JP4592525B2 - 防振架台 - Google Patents

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Description

本発明は、積載物への振動伝達を低減する防振架台に関するものである。
この種の防振架台としては、基礎に固定された下架台の上に防振部材を介して上架台を配置させ、例えば空調装置の室外機等を積載する防振架台(例えば、特許文献1等参照)や、二重底構造を構成する床部(下架台に相当)と内部床(上架台に相当)との間に、積載物への振動伝達を低減するための防振素子を介在させた防振コンテナ(例えば、特許文献2等参照)が知られている。
また、他の防振架台として、積載物をフォークリフト等によって運搬するための防振パレットも知られている(例えば、特許文献3等参照)。防振パレットは、例えば格子状や枠状に形成された上架台及び下架台が、防振素子を介して対向配置された構造を有している。下架台は、通常、上架台と同じ大きさで同じ形状に形成されている。また、上架台と下架台との間には、所定の隙間が設けられている。
下架台は床面に設置される一方、上架台には積載物が上載される。そして、上記隙間にはフォークリフト等のフォークが挿入され、フォークを防振パレットと共に上昇させた状態で移動させることにより、防振パレット上の積載物を移動させる。
上記室外機等が積載される防振架台は、通常、ビルの屋上等の室外機置き場に複数台並んで設置される。また、防振パレットについても、トラックの荷台やコンテナの内部に複数並んで収容される。そして、これら複数の防振架台は、その配置スペースの効率的な利用の観点から、なるべく互いに近付けて配置される。
しかし、防振架台上の室外機等は、強風や地震等によって大きく揺れることがあり、隣接する各室外機等同士が互いに衝突する虞れがある。また、防振パレット上の積載物についても、トラック等による輸送時に大きく揺れて、互いに衝突する虞れがある。
そこで、一般に、図9に示すように、隣り合う防振パレット101同士の間に木の角材等102を介在させることにより、これら防振パレット101同士の間に所定の間隔を確保することが行われている。また、隣り合う積載物103同士の間にエアマットやスポンジ材等の緩衝材104を設けることも行われている。
特開2004−324656号公報 特開2004−292026号公報 特開2005−147277号公報
ところが、このような従来の方法では、積載物同士の衝突を防止する目的で、防振架台の他に別部材が必要になってしまうという問題がある。また、そのような別部材を設置する手間が必要となるので、防振架台及びその積載物の設置作業に手間を要するという問題もある。
さらに、上記角材が小さ過ぎる場合には、その角材の介在に拘わらず、積載物同士が衝突してしまうこととなる。一方、上記角材が大き過ぎる場合には、積載物同士の衝突が防止されるものの、積載物同士の間隔が大きくなるため、その配置スペースの有効利用が図れない。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その主たる目的とするところは、別部材を用いることなく積載物同士の衝突を未然に防止すると共に、防振架台の配置スペースの有効利用を図ることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、下架台を上架台よりも水平方向外側に突出させ、その突出幅を所定の範囲に規定するようにした。
具体的に、第1の発明に係る防振架台は、積載物が上載される矩形状の上架台と、上記上架台の下方で該上架台に対向して配置された下架台と、上記上架台及び上記下架台の間に介在され、上記積載物への振動伝達を低減するための防振素子と、上記上架台及び上記下架台の間に複数設けられ、上記下架台に対する上記上架台の水平方向及び上下方向の各相対移動を規制するストッパとを備えた防振架台であって、上記ストッパは、上記上架台の辺に沿って並ぶように配置され、上記下架台は、上記上架台よりも水平方向外側へ突出した突出部を有し、上記突出部の突出幅Wは、上記ストッパにより規制された上記上架台の上下方向の最大移動幅をh1とすると共に水平方向の最大移動幅をW2とし、上記積載物の高さをHとし、上記上架台の辺の両端側に配置されているストッパ同士の間隔をPとしたとき、
H×h1/P+W2<W<1.5×(H×h1/P+W2) ・・・(1)
なる関係式が成立するように規定されている。
この構成によると、上架台に上載された積載物は、下架台との間に防振素子が介在されているので、積載物への振動伝達が低減される。上架台は、下架台に大きな揺れが加わると、下架台に対する相対移動が大きくなる。この上架台の相対移動はストッパによって規制される。すなわち、上架台は、上下方向の各限度位置の間で相対移動すると共に、水平方向の各限度位置の間で相対移動する。
ところで、複数の防振架台を近接して配置する場合には、各防振架台上の積載物同士の衝突が問題となる。本発明の防振架台は、積載物の移動が上記ストッパにより規制され、特に問題となる積載物の上端の水平方向の移動範囲が、隣接する積載物同士の間で重複しないように構成されている。
すなわち、上架台の辺の両端側に配置されているストッパの一方が、上架台を上側の限度位置で規制すると共に、他方のストッパが上架台を下側の限度位置で規制したときに、積載物が最も傾いて、その上端は水平方向に最大移動幅W1だけ移動する。さらに、積載物の水平方向の移動は、ストッパ自体により最大移動幅W2だけ許容されている。したがって、積載物の上端は、合計して最大でW1+W2だけ移動する。
ここで、図7に示すように、積載物の最大の傾きをθとすると、tanθ=h1/P(h1は上架台の上下方向の最大移動幅であり、Pはストッパ同士の間隔)となる。さらに、tanθ≒W1/H(Hは積載物の高さ)であることから、近似的にW1=H×h1/Pとなる。
そこで、本発明では、予め下架台を上架台よりも突出させ、その突出幅Wを、上記式(1)のように、上記積載物の上端の水平方向の最大移動幅W1+W2=H×h1/P+W2よりも大きく規定したので、隣接する積載物同士の衝突が未然に防止される。一方、下架台の突出幅Wを1.5×(H×h1/P+W2)よりも小さく規定したので、所定の配置スペース内に、防振架台及びその積載物を効率よく並べて配置させることが可能となる。
第2の発明に係る防振架台は、上記ストッパが、上架台側又は下架台側に形成された開口部に挿通された軸部を有し、上記上架台が水平方向の限度位置へ移動したときに、上記軸部の外周面が上記開口部の内周面に当接するように構成され、上記上架台の水平方向の最大移動幅W2は、上記開口部の内径をDとし、上記軸部の外径をMとしたとき、
W2=(D−M)/2 ・・・(2)
なる関係式により規定されている。
この構成によると、開口部に挿通された軸部によりストッパが構成されている場合には、上記式(2)によってW2が規定される。そのことにより、下架台の突出幅Wは、H×h1/P+(D−M)/2<W<1.5×(H×h1/P+(D−M)/2)として、さらに具体的に特定されることとなる。
第3の発明に係る防振架台は、上記突出部が、下架台の外周縁の全体に亘って形成されている。
この構成によると、下架台の外周縁の全体に亘って突出部が形成されているので、隣接する防振架台の突出部同士を突き合わせて配置させるために、各防振架台を所定位置に位置合わせして配置させる必要がない。その結果、複数の防振架台を所定の配置スペースに容易に配置することが可能となる。
第1の発明によれば、下架台を上架台よりも水平方向外側に突出させ、その突出幅を所定の範囲に規定するようにしたので、別部材を用いることなく積載物同士の衝突を未然に防止すると共に、防振架台の配置スペースの有効利用を図ることができる。
第2の発明によれば、開口部に挿通された軸部によりストッパが構成されている場合における下架台の突出幅を具体的に特定することができる。
第3の発明によれば、複数の防振架台を位置合わせすることなく、各突出部同士を突き合わせて配置させることができる。したがって、複数の防振架台を所定の配置スペースに容易に配置することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1〜図8は、本発明の実施形態を示している。本実施形態では、防振パレットを例に挙げて本発明に係る防振架台について説明する。図2は防振パレット10の外観を示す平面図であり、図3及び図4は防振パレット10の側面図である。また、本実施形態では、図2における左右方向を「左右方向」と称し、図2における上下方向を「前後方向」と称する。
図2〜図4に示すように、防振パレット10は、例えば半導体や液晶パネル等の精密部品である積載物が上載される上架台11と、上架台11の下方に所定の隙間20を設けて配置された下架台12と、上架台11及び下架台12の間に介在されて積載物への微細な振動伝達を低減するための複数の防振素子13とを備えている。
上架台11は、複数の一般構造用角形鋼管(STKR)が組み合わされて構成され、格子枠状に形成されている。すなわち、上架台11は、矩形枠状の矩形枠部15と、矩形枠部15に略中央位置で、矩形枠部15の前後方向に延びる一辺と平行に架け渡された一組の梁部材16と、この一組の梁部材16の両外側で矩形枠部15にそれぞれ架け渡され、各梁部材16と平行に延びる梁部材17とを有している。
梁部材17とその外側で前後方向に延びる矩形枠部15の一辺との間隔は、上記一組の梁部材16同士の間隔と同じである。言い換えれば、前後方向に延びる矩形枠部15の対向する2辺の間には、梁部材17、一組の梁部材16及び梁部材17が、この順に互いに平行に配置されている。
さらに、上架台11は、左右方向に延びると共に、隣り合う梁部材16及び梁部材17の中央部同士を繋ぐ梁部材18を有している。これら矩形枠部15及び各梁部材16,17,18は、断面矩形状の一般構造用角形鋼管によって構成されている。また、上架台11は、図2に一部を省略して図示したように、上記矩形枠部15及び各梁部材16,17,18の上面に貼り付けられた矩形状の天板19を有している。積載物は、天板19の上面に上載される。
下架台12は、上架台11と同様の構成を有しているが、天板19を有しない点、及び上架台11よりも一回り大きく形成されている点で異なっている。そして、下架台12は、上架台11の下方で上架台11に対向して配置されている。すなわち、下架台12は、上架台11の矩形枠部15よりも一回り大きい矩形枠部55を備えると共に、上架台11と同様に、一組の平行な梁部材16と、各梁部材17,18とを備えている。これら下架台12の各梁部材16,17,18は、上架台11の各梁部材16,17,18にそれぞれ対向して配置されている。
上記隙間20は、上架台11における矩形枠部15及び各梁部材16,17,18の各下面と、下架台における矩形枠部55及び各梁部材16,17,18の各上面との間に区画されている。そして、この隙間20に、フォークリフト等のリフト用フォークが差し込まれるようになっている。
図3及び図4に示すように、上架台11の矩形枠部15及び各梁部材16,17,18の各下面と、下架台12の矩形枠部55及び各梁部材16,17,18の各上面とには、例えばSUS304等のステンレス材料により形成された保護部材22が装着されている。尚、保護部材は、アルミニウム材料により形成することも可能である。
保護部材22は、略矩形プレート状に形成されている。保護部材22の幅は、矩形枠部15,55の各辺及び各梁部材16,17,18と略同じ幅になっている。保護部材22の側部には、矩形枠部15,55及び各梁部材16,17,18の表面に沿って折り曲げられた折り曲げ部23が形成されている。そうして、保護部材22は、上架台11及び下架台12に対し、両面テープによって貼り付けられている。
防振素子13は、図2に示すように、一組の梁部材16の両端部及び中央部にそれぞれ配置され、各梁部材16及び矩形枠部15によって支持されている。他の防振素子13は、梁部材17とこれに隣り合う矩形枠部15の一辺とにおける両端部及び中央部にそれぞれ配置され、これら梁部材17及び矩形枠部15によって支持されている。
防振素子13は、無負荷状態の防振パレット10の断面図である図5に示すように、上架台11と下架台12との間で弾性変形する弾性部30を有している。弾性部30は、リング状のゴム部材31と、円板状の仕切板32とが交互に配置して積層された構造を有している。ゴム部材31は高減衰ゴムにより構成される一方、仕切板32は金属板により構成されている。各ゴム部材31は、ピン33によって仕切板32に固定されている。
こうして、複数のゴム部材31と複数の各仕切板32が交互に連結されることにより、弾性部30が構成され、弾性部30全体が一体的に変形するようになっている。
弾性部30の上端は、上架台11に対し、略矩形板状のブラケット35を介してボルト36により締結固定されている。ブラケット35の対向する二辺には、下方に折り曲げられた折り曲げ部35aが形成されている。一方、下架台12には、下部が開放された箱状のベース部37が固着されている。そして、弾性部30の下端は、ベース部37の天板部分37aに対し、ボルト38によって締結固定されている。
また、上架台11には、防振素子13を保護するための素子カバー40が設けられている。素子カバー40は、上下に延びる矩形筒状に形成され、上記防振素子13を囲むように配置された状態で、その上端部がブラケット35の折り曲げ部35aに取付固定されている。また、素子カバー40の下端は、無負荷状態で弾性部30の下端よりも下方に配置されている。
図2に示すように、平面視で上架台11の中央位置に配置されている防振素子13と、梁部材18を介してその両外側に配置されている防振素子13とには、2つの弾性部30が設けられている。それ以外の防振素子13(つまり、梁部材16の両端部に配置されている防振素子13、及び梁部材17の両端部に配置されている防振素子13)には、2つの弾性部30と、ストッパ41とが設けられている。
ストッパ41は、上架台11及び下架台12の間に複数設けられ、下架台12に対する上架台11の水平方向及び上下方向の各相対移動を規制するように構成されている。ストッパ41は、平面視で上架台11の左右方向の辺及び前後方向の辺(つまり、矩形枠部15,55の辺)に沿って並ぶように配置されている。
ストッパ41は、図5に示すように、2つの弾性部30の間に配置され、リング状の上側ストッパ本体42及び下側ストッパ本体43と、これら各ストッパ本体42,43を貫通して上下に延びる軸部44とを有している。
軸部44の上端部は、ブラケット35を介して上架台11に締結固定されている。一方、軸部44の下端部は、ベース部37の天板部分37aに形成された開口部37bに挿通されて下方のベース部37の内部へ延びており、そのベース部37の内部で下側ストッパ本体43が締結固定されている。
上側ストッパ本体42は下側ストッパ本体43よりも所定の高さだけ上方に配置された状態で、軸部44に締結固定されている。上側ストッパ本体42とブラケット35との間の軸部44には、例えば3つのボルト45が設けられている。このボルト45の数を増減させることにより、上側ストッパ本体42と下側ストッパ本体43との間隔を調整するようになっている。また、上側ストッパ本体42の下部、及び下側ストッパ本体43の上部には、リング状のゴム部46がそれぞれ設けられている。
ベース部37における開口部37bの内径Dは、上側ストッパ本体42及び下側ストッパ本体43の各ゴム部46の外径よりも小さくなっている。そして、上架台11に積載物を上載すると、断面図である図6に示すように、上架台11は積載物の重量によって下方へ移動する。上架台11がさらに下降して下限位置へ移動したときに、開口部37b周りの天板部分37aの上面は、上側ストッパ本体42のゴム部46下面に当接する。一方、上架台11が上昇して上限位置へ移動したときに、開口部37b周りの天板部分37aの下面は下側ストッパ本体43のゴム部46上面に当接するようになっている。こうして、上架台11の上下方向の移動幅は、ストッパ41によって規制される。
また、断面図である図8に示すように、軸部44の外径Mは開口部37bの内径Dよりも小さい。軸部44の軸心と開口部37bの中心とが一致している状態で、軸部44の外周面と開口部37bの内周面と間には所定の間隔W2が設けられている。そして、上架台11が水平方向外側の限度位置へ移動したときに、軸部44の外周面が開口部37bの内周面に当接するようになっている。こうして、上架台11の水平方向の移動幅についても、ストッパ41により規制される。
尚、ストッパ41を下架台12側に形成された開口部37bに挿通された軸部を有する構成としたが、その他に、軸部を上架台11側に形成した開口部に挿通させるような構成としてもよい。
そして、本発明の特徴として、図2〜図6に示すように、下架台12は、上架台11よりも上架台11の辺に沿って水平方向外側へ突出した突出部55a,55bを有している。図2に示すように、突出部55aは上架台11よりも左右方向両外側に突出する一方、突出部55bは上架台11よりも前後方向両外側に突出している。こうして、突出部55a,55bは、下架台12の外周縁の全体に亘って形成される結果、下架台12は、全体として上架台11よりも一回り大きくなっている。
ここで、積載物60の傾きや移動範囲を示す模式図である図7に示すように、ストッパ41により規制された上架台11の上下方向の最大移動幅をh1とすると共に水平方向の最大移動幅をW2とする。さらに、積載物60の高さをHとし、上架台11の辺の左右方向両端側に配置されているストッパ41同士の間隔をPとする。このとき、上記突出部55aの左右方向突出幅Wは、
H×h1/P+W2<W<1.5×(H×h1/P+W2) ・・・(1)
なる関係式が成立するように規定されている。
さらに、図8に示すように、上記水平方向の最大移動幅W2は、開口部37bの内径Dと、軸部44の外径Mとに対して、
W2=(D−M)/2 ・・・(2)
なる関係式により規定される。
したがって、上記式(1)及び式(2)により、突出部55aの左右方向の突出幅Wは、
H×h1/P+(D−M)/2<W<1.5×(H×h1/P+(D−M)/2)
・・・(3)
として、さらに具体的に規定される。
一方、突出部55bの前後方向の突出幅wについても、上架台11の辺の前後方向両端側に配置されているストッパ41同士の間隔をpとすると、上記突出幅Wと同様に、
H×h1/p+W2≦w≦1.5×(H×h1/p+W2) ・・・(4)
なる関係式が成立するように規定される。さらに、上記最大移動幅W2は、上記式(2)によって規定されることから、突出部55bの前後方向の突出幅wは、
H×h1/p+(D−M)/2<w<1.5×(H×h1/p+(D−M)/2)
・・・(5)
として規定されている。
そして、例えば精密部品等の貨物をトラックやコンテナ等により搬送する場合には、複数の防振パレット10上に貨物を積載物としてそれぞれ積載した状態で、トラックの荷台やコンテナの内部等に収容する。
ここで、積載物が上架台11の天板19に上載されると、防振素子13の弾性部30が圧縮され、上架台11は、図5に示す無負荷状態の上昇位置から図6に示すように下方へ移動する。続いて、フォークリフト等のリフト用フォークを、防振パレット10の隙間20に水平方向に差し込んだ状態で上昇させる。そのことにより、積載物はリフト用フォークにより持ち上げられて、防振パレット10と共にトラックの荷台等へ運搬される。
各防振パレット10は、図1に示すように、各下架台12の突出部55a同士又は突出部55b同士が突き合わされて当接するようにトラックの荷台等に配置される。防振パレット10は、上架台11と下架台12との間に防振素子13が介在されているので、精密部品等の積載物への微細な振動伝達が低減される。
−実施形態の効果−
ところで、下架台12に大きな揺れが加わると、下架台12に対する上架台11の相対移動も大きくなるが、この上架台11の相対移動はストッパ41によって規制される。すなわち、上架台11は、上下方向の各限度位置の間の範囲内で相対移動すると共に、水平方向の各限度位置の間の範囲内で相対移動する。
まず、積載物60が左右方向に相対移動した場合について説明する。図7に示すように、上架台11の辺の両端側に配置されているストッパ41の一方が、上架台11を上側の限度位置で規制すると共に、他方のストッパ41が上架台11を下側の限度位置で規制したときに、積載物60が最も傾いて、その上端は水平方向に最大移動幅W1だけ移動する。さらに、積載物60の水平方向の移動は、ストッパ41自体により最大移動幅W2だけ許容されている。したがって、積載物60の上端は、合計して最大でW1+W2だけ移動する。
ここで、積載物60の最大の傾きをθとすると、tanθ=h1/Pとなる。さらに、tanθ≒W1/Hであることから、近似的にW1=H×h1/Pとなる。そこで、本実施形態では、下架台12に突出部55aを設けることにより、予め下架台12を上架台11よりも左右両側へ突出させるようにし、その突出幅Wを、上記式(1)及び式(2)のように、上記積載物の上端の水平方向の最大移動幅W1+W2=H×h1/P+W2(=H×h1/P+(D−M)/2)よりも大きく規定したので、特に衝突の問題となる積載物60の上端の左右水平方向の移動範囲が、隣接する積載物60同士の間で重複しないようにすることができる。その結果、隣接する積載物60同士の左右方向の衝突を未然に防止することができる。
次に、積載物60が前後方向に相対移動した場合について説明する。この場合も、上記左右方向の移動の場合と同様に規定することができる。すなわち、積載物60の上端は、傾きによる最大移動幅w1と、ストッパ41自体による最大移動幅W2との合計w1+W2だけ移動する。これに対して、本実施形態では、下架台12に突出部55bを設けるよにし、その突出幅wを、上記式(4)及び式(5)のように、上記積載物60の上端の前後方向の最大移動幅w1+W2=H×h1/p+W2(=H×h1/p+(D−M)/2)よりも大きく規定したので、左右方向の移動の場合と同様に、隣接する積載物60同士の前後方向の衝突を未然に防止することができる。
一方、下架台12の左右方向の突出幅Wを1.5×(H×h1/P+W2)よりも小さく規定すると共に、前後方向の突出幅wを1.5×(H×h1/p+W2)よりも小さく規定したので、トラックの荷台等の限られた所定の配置スペース内に、防振パレット10及びその積載物60を効率よく並べて配置させることができる。その結果、積載物60への振動伝達を低減して搬送の信頼性を向上できると共に、複数の積載物60を一度に効率よく搬送してその搬送に要するコストを低減することが可能となる。
尚、下架台12の左右方向の突出幅Wは、1.2×(H×h1/P+W2)よりも小さく規定することがさらに好ましい。また、前後方向の突出幅wは、1.2×(H×h1/p+W2)よりも小さく規定することが好ましい。このことにより、所定の配置スペースにより多くの積載物60を配置させて、積載物60をより効率的に搬送することが可能となる。つまり、限られた配置スペースの有効利用を図ることができる。
そのことに加え、本実施形態では、積載物60同士の衝突を防止する目的で、防振パレット10の他に別部材が不要となる。したがって、そのような別部材を設置する手間が不要となるため。防振パレット10及びその積載物60の設置作業を容易に行うことができる。
さらに、下架台12の外周縁の全体に亘って突出部55a,55bを形成したので、隣接する防振パレット10において、突出部55a同士及び突出部55b同士を突き合わせて配置させるために、各防振パレット10を所定位置に位置合わせして配置させる必要がない。その結果、複数の防振パレット10を所定の配置スペースに容易に配置することができる。
《その他の実施形態》
本発明の構成は、上記実施形態に限定されるものではなく、それ以外の種々の構成を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、本発明に係る防振架台の例として、防振パレット10を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、例えば空調機の室外機等を支持する防振架台や、積載物を収容する防振コンテナ等の他の防振架台についても同様に、本発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、下架台12の外周縁の全体に亘って突出部55a,55bを設けるようにしたが、本発明はこれに限定されない。すなわち、下架台の12の外周縁の一部に突出部を形成するようにしてもよい。そして、隣接する各防振パレットの突出部同士を突き合わせて配置することにより、上記実施形態1と同様に、別部材を不要としつつ各防振パレット上の積載物同士が衝突しないようにすることができる。
以上説明したように、本発明は、例えば精密機器等の積載物への振動伝達を低減する防振パレットについて有用であり、特に、別部材を用いることなく積載物同士の衝突を未然に防止すると共に、防振架台の配置スペースの有効利用を図る場合に適している。
隣接する2つの防振パレット及びその積載物を示す側面図である。 防振パレットの外観を示す平面図である。 防振パレットの外観を示す側面図である。 防振パレットの外観を示す側面図である。 無負荷状態の防振素子を拡大して示す断面図である。 積載物積載状態の防振素子を拡大して示す断面図である。 積載物の傾きや移動範囲を示す模式図である。 開口部に挿通されたストッパの軸部を示す断面図である。 従来の隣接する2つの防振パレット及びその積載物を示す側面図である。
符号の説明
D 開口部の内径
M 軸部の外径
W2 水平方向の最大移動幅
h1 上下方向の最大移動幅
H 積載物の高さ
P ストッパ同士の間隔
W 突出部の突出幅
10 防振パレット(防振架台)
11 上架台
12 下架台
13 防振素子
37b 開口部
41 ストッパ
44 軸部
55a,55b 突出部
60 積載物

Claims (3)

  1. 積載物が上載される矩形状の上架台と、
    上記上架台の下方で該上架台に対向して配置された下架台と、
    上記上架台及び上記下架台の間に介在され、上記積載物への振動伝達を低減するための防振素子と、
    上記上架台及び上記下架台の間に複数設けられ、上記下架台に対する上記上架台の水平方向及び上下方向の各相対移動を規制するストッパとを備えた防振架台であって、
    上記ストッパは、上記上架台の辺に沿って並ぶように配置され、
    上記下架台は、上記上架台よりも水平方向外側へ突出した突出部を有し、
    上記突出部の突出幅Wは、上記ストッパにより規制された上記上架台の上下方向の最大移動幅をh1とすると共に水平方向の最大移動幅をW2とし、上記積載物の高さをHとし、上記上架台の辺の両端側に配置されているストッパ同士の間隔をPとしたとき、
    H×h1/P+W2<W<1.5×(H×h1/P+W2)
    なる関係式が成立するように規定されていることを特徴とする防振架台。
  2. 請求項1において、
    上記ストッパは、上架台側又は下架台側に形成された開口部に挿通された軸部を有し、上記上架台が水平方向の限度位置へ移動したときに、上記軸部の外周面が上記開口部の内周面に当接するように構成され、
    上記上架台の水平方向の最大移動幅W2は、上記開口部の内径をDとし、上記軸部の外径をMとしたとき、
    W2=(D−M)/2
    なる関係式により規定されていることを特徴とする防振架台。
  3. 請求項1において、
    上記突出部は、下架台の外周縁の全体に亘って形成されていることを特徴とする防振架台。
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