JP2003252953A - エポキシ樹脂組成物及びその硬化物。 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物及びその硬化物。

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品位な半導体封止材料やプリント配
線基板などの電子材料分野のエポキシ樹脂材料としてき
わめて有用な耐熱性や耐湿性などに優れるエポキシ樹脂
組成物を提供する。 【解決手段】 エポキシ樹脂と硬化剤を必須成分とす
るエポキシ樹脂組成物であって、前記エポキシ樹脂が、
2個のヒドロキシル基と互いに異なってもよい3個の置
換基とを有するベンゼン環2個が炭素数4個以上からな
る2価の炭化水素基を介して結合された構造を有する多
価ヒドロキシ化合物とエピハロヒドリンとから誘導され
るエポキシ樹脂であることを特徴とするエポキシ樹脂組
成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体封止材、プリ
ント配線基板、塗料、注型などの用途に好適なエポキシ
樹脂組成物、さらにはその硬化物に関する。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂は種々の硬化剤で硬化させ
ることにより、一般的に機械的性質、耐湿性、耐薬品
性、耐熱性、電気的性質などに優れた硬化物となり、接
着剤、塗料、積層板、成形材料、注型材料などの幅広い
分野に利用されている。従来、工業的に最も使用されて
いるエポキシ樹脂としてビスフェノ−ルA型エポキシ樹
脂があり、耐熱性が求められる用途ではクレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂などが使用されている。また特開
平9−272729にはトリメチルハイドロキノンのメ
チレン基架橋2量体をベースとする特殊4官能エポキシ
樹脂が提案されている。ところで、近年、半導体封止材
やプリント配線基板などの電子分野では優れた耐熱性と
耐湿性をバランス良く兼備したエポキシ樹脂が強く求め
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが前述のクレゾ
ールノボラック型エポキシ樹脂はビスフェノールA型な
どと比較すると耐熱性が優れるものの、その耐熱性は前
述の要求水準を満足するものではないし、耐湿性も満足
できるレベルにない。また前述のトリメチルハイドロキ
ノンメチレン基架橋2量体型は、耐熱性は優れるもの
の、耐湿性が悪い。本発明はかかる状況に鑑みなされた
もので、優れた耐熱性と耐湿性を満足する高性能エポキ
シ樹脂組成物とその硬化物を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこうした実
状に鑑み、高性能エポキシ樹脂を求めて鋭意研究した結
果、後述する特定の分子構造を有する多価ヒドロキシ化
合物とこれから誘導されるエポキシ樹脂が新規の化合物
であり、かつ、後述する特定の分子構造を有する多価ヒ
ドロキシ化合物とこれから誘導されるエポキシ樹脂と硬
化剤とを必須成分とするエポキシ樹脂組成物とその硬化
物がこれらの要求を満たすものであることを見いだし、
本発明を完成させるに到った。
【0005】すなわち、本発明は、エポキシ樹脂と硬化
剤を必須成分とするエポキシ樹脂組成物であって、前記
エポキシ樹脂が、2個のヒドロキシル基と互いに異なっ
てもよい3個の置換基とを有するベンゼン環2個が炭素
数4個以上からなる2価の炭化水素基を介して結合され
た構造を有する多価ヒドロキシ化合物とエピハロヒドリ
ンとから誘導されるエポキシ樹脂であることを特徴とす
るエポキシ樹脂組成物、これを硬化した硬化物を提供す
る。
【0006】また、本発明は、エポキシ樹脂と硬化剤を
必須成分とするエポキシ樹脂組成物であって、前記エポ
キシ樹脂が、2個のグリシジルオキシ基と互いに異なっ
てもよい3個の置換基とを有するベンゼン環2個が、炭
素数4個以上からなる2価の炭化水素基を介して結合さ
れた構造を有するエポキシ樹脂であることを特徴とする
エポキシ樹脂組成物、これを硬化した硬化物をも提供す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、2個のヒドロキシル基
と互いに異なってもよい3個の置換基とを有するベンゼ
ン環2個が炭素数4個以上からなる2価の炭化水素基を
介して結合された構造を有する多価ヒドロキシ化合物
(X)とエピハロヒドリンとから誘導されるエポキシ樹
脂(Y)と硬化剤とを必須成分としたエポキシ樹脂組成
物(I)、或いは2個のグリシジルオキシ基と互いに異
なってもよい3個の置換基とを有するベンゼン環2個
が、炭素数4個以上からなる2価の炭化水素基を介して
結合された構造を有するエポキシ樹脂(Z)と硬化剤と
を必須成分としたエポキシ樹脂組成物(II)である。
【0008】前記エポキシ樹脂組成物(I)中のエポキ
シ樹脂としては、2個のヒドロキシル基と互いに異なっ
てもよい3個の置換基とを有するベンゼン環2個が炭素
数4以上からなる2価の炭化水素基を介して結合された
構造を有する多価ヒドロキシ化合物(X)とエピハロヒ
ドリンとから誘導されるエポキシ樹脂(Y)であれば、
特に限定されない。前記炭素数4個以上からなる2価の
炭化水素基としては、炭素数4以上のアルキレン基(例
えば、1,4−ブチレン基)、芳香環に炭素数2以上の
アルキルラジカルが2個結合した構造をもつ2価の炭化
水素基等が挙げられる。前記アルキレン基とアルキル
は、環状構造であってもよい。これらの中でも、前記炭
素数は、4〜30であることが好ましい。
【0009】前記の例の中でも、ジエン化合物の2個の
二重結合に水素原子がそれぞれ1個付加した構造をもつ
ものが好ましい。前記ジエン化合物としては、ブタジエ
ン、ジシクロペンタジエン、テトラヒドロインデン、4
−ビニルシクロヘキセン、5−ビニルノルボナ−2−エ
ン、α−ピネン、β−ピネン、リモネンなどの脂肪族系
ジエン類や、ジビニルベンゼン、ジイソプロペニルベン
ゼンなどの芳香族系ジエン類などが挙げられる。
【0010】また、前記の2個のヒドロキシル基と互い
に異なってもよい3個の置換基とを有するベンゼン環と
しては、ジヒドロキシトリアルキルフェニル基、(ジヒ
ドロキシ)(ジフェニル)フェニル基が挙げられる。こ
れらの例としては、一般式(1)で表わされる3置換ジ
ヒドロキシベンゼン化合物(a)の芳香環に結合してい
る水素原子を除いた構造が好ましい。
【0011】
【化1】 (式中、Rはそれぞれ独立にアルキル基、アリール基、
シクロアルキル基、ハロゲン原子を示す。)
【0012】上記の3置換ジヒドロキシベンゼン化合物
(a)としては、例えば、トリメチルハイドロキノン、
2,4,5−トリメチルレゾルシン、4,5,6−トリ
メチルレゾルシン、3,4,5−トリメチルカテコー
ル、3,5,6−トリメチルカテコールなどトリアルキ
ル置換ジヒドロキシベンゼン類や,トリフェニルハイド
ロキノン、2,4,5−トリフェニルレゾルシンなどの
トリアリール置換ハイドキノン類や、トリブチルハイド
ロキノンなどのトリハロゲン置換ジヒドロキシベンゼン
類などが挙げられる。中でも耐熱性と耐湿性のバランス
に優れることからトリメチルハイドロキノンが特に好ま
しい。
【0013】次いで、2個のヒドロキシル基と互いに異
なってもよい3個の置換基とを有するベンゼン環2個が
炭素数4以上からなる2価の炭化水素基を介して結合さ
れた構造を有する多価ヒドロキシ化合物(X)の製造方
法は、例えば、3置換ジヒドロキシベンゼン化合物
(a)とジエン化合物(b)との反応は、通常、3置換
ジヒドロキシベンゼン化合物(a)とジエン化合物
(b)を前者/後者=2/1〜30/1(モル比率)の
仕込み、この種の付加反応に通常用いられる触媒の存在
下でおこなわれる。また必要に応じて、有機溶媒を用い
ても構わない。上記仕込み比率は、反応速度高めたい場
合は前者/後者の比率を高めればよいし、反応器の容積
効率を優先したい場合はそれを低めればよい。また上記
触媒としては、例示するならば塩酸、硫酸、無水硫酸、
p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、トリフル
オロメタンスルホン酸、シユウ酸、ギ酸、リン酸、トリ
クロロ酢酸、トリフルオロ酢酸、三弗化硼素エーテル錯
体、三弗化硼素フェノール錯体等が挙げられる。触媒の
添加量としては、3置換ジヒドロキシベンゼン化合物
(a)とジエン化合物(b)の合成重量に対して、0.
01〜10重量%の範囲で用いられる。また上記有機溶
媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香
族性有機溶媒や、アセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン系
有機溶媒、メタノール、エタノール、イソプロピルアル
コール、ノルマルブタノールなどのアルコール系有機溶
媒やジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、メトキシエタノールなどのエーテル系有機溶媒等を
もちいることができ、用いる原料や生成物の溶解度など
の性状や反応条件や経済性等を考慮して適宜選択すれば
よい。有機溶媒の量としては、3置換ジヒドロキシベン
ゼン化合物(a)とジエン化合物(b)の合計100重
量部に対して、10〜500重量部の範囲で用いられ
る。反応条件としては、通常、室温から200℃、好ま
しくは、50〜150℃の温度にて、0.5〜30時間
程度加熱撹拌すればよい。反応終了後、必要に応じて、
苛性ソーダ、重炭酸ソーダなどのアルカリやアンモニア
やトリエチルアミンなどの有機塩基を用いて中和、或い
は水洗などして酸触媒を失活させた後に、有機溶媒を蒸
留などによって除去した後に再結晶などして精製して目
的の化合物を得ればよい。
【0014】次いで、本発明のエポキシ樹脂組成物
(I)中のエポキシ樹脂(Y)は、例えば、前記の方法
で得られた多価ヒドロキシ化合物(X)とエピハロヒド
リン(例えば、エピクロルヒドリン)との溶解混合物に
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水
酸化物を添加し、または添加しながら20〜120℃で
1〜10時間反応させることにより本発明のエポキシ樹
脂を得ることが出来る。エピハロヒドリンの添加量は、
原料の該多価フェノール化合物中の水酸基1当量に対し
て、通常0.3〜20当量の範囲が用いられる。エピハ
ロヒドリンが2.5当量よりも少ない場合、エポキシ基
と未反応水酸基が反応しやすくなるため、エポキシ基と
未反応水酸基が付加反応して生成する基(-CH2CR(OH)CH
2-、R:水素原子又は有機炭素基)を含んだ高分子量物
が得られる。一方、2.5当量よりも多い場合、理論構
造物の含有量が高くなる。所望の特性によってエピハロ
ヒドリンの量を適宜調節すればよい。
【0015】前記のエポキシ樹脂を得る反応において、
アルカリ金属水酸化物はその水溶液を使用してもよく、
その場合は該アルカリ金属水酸化物の水溶液を連続的に
反応系内に添加すると共に減圧下、または常圧下連続的
に水及びエピハロヒドリンを留出させ、更に分液し水は
除去しエピハロヒドリンは反応系内に連続的に戻す方法
でもよい。また、該多価フェノール化合物とエピハロヒ
ドリンの溶解混合物にテトラメチルアンモニウムクロラ
イド、テトラメチルアンモニウムブロマイド、トリメチ
ルベンジルアンモニウムクロライド等の4級アンモニウ
ム塩を触媒として添加し50〜150℃で1〜5時間反
応させて得られる該多価フェノール化合物のハロヒドリ
ンエーテル化物にアルカリ金属水酸化物の固体または水
溶液を加え、再び20〜120℃で1〜10時間反応さ
せ脱ハロゲン化水素(閉環)させる方法でもよい。
【0016】更に、反応を円滑に進行させるためにメタ
ノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノ
ールなどのアルコール類、アセトン、メチルエチルケト
ンなどのケトン類、ジオキサンなどのエーテル類、ジメ
チルスルホン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性
極性溶媒などを添加して反応を行うことが好ましい。溶
媒を使用する場合のその使用量は、エピハロヒドリンの
量に対し通常5〜50重量%、好ましくは10〜30重
量%である。また非プロトン性極性溶媒を用いる場合は
エピハロヒドリンの量に対し通常5〜100重量%、好
ましくは10〜60重量%である。
【0017】これらのエポキシ化反応の反応物を水洗
後、または水洗無しに加熱減圧下、110〜250℃、
圧力10mmHg以下でエピハロヒドリンや他の添加溶
媒などを除去する。また更に加水分解性ハロゲンの少な
いエポキシ樹脂とするために、エピハロヒドリン等を回
収した後に得られる粗エポキシ樹脂を再びトルエン、メ
チルイソブチルケトンなどの溶剤に溶解し、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物の
水溶液を加えて更に反応させて閉環を確実なものにする
こともできる。この場合、アルカリ金属水酸化物の使用
量は粗エポキシ樹脂中に残存する加水分解性塩素1モル
に対して、通常0.5〜10モル、好ましくは1.2〜
5.0モルである。反応温度は通常50〜120℃、反
応時間は通常0.5〜3時間である。反応速度の向上を
目的として、4級アンモニウム塩やクラウンエーテル等
の相関移動触媒を存在させてもよい。相関移動触媒を使
用する場合のその使用量は、粗エポキシ樹脂に対して
0.1〜3.0重量%の範囲が好ましい。
【0018】反応終了後、生成した塩を濾過、水洗など
により除去し、更に、加熱減圧下トルエン、メチルイソ
ブチルケトンなどの溶剤を留去することによりエポキシ
樹脂(Y)が得られる。
【0019】次いで、本発明のエポキシ樹脂組成物(I
I)の必須成分であるエポキシ樹脂(Z)は、2個のグ
リシジルオキシ基と互いに異なってもよい3個の置換基
とを有するベンゼン環2個が、炭素数4個以上からなる
2価の炭化水素基を介して結合された構造を有するエポ
キシ樹脂であり、前記2価の炭化水素基としては、例え
ば、2個のグリシジルオキシ基と互いに異なってもよい
3個の置換基とを有するベンゼン環2個がジエン化合物
の2個の二重結合に水素原子がそれぞれ1個付加した構
造をもつ2価の炭化水素基が挙げられる。
【0020】前記炭素数4個以上からなる2価の炭化水
素基としては、前述の多価ヒドロキシ化合物(X)にお
いて説明した構造を有するものが好ましい。
【0021】また、2個のグリシジルオキシ基と互いに
異なってもよい3個の置換基とを有するベンゼン環とし
ては、前述の多価ヒドロキシ化合物(X)において、ヒ
ドロキシ基が、グリシジルオキシ基に置き換わった以外
は、前述の多価ヒドロキシ化合物(X)の場合と同様な
ものが好ましい。
【0022】また、エポキシ樹脂(Z)は、例えば、前
記エポキシ樹脂(Y)と同様な方法で得ることができ
る。
【0023】ついで、本発明のエポキシ樹脂組成物
(I)及び(II)中の硬化剤について説明する。該硬
化剤は、種々のものが使用でき、特に限定されるのもで
はない。例えば、アミン系化合物、酸無水物系化合物、
アミド系化合物、フェノ−ル系化合物などが挙げられ
る。更に具体的に例示すると、ジアミノジフェニルメタ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、
ジアミノジフェニルスルホン、イソホロンジアミン、ジ
シアンジアミド、リノレン酸の2量体とエチレンジアミ
ンとより合成されるポリアミド樹脂、無水フタル酸、無
水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水マレイン
酸、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無
水フタル酸、無水メチルナジック酸、ヘキサヒドロ無水
フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、フェノー
ルノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、芳香族
炭化水素ホルムアルデヒド樹脂変性フェノール樹脂、ジ
シクロペンタジエンフェノール付加型樹脂、フェノール
アラルキル樹脂、ナフトールアラルキル樹脂、トリメチ
ロールメタン樹脂、テトラフェニロールエタン樹脂、ナ
フトールノボラック樹脂、ナフトール−フェノール共縮
ノボラック樹脂、ナフトール−クレゾール共縮ノボラッ
ク樹脂、ビフェニル変性フェノール樹脂、アミノトリア
ジン変性フェノール樹脂等を始めとする多価フェノール
化合物、及びこれらの変性物、イミダゾ−ル、BF3
アミン錯体、グアニジン誘導体などが挙げられる。また
これらの硬化剤は単独で用いてもよく、2種以上を混合
してもよい。
【0024】前記硬化剤の使用量は、エポキシ樹脂のエ
ポキシ基1当量に対して、硬化反応が充分に進行し、得
られる硬化物の硬化物物性が良好となることから、硬化
剤中の活性水素基が0.7〜1.5当量になる量が好ま
しい。
【0025】本発明のエポキシ樹脂組成物(I)及び
(II)には、前記のエポキシ樹脂以外に、他のエポキ
シ樹脂と併用して使用することができる。併用する場
合、本発明の前記エポキシ樹脂が全エポキシ樹脂に占め
る割合は、30重量%以上が好ましく、特に40重量%
以上が好ましい。併用しうるエポキシ樹脂としては、種
々のエポキシ樹脂を用いることができるが、例えば、ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エ
ポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、テトラメチル
ビフェニル型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エ
ポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ト
リフェニルメタン型エポキシ樹脂、テトラフェニルエタ
ン型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン−フェノール
付加反応型エポキシ樹脂、フェノールアラルキル型エポ
キシ樹脂、ナフトールノボラック型エポキシ樹脂、ナフ
トールアラルキル型エポキシ樹脂、ナフトール−フェノ
ール共縮ノボラック型エポキシ樹脂、ナフトール−クレ
ゾール共縮ノボラック型エポキシ樹脂、芳香族炭化水素
ホルムアルデヒド樹脂変性フェノール樹脂型エポキシ樹
脂、ビフェニル変性ノボラック型エポキシ樹脂、テトラ
ブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂、ブロム化フェ
ノールノボラック型エポキシ樹脂などが挙げられるがこ
れらに限定されるものではない。これらの併用するエポ
キシ樹脂は単独で用いてもよく、2種以上を混合しても
よい。これらのエポキシ樹脂を併用した場合の硬化剤の
使用量は、組成物中の全エポキシ樹脂のエポキシ基1当
量に対して、硬化剤中の活性水素基が0.7〜1.5当
量になる量が、得られる硬化物の硬化物物性が良好とな
ることから、好ましい。
【0026】また、本発明のエポキシ樹脂組成物(I)
は硬化促進剤を適宜使用することもできる。硬化促進剤
としては種々のものがいずれも使用できるが、例えば、
リン系化合物、第3級アミン、イミダゾール、有機酸金
属塩、ルイス酸、アミン錯塩、等が挙げられ、これらは
単独のみならず2種以上の併用も可能である.半導体封
止材料用途としては、リン系ではトリフェニルホスフィ
ン、アミン系ではDBUなどが、硬化性、耐熱性、電気
特性、耐湿信頼性などが優れるために好ましい。
【0027】また、本発明のエポキシ樹脂組成物(I)
は無機質充填材を適宜使用することもできる。ここで用
いられる無機質充填材としては、例えば、溶融シリカ、
結晶シリカ、アルミナ、窒化珪素、水酸化アルミ等が挙
げられる。無機充填材の配合量を特に大きくする場合は
溶融シリカを用いるのが一般的である。溶融シリカは破
砕状、球状のいずれでも使用可能であるが、溶融シリカ
の配合量を高め且つ成形材料の溶融粘度の上昇を抑制す
るためには、球状のものを主に用いる方が好ましい。更
に球状シリカの配合量を高めるためには、球状シリカの
粒度分布を適当に調整することが好ましい。その充填率
は難燃性を鑑みれば高い方が好ましく、エポキシ樹脂組
成物の全体量に対して65重量%以上が特に好ましい。
【0028】また、必要に応じて、シランカップリング
剤、離型剤、顔料等の種々の配合剤を添加することがで
きる。また、必要に応じて難燃付与剤を添加できる。難
燃付与剤としては公知のものが全て使用できるが、例え
ば、ハロゲン化合物、燐原子含有化合物や窒素原子含有
化合物や無機系難燃化合物などが挙げられる。それらの
具体例を挙げるならばテトラブロモビスフェノールA型
エポキシ樹脂などのハロゲン化合物、赤燐、燐酸エステ
ル化合物などの燐原子含有化合物、メラミンなどの窒素
原子含有化合物、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、硼酸亜鉛、硼酸カルシウムなどの無機系難燃化合
物が例示できる。
【0029】本発明のエポキシ樹脂組成物(I)は、各
成分を均一に混合することにより得られる。本発明のエ
ポキシ樹脂、硬化剤更に必要により硬化促進剤の配合さ
れた本発明のエポキシ樹脂組成物は従来知られている方
法と同様の方法で容易に硬化物とすることができる。例
えばエポキシ樹脂と硬化剤、充填剤等の配合剤とを必要
に応じて押出機、ニ−ダ、ロ−ル等を用いて均一になる
まで充分に混合しることによって目的のエポキシ樹脂組
成物が得られる。
【0030】本発明のエポキシ樹脂組成物(I)の硬化
物は、そのエポキシ樹脂組成物を溶融後注型あるいはト
ランスファ−成形機などを用いて成形し、さらに80〜
200℃で2〜10時間に加熱することにより得ること
ができる。
【0031】本発明のエポキシ樹脂組成物をトルエン、
キシレン、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン等の溶剤に溶解させてワニス化して塗料と
して用いることができる。さらにはそのワニスをガラス
繊維、カーボン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊
維、アルミナ繊維、紙などの基材に含浸させ加熱乾燥し
て得たプリプレグを熱プレス成形して硬化物を得ること
などもできる。この際の溶剤は、本発明のエポキシ樹脂
組成物と該溶剤の混合物中で通常10〜70重量%、好
ましくは15〜65重量%、特に好ましくは15〜65
重量%を占める量を用いる。
【0032】次いで、3置換ジヒドロキシベンゼン化合
物(a1)とジエン化合物(b1)を反応させて得られ
る新規多価ヒドロキシ化合物について説明する。前記3
置換ジヒドロキシベンゼン化合物(a1)は、下記一般
式(2)で表わされる化合物である。
【化2】 (式中、R1は、炭素数1〜6のアルキル基またはフェ
ニル基を表わす。)
【0033】これらの例としては、トリメチルハイドロ
キノン、2,4,5−トリメチルレゾルシン、4,5,
6−トリメチルレゾルシン、3,4,5−トリメチルカ
テコール、3,5,6−トリメチルカテコールなどトリ
アルキル置換ジヒドロキシベンゼン類や,トリフェニル
ハイドロキノン、2,4,5−トリフェニルレゾルシン
などのトリアリール置換ハイドキノン類や、トリブチル
ハイドロキノンなどのトリハロゲン置換ジヒドロキシベ
ンゼン類などが挙げられるが、耐熱性と耐湿性のバラン
スに優れることからトリメチルハイドロキノンが特に好
ましい。
【0034】またジエン化合物(b1)としては、1分
子中に2重結合を2個含有する化合物であれば特に限定
されるものではないが、例えば、ブタジエン、ジシクロ
ペンタジエン、テトラヒドロインデン、4−ビニルシク
ロヘキセン、5−ビニルノルボナ−2−エン、α−ピネ
ン、β−ピネン、リモネンなどの脂肪族系ジエン類や、
ジビニルベンゼン、ジイソプロペニルベンゼンなどの芳
香族系ジエン類などが挙げられる。これらの中でも、ジ
シクロペンタジエン、ジビニルベンゼンが好ましい。
【0035】前記3置換ジヒドロキシベンゼン化合物
(a1)とジエン化合物(b1)との反応は、前記多価
ヒドロキシ化合物(X)と同様な方法で得ることができ
る。
【0036】上記の方法で得られる3置換ジヒドロキシ
ベンゼン化合物(a1)とジエン化合物(b1)から誘
導される多価ヒドロキシ化合物としては、下記一般式
(3)であらわされる化合物が挙げられる。
【化3】 (式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基またはフェニ
ル基を、Dは上記のジエン化合物残基を表わす。)
【0037】上記一般式(3)で表わされる多価ヒドロ
キシ化合物としては、例えば、下記構造式(4)、
(5)が挙げられる。
【0038】
【化4】
【0039】上記の方法で得られた一般式(3)で表わ
される多価ヒドロキシ化合物とエピハロヒドリンとを、
前記エポキシ樹脂(Y)の製造方法と同様な方法で反応
させることにより、下記一般式(6)のエポキシ樹脂が
得られる。
【0040】
【化5】 (式中、Rは炭素数1〜6のアルキル基またはフェニ
ル基を、Dは上記のジエン化合物残基を、Gはグリシジ
ル基を表わす。)
【0041】上記一般式(6)で表わされる多価ヒドロ
キシ化合物としては、例えば、下記構造式(7)、
(8)が挙げられる。
【化6】
【0042】また、3置換ジヒドロキシベンゼン化合物
(a1)とジエン化合物(b1)を反応させて得られる
多価ヒドロキシ化合物とエピクロルヒドリンとを反応さ
せて得られるエポキシ樹脂も本発明のエポキシ樹脂組成
物のエポキシ樹脂(X)中に含まれ使用できる。
【0043】
【実施例】次に本発明を実施例、比較例により具体的に
説明するが、以下において部は特に断わりのない限り重
量部である。
【0044】合成例1 温度計、滴下ロート、冷却管、撹拌機を取り付けたフラ
スコに窒素ガスパージを施しながら、トリメチルハイド
ロキノン304部(2.0モル)と純度81%ジビニル
ベンゼン(p体とm体の混合物、不純物としてエチルス
チレン19%含む)143部(ビニル基換算で2.0当
量)とメチルイソブチルケトン300部を入れて100
℃まで昇温して溶解した。次いでパラトルエンスルホン
酸1水和物3部を加えて、還留温度で6時間反応をおこ
なった。その後、適量の苛性ソーダで中和した後に水洗
して、最後にメチルイソブチルケトンを蒸留除去して褐
色固体403部の多価フェノール化合物(A)を得た。
この物質の水酸基当量(アセチル化法)は114g/eq.
(理論値;115g/eq.)であり、マススペクトルか
ら、前記構造式(3)で表される化合物のM=434
と下記構造式(7)で表わされる化合物のM=284
のピークが得られたことから、この物質は一般式(5)
と一般式(9)の混合物であることを確認した。
【化7】
【0045】合成例2 ジビニルベンゼンをジシクロペンタジエン132部(1
モル)、パラトルエンスルホン酸1水和物を三弗化硼素
エーテル錯体4部に変更した以外は、合成例1と同様に
して、固体385gの多価フェノール化合物(B)を得
た。この物質の水酸基当量(アセチル化法)は110g/
eq.(理論値;109g/eq.)であり、マススペクトルか
ら理論構造に相当するM=436のピークが得られた
ことから、この物質は前記構造式(6)で表される化学
構造を有していることが確認した。
【0046】合成例3 温度計、滴下ロート、冷却管、撹拌機を取り付けたフラ
スコに窒素ガスパージを施しながら、実施例1で得られ
た多価フェノール化合物(A)115部(水酸基1.0
当量)、エピクロルヒドリン463部(5.0モル)、
ジメチルスルホキシド53部を仕込み溶解させた。65
℃に昇温した後に、共沸する圧力までに減圧して、49
重量%水酸化ナトリウム水溶液82部(1.0モル)を
5時間かけて滴下した、次いでこの条件下で0.5時間
撹拌を続けた。この間、共沸で留出してきた留出分をデ
ィーンスタークトラップで分離して、水層を除去し、有
機層を反応系内に戻しながら反応した。その後、未反応
のエピクロルヒドリンを減圧蒸留して留去させた。それ
で得られた粗エポキシ樹脂にメチルイソブチルケトン5
50部を加え溶解し、水100部を用いて5回水洗を繰
り返してジメチルスルホキシドを除去した。次いでそれ
にn−ブタノール55部とを加え溶解した。更にこの溶
液に10重量%水酸化ナトリウム水溶液15部を添加し
て80℃で2時間反応させた後に洗浄液のPHが中性と
なるまで水100部で水洗を3回繰り返した。次いで共
沸によって系内を脱水し、精密濾過を経た後に、溶媒を
減圧下で留去して目的のエポキシ樹脂(A1)148部
を得た。得られたエポキシ樹脂のエポキシ当量は184
g/eq.であり、マススペクトルから理論構造に相当する
=658のピークが得られたことから、この物質は
前記構造式(7)で表される化学構造を持つ化合物であ
ることが確認した。
【0047】合成例4 原料多価フェノール化合物(A)を原料多価フェノール
化合物(B)109部(水酸基1.0当量)に変更した
以外は,合成例3と同様にして,目的のエポキシ樹脂
(B1)146部を得た。得られたエポキシ樹脂のエポ
キシ当量は180g/eq.であり,マススペクトルから理
論構造に相当するM=660のピークが得られたこと
から,この物質は前記構造式(8)で表される化学構造
を持つ化合物であることが確認した。
【0048】実施例1、2と比較例1 上記の合成例のエポキシ樹脂(A1)とエポキシ樹脂
(B2)、硬化剤としてフェノールノボラック樹脂(PH
ENOLITE TD-2131:大日本インキ化学工業製、軟化点8
0℃、水酸基当量104g/eq.)、比較用のエポキシ樹
脂として、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(EPIC
LON N-665-EXP-S:大日本インキ化学工業製、エポキシ
当量202g/eq.)を用いて、硬化促進剤としてトリフ
ェニルホスフィン(TPP)、無機充填材として溶融シ
リカ(龍森(株)製、RD-8)を用いて、表1に示した組成
で配合し、2本ロールを用いて100℃の温度で10分
間溶融混練して目的の組成物を得た。これを180℃で
10分間プレス成形し、その後180℃で5時間さらに
硬化せしめた後に試験片を作成した。得られた試験片の
ガラス転移温度(動的粘弾性法)と吸湿率(85℃/8
5%RH 300時間)の試験結果を第1表に示す。
【0049】
【表1】
【0050】
【発明の効果】本発明のエポキシ樹脂組成物は耐熱性と
耐湿性に優れるエポキシ樹脂組成物および硬化物を提供
できる。高品位な半導体封止材料やプリント配線基板な
どの電子材料分野のエポキシ樹脂材料としてきわめて有
用である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エポキシ樹脂と硬化剤を必須成分とする
    エポキシ樹脂組成物であって、前記エポキシ樹脂が、2
    個のヒドロキシル基と互いに異なってもよい3個の置換
    基とを有するベンゼン環2個が炭素数4個以上からなる
    2価の炭化水素基を介して結合された構造を有する多価
    ヒドロキシ化合物とエピハロヒドリンとから誘導される
    エポキシ樹脂であることを特徴とするエポキシ樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 前記2価の炭化水素基が、ジエン化合物
    の2個の二重結合に水素原子がそれぞれ1個付加した構
    造である請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 エポキシ樹脂と硬化剤を必須成分とする
    エポキシ樹脂組成物であって、前記エポキシ樹脂が、2
    個のグリシジルオキシ基と互いに異なってもよい3個の
    置換基とを有するベンゼン環2個が、炭素数4個以上か
    らなる2価の炭化水素基を介して結合された構造を有す
    るエポキシ樹脂であることを特徴とするエポキシ樹脂組
    成物。
  4. 【請求項4】 前記2価の炭化水素基が、ジエン化合物
    の2個の二重結合に水素原子がそれぞれ1個付加した構
    造である請求項3記載の組成物。
  5. 【請求項5】 前記多価ヒドロキシ化合物が、3置換ジ
    ヒドロキシベンゼン化合物(a)とジエン化合物(b)
    を反応させて得られるものである請求項4記載のエポキ
    シ樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 3置換ジヒドロキシベンゼン化合物
    (a)がトリメチルハイドロキノンである請求項5記載
    のエポキシ樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 半導体封止材料用に調製された請求項1
    〜6の何れか一つに記載のエポキシ樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 回路基板材料用に調製された請求項1〜
    6の何れか一つに記載のエポキシ樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れか一つに記載のエポ
    キシ樹脂組成物を硬化させてなる硬化物。
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