JP5947538B2 - 耐震性収納ラック又は収納枠体及びそのクッション体並びにそれらの製造方法 - Google Patents
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Description
物流センターなどにおいては限られたスペースに物品を保管しておくために、収納ラックを設置して物品を収納したり、また、例えばネステナー(登録商標)、重量ラックのような収納枠体を積み重ねて物品を収納したりしているが、地震などが起こると、収納ラックや収納枠体の上を滑って物品が落下したり、破損したりすることが起ることがある。
上記パレット6を保持する部位7にはクッション体10が分散状態に配置されていて、上記パレット6を支持している。
これらのクッション体10は、主枠材3や補助枠材4などの枠材の上部区帯12に添うような上面13と、この上面13の両側から下方向に延びて枠材の両側部区帯14に添うような両側面15を備えている。
図示する主枠材3の前端部に嵌め合わされたクッション体10においては、枠材の側部区帯14の形状に添うように一方の側面15の一部が肉厚部16となっており、枠体より一層外れ難くなっている。
図5に示す上記主枠材3の前端部に嵌め合わされたクッション体10の変形例においては、その前面上端部に上方に伸びる段部17が形成されており、保持する部位7にパレット6を載せたときに、パレット6が前方に移動して上記の保持する部位7から一層外れ難くしている。
更に、上記各クッション体10はボルトとナットなどの固定具によって枠材に固定するようにして取り付けておくこともできる。
上記ケーブル40は、例えば、図13に示すような導線41を絶縁体42で覆い、これの何本かを不燃性の介在物43を介在させてシース44で包んだものであって、SVケーブルは、上記絶縁体42がビニール(塩化ビニール)で形成され、シース44もビニール(塩化ビニール)で形成されている。上記SVケーブル再生品は、この絶縁体42とシース44のビニール(塩化ビニール)樹脂を再生したものである。
上記可塑剤としては、上記した再生品に応じた公知のものを適宜に使用することができる。
上記パレット6の上に多数の物品5を載せるような場合など、荷崩れを起こし易い場合には、物品をシュリンクフイルムなどによってラップしておくと好ましいことが多い。
このクッション体22には、同じく嵌合部11があって、上記した図2〜4に示すようなクッション体とほぼ同様に、物品を保持する部位7の枠材24の上部区帯25に添うような上面26と、この上面26の両側から下方向に延びて枠材の両側部区帯27に添うような両側面28を備えており、更に、上記上面26には上方に突出する突起29を分散状態に設けたものである。
この収納枠体21は、図9に示すように積み重ねることが出来るようになっていて、上記枠材23によって形成されるスペース30に物品5を載せたパレット6を収納して支持している。
上記した収納枠体21、38は、例えば、ネステナー(登録商標)と名称されていて一般的に使用されているものである。
このクッション体31は、厚いシート体32があって、その上面33には上方に突出する突起34を分散状態に設けたものであり、これを収納ラック1又は収納枠体21、38の物品を保持する部位7の上に位置させて、面状に覆うようにする。
このクッション体31の上に物品5を載せたパレット6を置くと、地震などの振動から物品を守ることができる。
また、同様に収納ラック1が設けられた床面に配置したり、収納ラック1又は収納枠体21、38が配置されていない床面に置いて使用することもできる。
2 支柱
3、4 枠材
5 物品
6 パレット
7 パレットを保持する部位
10、22、31 クッション体
11 クッション体の嵌合部
13、26 クッション体の上面
15、28 クッション体の側面
17 クッション体の段部
19 クッション体の底面
21、38 収納枠体
20、29、34 突起
30 スペース
32 シート体
Claims (9)
- 物品を載置したパレットを保持する多段状の収納ラック又は積重ね可能な収納枠体を有し、該収納ラック又は収納枠体の上記パレットを保持する部位に振動を吸収するクッション体を分散状又は面状に配置し、このクッション体は、ビニール絶縁ビニールシースケーブルの樹脂の再生品(SVケーブル再生品)を30〜60重量部と、架橋ポリエチレン絶縁ビニールシースケーブルの樹脂の再生品(CVケーブル再生品)を20〜50重量部と、可塑剤を10〜30重量部含み、このSVケーブル再生品、CVケーブル再生品及び可塑剤の含有量がSVケーブル再生品、CVケーブル再生品、可塑剤の順序で少なくなっているものである収納ラック又は収納枠体。
- 上記収納ラック又は収納枠体の上記パレットを保持する部位が縦方向及び/または横方向に延びる枠材によって形成されており、上記クッション体が上記枠材に嵌め合せできるような嵌合部を有し、このクッション体の複数個を上記パレットを保持する部位の枠材に分散状態に嵌め合せた請求項1に記載の収納ラック又は収納枠体。
- 上記クッション体の上面には、上方に突出する複数の突起が分散状態に設けられている請求項1又は2に記載の収納ラック又は収納枠体。
- 上記クッション体は、収納ラック又は収納枠体における上記パレットを保持する部位に面状に配置されるような厚いシート状に形成され、その上面には上方に突出する複数の突起が分散状態に設けられている請求項1に記載の収納ラック又は収納枠体。
- 物品を載置したパレットを保持する多段状の収納ラック又は積重ね可能な収納枠体における上記パレットを保持する部位に分散状に配置されるもので、上記パレットを保持する部分に位置する枠材に嵌め合わせができるように、枠材の上部区帯に添う上面と、該上面の両側から下方に伸びて枠材の両側部区帯に添う両側面とを備え、上記上面には上方に突出する複数の突起を形成しており、このクッション体がビニール絶縁ビニールシースケーブルの樹脂の再生品(SVケーブル再生品)を30〜60重量部と、架橋ポリエチレン絶縁ビニールシースケーブルの樹脂の再生品(CVケーブル再生品)を20〜50重量部と、可塑剤を10〜30重量部含むもので形成され、上記SVケーブル再生品、CVケーブル再生品及び可塑剤の含有量がSVケーブル再生品、CVケーブル再生品、可塑剤の順序で少なくなっているものである収納ラック又は収納枠体用のクッション体。
- 上記クッション体は、上記枠材の上部区帯に添う上面と、該上面の両側から下方に伸びて枠材の両側部区帯に添う両側面と、更に両側面の下方から枠材の底部区帯の一部に添うように内方に張出す底面を備えている請求項5に記載の収納ラック又は収納枠体用のクッション体。
- 商品を載置したパレットを載置する多段状の収納ラック又は積重ね可能な収納枠体における上記パレットを載置する部分に面状に配置されるもので、上記パレットを載置する部位に位置する枠材の上に載る底面と、商品を載置したパレットが載る上面を備え、上記上面には上方に突出する複数の突起を分散状態に形成しており、このクッション体がビニール絶縁ビニールシースケーブルの樹脂の再生品(SVケーブル再生品)を30〜60重量部と、架橋ポリエチレン絶縁ビニールシースケーブルの樹脂の再生品(CVケーブル再生品)を20〜50重量部と、可塑剤を10〜30重量部含むもので形成され、上記SVケーブル再生品、CVケーブル再生品及び可塑剤の含有量が、SVケーブル再生品、CVケーブル再生品、可塑剤の順序で少なくなっているものである収納ラック又は収納枠体用のクッション体。
- 物品を載置したパレットを保持する多段状の収納ラック又は積重ね可能な収納枠体を有し、該収納ラック又は収納枠体の上記パレットを保持する部位に振動を吸収するクッション体を分散状又は面状に配置し、このクッション体は、ビニール絶縁ビニールシースケーブルの樹脂の再生品(SVケーブル再生品)を30〜60重量部と、架橋ポリエチレン絶縁ビニールシースケーブルの樹脂の再生品(CVケーブル再生品)を20〜50重量部と、可塑剤を10〜30重量部を含んでなり、このSVケーブル再生品、CVケーブル再生品及び可塑剤の含有量がSVケーブル再生品、CVケーブル再生品、可塑剤の順序で少なくなるように形成する収納ラック又は収納枠体の製造方法。
- 物品を載置したパレットを保持する多段状の収納ラック又は積重ね可能な収納枠体における上記パレットを保持する部位に分散状に配置するように形成され、上記パレットを保持する部分に位置する枠材に嵌め合わせができるように、枠材の上部区帯に添う上面と、該上面の両側から下方に伸びて枠材の両側部区帯に添う両側面とを設け、上記上面には上方に突出する複数の突起を形成し、このクッション体がビニール絶縁ビニールシースケーブルの樹脂の再生品(SVケーブル再生品)を30〜60重量部と、架橋ポリエチレン絶縁ビニールシースケーブルの樹脂の再生品(CVケーブル再生品)を20〜50重量部と、可塑剤を10〜30重量部含んでなり、上記SVケーブル再生品、CVケーブル再生品及び可塑剤の含有量がSVケーブル再生品、CVケーブル再生品、可塑剤の順序で少なくなるように形成する収納ラック又は収納枠体用のクッション体の製造方法。
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