JPH0666827A - 加速度センサ - Google Patents

加速度センサ

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JPH0666827A
JPH0666827A JP21620792A JP21620792A JPH0666827A JP H0666827 A JPH0666827 A JP H0666827A JP 21620792 A JP21620792 A JP 21620792A JP 21620792 A JP21620792 A JP 21620792A JP H0666827 A JPH0666827 A JP H0666827A
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Yasunori Otsuki
靖則 大槻
Hideo Suzuki
秀夫 鈴木
Tetsuo Yoshida
哲男 吉田
Yoshiaki Fuda
良明 布田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感度が高く、焦電効果にによる影響を受け
ず、破損しにくい加速度センサを得ること。 【構成】 偶数層の圧電セラミックスシート(10-1
〜)と電極層(11-a〜,12-a〜)が交互に積層さ
れ、同時焼結して得られる積層型セラミックスバイモル
フ形の加速度センサであって、積層体(10)の中心の
電極層(12-b)と上下の電極層間の圧電セラミックス
シートは厚み方向で同じ向きに分極され、他の圧電セラ
ミックスシートは電極層に対向する向きに分極され、積
層体中心の電極層(12-b)を−電極層とし、−電極層
より上下に1つおきの電極層を並列接続し共通−電極
(13)とし、該−電極層以外の全ての電極層を並列接
続して共通+電極(14)とした加速度センサ。圧電セ
ラミックスシートの分極の向きと電極層の組合わせには
別の形式もある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の衝突時の安全確
保用のエアバックなどの安全装置に、或いは悪路におけ
る乗り心地の改善などに用いられる加速度センサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から加速度の検出には種々の方式の
ものが実用化されている。その中でも圧電セラミックス
を用いた加速度センサは、構造が簡単で高温での使用が
可能であることから、各種機械の振動検出および自動車
のエンジンのノッキング検出などに広く使用されてい
る。
【0003】圧電セラミクが加速度センサとして使用で
きるのは、加速度αに比例する力Fを圧電セラミックス
に加えると両端の電極に電圧V(電荷Q)が生じ、この
電圧Vから加速度αが求まるからである。これを数式で
表せば F=k1 *α …(1) V(Q)=k2 *F …(2) となる。ここに、k1 及びk2 は比例定数である。
【0004】図8は従来の圧電方式の加速度センサの圧
電素子部の断面図であり、金属薄板5と、圧電セラミッ
クス6-a,6-b(板状もしくはリング状)と、接着剤7
とにより構成されており、圧電セラミックスの上下両端
面には電極8-a,8-bが形成されており、一方を出力電
極もう他方をアース電極とする。この圧電素子を厚さ方
向に振動すると、上記のような電圧(電荷)が出力電極
に発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】圧電セラミックスによ
る加速度センサがエアバック等の安全装置や悪路におけ
る乗り心地の改善などに用いられる場合の要求特性して
は、低周波の加速度検出が可能であること(約0.05
Hz〜)つまり高感度であることと、焦電効果の影響が
無い(小さい)こと等が挙げられる。そこでこれら2項
目を満足する為には次のような対策が必要となる。
【0006】高感度にする点に就いて:一般的に振動系
の共振周波数以下では、系の機械インピーダンスはスチ
フネスによるものだけとみてよいので、系は弾性制御に
なり振動変位は一定となり、感度V/Fは次の(3)式
で表わされる。
【0007】V/F=β/t …(3) ここにβは比例定数、tは圧電素子の厚みを示してい
る。この(3)式から分かるように、高感度にするため
には、圧電素子の厚みをできるだけ薄くしなければなら
ない。
【0008】しかしながら金属薄板5や圧電セラミック
ス6-a,6-bを薄く作製するためには高度の製作管理が
必要であり、またこれと関連して、金属薄板5と圧電セ
ラミックス6-a,6-bを接着する場合は、接着剤7の厚
みの不均一が加速度検出時の出力電圧の不安定さや圧電
セラミックス特定部分への応力による圧電セラミックス
の割れ等の原因に成るので、これも高度の製作管理を必
要とする。従って圧電セラミックスを薄くするのには限
度がある。また、金属薄板5と圧電セラミックスの線膨
張係数の差により、温度印加時に圧電セラミックスの破
損等がある。
【0009】焦電効果による影響を小さくする点に就い
て:焦電効果により発生する出力電圧を2つの圧電セラ
ミックスを使用することによりキャンセルしたり(減算
もしくは加算)、圧電素子の熱容量を大きくしたり、又
は圧電セラミックス間の熱容量を等しくする等が一般的
である。先に説明した従来例も2つの圧電セラミックス
を用いている。
【0010】しかしながら焦電効果による影響を小さく
するために2つの圧電素子6-a,6-bを使用しても、圧
電素子間の不均一さ(圧電素子形状、電極面積、厚み等
の不均一さ)や接着剤7の厚みの不均一さにより圧電素
子間に熱容量の差異を生じ、焦電効果による出力電圧が
少なからず存在する。
【0011】以上、述べたように従来の加速度センサに
おいては、出力電圧の不安定さ、圧電セラミックスの破
損、焦電効果による出力電圧誤差等の欠点を有してい
た。したがって本発明は、かかる現状に鑑み、感度が良
好で焦電効果による影響を受けず、而も破損しにくい加
速度センサを提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の加速度センサ
は、圧電効果を利用した加速度センサにおいて、圧電セ
ラミックスシートと電極層が交互に積層された偶数層の
圧電セラミックスシートを有し、同時焼結して得られる
積層型セラミックスバイモルフ形の加速度センサであっ
て、前記積層型セラミックスバイモルフ形の加速度セン
サの積層体中心の電極層と上下の電極層間の圧電セラミ
ックスシートは厚み方向で同じ向きに分極され、他の圧
電セラミックスシートは電極層に対向する向きに分極さ
れ、該積層体中心の電極層を−電極層とし、該−電極層
より上下に1つおきの電極層を並列接続し共通−電極と
し、該−電極層以外の全ての電極層を並列接続して共通
+電極としたことを特徴とする。このセンサに於いて、
共通+電極からの出力信号を電荷増幅等を行うインピー
ダンス変換部を介して出力端子とし、かつ共通−電極を
アース端子として用いる。
【0013】また本発明の加速度センサは、圧電効果を
利用した加速度センサにおいて、圧電セラミックスシー
トと電極層が交互に積層された偶数層の圧電セラミック
スシートを有し、同時焼結して得られる積層型セラミッ
クスバイモルフ形の加速度センサとし、前記電極層間の
圧電セラミックスシートはすべて電極層に対向する向き
に分極され、前記積層体中心の電極層を−電極層とし、
該−電極層より上下に1つおきの電極層を並列接続し共
通−電極とし、該積層体中心より上の前記−電極層以外
のすべての電極層を並列接続して共通+A電極とし、該
積層体中心より下の前記−電極層以外の全ての電極層を
並列接続して共通+B電極としたことを特徴とする。こ
のセンサに於いて、共通+A電極と共通+B電極からの
出力信号を電荷増幅等を行うインピーダンス変換部を介
して差動出力する差動増幅器を設けて、該差動増幅器か
らの出力を出力端子とし、かつ共通−電極をアース端子
として使用する。
【0014】
【作用】本発明によれば、積層型セラミックスバイモル
フ形圧電素子を用いることにより、一元的な寸法精度に
よる管理された厚みの薄い圧電素子を多数層用いるの
で、電気的に直列に加算出来るので感度が高くなり、か
つ温度変化に伴う焦電効果が並列的に平均化されるので
出力変化の影響を小さくすることが可能に成る。
【0015】
【実施例】図1及び図2は本発明の加速度センサに用い
る積層型セラミックスバイモルフ形圧電素子の積層分解
斜視図及び組立て図である。板状の積層型セラミックス
バイモルフ形圧電素子(加速度センサ)である積層体9
は複数の圧電セラミックスシート10(図では圧電セラ
ミックスシート6層により構成)と電極層11,12に
より構成されている。図に示した電極層を圧電セラミッ
クスシートに形成する方法としては、焼結後の圧電セラ
ミックスシートにスクリーン印刷により金属ペーストを
印刷した後に焼き付ける方法や、メッキや蒸着等により
圧電セラミックスシートの表面の全面に電極を形成した
後に、フォトエッチングによりパターンを形成する方法
がある。本発明では、焼結前の圧電セラミックスシート
10の一方の面に、金属ペースト(例えば銀パラジウム
ペースト)を印刷して電極層11,12を形成し、この
圧電セラミックスシート10を位置合わせして複数枚積
層して(図では6層)一体とした後に焼結し、図2に示
す焼結後の積層型セラミックスバイモルフ形圧電素子
(以後積層体と称す。)の側面部に電極11および12
と接続するように金属ぺーストを塗布することにより外
部共通電極13および14を作り、焼付ける。なお、積
層体を焼結する前に、積層体の側面部に外部共通電極1
3を作っておきその後積層体および外部共通電極13を
同時に焼結してもよい。
【0016】この積層体の寸法の例を示すと、圧電セラ
ミックスシート10の厚さは0.05〜0.1mm、電
極層の厚さは0.01〜0.05mmであり、図示の6
層の積層体の厚みは0.2〜0.4mm程度の圧電素子
1の形成が可能である。なお前述の各層厚みは、各層形
成時のマスクにより一元的に管理される。故に(3)式
にしたがって高感度な積層型セラミックスバイモルフ形
圧電素子を形成できる。
【0017】図3は図2で示した外部共通電極13,1
4の結線状態を示す図である。積層体9の中心の電極層
12-bを−電極層とし、電極層12-bより上下に1つお
きの電極層12-a,12-cを外部共通電極により並列接
続されて共通−電極13となり、他の電極層11-a,1
1-b,11-cを外部共通電極により並列接続され共通+
電極14となる。また、共通+電極14からの出力信号
を電荷増幅等を行うインピーダンス変換部20を介して
+出力端子16とし、かつ共通−電極をアース端子15
とする。
【0018】また、積層体9の積層中心の電極層12-b
と上下の電極層11-b,11-c間の圧電セラミックスシ
ート10-3,10-4は厚み方向の同じ向きに分極され、
他の圧電セラミックスシートは電極層に対向する向きに
分極されている。(図3における矢印は分極方向を示
す)通常、加速度や急峻な温度変化が無いとき、各電極
には出力電圧(出力電荷)は発生しない。もし急峻な温
度変化が積層体9に印加された場合、図3に示すよう
に、電極層11-aには−q電荷(ここでqは相対的な電
荷量を示す。)、電極11-bには−2q電荷、電極11
-cには+2q電荷、電極11-dには−q電荷が発生す
る。よって共通+電極14には−3q電荷と+3q電荷
が存在する。また、電極12-aには+2q電荷、電極1
2-bには−q電荷と+q電荷、電極12-cには−2q電
荷が発生する。よって共通−電極13には−3q電荷と
+3q電荷が存在する。したがって、インピーダンス変
換部20の入力端子には−3q電荷と+3q電荷、アー
ス端子には+3q電荷と−3q電荷が入力され、各入力
端子の電荷は相殺され(インピーダンス変換部20の入
力端子の−3q電荷とアース端子の−3q電荷、及び入
力端子の+3q電荷とアース端子の+3q電荷が相
殺)、出力端子16からは出力電荷(電圧)は発生しな
い(電荷はゼロである)。
【0019】図4は図3の積層体9の積層方向に矢印で
示すように加速度を印加したときの状態を示している。
この加速度の印加により、圧電セラミックスシート10
-1,10-2,10-3は縮み、圧電セラミックスシート1
0-4,10-5,10-6は伸びるので、電極11-aには+
q電荷、電極11-bには+2q電荷、電極11-cには+
2q電荷、電極11-dには+q電荷が発生し、共通+電
極14には+3q電荷と+3q電荷(電圧)が存在し、
電極12-aには−2q電荷、電極12-bには−2q電
荷、電極12-cには−2q電荷が発生し、共通−電極1
3には−3q電荷と−3q電荷(電圧)が存在する。最
終的にはインピーダンス変換部20の入力端子には+6
q電荷、アース端子には−6q電荷が入力され、力力端
子16から12q電荷(電圧)が出力される。この場合
インピーダンス変換部20を介することにより、共通+
電極14と共通−電極13(アース端子15)間は差動
出力したことと同義となる。
【0020】図5は本発明の他の実施例である加速度セ
ンサの積層体の斜視図である。共通電極17,18,及
び19の結線状態が第1の実施例の積層体を示す図2の
場合と異なっている。ただし積層体内部の構造は同じで
ある。
【0021】図6は図5で示した共通電極17,18,
及び19の結線状態を示す図である。積層体9の積層中
心の電極層12-bを−電極層とし、電極層12-bより上
下に一つおきの電極層12-a,12-cを外部共通電極に
より並列接続されて共通−電極17となり、電極層12
-bより上の電極層11-a,11-bを外部共通電極により
並列接続されて共通+A電極18とし、電極層12-bよ
り下の電極層11-c,11-dを外部共通電極により並列
接続され共通+B電極19とする。また、共通+A電極
18、共通+B電極19からの出力信号を電荷増幅等を
行うインピーダンス変換部21,22を介して差動出力
する差動増幅器23を設けて、差動増幅器23からの出
力を出力端子24とし、かつ共通−電極17をアース端
子15とする。
【0022】また、積層体1の圧電セラミックスシート
10-1,10-2,10-3,10-4,10-5,10-6は厚
み方向で電極層に対向する向きに分極される。この図6
における小さな矢印は分極方向を示す。
【0023】通常、図6に示すように加速度や急峻な温
度変化がないとき、各電極には出力電圧(出力電荷)は
発生しない。もし急峻な温度変化が積層体9に印加され
た場合、電極層11-aには−q電荷、電極11-bには−
2q電荷が発生し、共通+A電極18には−3qの電荷
が存在し、電極11-cには−2q電荷、電極11-dには
−q電荷が発生し、共通+B電極19には−3qの電荷
が存在する。また、電極12-aには+2q電荷、電極1
2-bには+2q電荷、電極12-cには+2q電荷が発生
し、並列接続されているため共通−電極17には+6q
(+3qと+3q)の電荷が存在する。よって、共通+
A電極18および共通+B電極19からの出力信号はイ
ンピーダンス変換部21,22を介して出力されるため
(共通−電極17との差動出力のため)、インピーダン
ス変換部21,22からはともに+6qの電荷を出力
し、差動増幅器23からの出力は0電荷となり、出力端
子24の出力(電圧)は発生しない。
【0024】図7は積層体9の積層方向に矢印で示すよ
うに加速度を印加したときの状態を示している。この加
速度の印加により、圧電セラミックスシート10-1,1
0-2,10-3は縮み、圧電セラミックスシート10-4,
10-5,10-6は伸びるので、電極11-aには+q電
荷、電極11-bには+2q電荷が発生し、共通+A電極
18には+3q電荷が生じ、電極11-cには−2q電
荷、電極11-dには−q電荷が発生し、共通+B電極1
9には−3q電荷が生じる。また、電極12-aには−2
q電荷、電極12-bには(圧電セラミックスシート10
-3の分の)−q電荷、電極12-bには(圧電セラミック
スシート10-4の分の)+q電荷、電極12-cには+2
q電荷が発生し、共通−電極17には−3q電荷と+3
q電荷が存在する。よって共通+A電極18、共通+B
電極19及び共通−電極17からの出力は、インピーダ
ンス変換部21,22を介してそれぞれ+6q電荷と−
6q電荷が出力され、差動増幅器23へ入力することに
より、出力端子24から12q電荷(電圧)が出力され
る。
【0025】以上、述べてきたように積層型セラミック
スバイモルフ形圧電素子を用いることにより、一元的な
寸法精度による管理された厚みの薄い圧電素子による加
速度センサを形成可能とすることにより、高感度な加速
度センサを提供でき、かつ分極方向や電極層の接続を考
慮することにより、温度変化に伴う焦電効果による出力
変化の影響を小さくすることが可能となる。なお以上の
実施例では積層体は6層であるがこれに限定されるもの
ではなく、2層でよく、又12層でも良い。但し12層
より多くなると、製造が次第に困難になる。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、積層型セラミックスバイモルフ形圧電素子を用いる
ことにより、一元的な寸法精度による管理された厚みの
薄い圧電素子による加速度センサを形成可能とすること
により高感度な加速度センサを提供でき、かつ分極方向
や電極層の接続を考慮することにより温度変化に伴う焦
電効果による出力変化の影響を小さくすることが可能と
なり、高精度な加速度センサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加速度センサの積層型セラミックスバ
イモルフ形圧電素子の積層分解図である。
【図2】本発明の加速度センサの積層型セラミックスバ
イモルフ形圧電素子の斜視図である。
【図3】本発明の加速度センサの積層型セラミックスバ
イモルフ形圧電素子の断面、電極層結線、および信号処
理回路を示す図である。
【図4】加速度印加時の本発明の加速度センサの積層型
セラミックスバイモルフ形圧電素子の断面、電極層結線
図および信号処理回路を示す図である。
【図5】本発明の加速度センサの積層型セラミックスバ
イモルフ形圧電素子の斜視図である。
【図6】本発明の加速度センサの積層型セラミックスバ
イモルフ形圧電素子の断面、電極結線、および信号処理
回路を示す図である。
【図7】加速度印加時の本発明の加速度センサの積層型
セラミックスバイモルフ形圧電素子の断面、電極層結
線、および信号処理回路を示す図である。
【図8】従来の加速度センサの構造例の断面図である。
【符号の説明】
5 金属薄板 6-a,6-b 圧電セラミックス 7 接着剤 8-a,8-b 電極 9,9′ 積層体(積層型セラミックスバイモルフ形
圧電素子) 10,10-1,10-2,・・・,10-6 圧電セラミ
ックスシート 11,11-a,11-b,11-c,11-d 電極層(+
電極層) 12,12-a,12-b,12-c 電極層(−電極層) 13 共通−電極 14 共通+電極 15 アース端子 16 出力端子 17 共通−電極 18 共通+A電極 19 共通+B電極子 20,21,22 インピーダンス変換部 23 差動増幅器 24 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 布田 良明 宮城県仙台市太白区郡山六丁目7番1号 株式会社トーキン内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電効果を利用した加速度センサにおい
    て、 圧電セラミックスシートと電極層が交互に積層された偶
    数層の圧電セラミックスシートを有し、同時焼結して得
    られる積層型セラミックスバイモルフ形の加速度センサ
    であって、 前記積層型セラミックスバイモルフ形の加速度センサの
    積層体中心の電極層と上下の電極層間の圧電セラミック
    スシートは厚み方向で同じ向きに分極され、他の圧電セ
    ラミックスシートは電極層に対向する向きに分極され、 該積層体中心の電極層を−電極層とし、該−電極層より
    上下に1つおきの電極層を並列接続し共通−電極とし、
    該−電極層以外の全ての電極層を並列接続して共通+電
    極としたことを特徴とした加速度センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の加速度センサにおいて、
    共通+電極からの出力信号を電荷増幅等を行うインピー
    ダンス変換部を介して出力端子とし、かつ共通−電極を
    アース端子としたことを特徴とする加速度センサ。
  3. 【請求項3】 圧電効果を利用した加速度センサにおい
    て、 圧電セラミックスシートと電極層が交互に積層された偶
    数層の圧電セラミックスシートを有し、同時焼結して得
    られる積層型セラミックスバイモルフ形の加速度センサ
    であって、 前記電極層間の圧電セラミックスシートはすべて電極層
    に対向する向きに分極され、 前記積層体中心の電極層を−電極層とし、該−電極層よ
    り上下に1つおきの電極層を並列接続し共通−電極と
    し、該積層体中心より上の前記−電極層以外のすべての
    電極層を並列接続して共通+A電極とし、該積層体中心
    より下の前記−電極層以外の全ての電極層を並列接続し
    て共通+B電極としたことを特徴とした加速度センサ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の加速度センサにおいて、
    共通+A電極と共通+B電極からの出力信号を電荷増幅
    等を行うインピーダンス変換部を介して差動出力する差
    動増幅器を設けて、該差動増幅器からの出力を出力端子
    とし、かつ共通−電極をアース端子としたことを特徴と
    した加速度センサ。
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