場合に、最終段の遅
延ユニットFDnの出力クロック信号FDAnがフラグ
信号Slowとして同期範囲制御回路180に伝達され
る。同期範囲制御回路180のコントローラ181は、
フラグ信号Slowが所定の回数(例えば8回)だけ生
成されたか否かを判別する。フラグ信号Slowが所定
の回数だけ生成されない場合に、遅延モニタ回路120
に入力されるクロック信号CLKinDの遅延時間は変
わらない。フラグ信号Slowが所定の回数(例えば、
8回)だけ生成されたか否かを判別することは、そのよ
うな非同期状態が温度またはノイズによって生じるか、
実質的に同期範囲の変化によって生じるかを区別するた
めである。
【0041】もし、フラグ信号Slowが所定の回数だ
け生成されれば、同期範囲制御回路180のコントロー
ラ181は、第1遅延回路182で生成されるクロック
信号CLKinD1〜CLKinD8のうち、以前のク
ロック信号より大きい遅延時間を有するクロック信号が
選択されるように選択信号SEL1〜SEL7のうちい
ずれか一つを活性化させる。遅延時間が増加されるクロ
ック信号CLKinDI(すなわち、Td3'の遅延時
間を有するクロック信号、Td3?Td3')は、遅延モ
ニタ回路120を通じて正方向遅延アレイ130に伝達
される。正方向遅延アレイ130は入力されるクロック
信号CLKinDを順次に遅延させ、ミラー制御回路1
40は、各遅延ユニットによって遅延されたクロック信
号がクロックバッファ回路110からの内部クロック信
号CLKinと一サイクルの位相差を有するか否かを検
出する。もし、内部クロック信号CLKinと一サイク
ルの位相差を有する遅延クロック信号(例えば、図10
(e)に示したようなクロック信号)が検出されれば、
それに対応する比較器PDiが遅延クロック信号FDA
iの伝達経路として決められる。伝達経路として決めら
れた比較器PDiを通じて伝達される遅延クロック信号
FDAiは、逆方向遅延アレイ150、同期範囲制御回
路180(具体的には、第2遅延回路184と第2選択
器185)及びクロックドライバ170を通じて図10
(h)に示したような内部クロック信号CLKintと
して出力される。
【0042】正方向遅延アレイ130を通過するクロッ
ク信号とミラー制御回路140に伝達される入力クロッ
ク信号CLKinが同期されない場合に、同期範囲制御
回路180は、正方向遅延アレイ130からのフラグ信
号Slowに応答して遅延モニタ回路120に入力され
るクロック信号CLKinDとクロックドライバ170
に入力されるクロック信号BDAoutDの遅延時間を
増加させる。結果的に、8サイクルの間、フラグ信号S
lowが繰り返して生成され、各クロック信号CLKi
n、BDAoutの遅延時間が再調整される。その次
に、2サイクルの後に、先に説明のような過程を通じ
て、外部クロック信号CLKextと同期された内部ク
ロック信号CLKintが生成される。
【0043】正方向遅延アレイ130の最終段の遅延ユ
ニットFDnを通過するクロック信号がミラー制御回路
140に伝達される入力クロック信号CLKinと同期
される場合にも、フラグ信号Slowが繰り返して生成
される。これは、同期ミラー遅延回路が現在の同期範囲
を外れる確立が高いことを意味する。これによって、同
期ミラー遅延回路の同期範囲が安定された範囲に再調整
される。
【0044】次いで、正方向遅延アレイ130を通過す
るクロック信号の位相がミラー制御回路140に入力さ
れるクロック信号の位相より遅れている場合について、
図11の(a)乃至(h)に示した動作タイミング図に
基づいて同期ミラー遅延回路の動作を説明する。
【0045】正方向遅延アレイ130を通過するクロッ
ク信号の位相がミラー制御回路140に入力されるクロ
ック信号の位相より遅れる場合は、正方向遅延アレイ1
30を通過するクロック信号とミラー制御回路140に
伝達される入力クロック信号CLKinが同期されな
い。例えば、図面に示したように、正方向遅延アレイ1
30を通過するクロック信号(FDAi、図11(e)
に図示)の位相がミラー制御回路140に伝達される入
力クロック信号(CLKext、図11(b)に図示)
の位相より“T_late”だけ遅れる場合、外部クロ
ック信号CLKextと同期された内部クロック信号C
LKintは生成されない。このような非同期状態は、
外部クロック信号CLKextと内部クロック信号CL
Kintとの間の遅延時間が“2Tclk”より大きい
ために生じる。したがって、クロック信号FDAi、C
LKinが同期されるためには、遅延モニタ回路120
に入力されるクロック信号FDAinDの遅延時間を減
少させるべきである。これは次のような過程を通じて行
われる。
【0046】正方向遅延アレイ130を通過するクロッ
ク信号の位相がミラー制御回路140に伝達される入力
クロック信号の位相より遅れる場合に、第1遅延ユニッ
トFD1の出力クロック信号FDA1がフラグ信号Fa
stとして同期範囲制御回路180に伝達される。同期
範囲制御回路180のコントローラ181は、フラグ信
号Fastが所定の回数(例えば、8回)だけ生成され
たか否かを判別する。フラグ信号Fastが所定の回数
だけ生成されない場合に、遅延モニタ回路120に入力
されるクロック信号CLKinDの遅延時間は変わらな
い。
【0047】もし、フラグ信号Fastが所定の回数だ
け生成されれば、同期範囲制御回路180のコントロー
ラ181は、第1遅延回路182で生成されるクロック
信号CLKinD1〜CLKinD8のうち、以前のク
ロック信号より少ない遅延時間を有するクロック信号が
選択されるように選択信号SEL1〜SEL7のうちい
ずれか一つを活性化させる。遅延時間が減少されるクロ
ック信号CLKinDi(すなわち、Td3'の遅延時
間を有するクロック信号、Td3>Td3')は、遅延
モニタ回路120を通じて正方向遅延アレイ130に伝
達される。正方向遅延アレイ130は入力されるクロッ
ク信号FDAinを順次に遅延させ、ミラー制御回路1
40は各遅延ユニットによって遅延されたクロック信号
がクロックバッファ回路110からの内部クロック信号
CLKinと一サイクルの位相差を有するか否かを検出
する。もし、内部クロック信号CLKinと1サイクル
の位相差を有する遅延クロック信号(例えば、図11
(e)に示したようなクロック信号)が検出されれば、
それに対応する比較器PDiが遅延クロック信号FDA
iの伝達経路として決められる。伝達経路として決めら
れた比較器PDiを通じて伝達される遅延クロック信号
FDAiは、逆方向遅延アレイ150、同期範囲制御回
路180(具体的には、第2遅延回路184と第2選択
器185)及びクロックドライバ170を通じて図10
(h)に示したような内部クロック信号CLKintと
して出力される。
【0048】正方向遅延アレイ130を通過するクロッ
ク信号とミラー制御回路140に伝達される入力クロッ
ク信号CLKinが同期されない場合、同期範囲制御回
路180は、正方向遅延アレイ130からのフラグ信号
Fastに応答して遅延モニタ回路120に入力される
クロック信号CLKinDとクロックドライバ170に
入力されるクロック信号BDAoutDの遅延時間を減
少させる。結果的に、8サイクルの間、フラグ信号Fa
stが繰り返して生成され、遅延時間が再調整される。
その次に、2サイクルの後に、先に説明のような過程を
通じて、外部クロック信号CLKextと同期された内
部クロック信号CLKintが生成される。
【0049】正方向遅延アレイ130の第1遅延ユニッ
トFD1を通過するクロック信号がミラー制御回路14
0に伝達される入力クロック信号CLKinと同期され
る場合にも、フラグ信号Fastが繰り返して生成され
る。これは同期ミラー遅延回路が現在の同期範囲を外れ
る確率が高いことを意味する。よって、同期ミラー遅延
回路の同期範囲が安定された範囲に再調整される。
【0050】図12は本発明の第2実施形態による同期
範囲制御回路のコントローラを示すブロック図である。
図12を参照すると、本発明の第2実施形態によるコン
トローラ200は、検出器210、カウンタ220、及
び選択信号発生器230を含む。本発明の第2実施形態
による同期範囲制御回路は、コントローラ200の構成
要素が第1実施形態と異なることを除いては、図4に示
したことと同一に構成される。したがって、これに対す
る説明は省略する。
【0051】検出器210は、フラグ信号Slowが所
定の回数だけ生成されたか否かを検出する。フラグ信号
Slowが所定の回数だけ生成された場合に、検出器2
10はカウントアップUPを発生する。検出器210h
は、図8に示したように連結されたバッファBUFと三
つのTフリップフロップTFFで構成される分周器を利
用して実現され、フラグ信号Slowが8回生成される
ごとにカウントアップ信号UPが生成される。カウンタ
220は、3ビットアップカウンタ(3−bit up
counter)であり、検出器からのカウントアッ
プ信号UPに応答してカウントアップ動作を実行する。
カウンタ220は、図13に示したように連結された一
つのNORゲートG19、三つのTフリップフロップT
FF、三つのNANDゲートG18、G20、G21、
及び三つのインバーターINV22−INV24で構成
される。アップカウンタ220が他のロジック構成で実
現されることは、この分野の通常の知識を持つ者に自明
である。カウンタ220は、リセット信号Resetま
たはフラグ信号Fastによってリセットされる。選択
信号発生器230は、カウンタ188の出力に応答して
選択信号SELiのうちいずれか一つを活性化させる。
【0052】本発明の第2実施形態による同期範囲制御
回路において、フラグ信号Fastが入力される場合
に、カウンタ220がリセットされ、これにより第1遅
延回路182によって生成されるクロック信号CLKi
nDiのうち最小遅延時間を有するクロック信号が選択
される。第1実施形態による同期範囲制御回路の場合、
クロック信号CLKinDの遅延時間は、フラグ信号F
ast、Slowに従って徐々に減少、または増加す
る。一方、第2実施形態による同期範囲制御回路の場
合、クロック信号FDAinDの遅延時間は、フラグ信
号Slowが生成される場合には徐々に増加される一
方、フラグ信号Fastが生成される場合には最小遅延
時間になる。このような点を除いては、同期範囲を調整
する過程は、先の説明と実質的に同一に実行される。し
たがって、これに対する説明は省略する。第2実施形態
による遅延時間制御方式は、十分な同期時間が保障さ
れ、決められたスペックより低速にシステムが動作する
ウェーハレベルテストに有用である。
【0053】以上で、本発明による回路の構成及び動作
を上述の説明及び図面に基づいて図示したが、これは例
を挙げて説明したことに過ぎない。本発明の技術的思想
及び範囲を外れない範囲内で多様な変化及び変更が可能
である。
【0054】
【発明の効果】上述のように、正方向遅延アレイに入力
されるクロック信号の遅延時間を調整することによっ
て、ジッタの大きさだけではなく、遅延ユニットの個数
を増加させず、同期ミラー遅延回路の同期範囲を再調整
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術による同期ミラー遅延回路のブロッ
ク図である。
【図2】図1に示した同期ミラー遅延回路の動作タイミ
ング図である。
【図3】本発明の好適な実施の形態による同期ミラー遅
延回路のブロック図である。
【図4】図3に示した同期範囲制御回路のブロック図で
ある。
【図5】図4に示した第1遅延回路と第2遅延回路のブ
ロック図である。
【図6】図5に示した単パルス発生器の望ましい実施形
態を示す図である。
【図7】図4に示したコントローラのブロック図であ
る。
【図8】図7に示した第1検出器と第2検出器のブロッ
ク図である。
【図9】図7に示したアップダウンカウンタの望ましい
実施形態を示す図である。
【図10】正方向遅延アレイを通過するクロック信号の
位相がミラー制御回路に入力されるクロック信号の位相
より進んでいる場合における本発明の好適な実施の形態
による同期ミラー遅延回路の動作タイミング図である。
【図11】正方向遅延アレイを通過するクロック信号の
位相がミラー制御回路に入力されるクロック信号の位相
より遅れている場合における本発明の好適な実施の形態
による同期ミラー遅延回路の動作タイミング図である。
【図12】本発明の第2実施形態による同期範囲制御回
路のコントローラのブロック図である。
【図13】図12に示したカウンタの望ましい実施形態
を示す図である。
【符号の説明】
10,110 クロックバッファ回路 12,120 遅延モニタ回路 14,130 正方向遅延アレイ 16,140 ミラー制御回路 18,150 逆方向遅延アレイ 20,160 ダミーロード 22,170 クロックドライバ 180 同期範囲制御回路 186,187,210 検出器 188,220 カウンタ 189,230 選択信号発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金南錫 大韓民国ソウル成北区長位1洞212番地101 号29/3 (72)発明者 李光振 大韓民国ソウル江南区水西洞サミクアパー ト401棟710号 Fターム(参考) 5B079 BC03 CC02 CC14 DD08 5J039 EE14 EE21 KK08 KK10 KK13 KK25 MM16

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部クロック信号に同期した内部クロッ
    ク信号を発生するクロック発生回路において、 前記外部クロック信号をバッファリングして基準クロッ
    ク信号を発生するクロックバッファ回路と、 前記基準クロック信号を遅延させる遅延モニタ回路と、 前記遅延モニタ回路の出力信号を正方向に順次に遅延さ
    せて複数の遅延クロック信号を発生する正方向遅延アレ
    イと、 前記複数の遅延クロック信号のうち前記基準クロック信
    号に同期したクロック信号を検出するミラー制御回路
    と、 前記ミラー制御回路によって検出された遅延クロック信
    号を逆方向に遅延させる逆方向遅延アレイと、 前記逆方向遅延アレイの出力クロック信号を受け入れて
    前記内部クロック信号を発生するクロックドライバと、 前記正方向遅延アレイの前記複数の遅延クロック信号の
    うち一部に応答して動作し、前記正方向遅延アレイの遅
    延クロック信号のうちいずれか一つが前記基準クロック
    信号と同期しているか否かを検出する同期範囲制御回路
    とを含み、 前記同期範囲制御回路は、前記正方向遅延アレイの遅延
    クロック信号のうちいずれも前記基準クロック信号と同
    期されない時に、前記遅延モニタ回路に、そして前記ク
    ロックドライバに各々伝達されるクロック信号各々の遅
    延時間を同一に調節することを特徴とするクロック発生
    回路。
  2. 【請求項2】 前記正方向遅延アレイを通過するクロッ
    ク信号の位相が前記基準クロック信号の位相より進んで
    いる場合に、前記同期範囲制御回路は、前記遅延モニタ
    回路に伝達されるクロック信号及び前記クロックドライ
    バに伝達されるクロック信号の各遅延時間を増加させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のクロック発生回路。
  3. 【請求項3】 前記基準クロック信号の位相が前記正方
    向遅延アレイを通過するクロック信号の位相より進んで
    いる場合に、前記同期範囲制御回路は、前記遅延モニタ
    回路に伝達される黒く信号及び前記クロックドライバに
    伝達されるクロック信号の各遅延時間を減少させること
    を特徴とする請求項1に記載のクロック信号発生回路。
  4. 【請求項4】 前記正方向遅延アレイの第1遅延クロッ
    ク信号が繰り返して生成される場合に、前記同期範囲制
    御回路は、前記遅延モニタ回路に伝達されるクロック信
    号及び前記クロックドライバに伝達されるクロック信号
    の各遅延時間を増加させることを特徴とする請求項1に
    記載のクロック発生回路。
  5. 【請求項5】 前記正方向遅延アレイの最終段の遅延ク
    ロック信号が繰り返して生成される場合に、前記同期範
    囲制御回路は、前記遅延モニタ回路に伝達されるクロッ
    ク信号及び前記クロックドライバに伝達されるクロック
    信号の各遅延時間を減少させることを特徴とする請求項
    1に記載のクロック発生回路。
  6. 【請求項6】 前記同期範囲制御回路は、 前記基準クロック信号を順次に遅延させて複数の第1遅
    延基準クロック信号を発生する第1遅延回路と、 前記逆方向遅延アレイの出力クロック信号を順次に遅延
    させて複数の第2遅延基準クロック信号を発生する第2
    遅延回路と、 前記正方向遅延アレイの最終段の遅延クロック信号が繰
    り返して生成されたか否かを検出し、検出の結果として
    複数の選択信号のうちの一つを活性化させるコントロー
    ラと、 前記活性化された選択信号に応答して前記第1遅延回路
    の第1遅延基準クロック信号のうちの一つを選択し、前
    記選択されたクロック信号を前記遅延モニタ回路の入力
    クロック信号として出力する第1選択器と、 前記活性化された選択信号に応答して前記第2遅延回路
    の第2遅延基準クロック信号のうちの一つを選択し、前
    記選択されたクロック信号を前記クロックドライバの入
    力クロック信号として出力する第2選択器を含むことを
    特徴とする請求項1に記載のクロック発生回路。
  7. 【請求項7】 前記第1選択器によって選択されたクロ
    ック信号は、前記第2選択器によって選択されたクロッ
    ク信号と同一の遅延時間を有することを特徴とする請求
    項6に記載のクロック発生回路。
  8. 【請求項8】 前記コントローラは、 前記正方向遅延アレイの最終段の遅延クロック信号が所
    定の回数だけ繰り返して生成されたか否かを検出し、前
    記正方向遅延アレイの最終段の遅延クロック信号が所定
    の回数だけ繰り返して生成された場合に、カウントアッ
    プ信号を発生する検出器と、 前記カウントアップ信号に応答してカウント−アップ動
    作を遂行するカウンタと、 前記カウンタの出力に応答して前記選択信号を発生する
    選択信号発生器とを含むことを特徴とする請求項6に記
    載のクロック発生回路。
  9. 【請求項9】 前記カウンタは、前記正方向遅延アレイ
    の第1遅延クロック信号が活性化される場合またはパワ
    ーオン−リセット信号が活性化される場合にリセットさ
    れることを特徴とする請求項8に記載のクロック信号発
    生回路。
  10. 【請求項10】 前記カウンタがリセットされる場合
    に、最小遅延時間を有する第1及び第2遅延基準クロッ
    ク信号が前記第1及び第2選択器を通じて選択されるよ
    うに前記選択信号のうちの一つが活性化されることを特
    徴とする請求項9に記載のクロック発生回路。
  11. 【請求項11】 前記同期範囲制御回路は、 前記基準クロック信号を順次に遅延させて複数の第1遅
    延基準クロック信号を発生する第1遅延回路と、 前記逆方向遅延アレイの出力クロック信号を順次に遅延
    させて複数の第2遅延基準クロック信号を発生する第2
    遅延回路と、 前記正方向遅延アレイの最後遅延クロック信号または第
    1遅延クロック信号が繰り返して生成されたか否かを検
    出し、検出結果として複数の選択信号のうちの一つを活
    性化させるコントローラと、 前記活性化された選択信号に応答して前記第1遅延回路
    の第1遅延基準クロック信号のうちの一つを選択し、前
    記選択されたクロック信号を前記遅延モニタ回路の入力
    クロック信号として出力する第1選択器と、 前記活性化された選択信号に応答して前記第2遅延回路
    の第2遅延基準クロック信号のうちの一つを選択し、前
    記選択されたクロック信号を前記クロックドライバの入
    力クロック信号として出力する第2選択器とを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載のクロック発生回路。
  12. 【請求項12】 前記第1選択器によって選択されたク
    ロック信号は、前記第2選択器によって選択されたクロ
    ック信号と同一の遅延時間を有することを特徴とする請
    求項11に記載のクロック信号発生回路。
  13. 【請求項13】 前記コントローラは、 前記正方向遅延アレイの最後遅延クロック信号が所定の
    回数だけ繰り返して生成されたか否かを検出し、前記正
    方向遅延アレイの最終段の遅延クロック信号が所定の回
    数だけ繰り返しで生成された場合に、カウントアップ信
    号を発生する第1検出器と、 前記正方向遅延アレイの第1遅延クロック信号が所定の
    回数だけ繰り返して生成されたか否かを検出し、前記正
    方向遅延アレイの第1遅延クロック信号が所定の回数だ
    け繰り返して生成された場合に、カウントダウン信号を
    発生する第2検出器と、 前記カウントアップまたはカウントダウン信号に応答し
    てカウントアップまたはカウントダウン動作を実行する
    カウンタと、 前記カウンタの出力に応答して前記選択信号を発生する
    選択信号発生器とを含むことを特徴とする請求項11に
    記載のクロック発生回路。
  14. 【請求項14】 前記カウンタは、パワーオンリセット
    信号が活性化される場合にリセットされることを特徴と
    する請求項13に記載のクロック発生回路。
  15. 【請求項15】 前記カウンタがリセットされる場合
    に、最小遅延時間を有する第1及び第2遅延基準クロッ
    ク信号が前記第1及び第2選択器を通じて選択されるよ
    うに前記選択信号のうちの一つが活性化されることを特
    徴とする請求項14に記載のクロック発生回路。
  16. 【請求項16】 前記同期範囲制御回路は、 前記正方向遅延アレイの遅延された複数のクロック信号
    のうちいずれも前記基準クロック信号に同期しない場合
    に、前記クロック信号ドライバに伝達された信号各々の
    遅延時間だけ前記遅延モニタ回路に伝達されたクロック
    信号各々の遅延時間を制御することを特徴とする請求項
    1に記載のクロック発生回路。
  17. 【請求項17】 外部クロック信号に同期した内部クロ
    ック信号を発生するクロック発生回路の同期範囲制御回
    路において、 前記基準クロック信号を順次に遅延させて複数の第1遅
    延基準クロック信号を発生し、遅延モニタ回路を通じて
    正方向遅延アレイに提供する第1遅延回路と、 前記正方向遅延アレイと逆方向遅延アレイとの間に配置
    されたミラー制御回路からのクロック信号を遅延させる
    前記逆方向遅延アレイの出力クロック信号を順次に遅延
    させて複数の第2基準遅延クロック信号を発生する第2
    遅延回路と、 ミラー制御回路からのクロック信号を遅延させるための
    前記逆方向遅延アレイは、 前記正方向遅延アレイの最終段の遅延クロック信号が繰
    り返して生成されたか否かを検出し、検出結果に従って
    複数の選択信号のうちの一つを活性化させるコントロー
    ラとを含むことを特徴とする同期範囲制御回路。
  18. 【請求項18】 前記活性化された選択信号に応答して
    前記第1遅延回路の複数の第1遅延基準クロック信号の
    うちの一つを選択し、前記選択されたクロック信号を前
    記遅延モニタ回路の入力クロック信号として出力する第
    1選択器をさらに含むことを特徴とする請求項17に記
    載の同期範囲制御回路。
  19. 【請求項19】 前記活性化された選択信号に応答して
    前記第2遅延回路の複数の第2遅延基準クロック信号の
    うちの一つを選択し、前記選択されたクロック信号を前
    記クロックドライバの入力クロック信号として出力する
    第2選択器とを含むことを特徴とする請求項18に記載
    の同期範囲制御回路。
  20. 【請求項20】 前記同期範囲制御回路は、前記正方向
    遅延アレイの遅延されたクロック信号が前記基準クロッ
    ク信号に同期していない場合に、前記クロックドライバ
    に伝達された信号各々の遅延時間だけ前記遅延モニタ回
    路に伝達されたクロック信号各々の遅延時間を制御する
    ことを特徴とする請求項19に記載の同期範囲制御回
    路。
  21. 【請求項21】 前記第1選択器によって選択されたク
    ロック信号は、前記第2選択器によって選択されたクロ
    ック信号と同一の遅延時間を有することを特徴とする請
    求項20に記載の同期範囲制御回路。
  22. 【請求項22】 前記コントローラは、 前記正方向遅延アレイの最終段の遅延クロック信号が所
    定の回数だけ繰り返して生成されたか否かを検出し、前
    記正方向遅延アレイの最終段の遅延クロック信号が所定
    の回数だけ繰り返しで生成された場合に、カウントアッ
    プ信号を発生する検出器と、 前記カウントアップに応答してカウントアップ動作を実
    行するカウンタと、 前記カウンタの出力に応答して前記選択信号を発生する
    選択信号発生器とを含むことを特徴とする請求項20に
    記載の同期範囲制御回路。
  23. 【請求項23】 前記カウンタは、前記正方向遅延回路
    の第1遅延クロック信号が活性化またはパワーオンリセ
    ット信号が活性化される場合にリセットされることを特
    徴とする請求項22に記載の同期範囲制御回路。
  24. 【請求項24】 前記カウンタがリセットされる場合
    に、最小遅延時間を有する第1及び第2遅延基準クロッ
    ク信号が前記第1及び第2選択器を通じて選択されるよ
    うに前記選択信号のうちの一つが活性化されることを特
    徴とする請求項23に記載の同期範囲制御回路。
  25. 【請求項25】 正方向遅延アレイの遅延クロック信号
    のうちの一つが基準クロック信号と同期したか否かを検
    出し、前記遅延クロック信号のうち少なくとも一つに応
    答して動作する同期範囲制御回路において、 前記基準クロック信号を順次に遅延させて複数の第1遅
    延基準クロック信号を発生する第1遅延手段と、 逆方向遅延アレイの出力クロック信号を順次に遅延させ
    て複数の第2遅延基準クロック信号を発生する第2遅延
    手段と、 前記正方向遅延アレイの最終段の遅延クロック信号また
    は第1遅延基準クロック信号が繰り返して生成されたか
    否かを検出し、検出結果として複数の選択信号のうちの
    一つを活性化させる制御手段と、 前記活性化された選択信号に応答して前記第1遅延回路
    の第1遅延基準クロック信号のうちの一つを選択し、前
    記選択されたクロック信号を遅延モニタ回路の入力クロ
    ック信号として出力する第1選択手段と、 前記活性化された選択信号に応答して前記第2遅延回路
    の第2遅延基準クロック信号のうちの一つを選択し、前
    記選択されたクロック信号をクロックドライバの入力ク
    ロック信号として出力する第2選択手段とを含み、 前記同期範囲制御回路は、前記基準クロック信号を選択
    的に遅延させて前記基準クロック信号と内部クロック信
    号を同期させることを特徴とする同期範囲制御回路。
  26. 【請求項26】 前記同期範囲制御回路は、前記正方向
    遅延アレイの遅延されたクロック信号が前記基準クロッ
    ク信号に同期しない場合に、前記クロックドライバに伝
    達された信号各々の遅延時間だけ遅延モニタ回路に伝達
    されたクロック信号各々の遅延時間を制御することを特
    徴とする請求項25に記載の同期範囲制御回路。
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