JP2003254989A - 加速度センサ - Google Patents

加速度センサ

Info

Publication number
JP2003254989A
JP2003254989A JP2002058126A JP2002058126A JP2003254989A JP 2003254989 A JP2003254989 A JP 2003254989A JP 2002058126 A JP2002058126 A JP 2002058126A JP 2002058126 A JP2002058126 A JP 2002058126A JP 2003254989 A JP2003254989 A JP 2003254989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric
electrode
cells
piezoelectric element
layers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002058126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3966025B2 (ja
Inventor
Jiyun Tahoda
純 多保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2002058126A priority Critical patent/JP3966025B2/ja
Priority to US10/378,605 priority patent/US6807859B2/en
Publication of JP2003254989A publication Critical patent/JP2003254989A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3966025B2 publication Critical patent/JP3966025B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P15/09Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by piezoelectric pick-up
    • G01P15/0922Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by piezoelectric pick-up of the bending or flexing mode type

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pressure Sensors (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電荷感度と電圧感度との積であるエネルギーを
できるだけ落とさずに、電圧感度を高くし、内部ノイズ
の要因が大きい使用環境に適した加速度センサを提供す
る。 【解決手段】加速度センサ1Aは、圧電素子2と、圧電
素子の長さ方向両端部を支持する支持部材10,11と
を備える。圧電素子2は2層の圧電体層2a,2bを積
層したものであり、圧電体層2a,2bは加速度が加わ
った時に長さ方向に応力が逆転する2つの境界B1,B
2によって長さ方向に3つのセル1)〜3)、4)〜6)に分割
されている。2層の圧電体層2a,2bはそれぞれ、長
さ方向に並んだセルの分極方向が同一方向となるように
厚み方向に分極される。一方の圧電体層2aの3つのセ
ル1)〜3)と、他方の圧電体層2bの3つのセル4)〜6)と
がそれぞれ直列接続され、かつ両層のセルが並列接続さ
れるように、層間電極3a,3bと主面電極5a,5
b,6a,6bとが設けられる。圧電素子2の長さ方向
の異なる端部に電極5a,6aと電極3bとが引き出さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電素子を用いた加
速度センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電セラミックスを利用した加速
度センサとして、特開平6−273439号公報には、
2枚の圧電セラミックス層を貼り合わせ、各層を加速度
が加わった時に長さ方向に応力が逆転する2つの境界に
よって長さ方向に3つの領域に分割し、これらを並列に
接続した後、2つの層を直列に接続した構造のものが提
案されている。図8はこの加速度センサの加速度Gが作
用した時の発生電荷およびその回路を示す。また、特開
2000−121661号公報には、2枚の圧電セラミ
ックス層を貼り合わせ、各層を加速度が加わった時に長
さ方向に応力が逆転する2つの境界によって長さ方向に
3つの領域に分割するとともに、これらを並列に接続し
た後、2つの層をさらに並列に接続した構造の加速度セ
ンサが提案されている。図9はこの加速度センサの加速
度Gが作用した時の発生電荷およびその回路を示す。
【0003】前者の場合には、1つの層内における3つ
の領域で構成されるセル1)〜3)と4)〜6)とがそれぞれ並
列接続され、後者の場合には、2つの層における6つの
セル1)〜6)が並列接続される。そのため、各層のセルで
発生する電圧が加算されず、各層で発生する電圧感度が
低く、高い感度を必要とする用途には十分対応できなか
った。特に後者の場合には、6個のセル1)〜6)がすべて
並列に接続されるので、前者に比べて電圧感度がさらに
半分になる。電圧感度を高くするには、センサに接続さ
れる電圧アンプのゲインを上げればよい。しかし、アン
プのゲインを上げると、アンプの入力に加わるノイズ成
分も増幅されるので、S/N比が悪化し、微小な加速度
を測定する目的には効果がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、圧電セラミ
ックスを利用した加速度センサでは、それ自体からノイ
ズが発生することはない。ノイズの発生源は、センサと
回路の入力端子との間に侵入する外部ノイズと、アンプ
を構成するオペアンプの入力段に発生する入力換算電圧
ノイズに起因する内部ノイズとに大別される。これらノ
イズを説明するために、図10にチャージアンプの例
を、図11に電圧アンプの例を示す。ここで、センサS
は電圧感度Vs、電荷感度Qs、静電容量Csの特性を
持つとする。なお、Qs=Vs×Csの関係があること
は知られている。このとき、両アンプ方式での回路込み
でのG感度は、表1のようになる。チャージアンプでは
電荷感度Qsに比例し、電圧アンプでは電圧感度Vsに
比例する。
【0005】
【表1】
【0006】次に、外部ノイズについて考える。外部ノ
イズVnはセンサSとアンプOPの入力端子とのライン
に容量Ccで静電的に結合され、そのノイズ源の大きさ
をVnとする。外部ノイズはそれぞれアンプを通した出
力として、表1のような外部ノイズ電圧Vonとなって現
れる。なお、ノイズでは極性は重要ではないため、表1
では全ての項目で絶対値として表してある。チャージア
ンプでは、結合容量Ccと帰還容量C1とで反転アンプ
が形成され、外部ノイズ電圧はVnにこの増幅率(Cc
/C1)を掛けた大きさになる。電圧アンプでは、結合
容量CcとセンサSの容量Csで分圧された後、ボルテ
ージフォロワーとして出力される。ここで、S/N比の
逆数として、ノイズの大きさをGのレベルで表すG換算
ノイズを定義すると、G換算ノイズはノイズ電圧/G感
度となる。G換算ノイズが例えば100mGとすると、
回路出力に加速度の印加がない場合でも、常に100m
Gに相当するノイズが発生するため、それ以下の加速度
は測れないことになる。G換算外部ノイズは、両回路で
表1のようになる。これから、G換算外部ノイズは、回
路方式に関係なく、電荷感度Qsが大きいほど小さく、
より小さな加速度が測れることになる。
【0007】一方、内部ノイズ電圧は、表1のようにな
る。内部ノイズEnはオペアンプOPの正の入力端子に
発生するため、チャージアンプではセンサSの容量Cs
と帰還容量C1とで非反転アンプが形成され、Enにこ
れら増幅率を掛けて出力される。電圧アンプでは、ゲイ
ン1のボルテージフォロワーになっているため、Enが
そのまま出力される。これから、G換算内部ノイズは、
これらノイズ電圧VonをG感度Vosで割ることで、表1
のようになる。これより、G換算内部ノイズは、回路方
式に関係なく電圧感度Vsが大きいほど小さく、より小
さな加速度が測れることになる。
【0008】以上のことから、電荷と電圧の両感度とも
大きなセンサが優れることになるが、これらの積である
Qs・Vs/2は、加速度によって発生するエネルギー
Esに相当し、これを大きくすることは、形状が大きく
なるなど問題を生じる。ところで、ここで説明した外部
ノイズはプリント回路基板のレイアウト等に依存し、ま
た内部ノイズは使用されるオペアンプ等のアンプ特性に
依存する。したがって、センサとしては使用される機器
の状態に応じて、両者の積であるエネルギーEsをでき
るだけ落とさずに、電荷感度Qsまたは電圧感度Vsの
どちらかをより重視した特性に合わせ込むことが有効に
なる。これからすると、先に述べた2つの公報に記載さ
れたセンサでは電荷感度が大きいため、外部ノイズが大
きい用途には適するが、電圧感度が小さいため、内部ノ
イズが大きな用途には向かないことになる。
【0009】そこで、本発明の目的は、電荷感度と電圧
感度との積であるエネルギーをできるだけ落とさずに、
電圧感度を高くし、内部ノイズの要因が大きい使用環境
に適した加速度センサを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、圧電素子と、この圧電素子
の長さ方向両端部を支持する支持部材とを備え、上記圧
電素子は2層以上の圧電体層を積層したものであり、上
記外側の2層の圧電体層は、加速度が加わった時に長さ
方向に応力が逆転する2つの境界によって長さ方向に3
つの領域に分割されており、上記外側の2層の圧電体層
のぞれぞれにおいて、各領域で構成されるセルが厚み方
向に同一方向に分極されており、上記長さ方向に配列さ
れた3つのセルが電気的に直列に接続されるように、上
記圧電素子の表裏主面および層間に電極が設けられてい
ることを特徴とする加速度センサを提供する。
【0011】本発明に係る加速度センサの場合、外側の
2層の圧電体層内において、長さ方向に配列された3つ
のセルが電気的に直列に接続されるため、従来のように
並列接続されたものに比べて電圧感度を相対的に高くす
ることができる。一方、電荷感度は低下するが、積であ
るエネルギーは従来のものと大差なくすることができ
る。つまり、発生エネルギーの劣化を抑えながら、電圧
感度を高くすることで、内部ノイズが大きな用途に適し
た加速度センサを得ることができる。また、外側の2つ
の圧電体層の3つのセルまたは2つの圧電体層の6つの
セルが直列接続されているので、たとえ特定のセルで電
極間の絶縁抵抗が劣化しても他のセルは特性を維持でき
るので、センサ特性としての劣化を緩和できる。したが
って、必要な絶縁性を低くできる分、層厚を薄くし、感
度を上げることが可能となる。
【0012】また、従来の加速度センサでは、長さ方向
に3分割された各セルのうち、隣合うセルで分極方向が
逆転しているため、分極時には外部電極を3つのセルに
分割し、分極方向に応じた電圧を印加した後、これら外
部電極を接続するための電極を形成するという作業が必
要であった。これに対し、本発明の加速度センサでは、
2層の圧電体層のぞれぞれにおいて、1つの圧電体層内
における3つのセルが同一方向に分極されているため、
長さ方向で分極方向を逆転させる必要がなく、最初から
最終形状の電極を形成しておくことができる。したがっ
て、分極作業および電極の形成作業が簡素化され、製造
コストを低減できる。なお、本発明の圧電素子は、2層
の圧電体層を積層したものに限らず、3層以上の圧電体
層を積層したものでもよい。
【0013】請求項2は、本発明にかかる加速度センサ
の一例の分極方向および電極形状を特定したものであ
る。すなわち、外側の2層の圧電体層の全てのセルを同
一方向に分極し、圧電素子の表裏主面の電極を2つの境
界のうち一方の境界で長さ方向に2分割し、圧電素子の
層間電極を2つの境界のうち他方の境界で長さ方向に2
分割し、圧電素子の長さ方向の一端部に表裏主面の電極
を引き出し、他端部に層間電極を引き出したものであ
る。この場合には、各層の3つのセルが直列接続され、
かつ2つの層が並列接続される。そのため、電圧感度が
図8に示す従来例に比べて1.5倍、図9に示す従来例
に比べて3倍となり、電荷感度は図8に示す従来例に比
べて0.6倍、図9に示す従来例に比べて0.3倍とな
るが、エネルギー的には0.9倍となり、ほぼ同じとな
る。したがって、エネルギーをできるだけ落とさずに、
電圧感度を高くすることができ、内部ノイズが大きい用
途に適した加速度センサを実現できる。また、全てのセ
ルの分極方向が同一方向であるから、製造工程が簡素と
なり、製造コストを低減できる。
【0014】請求項3は、本発明にかかる加速度センサ
の他の例の分極方向および電極形状を特定したものであ
る。すなわち、外側の一方の圧電体層のセルと他方の圧
電体層のセルとを逆方向に分極し、圧電素子の表側主面
の電極を2つの境界のうち一方の境界で長さ方向に2分
割し、圧電素子の裏側主面の電極を2つの境界のうち他
方の境界で長さ方向に2分割し、圧電素子の層間電極を
2つの境界で長さ方向に3分割し、圧電素子の長さ方向
の一端部に表側主面の電極を引き出し、他端部に裏側主
面の電極を引き出したものである。この場合には、2つ
の層の6つのセルが直列接続される。そのため、電圧感
度が図8に示す従来例に比べて3倍、図9に示す従来例
に比べて6倍となり、電荷感度は図8に示す従来例に比
べて0.3倍、図9に示す従来例に比べて0.15倍と
なるが、エネルギー的には0.9倍となり、ほぼ同じと
なる。したがって、エネルギーをできるだけ落とさず
に、電圧感度を高くすることができ、内部ノイズが大き
い用途に適した加速度センサを実現できる。また、各層
の長さ方向の3つのセルの分極方向が同一方向であるか
ら、製造工程が簡素となり、製造コストを低減できる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明にかかる加速
度センサの第1実施例を示す。この加速度センサ1A
は、圧電素子(検出素子)2の長さ方向両端部を断面コ
字形の一対の支持枠(支持部材)10,11で両端支持
したものである。支持枠10,11は圧電素子2と熱膨
張係数がほぼ等しい絶縁性セラミック等で構成されてい
る。支持枠10,11の内面には、加速度Gが作用した
時に圧電素子2が撓み得る空間を形成するための凹部1
0a,11aが形成されている。
【0016】この実施例の圧電素子2は、短冊形状の薄
肉な圧電セラミックよりなる2層の圧電体層2a,2b
を積層し、一体に焼成したものである。各層の厚みは、
電荷感度を高めるため、例えば100μm以下の層厚に
形成するのがよい。圧電素子2の層間には電極3a,3
bが設けられ、表裏主面に電極5a,5bおよび6a,
6bが設けられている。2つの圧電体層2a,2bは、
加速度Gが印加されたときに応力が逆転する2つの境界
B1,B2によって長さ方向に3つの領域に分割されて
おり、それぞれの領域が6個のセル1)〜6)を構成してい
る。そして、全てのセルが厚み方向に同一方向に分極さ
れている。図1,図2,図4に分極方向Pを太線矢印で
示してある。
【0017】層間電極3a,3bは、境界B2で長さ方
向に2分割されている。層間電極3aは4つのセル1),
2)と4),5)との間に連続的に形成されており、その一端
は圧電素子2の左端面の手前で終端となり、他端は境界
B2の直前で終端となっている。また、層間電極3bは
セル3)と6)との間に設けられており、その一端は他方の
境界B2の直前で終端となり、他端は圧電素子2の右端
面へ引き出されている。
【0018】表裏主面の電極5a,5bおよび6a,6
bは、境界B1で長さ方向に2分割されている。主面電
極5a,6aの一端は圧電素子2の左端面へ引き出さ
れ、他端は境界B1の直前で終端となっている。また、
主面電極5b,6bの一端は境界B1の直前で終端とな
り、他端は圧電素子の右端面の手前で終端となってい
る。つまり、主面電極5a,6aはそれぞれセル1)と4)
の表面に形成され、主面電極5b,6bはそれぞれセル
2),3)の表面およびセル5),6)の表面に形成されてい
る。
【0019】支持枠10,11の両端面を含む圧電素子
2の長さ方向両端面には、外部電極7,8が形成されて
いる。一方の端面に形成された外部電極7は、表主面の
電極5aおよび裏主面の電極6aと導通しており、他方
の端面に形成された外部電極8は、層間電極3bと導通
している。
【0020】上記のように層間電極3a,3b、表裏電
極5a,5b、6a,6b、外部電極7,8を設けるこ
とで、図3に示されるような回路が構成される。すなわ
ち、一方の圧電体層2aにおいて、長さ方向に配列され
た3つのセル1)〜3)が直列に接続され、他方の圧電体層
2bにおいても、長さ方向に配列された3つのセル4)〜
6)が直列に接続されている。そして、一方の層2aに設
けられたセル1)〜3)で構成される回路と、他方の層2b
に設けられたセル4)〜6)で構成される回路とが電気的に
並列接続されている。なお、図3に示されるように、セ
ル1)とセル2)との接続部と、セル4)とセル5)との接続部
とが層間電極3aを介して接続されることになるが、上
下2層の圧電体層2a,2bは対称形状であるから、こ
れら接続部の電位は同電位となる。そのため、上記接続
部が接続されているかいないかに拘わらず、回路的には
同じ特性となる。
【0021】上記加速度センサ1Aに加速度Gが作用し
た場合の発生電荷について、図4を参照して説明する。
図4に矢印で示すように下向きの加速度Gが作用する
と、慣性によって圧電素子2の中央部が図4の上方へ凸
となるよう変位する。そのため、上側の圧電体層2aの
中央部のセル2)には引張応力が作用し、両端部のセル
1),3)には圧縮応力が作用する。逆に、下側の圧電体層
2bの中央部のセル5)には圧縮応力が作用し、両端部の
セル4),6)には引張応力が作用する。上記応力と分極方
向Pとの関係に基づいて、表主面の一方の電極5aには
プラスの電荷が発生し、他方の電極5bには境界B2を
間にして片側にはマイナス、他側にはプラスの電荷が発
生する。他方、裏主面の一方の電極6aにはプラスの電
荷が発生し、他方の電極6bには境界B2を間にして片
側にはマイナス、他側にはプラスの電荷が発生する。こ
れと対応する層間電極3aには境界B1を間にして片側
にはマイナスの電荷が発生し、他側にはプラスの電荷が
発生する。上記電極5b,6b,3aの発生電荷は互い
にキャンセルし合う。そして、層間電極3bにはマイナ
スの電荷が発生する。その結果、プラスの電荷は電極5
a,6aと接続された外部電極7から取り出され、マイ
ナスの電荷は電極3bと接続された外部電極8から取り
出される。
【0022】上記圧電素子2は、例えば次のようにして
製造することができる。まず2層の圧電セラミックスの
グリーンシートを準備し、一方のグリーンシートに層間
電極3a,3bにあたる電極ペーストを印刷し、その上
に他方のグリーンシートを積層圧着し、焼成する。その
後、表裏の主面電極5a,5b,6a,6bとして電極
ペーストを印刷した後、焼成する。次に主面電極間、ま
たは主面電極と層間電極との間に所定の電圧を印加して
分極処理する。分極に層間電極3a,3bを用いる場
合、図2では層間電極3aが外部に引き出されていない
が、紙面の厚み方向に引き出せばよい。その後、2層の
圧電セラミックス板を所定の大きさにカットすること
で、圧電素子2を得ることができる。なお、別の製造方
法として、予め焼成した2枚の圧電セラミックス板に、
層間電極と主面電極とを印刷、焼成した後、接着剤によ
って貼り合わせてもよい。
【0023】表2は、各セル1)〜6)を独立の構成とした
場合に、加速度が加わった時の各セルの電気的特性を示
す。ここでは、各セルに発生する電圧感度Vは等しく、
両端のセル1),3),4),6)に比べて、中央部のセル2),
5)の面積がほぼ2倍であるため、電荷感度Q,静電容量
Cは2倍になる。また、エネルギーE=V×Q/2であ
るから、セル2),5)のエネルギーは他のセルのエネルギ
ーの2倍になる。
【0024】
【表2】
【0025】表3は、図8,図9に示された従来の加速
度センサと、本発明の第1実施例の加速度センサ1Aお
よび後述する第2実施例の加速度センサ1Bとについ
て、電圧感度、電荷感度、静電容量およびエネルギーを
比較したものである。
【0026】
【表3】
【0027】表3から明らかなように、加速度センサ1
Aでは、圧電体層2a内で3つのセル1),2),3)が直列
接続され、圧電体層2b内でも3つのセル4),5),6)が
直列接続されるので、各セルの電圧が加算され、各層毎
の発生電位が高くなる。そのため、電圧感度を従来のよ
うな並列接続型(図8,図9参照)に比べて1.5倍〜
3倍に高めることができる。一方、エネルギーの点で
は、従来例が4Eであるのに対し、第1実施例では3.
6Eであり、大差がないことがわかる。これにより、第
1実施例の加速度センサ1Aでは、発生エネルギーの劣
化を抑えながら、センサの感度特性として、相対的に電
圧感度を高めることができる。そのため、内部ノイズの
要因が大きな使用環境に適したセンサを提供できる。
【0028】主面電極と層間電極は、圧電体層2a,2
bの上下面で対向しており、しかも各層2a,2bの厚
みは例えば100μm以下と非常に薄い。厚みを含めた
形状による特性は、 電荷感度Q=kd・WL3 /T 電圧感度V=kg・L2 で表される。ここで、L:支持枠で挟まれる長さ、W:
検出素子の幅、T:検出素子の厚み、g,d:圧電定
数、k:その他の係数である。上式から明らかなよう
に、層厚が薄いほど電荷感度が高い。一方、電圧感度は
厚みに関係しないため、エネルギーは層厚が薄いほど高
くなる。そのため、できるだけ層厚を薄くすれば、感度
の高いセンサを構成できる。他方で、主面電極と層間電
極は圧電体層の側面で厚み分のギャップをもって絶縁性
を維持する必要がある。層厚を薄くすると、両電極の絶
縁抵抗の確保が困難になる。特に、両電極間の絶縁低下
は、側面にわたり均一に起こるのではなく、加工時の不
純物などと検出部を囲むパッケージに侵入した水分とが
反応して、局部的に起こることが多い。本実施例では、
各層のセルが3つの直列接続となっており、例え特定の
セルで電極間の絶縁抵抗が劣化しても、残る2つのセル
は特性を維持できるため、センサ特性としての劣化の程
度を緩和できる。最悪の場合、1つのセルが完全にショ
ートしても、残りの2つのセルによって2/3の特性を
確保できる。したがって、必要な絶縁性程度を低くでき
る分、層厚を薄くし、感度を上げることが可能になる。
【0029】従来例(図8,図9)の場合、長手方向の
3つの領域で分極方向を逆転させる必要があり、そのた
め分極時には外部電極を3つの領域に分割して形成し、
分極方向に応じた電圧を印加した後、これら外部電極を
相互に接続するという作業が必要である。これに対し、
本実施例では、長手方向の分極方向が全て同じ方向であ
るから、最初から表裏の主面電極を形成し、これら主面
電極を用いて分極を行うことができる。そのため、作業
性が向上し、製造コストを低減できる。
【0030】図5〜図7は本発明に係る加速度センサの
第2実施例を示す。この実施例の加速度センサ1Bは、
圧電素子2を構成する2層の圧電体層2a,2bの分極
方向を逆方向とするとともに、層間電極を3分割し、裏
面側の主面電極6a,6bを表面側の主面電極5a,5
bと点対称形状としたものである。なお、第1実施例と
同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0031】層間電極3a,3b,3cは、境界B1,
B2で長さ方向に3分割されており、いずれの層間電極
も圧電素子2の長さ方向の端面まで引き出されていな
い。したがって、外部電極7,8とは導通していない。
表面に設けられた主面電極5a,5bは境界B1で長さ
方向に2分割されており、主面電極5aの一端は圧電素
子2の左端面へ引き出され、他端は境界B1の直前で終
端となっている。また、主面電極5bの一端は境界B1
の直前で終端となり、他端は圧電素子の右端面の手前で
終端となっている。裏面に設けられた主面電極6a,6
bは境界B2で長さ方向に2分割されており、主面電極
6aの一端は圧電素子2の左端面の手前で終端となり、
他端は境界B2の直前で終端となっている。また、主面
電極6bの一端は境界B2の直前で終端となり、他端は
圧電素子2の右端面まで引き出されている。つまり、圧
電素子2で発生した電荷を取り出すため、表面の主面電
極5aが外部電極7と接続され、裏面の主面電極6bが
外部電極8と接続されている。この場合、6個のセル1)
〜6)は、図6に示すように、すべて直列接続となる。
【0032】この加速度センサ1Bに加速度Gが作用す
ると、図7に示すように、上側の圧電体層2aの中央部
のセル2)には引張応力が作用し、両端部のセル1),3)に
は圧縮応力が作用する。逆に、下側の圧電体層2bの中
央部のセル5)には圧縮応力が作用し、両端部のセル4),
6)には引張応力が作用する。上記応力と分極方向Pとの
関係に基づいて、表主面の一方の電極5aにはプラスの
電荷が発生し、他方の電極5bには境界B2を間にして
片側にはマイナス、他側にはプラスの電荷が発生する。
他方、裏主面の一方の電極6aには境界B1を間にして
片側にはマイナス、他側にはプラスの電荷が発生し、他
方の電極6bにはマイナスの電荷が発生する。また、層
間電極3a,3b,3cには、それぞれマイナスとプラ
スの両方の電荷が発生し、キャンセルし合う。その結
果、プラスの電荷は電極5aと接続された外部電極7か
ら取り出され、マイナスの電荷は電極6bと接続された
外部電極8から取り出される。
【0033】第2実施例の加速度センサ1Bでは、全て
のセル1)〜6)が直列に接続されていることから、表3に
示すように、電圧感度が6Vとなり、従来例は勿論、第
1実施例より電圧感度が高くなる。一方、エネルギーの
点では、従来例が4Eであるのに対し、3.6Eであ
り、大差がない。そのため、本実施例の加速度センサ1
Bでは、発生エネルギーの劣化を抑えながら、センサの
感度特性としての電圧感度を高めることができる。ま
た、第1実施例と同様に、いずれかのセルの絶縁抵抗が
劣化しても、直列接続された他のセルには影響を与えな
いので、特性劣化を抑制できる。つまり、絶縁抵抗の低
下による影響を緩和できるので、圧電体層2a,2bを
一層薄くでき、高感度の加速度センサを実現できる。ま
た、各層2a,2bに設けられる3つのセルの分極方向
がそれぞれ同一方向であるから、分極処理が容易にな
る。
【0034】本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。例えば、図5に示された第2実施例の加速度セン
サ1Bでは、圧電体層2a,2bの分極方向Pを相反方
向としたが、これとは逆に、対向方向としても同様の作
用効果を有する。但し、発生電荷の極性が逆になる。ま
た、加速度センサ1A,1Bを3層以上の圧電体層で構
成することも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に係る加速度センサによれば、外側の2層の圧電体層内
において、長さ方向に配列された3つのセルが電気的に
直列に接続されるため、並列接続されたものに比べて電
圧感度を相対的に高くすることができる。一方、電荷感
度は低下するが、電圧感度と電荷感度との積であるエネ
ルギーは従来のものと大差なくすることができる。つま
り発生エネルギーの劣化を抑えながら、電圧感度を高く
することで、内部ノイズが大きな用途に適した加速度セ
ンサを得ることができる。また、外側の2つの圧電体層
の3つのセルまたは2つの圧電体層の6つのセルが直列
接続されているので、その内の1つのセルで電極間の絶
縁抵抗が劣化しても、他のセルは特性を維持でき、セン
サ特性としての劣化を緩和できる。したがって、必要な
絶縁性を低くできる分だけ層厚を薄くでき、感度を上げ
ることが可能となる。さらに、本発明の加速度センサで
は、1つの圧電体層内における3つのセルが同一方向に
分極されているため、長さ方向で分極方向を逆転させる
必要がなく、最初から主面電極を形成して分極を行うこ
とができる。したがって、製造工程が簡素化され、製造
コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる加速度センサの第1実施例の斜
視図である。
【図2】図1に示した加速度センサの正面図である。
【図3】図1に示した加速度センサの回路図である。
【図4】図1に示した加速度センサの加速度Gの印加時
における作動説明図である。
【図5】本発明にかかる加速度センサの第2実施例の正
面図である。
【図6】図5に示す加速度センサの回路図である。
【図7】図5に示す加速度センサの加速度Gの印加時に
おける作動説明図である。
【図8】従来の加速度センサの一例の加速度印加時の動
作説明図および回路図である。
【図9】従来の加速度センサの他の例の加速度印加時の
動作説明図および回路図である。
【図10】チャージアンプの一例の回路図である。
【図11】電圧アンプの一例の回路図である。
【符号の説明】
1A,1B 加速度センサ 2 圧電素子 3a,3b,3c 層間電極 5a,5b,6a,6b 主面電極 7,8 外部電極 10,11 支持枠(支持部材) 1)〜6) セル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電素子と、この圧電素子の長さ方向両端
    部を支持する支持部材とを備え、上記圧電素子は2層以
    上の圧電体層を積層したものであり、上記外側の2層の
    圧電体層は、加速度が加わった時に長さ方向に応力が逆
    転する2つの境界によって長さ方向に3つの領域に分割
    されており、上記外側の2層の圧電体層のぞれぞれにお
    いて、各領域で構成されるセルが厚み方向に同一方向に
    分極されており、上記長さ方向に配列された3つのセル
    が電気的に直列に接続されるように、上記圧電素子の表
    裏主面および層間に電極が設けられていることを特徴と
    する加速度センサ。
  2. 【請求項2】上記外側の2層の圧電体層の全てのセルが
    同一方向に分極されており、上記圧電素子の表裏主面の
    電極は、上記2つの境界のうち一方の境界で長さ方向に
    2分割されており、上記圧電素子の層間電極は、上記2
    つの境界のうち他方の境界で長さ方向に2分割されてお
    り、上記圧電素子の長さ方向の一端部に表裏主面の電極
    が引き出され、他端部に層間電極が引き出されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の加速度センサ。
  3. 【請求項3】上記外側の一方の圧電体層のセルと他方の
    圧電体層のセルとが逆方向に分極されており、上記圧電
    素子の表側主面の電極は、上記2つの境界のうち一方の
    境界で長さ方向に2分割されており、上記圧電素子の裏
    側主面の電極は、上記2つの境界のうち他方の境界で長
    さ方向に2分割されており、上記圧電素子の層間電極
    は、上記2つの境界で長さ方向に3分割されており、上
    記圧電素子の長さ方向の一端部に表側主面の電極が引き
    出され、他端部に裏側主面の電極が引き出されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の加速度センサ。
JP2002058126A 2002-03-05 2002-03-05 加速度センサ Expired - Lifetime JP3966025B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002058126A JP3966025B2 (ja) 2002-03-05 2002-03-05 加速度センサ
US10/378,605 US6807859B2 (en) 2002-03-05 2003-03-05 Acceleration sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002058126A JP3966025B2 (ja) 2002-03-05 2002-03-05 加速度センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003254989A true JP2003254989A (ja) 2003-09-10
JP3966025B2 JP3966025B2 (ja) 2007-08-29

Family

ID=28034818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002058126A Expired - Lifetime JP3966025B2 (ja) 2002-03-05 2002-03-05 加速度センサ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6807859B2 (ja)
JP (1) JP3966025B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011191325A (ja) * 2011-07-07 2011-09-29 Yamatake Corp サーボ型センサ
JP2018133647A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 新日本無線株式会社 圧電素子
US10559740B2 (en) 2016-09-26 2020-02-11 Seiko Epson Corporation Driving device, piezoelectric motor, electronic component conveyance apparatus, and robot

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6933662B2 (en) * 2002-10-31 2005-08-23 The Boeing Company Electrostrictive compound actuator
WO2008116882A1 (en) * 2007-03-26 2008-10-02 Noliac A/S A 3-axial accelerometer
US7709997B2 (en) * 2008-03-13 2010-05-04 Ultrashape Ltd. Multi-element piezoelectric transducers
US20130135264A1 (en) * 2011-11-29 2013-05-30 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Multilayer piezoelectric thin film resonator structure
JP2019007749A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 ヤマハ株式会社 圧力センサー

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4431935A (en) * 1981-09-15 1984-02-14 Rockwell International Corporation Sensor structure incorporating multiple piezoelectric generators
JP2780594B2 (ja) 1993-03-19 1998-07-30 株式会社村田製作所 加速度センサ
DE69403252T2 (de) 1993-03-19 1997-09-25 Murata Manufacturing Co Beschleunigungsmessaufnehmer
US5914556A (en) * 1994-09-09 1999-06-22 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric element and method of manufacturing the same
US6050144A (en) * 1997-06-04 2000-04-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Acceleration sensor
JP3339425B2 (ja) 1998-10-19 2002-10-28 株式会社村田製作所 加速度センサ及び加速度検出装置
JP3574898B2 (ja) * 2001-01-12 2004-10-06 株式会社村田製作所 加速度センサおよびその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011191325A (ja) * 2011-07-07 2011-09-29 Yamatake Corp サーボ型センサ
US10559740B2 (en) 2016-09-26 2020-02-11 Seiko Epson Corporation Driving device, piezoelectric motor, electronic component conveyance apparatus, and robot
JP2018133647A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 新日本無線株式会社 圧電素子

Also Published As

Publication number Publication date
US6807859B2 (en) 2004-10-26
JP3966025B2 (ja) 2007-08-29
US20030172733A1 (en) 2003-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09148174A (ja) 積層セラミックコンデンサの構造
US6710519B2 (en) Acceleration sensor and method of manufacturing the same
JPH1062445A (ja) 加速度センサ
JP3966025B2 (ja) 加速度センサ
US6766690B2 (en) Acceleration sensor
JP4692546B2 (ja) 加速度センサ及びその製造方法
JP3339425B2 (ja) 加速度センサ及び加速度検出装置
JP3966020B2 (ja) 加速度センサ
JP6972630B2 (ja) 圧電センサ
JP2017204506A (ja) 圧電素子および圧電素子の製造方法
JP2004226294A (ja) 静圧動圧検知センサ
JP2002246666A (ja) 積層圧電アクチュエータ
JP4894363B2 (ja) 加速度センサ
JP3358669B2 (ja) 積層型圧電セラミックアクチュエータ
JPH07260819A (ja) 加速度センサ
JPH0526780Y2 (ja)
JPH11204852A (ja) 圧電トランス
JPH11204851A (ja) 圧電トランス
JPH0666827A (ja) 加速度センサ
JPH08335846A (ja) 圧電部品
JP3184991B2 (ja) 積層型圧電アクチュエータ
JP2015171185A (ja) 発電部材及びその製造方法
JP3567330B2 (ja) 積層型圧電セラミックアクチュエータ
JPH11346015A (ja) 圧電トランス
JPH0964433A (ja) 圧電セラミックトランス及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3966025

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130608

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130608

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term