JP5288246B2 - 荷保管用ラックの荷支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、荷保管用ラックの免震機能を備えた荷支持装置に関するものである。
この種の荷保管用ラックの荷支持装置は、地震時にラックが荷収納区画の荷出し入れ前後方向に揺れたとき、保管中の荷が荷支持台上を滑動して当該ラックの通路側(ラックに沿って設けられた入出庫用クレーンの走行通路のある側)へ落下する事故を防止するために採用されるものであって、一般的に、ラックの荷収納区画において荷を支持する荷支持台と、荷収納区画の左右両側の隔壁フレームから突設されて前記荷支持台を支持する支持部材と、この支持部材と前記荷支持台との間に介装された免震手段とから構成されている。而して、この種の荷支持装置において、特許文献1にも記載されるように前記荷支持台を、荷出し入れ前後方向に長い左右一対の前後方向棒状部材で構成する場合には、当該前後方向棒状部材(荷支持台)を各免震ユニットの弾性部材で定位置に付勢保持される可動体と兼用させようとすると、荷支持台が左右横幅の狭い前後方向棒状部材で構成されていることから、実質的に当該荷支持台の長さ方向、即ち、荷出し入れ前後方向に関してのみ免震効果が得られる結果となる。そこで免震効果を高めるために、荷支持台を水平全方位に滑動可能に支持させようとすると、非特許文献1に記載されるように、前後方向棒状部材で構成される左右一対の荷支持台それぞれの前後2個所を、ラック側の支持部材に大径円盤状の免震ユニットを介して支持させることになる。
特開2008−51238号公報 特願2006−318076号
しかしながら、非特許文献1に記載される構成では、荷支持台を構成する前後方向棒状部材、その下側の免震ユニット、及び更にその下側の支持部材から成る三層構造となって、荷支持装置の高さが高くなる問題点があった。荷保管用ラックには多段に荷収納区画が形成され、各段の荷収納区画に上記構成の荷支持装置が設けられるのであるから、その荷支持装置の高さが高くなるということは、荷収納区画の段数が同一であるときはラック全体の高さが高くなり、ラック全体の高さが制限されるときは荷収納区画の段数が減ることになり、何れにしても倉庫空間の利用効率が低下してしまう。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る荷保管用ラックの荷支持装置を提供することを目的とするものであって、請求項1に記載の荷支持装置は、後述する実施形態の参照符号を付して示すと、ラックの荷収納区画1において荷Wを支持する荷支持台32と、荷収納区画1の左右両側の隔壁フレーム2から突設されて前記荷支持台32を支持する支持部材7a,7bと、この支持部材7a,7bと前記荷支持台32との間に介装された免震手段(免震ユニット8)とから成る荷支持装置において、前記免震手段は、荷収納区画1に収納される荷Wの四隅を支持できる位置に配置されて前記支持部材7a,7bに支持された4つの免震ユニット8から成り、各免震ユニット8は、前記支持部材7a,7bから立設された支持柱体16と、この支持柱体16に水平全方位に滑動自在に支持される可動体17と、前記支持柱体16を取り囲むように前記可動体17に設けられている環状周壁18と前記支持柱体16との間に介装されて前記可動体17をその滑動範囲内のほぼ中央位置に付勢保持する付勢部材19とから構成され、前記4つの免震ユニット8の各別に滑動自在な4つの可動体17が前記荷支持台32を兼用するように構成され、前記支柱本体16aは、前記支持部材7a,7b上に下側からボルト止めされるもので、その下端には小径段部21が設けられ、前記可動体17の環状周壁18の内周面には、前記小径段部21より高い位置でバネ受け用の環状凹溝30が設けられ、前記付勢部材19は、無負荷状態で平らになり且つ無負荷状態での外径が前記環状凹溝30の直径より大きい渦巻きバネ31から成り、この渦巻きバネ31の内周部31aが前記支柱本体16の下端小径段部21に外嵌すると共に当該渦巻きバネ31の外周部31bが前記環状凹溝30に嵌合することにより、この渦巻きバネ31により前記可動体17が引き下げられて前記支持柱体16の上端に圧接する構成となっている。
上記の本発明に係る荷保管用ラックの荷支持装置を実施する場合、請求項2に記載のように、前記支持部材7a,7bは、荷収納区画1の左右両側の隔壁フレーム2それぞれの前後両端の支柱部材4a,4bに取り付けられた4つの腕木部材11a,11bと、前後一対の前記腕木部材11a,11b間に架設された荷出し入れ前後方向に長い左右一対の前後方向棒状部材10とから構成し、この左右一対の前後方向棒状部材10の前後2個所に前記免震ユニット8を配設することができる。この場合、請求項3に記載のように、前記腕木部材11a,11bは、その高さが前記前後方向棒状部材10の高さより高い縦長断面形状のものとし、前記前後方向棒状部材10は、その上面が前記腕木部材11a,11bの上面に対して低くなるように前後一対の腕木部材11a,11b間に架設することができる。
又、請求項4に記載のように、前記支持部材7a,7bは、荷収納区画1の左右両側の隔壁フレーム2それぞれの前後両端の支柱部材4a,4bに取り付けられた4つの腕木部材11a,11bから構成し、各腕木部材11a,11bの先端部上に前記免震ユニット8を支持し、前後対を成す腕木部材11a,11bは互いに連結しない構成とすることができる。
更に、請求項5に記載のように、前記腕木部材11a,11bの内、隣接する荷収納区画1の間の隔壁フレーム2を挟むように共通の支柱部材4a又は4bに取り付けられて互いに隣接する荷収納区画1の支持部材7a,7bを構成する2つの腕木部材11a,11a又は11b,11bは、前記隔壁フレーム2を左右横方向に貫通する共通の左右方向棒状部材36で構成し、この左右方向棒状部材36に前記共通の支柱部材4a,4bへの取付け部37又は38を設けることができる。
本発明に係る荷保管用ラックの荷支持装置によれば、ラックが地震発生時に荷収納区画の荷出し入れ前後方向に揺れ動いたとき、ラックと一体に前後に揺れ動く支持部材側の免震ユニットの支持柱体と荷を支持している4つの荷支持台(4つの免震ユニットの可動体)との間に、免震ユニットの付勢部材の付勢力に抗しての相対摺接移動が生じ、荷を支持している荷支持台(4つの免震ユニットの可動体)がラックと一体に同一速度、同一振幅で前後方向に揺れ動くことがなくなる。従って、開放された通路側にラックが揺れ動いたときに荷支持台(4つの免震ユニットの可動体)及び当該荷支持台上の荷が一体に通路側に揺れ動くことにより、慣性で荷が荷支持台上を通路側へ滑動し、場合によっては通路側へ落下してしまう恐れがなくなり、所期の免震効果が得られる。この支持部材側の免震ユニットの支持柱体と荷支持台(4つの免震ユニットの可動体)との間の前後方向の相対移動は、付勢部材の弾性に抗して行われるので、相対移動後は当該付勢部材が弾性復帰することにより、荷支持台(4つの免震ユニットの可動体)は支持部材上の原点位置に自動復帰するので、荷支持台(4つの免震ユニットの可動体)上で荷が滑動しない限り荷の位置が前後方向に不測に変動することはなく、安全に荷を継続保管することができる。勿論、荷支持台(4つの免震ユニットの可動体)はそれぞれ支持柱体に対して水平全方位に滑動自在に支持されているので、ラックが左右横方向や斜め方向に揺れた場合も免震効果が期待でき、荷周辺の一部分が荷支持台上から外れ落ちて荷崩れを起こすような恐れも解消する。
而して、上記請求項1に記載の本発明の構成によれば、従来のように荷支持台を荷出し入れ前後方向に長い左右一対の前後方向棒状部材で構成するのではなく、荷収納区画に収納される荷の四隅を支持し得る位置に配置された4つの免震ユニットの可動体、即ち、ラック側の支持部材上に立設された支持柱体上に水平全方位に滑動自在に支持される4つの可動体で荷支持台を兼用させるものであるから、前後2つの免震ユニットの可動体で支持させて荷支持台を構成させる前後方向棒状部材が不要になって、荷支持装置の軽量化とコストダウンを図ることができるだけでなく、従来の三層構造から、支持部材とその上の免震ユニットの二層構造に変えて、支持装置全体の高さを低くすることができる。従って、荷収納区画の段数が同一であるときはラック全体の高さを低くすることができ、ラック全体の高さを一定とするときは荷収納区画の段数を増やして、倉庫空間の利用効率を高めることができる。
尚、請求項2に記載の構成によれば、荷収納区画の奥行き(荷出し入れ前後方向の長さ)より十分に狭い前後方向の間隔で免震ユニット(荷支持台)を配設することが容易になる。又、支持部材の耐荷重性能を高めることができる。この場合、請求項3に記載の構成によれば、支持その高さを一層低くすることができる。即ち、隔壁フレームの支柱部材から片持ち状に突出する腕木部材は、下向きの曲げ強度を十分に高める必要があるため、その高さを高くして縦長断面形状としなければならいが、このような腕木部材の先端部上に、免震ユニットを支持する前後方向棒状部材の両端を載置して固着する構成では、荷支持装置の高さが高くなってしまう。一方、免震ユニットを支持する前後方向棒状部材は、その両端が前記腕木部材に支持されることから前記腕木部材と比較して高さを低くすることができるので、請求項3に記載のように構成することにより、支持部材全体として必要な耐荷重性能を確保しながら、支持装置全体の高さを低くすることができるのである。
又、請求項4に記載の構成によれば、免震ユニットを支持する前後方向棒状部材を使用する請求項2又は3に記載の構成と比較して、荷支持装置全体の構造をシンプルにして、軽荷重用の荷保管用ラックを安価に構成することができる。
更に、請求項5に記載の構成によれば、全ての荷収納区画の荷支持装置の支持部材を構成する腕木部材を独立させて、それぞれ隣接する荷収納区画の間の隔壁フレームの支柱部材に各別に取り付ける構成と比較して、支持部材を前記隔壁フレームに取り付ける工数が大幅に減り、ラックの組立てコストを大幅に削減できる。
図1は本発明の荷支持装置が適用されたラックの一部分を示しており、1は上下左右両方向に碁盤目状に配置された荷収納区画であって、各荷収納区画1は、左右横方向には垂直に立設された隔壁フレーム2によって区切られると共に、上下方向には本発明の荷支持装置3によって区切られている。各隔壁フレーム2は、前後一対の支柱部材4a,4bを連結部材5によって互いに連結したラチス構造のものであって、荷収納区画1の背面側では、各隔壁フレーム2の後側支柱部材4bが水平や斜めの連結部材6で連結され、荷収納区画1の正面側、即ち、荷収納区画1に対して荷の出し入れを行う入出庫用クレーンの走行通路側では、荷収納区画1に対する荷の出し入れに邪魔にならないレベルで水平連結材(図示省略)により各隔壁フレーム2の前側支柱部材4aどうしが連結されることが知られている。
各荷収納区画1の下端位置に配設される荷支持装置3は、荷収納区画1の左右両側の隔壁フレーム2に取り付けられた左右一対の支持部材7a,7bと、各支持部材7a,7b上の前後2個所に配設された合計4つの荷支持台を兼用する免震ユニット8から構成されている。
以下、具体構造を説明すると、図2〜図4に示すように、左右一対の支持部材7a,7bは、荷収納区画1に対する荷出し入れ前後方向(X方向)と平行で隔壁フレーム2の前後幅とほぼ等しい長さの前後方向棒状部材10と、この前後方向棒状部材10の前後両端から直角外向きに連設された腕木部材11a,11bと、これら各腕木部材11a,11bの先端に取り付けられた取付け部材12a,12bから構成されている。取付け部材12a,12bは、腕木部材11a,11bの高さの倍程度の高さを有するもので、その下半部に腕木部材11a,11bが取り付けられた取り付け部材12a,12bは、図2Bに示すように、隔壁フレーム2の支柱部材4a,4bに横から嵌合した状態で、支柱部材4a,4bに設けられている取付け孔との間に挿通された1本のボルト13とナット14とで支柱部材4a,4bの所定高さ位置に固定される。尚、腕木部材11a,11bには溝形材が、その凹溝部が互いに対向する向きで使用され、前後方向棒状部材10にはアングル材が、一方の水平帯状板部が腕木部材11a,11bの先端上面に重なると共に他方の垂直帯状板部が腕木部材11a,11bの先端に重なる向きで使用されている。図3に示す15は、取付け部材12a,12bの上半部に設けられたボルト挿通孔である。
4つの免震ユニット8は、各支持部材7a,7bにおける前後方向棒状部材10上の前後両端近傍位置にそれぞれ配設された同一構造のものであって、図5〜図8に示すように、前後方向棒状部材10上に立設された支持柱体16と、この支持柱体16に水平全方位に滑動自在に支持される可動体17と、前記支持柱体16を取り囲むように前記可動体17に設けられた環状周壁18と前記支持柱体16との間に介装されて前記可動体17をその滑動範囲内のほぼ中央位置に付勢保持する付勢部材19とから構成されている。
各免震ユニット8の具体的構造を説明すると、支持柱体16は円柱状のもので、下端面から上向きに設けられたネジ孔20と、下端周面に形成された小径段部21と、上端周面に形成された小径段部22と、この小径段部22に上から外嵌されたブチルゴムスポンジなどの弾性材から成るリング状緩衝材23と、このリング状緩衝材23を固定するために支持柱体16の上端面に周方向複数本のビス24で取り付けられた円形で金属製の押え板25とから成り、押え板25の円形平滑上面25aが可動体17を滑動自在に支持するように構成されている。而して、この支持柱体16が、前後方向棒状部材10の水平帯状板部10aに設けられた上下方向の取付け孔26に下側から上向きに挿通された1本のボルト27をネジ孔20に螺合締結することにより、前後方向棒状部材10の水平帯状板部10a上に固定されるものである。支持柱体16に取り付けられたリング状緩衝材23は、支持柱体16より外側に周方向均等に張り出す外径を有する。
可動体17は、円形の天板部17aの周辺から円形の前記環状周壁18を一体に連設したもので、天板部17aの円形下側面に、当該円形下側面のほぼ全域を塞ぐ滑動面形成用の、摩擦係数の小さな合成樹脂製のスライドプレート28が、周方向複数本のビス29により取り付けられている。又、環状周壁18の内周面には、バネ受け用の環状凹溝30が形成されている。付勢部材19は、無負荷状態で平らになる渦巻きバネ31から成り、当該渦巻きバネ31の無負荷状態での外径は、前記環状周壁18に設けられたバネ受け用の環状凹溝30の直径より大きく、且つ内径は、前記支持柱体16の小径段部21の直径とほぼ同じである。
上記のように前後方向棒状部材10の水平帯状板部10a上に支持柱体16を固定するとき、その下端小径段部21に渦巻きバネ31の内周部31aを嵌合させた状態で、当該支持柱体16を水平帯状板部10a上にボルト27で固定する。そして支持柱体16に可動体17を被せるとき、その環状周壁18の環状凹溝30に前記渦巻きバネ31の外周部31bを嵌合させる。即ち、当該渦巻きバネ31の外周部31bを内周部31aに対して引き上げると同時にバネ材を渦巻き方向に絞るようにして外径を縮小させることにより、当該渦巻きバネ31の外周部31bを環状周壁18の環状凹溝30に嵌合させる。この結果、渦巻きバネ31には、外周部31bが内周部31aのレベルまで下がろうとする軸心方向弾性応力と、外周部31bが元の外径に戻ろうとする拡径方向弾性応力とが働くことになり、当該渦巻きバネ31の軸心方向弾性応力により可動体17が引き下げられて、そのスライドプレート28の下側円形滑動面28aが支持柱体16の上端面である押え板25の円形平滑上面25aに圧接すると共に、当該渦巻きバネ31の拡径方向弾性応力により可動体17(環状周壁18)が支持柱体16と略同心状となる定位置に付勢保持される。
上記の実施形態においては、4つの免震ユニット8が、荷収納区画1に収納される荷Wの四隅を支持できる位置に配置されて支持部材7a,7bに支持されており、各免震ユニット8の支持部材7a,7b側の支持柱体16に水平全方位に滑動自在に支持され且つ渦巻きバネ31(付勢部材19)により滑動範囲内のほぼ中央位置に付勢保持された4つの可動体17が、それぞれ荷支持台32を兼用する構成となっている。換言すれば、4つの荷支持台32が、4つの免震ユニット8から成る免震手段を介して支持部材7a,7bに支持された荷支持装置3である。
上記構成によれば、渦巻きバネ31を水平方向に変形させることができるだけの強さの水平向きの外力が支持柱体16と可動体17との間に相対的に作用すると、支持柱体16と可動体17とは、支持柱体16側のリング状緩衝材23の外周面が可動体17側の環状周壁18の内周面に圧接するまでの範囲内で、支持柱体16側の円形平滑上面25aと可動体17側の下側円形滑動面28aとの間の相対滑動を伴って、渦巻きバネ31を水平方向に変形させながら水平全方位に相対移動することができる。
従って、荷Wを入出庫用クレーンにより空き状態の荷収納区画1内に荷出し入れ前後方向(X方向)に搬入して下ろし、図1に仮想線で示すように、荷Wの底面(パレットに積載されているときはパレットの底面)の四隅を4つの荷支持台32(免震ユニット8の可動体17)上に支持させた荷支持状態において、地震などによりラックが例えば荷収納区画1の荷出し入れ前後方向(X方向)に揺れ動いたとき、荷Wを支持している4つの荷支持台32(免震ユニット8の可動体17)に対し、ラックと一体の支持部材7a,7bが支持柱体16を介して各免震ユニット8の渦巻きバネ31を弾性に抗して正反対方向に交互に変形させながら同方向に揺れ動くことになる。即ち、4つの荷支持台32(免震ユニット8の可動体17)上で支持された荷Wは、揺れの速度や振幅が想定範囲内であれば殆ど揺れ動かないか又は、支持部材7a,7bの揺れよりも遅れて小さな振幅で揺れ動くことになる。そして、可動体17と支持柱体16とが相対的に水平移動して、支持柱体16が可動体17の環状周壁18に接近するに従って渦巻きバネ31に働く押し戻し方向への弾性反力が大きくなるので、揺れに対する減衰効果も得られ、結果として所期の免震効果が得られる。勿論、各免震装置8の渦巻きバネ31は、支持柱体16に対し可動体17がほぼ同心状態となるように自動復帰しようとするので、ラックの揺れが収まったときには、当該渦巻きバネ31の弾性復元力で各荷支持台32(免震ユニット8の可動体17)は所期の定位置、即ち、支持柱体16に対しほぼ同心位置に自動的に戻される。従って、荷支持台32(免震ユニット8の可動体17)に対して荷Wが滑って移動しない限り、荷収納区画1内での荷Wの位置は変わることがない。
上記の免震作用は、支持柱体16側の円形平滑上面25aと可動体17側の下側円形滑動面28aとの間の摩擦抵抗に抗して当該両者が円滑に相対滑動することによって実現されるので、支持柱体16側の円形平滑上面25aと可動体17側の下側円形滑動面28aとの間の摩擦抵抗力はできる限り小さくなるように構成しなければならない。このため、上記実施形態では、支持柱体16側の円形平滑上面25aは金属製の押え板25で形成すると共に、可動体17側の下側円形滑動面28aは摩擦係数の小さな合成樹脂製のスライドプレート28で形成したが、逆に支持柱体16側の円形平滑上面25aを形成する押え板25を摩擦係数の小さな合成樹脂製とし、スライドプレート28を使用しないで金属製の可動体17の天板部17aの下側面をそのまま下側円形滑動面とすることもできる。この場合、金属製の可動体17の天板部17aの下側面にステンレス製のプレートやメッキしたプレートを張設しても良い。又、リング状緩衝材23は必須でないが、このリング状緩衝材23を組み込んでおくことにより、ラックが大きく揺れたときなど、支持柱体16と可動体17の環状周壁18とが半径方向に勢い良く衝突するのを避けて、安全性を高めることができる。
尚、支持部材7a,7bを構成する腕木部材11a,11bは、下向きの大きな曲げ力が作用するので、図3及び図4に示すように、十分な高さを有する縦長断面形状のものを使用して必要十分な曲げ強度を確保しなければならいが、上記実施形態では、図3及び図4に示すように、免震ユニット8を支持する前後方向棒状部材10の水平帯状板部10aを腕木部材11a,11bの上面に重ねて固着しているので、腕木部材11a,11bの下側面から免震ユニット8の上面までの荷支持装置3の高さが比較的大きくなる。この点を改善するために、図9及び図10に示すように構成することができる。
即ち、縦長断面形状の腕木部材11a,11bの高さより高さが半分近く低いが曲げ強度は先の実施形態に示したアングル材よりも大きな、例えば角パイプ材などから成る前後方向棒状部材10を使用し、この前後方向棒状部材10の両端を、横向きの溝形材から成る腕木部材11a,11bの内側に差し込んで下側水平板部上に載置固着することにより支持部材7a,7bを構成し、腕木部材11a,11bの上面より十分低くなった前後方向棒状部材10の上面に免震ユニット8を配設すれば、荷支持台32を兼用する免震ユニット8の可動体17の上面が低くなり、この低くなった分だけ荷支持装置3の高さを低くすることができる。33は、横向きの溝形材から成る腕木部材11a,11bの先端に溝空間を塞ぐように固着されたプレートであり、このプレート33の内側に前後方向棒状部材10の外側面が当接するように、腕木部材11a,11bの先端に前後方向棒状部材10の両端が固着されている。
尚、支持部材7a,7bの構成は、上記実施形態のものに限定されない。例えば図11及び図12に示すように、前記腕木部材11a,11bを、荷Wの底面四隅を支持し得る位置に配置される各免震ユニット8(荷支持台32)の真下位置に先端部が位置するように、取付け部材12a,12bから水平斜め内向きに延出させ、この腕木部材11a,11bの先端部上に免震ユニット8(支持柱体16)を直接取り付け、前後方向棒状部材10を省くこともできる。この場合、図11に示すように腕木部材11a,11bを、取付け部材12a,12bから直角横向きに突設された短尺部材34と、この短尺部材34の先端から水平斜め内向きに固着延出させた長尺部材35とから構成しても良いし、図13に示すように、取付け部材12a,12bに一部材から成る腕木部材11a,11bを直接水平斜め内向きに固着延出させても良い。
又、図1で明らかなように、ラック内の左右横方向に隣接する荷収納区画1の間に位置する隔壁フレーム2には、その両側の荷収納区画1内に設けられる荷支持装置3の互いに左右逆位置に位置する支持部材7a,7bが取り付けられることになる。即ち、図2、図9、図11及び図13に示す実施形態では、隣接する荷収納区画1の間に位置する隔壁フレーム2の前後両支柱部材4a,4bに、左右両側の荷収納区画1内に設けられる荷支持装置3の互いに左右逆位置に位置する支持部材7a,7bの取付け部材12a,12bが左右両側から取り付けられているが、図11及び図13に示すように、支持部材7a,7bを腕木部材11a,11bのみから構成するときは、共通の支柱部材4a,4bに取り付けられる左右2つの腕木部材11a,11bを一体化することができる。
即ち、図14〜図17に示すように、前後両支柱部材4a,4bの内側で隔壁フレーム2を左右横方向に貫通する左右方向棒状部材36の長さ方向中央位置に支柱部材4a,4bへの取付け部37又は38を設け、左右方向棒状部材36の内、取付け部37又は38から一側方に延出する領域を、隔壁フレーム2の一側方に位置する荷収納区画1内の荷支持装置3における当該隔壁フレーム2に隣接する側の支持部材7a又は7bの腕木部材11a又は11bとし、取付け部37又は38から他側方に延出する領域を、隔壁フレーム2の他側方に位置する荷収納区画1内の荷支持装置3における当該隔壁フレーム2に隣接する側の支持部材7b又は7aの腕木部材11b又は11aとすることができる。
図14及び図15に示す実施形態の取付け部37は、支柱部材4a又は4bを挟むように左右方向棒状部材36から突設された左右一対の挟持板39a,39bと、当該挟持板39a,39bと左右方向棒状部材36とに三側辺が固着された補強板40とから構成され、この補強板40から突出する左右一対の挟持板39a,39b間に支柱部材4a又は4bが嵌合する状態で、両挟持板39a,39bを支柱部材4a又は4bの左右両側壁にボルトやビスその他の適当な止め具41により取り付けるものである。又、図16及び図17に示す実施形態の取付け部38は、支柱部材4a又は4bの内側に突出する左右一対の帯状板部間に嵌合可能な幅の、上下方向に配置した角パイプ材42を、左右方向棒状部材36に固着すると共に、当該角パイプ材42と左右方向棒状部材36との間の左右両側の入隅部に嵌合固着した補強板43a,43bとから構成され、角パイプ材42の補強板43a,43bから突出する部分を支柱部材4a又は4bの内側に突出する左右一対の帯状板部間に嵌合させた状態で、両者を左右横方向に貫通するボルトナット44により固定するように構成されている。
A図は荷保管用ラックの一部分を示す横断平面図、B図は同一部分の正面図である。 A図は1つの荷収納区画内に設けられた荷支持装置を示す平面図、B図はA図のA部拡大図である。 荷支持装置の正面図である。 図3のX−X線断面図である。 免震ユニットを示す縦断正面図である。 免震ユニットを示す分解縦断正面図である。 免震ユニットにおける可動体(荷支持台)を示す底面図である。 免震ユニットを示す分解横断平面図である。 第二の実施形態における荷支持装置の片側を示す平面図である。 図9の側面図である。 第三の実施形態における荷支持装置の片側を示す平面図である。 図11の側面図である。 図11に示す第三の実施形態の変形例を示す一部分の平面図である。 第四の実施形態を示す一部分の平面図である。 図14の支持部材を示す斜視図である。 図14に示す第四の実施形態の変形例を示す一部分の平面図である。 図16の支持部材を示す斜視図である。
符号の説明
1 荷収納区画
2 隔壁フレーム
3 荷支持装置
4a,4b 支柱部材
5,6 連結部材
7a,7b 支持部材
8 免震ユニット
9 荷支持台(全体)
10 前後方向棒状部材
11a,11b 腕木部材
12a,12b 取付け部材
16 支持柱体
17 可動体(荷支持台)
18 可動体の環状周壁
19 付勢部材
21,22 支持柱体の小径段部
23 リング状緩衝材
25 押え板
25a 支持柱体の円形平滑上面
28 スライドプレート
28a 可動体の下側円形滑動面
30 環状凹溝
31 渦巻きバネ(付勢部材)
32 荷支持台(免震ユニットの可動体)
34 短尺部材
35 長尺部材
36 左右方向棒状部材
37,38 取付け部
39a,39b 挟持板
40,43a,43b 補強板
42 角パイプ材

Claims (5)

  1. ラックの荷収納区画において荷を支持する荷支持台と、荷収納区画の左右両側の隔壁フレームから突設されて前記荷支持台を支持する支持部材と、この支持部材と前記荷支持台との間に介装された免震手段とから成る荷支持装置において、前記免震手段は、荷収納区画に収納される荷の四隅を支持できる位置に配置されて前記支持部材に支持された4つの免震ユニットから成り、各免震ユニットは、前記支持部材から立設された支持柱体と、この支持柱体に水平全方位に滑動自在に支持される可動体と、前記支持柱体を取り囲むように前記可動体に設けられている環状周壁と前記支持柱体との間に介装されて前記可動体をその滑動範囲内のほぼ中央位置に付勢保持する付勢部材とから構成され、前記4つの免震ユニットの各別に滑動自在な4つの可動体が前記荷支持台を兼用するように構成され、前記支柱本体は、前記支持部材上に下側からボルト止めされるもので、その下端には小径段部が設けられ、前記可動体の環状周壁の内周面には、前記小径段部より高い位置でバネ受け用の環状凹溝が設けられ、前記付勢部材は、無負荷状態で平らになり且つ無負荷状態での外径が前記環状凹溝の直径より大きい渦巻きバネから成り、この渦巻きバネの内周部が前記支柱本体の下端小径段部に外嵌すると共に当該渦巻きバネの外周部が前記環状凹溝に嵌合することにより、この渦巻きバネにより前記可動体が引き下げられて前記支持柱体の上端に圧接するように構成されている、荷保管用ラックの荷支持装置。
  2. 前記支持部材は、荷収納区画の左右両側の隔壁フレームそれぞれの前後両端の支柱部材に取り付けられた4つの腕木部材と、前後対を成す前記腕木部材間に架設された荷出し入れ前後方向に長い左右一対の前後方向棒状部材とから構成され、この左右一対の前後方向棒状部材の前後2個所に前記免震ユニットが配設されている、請求項1に記載の荷保管用ラックの荷支持装置。
  3. 前記腕木部材は、その高さが前記前後方向棒状部材の高さより高い縦長断面形状のものであって、前記前後方向棒状部材は、その上面が前記腕木部材の上面に対して低くなるように前後一対の腕木部材間に架設されている、請求項2に記載の荷保管用ラックの荷支持装置。
  4. 前記支持部材は、荷収納区画の左右両側の隔壁フレームそれぞれの前後両端の支柱部材に取り付けられた4つの腕木部材から構成され、各腕木部材の先端部上に前記免震ユニットが支持され、前後対を成す腕木部材は互いに連結されていない、請求項1に記載の荷保管用ラックの荷支持装置。
  5. 前記腕木部材の内、隣接する荷収納区画の間の隔壁フレームを挟むように共通の支柱部材に取り付けられて互いに隣接する荷収納区画の支持部材を構成する2つの腕木部材は、前記隔壁フレームを左右横方向に貫通する共通の左右方向棒状部材で構成され、この左右方向棒状部材に前記共通の支柱部材への取付け部が設けられている、請求項2〜4の何れか1項に記載の荷保管用ラックの荷支持装置。
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