JP2003259268A - 動画像管理方法及び装置 - Google Patents

動画像管理方法及び装置

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JP2003259268A JP2002058798A JP2002058798A JP2003259268A JP 2003259268 A JP2003259268 A JP 2003259268A JP 2002058798 A JP2002058798 A JP 2002058798A JP 2002058798 A JP2002058798 A JP 2002058798A JP 2003259268 A JP2003259268 A JP 2003259268A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】動画像に編集が加えられた後でも、当該動画像
に付与されているメタデータを容易に適正化し、活用で
きるようにする。 【解決手段】記憶媒体上に記録された複数の動画像に対
し、その動画像中の一部もしくは全体に対して記録され
た1つもしくは複数のメタデータの各々はメタデータ・
インデックス501によって管理される。メタデータ・
インデックス501は、メタデータの対象となる動画像
中の一部もしくは全体に対して編集・加工などの操作が
行われた場合に、そのメタデータが無効になるかどうか
を示す無効性情報504と、現在の当該メタデータの有
効性を示す有効性情報503が、同一の形式で保有す
る。メタデータの対象となる動画像の区間に切り取りが
発生し、当該メタデータの再計算を行なう能力が無い場
合は、無効性情報504を有効性情報503に転写す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動画像情報などのマ
ルチメディア情報を利用するための技術に関する。より
詳細には、マルチメディア情報を効率的かつ効果的に利
用できるように、そのマルチメディア情報の内容などに
関して付加される冗長な情報であるメタデータの利用方
式と格納方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア情報を利用した機
器が多く現れてきており、マルチメディア情報を利用・
活用する方式にも、さまざまなものが提案、実用化され
ている。マルチメディア情報としては、音響、静止画、
動画等、いろいろなものがあるが、静止画像情報や動画
像情報などのように、非常に大きな容量の情報を扱う機
器や、利用・活用方式も実用化されてきている。また、
このような動画像情報や静止画像情報の利用において
は、容量が大きいだけでなく、機器の高い処理能力が要
求される。
【0003】そこで、静止画像情報や動画像情報などの
マルチメディア情報を効果的に利用・活用するために、
例えば、静止画像情報や動画像情報そのものを直接処理
するのではなく、その内容や特徴などを表す情報を比較
的扱いやすい形態で冗長に持たせておき、その冗長な情
報を参照・利用して動画像情報や静止画像情報を扱う技
術が発展してきた。この冗長な情報は一般的にメタデー
タと呼ばれており、静止画像や動画像情報の記録フォー
マットなどの規格に取り込まれてきている。また、最近
は、そのメタデータのフォーマット規格だけの規格も現
れ始めている。
【0004】現行のメタデータ利用の方式においては、
画像情報の検索等が主な用途であるが、メタデータの内
容としてはさまざまなものがある。例えば、動画像情報
の場合には、その内容や、撮影時の場所や機器の情報、
撮影対象の情報、動画像内の色や音声の特徴量や代表的
なパラメータなどをはじめ、さまざまなメタデータが利
用される。今後、高音質、高画質化等にともなってマル
チメディア情報はさらに肥大化する傾向にあり、これに
あわせて、メタデータの利用もより活発になることは明
らかである。また、メタデータの内容も、多種・多彩な
ものが現れてくるものと思われる。
【0005】以上のような状況にあって、特開平08−
077116号公報や特開平11−312081号公報
等では、オブジェクト指向のデータの管理方式を用いた
システムが記載されている。このシステムでは、負荷分
散を行うため、オブジェクト(データ)と属性(メタデ
ータ)を用いて、その属性や各種状態に応じて、処理を
行う機器やプログラムを判断する中心的な処理装置を設
け、これが適切な処理を適切な処理部分に指示できるよ
うにする。しかし、この場合、中心的な処理装置が必要
であったり、処理方式が未知な機器などが対応できない
処理方式を要求するデータを対象とすることが難しいと
いう問題があった。
【0006】多種・多様なメタデータがある状況下で
は、そのすべてのメタデータに対応した機器や方式を実
現するのは容易ではない。よって、このような機器や方
式は常に、未知または未対応のメタデータや、処理能力
やメモリ容量の関係上処理できないメタデータに遭遇す
る可能性は非常に高い。従って、そのような未知又は未
対応の、或いは処理できないメタデータに遭遇した場合
に、これを効率よく処理する方式などが必要になること
は容易に推測できる。また、現状のメタデータの規格な
どでは、検索に利用されることが主眼になっており、検
索以外のメタデータの利用方式における効果的な方式は
少ないのが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、メタデ
ータの種類、利用形態や利用方式、またメタデータの格
納方式などは、さまざまなものがあり、今後も増加する
傾向にある。
【0008】一方、マルチメディア情報には、動画像情
報のように様々な編集を行なえるものがある。そして、
例えば、メタデータが付与された動画像情報が編集され
た場合には、これに付与されたメタデータが編集後の動
画像の内容と不整合なものとなる可能性がある。不整合
となったメタデータは、そのメタデータの内容を変更し
ないと、正しくメタデータを活用することができなくな
ってしまう。しかしながら、上述したようにメタデータ
には多くの種類があり、動画像を編集した装置において
未知の或いは未対応のメタデータに対しては適切な変更
を行なうことができず、不正なメタデータが残ってしま
うことになる。
【0009】従って、上記のようなメタデータの変更に
関する処理を容易にし、常に適正にメタデータを利用で
きるようにするための方式が重要であり、特にメタデー
タを多用するような環境では、これは不可欠なものとな
る。
【0010】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、動画像に編集が加えられた後等、当該動画像
に付与されているメタデータを、たとえそれが未知或い
は未対応のメタデータであっても、容易に適正化し、活
用できるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による動画像管理装置は以下の構成を備え
る。すなわち、記憶媒体上に記録された複数の動画像に
対し、その動画像中の一部もしくは全体に対して1つも
しくは複数のメタデータを記録し、管理する装置であっ
て、前記メタデータのそれぞれについて、そのメタデー
タの対象となる動画像中の一部もしくは全体に対して編
集・加工などの操作が行われた場合に、そのメタデータ
が無効になる可能性に関する情報を記録できるようにす
る手段と、前記メタデータのそれぞれについて、そのメ
タデータの有効性に関する情報として、前記無効可能性
情報と同一格納形式で、有効性情報を記録できるように
する手段とを備える。
【0012】また、上記の目的を達成するための本発明
による動画像管理装置は、記憶媒体上に記録された複数
の動画像に対し、その動画像中の一部もしくは全体に対
して1つもしくは複数のメタデータを記録し、管理する
装置であって、前記メタデータのそれぞれについて、そ
のメタデータの対象となる動画像中の一部もしくは全体
に対して編集・加工などの操作が行われた場合に、その
メタデータが無効になる可能性として、有効/無効/一部
だけ有効の情報を記録できるようにする手段と、前記メ
タデータのそれぞれについて、そのメタデータの有効性
に関する情報として、前記無効可能性情報と同一格納形
式で、有効/無効/一部だけ有効の有効性情報を記録でき
るようにする手段とを備える。
【0013】また、上記の目的を達成するための本発明
による動画像管理方法は、記憶媒体上に記録された複数
の動画像に対し、その動画像中の一部もしくは全体に対
して1つもしくは複数のメタデータを記録し、管理する
方法であって、前記メタデータのそれぞれについて、そ
のメタデータの対象となる動画像中の一部もしくは全体
に対して編集・加工などの操作が行われた場合に、その
メタデータが無効になる可能性に関する情報を記録する
工程と、前記メタデータのそれぞれについて、そのメタ
データの有効性に関する情報として、前記無効可能性情
報と同一格納形式で、有効性情報を記録する工程とを備
える。
【0014】更に、上記の目的を達成するための本発明
による動画像管理方法は、記憶媒体上に記録された複数
の動画像に対し、その動画像中の一部もしくは全体に対
して1つもしくは複数のメタデータを記録し、管理する
方法であって、前記メタデータのそれぞれについて、そ
のメタデータの対象となる動画像中の一部もしくは全体
に対して編集・加工などの操作が行われた場合に、その
メタデータが無効になる可能性として、有効/無効/一部
だけ有効の情報を記録する工程と、前記メタデータのそ
れぞれについて、そのメタデータの有効性に関する情報
として、前記無効可能性情報と同一格納形式で、有効/
無効/一部だけ有効の有効性情報を記録する工程とを備
える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な一実施形態を詳細に説明する。
【0016】まず、図1を参照して、本実施形態の動画
像処理装置が扱う動画像データとメタデータとの関連、
動画像データの編集によってメタデータが不整合なもの
となる状況を説明するとともに、本実施形態によるメタ
データ管理の概要について説明する。
【0017】本実施形態では、メタデータの値或いはメ
タデータの複数の値の各々について、画像情報などが編
集されたときに、その値の再計算が必要か、または、編
集後でも有効かといった情報を巧みに付与する。
【0018】メタデータを記録・利用する側からする
と、1つのメタデータの情報の中に複数の関連する値な
どがひとまとめに格納されている方が都合がいい場合が
ある。特にその複数の値を一度に使用するような機能を
提供する場合には、個々のメタデータの値をばらばらに
複数回の処理を行って入手するよりも、一度に入手でき
るほうが都合がよい。
【0019】また、一緒に利用される複数のメタデータ
の値を1つにまとめて格納して、一度に容易に取り出せ
るようにし、これらについて、画像情報などが編集され
たときに、その値の再計算が必要か、または、編集後で
も有効かといった情報をまとめて付与できれば、各メタ
データの値を個々にその情報を付与する場合より、記憶
効率または格納効率を高くでき、利用時の取り出しなど
も容易になるという利点もある。しかし、実際には、画
像情報が編集されたときに、メタデータの値の再計算が
必要か、または、編集後でも有効かといった特性は、1
つにまとめられた全てのメタデータの値に関して同じに
なるとは限らない。
【0020】図1は、そのような問題が生じる場合のメ
タデータの例を示したものである。ここでは、例として
撮影時のズーム動作の情報を記録したズーム・メタデー
タ105について考える。
【0021】図1に示されるように、動画像情報として
動画像データ101があり、この中のズーム開始位置1
02からズーム終了位置103の間の時間区間に対し
て、ズーム・メタデータ105が付与されている状態に
ある。ズーム・メタデータ105から見ると、ズーム開
始位置102からズーム終了位置103の間の時間区間
が、そのメタデータの付与対象であり、これがメタデー
タ付与対象区間104となる。このズーム・メタデータ
105は、このメタデータ付与対象区間104におい
て、ズーム操作が行われながら撮影されたことを示す情
報であり、動画像データに付帯された一種のメタデータ
となっている。
【0022】ズーム・メタデータ105は3つの値から
構成されている。そのうちの一つはズーム開始位置10
2におけるズーム倍率の値を格納する開始ズーム倍率1
06である。次の一つは、ズームが被写体を中心に拡大
撮影する方向(テレ)に変更するズームイン操作が行わ
れたのか、逆に被写体として多くのものが映るよう(ワ
イド)にズームアウトする操作が行われたかを値で表現
するズーム方向107である。また、最後の一つは、ズ
ーム終了位置103におけるズーム倍率の値を格納する
終了ズーム倍率108である。これら3つの値は、ズー
ム操作に関する検索やその操作内容の解釈を行うために
同時に使用される可能性が高い。このため、1つのメタ
データ(ズームメタデータ105)として格納され、一
度に読み出しやすい形態で格納されている。
【0023】しかし、動画データ101の一部の区間を
切り出して新たな動画情報として記録する場合には、こ
のズーム・メタデータ105内の各値の再利用性は異な
ってくる。
【0024】例えば、切り取り区間109で切り出され
た場合に、ズーム・メタデータの付与対象区間をズーム
開始位置102から切り取り区間109の終了までの区
間に変更して、当該切り出された動画情報に残した場合
を考える。この場合、開始ズーム倍率106とズーム方
向107は切り出された動画像情報と整合が取れてお
り、その値は正しい値である。しかしながら、終了ズー
ム倍率108は切り取り区間109の終了位置における
ズーム倍率の値とは異なるため、正しい値になっていな
い。
【0025】動画像データ101から切り取り区間11
0が切り出され、メタデータ付与対象区間を切り取り区
間110の開始位置からズーム終了位置103までの区
間に変更して、当該切り出された動画情報に残した場合
も同様である。この場合には、終了ズーム倍率108と
ズーム方向107の値は正しい値となる。しかしなが
ら、開始ズーム倍率106は正しい値にならない。ま
た、切り取り区間111が切り出され、メタデータの付
与対象区間を切り取り区間111に変更して、当該切り
出された動画像情報にメタデータを残した場合、ズーム
方向107の値は正しい値であるが、開始ズーム倍率1
06と終了ズーム倍率108は正しい値にならない。
【0026】なお、いうまでもないが、切り取り区間1
12のようにメタデータ付与対象区間104をすべて含
むように切り取れば、ズーム・メタデータ105内の3
つの値はすべて正しいままである。
【0027】以上のように、動画情報の切り取る部分に
よって、すべて有効であったメタデータ内の値が有効な
ものと無効なものに変化する。また、上記から明らかな
ように、その個々の値の特性によって、メタデータ付与
対象区間内のどの部分が残っていればそのメタデータの
値が有効なままとなるかが決まっているという特性があ
る。例えば、図1中の開始ズーム倍率106は、ズーム
開始位置102が切り取り後のメタデータ付与対象区間
に残っているかどうかで、有効か無効かが決まっている
といった具合である。
【0028】このメタデータの値を利用する機器や手段
は、このメタデータの値の特性を利用しているわけであ
るから、このようなメタデータの値の特性について詳し
くわかっている。従って、動画情報の切り取りがどのよ
うに行われたかという情報さえあれば、個々のメタデー
タの値が有効であるのか、無効であるのかを知ることが
できる。これに対して、このメタデータの値を利用しな
い機器や手段においては、このメタデータ値を参照する
ことはないが、動画情報の切り取りが行われた時に、こ
のメタデータがまだ利用可能なのかどうかがわからなけ
れば、このメタデータを動画情報内に残しておくことが
有効なのか無効なのかがわからない。
【0029】そこで、本実施形態では、あらかじめ、個
々のメタデータに、動画の切り取りが行われたときで
も、そのメタデータが有効なのか、無効なのかを、その
メタデータの特性に応じて付与しておき、これを利用す
る。特に、1つのメタデータの中に複数の値があり、そ
の特性が異なる場合があるので、全部有効か、一部が有
効なのか、全部無効になるかという値を付与することに
する。また、併せて、動画情報の切り取りがどのように
行われたかを示す情報(例えば、図1の全部残存、前方
残存、後方残存、中央残存のいずれであるかを示す情
報)も保持させる。
【0030】こうすれば、このメタデータを参照する際
に、編集後も全部有効であるメタデータであれば、その
メタデータ内の値はすべて利用可能であることがわか
る。また編集後に一部が有効であるメタデータであれ
ば、さらに、切り取りがどのように行われたかという情
報を参照することで、そのうちのどの値が有効であるか
が判定でき、有効なものだけを利用できる。また、編集
後に全部無効になるメタデータであれば、そのメタデー
タ内の値はすべて利用できないことがわかるのである。
【0031】このようにすることで、メタデータ内に複
数の値がある場合に、そのそれぞれに有効性情報を付加
する方式よりも、まとめて有効性に関する情報が付加で
きるので、情報の格納・記憶効率を高めることができ、
かつ、同時に扱うことが多いそのメタデータ内の複数の
値をまとめて記憶・管理することが容易に実現できるよ
うになる。これはメタデータを多用する機器や手段にお
いては、効率のよいメタデータの検索などが実現できる
ため、非常に有効な方式である。
【0032】また、機器や手段によっては、メタデータ
を再計算して正しい値を格納することも可能である。こ
の場合は、その機器や手段がこの再計算ができることが
条件となるが、正しい値に直してメタデータの値とそれ
に付与された情報を更新して格納することで、メタデー
タの中の値をすべて、もしくは、なるべく多くを有効に
することが可能である。
【0033】さらに、このメタデータの有効性の判定
を、動画情報の切り取り編集の際ではなく、その後のメ
タデータの検索など、メタデータを活用する際に行える
ようにすることが考えられる。すなわち、現在のメタデ
ータが、全部有効か、一部が有効か、全部無効かを示す
有効性情報と、その動画情報を切り取り編集した場合に
そのメタデータが全部有効なままなのか、一部が有効に
なるのか、全部無効になるのかを示す無効性情報と、切
り取りがどのように行われたかを示す切り取り情報を、
個々のメタデータに付与するのである。ここで、有効性
情報と無効性情報は同一の形式を有する。このようなデ
ータ形態を採用することにより、以下のことが可能とな
る。
【0034】(1)有効性情報と切り取り情報とで、上
述のように、メタデータの各値の有効性を判定すること
ができるようになる。また、メタデータの有効性情報を
参照し、メタデータの利用可能性を調べることができ、
部分的に有効な場合にだけ、切り取り情報を参照して、
そのメタデータもしくはその中の値のどれが有効かを判
定するようにする。これにより、メタデータもしくその
中の値についての有効性の判定を、少ない記憶領域で、
かつ、容易な処理で実現できるようになる。また、メタ
データとしては、機器や方式が必ず処理できるものだけ
でなく、機器や方式が対応していないメタデータや、機
器や方式の作成後に仕様が決められたような機器や方式
にとって未知となるメタデータが存在する可能性があ
る。しかしながら、それらのいずれの場合でも、上記処
理は有効である。すなわち、メタデータの有効性情報を
参照し、メタデータの利用可能性を調べることを、動画
像編集時、メタデータの活用時等で実行するようにすれ
ば、そのメタデータがいかなるものであっても、そのメ
タデータを適正に維持し、利用することが可能となる。
【0035】(2)動画情報の切り取り編集が行われた
場合に、その編集を行なった機器或いは手段がメタデー
タを更新することができなくても、その動画情報を切り
取り編集した場合におけるメタデータの無効性を示す無
効性情報を、現在のメタデータ有効性情報に転写するだ
けで、正しい現在のメタデータの有効性情報を設定する
ことが可能になる。このような転写処理だけで済ますた
めには、上述した現在のメタデータの有効性情報と、動
画情報の切り取り編集が行われた場合におけるメタデー
タの無効性情報を同一形式にしておくことが重要であ
る。なお、メタデータを正しく更新するときができない
場合としては、そのメタデータについて機器や方式が対
応していない場合や、機器や方式の都合でメタデータの
再計算ができない場合などが考えられる。
【0036】すなわち、メタデータとしては、機器や方
式が必ず処理できるものだけでなく、機器や方式が対応
していないメタデータや、機器や方式の作成後に仕様の
決められた機器や方式にとって未知となるメタデータが
存在する可能性があるが、そのいずれの場合でも、上述
の処理は有効である。切り取り編集の実行時に、メタデ
ータの無効性情報を現在のメタデータ有効性情報に転写
する処理は、そのメタデータがいかなるものであっても
適用可能であり、かつ、転写という非常に簡単な処理だ
けで適正なメタデータの維持が実現できるというメリッ
トがあり、メタデータを利用する機器の容易な実現を可
能とする
【0037】(3)動画像情報の編集・検索が行われた
場合、いかなるメタデータであっても、メタデータの無
効性情報と現在のメタデータ有効性情報と切り取りに関
する切り取り情報によって示されるメタデータの有効性
に関する情報について、常にそのメタデータが有効かど
うかを正しく設定できるようにすることができる。この
ため、機器や方式が対応していないメタデータや、機器
や方式の作成後に仕様の決められた機器や方式にとって
未知となるメタデータなどがあっても、機器や方式が対
応しているメタデータと同様に処理されることを保証す
る。また、動画像情報の編集時や検索時の有効性の情報
に関する判定の処理を、編集時でも検索時でも行ってよ
いため、判定の処理を必要に応じて、機器や方式に実装
することが可能で、かつ、非常に簡単な処理の実装で済
むようになる。
【0038】以上のように、動画像情報と、そのメタデ
ータの一貫性を正しく保つ機能を持ちながら、その個々
のメタデータの有効性情報を正確に設定できるように
し、かつ、その処理を編集・検索などの個々の機能や機
器や手法に分散させることと、その処理を必要に応じて
実装できることが実現できる。したがって、メタデータ
を利用する様々な機器や手段において、常に、そのメタ
データを信用して機能を提供することが可能になり、メ
タデータを利用した高度な機能の実現が可能になるとと
もに、その実装を行う際に自由度を高く行うことができ
るようになることが達成されるのである。
【0039】以上、概要を説明したように、本実施形態
では、動画像などの情報の検索や編集などの利用が容易
に行えるように冗長な情報として付加するメタデータを
利用する方式において、そのメタデータを有効に活用で
きるようにするための情報、いわばメタデータに対する
メタデータとも言うべきデータを用いる。上述したよう
に、動画像などの情報に対して編集や加工が行われた際
には、そのメタデータの個々において、利用可能か不可
能か、または部分的に利用可能かという状態が変化して
しまう。本実施形態では、メタデータのメタデータを利
用することにより、編集や加工がなされた後でも、容易
に、メタデータを正しく利用できるようにするところに
特徴がある。
【0040】また、メタデータにはさまざまなものがあ
るために、すべての機器や処理方式が、そのすべてのメ
タデータの内容に対して処理できるような状況は、非常
に考えにくく、個々の機器や処理方式ごとに、処理の対
応が可能なメタデータが限られていることが一般的であ
る。このため、機器や処理手段が対応できないメタデー
タや、機器や処理手段にとって未知のメタデータがある
場合が容易に想定される。本実施形態によれば、このよ
うな状況下であっても、上記の処理や判定が行えるよう
にできるという特徴も備えている。
【0041】以上に概要を述べ、また、以下に更に詳細
を説明する本実施形態の動画像処理装置は、動画像が編
集・加工された場合であっても、利用できないメタデー
タを無視し、利用可能なメタデータを活用することによ
り、その後の動画像の編集・加工・検索などの利用が正
しく行えるようにし、かつ、それを非常に簡単な処理で
実現できるものである。
【0042】図2は、本実施形態における動画像処理装
置の制御構成を示すブロック図である。図2において、
201はCPUであり、本実施形態の動画像処理装置に
おける各種制御を実行する。202はROMであり、本
装置の立ち上げ時に実行されるブートプログラムや各種
データを格納する。203はRAMであり、CPU20
1が処理するための制御プログラムを格納するととも
に、CPU201が各種制御を実行する際の作業領域を
提供する。204はキーボード、205はマウスであ
り、ユーザによる各種入力操作環境を提供する。
【0043】206は外部記憶装置であり、ハードディ
スクやフレキシブルディスク、光ディスク、磁気ディス
ク、光磁気ディスク、磁気テープ等で構成される。20
7は表示器であり、ディスプレイなどで構成され、結果
等をユーザに対して表示する。208はネットワークイ
ンターフェースであり、ネットワーク上の各機器との通
信を可能とする。209はビデオインターフェースであ
り、ビデオカメラ210や、VTR211からの動画の
取り込みを可能とする。また、212は上記の各構成を
接続するバスである。なお、上記の構成においてビデオ
カメラ210、VTR211や外部記憶装置206はネ
ットワーク上に配置されたもので代用してもよい。
【0044】図3は、本実施形態における動画像処理装
置の機能構成を示すブロック図である。301はユーザ
操作部であり、ユーザによる指示や入力を、キーボード
204及びマウス205などを介して、取得するもので
ある。302は動画入力部であり、ビデオI/F209
を介してビデオカメラ210、VTR211などの動画
像を読み出し、本装置に入力するものである。303は
動画像ファイル蓄積部であり、外部記憶装置206で構
成され、動画入力部302によって入力された動画像と
そのメタデータをファイルの形式で蓄積するものであ
る。
【0045】本動画像処理装置は、その動画像だけを蓄
積・記録するのではなく、その動画像のメタデータを蓄
積・記録し、このメタデータを使用して、その動画像に
対する検索や編集の行為を容易に行えるようにするもの
であり、そのメタデータに対する付与や変更などの各種
処理や計算を行う部分が、304のメタデータ処理部で
ある。ブラウズ部305は、ユーザの操作などに従い、
動画像ファイル蓄積部303の中の動画像を利用者に見
せるための構成である。編集部306は、動画像ファイ
ル蓄積部303の中の動画像を、利用者の指示に従って
編集する。
【0046】以上のように動画処理装置は構成されてお
り、利用者に動画像を見せる機能と、動画像情報を編集
して利用者の所望の動画像ファイルを作り出す機能を有
している。
【0047】図4は、動画像ファイル蓄積部303の中
に記録されている動画像ファイルに含まれるメタデータ
の格納形式を示したものである。この動画像ファイルに
は、動画像の情報とともに、その内容などの情報を簡潔
に表現したメタデータが添付されている。すなわち、動
画像ファイルはファイル内に動画像格納領域とメタデー
タ格納領域とを保有しており、図4のメタデータの格納
形式は、このメタデータ格納領域の内部の構造を示した
ものである。
【0048】メタデータの格納領域401は、さらに内
部で2つの領域に別れており、一つはメタデータ・イン
デックスの格納領域402であり、もう一つはメタデー
タ・項目値の格納領域405である。メタデータ・イン
デックスの格納領域402は、固定長サイズのメタデー
タ・インデックス403をいくつか保有し、あまった領
域を空き領域404とする構成を有する。また、メタデ
ータ・項目値の格納領域405は、可変長サイズのメタ
データ・項目406をいくつか保有し、余った領域を空
き領域407とする構成を有する。
【0049】メタデータ・インデックス403が固定長
であるのは、この部分にメタデータの検索に主に使用さ
れる情報を格納しておき、本実施形態の動画処理装置が
容易かつ高速に検索などの処理を行えるようにするため
である。一方、メタデータ・項目406が可変長である
のは、メタデータの項目値を格納するのに必要な記憶領
域が可変長であったり、メタデータ・インデックス40
3の中に格納するには大きすぎたりする場合のためのも
のであったりするからである。すなわち、メタデータ・
項目406は、長さが変化する可能性の高い可変長サイ
ズの情報や、比較的大きな情報の扱いが容易になるよう
に設けられている。
【0050】図5は、図4中のメタデータ・インデック
ス401の内部構造を示したものであり、メタデータ・
インデックス501以下、固定長の項目をいくつか保有
している。メタデータ・インデックス501の内部は、
大きく2つに分けられ、一つはメタデータの属性情報5
02であり、もう一つはメタデータ情報509である。
メタデータの属性情報502はさらに内部構造を持ち、
現在のメタデータの有効性情報503、編集された際の
メタデータ無効性情報504、切り取りタイプの情報5
05、メタデータの付与対象区間情報506、メタデー
タのタイプ番号507、メタデータの格納位置情報50
8が含まれる。
【0051】メタデータのタイプ番号507は、メタデ
ータを識別するための情報であり、撮影時のズーム情報
であれば10番といった具合に、個々のメタデータに対
し、識別用の番号を割り当てておき、この番号を格納す
るものである。この情報を利用することで、動画処理装
置は、動画像ファイル内の特定のメタデータを検索する
ことが可能になる。また、メタデータの付与対象区間情
報506は、このメタデータの対象とする動画像データ
の区間を時間情報で表現したものであり、動画像内の1
つのシーンやカットなどを指示するためのものである。
【0052】以上のような情報506、507を利用す
ることで、動画像処理装置は、動画内の特定の区間に付
与されたメタデータを検索することが可能となる。たと
えば、利用者が重要な被写体をアップにするようなシー
ンを検索したい場合には、撮影時のズーム情報のメタデ
ータ識別番号を持つメタデータを検索し、その中からズ
ームアップしていたことを記憶しているメタデータを選
別し、そのメタデータの付与対象区間を調べることで、
所望のシーンを検索できることになる。また、逆に特定
の時間区間を利用者に指定された場合に、その中で、ズ
ームアップしているメタデータを探すことで、重要な被
写体が撮影されている部分がどれだけあるかを利用者は
知ることができるようになる。このように検索に利用さ
れる情報を格納する部分を、固定長サイズのメタデータ
・インデックス501内の特定の位置に記憶すること
で、動画像処理装置にとって、この部分を集中的に検索
することが容易になるようになっている。
【0053】メタデータの格納位置情報508は、メタ
データそのものが格納される位置がメタデータ情報50
9か、図4中のメタデータ・項目406であるかを示し
ている。格納サイズが十分小さなメタデータであれば、
固定サイズの格納領域であるメタデータ情報509に格
納しておき、格納サイズが大きかったり、動的にサイズ
が変わるようなメタデータの場合にはメタデータ・項目
406に格納するというように柔軟性を持たせるための
ものである。このメタデータの格納位置情報508の値
によって、これらのどちらの領域にメタデータの内容が
格納されているかを判定できる。
【0054】メタデータ情報509は、メタデータの格
納位置情報508によって格納される値によって意味が
異なる。メタデータの格納位置情報508にメタデータ
の格納位置がメタデータ情報509であることを示す値
になっている場合には、メタデータそのものの内容が格
納されることになる。一方、メタデータの格納位置情報
508がメタデータの格納位置がメタデータ・項目40
6であることを示す値になっている場合には、メタデー
タ・項目の何番目にメタデータの内容が格納されている
かを示す番号がメタデータ情報509として格納され
る。このメタデータ情報の中には、図1の105のよう
なメタデータが格納されることになるが、その中に1つ
もしくは複数の値が格納されることになる。なお、その
1つもしくは複数の値には、「情報なし」を示す値が格
納されている場合もある。これはメタデータを作成した
機器などの機能によって、そのメタデータ内のすべての
値を作成する機能がない場合などがあるためである。
【0055】502は現在のメタデータの有効性情報で
あり、503は編集された際のメタデータの無効性情報
である。図6は、図5中の現在のメタデータの有効性情
報503と、編集された際のメタデータの無効性情報5
04の値の割り当てを表にしたものである。このメタデ
ータの有効性情報503と編集された際のメタデータの
無効性情報504は、どちらも2ビットと同一の記憶サ
イズを持ち、図6の表に見られるように値の割り当ても
同じで、同一の記録形式を有する。
【0056】現在のメタデータの有効性情報503は、
現在、このメタデータがどのような状態かを記憶してお
くもので、1つのメタデータの中に1つもしくは複数の
値が格納されるような場合に、その値の全部が有効な状
態にあるか、一部が有効な状態にあるか、全部が無効な
状態にあるかを、図6中の有効性情報の値(2ビット)
を用いて記憶する。これは、一部が有効な状態というの
は、メタデータ自身の有効性というよりは、そのメタデ
ータ内の1つもしくは複数の値に着目して、それらの有
効性に関する情報を反映したものとなっており、その代
表値としての一番簡単な例となっている。また、編集さ
れた際のメタデータの無効性情報504は、このメタデ
ータの付与対象の区間に対して動画像の情報の切り取り
が行われた場合に、このメタデータの有効性情報がどの
ように状態に変化するかを記憶しておくものである。す
なわち、1つのメタデータの中に1つもしくは複数の値
が格納されるような場合に、動画像情報の切り取り操作
が行われた後でも、その値の全部が有効な状態にある
か、一部が有効な状態になるか、全部が無効な状態にな
るかを、図6中の無効性情報の値(2ビット)を用いて
記憶する。これも同様に、一部が有効な状態というの
は、メタデータ自身の有効性というよりは、そのメタデ
ータ内の1つもしくは複数の値に着目して、それらの有
効性に関する情報を反映したもので、代表値であるとい
える。
【0057】このように、現在のメタデータの有効性情
報503と、編集された際のメタデータの無効性情報5
04が同一形式になっていることは、以下の点からも重
要である。
【0058】すなわち、メタデータの付与対象区間内を
含んで、動画像情報の切り取りが行われた場合に、メタ
データ内の値を必要に応じて再計算を行い、その結果を
メタデータ内の値として記録すれば、メタデータの中の
値は正しく記録された状態になる。ところが、そのメタ
データの再計算が何らかの理由でできないか、そのメタ
データの再計算方式が不明であるような場合がある。こ
のような場合、メタデータの値の変更を行わず、編集さ
れた際のメタデータの無効性情報504をメタデータの
有効性情報503に転写することで、そのメタデータの
有効性を設定することができる。
【0059】メタデータにはさまざまなものがあり、各
メタデータのタイプによって、付与対象の区間の動画像
情報が切り取られた場合に有効なままのものと、無効に
なってしまうものがある。また、メタデータ内に複数の
値があった場合には、有効なままのものと、無効になっ
てしまうものが混在することになる。例えば、メタデー
タとして、動画像情報内のある時間区間に対して、カメ
ラが野外用の撮影モードで記録されているという情報が
付与されていたとする。この場合、その時間区間の一部
または全部を含んだ時間区間を切り取っても、その切り
取られた動画像内にはカメラが野外用の撮影モードで撮
影された部分が含まれる。すなわち、少なくとも切り取
られた時間区間と当該メタデータの付与区間の重なりの
部分は野外用の撮影モードで撮影されたものである。従
って、このメタデータは、切り取り編集後であっても有
効性を維持するものであり、編集された際のメタデータ
の無効性情報504には全部有効(値は00)が記録さ
れることになる。この結果、当該付与区間が編集された
場合でも、メタデータの再計算を行う必要はなく、メタ
データの有効性情報503に無効性情報504を転写す
ることでメタデータ内の各値が有効である状態を維持で
きる。
【0060】しかし、同様の処理が行われた場合でも、
図1で示したようなズームに関する情報の場合には、開
始ズーム倍率106はズーム開始位置102が切り取り
後の時間区間に含まる場合のみ有効であり、終了ズーム
倍率108はズーム終了位置103が切り取り後の時間
区間に含まる場合のみ有効である。このような値がメタ
データ内にある場合には、編集された際のメタデータの
無効性情報504が部分的に有効(値は01)になって
いる。よって、当該付与区間の動画像データについて切
り取りがなされ、メタデータの再計算ができなかった場
合には、メタデータの有効性情報503にこの無効性情
報が転写され、メタデータ内の各値は部分的に有効な状
態になる。
【0061】図7は、図5中の切り取りタイプ情報50
5の値の割り当てを表にしたものである。現在のメタデ
ータの有効性情報503が部分的に有効な場合に、切り
取りタイプ情報505の値を調べることで、メタデータ
内の各値の有効性を知ることができる。先ほどの図1の
場合であると、切り取りタイプが全部残存(値は11)
か前方残存(値は10)であれば開始ズーム倍率106
が有効であり、切り取りタイプが全部残存(値は11)
か後方残存(値は01)であれば終了ズーム倍率108
が有効であることがわかる。また、このメタデータがズ
ーム・メタデータであることは、メタデータのタイプ情
報で知ることができ、このメタデータを利用する必要が
ある機器はすべて、このようなメタデータの特性を知っ
ておく必要があるので、切り取りタイプの情報があれ
ば、メタデータ内の有効な値を取り出すことが可能とな
る。
【0062】以上が、本実施形態の動作環境である。こ
のような環境で実際に、動画像情報の編集として、特定
の時間区間の切り取りを行った場合と、その編集された
動画像情報に対してメタデータの検索を行う場合の処理
の手順について、以下に説明する。
【0063】図8は、本実施形態で、メタデータを含む
動画情報の切り取り編集を行う場合の手順の概略を示し
たフローチャートである。
【0064】まず、ステップS801が動画像ファイル
の切り取り処理の開始点である。ステップS802で
は、動画像ファイル内の元の動画像データを、切り取り
後の動画像ファイル内にコピーする。この処理にはいろ
いろな方式が考えられるが、本実施形態では目的が達成
されればなんでもかまわない。一例を挙げると、動画像
ファイルの変更を、そのファイル自体に行いコピーをし
ない場合も考えられるし、切り取りを行った複数の動画
像ファイルを接続して新たな1つの動画像ファイルとし
て記録する方式を用いても構わない。
【0065】次に、ステップS803では、切り取られ
た時間区間に重なる時間区間を持つメタデータを検索す
る。ここで検索されたメタデータは、切り取り編集後の
動画像ファイルに残せば、その切り取り編集後の動画像
ファイルの利用時にまた活用することが可能になる。ス
テップS804では検索対象のメタデータがあったかど
うかを判定する。メタデータが検索されなかった場合に
はメタデータに対する処理は不要なのでステップS80
7へ進み、本処理を終了する。
【0066】一方、ステップS804で検索対象のメタ
データがあった場合には、ステップS805へ進む。ス
テップS805では、切り取られる時間区間の情報を参
照し、検索された各メタデータについて、メタデータ付
与対象区間情報506を修正するとともに、メタデータ
の再計算などを必要に応じて行い、メタデータがなるべ
く有効になるように修正を行う。このメタデータの情報
の修正は図9を参照して後に詳述する。ステップS80
6では、ステップS805で修正されたメタデータを、
切り取り編集後の動画像ファイルに記録する。この処理
によりメタデータに関する処理は完了となり、ステップ
S807で本処理を終了する。
【0067】図9は、図8中のステップS805でメタ
データがなるべく有効になるように修正を行う部分の処
理の概略を示したフローチャートである。この処理は、
ステップS805において個々のメタデータに対して実
行される。なお、この例では、メタデータの再計算を行
う機能があることになっているが、この機能は必ずしも
必要ではない。
【0068】まず、ステップS901がこのメタデータ
の情報に対する修正の処理の開始点である。ステップS
902では、メタデータの修正が必要かどうかを判定す
る。メタデータの無効性情報504が全部有効であれ
ば、メタデータの再計算などは不要であり、動画データ
の編集後もそのメタデータもしくはその中の値はすべて
有効であることがわかる。この場合には、そのままステ
ップS908へ進んで、メタデータの情報に対する修正
の処理を終了する。
【0069】一方、ステップS902において、メタデ
ータの無効性情報504が全部無効または部分的に有効
であった場合には、ステップS903へ進む。ステップ
S903では、当該メタデータの再計算の可能性を判定
する。ここでは、まず、対象のメタデータがどのような
メタデータかを、図5中のメタデータのメタデータのタ
イプ番号507で判定する。実施形態の装置が、そのメ
タデータのタイプ番号507で示されるメタデータの再
計算機能を持っているかどうか、または他の機器や手段
などを活用するなどして再計算機能を提供できるかどう
かによって、再計算が可能か否かを判定することにな
る。通常、実施形態の装置または手段は、多くのメタデ
ータに対し、すべてのメタデータの再計算機能を持って
いることは期待できないので、その装置または手段で再
計算できるメタデータであるかを、メタデータのタイプ
番号507で判定することになる。
【0070】ここで、再計算できないと判定された場合
にはステップS904に進み、できると判定された場合
にはステップS906に進む。
【0071】メタデータの再計算ができないと判定され
た場合、ステップS904において、図5中の編集され
た際のメタデータの無効性情報504を、現在のメタデ
ータの有効性情報503にコピーする。こうすること
で、現在のメタデータの有効性情報503を正しい値に
保持することができる。そして、ステップS905で、
動画像データの切り取りに関する情報を参照し、図5中
の切り取りタイプ情報505を設定する。これで、メタ
データの再計算ができなかった場合の処理が完了し、ス
テップS908へ進んで、メタデータの情報に対する修
正の処理が終了する。
【0072】一方、メタデータの再計算ができると判定
された場合、ステップS906において、実際に、その
メタデータの再計算を行う。ステップS907では、ス
テップS906で行われたメタデータの再計算の結果を
受けて、現在のメタデータの有効性情報503を正しく
設定し、メタデータ情報509もしくはメタデータ・項
目406に再計算されたメタデータを格納する。これ
で、メタデータの再利用ができた場合の処理が完了し、
ステップS908へ進んで、メタデータの情報に対する
修正の処理が終了する。
【0073】このようにして、仮に、本実施形態の機器
や方式がメタデータの再計算が全く行えない場合であっ
ても、個々のメタデータとそのメタデータ内の個々の値
の有効可能性に関する情報は正しく設定されることにな
る。
【0074】図10は、メタデータを利用する際の例と
して、メタデータの検索を行う場合の処理の概要を示し
たものである。ここでは、メタデータの検索を行いなが
ら、そのメタデータおよびメタデータ内の値が有効かど
うかを判定し、有効なものだけを検索結果とする機能を
提供する。なお、本実施形態の装置または手段が再計算
できる場合の処理も含んでいるが、必須なものではな
い。
【0075】まず、ステップS1001は、メタデータ
検索の開始点であり、これ以降、処理の流れが示されて
いる。ステップS1002では、図5中の現在のメタデ
ータの有効性情報503を参照し、その値によって分岐
する部分である。ここで、有効が示された場合には、そ
のメタデータ内の値はすべて利用可能なので、ステップ
S1008に進んで、このメタデータ内の値をすべて検
索結果に加えて、さらに1010に進んで終了となる。
【0076】ステップS1002で無効の値が示された
場合には、ステップS1009に進んで、このメタデー
タ内の値をすべて検索結果に加えないようにして、さら
に1010に進んで終了となる。
【0077】ステップS1002で部分的有効の値が示
された場合には、ステップS1003からステップS1
005まででメタデータの再計算を試みることになる。
ステップS1003では再計算可能かどうかを、図5中
のメタデータのタイプ番号507を基に判定する部分で
ある。ここで、再計算が不可能と判定された場合にはス
テップS1007へ進む。再計算が可能な場合には、ス
テップS1004でメタデータの再計算を行い、ステッ
プS1005でその結果に従い、図5中の現在のメタデ
ータの有効性情報503を設定しなおし、メタデータ情
報509もしくはメタデータ・項目406に再計算され
たメタデータを格納する。このステップS1004でメ
タデータの再計算を行う場合に、そのメタデータ内のす
べての値の再計算ができた場合には当然、再計算した各
値をメタデータとしてメタデータ情報509もしくはメ
タデータ・項目406に格納し、そのメタデータ有効性
情報503を「有効」に設定することになることはいう
までもない。しかし、再計算を行った時に一部の値だけ
しか正しい値が得られない場合があるので、このような
場合には、その得られた正しい値を該当するメタデータ
情報509もしくはメタデータ・項目406の該当の値
としてとして格納し、かつ、正しい値が得られなかった
値については、「値がない」ことを示す情報をメタデー
タ情報509もしくはメタデータ・項目406の該当の
値として格納し、そのメタデータ有効性情報503を
「有効」に設定するものとする。これは処理を行い機器
などが、すべてのメタデータとその値の再計算機能を有
するわけではないので、このような処理となる場合があ
るためである。
【0078】ステップS1006では再度、ステップS
1002と同じ判定を行い、再計算によってメタデータ
内の値がすべて有効になった場合にはステップS100
8へ進む。再計算を試みたが、メタデータ内の一部の値
しか有効にならず、部分的有効の状態から変われなかっ
た場合には、ステップS1007へ進む。ステップS1
007では、図5中の切り取りタイプ情報505を参照
し、メタデータの特性から、有効なメタデータ内の値を
判定し、利用可能なものだけを検索結果に加えることを
行う。そして、ステップS1010へ進んで終了とな
る。このようにして、有効なメタデータだけを検索する
ことが実現される。
【0079】ステップS1002でメタデータの有効性
情報が全て有効であることを示す場合、或いはステップ
S1006で再計算によってメタデータが全て有効とな
った場合は、ステップS1008へ進み、メタデータ内
の全ての情報(値)を検索結果に加える。
【0080】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、さまざまなメタデータが存在し、そのすべてに対応
できない機器や手段において動画像情報が切り取り編集
された場合に、その機器や手段が利用可能なメタデータ
であるかどうかにかかわらず、そのメタデータおよびそ
のメタデータ内の値の有効性に関する情報を正しく設定
することができ、しかもそれが、単純な情報の転写機能
によって実現されることがわかる。
【0081】また、上記実施形態によれば、動画像の編
集・加工が行われた際のメタデータの無効性情報(50
4)と、それと同一形式になっている該メタデータの現
在の有効性情報(503)を保有させている。また、こ
の中に一部だけ有効というメタデータ内の1つもしくは
複数の値の個々の有効性に着目した情報を表現できるよ
うにしている。これにより、現在のメタデータが利用可
能かどうかを判定できるだけでなく、その動画像の編集
・加工後でもメタデータが有効かどうかを判定できる。
かくして、動画像の編集・加工が行われるような場合で
も、メタデータの利用可能なものの識別はもちろん可能
で、そのメタデータの特性を利用してそのメタデータ内
の値のうちで利用可能なものをも識別することができ
る。そして、利用可能なメタデータもしくはメタデータ
内の値だけを利用することで、正しいメタデータの活用
ができるようになる。また、これが非常に容易に、か
つ、効率的な記憶・格納容量で実現できる。
【0082】また、上記実施形態によれば、編集によっ
て無効となった再計算不能な値が含まれる場合には、当
該メタデータの無効性情報を有効性情報に転写する(S
904)。これにより、編集・加工後の有効性情報を、
無効性情報で置き換えるという非常に簡単な処理で、そ
のメタデータを正しく利用できるに維持できる。
【0083】また、上記実施形態によれば、上記無効性
情報と有効性情報に加えて、編集・加工の操作の情報
(例えば切り取りタイプ情報)を保有させる(S90
5)。これにより、その動画像の編集・加工後のメタデ
ータを利用する段階でも、各メタデータ内の1つもしく
は複数の値の各々について、利用可能か否かを判定でき
るようになる。
【0084】また、上記実施形態によれば、編集・加工
の操作が行われた際にメタデータの再計算を試み、その
結果からメタデータと、それに関連する有効性情報を変
更する(S903、S906、S907)。これによ
り、その動画像の編集・加工時に、メタデータの再計算
を行い、メタデータの有効化を図ることができる。ま
た、そのような再計算を行なった場合でも、メタデータ
の有効性情報が正しい情報になるように処理される。
【0085】更に上記実施形態によれば、現在の有効性
情報と、該メタデータの付与対象となる部分に行われた
編集・加工の操作の情報とに基づいてメタデータに有効
でないものがあるか否かを判定し、有効でないものがあ
る場合に再計算を試み、その再計算の結果に従ってメタ
データとそれに関連する有効性情報を変更する(S10
03、S1004、S1005)。これにより、動画像
の編集・加工後の、メタデータ活用時においても、各メ
タデータ内の1つもしくは複数の値の各々が有効かどう
かを適切に判定でき、有効でない値がある場合にはこれ
らの再計算を行い、メタデータとそれに関連する有効性
情報を正しく設定できる。
【0086】更に、上記実施形態によれば、無効性情
報、有効性情報、編集・加工の操作の情報に加え、メタ
データを識別するための情報(507)を保有させてい
る。このメタデータの識別情報により、各装置はそのメ
タデータの再計算が可能かどうかを容易に判定できる。
【0087】また、上記実施形態によれば、メタデータ
の識別情報から装置でメタデータの再計算が行えると判
定した場合にその再計算を行い、その結果から当該メタ
データとそれに関連する有効性情報を変更する(S90
3、S906、S907、S1003、S1004、S
1005)。このため、メタデータの識別情報から再計
算が可能と判定された場合にはそのメタデータの再計算
を行い、メタデータとそれに関連する有効性情報が正し
い情報になるように処理される。この処理は、動画像を
編集した装置、或いはメタデータを活用する装置のいず
れにおいても実行できる。
【0088】更に、上記実施形態によれば、メタデータ
の識別情報に基づいてメタデータの再計算が行えないと
判定した場合に、無効性情報を有効可能性情報に転写す
る(S903、S904、S905)。これにより、メ
タデータの識別情報により該装置でそのメタデータの再
計算が不可能と判定された場合に、有効性情報を、無効
性情報から転写するという非常に簡単な処理で、メタデ
ータの正確な状態表示を実現できる。
【0089】なお、本発明の目的は、個々の機器や手段
がそのようなメタデータの処理機能を有するか、また再
計算機能を有するかということにかかわらず達成される
し、実施形態で示したような情報の格納形式は、あくま
でも例であり、必要な情報を保有してさえいれば、どの
ような格納形式であっても構わない。
【0090】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読み出し実行することによっても、達成されることは言
うまでもない。
【0091】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0092】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピィディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
など、いかなる記憶媒体であってもよく、これらを用い
ることができる。
【0093】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実
現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーテ
ィングシステム)などが実際の処理の一部または全部を
行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現
される場合も含まれることは言うまでもない。
【0094】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動画像に編集が加えられた後でも、当該動画像に付与さ
れているメタデータを容易に適正化し、活用できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が必要となるメタデータの例を示す図で
ある。
【図2】本実施形態における動画像処理装置の制御構成
を示すブロック図である。
【図3】本実施形態における動画像処理装置の機能構成
を示すブロック図である。
【図4】本実施形態における動画像ファイル内のメタデ
ータの格納形式の概要構成を示す図である。
【図5】本実施形態における動画像ファイル内の個々の
メタデータの格納形式の概要構成を示す図である。
【図6】本実施形態におけるメタデータの有効性情報と
無効性情報の値の割り当てを示す図である。
【図7】本実施形態におけるメタデータの切り取りタイ
プ情報の値の割り当てを示す図である。
【図8】本実施形態における動画像ファイルに対する時
間区間の切り取り処理の流れの概要を示すフローチャー
トである。
【図9】本実施形態における動画像ファイルに対する時
間区間の切り取り処理の際のメタデータに関する処理の
流れの概要を示すフローチャートである。
【図10】本実施形態における動画像ファイルに対する
時間区間の切り取り処理の後のメタデータの検索処理の
流れの概要を示すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東條 洋 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 下田代 雅文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中村 正 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 伊藤 正紀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C052 AA01 AB03 AB04 AC08 DD04 5C053 FA14 GB06 HA29 JA21 JA30 LA01 LA11 LA20 5D110 AA04 AA13 AA17 AA27 AA29 DA04 DA11 DA15 DB03 DB09 DD13

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体上に記録された複数の動画像に
    対し、その動画像中の一部もしくは全体に対して1つも
    しくは複数のメタデータを記録し、管理する装置であっ
    て、 前記メタデータのそれぞれについて、そのメタデータの
    対象となる動画像中の一部もしくは全体に対して編集・
    加工などの操作が行われた場合に、そのメタデータが無
    効になる可能性に関する情報を記録する手段と、 前記メタデータのそれぞれについて、そのメタデータの
    有効性に関する情報として、前記無効可能性情報と同一
    格納形式で、有効性情報を記録する手段とを備えること
    を特徴とする動画像管理装置。
  2. 【請求項2】 記憶媒体上に記録された複数の動画像に
    対し、その動画像中の一部もしくは全体に対して1つも
    しくは複数のメタデータを記録し、管理する装置であっ
    て、前記メタデータは1つもしくは複数の値を有し、 前記メタデータのそれぞれについて、そのメタデータの
    対象となる動画像中の一部もしくは全体に対して編集・
    加工などの操作が行われた場合に、そのメタデータ内の
    それぞれの前記値が無効となる可能性を代表する情報を
    記録する手段と、 前記メタデータのそれぞれについて、そのメタデータ内
    のそれぞれの前記値の有効性を代表する情報として、前
    記無効可能性情報と同一格納形式で、有効性情報を記録
    する手段とを備えることを特徴とする動画像管理装置。
  3. 【請求項3】 記憶媒体上に記録された複数の動画像に
    対し、その動画像中の一部もしくは全体に対して1つも
    しくは複数のメタデータを記録し、管理する装置であっ
    て、 前記メタデータは1つもしくは複数の値を有し、 前記メタデータのそれぞれについて、そのメタデータの
    対象となる動画像中の一部もしくは全体に対して編集・
    加工などの操作が行われた場合に、そのメタデータとそ
    の値が無効になる可能性に関する情報を記録する手段
    と、 前記メタデータのそれぞれについて、そのメタデータと
    その値の有効性に関する情報として、前記無効可能性情
    報と同一格納形式で、有効性情報を記録する手段とを備
    えることを特徴とする動画像管理装置。
  4. 【請求項4】 前記メタデータのそれぞれについて、そ
    のメタデータの対象となる動画像中の一部もしくは全体
    に対して編集・加工などの操作が行われた場合に、その
    施された操作に関する情報を記録する手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の動
    画像管理装置。
  5. 【請求項5】 前記メタデータのそれぞれについて、そ
    のメタデータがどのようなメタデータであるかを識別す
    るための情報を記録する手段を更に備えることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の動画像管理装
    置。
  6. 【請求項6】 記憶媒体上に記録された複数の動画像に
    対し、その動画像中の一部もしくは全体に対して1つも
    しくは複数のメタデータを記録し、管理する装置であっ
    て、 前記メタデータのそれぞれについて、そのメタデータの
    対象となる動画像中の一部もしくは全体に対して編集・
    加工などの操作が行われた場合に、そのメタデータが無
    効になる可能性として、有効/無効/一部だけ有効の情報
    を記録する手段と、 前記メタデータのそれぞれについて、そのメタデータの
    有効性に関する情報として、前記無効可能性情報と同一
    格納形式で、有効/無効/一部だけ有効の有効性情報を記
    録する手段とを備えることを特徴とする動画像管理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記メタデータのそれぞれについて、そ
    のメタデータの対象となる動画像中の一部もしくは全体
    に対して編集・加工などの操作が行われた場合に、その
    施された操作の一部もしくは全体と、メタデータの対象
    となる動画像中の一部もしくは全体との領域の重なりや
    切り取りに関する情報を記録する手段を更に備えること
    を特徴とする請求項6に記載の動画像管理装置。
  8. 【請求項8】 前記メタデータのそれぞれについて、そ
    のメタデータの対象となる動画像中の一部もしくは全体
    に対して切り取り編集などの操作が行われた場合に、そ
    の切り取られた動画像に対するメタデータに対して、そ
    のメタデータの対象となる一部もしくは全体の中の、全
    部が残っているのか、前方部分だけが切り取られたの
    か、後方部分だけが切り取られたのか、前方と後方の両
    方が切り取られたのかという切り取り情報を記録する手
    段を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の動画
    像管理装置。
  9. 【請求項9】 前記メタデータを利用する装置や手段間
    で、このメタデータの表現方式や格納形式が共通になる
    ように、また、これらを識別するための識別番号を定
    め、メタデータの識別情報として、この識別番号を記憶
    できるようにする手段を更に備えることを特徴とする請
    求項6に記載の動画像管理装置。
  10. 【請求項10】 前記メタデータが無効になる可能性に
    関する情報を、前記メタデータの有効性に関する情報の
    記憶領域へ転写する手段を更に備えることを特徴とする
    請求項1乃至9のいずれかに記載の動画像管理装置。
  11. 【請求項11】 前記メタデータのそれぞれについて、
    そのメタデータの対象となる動画像中の一部もしくは全
    体に対して編集・加工などの操作が行われた場合に、前
    記メタデータがなるべく有効のままになるように、操作
    情報を参照してメタデータの再計算を試みて、その結果
    に従い、前記メタデータの有効性に関する情報を記録す
    る手段を更に備えることを特徴とする請求項1,2,
    3,6のいずれかに記載の動画像管理装置。
  12. 【請求項12】 前記メタデータのそれぞれについて、
    そのメタデータの対象となる動画像中の一部もしくは全
    体に対して編集・加工などの操作が行われた場合に、前
    記メタデータがなるべく有効のままになるように、操作
    情報を参照してメタデータの再計算を試みて、その結果
    に従い、前記メタデータを変更するとともに、前記メタ
    データの有効性に関する情報を記録する手段を更に備え
    ることを特徴とする請求項1,2,3,6のいずれかに
    記載の動画像管理装置。
  13. 【請求項13】 前記メタデータのそれぞれについて、
    そのメタデータの対象となる動画像中の一部もしくは全
    体に対して編集・加工などの操作が行われた場合に、前
    記メタデータの再計算ができない場合に、前記メタデー
    タが無効になる可能性に関する情報を、前記メタデータ
    の有効性に関する情報の記憶領域へ転写する手段を更に
    備えることを特徴とする請求項1,2,3,6のいずれ
    かに記載の動画像管理装置。
  14. 【請求項14】 前記メタデータの有効性情報を参照
    し、メタデータの一部または全部が有効でなかった場合
    に、前記メタデータがなるべく有効になるように、操作
    情報を参照してメタデータの再計算を試みて、その結果
    に従い、前記メタデータの有効性に関する情報を記録す
    る手段を更に備えることを特徴とする請求項4,7,8
    のいずれかに記載の動画像管理装置。
  15. 【請求項15】 前記メタデータの有効性情報を参照
    し、メタデータの一部または全部が有効でなかった場合
    に、前記メタデータがなるべく有効になるように、操作
    情報を参照してメタデータの再計算を試みて、その結果
    に従い、前記メタデータを変更するとともに、前記メタ
    データの有効性に関する情報を記録する手段を更に備え
    ることを特徴とする請求項4,7,8のいずれかに記載
    の動画像管理装置。
  16. 【請求項16】 前記メタデータのそれぞれについて、
    そのメタデータの対象となる動画像中の一部もしくは全
    体に対して編集・加工などの操作が行われた場合に、前
    記メタデータの識別情報から、そのメタデータの再計算
    が可能な場合には、再計算を行い、その結果に従い、前
    記メタデータの有効性に関する情報を記録する手段を更
    に備えることを特徴とする請求項5又は9のいずれかに
    記載の動画像管理装置。
  17. 【請求項17】 前記メタデータのそれぞれについて、
    そのメタデータの対象となる動画像中の一部もしくは全
    体に対して編集・加工などの操作が行われた場合に、前
    記メタデータの識別情報から、そのメタデータの再計算
    が可能な場合には、再計算を行い、その結果に従い、前
    記メタデータを変更するとともに、前記メタデータの有
    効性に関する情報を記録する手段を更に備えることを特
    徴とする請求項5又は9のいずれかに記載の動画像管理
    装置。
  18. 【請求項18】 前記メタデータのそれぞれについて、
    そのメタデータの対象となる動画像中の一部もしくは全
    体に対して編集・加工などの操作が行われた場合に、前
    記メタデータの識別情報から、そのメタデータの再計算
    が不可能な場合には、前記メタデータが無効になる可能
    性に関する情報を、前記メタデータの有効性に関する情
    報の記憶領域へ転写する手段を更に備えることを特徴と
    する請求項5又は9のいずれかに記載の動画像管理装
    置。
  19. 【請求項19】 前記メタデータの有効性情報を参照
    し、メタデータの一部または全部が有効でなかった場合
    に、前記メタデータの識別情報から、そのメタデータの
    再計算が可能な場合には、再計算を行い、その結果に従
    い、前記メタデータを変更するとともに、前記メタデー
    タの有効性に関する情報を記録する手段を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項5又は9のいずれかに記載の動画
    像管理装置。
  20. 【請求項20】 記憶媒体上に記録された複数の動画像
    に対し、その動画像中の一部もしくは全体に対して1つ
    もしくは複数のメタデータを記録し、管理する方法であ
    って、 前記メタデータのそれぞれについて、そのメタデータの
    対象となる動画像中の一部もしくは全体に対して編集・
    加工などの操作が行われた場合に、そのメタデータが無
    効になる可能性に関する情報を記録する工程と、 前記メタデータのそれぞれについて、そのメタデータの
    有効性に関する情報として、前記無効可能性情報と同一
    格納形式で、有効性情報を記録する工程とを備えること
    を特徴とする動画像管理方法。
  21. 【請求項21】 記憶媒体上に記録された複数の動画像
    に対し、その動画像中の一部もしくは全体に対して1つ
    もしくは複数のメタデータを記録し、管理する方法であ
    って、 前記メタデータは1つもしくは複数の値を有し、 前記メタデータのそれぞれについて、そのメタデータの
    対象となる動画像中の一部もしくは全体に対して編集・
    加工などの操作が行われた場合に、そのメタデータが無
    効になる可能性として、有効/無効/一部だけ有効の情報
    を記録する工程と、 前記メタデータのそれぞれについて、そのメタデータの
    有効性に関する情報として、前記無効可能性情報と同一
    格納形式で、有効/無効/一部だけ有効の有効性情報を記
    録する工程とを備えることを特徴とする動画像管理方
    法。
  22. 【請求項22】 記憶媒体上に記録された複数の動画像
    に対し、その動画像中の一部もしくは全体に対して1つ
    もしくは複数のメタデータを記録し、管理する方法であ
    って、前記メタデータは1つもしくは複数の値を有し、 前記メタデータのそれぞれについて、そのメタデータの
    対象となる動画像中の一部もしくは全体に対して編集・
    加工などの操作が行われた場合に、そのメタデータとそ
    の値が無効になる可能性に関する情報を記録する工程
    と、 前記メタデータのそれぞれについて、そのメタデータと
    その値の有効性に関する情報として、前記無効可能性情
    報と同一格納形式で、有効性情報を記録する工程とを備
    えることを特徴とする動画像管理方法。
  23. 【請求項23】 請求項20乃至22のいずれかに記載
    の動画像管理方法をコンピュータによって実行させるた
    めの制御プログラム。
  24. 【請求項24】 請求項20乃至22のいずれかに記載
    の動画像管理方法をコンピュータによって実行させるた
    めの制御プログラムを格納する記憶媒体。
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