JP2000077989A - 位相調整回路 - Google Patents

位相調整回路

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JP2000077989A
JP2000077989A JP10244310A JP24431098A JP2000077989A JP 2000077989 A JP2000077989 A JP 2000077989A JP 10244310 A JP10244310 A JP 10244310A JP 24431098 A JP24431098 A JP 24431098A JP 2000077989 A JP2000077989 A JP 2000077989A
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清士 中塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】SMD(Synchronous mirror Mirror Delay)に
おいて生じるジッターを低減する技術を提供する。 【解決手段】このSMD2は、FDAユニット10で2
回反転された基準クロックと、基準クロックとの位相を
検出して位相が一致したか否かを判定するNAND回路
32に加えて、FDAユニット10で1回反転されたク
ロック信号と、反転された基準クロックとの位相を検出
し、位相が一致したか否かを判定するNOR回路31が
設けられているので、クロック信号が2回反転される時
間だけジッターが生じていた従来と異なり、本発明では
クロック信号が1回反転される時間分のジッターが生じ
ることになるので、従来に比して、クロック信号が1回
反転される時間分だけジッターを少なくすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンクロナスDR
AM等に用いられるSMD(Synchronous MirrorDelay)
等の位相調整回路の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】外部からの基準クロックに同期して、そ
の内部回路でデータの読み出しや書き込みを行なうシン
クロナスDRAMでは、入力されたクロック信号が配線
の引き回しなどで遅延し、シンクロナスDRAMの内部
回路に入力されるまでに、元のクロック信号と位相がず
れてしまうという不具合があった。
【0003】そこで、この不具合を解決するために、図
4の符号101に示す位相調整回路を用いて、かかる位
相のずれを修正した後に内部回路に入力させる技術が提
案されている。
【0004】この位相調整回路101は、シンクロナス
DRAMの内部に設けられた回路であって、遅延モデル
回路104と、SMD102とを有している。遅延モデ
ル回路104は、シンクロナスDRAM内のクロック信
号の入力端子300から入力されたクロック信号を遅延
して、SMD102に入力するように構成されている。
そしてSMD102の出力は、時間τなる遅延を有する
実配線105を介して、シンクロナスDRAMの内部回
路の入力端子301に接続されている。
【0005】SMD102は、m個のSMDユニット1
03を有し、その各々がFDA(Forward delay array)
ユニット110と、BDA(Backward delay array)ユニ
ット120と、MCC(Mirror control circuit)ユニッ
ト130とを、それぞれ1つずつ有している。
【0006】各FDAユニット110は、遅延モデル回
路104に接続されたFDAユニット1101を最前段
としてm個が直列接続されており、最前段のFDAユニ
ット1101から数えてm番目にあるFDAユニット1
10mを最後段とするものとする。
【0007】また、各BDAユニット120は、実配線
105に接続されたBDAユニット1201を最後段と
してm個が直列接続されており、最後段のBDAユニッ
ト1201から数えてm番目にあるBDAユニット12
mを最前段とするものとする。
【0008】各SMDユニット103内では、図5に示
すように、FDAユニット110、BDAユニット12
0は、それぞれがNAND回路201、203と、イン
バータ202、204とを1個ずつ有しており、入力さ
れた信号がNAND回路201、203と、インバータ
202、204とをそれぞれ経て、2回反転されて出力
されるので、それぞれのFDAユニット110、BDA
ユニット120は、入力された信号を一定時間遅延して
出力するように構成されている。さらに、FDAユニッ
ト110とBDAユニット120とは、遅延する一定時
間が同じになるように構成されている。
【0009】MCCユニット130は、NAND回路2
05から構成されている。そして、NAND回路205
の一方の入力はFDAユニット110の出力端子154
に、他方の入力はクロック信号の入力端子153にそれ
ぞれ接続され、FDAユニット110の遅延されたクロ
ック信号と、遅延されていないクロック信号(以下で元
のクロック信号と称する)の位相が一致したときにBD
Aユニット120に信号を出力できるように構成されて
いる。
【0010】そして、FDAユニット110には入力端
子151、152と、出力端子154とがそれぞれ接続
され、MCCユニット130には遅延されていないクロ
ック信号の入力端子153と出力端子155とがそれぞ
れ接続されている。さらに、BDAユニット120に
は、入力端子155、156と出力端子157とが、そ
れぞれ接続されている。
【0011】このような構成を有する位相調整回路10
1では、初期状態では何らクロック信号が入力されてい
ないものとする。このとき、SMDユニット103の入
出力端子151〜157の状態は、下記の表1中の「初
期状態」に示すような状態になっているものとする。
【0012】
【表1】
【0013】そしてシンクロナスDRAMの外部から基
準クロックが入力されると、不図示の波形整形回路でパ
ルス状のクロック信号に変換され、遅延モデル回路10
4でτだけ遅延された後に、最前段のFDAユニット1
101に入力される。このFDAユニット1101では、
遅延されたクロック信号が2回反転されながら一定時間
さらに遅延された後に、次段のFDAユニット1102
に出力されるとともに、MCCユニット1301へと入
力される。
【0014】このMCCユニット1301で、FDAユ
ニット1101で遅延された基準クロックの位相と元の
基準クロックの位相とが検出される。
【0015】最前段のFDAユニット1101で遅延さ
れたクロック信号の位相と、元のクロック信号の位相が
一致しなかったものとする。この場合は、遅延されたク
ロック信号が最前段のFDAユニット1101で2回反
転された後に次段のFDAユニット1102へと出力さ
れる。
【0016】このとき、初期状態と異なり、”H”の遅
延されたクロック信号が入力端子152へと入力され、
入力端子151の状態は”H”のままであり、これら
の”H”と”H”がNAND回路201に入力され、N
ANDがとられる。この結果がインバータ202で反転
された結果、FDAユニット110の出力端子154の
状態は初期状態の”L”から、”H”に切り替わる。こ
のとき、表1の「状態A」に示すように、BDAユニッ
ト120に接続された入出力端子155〜157は初期
状態と同じく”H”のままであって、BDAユニット1
20は初期状態と同様に不活性状態になる。従って、B
DAユニット120にクロック信号は伝達し得ず、FD
Aユニット110の出力端子154から次段のFDAユ
ニットへと出力される。
【0017】クロック信号はパルス状の信号なので、”
H”が出力された直後には”L”が出力されるため、次
段のFDAユニット110へクロック信号が出力された
後、クロック信号を出力した側のFDAユニット110
は、表1の「初期状態」に復帰する。
【0018】こうして、遅延されたパルス状のクロック
信号は、順次後段のFDAユニット110へと伝達され
る間に、各FDAユニット110で2回反転されて遅延
される。
【0019】そして、あるFDAユニット110で、ク
ロック信号が遅延された結果、位相が一周期遅れ、元の
クロック信号の位相と一致したときには、そのFDAユ
ニット110の出力に接続されたMCCユニット130
が動作し、BDAユニット120に信号を出力し、BD
Aユニット120は次段以降に信号を伝達する。
【0020】このときには、FDAユニット110の出
力端子154と入力端子153とがともに”H”にな
る。すると、MCCユニット130を構成するNAND
回路205で”H”と”H”とのNANDがとられるの
で、出力端子155の状態が、それまでの”H”から”
L”へと切り替わり、各入力端子151〜157の状態
は、表1の「状態B」に示すようになる。
【0021】このとき、出力端子154は”H”なの
で、次段のFDAユニット110には遅延されたクロッ
ク信号が伝達されるが、次々段のFDAユニットの入力
端子151に接続された出力端子155は”L”なの
で、次々段のFDAユニットには”L”が入力され、そ
れ以降のFDAユニット110には”L”が入力される
ので初期状態と同じ不活性状態に復帰し、それ以降には
クロック信号が伝達されなくなる。
【0022】以上説明したように、SMD102に入力
されたクロック信号は、最前段のFDAユニット110
1に入力され、順次後段のFDAユニット110へと遅
延されながら伝達された後に、BDAユニットへと伝達
され、順次後段のBDAユニットへと遅延されながら伝
達され、最前段のSMDユニット内のBDAユニット1
201から出力され、実配線105を介して図示しない
シンクロナスDRAMの内部回路に出力される。
【0023】上記の位相調整回路101では、遅延モデ
ル回路104の遅延時間は実配線105の遅延時間と同
じになるように設定されている。このため、実配線10
5での遅延時間をτとすると、遅延モデル回路104の
遅延時間もτに設定され、最前段のFDAユニット11
1には、τだけ遅れた信号が入力される。
【0024】信号が、各FDAユニット110間を伝達
されるごとに、少しずつ信号の遅れが大きくなる。こう
してクロック信号の遅れが大きくなって、元のクロック
信号と一周期Tだけ遅れたときに、MCCユニット13
0が動作する。このとき、FDAユニット110でのク
ロック信号の遅れをdとすると、τ+d=Tになってい
る。
【0025】こうして、Tだけ遅れたクロック信号がB
DAユニット120に入力され、BDAユニット120
を伝達される間にクロック信号の遅れはさらに大きくな
る。BDAユニット120では、FDAユニット110
と同じ段数だけ遅れるので、BDAユニット120での
クロック信号の遅れはdであり、実配線105に出力さ
れるときには、元のクロック信号よりT+dだけ遅れた
信号が入力される。
【0026】そして、この信号は実配線105で更にτ
だけ遅れ、シンクロナスメモリ回路には、T+d+τ=
2Tだけ遅れた信号が出力される。この信号は元の信号
と同位相であり、位相遅れはないことになる。
【0027】このとき、FDAユニット110が付加で
きる遅れ時間は、1段あたりの遅れ時間が最小単位とな
る。従って、ある段のMCCユニット130が動作すべ
きか、次段のMCCユニット130が動作すべきかが微
妙なタイミングであった場合には、動作するMCCユニ
ット130の段が1段変動すると、1段分だけ遅れ時間
が異なることになる。
【0028】例えば、NAND回路の遅延時間とインバ
ータの遅延時間をともに100psecとすると、各FDA
ユニット110の1段分の遅延時間である200psecだ
け遅れ時間が異なってしまうことになる(以下でこの遅
れ時間の差をジッターと称する)。
【0029】各FDAユニット110、BDAユニット
120での遅延時間を短縮できれば、かかるジッターを
小さくすることができるが、従来FDAユニットやBD
Aユニットを構成していたNAND回路、インバータ回
路はそれぞれ図6(a)、(b)に示すような構成を通常と
っており、NAND回路とインバータの直列接続回路
が、信号を反転させずに伝達できる最小構成である。
【0030】従って各NAND回路、インバータ回路の
構成を変えて遅延時間をこれ以上短縮することは困難で
あり、上述したジッターを小さくすることは困難であっ
た。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の技術の課題を解決するために創作されたものであ
り、その目的は、ジッターを少なくすることができるS
MDを提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の位相調整回路は、入力信号を反転し
た第1の遅延信号を生成する第1の遅延手段と上記第1
の遅延信号を反転した第2の遅延信号を生成する第2の
遅延手段とを含む前方遅延ユニットと、入力信号を反転
した第3の遅延信号を生成する第3の遅延手段と上記第
3の遅延信号を反転した第4の遅延信号を生成する第4
の遅延手段とを含む後方遅延ユニットと、クロック信号
と上記第2の遅延信号との位相を比較して第1の位相一
致信号を生成して上記第3の遅延手段に供給する第1の
位相比較手段と上記クロック信号と位相が180゜ずれ
ている反転クロック信号と上記第1の遅延信号との位相
を比較して第2の位相一致信号を生成して上記第4の遅
延手段に供給する第2の位相比較手段とを含む位相検出
ユニットと、を有する同期ミラー遅延ユニットがN個直
列に接続されており、n番目の同期ミラー遅延ユニット
の上記前方遅延ユニットは上記第2の遅延信号をn+1
番目の同期ミラー遅延ユニットの上記前方遅延ユニット
に上記入力信号として供給し、n番目の同期ミラー遅延
ユニットの上記後方遅延ユニットは上記第4の遅延信号
をn−1番目の同期ミラー遅延ユニットの上記後方遅延
ユニットに上記入力信号として供給し、上記後方遅延ユ
ニットは上記第1の位相一致信号又は第2の位相一致信
号により活性化されて信号を出力するように構成されて
いる。
【0033】また、請求項2記載の位相調整回路は、1
番目の同期ミラー遅延ユニットの上記前方遅延ユニット
に上記クロック信号に所定の遅延を与えた遅延クロック
信号を上記入力信号として供給する遅延モデル回路を有
し、上記所定の遅延は1番目の同期ミラー遅延ユニット
の上記後方遅延ユニットから出力される上記第4の遅延
信号が供給される回路における遅延時間に応じて設定さ
れるように構成されている。
【0034】さらに、請求項3記載の位相調整回路は、
n番目の同期ミラー遅延ユニットにおける上記第1の位
相一致信号によりn+2番目の同期ミラー遅延ユニット
の上記前方遅延ユニットが非活性化され、n番目の同期
ミラー遅延ユニットにおける上記第2の位相一致信号に
よりn+1番目の同期ミラー遅延ユニットの上記前方遅
延ユニットが非活性化されるように構成されている。
【0035】本発明の位相調整回路では、入力信号(ク
ロック信号)を伝達させて遅延させる際に、クロック信
号を2回反転させることで前方遅延ユニットが付加でき
る遅れ時間は、前方遅延ユニット1段あたりの遅れ時
間、すなわちクロック信号を2回反転させる際の遅れ時
間が最小単位となる。このため、ある段の位相検出ユニ
ットが動作すべきか、次段の位相検出ユニットが動作す
べきかが微妙なタイミングであった場合には、動作する
位相検出ユニットの段が1段変動すると、1段分だけ遅
れ時間が異なり、この1段分の遅れ時間の差がジッター
になっていた従来の位相調整回路と異なり、前方遅延ユ
ニットが付加できる遅れ時間を、1段の半分あたりの遅
れ時間、すなわちクロック信号を1回反転させる際の遅
れ時間とすることができる。
【0036】従って、ある段の位相検出ユニットが動作
すべきか、次段の位相検出ユニットが動作すべきかが微
妙なタイミングであった場合、位相検出ユニットの段が
1段変動しても、1段の半分あたりの遅れ時間だけ遅れ
時間が異なるようにすることができ、従来の半分にジッ
ターを小さくすることができる。
【0037】また、請求項2に記載するように、1番目
の前方遅延ユニットの入力には、所定の遅延時間でクロ
ック信号を遅延する遅延モデル回路が設けられているよ
うに構成してもよい。
【0038】このように構成すると、位相調整回路の出
力に、配線を介して何らかの回路を接続したとき、配線
の引き回しなどによって遅延が生じる場合において、こ
の配線の引き回しなどによる遅延と同じ遅延時間と、遅
延モデル回路の遅延時間とを同じにすることにより、位
相調整回路に入力された後に外部回路へと出力されるク
ロック信号の位相を、元のクロック信号の位相と一致さ
せることができる。
【0039】さらに、請求項3に記載するように、元の
クロック信号と遅延されたクロック信号の位相が一致し
た前方遅延ユニットより後段の、動作に必要ない前方遅
延ユニットを、不活性にすることで、省電力化を図るこ
とができる。
【0040】
【発明の実施の形態】図1を参照し、符号6は、シンク
ロナスDRAM内部の配線であり、この配線6内では、
信号がτだけ遅れて伝達されるものとする。
【0041】また、符号71は、シンクロナスDRAM
内部の回路の入力端子であり、該入力端子71には、D
RAM外部から供給される基準クロックが波形整形され
たクロック信号が入力されるものとする。
【0042】符号1は、本発明の一例の位相調整回路で
あり、入力端子71に接続されたドライバ7の出力端子
と、遅延時間τを持った配線6の間に接続されている。
ここで、ドライバ7はインバータ5と同じ遅延をクロッ
ク信号に与えるが、クロック信号の論理は変化しない。
【0043】この位相調整回路1は、上記従来技術の位
相調整回路と同様に、遅延モデル回路4と、SMD2と
を有しており、該遅延モデル回路4は、配線6の遅れ時
間τと同じ遅れ時間τだけ信号を遅延させるように構成
されている。
【0044】そして、入力端子71から入力される整形
後のクロック信号は、従来技術と同様に、位相調整回路
1と配線6とを通過する間に、その周期の2倍だけ遅延
された後、元のクロック信号と位相遅れがない状態で、
配線6に接続されたシンクロナスメモリ回路に供給され
るように構成されている。
【0045】以下、本発明の位相調整回路1の構造と動
作を説明する。SMD2は、m個のSMDユニット3を
有し、その各々がFDA(Forward delay array)ユニッ
ト10と、BDA(Backward delay array)ユニット20
と、MCC(Mirror controlcircuit)ユニット30と
を、それぞれ1つずつ有している。
【0046】FDAユニット10は、遅延モデル回路4
に接続されたFDAユニット101を最前段としてm個
が直列接続されており、最前段のFDAユニット101
から数えてm番目のFDAユニット10mを最後段とす
るものとする。なお、本実施形態では、mを128と
し、128個のSMDユニット3が設けられているもの
とする。
【0047】また、BDAユニット20は、遅延モデル
回路4に接続されたBDAユニット201を最後段とし
てm個が直列接続されており、最後段のBDAユニット
201から数えてm個目のBDAユニット20mを最前段
とするものとする。
【0048】このようなSMDユニット3において、図
2に示すようにFDAユニット10、BDAユニット2
0は、NAND回路11、21とNOR回路12、22
とがそれぞれ直列接続されることで構成されている。
【0049】MCCユニット30は、NOR回路31
と、NAND回路32とを有している。NOR回路31
には、インバータ5で反転されたクロック信号が、NA
ND回路32には、ドライバ7から出力されたクロック
信号が、それぞれ入力されている。
【0050】そして、NOR回路31は、反転されたク
ロック信号と、各FDAユニット10のNAND回路1
1の出力とのNORをとって、BDAユニット20のN
OR回路22の一方の入力に出力できるように構成され
ている。さらに、NAND回路32は、ドライバ7から
出力されたクロック信号と、各FDAユニット10のN
OR回路12の出力とのNANDをとって、BDAユニ
ット20のNAND回路21の一方の入力に出力できる
ように構成されている。
【0051】FDAユニット10のうち、1番目のFD
Aユニット101のNAND回路111の一方の入力、N
OR回路121の一方の入力、2番目のFDAユニット
10 2のNAND回路112の一方の入力、最前段のBD
Aユニット20mのNAND回路21の一方の入力は、
一定電圧で固定されている。また、最後段のFDAユニ
ット10mの出力には、NAND回路73が接続されて
おり、後述の初期状態を規定している。上述したような
構成を有する位相調整回路1では、初期状態では、クロ
ック信号が入力されていない。
【0052】このとき、最前段のSMDユニット31
ついては、クロック信号の電位は”L”で、反転クロッ
ク信号の電位は”H”であって、NAND回路11の入
力電位は一定電圧の”H”に固定されており、NOR回
路12の入力電位は一定電圧の”L”に固定されてい
る。さらに、他のSMDユニット3には、”L”のクロ
ック信号、”H”の反転クロック信号以外の信号が全く
入力されていないので、各SMDユニット3の接続中点
51〜62の電位状態は、下記の表2の「初期状態」に
示すような状態であるものとする。
【0053】
【表2】
【0054】なお、上記表2で、各欄の51〜62は図
2の接続中点51〜62に対応しており、以下の内容を
示すものとする。
【0055】 51…前々段のNAND回路32の出力電位 52…前段のNOR回路12の出力電位 53…ドライバ7から出力されたクロック信号 54…前段のNOR回路31の出力電位 55…NAND回路11の出力電位 56…NOR回路31の出力電位 57…NOR回路12の出力電位 58…NAND回路32の出力電位 59…前段のBDAユニットのNOR回路22の出力電
位 60…NAND回路21の出力電位 61…NOR回路22の出力電位 62…反転されたクロック信号 次いで、シンクロナスDRAMの外部から入力端子71
にクロック信号が入力されると、ドライバ7から出力さ
れるクロック信号が遅延モデル回路4で遅延された後
に、最前段のSMDユニット31内のFDAユニット1
1に入力される。このFDAユニット101では、遅延
されたクロック信号が2回反転されながら一定時間さら
に遅延された後に、次段のSMDユニット32内のFD
Aユニット102に出力されるとともに、MCCユニッ
ト301へと入力される。
【0056】最前段のSMDユニット31のMCCユニ
ット301には、ドライバ7から出力されるクロック信
号(以下、単にクロック信号と称する)がそのまま入力
されるとともに、インバータ5で反転された、クロック
信号(以下で反転クロック信号と称する)が入力される。
ここで、クロック信号と反転クロック信号とは、互いに
位相が180゜ずれている。
【0057】そして、MCCユニット301では、クロ
ック信号と、FDAユニット101で2回反転され、遅
延されたクロック信号(以下で第1の遅延クロックと称
する)との位相が検出され、それらの位相が一致したか
否かが判定される。
【0058】このとき、最前段のSMDユニット31
は、第1の遅延クロックが最前段のFDAユニット10
1で一定時間遅延された後に次段のFDAユニット102
へと出力される。そして、第1の遅延クロックは、クロ
ック信号と位相が一致しないときには、順次後段のFD
Aユニット10へと、遅延されながら伝達される。
【0059】このときには、初期状態と異なり、”H”
の第1の遅延クロックがNAND回路11へと入力さ
れ、NAND回路11で1回反転され、NAND回路1
1の出力電位(接続点55の電位)は”L”となる。この
とき、反転クロック信号が”L”になり、このNAND
回路11の出力”H”と、反転クロック信号”L”の位
相が一致していないときには、これらの”H”と”L”
のNORがNOR回路32でとられ、”L”がNOR回
路22の入力へと出力される。このときにはBDAユニ
ット20の入出力にある接続中点58、59、61の状
態は初期状態と同じで、接続中点51〜62の状態は、
表2の「状態A」に示すような状態になる。
【0060】その後、NAND回路11の出力電位(接
続点55の電位)の”L”が、NOR回路12で反転さ
れることにより、NOR回路12の出力電位(接続中点
57の電位)が”H”に切り替わって次段のFDAユニ
ット10のNAND回路11に伝達される。
【0061】このとき、前段のFDAユニット10のN
OR回路12から”H”が、NAND回路11へと入力
され、NAND回路11とNOR回路12とで反転され
ることにより、NOR回路12の出力電位(接続中点5
7の電位)が”H”に切り替わって次段のFDAユニッ
ト10のNAND回路11に伝達される。
【0062】そして、クロック信号の入力側にある接続
中点53の状態は”L”になり、NAND回路32でN
OR回路12の出力”H”と接続中点53の状態”L”
とのNANDがとられて、NAND回路21の一方の入
力に出力されるので、接続中点58の状態は初期状態と
同じく”H”である。
【0063】そして、BDAユニット20の入出力にあ
る接続中点58、59、61の状態は表2の「状態B」
に示すように、初期状態と変わりない。このためBDA
ユニット20は信号を伝達しない状態(以下で不活性状
態と称する)になり、FDAユニット10で遅延された
クロック信号はBDAユニット20へは伝達されない。
【0064】このようにして、第1の遅延クロックは、
クロック信号と位相が一致するまでは順次FDAユニッ
ト10を伝達される。こうして、n(nはm以下の自然
数)番目のFDAユニット10nで、第1の遅延クロック
の位相が、クロック信号の位相と一致したものとする。
【0065】すると、MCCユニット30nが動作し
て、後述の一致検出信号が生成されて、BDAユニット
20nへと出力される。
【0066】このときには、前段のFDAユニット10
n-1で遅延されたクロック信号(接続中点57の電位)と
クロック信号(接続中点53の電位)がともに”H”で一
致し、NAND回路32nに入力され、”H”と”H”
とのNANDがとられてNAND回路21の一方の入力
へと出力され、NAND回路32nの出力電位(接続中点
58の電位)が”H”から”L”へと切り替わる。この
とき出力される”L”が、位相が一致したことを示す一
致検出信号である。この”L”なる一致検出信号は、N
AND回路21nへと出力される。
【0067】こうして、”L”なる一致検出信号が出力
されると、BDAユニット20nは一致検出信号を2回
反転させて、第2の遅延クロックを生成する。このとき
には、NAND回路32nの出力電位(接続中点58の電
位)は”L”なので、これがNAND回路21n及びNO
R回路22nで合計2回反転され、”L”なる第2の遅
延クロックが生成される。
【0068】さらに、次々段以降のSMDユニット3は
不活性状態になり、それ以降後段には第1の遅延クロッ
クを伝達しなくなる。このとき、NAND回路21n
NOR回路22nを経てこの”L”なる一致検出信号が
2回反転され、NOR回路22nの出力電位(接続中点6
1)が”L”に切り替わる。その結果、各接続中点51
〜62の状態は、それぞれ表1の「状態D」に示すよう
な状態になる。
【0069】このときには、次段のFDAユニット10
n+1には”H”が出力され、第1の遅延クロックが伝達
されるが、NAND回路32nの出力電位(接続中点56
の電位)は”L”なので、これに接続された次々段のF
DAユニット10n+1のNAND回路11n+1の一方の入
力には”L”が入力される。従って、それ以降後段のF
DAユニットには”L”が入力されるので初期状態と同
じ状態になり、第1の基準クロックはそれ以降後段へは
伝達されなくなる。
【0070】以上までは、各FDAユニット10ごとに
2回反転させながら遅延させた第1の遅延クロックと、
クロック信号との位相が一致したものとしたが、遅延モ
デル回路4の遅延時間τの設定いかんによっては、第1
の遅延クロックがNAND回路11とNOR回路12を
経て2回反転されたときに、第1の遅延クロックと、ク
ロック信号との位相が一致しないで、FDAユニット1
0のNAND回路11で1回反転された時点で位相が一
致するような場合がありうる。
【0071】本実施形態の位相調整回路1では、このよ
うな場合でも、NAND回路11の出力と、反転クロッ
ク信号とを、MCCユニット30で検出し、位相検出信
号を出力して、位相が一致したことを判定することがで
きる。ここでは、第1の遅延クロックn番目のFDAユ
ニット10nで1回反転された後に、反転クロック信号
と位相が一致するものとする。
【0072】このように、各FDAユニット10nのN
AND回路11nに、”H”の第1の遅延クロックが入
力され、遅延されて出力されると、NAND回路11n
の出力電位(接続中点55の電位)が”L”になる。この
とき、反転クロック信号(接続中点62の電位)も”L”
となる。
【0073】するとNOR回路31nで”L”と”L”
とのNORがとられるので、NOR回路31nの出力電
位(接続中点56の電位)が”L”から”H”へと切り替
わる。この”H”は一致検出信号である。
【0074】この”H”がNOR回路22nで1回反転
され、NOR回路22nの出力電位(接続中点61の電
位)が”L”に切り替わり、各接続中点51〜62の電
位は、それぞれ表2の「状態C」に示すようになる。
【0075】このとき、次段のFDAユニット10n+1
には”H”が出力され、第1の遅延クロックが伝達され
るが、NOR回路31nの出力電位(接続中点56の電
位)は”L”なので、これに接続された次々段のFDA
ユニット10n+2のNAND回路11n+2の一方の入力に
は”L”が入力される。従って、それ以降後段のFDA
ユニットには”L”が入力されるので初期状態と同じ状
態になり、第1の遅延クロックは伝達されなくなる。
【0076】こうして、一致検出信号が出力されると、
BDAユニット20nは一致検出信号を1回反転させ
て、第2の遅延クロックを生成する。このときには、表
2の状態Cに示すようにNOR回路31nの出力電位(接
続中点56の電位)は”H”なので、これがNOR回路
22nで1回反転され、”L”なる第2の遅延クロック
が生成される。
【0077】そして、この動作の際に、次々段以降のS
MDユニット3は不活性状態になり、それ以降後段へと
クロックを伝達しなくなる。このときNOR回路12の
出力電位(接続中点57の電位)は”H”なので、次段
のFDAユニット10には遅延されたクロック信号が伝
達されるが、NAND回路32の出力電位(接続中点5
8の電位)は”L”なので、これに接続された次々段の
FDAユニット10のNAND回路11の一方の入力に
は”L”が入力されるので、それ以降後段のFDAユニ
ット10には全て”L”が入力されて初期状態と同じ不
活性状態になり、それ以降後段には”H”の第1の遅延
クロックが伝達されなくなる。
【0078】なお、上述したようにクロック信号はパル
ス状に整形された信号で、”H”が出力された直後に
は”L”が出力されるため、次段のFDAユニット10
へ第1の遅延クロックが出力された後、第1の遅延クロ
ックを出力した側のFDAユニット10の各接続中点5
1〜62の状態は、表2の「初期状態」に復帰する。
【0079】以上説明したように、1回反転された第1
の遅延クロックと、反転クロック信号との位相が検出さ
れ、位相が一致しなかったときにはさらにもう1回第1
の遅延クロックが反転されて、クロック信号と比較さ
れ、位相が検出される。そして、位相が一致したときに
は一致検出信号がBDAユニット20に出力される。
【0080】このとき、位相が一致しているため、第1
の遅延クロックはクロック信号より一周期Tだけ遅れて
いる。
【0081】その後、位相が一致した段よりも前段のS
MDユニット3にあるBDAユニット20へと、順次第
2の遅延クロックが遅延されながら伝達され、最前段の
SMDユニット31のBDAユニット201から出力され
る。
【0082】この間、第2の遅延クロックを伝達させる
FDAユニット10の数とBDAユニット20の数とは
同じで、遅延時間も同じなので、複数のFDAユニット
10による第1の遅延クロックの遅延時間の総計をdと
したとき、複数のBDAユニット20による第2の遅延
クロックの遅延時間の総計は、このdと一致する。
【0083】こうして、シンクロナスDRAMの入力端
子71から入力されたクロック信号は、遅延モデル回路
4及びFDAユニット10で1周期T(=τ+d)だけ遅
延された後に、さらにBDAユニット20及び実配線6
でτ+d(=T)だけ遅延されるので、クロック信号は合
計2Tだけ遅延され、不図示の波形整形回路で元の基準
クロックと同じ波形に整形されてシンクロナスメモリ回
路の入力端子72へと入力される。従って、シンクロナ
スメモリ回路に入力される遅延されたクロック信号は、
クロック信号と位相が一致している。尚、上記計算式で
は、インバータ5及びドライバ7の遅延は無視してい
る。
【0084】本実施形態の位相調整回路1では、クロッ
ク信号を伝達させて遅延させる際に、FDAユニット1
0が付加できる遅れ時間を、各FDAユニット10の1
段の半分あたりの遅れ時間、すなわち各NAND回路1
1、NOR回路12でそれぞれクロック信号を1回反転
させる際の遅れ時間とすることができる。
【0085】このため、本発明ではある段のMCCユニ
ット30が動作すべきか、次段のMCCユニット130
が動作すべきかが微妙なタイミングであった場合に、動
作するMCCユニット30の段が1段変動しても、1回
反転させる際の遅れ時間のずれがジッターとなるので、
2回反転させる分の遅れ時間のずれがジッターとなって
いた従来の半分に、ジッターを小さくすることができ
る。
【0086】図3(a)、(b)を参照して本発明でジッタ
ーがどの程度低減されたかを説明する。図3(a)、(b)
では、ともに横軸は時間であって、縦軸は位相を示して
いる。また、出力位相とは、出力端子301、72から
それぞれ不図示のシンクロナスDRAMのシンクロナス
メモリ回路に出力されるクロックの位相を示しており、
目標位相とは、出力位相を一致させる目標となるクロッ
ク信号の位相を示している。
【0087】また、従来回路では、各FDAユニット1
10を構成するNAND回路201とインバータ202
との遅延時間をそれぞれ100psecとするものとし、本
実施形態では各FDAユニット10を構成するNAND
回路11、NOR回路12の遅延時間をそれぞれ100
psecとするものとし、FDAユニット110と、FDA
ユニット10ごとの遅延時間はともに200psecである
ものとする。
【0088】従来回路では、各FDAユニット110を
構成するNAND回路201とインバータ202とでそ
れぞれ100psecずつ遅延され、合計200psecだけ遅
延された後でなければ位相を検出することができなかっ
たため、図3(a)に示す目標位相と出力位相とのずれで
あるジッターは200psecとなっていた。
【0089】これに対し、本実施形態では、各FDAユ
ニット10を構成するNAND回路11や、NOR回路
12ごとに100psecずつ遅延された時点で、遅延され
たクロック信号の位相を検出することができるので、位
相を検出する際の遅延時間の最小単位が従来の半分の1
00psecとなる。従って従来の200psecの半分の10
0psecまでジッターを低減することができる。図3(b)
には、図3(a)に示す従来の半分にジッターが低減され
ていることが示されている。
【0090】なお、本実施形態では、クロック信号を反
転するのにインバータ5を用いているが、本発明はこれ
に限らない。また、本実施形態では128個のSMDユ
ニット3を設けているが、本発明はこれに限らず、例え
ば256個のSMDユニット3を設けてもよい。
【0091】
【発明の効果】本発明の位相調整回路では、各前方遅延
ユニットで1回反転されて遅延されたクロック信号の位
相を検出し、かつ反転されたクロック信号の位相を検出
することができるので、ジッターを少なくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の位相調整回路の構成図
【図2】本実施形態の各SMDユニットの構成を示す図
【図3】(a):従来発生していたジッターについて説明
する図 (b):本発明で発生するジッターについて説明する図
【図4】従来の位相調整回路の構成図
【図5】従来のSMDユニットの構成を示す図
【図6】(a):一般的なNAND回路の構成を示す図 (b):一般的なインバータの構成を示す図
【符号の説明】
1…位相調整回路 2…SMD 3、31〜3m…S
MDユニット 4…遅延モデル回路 5…インバー
タ 6…実配線 7…ドライバ 10、101
10m…FDAユニット(前方遅延ユニット) 11、1
1〜11m…NAND回路 12、121〜12m…NO
R回路 20、201〜20m…BDAユニット(後方遅
延ユニット) 30、301〜30m…MCCユニット(位
相検出ユニット) 31、311〜31m…NOR回路(第
2の比較判定手段) 32、321〜32m…NAND回
路(第1の比較判定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 浩也 茨城県稲敷郡美浦村木原2350番地 日本テ キサス・インスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 5J001 BB00 BB10 BB11 BB12 BB14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を反転した第1の遅延信号を生成
    する第1の遅延手段と上記第1の遅延信号を反転した第
    2の遅延信号を生成する第2の遅延手段とを含む前方遅
    延ユニットと、 入力信号を反転した第3の遅延信号を生成する第3の遅
    延手段と上記第3の遅延信号を反転した第4の遅延信号
    を生成する第4の遅延手段とを含む後方遅延ユニット
    と、 クロック信号と上記第2の遅延信号との位相を比較して
    第1の位相一致信号を生成して上記第3の遅延手段に供
    給する第1の位相比較手段と上記クロック信号と位相が
    180゜ずれている反転クロック信号と上記第1の遅延
    信号との位相を比較して第2の位相一致信号を生成して
    上記第4の遅延手段に供給する第2の位相比較手段とを
    含む位相検出ユニットと、 を有する同期ミラー遅延ユニットがN個直列に接続され
    ており、 n番目の同期ミラー遅延ユニットの上記前方遅延ユニッ
    トは上記第2の遅延信号をn+1番目の同期ミラー遅延
    ユニットの上記前方遅延ユニットに上記入力信号として
    供給し、 n番目の同期ミラー遅延ユニットの上記後方遅延ユニッ
    トは上記第4の遅延信号をn−1番目の同期ミラー遅延
    ユニットの上記後方遅延ユニットに上記入力信号として
    供給し、 上記後方遅延ユニットは上記第1の位相一致信号又は第
    2の位相一致信号により活性化されて信号を出力するよ
    うに構成されている位相調整回路。
  2. 【請求項2】1番目の同期ミラー遅延ユニットの上記前
    方遅延ユニットに上記クロック信号に所定の遅延を与え
    た遅延クロック信号を上記入力信号として供給する遅延
    モデル回路を有し、上記所定の遅延は1番目の同期ミラ
    ー遅延ユニットの上記後方遅延ユニットから出力される
    上記第4の遅延信号が供給される回路における遅延時間
    に応じて設定されるように構成されている請求項1に記
    載の位相調整回路。
  3. 【請求項3】n番目の同期ミラー遅延ユニットにおける
    上記第1の位相一致信号によりn+2番目の同期ミラー
    遅延ユニットの上記前方遅延ユニットが非活性化され、
    n番目の同期ミラー遅延ユニットにおける上記第2の位
    相一致信号によりn+1番目の同期ミラー遅延ユニット
    の上記前方遅延ユニットが非活性化されるように構成さ
    れている請求項1又は2に記載の位相調整回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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