JPH09159690A - 加速度センサ - Google Patents

加速度センサ

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Publication number
JPH09159690A
JPH09159690A JP7316237A JP31623795A JPH09159690A JP H09159690 A JPH09159690 A JP H09159690A JP 7316237 A JP7316237 A JP 7316237A JP 31623795 A JP31623795 A JP 31623795A JP H09159690 A JPH09159690 A JP H09159690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
acceleration sensor
piezoelectric
piezoelectrics
inner electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7316237A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Fukushima
寛 福島
Norio Kitamasu
法男 北升
Kunitoshi Kono
国敏 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7316237A priority Critical patent/JPH09159690A/ja
Publication of JPH09159690A publication Critical patent/JPH09159690A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱的環境変化に対し、感度低下の少ない加速
度センサを提供することを目的とする。 【解決手段】 表、裏電極2,3を形成し、2層の内部
電極4,5で分割された3層構造で、表電極2と内部電
極5、裏電極3と内部電極4とを電気的に接続し、表電
極2と内部電極4間の圧電体8と、裏電極3と内部電極
5間の圧電体9は互いに対向するように分極した短冊状
圧電振動子を上、下より支持した構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器の振動によ
る誤動作防止や、電化製品、自動車機器等の振動制御等
に用いる加速度センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ関連機器は、記憶容
量の拡大や読み取りスピードの加速及び小型化が急速に
推進されており、このことによって機器への僅かな衝撃
や振動でディスクメモリーからの書き込み、読み取りエ
ラーが生じ、この対策のために加速度センサを用いて、
振動検知とともに機器の駆動ロックや検知信号をフィー
ドバックして再駆動する等の取り組みが試されている。
【0003】以下に従来の加速度センサについて説明す
る。図2は従来の加速度センサの断面図である。図2に
おいて、12は、表、裏面に電極が形成され、分極され
た圧電体13a,13bを、分極方向Pが互いに対向す
るように貼り合わせた短冊状の圧電振動子でケース10
内の支持部材11a,11bにより支持されている。
【0004】以上のように構成された加速度センサにつ
いて、以下その動作について説明する。ケース10に矢
印方向の振動を加えると、短冊状の圧電振動子12は支
持部材11a,11bを支点として上、下に湾曲歪みが
生じ、圧電振動子12の表、裏電極14a,14bには
圧電効果により振動の加速度に比例した電荷が発生す
る。この電荷を制御回路に出力することにより機器を制
御することができるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、加速度センサの取り付け環境により熱
的な変化が加わったとき圧電体13a,13bにはその
熱量により比例した焦電効果による電荷が発生する。圧
電振動子12の表、裏電極14a,14bは回路側の抵
抗等を介して電気的に接続されるため焦電によって発生
した電荷は圧電振動子12の表、裏電極14a,14b
に対し中間電極15に溜まることとなり、この状態で加
速度センサを使用すると溜まった電荷が圧電体13a,
13bに対し直流バイアス電圧となり、圧電性能に影響
を与え加速度センサの感度が低下するという問題点を有
していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、熱的環境変化による感度低下の少ない加速度センサ
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の加速度センサは、複数の圧電体と複数の内部
電極とを交互に積層した積層体と、この積層体の表、裏
面に設けた電極とを備え、前記内部電極は交互に前記
表、裏面に設けた電極に電気的に接続され、前記内部電
極に挟まれた少なくとも2層の圧電体は互いに対向する
ように分極されたものである。
【0008】この構成によって、圧電振動子の表、裏電
極、内部電極は、接続される回路側の抵抗等の負荷を介
して全て電気的に接続状態になるため、熱的環境変化に
より焦電効果で圧電振動子に発生した電荷が放電され圧
電振動子には直流バイアス電圧が掛からず加速度センサ
の感度低下を防ぐことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の圧電体と複数の内部電極とを交互に積層した
積層体と、この積層体の表、裏面に設けた電極とを備
え、前記内部電極は交互に前記表、裏面に設けた電極に
電気的に接続され、前記内部電極に挟まれた少なくとも
2層の圧電体は互いに対向するように分極された加速度
センサであり、熱的環境変化による感度低下の少ないも
のである。
【0010】以下本発明の一実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。図1は本実施の形態における
加速度センサの断面図を示すものである。図1におい
て、1は、表、裏に電極2,3が形成され、2層の内部
電極4,5で分割された3層構造を有する短冊状の圧電
振動子である。電極2と電極5及び、電極3と電極4
は、各々接続電極6及び7により電気的に接続し、電極
2と4間の圧電体8と、電極3と5間の圧電体9は互い
に対向するように分極している。この短冊状の圧電振動
子1はケース10内の支持部材11a,11bにより支
持されている。
【0011】以上のように構成された加速度センサにつ
いて、図1を用いてその動作を説明する。まず、ケース
10に矢印方向の振動を加えると、圧電振動子1は支持
部材11a,11bを支点として上、下に湾曲歪みが生
じる。このとき圧電体8と9には互いに逆の歪みが生じ
ており、前記圧電体8と9の分極方向を対向させている
ので等価的には圧電体8と9が極性を合わせて並列に接
続されたことになり圧電振動子1の表、裏電極2,3に
は圧電効果により振動の加速度に比例した電荷が発生す
る。この電荷を制御回路に出力することにより機器を制
御することができるものである。
【0012】以上のように本実施の形態によれば、圧電
振動子1の表、裏電極2,3及び内部電極4,5は、接
続される回路側の抵抗等の負荷を介して全て接続状態に
なるため、熱的環境変化により焦電効果で圧電体8,9
に発生した電荷は回路側の抵抗等の負荷により放電され
るため、圧電振動子1に直流バイアス電圧が掛からず加
速度センサの感度低下を防ぐことができる。
【0013】なお、本実施の形態においては、全体の厚
みを変えずに圧電体の層厚を変えることにより、より低
い測定周波数まで測定可能とすることができる。また本
実施の形態においては3層構造としたが、さらに積層数
を増やし多層構造としても構わない。さらに各圧電体の
材料は同じである必要はなく、外側の圧電体は誘電率の
高いものを用いることが好ましく、内部の圧電体は外側
の圧電体の誘電率と同等以下の誘電率を有するものが好
ましい。またその機械的強度は高いほど好ましい。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によると、熱的環境
変化に対しても感度低下の少ない加速度センサを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における加速度センサの
断面図
【図2】従来の加速度センサの断面図
【符号の説明】
1 圧電振動子 2 表電極 3 裏電極 4 内部電極 5 内部電極 6 接続電極 7 接続電極 8 圧電体 9 圧電体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の圧電体と複数の内部電極とを交互
    に積層した積層体と、この積層体の表、裏面に設けた電
    極とを備え、前記内部電極は交互に前記表、裏面に設け
    た電極に電気的に接続され、前記内部電極に挟まれた少
    なくとも2層の圧電体は互いに対向するように分極され
    た加速度センサ。
JP7316237A 1995-12-05 1995-12-05 加速度センサ Pending JPH09159690A (ja)

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JP7316237A JPH09159690A (ja) 1995-12-05 1995-12-05 加速度センサ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0882987A1 (en) * 1997-06-04 1998-12-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Piezoelectric acceleration sensor
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JP2009511923A (ja) * 2005-10-18 2009-03-19 キストラー ホールディング アクチエンゲゼルシャフト センサ
JP2017173322A (ja) * 2016-03-18 2017-09-28 国立大学法人神戸大学 感圧センサ

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