JP2003252411A - 倉庫用免震装置及び免震パレット - Google Patents
倉庫用免震装置及び免震パレットInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 新設、既設の何れのラック式倉庫もしくは自
動倉庫に容易に適用可能な免震装置及び免震パレットを
提供する。 【解決手段】 倉庫のパレット支持架台54に支持され
た荷を免震するための倉庫用免震装置10が開示されて
いる。この免震装置10は、パレット支持架台54に沿
ってスライド可能に該パレット支持架台に嵌合するスラ
イド部材11を備え、該スライド部材のスライドに伴い
免震を行う。免震装置10は、スライド部材及びパレッ
ト支持架台の側部に装着された振動長周期化装置12を
備えることができる。また、ラック式倉庫のパレット支
持架台に対して荷を搬入・搬出するために使用されるパ
レットに免震機構を内蔵させてもよい。
動倉庫に容易に適用可能な免震装置及び免震パレットを
提供する。 【解決手段】 倉庫のパレット支持架台54に支持され
た荷を免震するための倉庫用免震装置10が開示されて
いる。この免震装置10は、パレット支持架台54に沿
ってスライド可能に該パレット支持架台に嵌合するスラ
イド部材11を備え、該スライド部材のスライドに伴い
免震を行う。免震装置10は、スライド部材及びパレッ
ト支持架台の側部に装着された振動長周期化装置12を
備えることができる。また、ラック式倉庫のパレット支
持架台に対して荷を搬入・搬出するために使用されるパ
レットに免震機構を内蔵させてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば倉庫、特に
自動倉庫のような貯蔵・保管施設において使用するのに
好適なラックの免震装置に関するものである。
自動倉庫のような貯蔵・保管施設において使用するのに
好適なラックの免震装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の代表的なラック式自動倉
庫を部分的に横断面で示している。同図において、符号
150は倉庫建屋を表わしており、この建屋150内に
は、その長手方向に走行移動可能に複数基のスタッカク
レーン151が設けられると共に、各スタッカクレーン
151の走路に面してその両側に多段の格納用ラック構
造体152が設けられている。
庫を部分的に横断面で示している。同図において、符号
150は倉庫建屋を表わしており、この建屋150内に
は、その長手方向に走行移動可能に複数基のスタッカク
レーン151が設けられると共に、各スタッカクレーン
151の走路に面してその両側に多段の格納用ラック構
造体152が設けられている。
【0003】図9は、図8のIX〜IX線に沿って示すラッ
ク構造体152の一部の正面図である。各ラック構造体
152は、建屋150の長手方向に間隔をおいて配置さ
れた複数対(図には3対のみ示す)の支柱153と、対
向する支柱153の両側へ張り出すように設けられた多
数のパレット支持架台154とから構成されている。図
10は、図9のX〜X線に沿ってラック構造体152を
拡大して部分的に示す平面図である。この図から、支柱
153及びパレット支持架台154は、スタッカクレー
ン151(図示せず)の走路151aの両側に対称に設
けられていることが分かる。160はスタッカクレーン
151により搬送されるパレットである。パレット16
0は荷156を搭載して倉庫内に搬入、搬出される。
ク構造体152の一部の正面図である。各ラック構造体
152は、建屋150の長手方向に間隔をおいて配置さ
れた複数対(図には3対のみ示す)の支柱153と、対
向する支柱153の両側へ張り出すように設けられた多
数のパレット支持架台154とから構成されている。図
10は、図9のX〜X線に沿ってラック構造体152を
拡大して部分的に示す平面図である。この図から、支柱
153及びパレット支持架台154は、スタッカクレー
ン151(図示せず)の走路151aの両側に対称に設
けられていることが分かる。160はスタッカクレーン
151により搬送されるパレットである。パレット16
0は荷156を搭載して倉庫内に搬入、搬出される。
【0004】パレット160は、倉庫端部の入出庫口か
らスタッカクレーン151により倉庫内へ水平・昇降搬
送され、所定の番地位置で、スタッカクレーン151の
フォークの伸縮及び上下動により、支柱153間の格納
場所に送り込まれ、両側のパレット支持架台154上に
跨って載せられ、鎖線160aで示すように格納され
る。また、上述した手順とは反対にスタッカクレーン1
51を操作することにより、格納されたパレット160
は、パレット支持架台154上から取り出され、入出庫
口へと搬出される。なお、スタッカクレーン151自体
の構造は本発明の要旨と直接関係していないから、図示
及び詳細な説明を省略する。
らスタッカクレーン151により倉庫内へ水平・昇降搬
送され、所定の番地位置で、スタッカクレーン151の
フォークの伸縮及び上下動により、支柱153間の格納
場所に送り込まれ、両側のパレット支持架台154上に
跨って載せられ、鎖線160aで示すように格納され
る。また、上述した手順とは反対にスタッカクレーン1
51を操作することにより、格納されたパレット160
は、パレット支持架台154上から取り出され、入出庫
口へと搬出される。なお、スタッカクレーン151自体
の構造は本発明の要旨と直接関係していないから、図示
及び詳細な説明を省略する。
【0005】次に、図11はパレット160上の荷15
6の代表的な箱型の荷姿を示している。一般にパレット
160は、1方向にフォーク差込孔155を有し、この
差込孔155がフォークリフトのフォーク差込用に使用
される。スタッカクレーン151のフォークは、パレッ
ト160の底面を支持してスタッカクレーン151とパ
レット支持架台154との間にパレット160のフォー
ク搬送を行う。1つのパレット格納場所を斜視する図1
2に示すように、パレット支持架台154上には、パレ
ット160の側面と対向する配置でストッパ157が設
けられている。
6の代表的な箱型の荷姿を示している。一般にパレット
160は、1方向にフォーク差込孔155を有し、この
差込孔155がフォークリフトのフォーク差込用に使用
される。スタッカクレーン151のフォークは、パレッ
ト160の底面を支持してスタッカクレーン151とパ
レット支持架台154との間にパレット160のフォー
ク搬送を行う。1つのパレット格納場所を斜視する図1
2に示すように、パレット支持架台154上には、パレ
ット160の側面と対向する配置でストッパ157が設
けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなラック式自動倉庫では、地震により建屋150本
体及び格納用ラック構造体152が振動するとき、パレ
ット支持架台154上に収容したパレット160と荷1
56とに水平衝撃力が加わると、図12から分かるよう
に荷156とパレット160がスタッカクレーン151
の走路側へ滑落する危険があり、その対策が求められて
いる。
ようなラック式自動倉庫では、地震により建屋150本
体及び格納用ラック構造体152が振動するとき、パレ
ット支持架台154上に収容したパレット160と荷1
56とに水平衝撃力が加わると、図12から分かるよう
に荷156とパレット160がスタッカクレーン151
の走路側へ滑落する危険があり、その対策が求められて
いる。
【0007】従って、このようなラック式自動倉庫の地
震対策として、一般的には、図8で示す自動倉庫の建屋
150本体に免震装置を設置する方法が考えられる。し
かし、この方法は、ラック式自動倉庫を新設する場合は
問題なく適用できるが、既存のラック式自動倉庫の建屋
150に対しては構造的に適用し難い問題があり、未解
決の状態となっている。
震対策として、一般的には、図8で示す自動倉庫の建屋
150本体に免震装置を設置する方法が考えられる。し
かし、この方法は、ラック式自動倉庫を新設する場合は
問題なく適用できるが、既存のラック式自動倉庫の建屋
150に対しては構造的に適用し難い問題があり、未解
決の状態となっている。
【0008】本発明は上記に鑑みてなされたもので、新
設、既設の何れのラック式倉庫もしくはラック式貯蔵・
保管施設にも容易に適用可能な免震装置及び免震パレッ
トを提供することを目的としている。
設、既設の何れのラック式倉庫もしくはラック式貯蔵・
保管施設にも容易に適用可能な免震装置及び免震パレッ
トを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明によると、倉庫の支持架台
に支持された荷を免震するための倉庫用免震装置は、前
記支持架台に沿ってスライド可能に該支持架台に嵌合す
るスライド部材を備え、該スライド部材のスライドに伴
い免震することを特徴としている。
め、請求項1に記載の本発明によると、倉庫の支持架台
に支持された荷を免震するための倉庫用免震装置は、前
記支持架台に沿ってスライド可能に該支持架台に嵌合す
るスライド部材を備え、該スライド部材のスライドに伴
い免震することを特徴としている。
【0010】この倉庫用免震装置は、請求項2に記載の
本発明のように、前記支持架台に設置され前記スライド
部材のスライド移動に伴って伸縮すると共に、前記スラ
イド部材を地震の振動周期より長周期でスライド移動さ
せる振動長周期化手段を更に備えていることが好まし
い。この場合、請求項3に記載のように、前記振動長周
期化手段は、弾性体と、該弾性体に初期張力を付与する
手段とを備えていることが好適である。
本発明のように、前記支持架台に設置され前記スライド
部材のスライド移動に伴って伸縮すると共に、前記スラ
イド部材を地震の振動周期より長周期でスライド移動さ
せる振動長周期化手段を更に備えていることが好まし
い。この場合、請求項3に記載のように、前記振動長周
期化手段は、弾性体と、該弾性体に初期張力を付与する
手段とを備えていることが好適である。
【0011】また、請求項4に記載のように、前記支持
架台は、前記スライド部材のスライドする方向に延びる
対の棒部材を含む矩形の枠体に形成されており、該棒部
材の各々に前記スライド部材が嵌合して設けられてお
り、断面コ字形の双方のスライド部材が相互に接続され
ていることが好ましい。
架台は、前記スライド部材のスライドする方向に延びる
対の棒部材を含む矩形の枠体に形成されており、該棒部
材の各々に前記スライド部材が嵌合して設けられてお
り、断面コ字形の双方のスライド部材が相互に接続され
ていることが好ましい。
【0012】また、上述した目的を達成するため、請求
項5に記載の本発明は、自動倉庫のラック構造体に格納
する荷の地震による振動を免震するために、パレット支
持架台に嵌合しパレット出入方向に滑り移動可能に設け
られたパレット受けスライド部材と、該スライド部材及
びパレット支持架台の側部に装着された振動長周期化手
段とを備えることを特徴とする自動倉庫のラック用免震
装置を提供する。
項5に記載の本発明は、自動倉庫のラック構造体に格納
する荷の地震による振動を免震するために、パレット支
持架台に嵌合しパレット出入方向に滑り移動可能に設け
られたパレット受けスライド部材と、該スライド部材及
びパレット支持架台の側部に装着された振動長周期化手
段とを備えることを特徴とする自動倉庫のラック用免震
装置を提供する。
【0013】この自動倉庫のラック用免震装置におい
て、請求項6に記載の本発明のように、前記振動長周期
化手段が、前記スライド部材及び前記パレット支持架台
間に連結されるコイルばねと、該コイルばねに初期張力
を付与する手段とを含むことが好ましい。また、請求項
7に記載のように、前記パレット支持架台は、前記パレ
ット出入方向に延びる対の棒部材を含む矩形の枠体に形
成されており、該棒部材の各々に前記スライド部材が嵌
合して設けられており、断面コ字形の双方のスライド部
材が離脱防止手段により相互に接続されていることが好
ましい。
て、請求項6に記載の本発明のように、前記振動長周期
化手段が、前記スライド部材及び前記パレット支持架台
間に連結されるコイルばねと、該コイルばねに初期張力
を付与する手段とを含むことが好ましい。また、請求項
7に記載のように、前記パレット支持架台は、前記パレ
ット出入方向に延びる対の棒部材を含む矩形の枠体に形
成されており、該棒部材の各々に前記スライド部材が嵌
合して設けられており、断面コ字形の双方のスライド部
材が離脱防止手段により相互に接続されていることが好
ましい。
【0014】更に、上述の目的を達成するため、請求項
8に記載の本発明によると、ラック式倉庫のパレット支
持架台に対して荷を搬入・搬出するために使用されるパ
レットは、免震機構が内蔵された免震パレットとして構
成されている。この場合、請求項9に記載のように、免
震パレットは、水平に配置される上板及び底板を備え、
該上板及び該底板の間に前記免震機構が設けられている
ことが好適である。
8に記載の本発明によると、ラック式倉庫のパレット支
持架台に対して荷を搬入・搬出するために使用されるパ
レットは、免震機構が内蔵された免震パレットとして構
成されている。この場合、請求項9に記載のように、免
震パレットは、水平に配置される上板及び底板を備え、
該上板及び該底板の間に前記免震機構が設けられている
ことが好適である。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して、本発
明の好適な実施の形態について詳細に説明するが、図
中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。ま
た、本発明は、以下の説明から分かるように、この実施
の形態に限定されるものではなく、種々の改変が可能で
ある。
明の好適な実施の形態について詳細に説明するが、図
中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。ま
た、本発明は、以下の説明から分かるように、この実施
の形態に限定されるものではなく、種々の改変が可能で
ある。
【0016】(実施の形態1)本発明の好適な実施の形
態1では、パレット支持架台54単位又はパレット60
単位で免震機構を設けている。即ち、図1において、符
号10は、本発明の実施の形態1による倉庫用免震装置
を総括的に示しており、この免震装置10は、パレット
支持架台54毎に設けられるようになっている。実施の
形態1において、パレット支持架台54は、双頭矢印A
で示したパレット60の出入方向に互いに平行に延びる
2本の棒部材54aと、該棒部材をそれらの端部で互い
に接続する2本の接続部材54bとにより頑丈な枠体に
形成されている。また、この2本の棒部材54aに対し
て垂直に延びる板状の支持部材54cには、パレット6
0のストッパ57が設けられている。パレット60が鎖
線で示されているように載置されたパレット格納場所に
関して内側の棒部材54aは、パレット60及び荷の荷
重を支持するパレット支持部を構成する。なお、ストッ
パ57は、パレット60の挿入方向(図1において左側
から右側に向かう方向)に関して手前側の接続部材54
bにも設けることができる。
態1では、パレット支持架台54単位又はパレット60
単位で免震機構を設けている。即ち、図1において、符
号10は、本発明の実施の形態1による倉庫用免震装置
を総括的に示しており、この免震装置10は、パレット
支持架台54毎に設けられるようになっている。実施の
形態1において、パレット支持架台54は、双頭矢印A
で示したパレット60の出入方向に互いに平行に延びる
2本の棒部材54aと、該棒部材をそれらの端部で互い
に接続する2本の接続部材54bとにより頑丈な枠体に
形成されている。また、この2本の棒部材54aに対し
て垂直に延びる板状の支持部材54cには、パレット6
0のストッパ57が設けられている。パレット60が鎖
線で示されているように載置されたパレット格納場所に
関して内側の棒部材54aは、パレット60及び荷の荷
重を支持するパレット支持部を構成する。なお、ストッ
パ57は、パレット60の挿入方向(図1において左側
から右側に向かう方向)に関して手前側の接続部材54
bにも設けることができる。
【0017】本発明の実施の形態1に従ってパレット支
持架台54に設けられた免震装置10は、パレット出入
方向Aに滑り移動可能なようにパレット支持架台54の
パレット支持部54aに装着されたパレット受けスライ
ド部材11と、このスライド部材11及びパレット支持
架台54の側面に跨って装着された振動長周期化手段1
2とを含んでいる。なお、図1に示したパレット格納場
所では左側がパレットの出入口である。
持架台54に設けられた免震装置10は、パレット出入
方向Aに滑り移動可能なようにパレット支持架台54の
パレット支持部54aに装着されたパレット受けスライ
ド部材11と、このスライド部材11及びパレット支持
架台54の側面に跨って装着された振動長周期化手段1
2とを含んでいる。なお、図1に示したパレット格納場
所では左側がパレットの出入口である。
【0018】スライド部材11は、実施の形態1では断
面矩形のパレット支持部54aをほぼ囲むように嵌合し
てその長手方向、即ち、パレット出入方向Aに滑動可能
な例えばC型断面部材で構成されており、パレット支持
部54aの両端部を除いてほぼその全長にわたり延びて
いる。振動長周期化手段12は、図2に示すように、パ
レット支持部54aの両端部から直角水平に張り出して
設けたブラケット状の短い端部支持部材13と、スライ
ド部材11の中央付近に間隔を隔て直角水平に張り出し
て設けた短い一対のブラケット状中央支持部材14とを
含み、該中央支持部材14には図示しない貫通孔が形成
されている。また、振動長周期化手段12は、各中央支
持部材14の貫通孔に通し支持された第1連結装置1
5,15と、該第1連結装置15,15の対向端間に連
結されたコイルばね16と、各端部支持部材13に内向
きに支持された第2連結装置17と、各第1連結装置1
5の外端及び各第2連結装置17の内端間に連結された
ワイヤ18とを含んでいる。
面矩形のパレット支持部54aをほぼ囲むように嵌合し
てその長手方向、即ち、パレット出入方向Aに滑動可能
な例えばC型断面部材で構成されており、パレット支持
部54aの両端部を除いてほぼその全長にわたり延びて
いる。振動長周期化手段12は、図2に示すように、パ
レット支持部54aの両端部から直角水平に張り出して
設けたブラケット状の短い端部支持部材13と、スライ
ド部材11の中央付近に間隔を隔て直角水平に張り出し
て設けた短い一対のブラケット状中央支持部材14とを
含み、該中央支持部材14には図示しない貫通孔が形成
されている。また、振動長周期化手段12は、各中央支
持部材14の貫通孔に通し支持された第1連結装置1
5,15と、該第1連結装置15,15の対向端間に連
結されたコイルばね16と、各端部支持部材13に内向
きに支持された第2連結装置17と、各第1連結装置1
5の外端及び各第2連結装置17の内端間に連結された
ワイヤ18とを含んでいる。
【0019】コイルばね16に初期張力を付与する手段
でもある第1連結装置15は、ねじ軸部15aと、支持
部材14の外側でこのねじ軸部15aに螺合したナット
15bと、ねじ軸部15aの外側端に固着されたワイヤ
連結部15cと、ねじ軸部15aの内側端に固着された
ばね連結部15dとから構成されており、両第1連結装
置15の一対のナット15b,15bの締込みにより、
コイルばね16を一定長さ引き伸ばした状態に保持して
内側向きの復元力(トリガー機能)を与え、通常のパレ
ット60の搬送作業中に生ずる水平力ではスライド部材
11がパレット支持部54a上をスライドせず中央位置
を保持できるようにしている。各第2連結装置17は、
ねじ軸部17aと、端部支持部材13に当接した状態で
このねじ軸部17aに螺合したナット17bと、ねじ軸
部17aをワイヤ18に接続するワイヤ連結部17cと
を含んでいる。
でもある第1連結装置15は、ねじ軸部15aと、支持
部材14の外側でこのねじ軸部15aに螺合したナット
15bと、ねじ軸部15aの外側端に固着されたワイヤ
連結部15cと、ねじ軸部15aの内側端に固着された
ばね連結部15dとから構成されており、両第1連結装
置15の一対のナット15b,15bの締込みにより、
コイルばね16を一定長さ引き伸ばした状態に保持して
内側向きの復元力(トリガー機能)を与え、通常のパレ
ット60の搬送作業中に生ずる水平力ではスライド部材
11がパレット支持部54a上をスライドせず中央位置
を保持できるようにしている。各第2連結装置17は、
ねじ軸部17aと、端部支持部材13に当接した状態で
このねじ軸部17aに螺合したナット17bと、ねじ軸
部17aをワイヤ18に接続するワイヤ連結部17cと
を含んでいる。
【0020】図1において、荷(図示せず)を載せたパ
レット60は、スタッカクレーンによりパレット支持架
台54上の左右のスライド部材11,11上に載せて格
納される。このとき、免震装置10は、通常作業時の水
平力下では、コイルばね16に与えられた初期張力(ト
リガー機能)で水平衝撃力を受け止め、パレット60を
パレット支持架台54上の奥行き方向中央位置に静止し
た状態に維持する。地震が発生し設定された初期張力以
上の水平衝撃力がパレット支持架台54に加わった場
合、パレット60と、その上の荷(図示せず)と、スラ
イド部材11とが一緒にパレット支持部54a上を滑り
移動する。この滑り移動はコイルばね16に与えた初期
張力(トリガー機能)の緩衝作用で遅れて緩く発生す
る。
レット60は、スタッカクレーンによりパレット支持架
台54上の左右のスライド部材11,11上に載せて格
納される。このとき、免震装置10は、通常作業時の水
平力下では、コイルばね16に与えられた初期張力(ト
リガー機能)で水平衝撃力を受け止め、パレット60を
パレット支持架台54上の奥行き方向中央位置に静止し
た状態に維持する。地震が発生し設定された初期張力以
上の水平衝撃力がパレット支持架台54に加わった場
合、パレット60と、その上の荷(図示せず)と、スラ
イド部材11とが一緒にパレット支持部54a上を滑り
移動する。この滑り移動はコイルばね16に与えた初期
張力(トリガー機能)の緩衝作用で遅れて緩く発生す
る。
【0021】例えば、図2においてスライド部材11が
矢印Bのように右から左へ滑り移動すると、スライド部
材11と共に移動する左側支持部材14がナット15b
と接して左側の第1連結装置15を左方向へ移動させ、
左側支持部材13との間隔が狭まって左側ワイヤ18が
弛む。反対に右側の第1連結装置15に関しては、右側
支持部材14がナット15bから離れ、右側支持部材1
3との間隔が広がり、右側支持部材13を支持点とする
右側ワイヤ18と右側の第1連結装置15の張力でコイ
ルばね16が引き伸ばされる。反対方向へのスライド部
材11の滑り移動に関しても、同様の作用が生じ、コイ
ルばね16が反対方向に引き伸ばされ、このコイルばね
16の引伸し反力によってスライド部材11とパレット
60と荷とに発生する滑り振動周期が長周期化され、そ
の結果として免震され、荷とパレット60の滑落が防止
される。
矢印Bのように右から左へ滑り移動すると、スライド部
材11と共に移動する左側支持部材14がナット15b
と接して左側の第1連結装置15を左方向へ移動させ、
左側支持部材13との間隔が狭まって左側ワイヤ18が
弛む。反対に右側の第1連結装置15に関しては、右側
支持部材14がナット15bから離れ、右側支持部材1
3との間隔が広がり、右側支持部材13を支持点とする
右側ワイヤ18と右側の第1連結装置15の張力でコイ
ルばね16が引き伸ばされる。反対方向へのスライド部
材11の滑り移動に関しても、同様の作用が生じ、コイ
ルばね16が反対方向に引き伸ばされ、このコイルばね
16の引伸し反力によってスライド部材11とパレット
60と荷とに発生する滑り振動周期が長周期化され、そ
の結果として免震され、荷とパレット60の滑落が防止
される。
【0022】このように、免震装置10はパレット支持
架台54毎に装着される。そのため、免震装置10は、
格納用ラック構造体52の地震による振動の影響の大き
い場所、例えば上部格納区画などを選定し必要な範囲で
過不足なく装着可能である。従って、免震装置10の無
駄な配置を防止できる。また、パレット支持架台54毎
に免震装置10を設けるため、ラック構造体52と荷へ
の免震効果が著しく効果的になる。また、この免震装置
10は、低コストで経済的に提供され、新設の自動倉庫
にも、既存の自動倉庫にもその地震対策として容易に取
り付けることが可能である。新設倉庫に適用する場合で
は、本体製作に合わせて免震装置10を地上で容易に組
み込むことが可能である。
架台54毎に装着される。そのため、免震装置10は、
格納用ラック構造体52の地震による振動の影響の大き
い場所、例えば上部格納区画などを選定し必要な範囲で
過不足なく装着可能である。従って、免震装置10の無
駄な配置を防止できる。また、パレット支持架台54毎
に免震装置10を設けるため、ラック構造体52と荷へ
の免震効果が著しく効果的になる。また、この免震装置
10は、低コストで経済的に提供され、新設の自動倉庫
にも、既存の自動倉庫にもその地震対策として容易に取
り付けることが可能である。新設倉庫に適用する場合で
は、本体製作に合わせて免震装置10を地上で容易に組
み込むことが可能である。
【0023】更に、免震装置10を図1及び図2のよう
に、パレット支持部54aに嵌合するスライド部材1
1、パレット支持架台54の側方に配置される支持部材
13,14、第1連結装置15、第2連結装置17、コ
イルばね16、ワイヤ18等で構成すると、全体がパレ
ット支持架台54の厚さ範囲でほぼ納まり非常にコンパ
クトに構成でき、しかも部品点数が最小で済む。即ち、
パレット支持架台54のパレット支持部54aと嵌合す
るスライド部材11を使用することにより、パレット6
0の格納スペースの高さの減少分をスライド部材11の
板厚程度とすることができるので、格納スペースを実質
的に減らすことなく免震装置10の設置が可能であり、
従って、既設の自動倉庫の格納スペースを殆ど従来のま
ま確保できる。
に、パレット支持部54aに嵌合するスライド部材1
1、パレット支持架台54の側方に配置される支持部材
13,14、第1連結装置15、第2連結装置17、コ
イルばね16、ワイヤ18等で構成すると、全体がパレ
ット支持架台54の厚さ範囲でほぼ納まり非常にコンパ
クトに構成でき、しかも部品点数が最小で済む。即ち、
パレット支持架台54のパレット支持部54aと嵌合す
るスライド部材11を使用することにより、パレット6
0の格納スペースの高さの減少分をスライド部材11の
板厚程度とすることができるので、格納スペースを実質
的に減らすことなく免震装置10の設置が可能であり、
従って、既設の自動倉庫の格納スペースを殆ど従来のま
ま確保できる。
【0024】(実施の形態2)この実施の形態2は、実
施の形態1(図1及び図2)の格納単位区画における各
パレット支持架台の左右棒部材に断面コ型のスライド部
材を嵌合し、これを離脱防止手段によりパレット支持架
台に拘束するよう構成したものである。
施の形態1(図1及び図2)の格納単位区画における各
パレット支持架台の左右棒部材に断面コ型のスライド部
材を嵌合し、これを離脱防止手段によりパレット支持架
台に拘束するよう構成したものである。
【0025】図3及び4において、11’は断面コ型部
材で構成したスライド部材、20はスライド部材11’
をパレット支持架台54に拘束する離脱防止手段であ
る。スライド部材11’は、パレット支持架台54のパ
レット支持部54aにその長手方向に滑動可能に嵌め合
わされている。離脱防止手段20は、図4のようにパレ
ット支持架台54の下側で1つのパレット支持架台54
の両側に装着されたスライド部材11’相互を接続する
ように構成された棒状もしくは板状の水平部材である。
なお、スライド部材11’と水平部材20の接続は、長
さ調節式のボルト止め等の適宜の方法で行うことができ
る。また、離脱防止手段20の取付位置は、ストッパ5
7に近い図示した位置に限定されず他の位置であっても
良い。その他の構成は実施の形態1の場合と同様であ
る。
材で構成したスライド部材、20はスライド部材11’
をパレット支持架台54に拘束する離脱防止手段であ
る。スライド部材11’は、パレット支持架台54のパ
レット支持部54aにその長手方向に滑動可能に嵌め合
わされている。離脱防止手段20は、図4のようにパレ
ット支持架台54の下側で1つのパレット支持架台54
の両側に装着されたスライド部材11’相互を接続する
ように構成された棒状もしくは板状の水平部材である。
なお、スライド部材11’と水平部材20の接続は、長
さ調節式のボルト止め等の適宜の方法で行うことができ
る。また、離脱防止手段20の取付位置は、ストッパ5
7に近い図示した位置に限定されず他の位置であっても
良い。その他の構成は実施の形態1の場合と同様であ
る。
【0026】実施の形態2の構成によれば、図3の左側
からパレット支持架台54間に出入りするスタッカフォ
ーク(図示せず)と離脱防止手段20が干渉しないで、
スライド部材11’を確実にパレット支持架台54上に
保持できる。このため、スライド部材11’を単純な断
面コ型部材で構成することが容易となり、その製作取付
けも容易になる。他の作用効果は実施の形態1の場合と
同様である。
からパレット支持架台54間に出入りするスタッカフォ
ーク(図示せず)と離脱防止手段20が干渉しないで、
スライド部材11’を確実にパレット支持架台54上に
保持できる。このため、スライド部材11’を単純な断
面コ型部材で構成することが容易となり、その製作取付
けも容易になる。他の作用効果は実施の形態1の場合と
同様である。
【0027】(実施の形態3)実施の形態3は、実施の
形態1及び2のようにパレット支持架台に免震装置を設
ける代わりに、自動倉庫で荷と共に搬入搬出されるパレ
ット自体を免震テーブル構造に構成する例である。
形態1及び2のようにパレット支持架台に免震装置を設
ける代わりに、自動倉庫で荷と共に搬入搬出されるパレ
ット自体を免震テーブル構造に構成する例である。
【0028】図5において、実施の形態1及び2と同様
に、54は支柱53列に支持されたパレット支持架台を
表わしている。該パレット支持架台54間に、本発明に
よる免震パレット30が矢印C側から出入りする。図6
及び図7に示すように、この免震パレット30は、分離
した底板部分31と上板部分32とを含んでいる。底板
部分31は、底板33と、この底板33の前後(図5の
上下)対称位置に幅方向(図5の左右方向)に一体的に
設けた実施例では断面矩形である一対のフォーク差込部
34と、このフォーク差込部34,34間で底板33の
両側対称位置計4箇所に前後方向に固着して設けた上凹
曲の曲線レール35(図6)とから構成されている。
に、54は支柱53列に支持されたパレット支持架台を
表わしている。該パレット支持架台54間に、本発明に
よる免震パレット30が矢印C側から出入りする。図6
及び図7に示すように、この免震パレット30は、分離
した底板部分31と上板部分32とを含んでいる。底板
部分31は、底板33と、この底板33の前後(図5の
上下)対称位置に幅方向(図5の左右方向)に一体的に
設けた実施例では断面矩形である一対のフォーク差込部
34と、このフォーク差込部34,34間で底板33の
両側対称位置計4箇所に前後方向に固着して設けた上凹
曲の曲線レール35(図6)とから構成されている。
【0029】上板部分32は、上板36と、該上板36
の下面の両側対称位置計4箇所に前後方向に固着して設
けた、上述の曲線レール35とほぼ同一曲率を有して対
向する下凸曲の曲線レール37と、上下の曲線レール3
7,35間に挟まれるような配置で上板36の下面に装
着された4個の車輪38と(図6及び図7)と、上板3
6の中央部に下向きに底板33の上面と接するように設
けた摩擦ダンパ39(図7)とを含んでいる。この実施
の形態3では、曲線レール35、曲線レール37、車輪
38及び摩擦ダンパ39により免震機構が構成されてい
る。摩擦ダンパ39は、図7に示す実施例において、ネ
ジ40でコイルスプリング41を介し摩擦板42を底板
33の上面へ押し付ける構成としている。なお、摩擦ダ
ンパ39は、前後方向に底板部分31と上板部分32間
に接続するオイルダンパ等で代えることができる。ま
た、同様な横方向の免震機構を上に重ねると、X及びY
両方向に作用する免震パレットを構成することが可能で
ある。
の下面の両側対称位置計4箇所に前後方向に固着して設
けた、上述の曲線レール35とほぼ同一曲率を有して対
向する下凸曲の曲線レール37と、上下の曲線レール3
7,35間に挟まれるような配置で上板36の下面に装
着された4個の車輪38と(図6及び図7)と、上板3
6の中央部に下向きに底板33の上面と接するように設
けた摩擦ダンパ39(図7)とを含んでいる。この実施
の形態3では、曲線レール35、曲線レール37、車輪
38及び摩擦ダンパ39により免震機構が構成されてい
る。摩擦ダンパ39は、図7に示す実施例において、ネ
ジ40でコイルスプリング41を介し摩擦板42を底板
33の上面へ押し付ける構成としている。なお、摩擦ダ
ンパ39は、前後方向に底板部分31と上板部分32間
に接続するオイルダンパ等で代えることができる。ま
た、同様な横方向の免震機構を上に重ねると、X及びY
両方向に作用する免震パレットを構成することが可能で
ある。
【0030】実施の形態3による免震パレット30で
は、免震パレット30を荷と共にパレット支持架台54
上に保管したとき、通常の搬送作業中の振動力は、摩擦
ダンパ39による滑り摩擦抵抗(トリガー機能)で免震
パレット30自体の底板部分31と上板部分32間の水
平振動が抑制され、安全に作業ができる。地震が発生し
たときには、摩擦ダンパ39の滑り摩擦抵抗を越える振
動力で免震パレット30の底板部分31と上板部分32
が曲線レール35方向に相対滑り移動する。この滑り移
動は摩擦ダンパ39の摩擦抵抗力による緩衝作用で遅れ
て緩く発生する。このため免震パレット30と荷の振動
が長周期化され、揺れが軽減されて滑落が防止される。
上凹曲の曲線レール35による中央位置への自動復元作
用で地震振動が収まると上板部分32と荷は曲線レール
35上の中央位置に自動的に復元する。
は、免震パレット30を荷と共にパレット支持架台54
上に保管したとき、通常の搬送作業中の振動力は、摩擦
ダンパ39による滑り摩擦抵抗(トリガー機能)で免震
パレット30自体の底板部分31と上板部分32間の水
平振動が抑制され、安全に作業ができる。地震が発生し
たときには、摩擦ダンパ39の滑り摩擦抵抗を越える振
動力で免震パレット30の底板部分31と上板部分32
が曲線レール35方向に相対滑り移動する。この滑り移
動は摩擦ダンパ39の摩擦抵抗力による緩衝作用で遅れ
て緩く発生する。このため免震パレット30と荷の振動
が長周期化され、揺れが軽減されて滑落が防止される。
上凹曲の曲線レール35による中央位置への自動復元作
用で地震振動が収まると上板部分32と荷は曲線レール
35上の中央位置に自動的に復元する。
【0031】この実施の形態3によれば、ラック式自動
倉庫での地震時における免震パレット30と荷の滑落防
止にあたって、パレット支持架台54側に免震装置を取
り付ける必要がなくなる。また、免震パレット30だけ
を変更すればよいから、既存の自動倉庫への適用が著し
く容易になる。パレット単位の免震であるから、地震に
よる振動の影響の大きい場所、例えば上部格納区画など
必要な範囲で過不足なく専用の免震パレット30を使用
することが可能であり、免震装置の無駄な配置を防止す
ることができる。免震パレット30は工場で製作できる
ので、現場取付工事等が解消するから、パレットと荷の
免震と滑落防止対策が著しく容易になる。また、荷への
直接免震であるため、制振対策に比べ効果が大きい。
倉庫での地震時における免震パレット30と荷の滑落防
止にあたって、パレット支持架台54側に免震装置を取
り付ける必要がなくなる。また、免震パレット30だけ
を変更すればよいから、既存の自動倉庫への適用が著し
く容易になる。パレット単位の免震であるから、地震に
よる振動の影響の大きい場所、例えば上部格納区画など
必要な範囲で過不足なく専用の免震パレット30を使用
することが可能であり、免震装置の無駄な配置を防止す
ることができる。免震パレット30は工場で製作できる
ので、現場取付工事等が解消するから、パレットと荷の
免震と滑落防止対策が著しく容易になる。また、荷への
直接免震であるため、制振対策に比べ効果が大きい。
【0032】以上、本発明の好適な実施例をラック式自
動倉庫について説明してきたが、本発明は、自動倉庫に
適用するのに限定されるものではなく、自動ではない通
常の倉庫にも適用可能である。また、荷姿が適切であれ
ば、パレットを使用することなく荷を支持架台に載置す
る場合にも、荷崩れのないように免震することができ
る。
動倉庫について説明してきたが、本発明は、自動倉庫に
適用するのに限定されるものではなく、自動ではない通
常の倉庫にも適用可能である。また、荷姿が適切であれ
ば、パレットを使用することなく荷を支持架台に載置す
る場合にも、荷崩れのないように免震することができ
る。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、倉庫
の支持架台に支持された荷を免震するための倉庫用免震
装置は、支持架台に沿ってスライド可能に該支持架台に
嵌合するスライド部材を備え、該スライド部材のスライ
ドに伴い免震するように構成されており、免震装置は支
持架台に装着されるため、地震による振動の影響の大き
い場所、例えば上部格納区画などを選定し必要な範囲で
過不足なく装着可能である。従って、免震装置の無駄な
配置を防止できる。また、支持架台毎に免震装置を設け
るため、荷への免震効果が著しく効果的になる。また、
免震装置は、低コストで経済的に提供され、新設の倉庫
にも、既存の倉庫にもその地震対策として容易に取り付
けることが可能である。しかも、新設倉庫に適用する場
合では、本体製作に合わせて免震装置を地上で容易に組
み込むことが可能である。
の支持架台に支持された荷を免震するための倉庫用免震
装置は、支持架台に沿ってスライド可能に該支持架台に
嵌合するスライド部材を備え、該スライド部材のスライ
ドに伴い免震するように構成されており、免震装置は支
持架台に装着されるため、地震による振動の影響の大き
い場所、例えば上部格納区画などを選定し必要な範囲で
過不足なく装着可能である。従って、免震装置の無駄な
配置を防止できる。また、支持架台毎に免震装置を設け
るため、荷への免震効果が著しく効果的になる。また、
免震装置は、低コストで経済的に提供され、新設の倉庫
にも、既存の倉庫にもその地震対策として容易に取り付
けることが可能である。しかも、新設倉庫に適用する場
合では、本体製作に合わせて免震装置を地上で容易に組
み込むことが可能である。
【0034】また、請求項2に記載のように、免震は、
前記支持架台に設置され前記スライド部材のスライド移
動に伴って伸縮すると共に、前記スライド部材を地震の
振動周期より長周期でスライド移動させる振動長周期化
手段により行うと、構成が簡単となり好ましく、更に、
振動長周期化手段は、請求項3に記載のように、弾性体
と、該弾性体に初期張力を付与する手段とから構成する
のが最も好ましい。しかも、弾性体は、請求項6に記載
のように、コイルばねとすると構成が簡単かつ安価とな
り好ましい。
前記支持架台に設置され前記スライド部材のスライド移
動に伴って伸縮すると共に、前記スライド部材を地震の
振動周期より長周期でスライド移動させる振動長周期化
手段により行うと、構成が簡単となり好ましく、更に、
振動長周期化手段は、請求項3に記載のように、弾性体
と、該弾性体に初期張力を付与する手段とから構成する
のが最も好ましい。しかも、弾性体は、請求項6に記載
のように、コイルばねとすると構成が簡単かつ安価とな
り好ましい。
【0035】また、請求項4又は請求項7に記載の本発
明によると、前記支持架台(パレット支持架台)は、前
記スライド部材のスライドする方向に延びる対の棒部材
を含む矩形の枠体に形成されており、該棒部材の各々に
前記スライド部材が嵌合して設けられており、断面コ字
形の双方のスライド部材が(離脱防止手段により)相互
に接続されているので、支持架台(パレット支持架台)
間に出入りするスタッカフォークと干渉しないで、スラ
イド部材を確実に支持架台(パレット支持架台)上に保
持できる。このため、スライド部材を単純な断面コ型部
材で構成することが容易となり、その製作取付けも容易
になる。
明によると、前記支持架台(パレット支持架台)は、前
記スライド部材のスライドする方向に延びる対の棒部材
を含む矩形の枠体に形成されており、該棒部材の各々に
前記スライド部材が嵌合して設けられており、断面コ字
形の双方のスライド部材が(離脱防止手段により)相互
に接続されているので、支持架台(パレット支持架台)
間に出入りするスタッカフォークと干渉しないで、スラ
イド部材を確実に支持架台(パレット支持架台)上に保
持できる。このため、スライド部材を単純な断面コ型部
材で構成することが容易となり、その製作取付けも容易
になる。
【0036】請求項5に記載の本発明によると、自動倉
庫のラック用免震装置は、自動倉庫のラック構造体に格
納する荷の地震による振動を免震するために、パレット
支持架台に嵌合しパレット出入方向に滑り移動可能に設
けられたパレット受けスライド部材と、該スライド部材
及び該パレット支持架台の側部に装着された振動長周期
化手段とを備えており、パレット支持架台毎に装着され
る。そのため、免震装置は、格納用ラック構造体の地震
による振動の影響の大きい場所、例えば上部格納区画な
どを選定し必要な範囲で過不足なく装着可能である。従
って、免震装置の無駄な配置を防止できる。また、パレ
ット支持架台毎に免震装置を設けるため、ラック構造体
と荷への免震効果が著しく効果的になる。また、この免
震装置は、低コストで経済的に提供され、新設の自動倉
庫にも、既存の自動倉庫にもその地震対策として容易に
取り付けることが可能である。新設倉庫に適用する場合
では、本体製作に合わせて免震装置を地上で容易に組み
込むことが可能である。
庫のラック用免震装置は、自動倉庫のラック構造体に格
納する荷の地震による振動を免震するために、パレット
支持架台に嵌合しパレット出入方向に滑り移動可能に設
けられたパレット受けスライド部材と、該スライド部材
及び該パレット支持架台の側部に装着された振動長周期
化手段とを備えており、パレット支持架台毎に装着され
る。そのため、免震装置は、格納用ラック構造体の地震
による振動の影響の大きい場所、例えば上部格納区画な
どを選定し必要な範囲で過不足なく装着可能である。従
って、免震装置の無駄な配置を防止できる。また、パレ
ット支持架台毎に免震装置を設けるため、ラック構造体
と荷への免震効果が著しく効果的になる。また、この免
震装置は、低コストで経済的に提供され、新設の自動倉
庫にも、既存の自動倉庫にもその地震対策として容易に
取り付けることが可能である。新設倉庫に適用する場合
では、本体製作に合わせて免震装置を地上で容易に組み
込むことが可能である。
【0037】更に、請求項5の本発明による免震装置で
は、全体がパレット支持架台の厚さ範囲でほぼ納まり非
常にコンパクトに構成でき、しかも部品点数が最少で済
む。具体的には、パレット支持架台のパレット支持部と
嵌合するスライド部材を使用することにより、パレット
の格納スペースの高さの減少分をスライド部材の板厚程
度とすることができるので、格納スペースを実質的に減
らすことなく免震装置の設置が可能であり、従って、既
設の自動倉庫の格納スペースを殆ど従来のまま確保でき
る。
は、全体がパレット支持架台の厚さ範囲でほぼ納まり非
常にコンパクトに構成でき、しかも部品点数が最少で済
む。具体的には、パレット支持架台のパレット支持部と
嵌合するスライド部材を使用することにより、パレット
の格納スペースの高さの減少分をスライド部材の板厚程
度とすることができるので、格納スペースを実質的に減
らすことなく免震装置の設置が可能であり、従って、既
設の自動倉庫の格納スペースを殆ど従来のまま確保でき
る。
【0038】請求項8に記載の本発明によると、ラック
式倉庫のパレット支持架台に対して荷を搬入・搬出する
ために使用されるパレットは、免震機構が内蔵された免
震パレットとして構成されているので、ラック式倉庫で
の地震時におけるパレットと荷の滑落防止にあたって、
パレット支持架台側に免震装置を取り付ける必要がなく
なり、パレットだけを変更すればよいから、既存の自動
倉庫への適用が著しく容易になる。パレット単位の免震
であるから、地震による振動の影響の大きい場所、例え
ば上部格納区画など必要な範囲で過不足なく専用の免震
パレットを使用することが可能であり、免震装置の無駄
な配置を防止することができる。また、免震パレットは
工場で製作できるので、現場取付工事等が解消するか
ら、パレットと荷の免震と滑落防止対策が著しく容易に
なる。また、荷への直接免震であるため、制振対策に比
べ効果が大きい。
式倉庫のパレット支持架台に対して荷を搬入・搬出する
ために使用されるパレットは、免震機構が内蔵された免
震パレットとして構成されているので、ラック式倉庫で
の地震時におけるパレットと荷の滑落防止にあたって、
パレット支持架台側に免震装置を取り付ける必要がなく
なり、パレットだけを変更すればよいから、既存の自動
倉庫への適用が著しく容易になる。パレット単位の免震
であるから、地震による振動の影響の大きい場所、例え
ば上部格納区画など必要な範囲で過不足なく専用の免震
パレットを使用することが可能であり、免震装置の無駄
な配置を防止することができる。また、免震パレットは
工場で製作できるので、現場取付工事等が解消するか
ら、パレットと荷の免震と滑落防止対策が著しく容易に
なる。また、荷への直接免震であるため、制振対策に比
べ効果が大きい。
【0039】また、請求項9に記載の本発明によると、
パレットは、フォークリフト等のフォークが挿入される
フォーク差込部を上板及び底板間に備えているので、上
板及び底板間にはスペースの余裕があるので、該上板及
び該底板の間に免震機構が設けられていると、従来のパ
レットに免震機構を搭載可能であるばかりか、免震機構
を内蔵させてもパレット自体の厚さが変わらないので、
格納スペースを減らすことなく免震が可能であり、従っ
て、既設の自動倉庫の格納スペースを従来のまま確保で
きる。
パレットは、フォークリフト等のフォークが挿入される
フォーク差込部を上板及び底板間に備えているので、上
板及び底板間にはスペースの余裕があるので、該上板及
び該底板の間に免震機構が設けられていると、従来のパ
レットに免震機構を搭載可能であるばかりか、免震機構
を内蔵させてもパレット自体の厚さが変わらないので、
格納スペースを減らすことなく免震が可能であり、従っ
て、既設の自動倉庫の格納スペースを従来のまま確保で
きる。
【図1】本発明の実施の形態1による免震装置を装着し
たパレット格納単位区画の斜視図である。
たパレット格納単位区画の斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿って示す免震装置の全体図
である。
である。
【図3】本発明の実施の形態2による免震装置を装着し
たパレット格納単位区画の斜視図である。
たパレット格納単位区画の斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】本発明の実施の形態3にかかる免震装置を備え
たパレット格納単位区画を示す平面図である。
たパレット格納単位区画を示す平面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】図5のVII−VII線に沿った部分断面図である。
【図8】従来のラック式自動倉庫を部分的に示す側横断
面である。
面である。
【図9】図8のIX−IX線に沿って示す従来のラック構造
体の部分正面図である。
体の部分正面図である。
【図10】図9のX−X線に沿って示す平面図である。
【図11】パレット上の荷姿例を示す斜視図である。
【図12】1つのパレット格納場所を斜視する説明図で
ある。
ある。
10 倉庫用免震装置
11 スライド部材
11’ スライド部材
12 振動長周期化手段
15 第1連結装置(コイルばねに初期張力を付与す
る手段) 15b ナット 16 コイルばね(弾性体) 20 離脱防止手段 30 免震パレット 33 底板 35 曲線レール(免震機構) 36 上板 37 曲線レール(免震機構) 38 車輪(免震機構) 39 摩擦ダンパ(免震機構) 52 ラック構造体 54 パレット支持架台 54a 棒部材(パレット支持部) 60 パレット
る手段) 15b ナット 16 コイルばね(弾性体) 20 離脱防止手段 30 免震パレット 33 底板 35 曲線レール(免震機構) 36 上板 37 曲線レール(免震機構) 38 車輪(免震機構) 39 摩擦ダンパ(免震機構) 52 ラック構造体 54 パレット支持架台 54a 棒部材(パレット支持部) 60 パレット
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F16F 15/02 F16F 15/02 E
L
(72)発明者 石井 元悦
広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱
重工業株式会社広島製作所内
(72)発明者 原田 秀秋
広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱
重工業株式会社広島研究所内
Fターム(参考) 3E063 AA03 CA05 CA30 EE01 GG10
3F022 AA15 EE02 FF02 MM00
3J048 AA07 AC01 BC02 BE15 BF04
EA38
Claims (9)
- 【請求項1】 倉庫の支持架台に支持された荷を免震す
るための倉庫用免震装置であって、前記支持架台に沿っ
てスライド可能に該支持架台に嵌合するスライド部材を
備え、該スライド部材のスライドに伴い免震することを
特徴とする倉庫用免震装置。 - 【請求項2】 前記支持架台に設置され前記スライド部
材のスライド移動に伴って伸縮すると共に、前記スライ
ド部材を地震の振動周期より長周期でスライド移動させ
る振動長周期化手段を更に備えたことを特徴とする請求
項1に記載の倉庫用免震装置。 - 【請求項3】 前記振動長周期化手段は、弾性体と、該
弾性体に初期張力を付与する手段とを備えることを特徴
とする請求項2に記載の倉庫用免震装置。 - 【請求項4】 前記支持架台は、前記スライド部材のス
ライドする方向に延びる対の棒部材を含む矩形の枠体に
形成されており、該棒部材の各々に前記スライド部材が
嵌合して設けられており、断面コ字形の双方のスライド
部材が相互に接続されていることを特徴とする請求項2
又は3に記載の倉庫用免震装置。 - 【請求項5】 自動倉庫のラック構造体に格納する荷の
地震による振動を免震するために、パレット支持架台に
嵌合しパレット出入方向に滑り移動可能に設けられたパ
レット受けスライド部材と、該スライド部材及び該パレ
ット支持架台の側部に装着された振動長周期化手段とを
備えることを特徴とする自動倉庫のラック用免震装置。 - 【請求項6】 前記振動長周期化手段が、前記スライド
部材及び前記パレット支持架台間に連結されるコイルば
ねと、該コイルばねに初期張力を付与する手段とを含む
ことを特徴とする請求項5に記載のラック用免震装置。 - 【請求項7】 前記パレット支持架台は、前記パレット
出入方向に延びる対の棒部材を含む矩形の枠体に形成さ
れており、該棒部材の各々に前記スライド部材が嵌合し
て設けられており、断面コ字形の双方のスライド部材が
離脱防止手段により相互に接続されていることを特徴と
する請求項5又は6に記載のラック用免震装置。 - 【請求項8】 ラック式倉庫のパレット支持架台に対し
て荷を搬入・搬出するために使用されるパレットであっ
て、免震機構が内蔵されていることを特徴とする免震パ
レット。 - 【請求項9】 水平に配置される上板及び底板を備え、
該上板及び該底板の間に前記免震機構が設けられている
ことを特徴とする請求項8に記載の免震パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002061029A JP2003252411A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | 倉庫用免震装置及び免震パレット |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003252411A true JP2003252411A (ja) | 2003-09-10 |
Family
ID=28670165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002061029A Withdrawn JP2003252411A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | 倉庫用免震装置及び免震パレット |
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Country | Link |
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- 2002-03-06 JP JP2002061029A patent/JP2003252411A/ja not_active Withdrawn
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