JPH11208830A - 自動倉庫のラック - Google Patents

自動倉庫のラック

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JPH11208830A
JPH11208830A JP818198A JP818198A JPH11208830A JP H11208830 A JPH11208830 A JP H11208830A JP 818198 A JP818198 A JP 818198A JP 818198 A JP818198 A JP 818198A JP H11208830 A JPH11208830 A JP H11208830A
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JP
Japan
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articles
article
face
rack
slip
Prior art date
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Pending
Application number
JP818198A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Tamaoki
満 玉置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Publication of JPH11208830A publication Critical patent/JPH11208830A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の落下防止措置を施しても、収納効率の
低下を抑えることができる自動倉庫のラックを提供する
ことである。 【解決手段】 前後左右に立設される支柱2と、前後の
支柱2間に取り付けられる棚部材7とを備えた自動倉庫
のラック1において、棚部材7の物品Wの載置面と略同
じ高さとなる滑り防止面10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前後左右に立設さ
れる支柱と、前後の支柱間に取り付けられる棚部材とを
備えた自動倉庫のラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、前後一組の支柱2
と、それぞれの支柱2間に取り付けられた複数の棚部材
21を1つのユニットとし、そのユニットを縦方向や横
方向に複数連結して構成したラック20と、このラック
20の前方を走行及び昇降し、ラックの各間口に対して
物品を出し入れするスライドフォーク9を備えたスタッ
カークレーンとからなる自動倉庫が知られている。この
ような自動倉庫には、対向する左右の棚部材21上に載
置される物品Wが地震等によって落下しないように、棚
部材21の前後両端に物品載置面から上方に突出するス
トッパー23が設けられる場合がある。この自動倉庫で
は、地震などによって、物品Wが移動しても、前後両端
のストッパー23によって物品Wが移動しないようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、上方に突
出するストッパーを棚部材に設け、ストッパーに物品を
当接させることで物品の落下を防止させるようにした自
動倉庫にあっては、物品を出し入れする際に物品を棚部
材から浮かせるだけでなく、ストッパーが棚部材から突
出する高さ分だけ、物品をさらに高く上昇させなければ
ならず、その分各間口高さを高くする必要があり、ラッ
ク全体を高くする必要があった。言い換えると、ラック
の高さに制限がある場合、ストッパーを設けると、ラッ
クの収納効率が低下するという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目して成されたものである。その課題は、
物品の落下防止措置を施しても、収納効率の低下を抑え
ることができる自動倉庫のラックを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1に記載の発明においては、棚部材の物品の
載置面に、載置面と略同じ高さとなる物品の滑り防止面
を設けることとした。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、対向する左右の棚部材上に載置され
た物品がスライドフォークを備えたスタッカークレーン
により出し入れされるラックであって、滑り防止面が、
載置面のスライドフォークの昇降空間側に設けられるこ
ととした。又、請求項3に記載の発明では、請求項1又
は請求項2に記載の発明において、滑り防止面が、滑り
止め防止処理がその表面に施されたテープを貼付するこ
とにより形成されることとした。
【0007】従って、請求項1に記載の発明では、物品
の底面に接触する滑り防止面により物品の移動が抑止さ
れる。又、滑り防止面を物品の載置面と略同じ高さとす
ることで、物品を載置面からわずかに上昇させるだけで
出し入れ可能となっている。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明の作用に加えて、スライドフォークによる物品
の載置位置が、左右方向にずれた場合でも、滑り防止面
が物品の底面に確実に当接する。又、請求項3に記載の
発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に
加えて、表面に滑り止め防止処理が施されたテープを貼
付することにより、滑り防止面を形成することができ
る。
【0009】
【実施の形態】本発明の自動倉庫のラックの実施の形態
を図面を参照しながら説明する。ラック1は、前後左右
に立設される支柱2と、前後の支柱2間に取り付けられ
る棚部材7とを備えており、前後一組の支柱2と複数の
棚部材7を1つのユニットとし、そのユニットを縦方向
や横方向に複数連結することで構成される。そして、対
向する左右の棚部材7上に物品Wが載置され、物品Wを
スライドフォーク9を備えたスタッカークレーンにより
出し入れするようになっている。
【0010】棚部材7は前後の支柱2間に取り付けられ
る部材で、物品Wがその上面に載置され、支柱2の左側
又は右側に突出する部分と、支柱2に取り付けられる部
分とからなっている。対向する左右の棚部材7間は、ス
ライドフォーク9の昇降空間Sになっており、棚部材7
の昇降空間S側の縁部には、薄いテープ12が貼られ、
物品Wの滑り防止面10が形成されている。テープ12
は、摩擦係数が高く、いわゆる表面に滑り止め防止処理
が施されたテープであり、棚部材7に容易に貼付するこ
とができる。このように、テープ12を貼付した場合
は、従来のストッパーを設ける場合に比べて、ストッパ
ーを形成するための加工が不要となり、棚部材7の加工
が簡単になる。又、テープ12表面の滑り止め防止処理
は、用途にもよるが、中規模程度の地震で物品Wが容易
に移動しない程度に摩擦係数が高ければ良く、素材その
ものの摩擦係数を高くしても、表面に凹凸加工を施して
も良く、その両方でも良い。
【0011】本発明のラック1は、物品Wの滑り防止面
10と物品Wの底面との摩擦力により、物品Wの移動そ
のものを抑止するものであり、滑り防止面10から物品
Wの底面を少しでも離せば、物品Wが移動可能となる。
そして、滑り防止面10を物品Wの載置面と略同じ高さ
にしているため、載置面より少しだけ余分に、スライド
フォーク9で物品Wを持ち上げれば、物品Wの出し入れ
が可能となる。このため、従来のようにストッパーに干
渉しない位置まで、物品Wを高く持ち上げる必要がな
く、ラック1の各間口高さを、物品Wの落下防止措置を
何ら施していないラックに比してもほとんど高くする必
要がないため、ラック1全体をコンパクトとすることが
できる。
【0012】又、本実施の形態のように棚部材7の縁部
にテープ12を貼付することは、スライドフォーク9に
より載置される物品Wが、所定位置から左右にずれて載
置された場合でも、物品Wが滑り防止面10から外れる
ことがないため好ましい。この他、収納する物品Wの大
きさが多少変化しても、物品Wの大きさに合わせて滑り
防止面10の位置を変える必要がない。
【0013】なお、この発明は以下のようにして具体化
しても良い。本実施の形態では、滑り止め防止処理がそ
の表面に施されたテープ12を貼付することにより、滑
り防止面を形成したが、摩擦係数の高い塗料を塗布して
も良く、棚部材7に用いられている素材の表面を粗くす
るようにしても良い。又、滑り防止面を、棚部材7のス
ライドフォーク9の昇降空間S側の縁部だけでなく、載
置面のより広い範囲に増やすことで、物品Wの底面との
接触面積を増やすようにしても良い。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0015】請求項1に記載の発明によれば、滑り防止
面を設け、物品の底面と滑り防止面との摩擦力により、
物品の移動を抑止することができる。又、滑り防止面を
物品の載置面と略同じ高さとしているため、物品を載置
面からわずかに上昇させるだけで、物品の出し入れがで
きる。このため、ラックの間口高さが高くなるのを抑え
ることができ、物品の落下防止措置を施しても、収納効
率の低下を抑えることができる。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、スライドフォークにより
載置される物品が、所定位置より左右方向にずれて載置
された場合でも、物品が滑り防止面から外れることがな
く、より確実に物品の移動を防ぐことができる。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、表面に滑り
止め防止処理が施されたテープを貼付することにより、
滑り防止面を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動倉庫のラックの要部正面図であ
る。
【図2】本発明の自動倉庫のラックの要部平面図であ
る。
【図3】従来の自動倉庫のラックの要部正面図である。
【符号の説明】
1 ラック 2 支柱 7 棚部材 10 滑り防止面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後左右に立設される支柱と、前後の支
    柱間に取り付けられる棚部材とを備えた自動倉庫のラッ
    クにおいて、棚部材の物品の載置面に、載置面と略同じ
    高さとなる物品の滑り防止面を設けることを特徴とする
    自動倉庫のラック。
  2. 【請求項2】 対向する左右の棚部材上に載置された物
    品がスライドフォークを備えたスタッカークレーンによ
    り出し入れされるラックであって、滑り防止面が、載置
    面のスライドフォークの昇降空間側に設けられることを
    特徴とする請求項1に記載の自動倉庫のラック。
  3. 【請求項3】 滑り防止面が、表面に滑り止め防止処理
    が施されたテープを棚部材の物品載置面に貼付すること
    により形成されることを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の自動倉庫のラック。
JP818198A 1998-01-20 1998-01-20 自動倉庫のラック Pending JPH11208830A (ja)

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